JP6232775B2 - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、電子画像データに基づくデジタル印刷装置に関する。
大量印刷を前提とした、電子写真方式やインクジェット方式などのデジタル印刷装置では、数百枚、数千枚といった連続出力における出力色の安定性が求められる。特に、数ページ毎に、若干のコンテンツが差し替えられた程度の同種原稿が反復されるようなユースケースや、複数拠点で分散印刷されるようなユースケースでは再現色の安定管理が重要となる。
その一方で、本格的な商用印刷とは異なり、これらのデジタル印刷機が利用される動作環境は、必ずしも厳密に管理されるようなものではない場合も多々ある。また、多様な原稿種の混合印刷による負荷変動も大きく、トナーやインキの供給量やマシンコンディションも刻々と変化する。
このため、出力色をある程度厳密に安定管理する場合には、たびたび機械を停止して、キャリブレーションを行なうことが必要となる。しかし、このようなキャリブレーション動作が度々行なわれると、損紙の発生や、ジョブの停止、作業工数の増大につながる問題を生じる。
そこで、特許文献1などでは、電子写真方式の印刷装置からの出力画像の色をインラインで測色し、測色値と予め保持した基準色との差分が最小となるよう階調補正曲線(TRC)を補正するフィードバック制御を施していた。
しかし、上記したような制御方法の場合、主走査方向の印写性能にバラツキの少ない装置や、副走査方向に対する緩やかな再現色変動に対しては効果があるものの、現像剤やトナーの偏りや帯電ムラにより主走査方向の濃度バラツキが生じる場合や、ページ間隔に近い周期を持つ周期変動と測色点の周期の干渉がある場合には、出力画像からのサンプル点に印刷場所による一定の変動偏りが生じるために、十分に対応できない問題があった。
例えば、主走査方向の位置によって、徐々に濃度が濃くなるドリフト傾向を持つ部位と、徐々に濃度が薄くなるドリフト傾向をもつ部位が混在するような場合、特許文献1に開示されているような主走査方向に一様なフィードバック制御を施すことで、却って部位による色むらが強調される問題を生じる。
また、特許文献2や特許文献3は、カラープロファイルを用いて印刷出力した色を、再び測色した色差からフィードバックしている。しかし、これらの方法は、オフラインでカラープロファイルを再構築するものであって、印刷しながら制御するリアルタイムのフィードバック補正には適さない問題がある。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたもので、
本発明の目的は、主走査方向に分割されたセグメントごとに階調を補正することにより、主走査方向の濃度変動を抑制した画像形成装置、画像形成方法および画像形成システムを提供することにある。
本発明は、ユーザから印刷要求された画像データの入力階調値を階調補正曲線に基づいて出力階調値に補正する階調補正手段と、前記補正された出力階調値に基づいて所定媒体上に画像を形成する画像形成手段と、前記所定媒体上に出力された所定画像の測色値と、前記画像データに基づいて生成された目標色とを用いて、前記画像形成手段の用紙送りの副走査方向に直交する主走査方向を複数のセグメントに分割したセグメント毎に前記階調補正曲線の補正量を決定する決定手段と、を備え、前記決定手段は、前記測色値と前記目標色とに基づく所定の評価関数を最小化する前記補正量を前記セグメント毎に決定し、前記階調補正手段は、前記セグメント毎の階調補正曲線を前記決定されたセグメント毎の補正量に応じて補正する、ことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、主走査方向に分割されたセグメントごとに階調を補正しているので、主走査方向の濃度変動が抑制され、再現色が適正に補正される。
本発明の実施例の画像形成システムの構成を示す。 本発明の画像形成装置の構成を示す。 レーザプリンタの構成を示す。 濃度分布の特徴的傾向を示す。 測色領域を抽出する処理フローチャートを示す。 測色領域とセグメントの関係を示す。 式(6)の重み付けの例を示す。 TRC補正量算出の処理フローチャートを示す。 補正前後のTRCを示す。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例の画像形成システムの構成を示す。画像形成システムは、ユーザPC1、ネットワーク2、サーバ7、画像形成装置8により構成されている。本実施例の画像形成装置8は、ネットワーク2を介して入力される原稿データを展開し処理する画像処理部3、印刷そのものを実行する電子写真方式のプリンタエンジン4、プリンタエンジンの制御を行うエンジン制御部9、および、プリンタエンジン4からの出力画像6を出力前にインラインで検査する画像検査部5で構成される。
