JP2004254623A - 釣竿 - Google Patents

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JP2004254623A
JP2004254623A JP2003050205A JP2003050205A JP2004254623A JP 2004254623 A JP2004254623 A JP 2004254623A JP 2003050205 A JP2003050205 A JP 2003050205A JP 2003050205 A JP2003050205 A JP 2003050205A JP 2004254623 A JP2004254623 A JP 2004254623A
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Japan
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rubber
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butt
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Masayoshi Nakao
雅好 中尾
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】竿尻ゴムに回転機能を備えると共に尻栓の脱落が防止された釣竿を提供することである。
【解決手段】元竿1の後端部1aの内周に雌ネジ1bが形成され、雌ネジ1bには尻栓2が螺合され、尻栓2は竿尻リング2aの前側に筒部2bが、筒部2b外周に雄ネジ部2cが形成され、竿尻リング2aの後側には段部で小径の周溝2dとフランジ部2eが形成されて中心に筒部2fと孔部2gが形成されている。
尻栓2の後端部には硬質リング状部材4と竿尻ゴム5が取り付けられる。
硬質リング状部材4は金属材や合成樹脂等で形成され、形状は、内周4a形状が略楕円形で短軸径αは前記フランジ部2e外径未満で長軸径βは前記フランジ部2e外径より大きく、竿尻ゴム5の外殻部5aの前端部に接着又は一体成形により固定されている。
竿尻ゴム5は断面C字形の外殻部5aの中心内側に筒状の突起5bが形成されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、元竿端部に着脱自在に装着した尻栓に取り付ける竿尻ゴムの取付構造を改善した釣竿の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来元竿端部には尻栓が螺合によって着脱自在に装着され、この尻栓には竿尻ゴムが取り付けられている。
従来尻栓に竿尻ゴムを取り付ける時は、尻栓の後端に鍔部が設けられるように周溝が形成され、竿尻ゴムの前端に周溝に嵌まる中心方向に向けて突出する鍔部を設けて尻栓の後端鍔部に竿尻ゴムの前端鍔部を係止していた。
前記のように尻栓の後端鍔部に竿尻ゴムの前端鍔部を係止すると、両者の摩擦係合力が強いと、竿尻ゴムを釣り人の衣服の腹部に当てて釣竿操作が行われている間に元竿端部と尻栓の螺合が緩み、尻栓が元竿から離脱してしまう欠点があった。
尻栓に対して竿尻ゴムが回動自在の構造が知られている。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】実公平3−10853号公報
【0004】
特許文献1には、キャップを後端に固定した尻栓本体を元竿の後端に、その後端とキャップとの間に弾性部材等からなるスペ−サを介在して固定すると共に、キャップの外向きフランジの外周を回転代を有して覆う程度の尻ゴム端部を設けた尻ゴムと回転板とを一体化しキャップ後端に、該キャップとの間に回転代を有して回転軸により回転自在に取付けてなる釣竿の尻栓が示されている。
【0005】
前記特許文献1では、キャップの外向きフランジの外周を回転代を有して覆う尻ゴムと回転板とを一体化し、回転軸により回転自在に取付けている。
しかし、構造が複雑で形状が大きくなり、コスト、重量面で難がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、尻栓の後端鍔部に竿尻ゴムの前端鍔部を係止する構造では、元竿端部と尻栓の螺合が緩み、尻栓が元竿から離脱してしまう欠点があり、特許文献1のようにキャップの外向きフランジの外周を回転代を有して覆う尻ゴムと回転板とを一体化し、回転軸により回転自在に取付けると、構造が複雑で形状が大きくなり、コスト、重量面で難がある。
ことである。
