JP2011025826A - 電力変換装置およびこれを用いた車両用点灯装置、車両用前照灯及び車両 - Google Patents

電力変換装置およびこれを用いた車両用点灯装置、車両用前照灯及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の入力状態を監視して共通のコイルもしくはスイッチ素子を用いて出力の変更を実現することにより点灯装置の小型化・低コスト化を実現する。
【解決手段】異なるモードで入力されるグランド共通かつ略同電位のDC電源13,21を複数受け、複数の負荷25,26を動作させる電力変換装置において、複数のDC電源13,21の入力状態に応じて、それぞれの負荷25,26を動作させ、かつ少なくとも共通のスイッチ素子SW4もしくはコイルL1を介して複数の負荷25,26へ電力を供給する。第1のDC電源21は車両のすれ違いビームを点灯させるスイッチを介して供給される電源、第2のDC電源13は車両のイグニッションに連動して供給される電源とする。第1の負荷26は車両用の前照灯、第2の負荷25は車両の昼間点灯用のサイン灯とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の略同電位の入力を受けて複数の負荷に電力供給する電力変換装置およびこれを用いた車両用点灯装置、車両用前照灯及び車両に関するものである。
これまでの電力変換装置は単一入力を受けて単一出力するものが主流であった。しかし近年、電源や負荷が多様化し、いろいろなタイミングで入力される複数入力に対して、それに応じて複数出力するものが要求されている。特に車載用の電力変換装置の分野では、各種制御ユニットの統合化が進められ、多入力/多出力化が進んでいる。
複数の光源を有する車両用照明装置を例に、図18に2系統の負荷を制御する電力変換装置を示す。本電力変換装置は、車両用のバッテリBTに直結された電源1と、車両用通信であるCAN通信2を受けて、2系統のLED3(読書灯)とLED4(足元灯)の点灯制御を行うものである。それぞれの入力を入力接続部10で受けて、2系統のLED3、4に対して出力接続部11を介して出力する。本電力変換装置の構成は、バッテリ直結電源1の電圧をLED3、4が必要とする一定電流へ変換するための第1の電力変換部8と第2の電力変換部9およびそれらを制御する制御部7、バッテリ直結電源1を受けて制御部7への電源を出力する制御電源部5、さらにLED3、4の点灯タイミングを通知するCAN通信2を受信するためのトランシーバ6より構成される。制御部7は第1の電力変換部8や第2の電力変換部9より、出力電流値に対応した検出信号を受けて、第1の電力変換部8や第2の電力変換部9へ駆動信号を出力することで、LED3、4を制御している。
図19と図20に第1の電力変換部8や第2の電力変換部9の一例を示す。図19に電力変換部の一例であるフライバック回路の構成を示す。DC電源(+B〜GND間の電圧)をコンデンサC1で受け、コンデンサC1と並列にトランスT1の一次側巻線TP1とスイッチ素子SW1の直列回路を接続する。スイッチ素子SW1の駆動信号が電力変換部に入力される。トランスT1の二次側巻線TS1とダイオードD1とコンデンサC2を直列に接続する。コンデンサC2と並列に負荷と抵抗R1の直列回路を接続可能なように出力部を設ける。抵抗R1により出力電流を検出し、検出信号として出力する。
以下に回路動作を示す。スイッチ素子SW1のONタイミングにてコンデンサC1よりトランスT1の一次側巻線TP1とスイッチ素子SW1へと電流が流れる。2次側のダイオードD1の向きをスイッチ素子SW1のON時に2次側電流が流れない向きに設定しておくことにより、トランスT1へエネルギーを蓄える。スイッチ素子SW1のOFFタイミングにてトランスT1に蓄えられたエネルギーがトランスT1の二次側巻線TS1よりダイオードD1を介してコンデンサC2へ移る。コンデンサC2より抵抗R1を介して負荷へ電力を供給する。出力電流を抵抗R1にて検出し、制御部7によりスイッチ素子SW1の駆動信号のON/OFF時間を調整する。これにより、出力電流を一定に制御することが可能となる。
また、図20に電力変換部の一例であるオートトランスを用いた昇圧回路の構成を示す。DC電源(+B〜GND間の電圧)をコンデンサC3で受け、コンデンサC3と並列にコイルT2の一次側巻線TP2とスイッチ素子SW2の直列回路を接続する。スイッチ素子SW2の駆動信号が電力変換部に入力される。スイッチ素子SW2と並列に、コイルT2の二次側巻線TS2とダイオードD2とコンデンサC4を直列に接続する。コイルT2の一次側巻線TP2と二次側巻線TS2は加極性に巻回し、ダイオードD2は電源から出力側へ電流が流れる方向へ設置する。コンデンサC4と並列に負荷と抵抗R2の直列回路を接続可能なように出力部を設ける。抵抗R2により出力電流を検出し、検出信号として出力する。
