JP2009214789A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の種類ごとに定電流駆動制御を行う場合でも、電流制御部の構成を変更せずに製造コストの低減が図れる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】 LED50を含む光源部5と光源部5に供給される駆動電流を制御する定電流駆動部4とを有する発光装置3が設けられる。光源部5はLED50に直列に接続され前記駆動電流を検出して検出電圧を供給する電流検出部8を有する。定電流駆動部4は前記駆動電流を前記検出電圧に応じて制御する。光源部5と定電流駆動部4は、接続部9を介して接続され、それぞれ独立したユニットに配置される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用灯具において半導体発光素子を有して構成された光源部の定電流駆動制御の技術分野に関する。
従来、半導体発光素子として機能するLED(発光ダイオード:Light Emitting Diode)を複数有して構成された光源部と、LEDに供給されるLED駆動電流を一定にするように制御する電流制御部とを有する発光装置を備えて構成された車両用灯具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
電流制御部は、LED駆動電流を供給するスイッチングレギュレータとして機能するDC−DCコンバータと、スイッチングレギュレータのオン・オフスイッチングを制御する制御回路とを有する。
制御回路は、入力電流の電流値が一定になるまで電流を出力し続ける第1のオペアンプと、LED駆動電流の電流値を一定にするようにDC−DCコンバータをスイッチング制御する第2のオペアンプと、LED駆動電流を検出するシャント抵抗を有する。ここで、光源部から出力されるLED駆動電流はシャント抵抗で検出される。シャント抵抗はLED駆動電流をシャント抵抗の両端に生じる電圧(以下、「検出電圧」と呼ぶ。)として検出し、検出電圧を供給する。
第1のオペアンプの反転入力端子(負入力端子)には検出電圧が供給され、第1のオペアンプの非反転入力端子(正入力端子)には予め定められた基準電圧が供給される。第1のオペアンプの負入力端子に検出電圧が供給されると、第1のオペアンプは、検出電圧と基準電圧とを比較し、その比較結果に応じた電圧(比較出力信号)を第2のオペアンプの正入力端子に供給する。
第2のオペアンプは、比較出力信号を受け、比較出力信号と所定の基準信号とを比較し、この比較結果に応じたPWM(Pulse Width Modulation)信号(パルス波)をDC−DCコンバータに出力する。
DC−DCコンバータはPWM信号を受け、光源部に対してPWM信号のオンデューティの大きさに応じた定電流駆動制御を行う。
LED駆動電流はシャント抵抗の抵抗値を調整することによって設定される。ここで、LED駆動電流は、通常、車両の種類ごとに個別に設定されている。
例えば、車両A、車両B、車両Cが、それぞれロービーム用LEDを有する光源部A、光源部B、光源部Cを有している場合に、光源部A、光源部B、光源部Cにそれぞれ供給されるLED駆動電流が0.7A(アンペア)、0.6A、0.8Aというように個別に設定されている。
したがって、前記3種類のLED駆動電流の設定を行うために車両の種類ごとにシャント抵抗の抵抗値を調整することが必要となる。
特開2004−134147号公報
ところが、シャント抵抗は電流制御部を構成する素子であるため、上記した従来技術では車両の種類ごとに異なる電流制御部が必要となり、車両の種類ごとに電流制御部の構成を変えなければならず、その分、車両用灯具の製造コストの上昇を来たしている。
そこで、本発明は、車両の種類ごとに定電流駆動制御を行う場合でも、電流制御部の構成を変更せずに製造コストの低減が図れる車両用灯具を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様による車両用灯具は、半導体発光素子を有する光源部と該半導体発光素子に供給される駆動電流を制御する電流制御部とを含む発光装置を有する車両用灯具において、前記光源部が前記半導体発光素子に直列に接続され前記駆動電流を検出して検出電圧を供給する電流検出部を有し、前記電流制御部が前記駆動電流を前記検出電圧に応じて制御し、前記光源部と前記電流制御部が、接続部を介して接続され、それぞれ独立したユニットに配置されるようにしたものである。
