JP2011025760A - 乗員保護制御装置及び乗員保護システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の衝突状況に応じて適切にプリテンショナを作動させることで、リペアコストの抑制及び乗員保護性能の確保を両立することの可能な乗員保護制御装置を提供する。
【解決手段】車両に設けられた乗員保護装置の作動制御を行う乗員保護制御装置であって、前記車両の所定位置に設置された加速度センサから得られる加速度データに基づいて衝突判定を行い、側面衝突発生時には前記乗員保護装置の内、シートベルトプリテンショナの作動を禁止し、斜め前方衝突発生時には前記乗員保護装置の内、カーテンエアバッグを作動させたことを条件として前記シートベルトプリテンショナを作動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗員保護制御装置及び乗員保護システムに関する。
一般的に、車両衝突時に乗員を保護するためのシステムとして、SRS(Supplemental Restraint System)エアバッグシステムが知られている。このSRSエアバッグシステムとは、車両の各部に設置された加速度センサ(サテライトセンサ)から得られる加速度データを基に衝突が発生したことを検知し、エアバッグやシートベルトプリテンショナ(以下、プリテンショナと略す)等の乗員保護装置を起動するものである。
例えば、下記特許文献1には、上記プリテンショナに関する従来技術として、正面衝突時にシートベルトのショルダーベルト部及びラップベルト部を、側面衝突時にショルダーベルト部をモータ式のプリテンショナによって巻き取ることにより、衝突時の乗員保護性能を向上させる技術が開示されている。
特開2007−160986号公報
ところで、一般的に使用されている3点式シートベルトは、その構造上、真横からの衝突(側面衝突)に対して乗員拘束力を十分に発揮できない。そのため、側面衝突に対して、プリテンショナによる乗員保護効果を期待することはできないが、従来では、正面衝突時及び側面衝突時のどちらでもプリテンショナを作動させることが一般的であった。このようにプリテンショナの作動を制御すると、上記特許文献1のようにモータ式のプリテンショナを用いる場合は特に問題ないが、火薬炸裂式のように再使用が不可能なプリテンショナを用いる場合は、側面衝突時に乗員保護効果を期待できないにも関わらず再使用不可能なプリテンショナを作動させることになり、プリテンショナのリペアコストの増大を招くという問題が生じる。
その一方で、図3に示すように、側面衝突用の乗員保護装置であるカーテンエアバッグを作動(展開)する際、シートベルト(特にショルダーベルト部)にたわみがあると、カーテンエアバッグがショルダーベルト部に接触して、ショルダーベルト部が乗員の肩からずれ落ちる虞がある。このようなシートベルトのずれ落ちは、著しく乗員拘束力を低下させる要因となるため、プリテンショナを作動させてシートベルトに十分なテンションを発生させ、シートベルトのずれ落ちを防止する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、車両の衝突状況に応じて適切にプリテンショナを作動させることで、リペアコストの抑制及び乗員保護性能の確保を両立することの可能な乗員保護制御装置及び乗員保護システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る乗員保護制御装置は、車両に設けられた乗員保護装置の作動制御を行う乗員保護制御装置であって、前記車両の所定位置に設置された加速度センサから得られる加速度データに基づいて衝突判定を行い、側面衝突発生時には前記乗員保護装置の内、シートベルトプリテンショナの作動を禁止し、斜め前方衝突発生時には前記乗員保護装置の内、カーテンエアバッグを作動させたことを条件として前記シートベルトプリテンショナを作動させることを特徴とする。
また、上記の乗員保護制御装置は、前記側面衝突発生時には前記カーテンエアバッグを含む側面衝突用の乗員保護装置を作動させ、前記斜め前方衝突発生時には前記カーテンエアバッグを作動させたか否かを判定し、作動させたと判定された場合に前記シートベルトプリテンショナを作動させることを特徴とする。
また、上記の乗員保護制御装置は、正面衝突発生時には前記シートベルトプリテンショナを含む正面衝突用の乗員保護装置を作動させることを特徴とする。
さらに、本発明に係る乗員保護制御装置は、車両に設けられた乗員保護装置の作動制御を行う乗員保護制御装置であって、前記車両の所定位置に設置された加速度センサから得られる加速度データに基づいて衝突判定を行い、正面衝突発生時にはシートベルトプリテンショナを含む正面衝突用の乗員保護装置を作動させ、側面衝突発生時には前記シートベルトプリテンショナの作動を禁止することを特徴とする。