以下に、回路動作を示す。スイッチ素子SW2のONタイミングにてコンデンサC3よりコイルT2の一次側巻線TP2とスイッチ素子SW2へと電流が流れ、コイルT2へエネルギーが蓄えられる。スイッチ素子SW2のOFFタイミングにてコイルT2へ蓄えられたエネルギーがコンデンサC3、コイルT2、ダイオードD2を介してコンデンサC4へ移る。コンデンサC4より抵抗R2を介して負荷へ電力を供給する。出力電流を抵抗R2にて検出し、制御部7によりスイッチ素子SW2の駆動信号のON/OFF時間を調整する。これにより出力電流を一定に制御することが可能となる。
図21に、2系統の負荷を制御する異なる構成の電力変換装置を示す。図18と入出力にて異なる点は、入力となるDC電源が、車両のアクセサリ(Acc)に連動したAcc電源12と、車両のイグニッション(IGN)に連動したIGN電源13となっている点である。このため制御電源部5への入力は、Acc電源12、IGN電源13の両方よりダイオードD3とD4を介して入力される。また、電力変換部が抵抗R3とスイッチ素子SW3の直列回路による所定電流回路(IGN電源13から負荷3の順方向降下電圧Vfを減算した電圧値を抵抗R3で除算した電流値となる)と、コイルL1とダイオードD5とスイッチ素子SW4と電流検出抵抗R4と検出部14による定電流回路となっている点である。
上記定電流回路の動作を図22に示す。スイッチ素子SW4がONの時にはAcc電源12よりの電流がコイルL1、LED4、電流検出抵抗R4、スイッチ素子SW4を介して流れ、その電流値が所定電流値Imaxとなると、スイッチ素子SW4をOFFする。スイッチ素子SW4がOFFされると、コイルL1の電流が、LED4、電流検出抵抗R4、ダイオードD5を介して流れ、その電流値が所定電流値Iminとなると、スイッチ素子SW4をONする。この繰り返しにより、定電流制御を実現している。
複数負荷を制御する制御部7は、一般的にCAN通信2やその他の通信に応じてスイッチ素子SW3、SW4を制御して、負荷3および4へ電力を供給するものが多い。
特許文献1(特開2007−126041号公報)や特許文献2(特許第4100400号公報)によれば、単一入力を受けて単一出力する電力変換装置により車両用の前照灯を点灯する装置が開示されている。これらの文献では、DC電源を複数受けて、複数の負荷を点灯させる電力変換装置に関する示唆は無かった。
特開2007−126041号公報 特許第4100400号公報
図18または図21に示した従来例の構成により、複数の負荷3、4を制御する電力変換装置を実現することは可能であったが、各負荷3、4に対して電力変換部8、9もしくは少なくともスイッチ素子が必要となり、点灯装置の小型化・低コスト化が困難であった。また、負荷制御にCAN通信2等の信号が必要であり、これも低コスト化が困難な理由の一つであった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、複数の入力状態を監視して共通のコイルもしくはスイッチ素子を用いて出力の変更を実現することにより点灯装置の小型化・低コスト化を実現することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、異なるモードで入力されるグランド共通かつ略同電位のDC電源13,21を複数受け、複数の負荷25,26を動作させる電力変換装置において、複数のDC電源13,21の入力状態に応じて、それぞれの負荷25,26を動作させ、かつ少なくとも共通のスイッチ素子SW4もしくはコイルL1を介して複数の負荷25,26へ電力を供給することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の電力変換装置において、図11に示すように、第1のDC電源21には、第1の負荷26へ電力を供給するDC/DCコンバータを構成するコイルTP2とスイッチ素子SW2の直列回路が少なくとも接続され、第2のDC電源13の正極と第1のDC電源21の正極の間に第2の負荷25が接続され、前記直列回路を介して第2の負荷25へ電力を供給することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の電力変換装置において、図13に示すように、第1のDC電源21には、第1の負荷26へ電力を供給するDC/DCコンバータを構成するコイルT2とスイッチ素子SW2の直列回路が少なくとも接続され、第2のDC電源13の正極とDC/DCコンバータの二次側の間に第2の負荷25が接続され、前記コイルT2を介して第2の負荷25へ電力を供給することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の電力変換装置において、コイルは変圧器の一部であることを特徴とする(図6)。