ここで、画像処理部3は、プリンタエンジン4とは別体のPC上のソフトウエアと拡張ボードで構成され、図示していないが独立したユーザインタフェースも備えている。また、画像検査部5は、RGBラインセンサと紙送り機構で構成された面で画像を測色することが可能なスキャナで構成される。
また、ネットワーク上には、画像形成装置8に対して画像データと印刷要求を送信する1台以上のユーザPC1と、画像処理部3が必要とする色変換に必要な情報を蓄積するためのサーバ7が接続され、これにより画像形成システムが構成されている。
通常、ユーザPC1から印刷要求される原稿データは、RGBあるいはCMYKでカラー指定されたビットマップや、テキスト、図形の描画命令を含んだ複雑なデータフォーマットで画像処理部3に送られる。画像処理部3は、描画命令の展開と色処理を含む様々な画像処理を施した後、プリンタエンジン4で出力可能な信号に変換し、最終的にプリンタエンジン4が用紙上に画像を形成する。
図2は、本発明の画像形成装置の構成を示す。図2では、説明が煩雑になるのを避けるため、描画命令やテキストの展開に関する画像処理を省略している。また、ユーザ原稿は、RGBあるいはCMYKの特定の印刷デバイス特性(例えばJapanColor2001Coated)を想定した画像データとして説明する。
図2に示す原稿色Lab変換10、LabCMYK変換11、CMYKLab変換13、スキャナ色Lab変換15、18、Labスキャナ色変換14は、それぞれの色空間変換のために、カラープロファイルと呼ばれる基礎データを必要とする(このようなカラープロファイルとしては、ICC(InternationalColor3Consortium)の定めるICCプロファイルが広く知られている)。
これらのカラープロファイルの内、原稿色Lab変換10に必要なカラープロファイルは、原稿データに添付されているか、デフォルトとして用意されているものが使用される。また、スキャナ色Lab変換15、18とLabスキャナ色変換14に必要なカラープロファイルは、画像処理部3および画像検査部5内に予め固定的に設定されている。
これに対して、LabCMYK変換11、CMYKLab変換13に必要なカラープロファイルは、プリンタエンジン4に設定される用紙によって、色再現特性が異なるために、印刷作業の開始に先立って選択された適切なカラープロファイル(以後、用紙プロファイルと呼ぶ)を、サーバ7からダウンロードして設定する。このユーザによる用紙プロファイルの選択は、ユーザPC1あるいは、画像処理部3のユーザインタフェース(図示せず)を介して行われる。
このような、カラープロファイルの設定のもとで、RGB、CMYKなどで記述されたユーザ原稿は、まず原稿色Lab変換10により、デバイスに依存しない表色値であるLab値(図2ではdocLab)に変換される。LabCMYK変換11は、docLabをプリンタエンジン4の基本色CMYKの各色8ビットのデジタル値に変換する。ユーザ階調変換12は、デフォルトではこのCMYK値を変更せずにそのまま出力する(図2ではprnCMYK)。
これらの色変換は、ベクトルデータやフォント展開と同時に処理され、結果として出力されるCMYKデータは、ビットマップデータとして出力される。このようにしてCMYK値のビットマップとして展開された画像データは印刷原稿単位で、一旦記憶装置(ディスク)22に保持される。この記憶装置22に保持されたCMYKの画像データは、後述する測色領域検出にも利用される。
画像形成部23は、このCMYKのビットマップ画像データに基づいて、指定された用紙上に画像を形成する。階調補正部16は、C,M,Y,Kの色毎に、n個(後述の例ではn=16)の階調再現補正(TRC:Tone Reproduction Correction)を備え、これらを用いてCMYKそれぞれの値を補正する。通常、階調再現補正は、関数またはLUTで実装される。以下の実施例では、特にLUTによる実装を例として示すが、実装形態は必ずしも本質ではなく、ソフトウエア上は、代表値と補間による関数などで実装される場合もある。以下では階調再現補正を、単にTRCまたは、階調補正曲線と記すことにする。