一方、本発明に係る乗員保護システムは、車両の所定位置に設置された加速度センサと、前記車両に設けられ、衝突発生時に乗員の保護に用いられる乗員保護装置と、前記加速度センサから得られる加速度データに基づいて前記乗員保護装置の作動制御を行う、上記特徴を有する乗員保護制御装置とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、側面衝突発生時には乗員保護効果を期待できないシートベルトプリテンショナの作動を禁止するため、火薬炸裂式のように再使用不可能なシートベルトプリテンショナを用いた場合にリペアコストを抑制することができる。また、本発明によれば、斜め前方衝突発生時にはカーテンエアバッグを作動させたことを条件としてシートベルトプリテンショナを作動させるため、カーテンエアバッグの作動(展開)によるシートベルトのずれ落ちを防止することができる。この時、斜め前方衝突発生時であっても、カーテンエアバッグの作動が不要な程度の衝突であってカーテンエアバッグを作動させていない場合には、シートベルトプリテンショナも作動させないため、不要なシートベルトプリテンショナの作動を防止することができる。
このように、本発明によれば、車両の衝突状況に応じて適切にプリテンショナを作動させることで、リペアコストの抑制及び乗員保護性能の確保を両立することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る乗員保護制御装置(SRSユニット30)を備える乗員保護システムの構成概略図である。 SRSユニット30の動作フローチャートである。 カーテンエアバッグ展開時にプリテンショナを作動させる必要性を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る乗員保護制御装置(SRSユニット)を備える乗員保護システムの構成概略図である。なお、以下では、本実施形態に係る乗員保護システムとして、車両の衝突発生時において、各種エアバッグやシートベルトプリテンショナ(以下、プリテンショナと略す)等の乗員保護装置を作動するSRSエアバッグシステムを例示して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る乗員保護システムは、車両Cのフロント部右側に設置されたフロントクラッシュセンサ(以下、R−FCSと称す)10Rと、車両Cのフロント部左側に設置されたフロントクラッシュセンサ(以下、L−FCSと称す)10Lと、車両Cの右サイドに設置されたサイドインパクトセンサ(以下、R−SISと称す)20Rと、車両Cの左サイドに設置されたサイドインパクトセンサ(以下、L−SISと称す)20Lと、車両Cのセンターフロアトンネル内に設置されたSRSユニット30と、運転席側及び助手席側に設置されたプリテンショナ40R及び40Lと、運転席側及び助手席側に設置された正面エアバッグ50R及び50Lと、運転席側及び助手席側に設置されたサイドエアバッグ60R及び60Lと、車両Cの右ルーフサイド及び左ルーフサイドに設置されたカーテンエアバッグ70R及び70Lとから概略構成されている。
なお、SRSユニット30の内部には、車両Cの長さ方向(図中のX軸方向)及び車両Cの幅方向(図中のY軸方向)に作用する加速度を検出するユニットセンサ30aが設けられている。
R−FCS10R及びL−FCS10Lは、通信ケーブルを介してSRSユニット30と接続されたサテライトセンサであり、それぞれX軸方向に作用する加速度を検出するセンサ本体と、SRSユニット30とのデータ通信を行う制御回路とがユニット化された構成となっている。これらR−FCS10R及びL−FCS10Lは、加速度センサの出力信号を制御回路によってデジタルデータである加速度データに変換してSRSユニット30に送信する。
R−SIS20R及びL−SIS20Lは、通信ケーブルを介してSRSユニット30と接続されたサテライトセンサであり、それぞれY軸方向に作用する加速度を検出するセンサ本体と、SRSユニット30とのデータ通信を行う制御回路とがユニット化された構成となっている。これらR−SIS20R及びL−SIS20Lは、加速度センサの出力信号を制御回路によってデジタルデータである加速度データに変換してSRSユニット30に送信する。
SRSユニット30は、上記のR−FCS10R及びL−FCS10Lと、R−SIS20R及びL−SIS20Lとから送信される加速度データと、内部に設けられたユニットセンサ30aから得られる加速度データに基づいて車両Cの衝突判定を行い、その衝突判定結果に応じて各乗員保護装置(プリテンショナ40R及び40L、正面エアバッグ50R及び50L、サイドエアバッグ60R及び60L、カーテンエアバッグ70R及び70L)の作動制御を行う。具体的には、このSRSユニット30は、各加速度データに基づいて衝突判定を行い、側面衝突発生時にはプリテンショナ40R及び40Lの作動を禁止し、斜め前方衝突発生時にはカーテンエアバッグ70R及び70Lの作動を許可したことを条件としてプリテンショナ40R及び40Lの作動を許可する
プリテンショナ40R及び40Lは、例えば火薬炸裂式のように再使用が不可能なプリテンショナであり、SRSユニット30の制御によって運転席側及び助手席側シートベルトを巻き取り、乗員に対するシートベルトの拘束力を増大させるものである。
