JP2011011384A - 成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長寿命を有しながらも、一対の金型部品における転写面同士の再現性を確保できる成形装置を提供する。
【解決手段】付勢手段としてのバネ部材SP1、SP2の付勢力を、時間的に先行する先行段階で小さくすることで、摺動する当接面4b、3bの摩耗を抑え、それより時間的に後行する後行段階で大きくすることにより、転写面3p、4pの光軸を精度良く一致させることができ、これにより高精度な成形品としての光学素子を得ることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、成形装置に関し、特に高精度な成形品を成形できる成形装置に関するものである。
例えば光学素子等の成形品は、金型を用いた樹脂やガラスの成形により形成されることが多く、それにより高精度な形状を有する成形品を量産できるというメリットがある。このような成形品を成形するのに適した成形装置としては、転写面を有する固定側入れ子を装着した固定側金型ユニットに対し、同様に転写面を有する可動側入れ子を装着した可動側金型ユニットを、重力方向に配置して突き合わせ、転写面で形成されるキャビティ内に樹脂を充填することで、成形を行うものが知られている。特許文献1には、一対の金型ブロックの一方を固定し、他方をフローティング状態とし、成形毎に、一方の金型ブロックの凸係合部を、他方の金型ブロックの凹係合部を係合させて、金型ブロック同士の位置決めを行う構成が開示されている。
特開平09−207139号公報
ここで、成形装置の一つの課題は、成形毎に、固定側入れ子と可動側入れ子とを、いかにして精密に位置決めするかと言うことである。従来技術では、例え初期セット時に入れ子同士を精度良く位置決めしたとしても、繰り返し成形を行うにつれ、当接し合う係合部同士の変形や摩耗が生じ、成形時の入れ子の相対位置にずれが生じる恐れがある。これに対し、入れ子の高度な再現性を確保する工夫としては、
1)嵌合部や位置決め部品の高精度化
2)テーパ等の位置決め部品形状工夫
3)位置決め箇所数を増やす方法
4)位置決めされる際の特定外乱からの狂いを逃れる構造
等が提案されている。
しかし、ミクロン単位で入れ子を精密に位置決めしたい場合においては、以下のような問題が生じる。
1)嵌合部品の高精度化は、締結装置の精度が一般的な場合、接触面の偏磨耗による狂いや寿命、カジリの諸問題が発生する。又、部品その物や締結装置の高精度化が必要で、これによりコストアップを招くこととなる。
2)テーパ等の形状工夫は、位置決め部品の接触圧による変形や位置決め部品に掛かる潰し圧と楔効果などにより、嵌め合い方向に締め圧が必要な状況の精密嵌合においては特に、位置決め部付近のベース構造物に変形が発生し、位置決め部から遠方で顕著な精度の狂いが発生する。
3)位置決め箇所数を増やす方法では、箇所毎のピッチ精度が必要で、分割面の温度差、締め装置の精度により、嵌合位置決め部品の接触部が偏り、早期磨耗による部品交換時期の早期化を招く恐れがある。又、3点以上の位置決めの場合においては、磨耗による接触部変化により、入れ子のズレ方向を予測できないバラツキを発生させる恐れがある。
いずれの工夫も、磨耗箇所や接触圧を予測しにくく、耐久時間を推測できないという問題に繋がり、外乱限定化による変位方向特定化構造や対応部強化等の工夫が必要であった。更に、当接部の接触圧が予測できない為、特許文献1に示すように調芯等の補正構造を設ける場合に、より精度をあげた対応工夫が必須となり、それらにより、転写面のミクロン単位の調芯補正をする場合は、入れ子の再現性への不信やズレ方向予測不能等も絡み、規格等の限度内であっても、中心値へより厳密な調芯行為が必要となってしまっている。又、成形装置の維持にあたっては、多大な試行錯誤工数が発生するという問題も抱えていた。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、長寿命を有しながらも、一対の金型部品における転写面同士の再現性を確保できる成形装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の成形装置は、
第1の転写面を備えた第1の金型部品と、
前記第1の金型部品を変位可能に保持する第1の金型ユニットと、
