JP2011030128A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】高精度なキャリブレーションが実行可能な画像処理装置を提供すること。
【解決手段】キャリブレーション対象である自装置のエンジン特性を取得するエンジン特性取得部61と、取得したエンジン特性と許容値とを比較し、比較した結果、エンジン特性が許容値よりも大きい場合、階調表現処理方法を変更する階調処理生成部62と、変更後の階調表現処理方法について濃度調整を行う濃度調整部63と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高精度なキャリブレーションが実行可能な画像処理装置に関する。
従来、プリンタ、スキャナ等の複数の機能を搭載した複合機(MFP:Multi Function Product)等では、経時変化等による画質の低下を抑えるためにキャリブレーションを行っている。例えば、複合機が、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の各色について濃度別に分割されたチャートを出力し、出力されたチャートをスキャナから読み取り、読み取ったエンジン特性値から規定値との差を検出し、その差を補正するものである。
具体的に、ネットワークに接続されている複写機が、同じくネットワークに接続されているプリンタのキャリブレーションを実行する技術が、特開第2000−253252号公報(特許文献1)に開示されている。また、少ないハード規模で画像形成装置の状態を判定し、異常検出時に異常用のキャリブレーションを実施することでサービスマンによる保守が必要な場合でも装置の使用不能な期間を短縮する技術が特開第2005−319652号公報(特許文献2)に開示されている。
しかしながら、前記特許文献1の技術によれば、階調表現の特性は変更しないため各装置で最適なキャリブレーションを実行できるとはかぎらない、という問題があった。また、前記特許文献2の技術によれば、異常時の処理に特化しており、通常状態におけるキャリブレーションを高精度化に実行することについては考慮されていない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置のエンジン特性にあわせて、高精度なキャリブレーションが実行可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、自装置のエンジン特性を取得するエンジン特性取得手段と、取得したエンジン特性と許容値とを比較し、比較した結果、エンジン特性が許容値よりも大きい場合、階調表現処理方法を変更する階調処理生成手段と、変更後の階調表現処理方法について濃度調整を行う濃度調整手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、画像処理装置における画像処理方法であって、エンジン特性取得手段が、自装置のエンジン特性を取得するエンジン特性取得工程と、階調処理生成手段が、取得したエンジン特性と許容値とを比較し、比較した結果、エンジン特性が許容値よりも大きい場合、階調表現処理方法を変更する階調処理生成工程と、濃度調整手段が、変更後の階調表現処理方法について濃度調整を行う濃度調整工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、キャリブレーション実行時に装置のエンジン特性を取得し、エンジン特性に基づいて最適な階調表現処理を生成し、生成した階調表現処理について濃度調整を行うことによって、高精度なキャリブレーションを実行することができる、という効果を奏する。
図1は、画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、キャリブレーションの処理を示すフローチャートである。 図3は、CMYKごとの網点面積率のパターンチャートを示す図である。 図4は、対応表1の構成例を示す図である。 図5は、CMYKごとの濃度別に分割されたチャートを示す図である。 図6は、対応表2の構成例を示す図である。 図7は、ディザパターンの線数を変更する場合の処理を示すフローチャートである。 図8は、低線数と高線数のディザパターンを示す図である。 図9は、ディザパターンの角度を変更する場合の処理を示すフローチャートである。 図10は、ディザパターンの角度を示す図である。 図11は、ディザパターンの成長特性を変更する場合の処理を示すフローチャートである。 図12は、ディザパターンの成長特性を示す図である。 図13は、ディザパターンのサイズを変更する場合の処理を示すフローチャートである。 図14は、ディザパターンのサイズを示す図である。 図15は、複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態にかかる画像処理装置の構成例を示す図である。画像処理装置1は、制御部2と、プリンタ部3と、スキャナ部4と、インターフェース部5と、キャリブレーション部6と、を備える。画像処理装置1は、プリンタやスキャナ等を備えた複合機(MFP:Multi Function Product)である。制御部2は、画像処理装置1全体の動作を制御する。プリンタ部3は、プリンタ機能についての制御を行う。一般的なプリンタ機能と同等のものである。スキャナ部4は、スキャナ機能についての制御を行う。一般的なスキャナ機能と同等のものである。インターフェース部5は、外部装置と接続する場合に、エンジン特性等の情報の送受信を行う。
キャリブレーション部6は、エンジン特性に応じて、階調表現処理を変更する。キャリブレーション部6は、エンジン特性取得部61と、階調処理生成部62と、濃度調整部63と、を備える。エンジン特性取得部61は、キャリブレーションに必要な装置のエンジン特性を取得する。階調処理生成部62は、取得したエンジン特性に基づいて、最適な階調表現処理方法を生成する。具体的には、ディザパターン等の特長を変更する。濃度調整部63は、生成した階調表現処理方法について濃度調整を行う。