【0007】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、竿尻ゴムに回転機能を備えると共に尻栓の脱落が防止された釣竿を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、
請求項1に係わる本発明は、元竿端部に螺合により着脱自在に装着される尻栓を備えた釣竿において、前記尻栓は元竿端部に装着される後端部に竿尻ゴムを嵌合するフランジ部を有する竿尻リングと竿尻ゴム前端部に硬質リング状部材を連接させた竿尻ゴムとを備え、前記硬質リング状部材の内周形状は略楕円形で短軸径は前記フランジ部外径未満で長軸径は前記フランジ部外径より大きい事を要旨とするものである。
請求項2に係わる本発明は、竿尻ゴム中央部の突起が竿尻リング中央部の孔部に遊嵌で挿入されていることを要旨とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明においては、構造が簡単で、尻栓2のフランジ部2e外径に対して硬質リング状部材4の内周4aは、フランジ部2e外径未満の短軸径αとフランジ部2e外径より大きい長軸径β及び竿尻ゴム5の外殻部5aと中央部の突起5bの弾性変形を利用して係止しているので、係止し易いと共に脱落し難い。
竿尻ゴム5は中央部の突起5bで尻栓2の孔部2gに支持されているので、竿尻ゴム5が大きくズレることがないので、脱落し難い。
尻栓2の竿尻リング2a後側とフランジ部2eの前側の間に、竿尻ゴム5の外殻部5aの前端部に接着固定された硬質リング状部材4が配置されると、釣り人の衣服の腹部に当てられる竿尻ゴム5の外殻部5aはソフトで、外殻部5aの周囲は硬質リング状部材4で変形が抑えられてめくれ難く、外れ難い。
竿尻リング2a後側に接触する部分が硬質リング状部材4なので滑り抵抗が小さく、竿尻ゴム5の回転がスム−ズになる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明を実施例で図面に基づき説明すると、図1は釣竿の側面図、図2は尻栓の一部断面側面図、図3は尻栓の分解説明図で(a)は竿尻ゴムの断面側面図で(b)は硬質リング状部材の平面図で(c)は竿尻リングの断面側面図、図4は尻栓の竿尻リングに硬質リング状部材付竿尻ゴムが取り付けられる工程説明断面側面図である。
【0011】
釣竿は、元竿1の前側に順次中竿10、11、12が振り出し式に継合され、中竿12の前側に穂先竿13が振り出し式に継合されている。
穂先竿13先端にトップガイド14が固定されている。
元竿1にはリ−ル装着部15と釣糸導入部16が設けられている。
元竿1の後端部1aの内周に雌ネジ1bが形成されている。
元竿1の後端部1aの雌ネジ1bには尻栓2が螺合され、元竿1の後端部1aと尻栓2の竿尻リング2aの間にOリング3が挟み込まれている。
尻栓2の後端部には硬質リング状部材4と竿尻ゴム5が取り付けられる。
【0012】
尻栓2は竿尻リング2aの前側に筒部2bが一体に形成されて筒部2b外周に雄ネジ部2cが形成されている。
竿尻リング2aの後側には段部で小径の周溝2dとフランジ部2eが形成されて中心に筒部2fが一体に形成されている。
筒部2fには孔部2gが形成され、筒部2fは尻栓2の前側まで突出されている。
【0013】
硬質リング状部材4はアルミ、ステンレス、真鍮、チタン等の金属材やABS樹脂、ポリオキシメチレン(ポリアセタール樹脂)、ナイロン樹脂、繊維強化樹脂(FRP)、ポリカ−ボネィト(PC)樹脂等で形成されている。
硬質リング状部材4の形状は、内周4a形状が略楕円形で短軸径αは前記フランジ部2e外径未満で長軸径βは前記フランジ部2e外径より大きく、厚さは0.1〜0.5mmで好ましくは0.3mmである。
図3(b)で2点鎖線の円γはフランジ部2eの外径である。
竿尻ゴム5は断面C字形の外殻部5aの中心内側に筒状の突起5bが形成されている。
突起5bは尻栓2の孔部2gに遊嵌されている。
外殻部5aの前端部には硬質リング状部材4が接着又は一体成形により固定されている。
【0014】
硬質リング状部材4が連接された竿尻ゴム5が尻栓2のフランジ部2eに係止される時は図4のように、竿尻ゴム5の突起5bが竿尻リング2aの孔部2gの中に挿入され、竿尻ゴム5が傾けられて硬質リング状部材4の内周4aの短軸径αの一側がフランジ部2eの前側の周溝2dの中に当てられて長軸径βでフランジ部2eの外径が乗り越えられる。
この時フランジ部2eに当たった外殻部5aの内側はゴム材なので圧縮変形して硬質リング状部材4の内周4aがフランジ部2e外周を乗り越えることができる。 図4で重なっている突起5bと孔部2gの部分はゴム材の変形で挿通することができる。