前記第1の転写面に対向配置されることにより成形材料が充填されるキャビティを形成する第2の転写面を備えた第2の金型部品と、
前記第2の金型部品を保持する第2の金型ユニットと、を有し、成形毎に前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットとを相対的に接近/離間させるようになっている成形装置において、
前記第1の金型部品は、前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットの相対移動方向(スラスト方向)に延在する当接面を備えた凸部を有し、前記第2の金型部品は、前記凸部の当接面に当接する当接面を備えた凹部を有し、
前記第1の金型ユニット又は前記第2の金型ユニットには、前記凸部の当接面と前記凹部の当接面とが互いに押圧し合うように付勢する付勢手段が設けられ、
前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットとが相対的に接近することによって、前記凸部と前記凹部の当接面同士が当接した後において、前記付勢手段の付勢力を、時間的に先行する先行段階よりも、それより時間的に後行する後行段階で、段階的に大きくしたことを特徴とする。
以下、本発明の一例である光学素子用の設計装置を示す図面を参照して、本発明の原理を説明するが、本発明はこれに限られない。図1において一部を示す固定側金型ユニット(第2の金型ユニットの例)1に対して、上下方向に変位可能に可動側金型ユニット(第1の金型ユニットの例)2が対向配置されている。固定側金型ユニット1の上面にはくぼみ1aが形成され、その内部には矩形断面の固定側カセット(第2の金型部品の例)3がボルトB1により固定されている。一方、可動側金型ユニット(第1の金型部品の例)2の下面にはくぼみ1aに対向してくぼみ2aと、それに隣接する小くぼみ2bが形成され、くぼみ2aの内部には矩形断面の可動側カセット4が、ボルトB2により図で上下左右方向に移動可能に固定されている。
固定側カセット3の上面には、凹部3aが形成され、可動側カセット4の下面には、凹部3aに対向して凸部4aが形成されている。凹部3aの図で左側の面が当接面3bであり、凸部4aの図で左側の面が当接面4bである。当接面3b、4bは、固定側金型ユニット1と可動側金型ユニット2の相対移動方向に延在するように形成されている。凸部4aの先端には、当接面4bに接続するようにして面取り部4bが形成されている。尚、図1とは断面が異なる位置において、固定側カセット3の上面には、転写面(第2の転写面の例)3pが形成され、可動側カセット4の上面には、転写面3pに対向して転写面(第1の転写面の例)4pが形成されている。当接面3b、4bを所定の押圧力で押圧した際に、転写面3p、4pの光軸が精度良く一致するように、固定側カセット3と可動側カセット4とが形成されている。
可動側金型ユニット2の小くぼみ2b内には、第1楔部材5と、第2楔部材6が配置されている。第1楔部材5は、可動側カセット4に当接する平面5aと、その反対側に設けられ図で右斜め上方を向いた斜面5bとを有しており、ボルトB3により、上下左右に移動可能に取り付けられている。第2楔部材6は、第1楔部材5の斜面5bに当接する斜面6aと、その反対側に設けられた平面6bとを有している。斜面5b、6aは共擦り加工により、組み合わせ時の平面5a、6bの平行度を確保するよう精度良く形成できる。
第2楔部材6の平面6bと、それに対向する小くぼみ2bの内壁との間には、第1バネ部材SP1と第2バネ部材SP2が設けられている。第1バネ部材SP1の弾性力は、第2バネ部材SP2の弾性力より弱く、固定側金型ユニット1に対して可動側金型ユニット2が離間しているとき(図1に示す状態)は、第1バネ部材SP1は第2楔部材6に当接しているが、第2バネ部材SP2は第2楔部材6に当接していない。尚、第2楔部材6は、上下に貫通した貫通ねじ孔6cを有し、貫通ねじ孔6c内には、調整ねじ7が螺合され、その先端を小くぼみ2bの底面(上面)に当接させている。
図1に示す状態では、可動側カセット4の下面は、可動側金型ユニット2の下面より若干突出している。可動側金型ユニット2の下面からの凸部4aの突出量をR1とし、可動側金型ユニット2の下面からの第1楔部材5の突出量をR2とする。調整ねじ7の突出量を調整することで、第1楔部材5の突出量R2を調整できる。
