JP6699138B2 - 樹脂成形金型 - Google Patents

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本発明は、ゲートを通じてキャビティ内に樹脂を注入し、注入した樹脂を固化して樹脂成形品を成形することができる樹脂成形金型に関する。
射出成形に用いられる樹脂成形金型には、スプールからゲートを通過してキャビティ内に樹脂が注入される。ゲートの開口面積は一定として成形を行うことが一般的であり、ゲートにおいて樹脂が固化する時間等を考慮して開口面積が設定される。
ここで、特許文献1及び2には、キャビティに樹脂を注入した後でゲートの開口面積を調整可能な調整手段を備えた金型が開示されている。調整手段は、ゲートの内部に突出するピンを含み、このピンをゲートに対して進退する方向に変位させることでゲートの開口面積を調整可能に設けられている。このようにゲートの開口面積を調整することで、成形される樹脂成形品の適正化を図っている。
特開平7−205199号公報 特開昭62−3913号公報
特許文献1及び2にあっては、ゲートに対してピンを変位させる駆動機構が設けられている。特許文献1の駆動機構は、ボルトのねじ込み操作によってピンを変位するため、ボルトに加え、ナットやプレート、スプリング等の種々の部品が必要になる。特許文献2の駆動機構は、シリンダに加え、シリンダとピンとを連結するリンク機構が必要になる。これらの駆動機構は、大掛かりになるばかりでなく、ゲートの開口面積を調整するピンの変位だけに設置されるものとなる。従って、金型や成形装置の部品点数が増えたり構造が複雑したりし、製造コストが上昇してしまう、という問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、ゲートの開口面積を調整可能としつつ、構造の簡略化を図ることができる樹脂成形金型を提供することを目的とする。
本発明の樹脂成形金型は、樹脂成形品を成形するためのキャビティと、当該キャビティに注入する樹脂の通路となるゲートと、前記キャビティ内で成形された前記樹脂成形品を離型するためのエジェクタピンと、前記ゲートの内部にて前記ゲートの開口面積を調整するゲート調整部材とを備え、前記エジェクタピンの一端は、駆動機構によって前記キャビティの形成面から突出可能に設けられ、前記ゲート調整部材は、前記駆動機構によって変位することで前記ゲートの開口面積を調整し、前記ゲート調整部材を変位して前記ゲートの開口面積を調整する間に、前記エジェクタピンの先端と前記キャビティの形成面とを同一面上に維持する面維持部と、前記エジェクタピン及び前記ゲート調整部材を支持すると共に、前記駆動機構による力が加わることで変位する支持体と、前記樹脂成形品を離型するときに、前記支持体に形成されて前記エジェクタピンを押し込む押圧面とを更に備え、前記面維持部は、前記支持体を介した前記ゲート調整部材の変位によって前記ゲートの開口面積を調整する間に、前記押圧面と前記エジェクタピンとの間に形成される隙間を備え、該隙間によって前記押圧面と前記エジェクタピンとが非接触となることで、前記ゲートの開口面積を調整する間の前記エジェクタピンの位置を維持すること特徴とする。
この構成によれば、エジェクタピンを駆動する駆動機構によってゲート調整部材を変位することができ、ゲート調整部材を変位するためだけの駆動機構を不要とすることができる。これにより、成形金型や成形装置の構造の簡略化を図ることができ、ひいては、成形金型等の製造コスト削減を図ることができる。
本発明によれば、ゲートの開口面積を調整可能としつつ、構造の簡略化を図ることができる。
実施の形態に係る樹脂成形金型を模式的に示した平面断面図である。 図2Aは図1のA1部拡大図であり、図2Bは図1のB1部拡大図である。 樹脂の冷却中となる図1と同様の平面断面図である。 図4Aは図3のA2部拡大図であり、図4Bは図3のB2部拡大図である。 型開きした状態となる図1と同様の平面断面図である。 樹脂成型品の離型中となる図1と同様の平面断面図である。 図6のB3部拡大図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施することができるものである。なお、以下の説明において、特に明示しない限り、「左」、「右」は、図1を基準として用いる。
図1は、実施の形態に係る樹脂成形金型を模式的に示した平面断面図である。図1に示すように、樹脂成形金型(以下、単に「金型」とする)10は、射出成形機(図示省略)に搭載され、射出ノズルNから溶融した熱可塑性の樹脂Mが注入される。金型10は、射出ノズルNの先端部が装着される固定型11と、この固定型11との間にキャビティ12を形成する可動型13とを備えている。