ここでは例えば、主走査方向の画素位置がxで、画素値がcのシアンのデータに対しては、シアン用のTRCをf(n,c)、c=0,1,2,..,255、主走査方向の画素数を16で割った切り捨て値をNw、n=[x/Nw+0.5],s=[x/Nw+0.5]−nとして、
Figure 0006232775
とする。ただし、上記で記号[x]は、xを超えない最小の整数を表すガウス記号である。その他M,Y,Kの各色に対しても同様である。
もちろん、上記線形補間以外にも、多項式補間やスプライン補間など滑らかな補間方法を使用しても良い。
階調処理部17は、C,M,Y,Kの色毎に8bitで送られてくるカラー値を、プリンタエンジン4が1ドットで表現可能な階調数に、面積階調法や誤差拡散法などを用いて変換する。プリンタエンジン4は、階調処理部17で階調数が変換されたCMYK信号に基づいて、用紙上に出力画像6を形成する。
一方で、画像形成部23に入力されるCMYK値(prnCMYK)は、CMYKLab変換13により、再びLab値(図2ではprnLab)に戻される。このCMYKLab変換13は、前述の画像形成部23によって、出力される出力画像6の再現色をLab値としてシミュレートするモデルとなっている。
基本的には、このシミュレートされたLab値(prn−Lab)と、画像検査部5でスキャンされた出力画像6の計測値(mesCol)を、スキャナLab変換18によりLab値化した測色値(mesLab)を用いて、TRC補正量決定部19により、階調補正部16に設定されているTRCの補正が行われる。
画像検査部5に設けられているスキャナとしては、一般的なRGBスキャナより分光測色相当の計測が可能なマルチバンドスキャナが理想的ではあるが、実装上の都合やコストの問題から、画像検査部5の測色可能な色域が、プリンタエンジン4の色域全体を網羅できない場合には、Labスキャナ色変換14およびスキャナLab変換15を通じてprnLabをさらに画像検査部5の色域に圧縮する必要が生じる。図2では、これらCMYKLab変換13、Labスキャナ変換14、スキャナLab変換15で、再現色モデル部21を構成している。
これにより、再現色モデル部21でシミュレートされた印刷色prnLabは、画像検査部5で計測されるべき目標色targetLabへ変換(生成)される。
TRC補正量決定部19では、目標色であるtargetLabと、実際に画像検査部5側から得られた計測値mesLab、階調補正部16への入力値であるprnCMYK、およびエンジン制御部9からのエンジン情報に基づいて、TRCの補正量(δc,δm,δy,δk)を、セグメント毎に決定する(詳細は後述)。
図3(a)は、プリンタエンジン4の例であるレーザプリンタの構成を示す。最初に現像ユニット60kの構成と動作から説明する。感光体ドラム50kは、図3の矢印Aの方向に回転する。この回転位置は、感光体ドラム50kの端部に設けられた回転検出器57で検出される。この感光体ドラム50k対し、まず帯電器52が、クリーニングローラ51で清掃された感光体ドラム50kの表面に一様な電荷を付与する。次いで、レーザユニット53から照射されるレーザビーム55が、露光制御装置10の信号に従って、明滅しながら感光体ドラム50の表面を走査することで、感光体ドラム50上に静電潜像を形成する。
このときのレーザビーム55の走査方向が主走査方向、感光体ドラム50kの回転方向Aが副走査方向となる。形成された静電潜像は現像ローラ54により供給される逆の電位に帯電させたブラック(K)トナーによって現像されてトナー像となる。現像されたトナー像は、中間転写ベルト61に転写される。
現像ユニット60c、60m、60yの構成も同様であり、それぞれ、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナー像を形成し、逐次、中間転写ベルト61上に重ねて転写する。
転写ローラ58は、中間転写ベルト61上に重ねられたC,M,Y,Kのトナー像を、用紙搬送パス59上を右側から搬送されてくる用紙の上に一括転写する。定着器56は用紙上のトナー像を加熱圧着することで、これを紙面上に定着させる。