次に本発明の一例による成形動作について、図2、3を参照して説明するが、成形装置を示す図3では一部簡略図示している。まず、成形前の図3(a)において、可動側カセット4は、第2楔部材6及び第1楔部材5を介して、第1バネ部材SP1の付勢力により図で左側に付勢され、くぼみ2aの内壁に当接した状態となっている。かかる状態では、可動側カセット4の凸部4aの当接面4bは、固定側カセット3の凹部3aの当接面3bに対して、例えば20μm程度図で左側にシフトしているが、面取り部4cの下端は、当接面3bに対して図で右側に位置する。
ここで、固定側金型ユニット1に対して可動側金型ユニット2を下降接近させて、その間隔がR1になったとき、先行段階である図3(b)に示すように、凸部4aの面取り部4cが凹部3bの縁に接触し、凹部3bの縁から受ける反力で、面取り部4cを介して可動側カセット4全体が図で右側に付勢され、更に面取り部4cに案内されつつ、凸部4aの当接面4bが凹部3aの当接面3bに当接するようになる。移動した可動側カセット4により、第1楔部材5及び第2楔部材6を介して第1バネ部材SP1が押されて縮長して、それに応じた付勢力を発生するが、第2バネ部材SP2には未だ当接しない。この時点で、図2に示すように、当接面4b、3bの接触圧(初期接触圧という)はaである。当接面4b、3bは初期接触圧aで互いに押圧し合いながら摺動するが、初期接触圧aが比較的小さいので当接面4b、3bの間の摩耗を極力抑えることができる。
引き続き、固定側金型ユニット1に対して可動側金型ユニット2を下降接近させて、その間隔がR2になったとき、図3(c)に示すように、第1楔部材5の下面が固定側金型ユニット1の上面に当接し、その後第1楔部材5が上方に押し上げられる。すると、第1楔部材5は第2楔部材6と可動側カセット4との間隔を左右方向に押し広げるように作用するから、第2楔部材6が押されて第1バネ部材SP1が更に縮長して、それに応じた付勢力を発生する。従って図2に示すように、当接面4b、3bの接触圧は、初期接触圧aから上昇を始める。
更に、固定側金型ユニット1に対して可動側金型ユニット2を下降接近させて、その間隔がR3になったとき、後行段階である図3(d)に示すように、第1楔部材5が第2楔部材6と可動側カセット4との間隔を更に押し広げるように作用するから、第2楔部材6が更に押されて第2バネ部材SP2に当接し、これを縮長させるため、それに応じた付勢力を第1バネ部材SP1に加えて第2バネ部材SP2が発生する。この時点から、図2に示すように、当接面4b、3bの接触圧は急上昇して、所定の押圧力になる。かかる所定の押圧力は、最終的に型締力で固定されるのに適正な力となっており、成形の間、図1に示す転写面3p、4pの光軸を精度良く一致させることができ、これにより高精度な成形品としての光学素子を得ることができる。
このように、固定側カセット3の上面に対して可動側カセット4の下面を当接させて型締めした状態で、不図示のランナーを介して転写面3p、4pの間に形成されるキャビティ内に溶融した樹脂を圧送し、固化させることで、光学素子の成形を行える。
成形後には、固定側金型ユニット1に対して可動側金型ユニット2を上昇離間させることにより、以上とは逆の工程を経ることとなり、すなわち第1楔部材5が小くぼみ2bから離れるように下降し始めると、第2楔部材6が第2バネ部材SP2から離れ、又、第1楔部材5が固定側金型ユニット1から離間することで、当接面4b、3bの接触圧が大きく減少することとなり、これにより摺動する当接面4b、3bの摩耗を抑えることができる。最終的には、固定側金型ユニット1に対して可動側金型ユニット2を完全に離間させた状態で、成形品としての光学素子を取り出すことができる。尚、可動側金型ユニット2のくぼみ2aと可動側カセット4との間にバネ等の付勢部材を設けても良く、可動側金型ユニット2の小くぼみ2bと第1楔部材5との間にバネ等の付勢部材を設けても良く、これにより可動側カセット4や第1楔部材5の戻り動作が支援される。
このように、本発明によれば、付勢手段としてのバネ部材SP1、SP2の付勢力を、時間的に先行する先行段階(図3(b)参照)で小さくすることで、摺動する当接面4b、3bの摩耗を抑え、それより時間的に後行する後行段階(図3(d)参照)で大きくすることにより、転写面3p、4pの光軸を精度良く一致させることができ、これにより高精度な成形品としての光学素子を得ることができる。尚、本明細書中、「段階的」とは、先行段階でのバネ部材の平均付勢力に対し、後行段階でのバネ部材の平均付勢力が2倍以上、好ましくは3倍以上であることをいい、段階的に付勢力を発揮する複数のバネ部材のみならず、変形量に対して付勢力が非線形に変化する非線形バネ等も含む概念である。
