JP2011014363A - 電磁調理器 - Google Patents
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Abstract
ードでの火力は例えば0.5Kwの一定である。このため、保温モードでの火力は、湯量
が多い場合に合わせることとなり、湯量が少ない状態での保温時の電力消費が無駄になる
と共に、不必要に保温水の蒸発量が多くなる。本発明はこの点に鑑み、保温時の火力を湯
量に応じた火力にすることにより、湯量が少ない状態での保温時の電力消費の無駄を省く
ことにより、省エネ効果を図ると共に、保温水の蒸発量も抑制できる技術を提供するもの
である。
【解決手段】温度センサからの温度データや設定手段からの設定データに基づいて熱源や
表示手段を加熱モードや保温モードに応じて制御する制御手段を備え、制御手段は、保温
モードでの熱源への通電を、被調理物の水量に応じた火力となるよう切り替えること。
【選択図】図5
Description
する電磁調理器に関し、特に湯沸し調理における湯沸し後の保温中の省エネを図る技術に
関する。
誘導加熱コイルを配設すると共に、この誘導加熱コイルの略中心位置に温度センサを配置
し、この温度センサにより被調理物の温度を検出して誘導加熱コイルに供給する電力を制
御することで、被調理物を設定温度に加熱して調理を行っている。
れるように、水量に応じて加熱時間を手動設定し、沸騰後は低電力で保温するものがある
。この特許文献1の湯沸し機能は、湯沸しする湯量に応じて、予め水量を手動にて設定す
ることによってそれに応じて加熱の設定時間Tが設定されるものであり、例えば3Kwで
加熱を開始し、この設定時間Tの手前において火力を2Kwに低下した加熱モードに切り
替え、その状態で設定時間Tに達したとき、火力を0.5Kwに低下して保温モードに移
行するものがある。
ば、加熱時間が60秒に自動設定され、また水量が1リットルの場合は1リットルに設定
すれば、加熱時間が2分に自動設定されるように、水量に応じて加熱時間が設定されるが
、いずれの場合も、加熱時の火力は3Kwで一定であると共に、保温モードでの火力は0
.5Kwの一定である。このため、保温モードでの火力は、湯量が多い場合に合わせるこ
ととなり、湯量が少ない状態での保温時の電力消費が無駄になると共に、不必要に保温水
の蒸発量が多くなる。
ない状態での保温時の電力消費の無駄を省くことにより、省エネ効果を図ると共に、保温
水の蒸発量も抑制できる技術を提供するものである。
を検知する温度センサと、前記熱源による加熱条件等を設定する設定手段と、前記設定手
段による設定内容を表示する表示手段と、前記温度センサからの温度データや前記設定手
段からの設定データに基づいて前記熱源や前記表示手段を加熱モードや保温モードに応じ
て制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記保温モードでの前記熱源への通電を、
被調理物の水量に応じた火力となるよう切り替えることを特徴とする。
を検知する温度センサと、前記熱源による加熱条件等を設定する設定手段と、前記設定手
段による設定内容を表示する表示手段と、前記温度センサからの温度データや前記設定手
段からの設定データに基づいて前記熱源や前記表示手段を加熱モードや保温モードに応じ
て制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記保温モードでの前記熱源への通電を、
前記設定手段にて設定された被調理物の水量に応じた火力となるよう制御することを特徴
とする。
を検知する温度センサと、前記熱源による加熱条件等を設定する設定手段と、前記設定手
段による設定内容を表示する表示手段と、前記温度センサからの温度データや前記設定手
段からの設定データに基づいて前記熱源や前記表示手段を加熱モードや保温モードに応じ
て制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記加熱モードでの水温の温度上昇によっ
て被調理物の水量を自動検出する水量検出手段を備え、前記保温モードでの前記熱源への