したがって、光源部の電流検出部によって検出された検出電圧に応じて駆動電流が制御される。
本発明車両用灯具は、半導体発光素子を有する光源部と該半導体発光素子に供給される駆動電流を制御する電流制御部とを含む発光装置を有する車両用灯具において、前記光源部が前記半導体発光素子に直列に接続され前記駆動電流を検出して検出電圧を供給する電流検出部を有し、前記電流制御部が前記駆動電流を前記検出電圧に応じて制御し、前記光源部と前記電流制御部が、接続部を介して接続され、それぞれ独立したユニットに配置されていることを特徴とする。
したがって、電流制御部の構成を変更せずに車両の種類ごとに定電流駆動制御を行うことができる。それゆえに、車両の種類ごとに複数種類の電流制御部を製造する必要がなく、その分、車両用灯具の製造コストの低減を図ることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記光源部が複数設けられ、該各光源部の照明機能がそれぞれ異なり、前記電流検出部は前記各光源部の照明機能に応じて前記駆動電流の電流値を設定し、前記電流制御部一つが少なくとも二つの光源部に供給される駆動電流を制御する。したがって、電流制御部の構成を変更せずに光源部の種類ごとに定電流駆動制御を行うことができる。それゆえに、光源部の種類ごとに複数種類の電流制御部を製造する必要がなく、その分、車両用灯具の製造コストの低減を図ることができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記発光装置が複数設けられ、該各発光装置の各光源部の照明機能がそれぞれ異なり、前記電流検出部が前記各光源部の照明機能に応じて前記駆動電流の電流値を設定している。したがって、それぞれ各発光装置を構成する各電流制御部の構成を変更せずに、それぞれ各発光装置を構成する各光源部に対して定電流駆動制御を行うことができる。それゆえに、発光装置の種類ごとに複数種類の電流制御部を製造する必要がなく、その分、車両用灯具の製造コストの低減を図ることができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記光源部と前記電流制御部はそれぞれ異なる基板上に設けられ、前記光源部と前記電流制御部が前面カバーとランプボディによって形成された灯室に配置されているので、前記光源部と前記電流制御部に対する防水性を図ることができる。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る車両用灯具について図1及び図2を参照して説明する。
図1に示されるように車両用灯具1は、LED駆動電流を一定にするように制御する電流制御部として機能する定電流駆動部4と光源部5を含む発光装置3を有する。発光装置3はリフレクター2とともに前面カバー1aとランプボディ1bによって形成された灯室1cに配置されている。
光源部5は、電流検出部8と半導体発光素子であるLED50を有し、リフレクター2の内側に配置され第1の電子機器モジュールとしての第1のユニットを形成している。電流検出部8とLED50は基板10上に実装されている。
定電流駆動部4は、基板(図示せず)上に実装され、第2の電子機器モジュールとしての第2のユニットを形成し、リフレクター2の外側に配置されている。第2のユニットは接続部9を介して前記第1のユニットに接続されている。
前記第1のユニットと前記第2のユニットはそれぞれ独立したユニットとして発光装置3内に配置されている。前記第1のユニットを構成する光源部5と前記第2のユニットを構成する定電流駆動部4はそれぞれ車両用灯具1内に形成された灯室1cに配置されているため、定電流駆動部4及び光源部5に対する防水性を図ることができる。
図2に示すように、定電流駆動部4は、スイッチングレギュレータとして機能するDC−DCコンバータ6とDC−DCコンバータ6のオン・オフスイッチングを制御する制御回路7とを有する。光源部5は、N個(Nは1以上の整数)のLED50−1〜50−Nと、LED50−1〜50−Nに直列に接続された電流検出部8として機能するシャント抵抗Rを有する。定電流駆動部4と光源部5は接続部として機能するワイヤーハーネス20を介して接続されている。DC−DCコンバータ6の出力は端子12,15を介してLED50−1のアノードに接続されている。