更に本発明によれば、ミクロン単位の位置決めが必要な成形品の多数個取り金型において、調芯の必要な転写面を分割カセット化した場合のカセットの位置決めを、型締めにおけるカセットの接触距離に応じて、1個ないし複数の弾性体(付勢手段)が型締めと垂直な方向に撓められる構造を有し、その反力により、フローティング構造を有する可動側カセットが型締めと垂直な方向に押され、その方向で、カセット内の位置決め(テーパ、楔等)形状物が嵌合し、精密な位置嵌合が得られる仕組みであって、カセット等の金型部品の調芯を高精度(ミクロン単位)で可能にする嵌合位置決め構造を提供できる。
即ち、固定された一方の嵌合面に対して、フローティング構造のもう一方の嵌合面が接する際に、接触距離に応じて1個ないし複数の弾性体が、嵌め合いに垂直な方向で目標量撓められる構造を有し、その反力により、予め内部に設置された位置決め(テーパ、楔等)形状物がその方向で嵌合する仕組みにより、分割された構造物が、嵌め合い方向と垂直な方向から精密嵌合位置決めできる構造、且つ、位置決め部品に掛かる接触圧力をコントロール可能な構造を提供できる。これによりテーパ等による位置決めを締め方向でなく、垂直方向から行って再現性に優れた精密位置決め構造となる。
更に本発明によれば、ミクロン単位の位置決めが必要な成形品の多数個取り金型において、調芯の必要な転写面を分割カセット化した場合のカセットの位置決めを、型締めにおけるカセットの接触距離に応じて、1個ないし複数の弾牲体が型締めと垂直な方向に最適設計圧量撓められる構造を有し、その反力により、可動側カセットを型締めと垂直な方向に押され、その方向と圧で、カセット内の位置決め(テーパ、楔等)形状物が嵌合する仕組みであって、嵌合物の型締めする圧力に依存せずに、嵌合物が型締めする距離に応じて、位置決め部品への適切な接触圧を、1個ないし複数の弾性体により設計できる構造が可能となる。
更に、位置決め部品に掛かる接触圧力をコントロール可能となり、磨耗寿命、再現性に優れた構造は、型締め寸前まで、位置決め部品に過大な接触圧が避けられ、精密な位置嵌合の再現性が得られる。
又、本発明によれば、型締めする方向と垂直方向に締め距離に応じてカセットを動かし、そのカセットの移動距離で弾性体より設定圧を得て、その方向と圧で、位置決め形状物(テーパ等の凸凹)が働き、位置が決まる構造や、分割嵌合構造で、精密且つ再現性に優れた嵌め合いをする為に、嵌合面が型締めする動作を利用して締め方向と垂直な方向にカセットを動かし、締め距離に応じて、1個ないし多段のバネ等の弾性体を撓め、垂直方向にカセットを動かす圧カコントロールを得て、その方向と圧で、予め設けてあるカセット同士の位置決め(テーパ等)形状部品を嵌合させる事ができる仕組みで、位置決め部品の接触圧の適正化が設計でき、一般的な締める装置の精度で、嵌合の、ミクロン単位の繰り返し再現性の長寿命を得る事ができる精密位置決め構造を提供できる。
本発明によれば、分割嵌合構造で、嵌合面が型締めする動作を利用して締め方向と垂直な方向にカセットを動かし、締め距離に応じて、1個ないし多段のバネ等の弾性体を撓め、垂直方向へのカセットの最適設定圧力コントロールを得て、その方向と圧で、予め設けてあるカセット同士の位置決め(テーパ等)形状部品を嵌合させる事ができる仕組みで、位置決め部品の接触圧の適正化が設計でき、一般的な締める装置の精度で、ミクロン単位嵌合の繰り返し再現性長寿命を得る事ができる精密位置決め構造を提供できる。又、成形金型の型締め方向に対して、スラスト方向にカセットを動かしたり、その方向にインサート部品を位置決めする公知技術に対して、固定側ないし、可動側のフローティング構造のカセットの位置決めが、スラスト方向で行われ、型締めする距離に応じてスラスト方向に撓む弾性体通じて、カセットの位置決め部品が適正接触圧で位置決めされる構造を提供できる。
本発明によれば、型締め装置の精度や型締め圧で位置決め部品が変形や偏磨耗する事を抑えられ、再現性があり磨耗を抑えて長寿命化を図り、且つ、寿命の予測できる精密嵌合が得られ、金型の精密(ミクロン単位)な調芯補正を可能にできる。