濃度変動発生のメカニズムは現像ユニットによらないので、以下の説明では、特に現像ユニット60kを例として説明する。前述の一連のプロセスにおける各感光体ドラム50kは、通常、厳密な管理によって位置決めされているが、それでも部品の管理精度内のばらつきにより、ドラム回転軸66とドラムの中心軸65に、図3(b)に示すような微小な偏心を生じる(図3(b)では、説明上、誇張して図示している)。
感光体ドラム50kに前述のような偏心があると、現像ローラ54との間の現像ギャップ(図示せず)に周期変動が生じる。これが、出力画像の周期的濃度変動の大きな要因の一つとなる。
図3(b)の例では、特にドラム左端の回転軸交点67aと右端の回転軸交点67bが、ドラム中心軸65に対して、反対側にあるため、印刷結果としての画像上の濃度変動は、画像の(主走査方向に関する)両端で逆位相となる。
多くの場合は、感光体ドラム50kは、ドラム回転軸66に対して同じ方向に偏心し、画像両端での濃度変動は同位相になることが多いが、これほど極端ではなくとも、画像両端の濃度変動の位相が異なる場合がある。
さらに、より微細な偏心モードとしては、図3(c)に示すように、感光体ドラム50kがドラム中心軸65に対して微少に湾曲している曲げモードがある。この場合には、各回転位置での主走査方向(ドラム中心軸65方向)の現像ギャップの分布が線形ではなくなるので、主走査方向に高次の濃度むらが生じることになる。
また、偏心でなくとも、感光体ドラム50kの回転軸と現像ローラ54の回転軸も完全に平行に調整できるわけではなく、このため、現像ギャップには主走査方向に微小な隙間勾配を生じる場合もある。
このような現像ギャップ勾配によって生じる主走査方向の濃度勾配の場合は、レーザビームの露光強度分布を主走査方向に調整することで、特定濃度域の勾配(例えばベタ濃度)については解消することができる。しかし、この場合でも、レーザビームで露光されるスポットの電位の深さや直径も変わるため、現像される1点1点のドットの太り、所謂ドットゲインが変化することになり、結果として主走査方向の階調特性の変化の仕方にもばらつきが生じることになる。
図4(a)は、主走査方向の濃度分布の特徴的傾向をグラフで示す。横軸は主走査方向位置、縦軸はCMYK何れか(例えば、シアン)の濃度である。ただし、説明の都合上、濃度分布の振幅は誇張して表現している。実線は印刷初期の濃度分布例であり、破線は数10ページの印刷における濃度分布変化である。この例では、初期に現像器内トナー濃度の偏りのために、生じていた矢印A、B部付近の大きな濃度分布が、印刷を続けるに従って緩やかに緩和されてきた場合に生じる変化である。特に、矢印A部では濃度は緩やかに減少し、逆に矢印B部では濃度が緩やかに増加するといった濃度の増減傾向が隣り合った主走査位置で逆になる現象が生じる。この場合、A部の測色に基づいて同じ補正をB部に施すと、B部の誤差は、より増大してしまうことになる。
図4(b)は、副走査方向の濃度分布の特徴的傾向をグラフで示す。横軸は5ページに渡る印刷出力の副走査位置を、1ページ目の書き出しを基準として、実際には印刷されない紙間も含めて一つの座標軸で表したものであり、縦軸は濃度である。
副走査方向の濃度変動の特徴は、破線で示したような数ページ間にまたがる緩やかな濃度のドリフト上に、実線で示したような周期変動と、その上に重畳されたランダムな変動からなる。
このような、数cmから数十cmの周期変動は、しばしば感光体ドラム50や現像ローラ54に同期して生じる。図4(b)は、下向きの三角印で示した濃度変動の周期と、上向きの矢印で示したサンプリングの周期が微妙にずれているために、黒丸印で示した測色値から推定されるドリフト量(一点鎖線)が、実際のドリフト量(破線)よりも過剰に評価されてしまう例になっている。
これらの主走査方向の濃度分布の傾向と、ランダムな変動と数mmオーダーのごく短周期の周期変動を除いて、数cmから数十cmの緩やかな周期変動の影響を回避して、数ページに渡るドリフト(濃度変動)の影響を補正することが、本発明の目的である。
次に、TRC補正量決定部19によるTRC補正量の決定アルゴリズムについて説明する。まず、メインの処理に先立って、印刷対象となる記憶装置に保存されているCMYKビットマップ化されたユーザ原稿の測色領域を抽出する処理フローチャートを図5に示す。
図5のステップ100では、記憶装置22から印刷対象となる原稿データの1ページ分のCMYKビットマップ化された画像データをページバッファに読み込む。