つづいて、画像処理装置1におけるキャリブレーション動作についてフローチャートに基づいて詳細に説明する。図2は、キャリブレーションの処理を示すフローチャートである。まず、画像処理装置1では、ユーザからキャリブレーションの指示を受け付けると(ステップS1)、制御部2の制御によって、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の各色について、プリンタ部3から粒状度測定のディザパターンでチャートを出力する。
図3は、チャートの構成例を示す図である。チャートは、CMYKごとにハイライト付近からミドルレンジ付近までの網点面積率を6.25%単位で、0〜68.25%までの2値の固定パターンチャートを使用する。画像処理装置1は、出力したチャートをスキャナ部4で読み取り、キャリブレーション部6のエンジン特性取得部61において、エンジン特性を取得する(ステップS2)。具体的には、読み取ったチャートに基づいて、粒状度の計算を行う。エンジン特性取得部61は、粒状度の計算値をエンジン特性として階調処理生成部62へ通知する。
階調処理生成部62は、取得した粒状度の計算値(エンジン特性)と粒状度の許容値とを比較する(ステップS3)。比較した結果、計算値(エンジン特性)が許容値よりも大きい場合(ステップS3:Yes)、階調処理生成部62は、エンジン特性値に基づいて、階調表現処理方法を変更する(ステップS4)。ここでは、ドットが付きにくい特性であったとして、階調表現処理方法としてディザパターンの線数を低くする変更を行う。このとき、ディザパターンの角度や成長特性、サイズについては従来と同様とする。ディザパターンの角度等を変更する場合については後述する。
階調処理生成部62は、変更後の線数が低いCMYK毎のディザパターンを生成する。このとき、階調処理生成部62は、生成したディザパターンを保持し、また、生成したCMYK毎にディザパターンの閾値と網点面積率との関係を示す対応表1を作成する。図4は、対応表1の構成例を示す図である。各色について、ディザパターンの閾値と網点面積率との関係を1対1で示すものである。
つぎに、濃度調整部63において、変更後の(線数を低くした)ディザパターンの濃度調整を行う(ステップS5)。具体的には、変更後のディザパターンについて図5に示すチャートを作成する。図5は、CMYKごとに作成した濃度のチャートを示す図である。各色について0〜255レベルの濃度において平均17分割されたものである。濃度調整部63は、作成したチャートを用いてキャリブレーションを実行し、紙白を除いた16点から濃度を測定し、生成したCMYK毎のディザパターンでの現時点(濃度調整前)における閾値の網点面積率と実際の読み取った濃度との対応表2を作成する。図6は、対応表2の構成例を示す図である。各色について、網点面積率と実際に読み取った濃度との関係を1対1で示すものである。
濃度調整部63は、対応表2を用いて、実際の読み取り濃度と網点面積率との関係から、狙いの濃度における「狙いの網点面積率」を求める。つぎに、対応表1を用いて、網点面積率とディザパターンの閾値との関係から、「狙いの網点面積率」における「狙いのディザパターンの閾値」を求める。このとき、対応表1において、「狙いの網点面積率」に対応する「狙いのディザパターンの閾値」が無い場合が考えられる。この場合、濃度調整部63は、対応表1において、「狙いの網点面積率」に対応する「狙いのディザパターンの閾値」を追加する補間処理を行う。これにより、ディザパターンの閾値を決定することができる。
なお、ステップS3において、比較した結果、計算値(エンジン特性)が許容値以下の場合(ステップS3:No)、階調表現処理方法を変更せずに、濃度調整を行う(ステップS5)。この場合、濃度調整部63は、通常のキャリブレーションと同程度の濃度調整のみを行う。
従来では、階調表現処理方法がキャリブレーションの前後で変更されないためエンジン特性に沿った階調処理がされず、画質に悪影響を及ぼすことがあった。また、装置の設計時点で想定していたエンジン特性の範囲を超えた場合に、通常のキャリブレーション処理単体だけの閉じた対策ができなかった。本実施の形態では、画像処理装置1がエンジン特性に合わせてディザパターンを変更し、変更後のディザパターンで濃度調整を行う。これにより、最適な階調表現処理方法に変更し、狙いの濃度にあわせることができるため、高精度なキャリブレーションを実行することができる。
なお、ディザパターンを変更する場合として、線数の他に角度等もあるが、変更する種別については、一例として、以下の優先順位とする。
1.線数:粒状度の悪化原因として、エンジンの1ドット再現性が主原因のため、最上位とする。
2.角度:線数ほどではないが、同様に1ドット再現性に影響があるため2番目とする。
3.成長特性:ハイライトやミドルなど塊ドットが形成されるまで、および、形成されてからのドット再現性に影響があるため3番目とする。
4.サイズ:モアレの軽減が主目的のため最下位とする。
また、線数や角度などのディザパターンの特性を変更する場合、一例として、以下のような排他関係となる。
線数と成長特性:成長特性として分散型とする場合は、線数の概念が無くなる場合があるため。
角度と成長特性:成長特性として分散型とする場合は、角度の概念が無くなる場合があるため。
つぎに、ディザパターンのそれぞれの種別を変更する場合について説明する。まず、線数を変更する場合について説明する。図7は、ディザパターンの線数を変更する場合の処理を示すフローチャートである。階調処理生成部62では、ステップS3においてエンジン特性と許容値とを比較した結果、エンジン特性の方が大きく、ドットの付着性を改善する必要があると判断した場合(ステップS11:Yes)、線数を低くするように変更したディザパターンを適用する(ステップS12)。エンジン特性が許容値以下であって、ドットの付着性を改善する必要がないと判断した場合(ステップS11:No)、ディザパターンの線数を変更しない(ステップS13)。このようにディザパターンを変更することで、エンジン特性にあったキャリブレーションを実施することができる。