上記により、位置決め部品が接触を開始し、型締めする直前まで、締め方向の圧力に依存しない接触圧が得られる為、磨耗寿命の延命や一般的な締め装置の精度でのミクロン単位の嵌合再現性を達成できる。これらの達成により、
1)位置決め接触圧が適切で再現性が向上する為、ミクロン単位で位置決め部品を調整する金型調芯補正構造を設けた際に、金型の理詰めの調芯補正が可能となる。
更に、成形品の多数個取りを進める場合において
2)精密調芯が必要な成形品の多数個取りをする構造において、片側がフローティングである為、必然的に位置決めが個別化される。従ってカセット構造化でき、一体構造で作るよりも小型化され、より各カセットの高精度化が可能となる。またカセット化により、修復が発生した場合は、一体構造よりも安価に問題部だけ修復できるメリットがある。
3)カセット化により、小型軽量化でき、組み込み前に精密な測定機の元で嵌合位置を調整(プリセット)する事が可能となり、一般の締め装置からの全体の狂いに、個々に金型の精密調芯補正する原点を得られ、理詰め補正において、更なる補正工数削減が可能となる。
更に、型締め方向で位置決めされる場合の、締め力によるベース部品のミクロン単位の変形が抑えられる。一般的な精度の締め装置で開閉する場合の位置決め部品の齧り、偏磨耗が抑えられミクロン単位の変位に対して長寿命が得られる。
請求項2に記載の成形装置は、請求項1に記載の発明において、前記付勢手段は、第1のバネと第2のバネを有し、前記先行段階では、前記第1のバネが、前記凸部の当接面と前記凹部の当接面とが互いに押圧し合うように付勢力を発揮し、前記後行段階では、前記第2のバネ、又は前記第1のバネ及び前記第2のバネが、前記凸部の当接面と前記凹部の当接面とが互いに押圧し合うように付勢力を発揮することを特徴とする。図1〜3を参照すると、第1のバネが第1バネ部材SP1であり、第2のバネが第2バネ部材SP1であり、これにより前記付勢手段の付勢力を、時間的に先行する先行段階よりも、それより時間的に後行する後行段階で、段階的に大きくすることができる。尚、バネは3つ以上設けられていても良い。
請求項3に記載の成形装置は、請求項2に記載の発明において、前記第2のバネの付勢力は、前記第1のバネの付勢力より強いことを特徴とする。これにより、段階的な付勢を実現できる。
請求項4に記載の成形装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記後行段階で前記第2の金型ユニットに当接することに応じて、前記第2のバネの付勢力を前記凸部に伝達可能とする伝達部材を有することを特徴とする。図1〜3を参照すると、第1楔部材5と第2楔部材6が伝達部材を構成する。
請求項5に記載の成形装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記凸部は、前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットとが相対的に接近する際に、最初に前記凹部に接触する面取り部を有することを特徴とする。面取り部を設けることで、当接面同士の係合が円滑に行われる。
請求項6に記載の成形装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記第1の金型ユニットから前記第1の転写面に連通するようにして、成形材料を供給するための通路が形成されており、前記通路は、前記付勢手段の付勢力により前記凸部が前記凹部に対して変位する方向に沿って設けられた前記第1の金型部品の面を横切っていることを特徴とする。これにより、第1の金型ユニットと第1の金型部品との間に相対変位が生じても、成形材料を適切に供給できる。
請求項7に記載の成形装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記凸部及び前記凹部は、それぞれ一対設けられ、前記凸部及び前記凹部の一方の対の当接面は、他方の対の当接面に対して傾いていることを特徴とする。即ち、前記凸部及び前記凹部を、ハの字状に配置することにより、金型ユニットの相対移動方向に直交する方向(即ち水平方向)へ引っ張る部材の位置決めに対して、丸ピンの2点式よりも位置が正確に決まるという利点がある。本発明の一例として、可動側カセット4に一対の凸部4a、4aを形成し、固定側カセット3に一対の凹部3a、3aを形成することができる。かかる場合、図3の構成をIV-IV線で切断して矢印方向に見た図である図4に示すように、凸部4aと凹部3aの当接面4b、3bを、ハの字形に傾けて形成することができる。かかる場合、付勢手段からの付勢力により当接面4b、3bとの間の押圧力は、固定側カセット3に対して可動側カセット4をセンタリングさせる機能を有し、これにより転写面3p、4pの光軸を更に精度良く一致させることができる。