制御回路7は、入力電流の電流値が一定になるまで電流を出力し続ける第1のオペアンプ21と、LED駆動電流の電流値を一定にするようにDC−DCコンバータ6をスイッチング制御する第2のオペアンプ22とを有する。
第1のオペアンプ21の反転入力端子(負入力端子)は端子13,16を介してLED50−Nのカソード及びシャント抵抗Rに、非反転入力端子(正入力端子)は直流電源に接続されている。シャント抵抗Rの一端は端子17,14を介して接地されている。
第2のオペアンプ22の非反転入力端子(正入力端子)は第1のオペアンプの出力端子に、反転入力端子(負入力端子)は三角波発生回路23に接続されている。
以下に、本第1の実施の形態に係る車両用灯具を構成する発光装置3の動作について説明する。
第1のオペアンプ21の負入力端子にはシャント抵抗Rで検出された検出電圧が供給される。検出電圧は端子13と端子14の間に生じる電圧である。検出電圧をVとし、シャント抵抗Rを流れるLED駆動電流をILEDとすると、検出電圧Vは、V=R×ILEDとなる関係式によって導かれる。すなわち、LED駆動電流ILEDの電流値はシャント抵抗Rの抵抗値を調整することにより自由に設定することができる。
第1のオペアンプ21の正入力端子には予め定められた基準電圧VREFが供給される。第1のオペアンプ21の負入力端子に検出電圧が供給されると、第1のオペアンプ21は、検出電圧Vと基準電圧VREFとを比較し、検出電圧Vが基準電圧VREFを超えるまで比較出力信号を第2のオペアンプ22の正入力端子に供給し続ける。
第2のオペアンプ22の負入力端子には、三角波発生回路23で生成される所定の振幅を有する三角波信号が入力されている。なお、三角波発生回路23の代わりにサイン波発生回路を設けて、サイン波信号を第2のオペアンプ22の負入力端子に入力してもよい。
第2のオペアンプ22は、比較出力信号を受け、比較出力信号と三角波信号とを比較し、その合成波であるPWM信号(パルス波)を反転させてDC−DCコンバータ6に出力する。比較出力信号の電圧値が大きくなるとPWM信号のオンデューティは大きくなる。
DC−DCコンバータ6はPWM信号を受け、光源部5に対してPWM信号のオンデューティの大きさに応じた定電流駆動制御を行う。
以下に、種類の異なる複数の車両、具体的には3種類の車両a、車両b、車両cの車両用灯具における、シャント抵抗RによるLED駆動電流ILEDの設定について、表1を参照して説明する。なお、車両a〜cの車両用灯具はそれぞれ発光装置3a〜3cを有する。
Figure 2009214789
例えば、車両aのロービーム用LEDを有する光源部5(以下、「光源部5a」と呼ぶ。)に供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-La」と呼ぶ。)の電流値は0.7Aに、車両bのロービーム用LEDを有する光源部5(以下、「光源部5b」と呼ぶ。)に供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-Lb」と呼ぶ。)の電流値は0.6Aに、車両cのロービーム用LEDを有する光源部5(以下、「光源部5c」と呼ぶ。)に供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-Lc」と呼ぶ。)の電流値は0.8Aに設定されている(表1参照)。
なお、シャント抵抗の種類において、設定電流0.8Aに設定可能なシャント抵抗をAタイプのシャント抵抗、設定電流0.7Aに設定可能なシャント抵抗をBタイプのシャント抵抗、設定電流0.6Aに設定可能なシャント抵抗をCタイプのシャント抵抗、設定電流0.3Aに設定可能なシャント抵抗をDタイプのシャント抵抗、設定電流0.2Aに設定可能なシャント抵抗をEタイプのシャント抵抗として以下に説明する。