通電を、前記水量検出手段にて検出された水量に応じた火力となるよう制御することを特
徴とする。
の保温時の電力消費の無駄を省くことにより、省エネ効果を図ると共に、保温水の蒸発量
も抑制できる技術を提供できるものとなる。本発明において、水量を目で見て手動にて水
量設定する方式ではスイッチ操作が必要であるが、加熱モードでの水温の温度上昇によっ
て水量を自動判定する方式ではその必要がないので、面倒さが解消される。
ルと、被調理物の温度を検知する温度センサと、前記加熱コイルによる加熱条件等を設定
する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示する表示手段と、前記温度センサか
らの温度データや前記設定手段からの設定データに基づいて前記加熱コイルや前記表示手
段を加熱モードや保温モードに応じて制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記保
温モードでの前記加熱コイルへの通電を、被調理物の水量に応じた火力となるよう切り替
えるものである。
る。図において、1は、例えばシステムキッチン等にドロップイン方式にて組み込まれて
使用される電磁調理器であり、その調理器本体1Aの上面に耐熱ガラス製の天板2を装着
していると共に、この天板2の下方内部に熱源となる加熱コイルとして、左右一対の誘導
加熱コイル3、4とラジエントヒータ5を内蔵している。
操作パネル6の左側にはグリル7用のグリル扉8を引き出し自在に配設し、且つ、操作パ
ネル6には、シーソー式の電源スイッチ9、複数の操作キー10・・・や、誘導加熱コイ
ル3、4及びラジエントヒータ5にそれぞれ対応するプッシュプッシュ式の操作摘み11
a、11b、11c等を配設している。操作摘み11a、11b、または11cはプッシ
ュ操作により引き出すと、対応する誘導加熱コイル3、4、またはラジエントヒータ5へ
の通電を開始し、再度プッシュ操作により押し込むと運転を停止し、引き出し位置で回転
操作すると火力や調理時間、調理温度等を設定する様に構成している。
前端部には操作窓13を穿孔し、この操作窓13内に非接触式のタッチキーにて構成した
操作部14を配置し、かつ天板枠12の後端部には左右一対の吸排気カバー15、15を
着脱自在に装着している。一方、操作窓13の下方には、図2にても示すように、入力時
の操作面となるガラス板15を配置していると共に、このガラス板15の表面または裏面
には、火力キー16・・、湯沸しキー17、揚げ物キー18等のタッチ領域を印刷により
配置している。尚、各キーへの入力操作は、ガラス板15の裏面に配置した後述の操作用
回路基板により行い、この操作用回路基板にて、上記タッチ領域への指等の接触による静
電容量の変化により入力操作を検出する様に構成している。
晶表示器等で構成した表示器19を配設している。この表示器19には、操作摘み11a
、11b、及び11cにそれぞれ対応して、それぞれの設定火力や調理時間、調理温度、
更には湯沸し時の湯沸しマークと水量の表示等を区分して表示する様に構成している。
ので、商用の200V電源31に電源スイッチ9を介して直流変換回路32を接続すると
共に、この直流変換回路32の出力にインバータ回路33を接続し、このインバータ回路
33の出力に誘導加熱コイル4と、この誘導加熱コイル4へ供給される電流値を検出する
コイル電流検出手段34との直列回路を接続している。
路33や報知用のブザー36を接続していると共に、入出力ポートに操作パネル6や操作
用回路基板37、不揮発性メモリ等の記憶手段38を接続し、かつ入力ポートに、電源3
1と直流変換回路32との間に接続した入力電流検出手段39の出力と、直流変換回路3
2の出力に接続した入力電圧検出手段40の出力、誘導加熱コイル4の略中央部に配設し
たサーミスタ等の温度センサ41の出力を接続している。尚、温度センサ41は、天板2
の上に載置される被調理物を収容する調理容器42の温度を、天板2を介して検出する様
に構成している。また、入力電流検出手段39と入力電圧検出手段40の出力から入力電