本発明によれば、長寿命を有しながらも、一対の金型部品における転写面同士の再現性を確保できる成形装置を提供することが可能になる。
本発明の一例にかかる成形装置の断面図である。 縦軸に当接面の接触圧、横軸に金型ユニット間の距離をとって示すグラフである。 本発明の一例にかかる成形装置を用いて行う成形工程を示す図である。 本発明の凸部の配置形状を示す図である。 本実施の形態に係る光学素子用の成形装置100を示す正面図である。 可動側カセット4を分解した状態で示す図である。 図6の構成をVII-VII面で切断して、矢印方向に見た実例図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図5は、本実施の形態に係る光学素子用の成形装置100を示す正面図である。図5において、型締め機構として、不図示の定盤上に可動ピストン11aを有するシリンダ11が据え付けられている。尚、型締め機構としてはシリンダに限らず、電動トグル機構なども用いることができる。シリンダ11の上部に形成されたフランジ部11bの上面には、可動ピストン11aの周囲において、上下に延在する4本の丸軸状のタイバー12の下端が架設されている。タイバー12の上端は、矩形板状の固定プラテン13の下面に取り付けられて、これを支持するようになっている。固定プラテン13の上部には、樹脂を射出する射出ユニット14が設けられている。
固定プラテン13の下面には、上側受け板15の上面が固定されており、更に上側受け板15の下面には、固定側金型ユニット1の上面が固定されている。固定側金型ユニット1の下面には、転写面を有する固定側カセット3(上述)が取り付けられている。
固定側金型ユニット1の下面に対向するようにして、可動側金型ユニット2が設けられている。可動側金型ユニット1の上面には、転写面を有する可動側カセット4(後述)が取り付けられている。可動側金型ユニット1の下面は、下側受け板18の上面に固定されており、更に下側受け板18の下面は、矩形板状の可動プラテン19の上面に固定されている。可動プラテン19の中央下面は、可動ピストン11aの上端に固定されて一体的に移動するようになっており、またタイバー12が可動プラテン19の貫通孔19aを貫いている。本実施の形態では、図1〜4の構成と異なり、固定側金型ユニット1が重力方向上方に配置され、可動側金型ユニット2が重力方向下方に配置されている。
成形時には、シリンダ11内に油圧を与えると、可動ピストン11aが図5における上方へと変位し、それによりタイバー12にガイドされつつ可動プラテン19も上方へと変位するので、下側受け板18及び可動側金型ユニット2も上方に変位し、可動側カセットが固定側カセットと密着し、それらの転写面同士が合致してキャビティを形成する。
かかる状態で、射出ユニット14から、溶融した樹脂を上側受け板15及び固定側金型ユニット1内の通路(不図示)を介してキャビティに注入し、固化させる。その後、シリンダ11内の油圧を減圧させると、可動ピストン11aが図5における下方へと変位し、それによる可動プラテン19の下方変位に伴い、下側受け板18及び可動側金型ユニット2も下方に変位するので、これにより離型(型開き)が行われ、例えば光学素子としての成形品を取り出すことができる。
図6は、可動側カセット4を分解した状態で示す図である。可動側カセット4は、基本的には図1に示すものと同様であり、異なる点を主として説明する。図6において、可動側金型ユニット2のくぼみ2aは、図6で手前側の壁に5角形柱状の突出部2dを形成している。突出部2dには、射出ユニット14(図5)につながる通路としての溝2gが形成され、突出部2dの上面でT字状に分岐して、突出部2dの両側面2e、2eで途切れている。また、窪み2aの奥側の側壁には、底面から一段あがった位置に段部2fが形成されている。段部2fの上面は、小くぼみ2bの底面と面一になっている。