LED駆動電流ILED-La〜ILED-Lcの電流値は、それぞれ光源部5a〜5cに設けられている各シャント抵抗Rの抵抗値を各別に調整することにより設定される。すなわち、表1の例によれば車両aの光源部5aにはタイプBのシャント抵抗Rが必要となり、車両bの光源部5bにはタイプCのシャント抵抗Rが必要となり、車両cの光源部5cにはタイプAのシャント抵抗Rが必要となる。
したがって、車両ごとに異なるシャント抵抗Rを含む光源部を有する第1のユニットが使用される。すなわち、車両a〜cはそれぞれ種類の異なる第1のユニットを有する。
一方、第2のユニットに関しては、車両a〜cのいずれに対しても同一の構成とされた定電流駆動部4を有する第2のユニットが使用される。
したがって、光源部5a,5b,5c全てに対して定電流制御を行う場合でも、各光源部5a,5b,5cに対応した3種類の定電流駆動部4を設ける必要がなく、1種類の定電流駆動部4を第2のユニットとして設ければよい。
このように、第1の実施の形態にあっては、定電流駆動部4の構成を変更せずに車両の種類ごとに定電流駆動制御を行うことができるため、車両の種類ごとに複数種類の定電流駆動部を製造する必要がなく、その分、車両用灯具1の製造コストの低減を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る車両用灯具について説明する。本第2の実施の形態は、上記した第1の実施の形態と比較して、定電流駆動部4に対して複数の光源部5が並列に設けられている点が相違する。したがって、以下の第2の実施の形態の説明においては、上記した第1の実施の形態と同様の箇所については簡単に説明する。なお、本第2の実施の形態は、図1及び図2に示された光源部5が複数設けられた形態であるので図示は省略する。
以下には、例として、異なる照明機能を有する4種類の光源部と単一の定電流駆動部とを含んで構成された単一の発光装置を有する車両用灯具について説明する。
車両用灯具1は、LED駆動電流を一定にするように制御する電流制御部として機能する定電流駆動部4と、ロービーム用LEDを有する光源部5L、ハイビーム用LEDを有する光源部5H、デイタイムランニングランプ用LEDを有する光源部5D及びターンシグナルランプ用LEDを有する光源部5Tとを含む発光装置3を有する。
光源部5L,5H,5D,5Tは、それぞれ電流検出部8として機能するシャント抵抗RとLED50を有し、リフレクター2の内側に並列接続されて配置され、全体で単一の第1のユニットを形成している。各LED50はそれぞれ各シャント抵抗Rに直列に接続されている。
定電流駆動部4は、基板(図示せず)上に実装され、第2のユニットを形成し、リフレクター2の外側に配置されている。第2のユニットは接続部として機能するワイヤーハーネス9を介して前記第1のユニットに接続されている。前記第1のユニットと前記第2のユニットはそれぞれ独立したユニットとして発光装置3内に配置されている。
次に、本第2の実施の形態に係る車両用灯具を構成する発光装置3の動作について説明する。
第1のオペアンプ21の負入力端子には光源部5L,5H,5D,5Tに対応した各シャント抵抗Rで検出された検出電圧が供給される。第1のオペアンプ21は、検出電圧Vが基準電圧VREFを超えるまで比較出力信号を第2のオペアンプ22の正入力端子に供給し続ける。
第2のオペアンプ22は、比較出力信号を受け、比較出力信号と三角波信号とを比較し、その合成波であるPWM信号(パルス波)を反転させてDC−DCコンバータ6に出力する。
DC−DCコンバータ6はPWM信号を受け、各光源部5L,5H,5D,5Tに対してPWM信号のオンデューティの大きさに応じた定電流駆動制御を行う。
以下に、照明機能の異なる4つの光源部5L,5H,5D,5Tを含む単一の発光装置を有して構成された車両用灯具におけるシャント抵抗RによるLED駆動電流ILEDの設定について、以下の表2を参照して説明する。
Figure 2009214789
例えば、単一車両の車両用灯具に設けられた発光装置3を構成する光源部5L,5H,5D,5Tに供給される各LED駆動電流ILED(以下、それぞれ「LED駆動電流ILED-L」,「LED駆動電流ILED-H」,「LED駆動電流ILED-D」,「LED駆動電流ILED-T」と呼ぶ。)の電流値は、それぞれ0.7A、0.8A、0.3A、0.3Aに設定されている(表2参照)。
