JP2008027638A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体の上面に設けられたトッププレートと、このトッププレート上に載せられた金属製鍋を加熱する複数の加熱コイルと、この加熱コイルに電力を供給するインバータと、加熱手段を有するグリル部と、このグリル部へ電力を供給するグリル電力供給部と、を有する誘導加熱調理器において、グリル部の加熱手段への出力要求が、複数の加熱コイルのいずれかに対する出力要求よりも遅い場合、先に電力が供給された加熱コイルとその設定された電力に応じてグリル部の加熱手段へ電力を供給する。
【選択図】図1
Description
6bに比べて比較的出力が弱い調理用である。本実施例においては、加熱コイル6cは、最大消費電力1.6kW の加熱出力(火力)を有している。
mmとし、調理用鍋でよく使用される直径200mm程度の鍋を効率よく加熱できる大きさにしている。そして、加熱コイル6a,6bの真上のトッププレート2上面に設けられた鍋位置表示部4a、4bは、加熱コイル6a,6bの直径と略同一の大きさの表示である。
1.5kW の電力消費となる。
(選択)するときに押す設定キー402と、夫々の加熱コイル6a,6b,6cのタイマー時間を設定する時に押すタイマーキー403と、夫々の加熱コイル6a,6b,6cの自動調理を設定する時に押すメニューキー404が設けられている。
3.0kW となっているが、同じ加熱コイル6a,6bを用いても、加熱対象の材質により最大出力が変わる場合、例えば磁性材料からなる調理鍋と非磁性材料からなる調理鍋とで最大出力が変わる場合は、それぞれの最大出力に応じて段階的な出力を設定するようにしてもよい。
713へ送信する。上面表示回路部708は制御部713からの表示信号を上面表示部9で表示する。パネル操作回路部709はパネル操作部7での入力を制御部713に送る信号に変える。パネル表示回路部710は制御回路713の出力をパネル表示部で表示する。
6a,6b,6cで加熱される調理用鍋の温度を、トッププレート2を介して検出する。設定された自動調理メニューによる自動調理時に、この温度検出器711で検出した温度情報に基づき、加熱コイルの出力を調節して、鍋が所定の温度となるように制御する。報知部712は制御部713の出力に基づき使用者にブザー音等により報知する。
706や、加熱コイル6a,6b,6cの出力を複数段階に調整するインバータ回路703,704,705には制御信号を出力している。
102で直流に変換し、スイッチング素子103,105の直列体で構成するスイッチング部に接続する。スイッチング素子103,105にはそれぞれ逆並列にダイオード104,106が接続され、スイッチング素子103,105の接続点と直流電圧の基準点間に加熱コイル13と共振コンデンサ107で構成する共振回路部が接続される。また、スイッチング素子103,105にはそれぞれスナバコンデンサ108,109が接続されている。
702に通電して、網に載せられた被加熱物の加熱を開始する。図示はしないが、グリル部5の加熱庫内には、温度検出器711が設けられ、その温度センサの検知結果を制御部713で受信し、被加熱物の加熱状態を判断し加熱庫内の温度調節をしながらグリル部5の加熱調理を行う。
kWに相当する表示を行い、加熱コイル6bへの電力供給をインバータ回路704に要求して、使用者は調理を開始する。
713で制御するため、加熱コイル6aの出力を設定する設定キー402の操作は1.1kWを超える出力要求は受け付けず、上面表示部9aには1.1kW より大きな出力を表示させない。各加熱コイル6は設定可能な火力が離散的に設定されているため、この場合は、定格電力の5.8kW に対して1.2kW は設定されない。
kWを超えるため、制御部713は加熱コイル6aでの揚げ物の自動調理機能を設定できないように制御する。
105で加熱手段の切/スタートキー7bを受け付ける。
10に示すように処理を実行し、この出力要求の可否を判断する。
Claims (11)