ブロック状の可動側カセット4は、くぼみ2aの突出部2dに対応して側面に5角形柱状の切欠部4dを形成しており、且つ段部2fに対応して下面の一部を切り欠いている。可動側カセット4は、円筒状の貫通孔4f、4fを有し、その中に円筒状のコア4g、4gを挿入できるようになっている。コア4g、4gの上面には、転写面4p、4pが形成されている。可動側カセット4の上面には、2本の溝4h、4hが形成されており、その一端はそれぞれ転写面4p、4pにつながっており、その他端は切欠部4dの側面4e、4eで途切れている。可動側カセット4を可動側金型ユニット2に組み付けたとき、切欠部4dの側面4e、4eは、突出部2dの両側面2e、2eに密着対向するようになっており、また分岐した溝2gは2本の溝4h、4hに接続するようになっている。溝2g、4h、4hが、成形材料を供給するための通路となる。
本実施の形態によれば、第1のバネ部材SP1及び第2のバネ部材SP2の付勢方向(即ち矢印で示すように凸部が凹部に対して変位する方向)に沿って、くぼみ2aに対して可動側カセット4が移動したときに、溝2gと溝4h、4hとは若干ずれるが、その間の隙間が増大することがなく、溝2g側から溝4h、4h側へと樹脂の供給を確実に行うことができる。
可動側カセット4の上面には、凸部材4jがボルトB4により固定されている。凸部材4jは、板状のベース部4kにより、2つの角柱状の凸部4a、4aの底部同士を、ハ字状に連結したものである。従って、凸部4a、4aの当接面4b、4bは、第1のバネ部材SP1及び第2のバネ部材SP2の付勢方向に対して、同じ角度だけ逆に傾いている。尚、ベース部4kが可動側カセット4の上面から突出しないように、凸部材4jは窪み内に沈めて設けられることが望ましい。又、可動側カセット4と、くぼみ2aの底面との間に介在するようにして、可動側カセット4を可動側金型ユニット2に取り付けるボルトB2の周囲に皿ばねWS等を配置して、くぼみ2aに対して可動側カセット4が離反するように付勢すると望ましい。尚、固定側カセットに関しては、凸部4b、4bに対応して、ハ字状に凹部3b、3bを形成した点だけが異なるので、図示を省略する。
図7は、図6の構成をVII-VII面で切断して、矢印方向に見た図である。図7において、可動側金型ユニット2の小くぼみ2b内には、第1楔部材5と、第2楔部材6が配置されている。第1楔部材5は、可動側カセット4(図6)に当接する平面5aと、その反対側に設けられ図で右斜め下方を向いた斜面5bと、貫通孔5cと、図で下面において貫通孔5cの周囲に形成された座繰り部5dとを有し、貫通孔5cに挿通され、可動側金型ユニット2のねじ孔2jに螺合するボルトB3により取り付けられている。座繰り部5dには、正面組み合わせ状態で配置された一対の皿ばねWSが配置され、小くぼみ2bの底面に対して第1楔部材5を離反するように付勢している。
貫通孔5cの内径よりもボルトB2の軸径が小さいため、第1楔部材5は可動側金型ユニット2に対して図で左右方向に移動可能となっている。一方、ボルトB3は、或る程度の締め込み量でねじ孔2jに締め付けられており、かかる状態では、皿ばねWSは底付きしておらず、従って第1楔部材5は可動側金型ユニット2に対して図で上下方向に移動可能となっている。
第2楔部材6は、第1楔部材5の斜面5bに当接する斜面6aと、その反対側に設けられた平面6bと、平面6bに形成された環状の窪み6cとを有する。環状の窪み6c内には、背面組み合わせ状態で配置された皿ばね状の第1のバネ部材SP1及び第2のバネ部材SP2とが配置され、小くぼみ2bの壁面に対して第2楔部材6を図で左方に離反するように付勢している。
本実施の形態によれば、第2のバネ部材SP2の板厚が、第1のバネ部材SP1の板厚より相当に厚いので、成形時における先行段階では、第2のバネ部材SP2は剛体として作用して、第1のバネ部材SP1のみが変形して、当接面4b、3bの初期接触圧を与えることとなる。一方、成形時における後行段階では、第1のバネ部材SP1が底付きすることで、第2のバネ部材SP1が変形し始め、これにより高い接触圧を得ることができる。これにより、成形の間、図1に示す転写面3p、4pの光軸を精度良く一致させることができ、これにより高精度な成形品としての光学素子を得ることができる。それ以外の構成及び成形時の動作については、図1〜3を参照して説明した例と基本的に同じであるため説明を省略する。
本発明の成形装置は、光学素子のみならず種々の成形品の成形装置に適用可能である。又、成形素材は樹脂に限らず、ガラスなども用いることができる。又、凹部を可動側カセットに設けて、凸部を固定側カセットに設けても良い。