LED駆動電流ILED-L,ILED-H,ILED-D,ILED-Tの電流値は、それぞれ光源部5L,5H,5D,5Tに設けられている各シャント抵抗Rの抵抗値を各別に調整することにより設定される。すなわち、表2の例によれば光源部5LにはタイプBのシャント抵抗Rが必要となり、光源部5HにはタイプAのシャント抵抗Rが必要となり、光源部5Dと光源部5TにはタイプDのシャント抵抗Rが必要となる。
したがって、照明機能ごとに異なるシャント抵抗Rを含む光源部5L,5H,5D,5Tを有する第1のユニットが使用される。
一方、第2のユニットに関しては、第1のユニットを構成する光源部5L,5H,5D,5Tのいずれに対しても同一の構成とされた定電流駆動部4を有する単一の第2のユニットが使用される。
したがって、照明機能が異なる光源部5L,5H,5D,5T全てに対して定電流制御を行う場合でも、各光源部5L,5H,5D,5Tに対応した4種類の定電流駆動部4を設ける必要がなく、1種類の定電流駆動部4を第2のユニットとして設ければよい。
このように、第2の実施の形態にあっては、定電流駆動部4の構成を変更せずに照明機能の異なる光源部の種類ごとに定電流駆動制御を行うことができるため、光源部の種類ごとに複数種類の定電流駆動部を製造する必要がなく、その分、車両用灯具1の製造コストの低減を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る車両用灯具について説明する。本第3の実施の形態は、上記した第1の実施の形態と比較して、発光装置3が複数設けられている点が相違する。したがって、以下の第3の実施の形態の説明においては、上記した第1の実施の形態と同様の箇所については簡単に説明する。なお、本第3の実施の形態は、図1及び図2に示された発光装置3が複数設けられた形態であるので図示は省略する。
以下には、例として、4種類の発光装置が設けられた車両用灯具について説明する。
車両用灯具1は、定電流駆動部4とロービーム用LEDを有する光源部5Lとを含む発光装置3−1、定電流駆動部4とハイビーム用LEDを有する光源部5Hとを含む発光装置3−2、定電流駆動部4とデイタイムランニングランプ用LEDを有する光源部5Dとを含む発光装置3−3及び定電流駆動部4とターンシグナルランプ用LEDを有する光源部5Tとを含む発光装置3−4を有する。
光源部5L,5H,5D,5Tは、それぞれ電流検出部8として機能するシャント抵抗RとLED50を有し、リフレクター2の内側に配置され、それぞれ第1のユニットを形成している。各LED50はそれぞれ各シャント抵抗Rに直列に接続されている。
各定電流駆動部4は、基板(図示せず)上に実装され、第2のユニットを形成し、リフレクター2の外側に配置されている。各第2のユニットはそれぞれ接続部として機能するワイヤーハーネス9を介して前記各第1のユニットに接続されている。前記各第1のユニットと前記各第2のユニットはそれぞれ独立したユニットとして各発光装置3内に配置されている。
本第3の実施の形態に係る車両用灯具を構成する発光装置3−1〜3−4の動作については上記した第1の実施の形態と同様であるので説明は省略する。
以下に、発光装置3−1〜3−4を有する車両用灯具におけるシャント抵抗RによるLED駆動電流ILEDの設定について、以下の表3を参照して説明する。
Figure 2009214789
例えば、発光装置3−1を構成する光源部5Lに供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-L」と呼ぶ。)の電流値は0.7Aに、発光装置3−2を構成する光源部5Hに供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-H」と呼ぶ。)の電流値は0.8Aに、発光装置3−3を構成する光源部5Dに供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-D」と呼ぶ。)の電流値は0.2Aに、発光装置3−4を構成する光源部5Tに供給されるLED駆動電流ILED(以下、「LED駆動電流ILED-T」と呼ぶ。)の電流値は0.2Aに設定されている(表3参照)。