次いで、ステップ101で、画像データから測色対象とする測色領域を抽出する。具体的な抽出方法としては、例えば特許文献1に開示されているような、平坦度の高い変化の緩やかな固定サイズ(例えば400dpiで41×41 画素)の小領域を複数抽出する方法を使用する。
このとき、抽出された測色領域は、画素単位の中心座標(x,y)で記述される。xが主走査方向位置、yが副走査方向(紙送り方向)位置である。特に本実施例では、主走査方向を均等に16のセグメントに分割し、xが属するセグメント番号に従って、(xij,yij)と表記する。ここで、i=1,2,..,16はセグメント番号、j=1,2,...,Niは、セグメント番号iに対応するセグメントに属するセグメント毎のサンプル番号である。もちろん、ここでセグメント数を16としたが、実際には適用対象とする出力装置に合わせて適切な分割数を選択する。
図6は、測色領域とセグメントの関係(xij,yij)を示す。図6には、出力画像6とセグメントおよび測色領域の関係を示す。実施例では、出力画像6の領域を第1セグメントから第16セグメントの16個のセグメントに分割している。図6では、説明の便宜上、セグメント上部にセグメント番号を記載している(セグメント番号は実際に印刷されるわけではない)。また、簡単のために、第7セグメント32と第12セグメント33にのみ、抽出された測色領域を四角枠で例示している。測色領域の中心座標は、セグメント毎に副走査方向の出現順y座標の昇順に番号づけられている。例えば、第7セグメントでは、最初に検出された測色領域35の中心座標34を(x7,1,y7,1)と表記している。
また、ここで想定しているユースケースは、同種原稿が反復されるような印刷での再現色の安定化管理であるので、抽出する測色領域のサンプルは、反復単位となる単一あるいは複数のページにまたがるものである。従って、副走査座標yは反復されるページ数を一纏めとして、第1ページの書き出し位置を原点とする紙間も含めた連続した座標で既述される。なお、「副走査座標yは反復されるページ数を一纏めとして」としているので、この反復単位をtとする。
ステップ102で、印刷サイクルページ分の測色抽出が完了していなければ、ステップ100からの処理を反復し、印刷サイクルページ分の測色抽出が完了していれば処理を終了する。
次に、第iセグメントの測色領域{(xij,yij)}j=1,2,...,Niの測色値に基づいてTRC補正量を決定する方法について説明する。測色領域の測色値からTRC補正量を算出する方法も、特許文献1とほぼ同様の方法による。即ち、測色領域(xij,yij)に対応する図2のprnCMYK値を(cij,mij,yij,kij)、targetLab値を、
Figure 0006232775
離散化された時刻tにおけるmesLab値を、
Figure 0006232775
とするとき、第iセグメントの測色値に対する評価関数Jを、
Figure 0006232775
とし、Jを最小化する
Figure 0006232775
を時刻tにおける第iセグメントのTRC補正量とする。
評価関数(2)式は、TRC補正量
Figure 0006232775
に関する評価関数である。
Figure 0006232775
は、要素数256の1次元配列であり、(2)式の第1項が、mesLab値の補正後の線形近似による予測値とtargetLabの誤差を評価する主要な項、第2項が、曲線としての、
Figure 0006232775
それぞれの曲率を押さえるために追加された項、第3項が、補正量そのものの大きさを押さえるための項である。
ただし、上記の各δの、入力値0,255に対応する値は0とする。また、α,βは、システム全体が安定するように、予め実験に基づいて定める正の定数であり、Dは(c,m,y,k)における色再現モデル部21のなすCMYK→Lab関数のJacobi行列、
Figure 0006232775
である。特に、スキャナ色域が十分で、CMYKLab変換13のカラープロファイルが、ICCプロファイル(ISO15076−1:2005)に規定されているような、CMYK入力Lab出力の多次元LUTで実装されている場合には、実装されている多次元LUTの(cij,mij,yij,kij)に最も近い配列要素で、Jacobi行列Dを代用することが可能である。