力を算出するものであり、これらにて入力電力モニター回路を構成している。
導加熱コイル4の上方に水を入れた調理容器42を載せた後、電源スイッチ9をオン操作
し、次いで摘み11aをプュシュ操作して引き出し、湯沸しキー17をオン操作すること
で、自動による湯沸しモード(湯沸し調理モードと称してもよい)の設定となる。更に湯
沸しキー17をオン操作すると、手動による湯沸しモード(湯沸し調理モードと称しても
よい)の設定となる。
。上記のように、摘み11aをプュシュ操作して引き出すことにより誘導加熱コイル4へ
の通電を開始し、次いで湯沸しキー17をオン操作することで、自動による湯沸しモード
(湯沸し調理モードと称してもよい)の設定となる。この状態で、記憶手段38に設定さ
れているデータに基づき、制御回路35の動作によって最大火力である例えば3KWの出
力にて誘導加熱コイル4に通電されて加熱モードの一つである湯沸しモードの加熱を開始
する。表示器19には、湯沸し時の自動の文字、湯沸しマーク、3KWの出力の表示がさ
れる。
ドが終了し保温モードとなる。保温モードでは、誘導加熱コイル4への供給電力を低下さ
せて、温度センサ41の検出に基づく制御回路35の動作によって、調理容器42内の湯
を所定温度に保温する。
温度TK℃(実施例では、例えば70℃とする)へ上昇するまでの時間が長く掛かる。即
ち、図4に示すように、1リットルの水の場合は所定温度TK℃(70℃)までの時間が
t1であるが、1.5リットルの水の場合は所定温度TK℃(70℃)までの時間がt1
5であり、2リットルの水の場合は、所定温度TK℃(70℃)までの時間がt2となり
、3リットルの水の場合は、所定温度TK℃(70℃)までの時間がt3となる。
の水量検出手段として、制御回路35は、所定温度TK℃(実施例では、例えば70℃と
する)へ上昇するまでの時間を判定する判定手段(判定回路)を備えており、この判定に
基づき、保温モードでの保温温度が自動的に設定される構成となっている。このため、所
定温度TK℃(70℃)までの時間がt1であれば、調理容器42内の水の量が1リット
ルであるため、保温モードでの誘導加熱コイル4への供給電力が例えば0.3KWに自動
設定され、温度センサ41が例えば98℃への温度上昇を検出したとき、湯沸しモードが
終了し保温モードとなり、誘導加熱コイル4への供給電力を0.3KWに切り替えて、調
理容器42を保温する。保温モードにおいて、表示器19は、保温の文字、湯沸しマーク
、1リットルの水量、0.3KWの出力の表示に切り替わる。なお、湯沸しモードが終了
したとき、報知用のブザー36が発音して湯沸し終了を報知する。このブザー36の発音
は操作パネル6の停止スイッチの操作にて停止できる。
内の水の量が1.5リットルであるため、保温モードでの誘導加熱コイル4への供給電力
が例えば0.4KWに自動設定され、また、所定温度TK℃(70℃)までの時間がt2
であれば、調理容器42内の水の量が2リットルであるため、保温モードでの誘導加熱コ
イル4への供給電力が例えば0.4KWに自動設定され、更に、所定温度TK℃(70℃
)までの時間がt3であれば、調理容器42内の水の量が3リットルであるため、保温モ
ードでの誘導加熱コイル4への供給電力が例えば0.5KWに自動設定される。そして、
温度センサ41が例えば98℃への温度上昇を検出したとき、湯沸しモードが終了し保温
モードとなり、誘導加熱コイル4は上記自動設定された供給電力によって調理容器42を
保温する。これによって、保温時の出力が水量に拘らず一定である場合に比して、省エネ
に適した制御となる。保温時の湯温は、略100℃に保たれる。
リットル、3リットルの4段階としているが、調理容器42内の水の量が1.5リットル
以下の場合は、所定温度TK℃(70℃)までの時間がt15以下となるため、保温モー
ドでの誘導加熱コイル4への供給電力を、例えば0.3KWに自動設定する。また、調理
容器42内の水の量が例えば1.8リットルの場合には、所定温度TK℃(70℃)まで
の時間がt15とt2との間の時間となるため、この時間が時間t15に近いときは1.