LED駆動電流ILED-L,ILED-H,ILED-D,ILED-Tの電流値は、それぞれ光源部5L,5H,5D,5Tに設けられている各シャント抵抗Rの抵抗値を各別に調整することにより設定される。すなわち、表3の例によれば光源部5LにはタイプBのシャント抵抗Rが必要となり、光源部5HにはタイプAのシャント抵抗Rが必要となり、光源部5Dと光源部5TにはタイプEのシャント抵抗Rが必要となる。
したがって、照明機能ごとに異なるシャント抵抗Rを含む光源部5L,5H,5D,5Tを有する4つの第1のユニットが使用される。
一方、第2のユニットに関しては、それぞれ光源部5L,5H,5D,5Tを含む4つの第1のユニットのいずれに対しても、同一の構成とされた定電流駆動部4を有する第2のユニットが使用される。
したがって、それぞれ各第1のユニットを構成する光源部5L,5H,5D,5T全てに対して定電流制御を行う場合でも、それぞれ各光源部5L,5H,5D,5Tに対応した4種類の定電流駆動部4を各第2のユニットに設ける必要がなく、1種類の定電流駆動部4を各第2のユニットとして設ければよい。
このように、第3の実施の形態にあっては、各発光装置3−1〜3−4を構成する各定電流駆動部4の構成を変更せずに、それぞれ異なる種類の各発光装置を構成する各光源部に対して定電流駆動制御を行うことができるため、発光装置の種類ごとに複数種類の定電流駆動部を製造する必要がなく、その分、車両用灯具1の製造コストの低減を図ることができる。
なお、上記した各実施の形態では光源部の種類をロービーム、ハイビーム、デイタイムランニングランプ、ターンシグナルランプの4つの照明機能に分けて説明したが以下に述べるような場合にも本発明は適用できる。例えば、光源部として機能するストップランプ、リアフォグランプは上記4種類の光源部とは配置場所が異なるが、ストップランプ及びリアフォグランプに上記した構成を具備させることにより、ストップランプ及びリアフォグランプに上記4種類の光源部を含めた合計6種類の光源部に対して1種類の定電流駆動部4を用いて定電流駆動制御を行うことができる。
上記した実施の形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用灯具の構成を示した図である。 車両用灯具を構成する発光装置の構成を示した図である。
符号の説明
1…車両用灯具、2…リフレクター、3…発光装置、4…定電流駆動部(電流制御部)、5…光源部、6…DC−DCコンバータ、7…制御回路、8…電流検出部、9…接続部、10…基板、12〜17…端子、20…ワイヤーハーネス、21,22…オペアンプ、23…三角波発生回路、50,50−1〜50−N…LED(半導体発光素子)

Claims (4)

  1. 半導体発光素子を有する光源部と該半導体発光素子に供給される駆動電流を制御する電流制御部とを含む発光装置を有する車両用灯具において、
    前記光源部は、前記半導体発光素子に直列に接続され前記駆動電流を検出して検出電圧を供給する電流検出部を有し、
    前記電流制御部は前記駆動電流を前記検出電圧に応じて制御し、
    前記光源部と前記電流制御部は、接続部を介して接続され、それぞれ独立したユニットに配置されている
    ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光源部が複数設けられ、
    該各光源部の照明機能がそれぞれ異なり、
    前記電流検出部は前記各光源部の照明機能に応じて前記駆動電流の電流値を設定し、
    前記電流制御部一つが少なくとも二つの光源部に供給される駆動電流を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記発光装置が複数設けられ、
    該各発光装置の各光源部の照明機能がそれぞれ異なり、
    前記電流検出部は前記各光源部の照明機能に応じて前記駆動電流の電流値を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  4. 前記光源部と前記電流制御部はそれぞれ異なる基板上に設けられ、
    前記光源部と前記電流制御部は前面カバーとランプボディによって形成された灯室に配置されている
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の車両用灯具。
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