ディザパターンの線数とは、スクリーン線数のことであり、LPI(Line Per Inch)と呼ばれ、網点の目の細かさを示して図8のような概略になる。図8は、低線数と高線数のディザパターンを示す図である。それぞれの特性は以下の通りである。
低線数:ベースとなる部分が大きいため、線数が低くなるほど集中を構成するベース部分>>1ドットとなり、1ドット再現性が悪いエンジンでも安定して出力される。
高線数:ベースとなる部分が小さいため、線数が高くなるほど集中を構成するベース部分≒1ドットとなり、1ドット再現性が良いエンジンでは解像性が上がる。
環境やエンジン特性により1ドットの再現性が変わり、より低線数の方が、特にハイライト付近でドットが付きやすくなる。
つぎに、角度を変更する場合について説明する。図9は、ディザパターンの角度を変更する場合の処理を示すフローチャートである。階調処理生成部62では、ステップS3においてエンジン特性と許容値とを比較した結果、エンジン特性の方が大きく、ディザパターンの干渉縞であるモアレの発生を改善する必要があると判断した場合(ステップS21:Yes)、角度を変更したディザパターンを適用する(ステップS22)。エンジン特性が許容値以下であって、モアレを改善する必要がないと判断した場合(ステップS21:No)、ディザパターンの角度を変更しない(ステップS23)。このようにディザパターンを変更することで、エンジン特性にあったキャリブレーションを実施することができる。
ディザパターンの角度とは、ディザパターンが成長していく過程での角度のことであり、CMYKのプレーン毎に角度をつけて干渉をさけるために使用される。図10は、ディザパターンの角度を示す図である。例えば、ある中間調濃度の場合、図10に示すようなディザパターンであれば、角度は45度となる。
つぎに、成長特性を変更する場合について説明する。図11は、ディザパターンの成長特性を変更する場合の処理を示すフローチャートである。階調処理生成部62では、ステップS3においてエンジン特性と許容値とを比較した結果、エンジン特性の方が大きく、ドットの再現性やモアレの発生を改善する必要があると判断した場合(ステップS31:Yes)、成長特性を変更したディザパターンを適用する(ステップS32)。エンジン特性が許容値以下であって、ドットの再現性やモアレの発生を改善する必要がないと判断した場合(ステップS31:No)、ディザパターンの成長特性を変更しない(ステップS33)。このようにディザパターンを変更することで、エンジン特性にあったキャリブレーションを実施することができる。
図12は、ディザパターンの成長特性を示す図である。成長特性とは、ある中間調レベルでは図12のようなパターンを形成しながら成長していく過程の特性のことであり、ドットが集中している集中型や、ドットが分散している分散型がある。
つぎに、サイズを変更する場合について説明する。図13は、ディザパターンのサイズを変更する場合の処理を示すフローチャートである。階調処理生成部62では、ステップS3においてエンジン特性と許容値とを比較した結果、エンジン特性の方が大きく、階調数や解像性を改善する必要があると判断した場合(ステップS41:Yes)、サイズを変更したディザパターンを適用する(ステップS42)。エンジン特性が許容値以下であって、階調数や解像性を改善する必要がないと判断した場合(ステップS41:No)、ディザパターンのサイズを変更しない(ステップS43)。このようにディザパターンを変更することで、エンジン特性にあったキャリブレーションを実施することができる。
ディザパターンのサイズとは、ディザ閾値マトリックスのサイズのことであり、サイズが大きいほど階調数が増え、サイズが小さいほど解像性が上がる。図14は、ディザパターンのサイズを示す図である。図14のような閾値を持ったディザパターンであれば、4×4のディザサイズとなる。
階調処理生成部62では、上記の順番で処理を行うことで、優先順位に従ったディザパターンの変更を行うことができる。
なお、画像処理装置1がネットワークに接続している場合、階調表現処理方法を生成した際の情報(ディザパターンの情報)をネットワーク側で保持することとしてもよい。例えば、ネットワークに複数の画像処理装置1が接続されている場合、ネットワークに保持されている情報を共通に利用できれば、各画像処理装置1におけるメモリの使用量を抑えることができる。また、各画像処理装置1で使用する情報をネットワーク側で保持することにより、容易に更新を行うことができる。この場合、画像処理装置1では、インターフェース部5を経由して、ネットワーク側と情報の送受信を行う。
なお、本実施の形態では、本発明の画像処理装置を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
例えば、プリンタで上記キャリブレーションを実行する場合、図2におけるフローチャートでは、プロコン(プロセスコントロール)時等にキャリブレーションの指示を受け付けた場合(ステップS1)、プリンタは、プリンタ内部の感光体上にパッチを形成する。そして、形成した感光体を、センサを使用して読み取り、エンジン特性取得部61において、エンジン特性を取得する。以降の処理について、前述の説明と同様である。
以上説明したように、本実施の形態では、画像処理装置が、装置のエンジン特性を取得し、エンジン特性と許容値とを比較した結果、エンジン特性の方が大きい場合は、階調表現処理方法を変更し、変更後の階調表現処理方法について濃度調整を行うこととした。これにより、装置の状態に応じて最適な階調表現処理方法にできるため、従来と比較して高精度なキャリブレーションを実行することができる。