5リットルと同様に、保温モードでの誘導加熱コイル4への供給電力を例えば0.3KW
に自動設定し、一方、時間t2に近いときは、2リットルと同様に、保温モードでの誘導
加熱コイル4への供給電力を例えば0.4KWに自動設定するようにすればよい。
ル、3リットルの4段階としているが、1リットルから4リットルまでの湯沸しができる
ようにすることもでき、その場合、1リットル、1.5リットル、2リットル、2.5リ
ットル、3リットル、3.5リットル、4リットルの水量判定ができるように判定レベル
を細かく設定し、それに応じて保温時の出力が設定されるようにすることもできる。更に
、1リットルから4リットルまでの湯沸しができるようにする場合において、1リットル
、1.2リットル、1.4リットル、1.6リットル・・・・のように、一層細かい水量
判定ができるように判定レベルを細かく設定し、それに応じて保温時の出力が設定される
ようにすれば、より一層細かい保温時の出力制御が達成できることとなり、更に省エネに
適した制御となる。
)へ上昇するまでの時間を判定手段(判定回路)によって判定するが、これに替わって、
制御回路35が、温度センサ41が検出する単位時間当たりの温度上昇によって、調理容
器42内の水の量を判定するようにしてもよい。その場合は、調理容器42内の水の量が
多いほど、湯沸しモードでの温度上昇が遅くなるため、上記同様に水量判定ができ、それ
に基づき制御回路35によって保温モードでの誘導加熱コイル4への供給電力が自動設定
されるようにすればよい。
ードの終了にて保温モードに切り替わる場合であるが、誘導加熱コイル3に通電されて湯
沸しモードの加熱を開始し、湯沸しモードの終了にて保温モードに切り替わる場合、また
はラジエントヒータ5に通電されて湯沸しモードの加熱を開始し、湯沸しモードの終了に
て保温モードに切り替わる場合も同様である。
昇によって被調理物の水量を自動検出する水量検出手段を備え、前記保温モードでの熱源
である誘導加熱コイル3、誘導加熱コイル4、またはラジエントヒータ5への通電を、前
記水量検出手段にて検出された水量に応じた火力(出力)となるよう制御する。
明する。この場合は、誘導加熱コイル4にて湯沸しを行なう場合について説明する。この
ため、天板2の誘導加熱コイル4の上方に水を入れた調理容器42を載せた後、電源スイ
ッチ9をオン操作し、次いで摘み11aをプュシュ操作して引き出し、湯沸しキー17を
一度オン操作した後、更に湯沸しキー17をオン操作すると、手動による湯沸しモード(
湯沸し調理モードと称してもよい)の設定となる。
て調理容器42内に入れた水量を設定入力する。この設定入力操作の後、再度再度湯沸し
キー17をオン操作すれば、設定可能な最大火力である例えば3KWの出力にて誘導加熱
コイル4に通電されて湯沸しモードの加熱を開始する。
示器19に表示すると同時に、実施例の場合、設定水量を例えば0.5、1、1.5、2
、2.5、3、3.5、4リットルの8段階に設定し、順次設定した水量を表示器19に
表示する様に制御回路35を構成している。表示器19には、湯沸し時の手動の文字、湯
沸しマーク、設定水量、出力のKWの表示がされる。なお、便宜上、設定水量の0.5リ
ットルを「1」、1リットルを「2」と順次設定して表示器19に表示する様に制御回路
35を構成してもよい。
ードの加熱時には大きな出力で加熱し、沸騰した後の保温は低出力とするように制御する
が、保温時の出力は水量が多いほど出力が大きくなるように、予め設定したデータに基づ
き制御する。以下これを具体的に説明する。
出力で加熱するように例えば、図示のように段階的に最大出力の3KWとそれよりも低い
1.1KWの出力にて誘導加熱コイル4に通電して湯沸しモードの加熱を行ない、温度セ
ンサ41が所定温度を検出したとき、例えば沸騰状態となる98℃の温度を検出したとき
、湯沸しモードが終了し保温モードとなるように制御する。この場合、3KWの出力時間
及び1.1KWの各出力時間は、予め記憶手段38に格納したデータであり、このデータ
に基づき制御回路35によって湯沸しモードが制御される。
される設定水量が1リットルの場合は、予め記憶手段38に格納した所定時間に基づき制
御回路35によって、最初3KWで加熱し、沸騰する前の温度(例えば80〜85℃)で
1.1KWへ出力が切り替わるように、誘導加熱コイル4に通電して湯沸しモードを実行