正面エアバッグ50R及び50Lは、正面衝突用の乗員保護装置として設けられたエアバッグであり、SRSユニット30の制御によって展開し、車両Cの衝突により乗員が前方に2次衝突することで負う傷害を軽減するものである。
サイドエアバッグ60R及び60Lは、側面衝突用の乗員保護装置として設けられたエアバッグであり、SRSユニット30の制御によって展開し、運転席及び助手席の乗員がドアの侵入によって負う傷害を軽減するものである。
カーテンエアバッグ70R及び70Lは、側面衝突用及び斜め前方衝突用の乗員保護装置として設けられたエアバッグであり、SRSユニット30の制御によって展開し、前席及び後席の乗員の頭部が車室内への侵入物に叩き付けられたり、サイドウインドウまたはピラーに叩き付けられて負う傷害を軽減するものである。
次に、上記のように構成された乗員保護システムの動作、特にSRSユニット30が実施する乗員保護装置の作動制御処理について詳細に説明する。
図2は、SRSユニット30が実施する乗員保護装置の作動制御処理を表すフローチャートである。なお、図2(a)は、正面衝突及び側面衝突発生時における乗員保護装置の作動制御処理を表すフローチャートであり、図2(b)は、斜め前方衝突発生時における乗員保護装置の作動制御処理を表すフローチャートである。SRSユニット30は、電源オン以降(車両Cのイグニションオン以降)、これら図2(a)及び図2(b)に示す作動制御処理を並列的に行っている。
図2(a)のフローチャートに従い、SRSユニット30は、まず、R−FCS10R、L−FCS10L、R−SIS20R、L−SIS20L及びユニットセンサ30aから加速度データを取得し(ステップS1)、これら取得した加速度データの内、R−FCS10R、L−FCS10L及びユニットセンサ30aから取得した加速度データ(つまり、車両CのX軸方向に作用する加速度)に基づいて正面衝突が発生したか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、SRSユニット30は、R−FCS10R、L−FCS10L及びユニットセンサ30aから取得した加速度データの区間積分値を算出し、この区間積分値と正面衝突判定閾値とを比較することで正面衝突が発生したか否かを判定する。
上記ステップS2において、「No」の場合、つまり正面衝突が発生していないと判定された場合、SRSユニット30は、ステップS5の処理に移行する。一方、上記ステップS2において、「Yes」の場合、つまり正面衝突が発生したと判定された場合、SRSユニット30は、プリテンショナ40R及び40Lを作動させることで、乗員に対するシートベルトの拘束力を増大させ(ステップS3)、続いて、正面エアバッグ50R及び50Lを作動(展開)させることで、乗員が前方に2次衝突することで負う傷害を軽減する(ステップS4)。
そして、SRSユニット30は、上記ステップS1で取得した加速度データの内、R−SIS20R、L−SIS20L及びユニットセンサ30aから取得した加速度データ(つまり、車両CのY軸方向に作用する加速度)に基づいて側面衝突が発生したか否かを判定する(ステップS5)。具体的には、SRSユニット30は、R−SIS20R、L−SIS20L及びユニットセンサ30aから取得した加速度データの区間積分値を算出し、この区間積分値と側面衝突判定閾値とを比較することで側面衝突が発生したか否かを判定する。
上記ステップS5において、「No」の場合、つまり側面衝突が発生していないと判定された場合、SRSユニット30は、ステップS1の処理に戻る。一方、上記ステップS5において、「Yes」の場合、つまり側面衝突が発生したと判定された場合、SRSユニット30は、サイドエアバッグ60R及び60Lと、カーテンエアバッグ70R及び70Lとを作動(展開)させることで、乗員がドアの侵入によって負う傷害やサイドウインドウまたはピラーに叩き付けられて負う傷害を軽減する(ステップS6)。この場合、プリテンショナ40R及び40Lの作動を禁止する。
一方、図2(b)のフローチャートに従い、SRSユニット30は、図2(a)のステップS1で取得した加速度データの内、R−FCS10R、L−FCS10L及びユニットセンサ30aから取得した加速度データ(つまり、車両CのX軸方向に作用する加速度)と、R−SIS20R及びL−SIS20Lとから取得した加速度データとに基づいて、斜め前方衝突判定用演算値を算出する(ステップS11)。具体的には、SRSユニット30は、R−FCS10R、L−FCS10L、R−SIS20R、L−SIS20L及びユニットセンサ30aから取得した各加速度データを区間積分することで、斜め前方衝突判定用演算値(速度変化分)ΔVnを算出する。
そして、SRSユニット30は、斜め前方衝突判定用演算値ΔVnと斜め前方衝突判定閾値ΔVthとを比較することで斜め前方衝突が発生したか否かを判定する(ステップS12)。ここで、斜め前方衝突判定閾値ΔVthは、正面衝突判定閾値より低い値に設定されており、正面衝突の発生が検知されるより早く斜め前方衝突の発生が検知されるようになっている。