請求項5の発明は、請求項2〜4のいずれかに記載の電力変換装置において、第1の負荷26へ供給する電力は、第2の負荷25へ供給する電力よりも大きいことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2〜5のいずれかに記載の電力変換装置において、第2のDC電源13の正極とグランドの間には、少なくとも第2の負荷25と電流制限用の抵抗R3が接続されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2〜6のいずれかに記載の電力変換装置において、第2の負荷25は50Hz未満の周波数で点滅点灯する光源負荷であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項2〜7のいずれかに記載の電力変換装置において、第1のDC電源21は車両のすれ違いビームを点灯させるスイッチを介して供給される電源であり、第2のDC電源13は車両のアクセサリもしくはイグニッションもしくはエンジンON信号に連動して供給される電源であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項2〜8のいずれかの発明において、第1の負荷26は車両用の前照灯であり、第2の負荷25は車両の昼間点灯用のサイン灯であることを特徴とする車両用点灯装置である(図16)。
請求項10の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の電力変換装置もしくは請求項9記載の車両用点灯装置20を搭載する車両用前照灯である(図16)。
請求項11の発明は、請求項10記載の前照灯を搭載した車両である(図17)。
本発明によれば、複数の入力状態を監視して出力状態を変更し、出力の変更を共通のコイルもしくはスイッチ素子を用いて行うことにより、部品数の削減を実現することができる。また、電源を略同電位とし、その間に負荷を設けることにより、両方の電源が入力された場合には自動的に負荷の両端の電位差を0とすることにより、負荷のON/OFF制御を自動で実現でき、通信や電源監視の簡略化を可能とする効果がある。これらにより、点灯装置の小型化・低コスト化を実現することができる。
本発明の実施形態1の回路図である。 本発明の実施形態1の動作波形図である。 本発明の実施形態1の一変形例の動作波形図である。 本発明の実施形態1の他の変形例の動作波形図である。 本発明の実施形態1の更に他の変形例の回路図である。 本発明の実施形態2の回路図である。 本発明の実施形態2の動作波形図である。 本発明の実施形態2の電力変換部の一変形例を示す回路図である。 本発明の実施形態3の回路図である。 本発明の実施形態3の動作波形図である。 本発明の実施形態4の回路図である。 本発明の実施形態5の回路図である。 本発明の実施形態5の一変形例を示す回路図である。 本発明の実施形態2に係るLED点灯装置を実装した回路基板を示す斜視図である。 本発明の実施形態2に係るLED点灯装置を搭載する基板上に負荷であるLEDも同時に実装した場合の回路基板を示す斜視図である。 本発明の点灯装置を搭載した車両用前照灯の概略断面図である。 本発明の点灯装置もしくは前照灯を搭載した車両を示す説明図である。 従来例1の回路図である。 従来例1の電力変換部の一例を示す回路図である。 従来例1の電力変換部の他の一例を示す回路図である。 従来例2の回路図である。 従来例2の動作波形図である。
(実施形態1)
図1に本発明の実施形態1の電力変換装置の回路構成を示す。図21の従来例と異なる点を以下に示す。入力電源のアクセサリに連動するAcc電源12が前照灯スイッチに連動する電源21に変更されている。前照灯スイッチに連動する電源21の負荷は、すれ違いビームを作成する前照灯26である。前照灯スイッチに連動する電源21から前照灯26への電力供給は、コイルL1と電流検出抵抗R4とスイッチ素子SW4を介して行われる。ダイオードD5はスイッチ素子SW4がOFF時に、コイルL1による電流を回生させる方向に接続している。電流検出抵抗R4と検出部14により前照灯26へ流れる電流を検出し、その検出信号s1を制御部7へ入力する。
イグニッション(IGN)に連動する電源13の負荷は、昼間点灯して他車へ自車の存在を知らせるサイン灯25(Day Time Running Light:DTRL)である。イグニッション(IGN)に連動する電源13からサイン灯25への電力供給はハイサイドスイッチ22と抵抗R3とスイッチ素子SW4を介して行われる。イグニッション(IGN)に連動する電源13と前照灯スイッチに連動する電源21の状態を検出部23、24により検出し、その検出結果を制御部7へ入力する。制御部7は、前照灯スイッチに連動する電源21とイグニッション(IGN)に連動する電源13の状態を検出して、表1に示すように、両負荷をON/OFF制御する。