し、温度センサ41が沸騰する温度として、例えば98℃を検知したとき、0.3KWの
出力にて誘導加熱コイル4に通電して保温モードとなる。この場合、1.1KWで所定時
間の加熱を行なっても温度センサ41が98℃を検知しないときは、この1.1KWの加
熱を温度センサ41が98℃を検知するまで継続し、温度センサ41が98℃を検知した
とき、0.3KWの出力にて誘導加熱コイル4に通電して保温モードとなるように、制御
回路35によって制御される。この制御によって、調理容器42の材質の影響等、何らか
の原因により予め設定した設定電力より不足している場合等においても、98℃の所定温
度までの加熱が行なえるものとなる。
Wから1.1KWに落とすことによって、水量が少ない場合の突沸現象を防止すると共に
、調理容器42と天板2の温度差を少なくして、温度センサ41による検出精度を向上さ
せることが出来るものである。表示器19には、湯沸し時の手動の文字、湯沸しマーク、
設定水量、そのときの出力の表示、残り時間を表示する。
である。また、記憶手段38には、手動設定される設定水量を示す設定水量データと、こ
の設定水量に対応した保温時の火力となる出力を示す保温出力データが格納されており、
これらのデータを利用して、制御回路35は、設定水量の手動設定に基づき保温時の出力
を決定する。このため、手動設定された設定水量が略0.5〜1.5リットルのいずれか
であれば、保温時の出力は例えば0.3KWとし、手動設定された設定水量が略2〜2.
5リットルのいずれかであれば、保温時の出力は例えば0.4KWとし、更に、手動設定
された設定水量が略3リットル以上であれば、保温時の出力は例えば0.5KWとするよ
う、保温時の出力を決定するようにしている。
すように、段階的に3KWと1.1KWの出力にて誘導加熱コイル4に通電して湯沸しモ
ードの加熱を行ない、温度センサ41が例えば98℃の温度を検出した時点tAにおいて
、湯沸しモードが終了し保温モードとなるように制御する。なお、湯沸しモードが終了し
た時点tAにおいて、報知用のブザー36が発音して湯沸し終了を報知する。このブザー
36の発音は操作パネル6の停止スイッチの操作にて停止できる。このように湯沸しモー
ドが終了し保温モードになると、図5及び図6に示すように、保温モードでの誘導加熱コ
イル4への供給電力が、摘み11aによって手動設定された設定水量に対応する保温モー
ドでの火力となる出力に切り替わり、設定水量が1リットルの場合は0.3KWの出力に
切り替わる。これによって、保温時の出力が水量に拘らず一定である場合に比して、省エ
ネに適した制御となる。保温モードにおいて、表示器19は、保温の文字、湯沸しマーク
、設定水量、0.3KW等の保温出力の表示に切り替わる。保温時の湯温は、略100℃
に保たれる。
すように、段階的に3KWと1.1KWの出力にて誘導加熱コイル4に通電して湯沸しモ
ードの加熱を行ない、温度センサ41が例えば98℃の温度を検出した時点tBにおいて
、湯沸しモードが終了し保温モードとなるように制御する。なお、湯沸しモードが終了し
た時点tBにおいて、報知用のブザー36が発音して湯沸し終了を報知する。このブザー
36の発音は操作パネル6の停止スイッチの操作にて停止できる。このように湯沸しモー
ドが終了し保温モードになると、図5及び図7に示すように、保温モードでの誘導加熱コ
イル4への供給電力が、摘み11aによって手動設定された設定水量に対応する保温モー
ドでの火力となる出力に切り替わり、設定水量が2リットルの場合は0.4KWの出力に
切り替わる。これによって、保温時の出力が水量に拘らず一定である場合に比して、省エ
ネに適した制御となる。保温モードにおいて、表示器19は、保温の文字、湯沸しマーク
、設定水量、0.4KW等の保温出力の表示に切り替わる。保温時の湯温は、略100℃
に保たれる。
れるため、湯沸しモードが終了し保温モードとなり、誘導加熱コイル4は設定された供給
電力によって調理容器42を保温する。これによって、保温時の出力が水量に拘らず一定
である場合に比して、省エネに適した制御となる。
ットル、1.2リットル、1.4リットル、1.6リットル・・・・のように、一層細か
い水量判定ができるように判定レベルを細かく設定し、それに応じて保温時の出力が設定
されるようにすれば、より一層細かい保温時の出力制御が達成できることとなり、更に省