前記係止工程を逆にたどれば離脱することができる。
【0015】
前記のように尻栓2のフランジ部2e外径に対して硬質リング状部材4の内周4aは、フランジ部2e外径未満の短軸径αとフランジ部2e外径より大きい長軸径β及び竿尻ゴム5の外殻部5aと中央部の突起5bの弾性変形を利用して係止している。
竿尻ゴム5は中央部の突起5bで尻栓2の孔部2gに支持されているので、大きくズレることがない。
尻栓2の竿尻リング2a後側とフランジ部2eの前側の間に、竿尻ゴム5の外殻部5aの前端部に接着又は一体成形により固定された硬質リング状部材4が配置されると、釣り人の衣服の腹部に当てられる竿尻ゴム5の外殻部5aはソフトで、外殻部5aの周囲は硬質リング状部材4で変形が抑えられている。
竿尻リング2a後側に接触する部分が硬質リング状部材4なので滑り抵抗が小さくなる。
【0016】
前記のように釣竿が構成されると、構造が簡単で、尻栓2のフランジ部2e外径に対して硬質リング状部材4の内周4aは、フランジ部2e外径未満の短軸径αとフランジ部2e外径より大きい長軸径β及び竿尻ゴム5の外殻部5aと中央部の突起5bの弾性変形を利用して係止しているので、係止し易いと共に脱落し難い。
竿尻ゴム5は中央部の突起5bで尻栓2の孔部2gに支持されているので、竿尻ゴム5が大きくズレることがないので、脱落し難い。
尻栓2の竿尻リング2a後側とフランジ部2eの前側の間に、竿尻ゴム5の外殻部5aの前端部に接着又は一体成形により固定された硬質リング状部材4が配置されると、釣り人の衣服の腹部に当てられる竿尻ゴム5の外殻部5aはソフトで、外殻部5aの周囲は硬質リング状部材4で変形が抑えられてめくれ難く、外れ難い。
竿尻リング2a後側に接触する部分が硬質リング状部材4なので滑り抵抗が小さく、竿尻ゴム5の回転がスム−ズになる。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】
請求項1により、構造が簡単で、尻栓のフランジ部外径に対して硬質リング状部材の内周は、フランジ部外径未満の短軸径とフランジ部外径より大きい長軸径及び竿尻ゴムの外殻部と中央部の突起の弾性変形を利用して係止しているので、係止し易いと共に脱落し難い。
尻栓の竿尻リング後側とフランジ部の前側の間に、竿尻ゴムの外殻部の前端部に接着又は一体成形により固定された硬質リング状部材が配置されると、釣り人の衣服の腹部に当てられる竿尻ゴムの外殻部はソフトで、外殻部の周囲は硬質リング状部材で変形が抑えられてめくれ難く、外れ難い。
竿尻リング後側に接触する部分が硬質リング状部材なので滑り抵抗が小さく、竿尻ゴムの回転がスム−ズになる。
請求項2により、竿尻ゴムは中央部の突起で尻栓の孔部に支持されているので、竿尻ゴムが大きくズレることがなく、脱落し難い。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣竿の側面図である。
【図2】尻栓の一部断面側面図である。
【図3】尻栓の分解説明図で(a)は竿尻ゴムの断面側面図で(b)は硬質リング状部材の平面図で(c)は竿尻リングの断面側面図である。
【図4】尻栓の竿尻リングに硬質リング状部材付竿尻ゴムが取り付けられる工程説明断面側面図である。
【符号の説明】
1 元竿
2 尻栓
2a 竿尻リング
2e フランジ部
2g 孔部
4 硬質リング状部材
4a 内周
5 竿尻ゴム5
5b 中央部の突起
α 短軸径
β 長軸径

Claims (2)

  1. 元竿端部に螺合により着脱自在に装着される尻栓を備えた釣竿において、前記尻栓は元竿端部に装着される後端部に竿尻ゴムを嵌合するフランジ部を有する竿尻リングと竿尻ゴム前端部に硬質リング状部材を連接させた竿尻ゴムとを備え、前記硬質リング状部材の内周形状は略楕円形で短軸径は前記フランジ部外径未満で長軸径は前記フランジ部外径より大きい事を特徴とする釣竿。
  2. 竿尻ゴム中央部の突起が竿尻リング中央部の孔部に遊嵌で挿入されている事を特徴とする請求項1記載の釣竿。
JP2003050205A 2003-02-27 2003-02-27 釣竿 Pending JP2004254623A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030510A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Shimano Inc 釣り竿の尻栓取付構造

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