Figure 2011025826
両電源の入力の変化による両負荷の点灯制御のタイミングチャートを図2に示し、以下に動作を説明する。
IGN電源13、前照灯スイッチ電源21の両方がOFFの場合は、制御電源部5への入力が無く、両負荷25、26はOFF状態である。両負荷25、26がOFFの状態からIGN電源13がONされた場合、駆動信号d1、d2によりハイサイドスイッチ22とスイッチ素子SW4をONし、抵抗R3を介してLED25を点灯させる。この場合の抵抗R3は、数mA〜数十mAに制限した所定電流を出力するためのものであるため、数10Ω〜数kΩ(例えば680Ω)である。
その後、前照灯スイッチ電源21がONされると、ハイサイドスイッチ22の駆動信号d1をOFFすることでLED25への電力供給を遮断する。さらに、スイッチ素子SW4のON/OFFによりLED26へ定電流を供給する。スイッチ素子SW4のON時にはコイルL1→LED26→抵抗R4→スイッチ素子SW4を介して前照灯スイッチに連動する電源21よりLED26へ電流が供給される。スイッチ素子SW4のOFF時にはコイルL1→LED26→抵抗R4→ダイオードD5を介して回生電流が流れる。上記電流の変化を抵抗R4により検出し、その検出信号s1に応じてスイッチ素子SW4のON/OFFを制御することにより定電流を実現する。この場合の抵抗R4は電流検出用であり、抵抗R4でのロスを低減するため数十mΩ〜数Ω(1Aの電流の場合10mW〜1Wのロスとなる)である。
両負荷25、26がOFFの状態から前照灯に連動する電源21がONされた場合、ハイサイドスイッチ22のOFFを維持したまま、スイッチ素子SW4のON/OFFによりLED26へ定電流を供給する。
本実施形態により、共通のスイッチ素子SW4により複数の負荷25、26を点灯制御することが可能となり、かつ電源状況により負荷のON/OFFを判断するため、負荷の点消灯のタイミングが入力される通信も不要となる。これにより、従来の回路より小型化・低コスト化を実現することが可能となる。
(実施形態1a)
IGNに連動する電源13のみがONしている場合、実施形態1では駆動信号d2を常時ONとしていたが、点灯を50Hz未満の周波数(例えば10Hz)でON/OFFさせることにより、人の目にも点滅を認識させることができ、きらめき感を向上させ、日中点灯時の自車の認知度を向上させることが可能となる(残光等の影響はあるが、60Hz以上でLEDを明滅させるとDC点灯の調光状態のように見える。制御系等のばらつきを考慮すると50Hz未満で点灯させることで、きらめき感の実現が可能となる)。
図3にその場合のタイミングチャートを示す。これにより、スイッチ素子SW4は、LED25の明滅制御による視認性向上とLED26の所定電流制御の両方の制御を実現することが可能となり、個別のスイッチ素子により制御していた場合と比較して、小型化・低コスト化を実現することができることは言うまでもない。また、IGN電源13のみがONされている場合は、駆動信号d1と駆動信号d2が入れ替わっていても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
(実施形態1b)
また、IGN電源13のみがONの場合、駆動信号d2の周波数を60Hzより高くすることで、人の目には明滅が見えなくなり、調光点灯が実現可能である。抵抗R3を介してLED25へ所定の電流を供給する場合、電源電圧の大きさに依存して電流値が異なるが、電源電圧に応じてPWMのオン・デューティを可変することで、所定時間当たりは略同一の電流値とし、LED25の光束を略同一とすることができる。図4の例では、電源電圧が低いほど、オン・デューティが広くなっている。本明細書において、抵抗を用いた所定の電流を流す回路とは、上記のような制御も含むものとする。
(実施形態1c)
実施形態1ではLEDを負荷として示したが、図5に示すように、LED25の負荷をハロゲンランプ27に変更しても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。この場合、抵抗R3を削除することも可能となる。
また、実施形態1ではIGNに連動する電源13よりLED25への電流供給にハイサイドスイッチ22を介していたが、図5に示すようにハイサイドスイッチ22を介さずに電流を供給しても良い。この場合、前照灯に連動する電源21とIGNに連動する電源13の両方がONされた場合は、LED26へ定電流を流すようにスイッチ素子SW4をON/OFFする。これにより、ハロゲンランプ27を高周波(数十kHz以上)でON/OFFすることとなり、調光点灯状態で点灯することが可能となる。