上記ステップS12において、「No」の場合、つまりΔVn<ΔVthであって斜め前方衝突が発生していないと判定された場合、SRSユニット30は、ステップS11の処理に戻る。一方、上記ステップS12において、「Yes」の場合、つまりΔVn≧ΔVthであって斜め前方衝突が発生したと判定された場合、SRSユニット30は、斜め前方衝突の判定結果をホールドし(ステップS13)、図2(a)の作動制御処理においてカーテンエアバッグ70R及び70Lが展開されたか否かを判定する(ステップS14)。
上記ステップS14において、「No」の場合、つまり図2(a)の作動制御処理においてカーテンエアバッグ70R及び70Lが展開されていない場合、SRSユニット30は、ステップS11の処理に戻る。一方、上記ステップS14において、「Yes」の場合、つまり図2(a)の作動制御処理においてカーテンエアバッグ70R及び70Lが展開されていた場合、SRSユニット30は、プリテンショナ40R及び40Lを作動させることでシートベルトに十分なテンションを発生させ、シートベルトのずれ落ちを防止する(ステップS15)。
以上のように、本実施形態によれば、側面衝突発生時には乗員保護効果を期待できないプリテンショナ40R及び40Lの作動を禁止するため、火薬炸裂式のように再使用不可能なプリテンショナ40R及び40Lを用いた場合にリペアコストを抑制することができる。また、斜め前方衝突発生時にはカーテンエアバッグ70R及び70Lを作動(展開)させたことを条件としてプリテンショナ40R及び40Lを作動させるため、カーテンエアバッグ70R及び70Lの展開によるシートベルトのずれ落ちを防止することができる。この時、斜め前方衝突発生時であっても、カーテンエアバッグ70R及び70Lの作動が不要な程度の衝突であってカーテンエアバッグ70R及び70Lを作動させていない場合(図2(a)のステップS5において「No」の場合)には、プリテンショナ40R及び40Lも作動させないため、不要なプリテンショナ40R及び40Lの作動を防止することができる(リペアコストの抑制に寄与する)。
このように、本実施形態によれば、車両Cの衝突状況に応じて適切にプリテンショナ40R及び40Lを作動させることで、リペアコストの抑制及び乗員保護性能の確保を両立することが可能となる。
なお、上記実施形態では、正面衝突判定、側面衝突判定及び斜め前方衝突判定の手法として、加速度データから算出した区間積分値と所定の閾値とを比較する手法を例示したが、この手法に限定する必要はなく、例えば加速度データの累積積分値、或いは加速度データそのものを所定の閾値と比較するような手法を採用しても良い。
C…車両、10R、10L…フロントクラッシュセンサ、20R、20L…サイドインパクトセンサ、30…SRSユニット(乗員保護制御装置)、30a…ユニットセンサ、40R、40L…プリテンショナ、50R、50L…正面エアバッグ、60R、60L…サイドエアバッグ、70R、70L…カーテンエアバッグ

Claims (5)

  1. 車両に設けられた乗員保護装置の作動制御を行う乗員保護制御装置であって、
    前記車両の所定位置に設置された加速度センサから得られる加速度データに基づいて衝突判定を行い、側面衝突発生時には前記乗員保護装置の内、シートベルトプリテンショナの作動を禁止し、斜め前方衝突発生時には前記乗員保護装置の内、カーテンエアバッグを作動させたことを条件として前記シートベルトプリテンショナを作動させることを特徴とする乗員保護制御装置。
  2. 前記側面衝突発生時には前記カーテンエアバッグを含む側面衝突用の乗員保護装置を作動させ、前記斜め前方衝突発生時には前記カーテンエアバッグを作動をさせたか否かを判定し、作動させたと判定した場合に前記シートベルトプリテンショナを作動させることを特徴とする請求項1記載の乗員保護制御装置。
  3. 正面衝突発生時には前記シートベルトプリテンショナを含む正面衝突用の乗員保護装置を作動させることを特徴とする請求項1または2に記載の乗員保護制御装置。
  4. 車両に設けられた乗員保護装置の作動制御を行う乗員保護制御装置であって、
    前記車両の所定位置に設置された加速度センサから得られる加速度データに基づいて衝突判定を行い、正面衝突発生時にはシートベルトプリテンショナを含む正面衝突用の乗員保護装置を作動させ、側面衝突発生時には前記シートベルトプリテンショナの作動を禁止することを特徴とする乗員保護制御装置。
  5. 車両の所定位置に設置された加速度センサと、
    前記車両に設けられ、衝突発生時に乗員の保護に用いられる乗員保護装置と、
    前記加速度センサから得られる加速度データに基づいて前記乗員保護装置の作動制御を行う請求項1〜4のいずれか一項に記載の乗員保護制御装置と、
    を備えることを特徴とする乗員保護システム。
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