1 固定側金型ユニット
2 可動側金型ユニット
2a くぼみ
2b 小くぼみ
2d 突出部
2e 側面
2f 段部
2g 溝
2j 孔
3 固定側カセット
3a 凹部
3b 当接面
3p 転写面
4 可動側カセット
4a 凸部
4b 当接面
4c 面取り部
4d 切欠部
4e 側面
4f 貫通孔
4g コア
4h 溝
4j 凸部材
4k ベース部
4p 転写面
5 楔部材
5a 平面
5b 斜面
5c 貫通孔
5d 座繰り部
6 楔部材
6a 斜面
6b 平面
6c 孔
6c 窪み
7 調整ねじ
11 シリンダ
11a 可動ピストン
11b フランジ部
12 タイバー
13 固定プラテン
14 射出ユニット
15 上側受け板
18 下側受け板
19 可動プラテン
19a 貫通孔
100 成形装置
B1 ボルト
B2 ボルト
B3 ボルト
SP1 第1のバネ部材
SP2 第2のバネ部材

Claims (7)

  1. 第1の転写面を備えた第1の金型部品と、
    前記第1の金型部品を変位可能に保持する第1の金型ユニットと、
    前記第1の転写面に対向配置されることにより成形材料が充填されるキャビティを形成する第2の転写面を備えた第2の金型部品と、
    前記第2の金型部品を保持する第2の金型ユニットと、を有し、成形毎に前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットとを相対的に接近/離間させるようになっている成形装置において、
    前記第1の金型部品は、前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットの相対移動方向に延在する当接面を備えた凸部を有し、前記第2の金型部品は、前記凸部の当接面に当接する当接面を備えた凹部を有し、
    前記第1の金型ユニット又は前記第2の金型ユニットには、前記凸部の当接面と前記凹部の当接面とが互いに押圧し合うように付勢する付勢手段が設けられ、
    前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットとが相対的に接近することによって、前記凸部と前記凹部の当接面同士が当接した後において、前記付勢手段の付勢力を、時間的に先行する先行段階よりも、それより時間的に後行する後行段階で、段階的に大きくしたことを特徴とする成形装置。
  2. 前記付勢手段は、第1のバネと第2のバネを有し、前記先行段階では、前記第1のバネが、前記凸部の当接面と前記凹部の当接面とが互いに押圧し合うように付勢力を発揮し、前記後行段階では、前記第2のバネ、又は前記第1のバネ及び前記第2のバネが、前記凸部の当接面と前記凹部の当接面とが互いに押圧し合うように付勢力を発揮することを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
  3. 前記第2のバネの付勢力は、前記第1のバネの付勢力より強いことを特徴とする請求項2に記載の成形装置。
  4. 前記後行段階で前記第2の金型ユニットに当接することに応じて、前記第2のバネの付勢力を前記凸部に伝達可能とする伝達部材を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の成形装置。
  5. 前記凸部は、前記第1の金型ユニットと前記第2の金型ユニットとが相対的に接近する際に、最初に前記凹部に接触する面取り部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の成形装置。
  6. 前記第1の金型ユニットから前記第1の転写面に連通するようにして、成形材料を供給するための通路が形成されており、前記通路は、前記付勢手段の付勢力により前記凸部が前記凹部に対して変位する方向に沿って設けられた前記第1の金型部品の面を横切っていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の成形装置。
  7. 前記凸部及び前記凹部は、それぞれ一対設けられ、前記凸部及び前記凹部の一方の対の当接面は、他方の対の当接面に対して傾いていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の成形装置。
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