また、ハロゲンランプ27を車幅灯として使用する場合、IGNに連動する電源13が車幅灯のスイッチに連動する電源となり、前照灯スイッチがONされた場合には、車幅灯のスイッチに連動する電源は入力されない。このようなシステムに用いることにより、上記のように両電源がONされるという状態を無くし、ハイサイドスイッチを削除することが可能となる。これにより、更なる小型化・低コスト化を実現することができる。
(実施形態2)
図6に本発明の実施形態2の電力変換装置の回路構成を示す。実施形態1と同じ構成は、同一符号を付けることにより説明を省略する。実施形態1(図1)と異なる点を以下に示す。
LED26への電力変換部として、図19の従来例に示したフライバック回路を用いている。LED25への電力変換部として、実施形態1に示したLED26への電力変換部を用いており、ダイオードD5と直列に抵抗R0を接続している。LED26へ電力供給するフライバック回路の一次側のコイルTP1とスイッチ素子SW1を用いて、LED25へ電力供給する電力変換部のコイルとスイッチ素子を構成している。制御部7はスイッチ素子SW1を駆動する駆動信号d3を出力する。制御部7は抵抗R4によりLED25への出力電流を、抵抗R1によりLED26への出力電流を検出し、それぞれ検出信号s1、検出信号s2として検出する。
制御部7の動作を図7に示す。IGNに連動する電源13が入力されると、制御部7は検出部23を介して電源13のONを検出し、駆動信号d3よりスイッチ素子SW1を駆動するPWM信号を出力する。これによりLED25へ定電流を出力する。その出力電流を抵抗R4により検出信号s1として検出し、PWM信号のON時間とOFF時間を制御して定電流制御を実現している。また、その定電流制御を一定の周波数(例えば10Hz)で繰り返すことによりLED25を点滅点灯させて、LED25のきらめき感を向上させ、自車の認知度を向上させている。その後、前照灯スイッチに連動する電源21が入力されると、LED25の両端電圧が同電位となり、LED25が消灯する。前照灯スイッチに連動する電源21が入力されたことを検出部24を介して検出し、駆動信号d3よりスイッチ素子SW1を駆動するPWM信号を出力する。これによりLED26へ定電流を出力する。
その出力電流を抵抗R1を用いて検出信号s2として検出し、PWM信号のON時間とOFF時間を制御して定電流制御を実現している。その後、前照灯スイッチのON/OFFに連動して、駆動信号d3のPWM信号を切替える。IGN電源13と前照灯スイッチに連動する電源21の両方がONしている状態で、IGN電源13がOFFされた場合は、LED25へは逆電圧がかかるが、LED25は消灯を維持する。IGN電源13と前照灯スイッチに連動する電源21の両方がOFFした状態で、前照灯スイッチに連動する電源21がONされた場合は、LED26のみを駆動信号d3により定電流制御する。
以上の回路構成と制御により、LED25とLED26への出力を制御する電力変換部の回路のうち、とくに大型部品であるスイッチ素子とコイルを兼用することが可能となる。これにより、同一のスイッチ素子とコイルにより両負荷を制御することが可能となり、点灯装置の小型化・低コスト化を実現することが可能となる。
また、通常、前照灯スイッチに連動する電源21は、IGN電源13がONされている状態でONされる。この場合、LED25のアノード側とカソード側の両方が電源へつながれることとなり、両方の電位が車両のバッテリ電圧(数V〜二十数V)で等しいため、LED25へかかる電圧は0となる。これにより、スイッチ素子SW1の状態によらず、LED25を自動的に消灯することができ、通信や電源監視の削除が可能となり、さらなる小型化・低コスト化を実現できる。
前照灯の電力は35W程度であり、DTRL(Day Time Running Light)の電力は5W程度である。昇圧能力を有するフライバック回路は、昇圧能力を有さない電力変換回路より大電力を出力するのに適している。そこで、LED26を前照灯、LED25をDTRLに活用している。
本実施形態では、IGN電源13と前照灯スイッチに連動する電源21のみを入力としたが、その他の電源(バッテリ直結やアクセサリに連動する電源)が追加され、そこから異なる負荷へ電力供給されていたり、負荷制御にLIN/CANといった通信を用いていても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。また、電源追加ではなく、電源が変更(IGNに連動する電源がバッテリに直結する電源やアクセサリに連動する電源となる)となっても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