キャビティ12は、成形される樹脂成型品W(図5参照)に応じた形状に形成されている。固定型11と可動型13との間には、キャビティ12の端部(図1では上端部)に連通するゲート15も形成されている。また、固定型11には、射出ノズルNとゲート15とを連通するスプール16が形成され、ゲート15及びスプール16は、キャビティ12に注入する樹脂Mの通路となる。なお、図示省略したが、固定型11にはガイドピンブッシュ、可動型13にはガイドピンブッシュに挿入されるガイドピンが設けられる。ガイドピンブッシュ及びガイドピンが嵌り合うことで型締め時に固定型11及び可動型13が位置決めされてキャビティ12が形成される。
可動型13は、キャビティ12及びゲート15を形成する型板部18と、型板部18から見て固定型11と反対側(左側)に設けられた取付板部19と、これら型板部18及び取付板部19の間に配置された第1エジェクタプレート(支持体)21及び第2エジェクタプレート(支持体)22とを備えている。また、可動型13は、各エジェクタプレート21、22に支持される複数のエジェクタピン24及びゲート調整ピン(ゲート調整部材)25を更に備えている。型板部18と取付板部19との間には、スペーサブロック(図示省略)が設けられ、それらの間に各エジェクタプレート21、22が左右に移動するための空間26が確保される。
型板部18には、エジェクタピン24が挿入されるエジェクタ穴28と、ゲート調整ピン25が挿入される調整ピン穴29とが形成されている。エジェクタ穴28は、型板部18におけるキャビティ12の形成面18aに連通され、調整ピン穴29は、型板部18におけるゲート15の形成面18b(図2A参照)に連通される。従って、エジェクタピン24の先端(一端)がキャビティ12の形成面18aから突出可能となり、ゲート調整ピン25の先端(一端)がゲート15の形成面18bから突出可能となる。
取付板部19には、穴19aが形成され、この穴19a内にはロッドRが貫通している。ロッドRは、シリンダやサーボモータ等を含んで構成される駆動機構(図示省略)の一部となり、左右方向で往復移動可能となっている。これにより、ロッドRから駆動機構によって押し込む力が各エジェクタプレート21、22に加わり、各エジェクタプレート21、22を右側に変位させることができる。一方、各エジェクタプレート21、22は、型板部18と第2エジェクタプレート22との間に設けられたスプリング(図示省略)の弾性力によって左側に戻る力を受けている。従って、ロッドRを左側に変位すると、スプリングの力を受けて各エジェクタプレート21、22が左側に変位する。なお、ロッドRの先端に第1エジェクタプレート21を固定し、右側に押し込んだ各エジェクタプレート21、22を駆動機構の駆動力によって左側に変位させてもよく、この場合スプリングを省略できる。
取付板部19は、上述の射出成形機(図示省略)に固定され、この射出成形機の駆動によって可動型13が固定型11に対して離反及び接近する方向(左右方向)に往復移動可能となる。これにより、キャビティ12の内部で成形された樹脂成型品W(図5参照)を金型10の外部に取り出すことができる。
第1エジェクタプレート21及び第2エジェクタプレート22には、エジェクタピン24が摺動自在に挿入される挿入穴21a、22aが形成されている。そして、全ての挿入穴21a、22aの形成位置を含む領域であって、各エジェクタプレート21、22の合わせ面それぞれに凹部21b、22bが形成されている。これら凹部21b、22bで囲まれる空間には、エジェクタピン24に形成されるストッパ32が収容される。ストッパ32は、エジェクタピン24及び挿入穴21a、22aより大径に形成されている。また、ストッパ32の左右幅(エジェクタピン24の延出方向の幅)は、凹部21b、22bの底面21c、22c(図2B参照)間の距離より短く設定されている。つまり、凹部21b、22bの底面21c、22c両方からストッパ32が離れた状態では、各エジェクタプレート21、22が左右に移動しても、エジェクタピン24が左右に移動しない、いわゆる遊びがある状態となる。
第2エジェクタプレート22には、ゲート調整ピン25が挿入される段付き穴22dが形成されている。また、ゲート調整ピン25の左端(他端)側は段付き穴22dに嵌り合う段付き形状に形成されている。段付き穴22dにゲート調整ピン25が嵌り合った状態で各エジェクタプレート21、22を重ねると、第1エジェクタプレート21がゲート調整ピン25の左端に接触する。これにより、ゲート調整ピン25は、各エジェクタプレート21、22に対し軸方向(左右方向)の移動が規制された状態で支持される。