このように、主走査方向を複数のセグメントに分割し、セグメント毎にフィードバックを掛けることにより、主走査位置毎の濃度変動の傾向の違いの問題は解消されるが、その反面、セグメントを分割したことにより測色領域の確保が困難なセグメントが生じたり、セグメント毎の配色の偏りにより、セグメント間で極端なTRCの差異が生じ、セグメント境界で疑似輪郭を生じやすくなる問題が発生する。
この問題を軽減するため、最初に全セグメントの測色領域の測色値に基づいて、
Figure 0006232775
により、
Figure 0006232775
を最小化する全体補正量
Figure 0006232775
と置いて基準TRC補正量とし、先の(2)式のJに、この基準TRC補正量からの差を抑制する項を追加した
Figure 0006232775
これにより、測色領域の少ない(あるいは存在しない)セグメントでも、全体的なTRC変動に追随した補正が行なわれるため、TRC補正量が不安定になることが抑制され、また、セグメント間のTRC補正量の極端な乖離が緩和される。
なお、ベージ全体で測色領域が不足する場合は、そもそもTRC補正を行なわないとする不安定回避手段を設けることは容易である。ここで問題になるのは、セグメント間での測色領域でサンプリングされる色分布の格差により、隣接間で補正の方向性に大きな隔たりが起こる場合である。
例えば、第iセグメントには、シアン階調を補正するに十分な測色領域があるものの、第i+1セグメント目には、特定階調の周りの僅かのシアンが使用されていない場合、第iセグメントの第i+1セグメント近傍色が、TRCのセグメント間の補間((1)式)により第i+1セグメント目のシアンの階調誤差に引っ張られて、色むらを生じるような問題が生じる。上記の対策は、このような問題を回避する手段となる。
上記した方式では、測色領域全体による全体補正量を基準TRC補正量として、そこからの差を抑制したが、測色領域が十分にある場合には、測色領域の全体を利用するよりも、ある程度、注目セグメントに近いセグメントに制限した方が、主走査方向のTRC変化の不均一性への追従性が良くなる。
その場合、最初に第iセグメントに対する各セグメントの重みを、wirと重み付けて上式を拡張し、
Figure 0006232775
により、
Figure 0006232775
を決定することで、セグメント間のTRC補正量の極端な乖離が緩和される。
ここで、上記の重みwirについては、図7に一例を示す。図7では、第1、第8、第16セグメントに対応する重み係数wirの分布を分かりやすく実線で示し、その他のセグメントに関する重み分布は破線で示している。従って、例えば、第1セグメントに対しては、左端の実線で示した曲線w1,rを重みとして(6)式で決定される
Figure 0006232775
を基準TRC補正量として、(7)式から第1セグメントのTRC補正量
Figure 0006232775
を決定する。
これにより、第1セグメントのTRC補正量を、ほぼ第1セグメント〜第4 セグメントまでの測色領域で決定できるようになる。他のセグメントに関しても、同様である。
上記(6)(7)式では、(4)(5)式の考え方にならって、セグメント毎に基準TRC補正量を求めてから、セグメント内のTRC補正量を算出する2 段階の処理手順を取っているが、セグメント間の変動傾向に大きな乖離がなければ、(6)式による各セグメントの基準TRC補正量を、そのままそのセグメントのTRC補正量とすることで、計算負荷が軽減される。
図8は、TRC補正量算出の処理フローチャートを示す。まず、ステップ201およびステップ202を各セグメント番号i=1から16までに対して実行する。
ステップ201では、第iセグメントを中心として、第i−sセグメントから第i+sセグメントまでの測色領域数Niの総和が、予め定めた基準値Noを超えるような最小の整数sを0から順に探索する。図示していないが、探索の範囲が全セグメントを超えた場合には、そこで探索を終了する。
ステップ202では、ステップ201で決定したsに基づいて、(6)式の重み係数をステップ202に示した式で決定する。ここでは、簡単に一様な重みを与えている。
次に、求められた重み係数を用いて、ステップ203およびステップ204の処理を各セグメント番号i=1から16に対して実行する。ステップ203では、(6)式から基準TRC補正量を決定し、ステップ204では、基準TRC補正量とセグメント内の測色領域の測色値を用いて、セグメントに対応するTRC補正量を決定する。