本実施形態では負荷をLEDとしたが、負荷がハロゲンランプや高輝度放電灯(HIDランプ)といった光源であっても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。また、光源ではなく、異なる電子ユニットへの電力供給用であっても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。例を挙げると、車両内でAC電源の機器を使用するためのDC/ACコンバータや、より高圧電圧を入力とするECUへの電源としての機能等がある。
実施形態では、LEDの制御として定電流制御を行っているが、本制御の代わりに、定電圧制御や定電力制御といった制御を実施しても同様の効果を得ることができる。
また、抵抗R4とトランスT1とスイッチ素子SW1とダイオードD1およびコンデンサC2の回路を、図8に示す回路構成としても同様の効果を得ることができることは言うまでも無い。図8では、一次側巻線TP1を同一方向にさらに巻回したコイルTP1’を用いている。これにより、LED25を点灯させる際のコイルのインダクタンス値を容易に大きくすることが可能となり、所定電流制御を容易化することが可能となる。
(実施形態3)
図9に本発明の実施形態3の回路図を示す。実施形態2と同じ構成は、同一符号を付けることにより説明を省略する。実施形態2(図6)と異なる点を以下に示す。
LED26を高輝度放電灯33に変更している。高輝度放電灯33を点灯開始させるため、高電圧パルスを印加するためのイグナイタ32を高輝度放電灯33の前段に設置している。高輝度放電灯33を矩形波にて点灯するため、フライバック回路の出力を矩形波に変換するフルブリッジインバータ31をフライバック回路の後段に設置している。ランプ電圧を検出するための検出信号s3を制御部7へ入力している。制御部7より、フルブリッジインバータ31を制御するための駆動信号d5とd6を出力している。
LED25へ所定の電流を流す回路が、LED25と直列に設けた抵抗R5、コイルTP1、スイッチ素子SW1の3部品による構成となっている。この場合の抵抗値は電流を所定値(IGN電源13の電圧値−LED25の順方向降下電圧Vf)/(抵抗R5の抵抗値)とするため、数百Ω〜数kΩとなる。抵抗R5にて所定の電流を流す制御を抵抗R5にて実現するため、LED電流の検出信号s1、検出部14、電流検出抵抗R4を削除している。
制御部7の動作を図10に示す。IGNに連動する電源13が入力されると、制御部7は検出部23を介してIGN電源13のONを検出し、駆動信号d3としてスイッチ素子SW1を駆動するPWM信号を出力する。このときのPWM信号は、LED25を明滅することによりきらめき感を際立たせて、自車をより顕在化させることを実現しているため、数10Hz(例えば10Hz)のON/OFF信号である。これによりLED25へ所定の電流を供給する。
その後、前照灯スイッチに連動する電源21が入力されると、LED25の両端電圧が同電位となり、LED25が消灯される。前照灯スイッチに連動する電源21が入力されたことを検出部24により検出し、駆動信号d3としてスイッチ素子SW1を駆動するPWM信号を出力する(高輝度放電灯33を点灯させる場合、数十〜数百kHzで駆動する)。検出したランプ電圧とランプ電流の値によりPWM信号のON/OFFを可変とすることにより、高輝度放電灯33へ一定の電力を供給する。高輝度放電灯33の点灯には始動時のパルス出力等の異なる制御が必要であるが、ここでは説明を省略する。
その後は、前照灯スイッチのON/OFFに連動して、駆動信号d3のPWM信号を切替える。IGN電源13と前照灯スイッチに連動する電源21の両方がONしている状態で、IGN電源13がOFFされた場合は、LED25へは逆電圧がかかるが、LED25は消灯を維持する。IGN電源13と前照灯スイッチに連動する電源21の両方がOFFした状態で、前照灯スイッチがONされた場合は、高輝度放電灯33のみを駆動信号d3により制御する。
以上の回路構成と制御により、LED25と高輝度放電灯33への出力を制御する電力変換部の回路のうち、とくに大型部品であるスイッチ素子とコイルを兼用することが可能となる。これにより、同一のスイッチ素子とコイルにより両負荷を制御することが可能となり、点灯装置の小型化・低コスト化を実現することが可能となる。
また、通常、前照灯スイッチはIGN電源がONされている状態でONされる。この場合、LED25のアノード側とカソード側の両方が電源へつながれることとなり、両方の電位が車両のバッテリ電圧(数V〜二十数V)で等しいため、LED25へかかる電圧は0となり、スイッチ素子SW1の状態によらず自動的に消灯することができ、通信や電源監視の削除が可能となり、さらなる小型化・低コスト化を実現できる。