エジェクタピン24は、その先端面(右端面)が型板部18におけるキャビティ12の形成面18aと同一面上に位置するときに、その基端面(左端面)が取付板部19の内面(位置決め部)19bに接触する長さに設定されている。そして、図1に示すように、エジェクタピン24の先端面がキャビティ12の形成面18aと同一面上に位置し、ゲート調整ピン25の先端面が型板部18におけるゲート15の形成面18b(図2A参照)と同一面上に位置する状態で、各エジェクタプレート21、22では、両方の底面21c、22cからストッパ32が離れて隙間33(図2B参照)が形成されることとなる。このとき、底面21cとストッパ32との距離Lは、ゲート15の左右方向(ゲート調整ピン25の動作方向)の幅H(図2A参照)と同一、又は、距離Lより幅Hの方が大きく設定されている。
次に、本実施の形態に係る金型10を用いた樹脂成型品の成形方法について説明する。
先ず、図1に示すように、固定型11と可動型13とを型締めした状態としてキャビティ12を形成する。この状態で、空間26において、スプリング(図示省略)の力によって各エジェクタプレート21、22が左方向に付勢されつつ、その力をストッパ(図示省略)が受け止めて各エジェクタプレート21、22が位置決めされる。このように各エジェクタプレート21、22が位置決めされた初期位置において、本実施の形態では、ゲート調整ピン25の先端面が型板部18におけるゲート15の形成面と同一面上に位置する。従って、ゲート15の開口面積は最大に設定される。
このとき、エジェクタピン24は、各エジェクタプレート21、22とは別にスプリング(図示省略)の力が作用して左方向に付勢されつつ、取付板部19の内面19bにエジェクタピン24の左端面が接触して位置決めされる。これにより、エジェクタピン24の先端面とキャビティ12の形成面18aとが同一面上に維持される。この状態において、所定の射出圧力によって溶融した樹脂Mを射出ノズルNから金型10内に注入する。注入された樹脂Mは、スプール16及びゲート15を通じてキャビティ12内に射出される。
このように樹脂Mをキャビティ12に射出し、射出による圧力がエジェクタピン24に加わっても、取付板部19の内面19bにエジェクタピン24の左端面が接触するので、エジェクタピン24の変位を規制することができる。従って、樹脂Mの射出後においてもエジェクタピン24の先端面とキャビティ12の形成面18aとが同一面上に維持される。
図3は、樹脂の冷却中となる図1と同様の平面断面図である。樹脂Mの射出後、樹脂Mの冷却中において、図3に示すように、駆動機構(図示省略)のロッドRを作動することで、各エジェクタプレート21、22を右方向に押し込む。この押し込みによってゲート調整ピン25が右方向に変位し、その先端がゲート15の内部に突出してゲート15の開口面積が狭くなるよう調整される(図4A参照)。このとき、図2A及び図2Bに示すように隙間33における距離Lとゲート15の幅HとがL≧Hとなる関係としたので、仮にゲート調整ピン25がゲート15の開口を完全に閉塞しても、ストッパ32と底面21cとは非接触となる(図4B参照)。
従って、上述のように隙間33を設けたので、駆動機構によってゲート調整ピン25が変位してゲート15の開口面積を調整する間、底面21cによってエジェクタピン24が押し込まれない。ここにおいて、ゲート15の開口面積の調整中に、エジェクタピン24の先端とキャビティ12の形成面18aとを同一面上に維持する面維持部が隙間33を含んで構成される。言い換えると、ゲート15の開口面積を調整すべくゲート調整ピン25を変位する間、面維持部によってエジェクタピン24の位置が維持される。
このように、型締めした後であっても、ロッドRによる各エジェクタプレート21、22の押し込み量を変えることで、ゲート15の開口面積を調整することができる。これにより、樹脂Mの注入中には、ゲート15の開口面積を大きくして成形後の重量を設計値に近付けることができ、転写性も良好にすることができる。また、樹脂Mの冷却中は、ゲート15の開口面積を小さくして樹脂Mに保圧を付与しつつゲート15の樹脂Mの固化時間、保圧時間を短縮することができる。
図5は、型開きした状態となる図1と同様の平面断面図である。所定時間経過して金型10内に注入した樹脂Mが固化した後、図5に示すように、可動型13を固定型11から離れる方向に駆動して型開きする。これにより、スプール16から固化した樹脂Mが抜け出るとともに、キャビティ12内で成形された樹脂成型品Wが露出した状態となる。また、型開き後において、樹脂成型品Wは、可動型13の型板部18に付着した状態となる。