図15は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、複合機全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、複合機の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部20はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、本実施の形態の画像処理装置で実行される画像処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態の画像処理装置で実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態の画像処理装置で実行される画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の画像処理装置で実行される画像処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態の画像処理装置で実行される画像処理プログラムは、上述した各部(エンジン特性取得部61、階調処理生成部62、濃度調整部63)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、エンジン特性取得部61、階調処理生成部62、濃度調整部63が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置は、画像を出力する装置に有用であり、特に、高精度なキャリブレーションを実行する場合に適している。
1 画像処理装置
2 制御部
3 プリンタ部
4 スキャナ部
5 インターフェース部
6 キャリブレーション部
61 エンジン特性取得部
62 階調処理生成部
63 濃度調整部
特開2000−253252号公報 特開2005−319652号公報

Claims (13)

  1. 自装置のエンジン特性を取得するエンジン特性取得手段と、
    取得したエンジン特性と許容値とを比較し、比較した結果、エンジン特性が許容値よりも大きい場合、階調表現処理方法を変更する階調処理生成手段と、
    変更後の階調表現処理方法について濃度調整を行う濃度調整手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記階調処理生成手段は、階調表現処理方法を変更する場合、変更前よりも低い線数に変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記階調処理生成手段は、階調表現処理方法を変更する場合、変更前と異なる角度に変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記階調処理生成手段は、階調表現処理方法を変更する場合、変更前と異なるドット成長特性に変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記階調処理生成手段は、階調表現処理方法を変更する場合、変更前よりも大きなサイズに変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. さらに、
    ネットワークと接続するためのインターフェース手段、
    を備え、
    ネットワーク側において変更後の階調表現処理方法の情報を保持することが可能な場合に、
    前記階調処理生成手段は、前記インターフェース手段を経由して、階調表現処理方法を変更した場合の情報をネットワーク側へ送信し、また、階調表現処理方法を変更する場合に必要な情報をネットワーク側から読み出す、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. エンジン特性取得手段、階調処理生成手段および濃度調整手段を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記エンジン特性取得手段が、自装置のエンジン特性を取得するエンジン特性取得工程と、
    前記階調処理生成手段が、取得したエンジン特性と許容値とを比較し、比較した結果、エンジン特性が許容値よりも大きい場合に階調表現処理方法を変更する階調処理生成工程と、
    前記濃度調整手段が、変更後の階調表現処理方法について濃度調整を行う濃度調整工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 前記階調処理生成工程では、階調表現処理方法を変更する処理として、変更前よりも低い線数に変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記階調処理生成工程では、階調表現処理方法を変更する処理として、変更前と異なる角度に変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  10. 前記階調処理生成工程では、階調表現処理方法を変更する処理として、変更前と異なるドット成長特性に変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  11. 前記階調処理生成工程では、階調表現処理方法を変更する処理として、変更前よりも大きなサイズに変更したディザパターンを生成する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  12. さらに、前記画像処理装置がネットワークと接続するためのインターフェース手段を備えることとし、
    ネットワーク側において変更後の階調表現処理方法の情報を保持することが可能な場合に、
    前記階調処理生成工程では、前記インターフェース手段を経由して、階調表現処理方法を変更した場合の情報をネットワーク側へ送信し、また、階調表現処理方法を変更する場合に必要な情報をネットワーク側から読み出す、
    ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1つに記載の画像処理方法。
  13. 請求項7〜12のいずれか1つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラム。
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