また、実施形態2と比較して、LED25を点灯させるための回路を簡素化することが可能となり、より小型化と低コスト化を実現することができる。
本実施形態では、LED25を点灯させる場合に、自車の認知性を向上させるために明滅点灯させたが、IGNに連動する電源13のみが入力されている場合は常時点灯させたり、より高周波にて調光点灯させても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
(実施形態4)
図11に本発明の実施形態4の回路図を示す。実施形態2と同じ構成は、同一符号を付けることにより説明を省略する。実施形態2(図6)と異なる点を以下に示す。
図19にて示したフライバック回路を、図20にて示したオートトランスを用いた昇圧回路としている。また、LED25の点灯回路を実施形態3にて示した回路構成に変更している。
上記構成により、LED25と26への出力を制御する電力変換部の回路のうち、とくに大型部品であるスイッチ素子SW2とコイルT2を兼用することが可能となる。これにより、同一のスイッチ素子SW2とコイルT2により両負荷25、26を制御することが可能となり、点灯装置の小型化・低コスト化を実現することが可能となる。
また、通常、前照灯スイッチはIGN電源がONされている状態でONされる。この場合、LED25のアノード側とカソード側の両方が電源へつながれることとなり、両方の電位が車両のバッテリ電圧(数V〜二十数V)で等しいため、LED25へかかる電圧は0となり、スイッチ素子SW2の状態によらず自動的に消灯することができ、通信や電源監視の削除が可能となり、さらなる小型化・低コスト化を実現できる。
また、実施形態2と比較して、LED25を点灯させるための回路を簡素化することが可能となり、より小型化と低コスト化を実現することができる。
本実施形態では、オートトランスを用いた昇圧回路を用いたが、例えば二次側巻線TS2の無い昇圧チョッパ回路やフォワード型コンバータ、さらにはチョーク回路やSEPIC回路等々、その他のコンバータ回路を用いても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
(実施形態5)
図12に本発明の実施形態5の回路構成図を示す。実施形態2と同じ構成は、同一符号を付けることにより説明を省略する。実施形態2(図6)と異なる点を以下に示す。
LED26へ電力を供給するフライバック回路のダイオードD1を削除し、スイッチ素子SW7を追加した。追加したスイッチ素子SW7のボディダイオードが削除したダイオードD1と同様の効果をなすように追加する。
LED25へ所定の電流を流すための回路が、抵抗R5、ダイオードD6、コイルTS1、スイッチ素子SW7の4部品による構成となっている。この場合の抵抗値は電流を制限するため、数百Ω〜数kΩとなる。
ダイオードD6と抵抗R6は、フライバック回路の出力電圧が大きくなった際に、LED25へ大きな逆電圧がかからないように、ダイオードD6はLED25と直列に、抵抗R6はLED25と並列に設けている。
本構成を採ることにより、LED26の点灯時にはスイッチ素子SW7をOFFしておくことにより、スイッチ素子SW7のボディダイオードを利用してフライバック回路を構成する。これにより、LED26を定電流にて点灯させる。LED25の点灯時には、スイッチ素子SW7をONすることにより、抵抗R5を用いて所定の電流をLED25へ流すことができる。また、コイルTS1とスイッチ素子SW7により、上記所定の電流をON/OFFし、LED25を明滅(周波数10Hz)させることができる。
また、フライバック回路によるLED26の点灯時において、スイッチ素子SW7を常時OFFにするのではなく、スイッチ素子SW1のOFF時に、スイッチ素子SW7をONすることによりフライバック回路の同期整流が可能となり、ボディダイオードのみの場合よりも効率を向上させることも可能である。
上記構成により、LED25とLED26への出力を制御する電力変換部の回路のうち、とくに大型部品であるスイッチ素子とコイルを兼用することが可能となる。これにより、同一のスイッチ素子とコイルにより両負荷を制御することが可能となり、点灯装置の小型化・低コスト化を実現することが可能となる。
本実施形態ではフライバック回路を用いたが、オートトランス回路(図13)等の異なるコンバータ回路を用いても同様の効果を得ることができることは言うまでもない。
(実施形態6)