- 本体の上面に設けられたトッププレートと、このトッププレート上に載せられた金属製鍋を加熱する複数の加熱コイルと、この加熱コイルに電力を供給するインバータと、加熱手段を有するグリル部と、このグリル部へ電力を供給するグリル電力供給部と、を有する誘導加熱調理器において、
前記複数の加熱コイルのいずれかに対して電力が供給されているとき、前記グリル部の加熱手段へ電力の供給が要求されると、先に電力が供給された加熱コイルとその設定された電力に応じて、前記グリル部の加熱手段へ電力を供給する誘導加熱調理器。 - 請求項1記載の誘導加熱調理器において、
前記先に電力が供給された加熱コイルの設定された電力が特定値よりも大きく、この特定値と他の加熱コイルへ供給されている電力とを定格電力から除いた電力が、前記グリル部の加熱手段の設定最大出力よりも大きなときは、前記先に電力が供給された加熱コイルに設定された電力を前記特定値に減じて、前記グリル部の加熱手段へ電力を供給する誘導加熱調理器。 - 請求項2記載の誘導加熱調理器において、
前記特定値は、前記定格電力から、前記グリル部の加熱手段の設定最大出力と前記特定値とを除いた残りの電力が、前記設定された電力が減じられた加熱コイル以外の少なくとも一つの加熱コイルに対して、この加熱コイルに予め設定された自動調理の中で最も大きな最大設定出力よりも大きい電力となる値である誘導加熱調理器。 - 請求項1記載の誘導加熱調理器において、前記先に電力が供給された加熱コイルが前記グリル部に近い加熱コイルであり、この前記グリル部に近い加熱コイルに供給された電力が特定値を超える場合、前記グリル部に近い加熱コイルの出力を前記特定値に減らし、前記グリル部の加熱手段へ電力を供給する誘導加熱調理器。
- 請求項4記載の誘導加熱調理器において、前記グリル部に近い加熱コイルに供給する電力を特定値に減らしても、前記グリルの加熱手段の設定最大出力と前記グリル部に近い加熱コイルに供給された電力とを合わせた合計消費電力が定格電力を超える場合、前記グリル部の加熱手段に電力を供給しない誘導加熱調理器。
- 請求項1記載の誘導加熱調理器において、前記複数の加熱コイルは少なくとも3個設けられた誘導加熱調理器。
- 請求項1記載の誘導加熱調理器において、前記加熱コイルを前記トッププレートの手前側左右に2個、中央後側に1個配置し、前記特定の加熱コイルを前記グリル部の近くに配置した誘導加熱調理器。
- 請求項1記載の誘導加熱調理器において、前記複数の加熱コイルのうち少なくとも一つは金属製鍋の種類によって前記インバータから供給される高周波電力の周波数が異なる誘導加熱調理器。
- 本体の上面に設けられたトッププレートと、このトッププレート上に載せられた鍋を加熱する複数の加熱コイルと、この加熱コイルに電力を供給するインバータと、加熱手段を有するグリル部と、このグリル部へ電力を供給するグリル電力供給部と、を有する誘導加熱調理器において、
前記グリル部の加熱手段には設定最大出力で出力するための電力が供給され、前記複数の加熱コイルのうち、少なくとも一つの加熱コイルに対して、この加熱コイルに予め設定された自動調理の中で最も大きな設定最大電力よりも大きな電力を供給する誘導加熱調理器。 - 請求項9記載の誘導加熱調理器において、
前記複数の加熱コイルのうち、少なくとも一つの加熱コイルは供給されていた設定出力よりも小さな電力が供給される誘導加熱調理器。 - 本体の上面に設けられたトッププレートと、このトッププレート上に載せられた鍋を加熱する複数の加熱コイルと、この加熱コイルに電力を供給するインバータと、加熱手段を有するグリル部と、このグリル部へ電力を供給するグリル電力供給部と、を有する誘導加熱調理器において、
前記複数の加熱コイルは、本体の前面寄りに配置された2つの加熱コイルと、これら誘導加熱コイル間の奥寄りに配置された1つの加熱コイルと、を有し、前記奥寄りに配置された加熱コイルでは自動調理メニューとして炊飯機能を有していない誘導加熱調理器。
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