エネに適した制御となる。
ードの終了にて保温モードに切り替わる場合であるが、これに替わって、誘導加熱コイル
3に通電されて湯沸しモードの加熱を開始し、湯沸しモードの終了にて保温モードに切り
替わる場合、またはラジエントヒータ5に通電されて湯沸しモードの加熱を開始し、湯沸
しモードの終了にて保温モードに切り替わる場合も、上記説明と同様である。
誘導加熱コイル3、誘導加熱コイル4、またはラジエントヒータ5への通電を、設定手段
としての摘み11aにて設定された被調理物の水量に応じた火力(出力)となるよう制御
する。
6を作動して湯沸し調理の終了を報知する。このブザー36の発音は操作パネル6の停止
スイッチの操作にて停止できる。
19の上記の表示を「00」で点滅表示することで、次の入力操作が判り易く、操作性を
向上出来る。
に適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
2・・・・天板
3・・・・誘導加熱コイル(熱源)
4・・・・・誘導加熱コイル(熱源)
5・・・・・ラジエントヒータ(熱源)
6・・・・・操作パネル(入力手段)
11a、11b、11c・・・・操作摘み
14・・・・操作部(入力手段)
19・・・・表示器(表示手段)
35・・・・制御回路(制御手段)
41・・・・温度センサ
42・・・・調理容器(被調理物)
Claims (3)
- 被調理物を加熱するよう通電される熱源と、被調理物の温度を検知する温度センサと、
前記熱源による加熱条件等を設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示す
る表示手段と、前記温度センサからの温度データや前記設定手段からの設定データに基づ
いて前記熱源や前記表示手段を加熱モードや保温モードに応じて制御する制御手段を備え
、前記制御手段は、前記保温モードでの前記熱源への通電を、被調理物の水量に応じた火
力となるよう切り替えることを特徴とする電磁調理器。 - 被調理物を加熱するよう通電される熱源と、被調理物の温度を検知する温度センサと、
前記熱源による加熱条件等を設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示す
る表示手段と、前記温度センサからの温度データや前記設定手段からの設定データに基づ
いて前記熱源や前記表示手段を加熱モードや保温モードに応じて制御する制御手段を備え
、前記制御手段は、前記保温モードでの前記熱源への通電を、前記設定手段にて設定され
た被調理物の水量に応じた火力となるよう制御することを特徴とする電磁調理器。 - 被調理物を加熱するよう通電される熱源と、被調理物の温度を検知する温度センサと、
前記熱源による加熱条件等を設定する設定手段と、前記設定手段による設定内容を表示す
る表示手段と、前記温度センサからの温度データや前記設定手段からの設定データに基づ
いて前記熱源や前記表示手段を加熱モードや保温モードに応じて制御する制御手段を備え
、前記制御手段は、前記加熱モードでの水温の温度上昇によって被調理物の水量を自動検
出する水量検出手段を備え、前記保温モードでの前記熱源への通電を、前記水量検出手段
にて検出された水量に応じた火力となるよう制御することを特徴とする電磁調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009156994A JP2011014363A (ja) | 2009-07-01 | 2009-07-01 | 電磁調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009156994A JP2011014363A (ja) | 2009-07-01 | 2009-07-01 | 電磁調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009156994A Pending JP2011014363A (ja) | 2009-07-01 | 2009-07-01 | 電磁調理器 |
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JP (1) | JP2011014363A (ja) |
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