図8のフローチャートの説明は、上記(6)式の重み係数wrjのもう一つ別の決定方法の例になっている。図8の例の場合、wrjの取る値は{0,1}のみで、注目セグメントを中心にその近傍セグメントを加えて測色領域の個数が基準値Noに達するに十分な近傍セグメントの範囲を与える。これによって制限される注目セグメントを含めた周辺セグメントの範囲で、各セグメントのTRC補正量を(7)式で決定するための、基準TRC補正量を決定している。
図2との関係では、prnCMYKデータが、印刷原稿単位の画像データであり、このデータに基づいて、TRC補正量決定部19は、測色領域の中心座標(xij,yij)を決定する。基準TRC補正量は(6)式により、測色領域のCMYK値(prnCMYK)、および、目標のLab値(tagetLab)から決定される。
ここで、prnCMYK値とtargetLab値はページデータなので、その測色領域での値を参照するインデックスとして、測色領域の中心値(xij,yij)が使用される。決定された補正量は、対応するセグメント番号(図2では、id)と関連づけられて、階調補正部16に送られる。
Figure 0006232775
最後にステップ205で、セグメント毎に得られたTRC補正量を階調補正部16のTRCに加算してTRC補正を終える。
図9は、シアンの階調補正を例として、補正前後のTRCの関係を示す。図9は、横軸をシアンの入力階調値vc((4)式などでは、測色領域に対応付けてci,jなどで表記される)、縦軸をシアンの出力階調値V’cとして、入出力の対応関係の例を示す。実線31が補正前のシアンの階調補正曲線(TRC)、破線30が補正後のTRCであり、実線31から破線30への変化量δc(vc)が、TRC補正量である。
以上説明したセグメント毎のTRC補正により、図4(a)で説明したような主走査方向の画素位置で濃度変動傾向が異なる場合であっても、それぞれのセグメントに適したTRC補正が施されるため、適正にページ間の濃度変動が補正される。
しかし、上述したような測色領域の評価法のままでは、図4(b)で説明したような副走査方向の周期変動とドリフトが分離されない問題が残される。これを回避するためには、主要な周期変動の位相と測色領域の関係を把握する必要がある。
同じ測色領域がサンプリングされる周期と、機構系で決まる主要な副走査方向の周期変動の位相は、予め図4(b)の紙間を調整することにより、ある程度調整することは可能である。例えば、最大振幅の変動周期が、CMYK全色共通で180mmの場合、同一測色領域のサンプリング周期が270mmとなるよう紙間を調整することにより、サンプリング毎に90°濃度振幅の位相がずれた測色値が得られる。
従って、この場合、数ページ間の測色値のバッファリングを行い、偶数ページ毎の測色値の組み合わせ測色領域の測色値を平均化することにより、測色値に対する最大周期変動の影響が除かれる。あるいは、サンプリング周期が300mmとなるように紙間を調整した場合には、毎サンプリング毎に60°濃度振幅の位相がずれた測色値が得られるので、3の倍数ページ毎の測色値を組み合わせて平均化すればよい。同様に、ある程度の測色枚数の平均化で一つの周期変動を相殺するような調整は用紙間隔の調整との組み合わせで実現される。
以上、説明したように、本発明では、出力画像の測色値に基づいて、目標色からの色差を最小化するようなTRC制御を行うシステムにおいて、主走査方向の印写性能とその変動パターンにばらつきが生じる場合や、副走査方向の変動周期とサンプリング周期が干渉するような場合であっても、良好なフィードバック制御を実現することができ、さらには、印刷ジョブを遂行しながら、カラープロファイルで与えられた目標色を最適に近似しつづける制御を実現することができる。
また、本発明によれば、予め色差評価に適した領域で色差比較を行なうので、画像構造により色差評価値が不安定になる問題が回避される。本発明によれば、セグメントによって、抽出領域の分布する色の範囲の違いから、補正されるTRCが著しく乖離してしまうことによるセグメント間のトーンジャンプの発生が防止される。特に、抽出領域が少ないセグメントがあっても安定した補正が可能となる。
また、本発明によれば、互いに近いセグメントどうしの整合を優先してとることができるため、特に主走査方向に不均一性の高い状況に適したセグメント間の整合をとることができ、また、ユーザの好みによるTRCの微調整も可能となる。