図14に本発明の実施形態2で示したLED点灯装置を実装した回路基板を示す。入力接続部10よりの電源を受け、出力接続部11へ電力を出力している。本実施形態では2個の負荷への電力供給部が存在するため、基板上にてLED25への電力供給とLED26への電力供給のパターンを分離し、その間に制御部7を設けることにより、各々の電力供給部のノイズ低減を実現している。
図6で示した回路構成を用いることにより、基板の小型化や低コスト化を実現することができる。
また、図15に電力供給部を搭載する基板上に負荷であるLED25、26も同時に実装した場合の回路基板を示す。本回路基板では、出力接続部をパターンにより構成し、負荷であるLED25、26を同一基板上に載せることが実現でき、更なる小型化と低コスト化を実現することが可能となる。
(実施形態7)
図16に本発明の点灯装置を搭載した車両用前照灯の概略断面構造を示す。負荷であるLED25、26を内蔵したケース40の前面開口部は透光カバー41により覆われており、ケース40の底部に本発明の点灯装置20を搭載している。本発明の点灯装置20を搭載することで、車両用前照灯の小型化と低コスト化を実現することが可能となる。
また、単一の点灯装置20に複数の機能を搭載することが可能となるため、車両用前照灯への入力コネクタ(入力接続部10)をまとめることが可能となる。
(実施形態8)
図17に本発明の点灯装置もしくは前照灯を搭載した車両を示す。前照灯スイッチに連動する電源21とIGN電源13を受けて、DTRLとしてのLED25、すれ違いビームとしてのLED26を点灯制御している。
本発明の点灯装置や前照灯を搭載することにより、車両の小型化と低コスト化を実現することが可能となる。
13 第2の電源
21 第1の電源
25 第2の負荷
26 第1の負荷
SW4 スイッチ素子
L1 コイル

Claims (11)

  1. 異なるモードで入力されるグランド共通かつ略同電位のDC電源を複数受け、複数の負荷を動作させる電力変換装置において、複数のDC電源の入力状態に応じて、それぞれの負荷を動作させ、かつ少なくとも共通のスイッチ素子もしくはコイルを介して複数の負荷へ電力を供給することを特徴とする電力変換装置。
  2. 第1のDC電源には、第1の負荷へ電力を供給するDC/DCコンバータを構成するコイルとスイッチ素子の直列回路が少なくとも接続され、第2のDC電源の正極と第1のDC電源の正極の間に第2の負荷が接続され、前記直列回路を介して第2の負荷へ電力を供給することを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 第1のDC電源には、第1の負荷へ電力を供給するDC/DCコンバータを構成するコイルとスイッチ素子の直列回路が少なくとも接続され、第2のDC電源の正極とDC/DCコンバータの二次側の間に第2の負荷が接続され、前記コイルを介して第2の負荷へ電力を供給することを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  4. コイルは変圧器の一部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電力変換装置。
  5. 第1の負荷へ供給する電力は、第2の負荷へ供給する電力よりも大きいことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の電力変換装置。
  6. 第2のDC電源の正極とグランドの間には、少なくとも第2の負荷と電流制限用の抵抗が接続されることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の電力変換装置。
  7. 第2の負荷は50Hz未満の周波数で点滅点灯する光源負荷であることを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の電力変換装置。
  8. 第1のDC電源は車両のすれ違いビームを点灯させるスイッチを介して供給される電源であり、第2のDC電源は車両のアクセサリもしくはイグニッションもしくはエンジンON信号に連動して供給される電源であることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の電力変換装置。
  9. 第1の負荷は車両用の前照灯であり、第2の負荷は車両の昼間点灯用のサイン灯であることを特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の車両用点灯装置。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の電力変換装置もしくは請求項9記載の車両用点灯装置を搭載する車両用前照灯。
  11. 請求項10記載の車両用前照灯を搭載した車両。
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