また、本発明によれば、副走査方向の周期変動との干渉を受けずに、緩やかなドリフト変動だけを安定して制御することが可能となる。さらに、本発明によれば、サーバからカラープロファイルを取得することで、印刷媒体によって色再現特性が著しく異なる場合であっても、柔軟に再現色制御を行なうことが可能となる。なお、本発明は、プリンタや複写機・印刷機などの画像出力デバイスのカラーマネジメントに好適である。
1 ユーザPC
2 ネットワーク
3 画像処理部
4 プリンタエンジン
5 画像検査部
6 出力画像
7 サーバ
8 画像形成装置
9 エンジン制御部
10 原稿色Lab変換部
11 LabCMYK変換部
12 ユーザ階調変換部
13 CMYKLab変換部
14 Labスキャナ色変換部
15 スキャナ色Lab変換部
16 階調補正部
17 階調処理部
18 スキャナ色Lab変換部
19 TRC補正量決定部
特開2012−70360号公報 特開2011−10231号公報 特開2000−278547号公報

Claims (7)

  1. ユーザから印刷要求された画像データの入力階調値を階調補正曲線に基づいて出力階調値に補正する階調補正手段と、
    前記補正された出力階調値に基づいて所定媒体上に画像を形成する画像形成手段と、
    前記所定媒体上に出力された所定画像の測色値と、前記画像データに基づいて生成された目標色とを用いて、前記画像形成手段の用紙送りの副走査方向に直交する主走査方向を複数のセグメントに分割したセグメント毎に前記階調補正曲線の補正量を決定する決定手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、前記測色値と前記目標色とに基づく所定の評価関数を最小化する前記補正量を前記セグメント毎に決定し、
    前記階調補正手段は、前記セグメント毎の階調補正曲線を前記決定されたセグメント毎の補正量に応じて補正する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定の評価関数は、前記セグメントに応じて重み付けされていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記所定媒体上に出力された出力画像の測色値を測定する測定手段を備え、前記測定手段は、前記出力画像が複数のセグメントに分割され、分割されたセグメントにおける所定領域を測定領域として測色値を測定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. ユーザによる微調整用のユーザ階調補正手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記セグメント内の複数ページに渡る前記測定領域のサンプル周期を逆位相で組み合わせて平均化することにより、前記画像形成手段の副走査方向に生じる主要な濃度周期変動を相殺することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 画像形成装置における画像形成方法であって、
    ユーザから印刷要求された画像データの入力階調値を階調補正曲線に基づいて出力階調値に補正する階調補正工程と、
    前記補正された出力階調値に基づいて所定媒体上に画像を形成する画像形成工程と、
    前記所定媒体上に出力された所定画像の測色値と、前記画像データに基づいて生成された目標色とを用いて、前記画像形成装置の用紙送りの副走査方向に直交する主走査方向を複数のセグメントに分割したセグメント毎に前記階調補正曲線の補正量を決定する決定工程と、
    を含み、
    前記決定工程は、前記測色値と前記目標色とに基づく所定の評価関数を最小化する前記補正量を前記セグメント毎に決定し、
    前記階調補正工程は、前記セグメント毎の階調補正曲線を前記決定されたセグメント毎の補正量に応じて補正する、
    ことを特徴とする画像形成方法。
  7. ネットワークに接続された請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置とサーバとを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、印刷媒体に応じたカラープロファイルを前記サーバから取得すること特徴とする画像形成システム。
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