図6は、樹脂成型品の離型中となる図1と同様の平面断面図である。型開き後、図6に示すように、駆動機構(図示省略)のロッドRを作動し、各エジェクタプレート21、22を更に右方向に押し込む。この押し込みにより、先ず、図7に示すように、第1エジェクタプレート21における凹部21bの底面21cがストッパ32に接触する。そして、更に、ロッドRを作動し、各エジェクタプレート21、22を更に右方向に押し込むことで、底面21cが押圧面となってストッパ32を含むエジェクタピン24を右方向に変位させる。これにより、エジェクタピン24の先端が型板部18におけるキャビティの形成面18aから突出し、樹脂成形品Wが形成面18aから押し出されて離型される。
このとき、各エジェクタプレート21、22の右方向の変位によって、これらに支持されるゲート調整ピン25も右方向に変位してゲート15の形成面18bから先端側が突出することとなる。この突出によって、ゲート15で固化した樹脂Mを押し出して樹脂成形品Wに離型する方向の力を加えることができる。つまり、ゲート調整ピン25もエジェクタピン24と同様に機能し得ることとなる。
以上のように、上記実施の形態によれば、単一の駆動機構によって、ゲート調整ピン25によるゲート15の開口面積の調整と、エジェクタピン24の変位による樹脂成型品Wの離型との両方を行うことができる。これにより、それらに対して別々に駆動機構を設ける場合に比べ、部品点数の削減、構造の簡略化を図ることができ、金型10の製造コストを安価にすることができる。
また、底面21cとストッパ32との間に距離Lとなる隙間33が形成されるので、樹脂Mが固化する前に、ゲート調整ピン25を変位すべく各エジェクタプレート21、22を変位しても、エジェクタピン24を変位させずに位置決めされた状態に保つことができる。これにより、成形が完了する前に、キャビティ12の形成面18aからエジェクタピン24の先端面が突出せず、樹脂成型品Wに意図しない凹凸が形成されることを防止することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されず種々変更して実施することが可能である。また、上記実施の形態で説明した数値、寸法、材質、方向については特に制限はない。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
例えば、各エジェクタプレート21、22の合わせ面それぞれに凹部21b、22bを形成したが、上述のようにエジェクタピン24の変位及び変位の規制を行える限りにおいて、何れか一方の凹部21b、22bを省略してもよい。
また、上記実施の形態では、ゲート調整部材をゲート調整ピン25としたが、ピン以外のバー状にする等、他の形態に変更してもよい。
また、金型10におけるキャビティ12の形成数は、複数としてもよく、この場合、複数のキャビティ12のゲート15それぞれにゲート調整ピン25を設けてゲート15の開口面積を調整するようにすればよい。また、1つのキャビティ12に対して複数のゲート15を形成し、それぞれのゲート15にゲート調整ピン25を設けてもよい。更に、ゲート調整ピン25が複数となる場合には、1つの基端に対して複数の先端部を有するゲート調整ピン25を用いてもよい。
また、ゲート15は、上記実施の形態のようにサイドゲートとする他、ファンゲートにする等、種々のゲート構造を採用することができる。
また、隙間33を形成する底面21cとストッパ32との間の距離Lは、ゲート15の幅Hより小さくてもよい。但し、この場合、ゲート15の幅Hより、ゲート15内部へ突出するゲート調整ピン25の最大突出量が小さくなるものの、ゲート調整ピン25の先端がゲート15の内面に接触することを回避できる。
10 金型(樹脂成形金型)
12 キャビティ
15 ゲート
18a 形成面
19b 内面(位置決め部)
21 第1エジェクタプレート(エジェクタプレート)
21c 底面(押圧面)
22 第2エジェクタプレート(エジェクタプレート)
24 エジェクタピン
25 ゲート調整部材(ゲート調整ピン)
33 隙間(面維持部)
M 樹脂
R ロッド(駆動機構)
W 樹脂成型品

Claims (5)

  1. 樹脂成形品を成形するためのキャビティと、当該キャビティに注入する樹脂の通路となるゲートと、前記キャビティ内で成形された前記樹脂成形品を離型するためのエジェクタピンと、前記ゲートの内部にて前記ゲートの開口面積を調整するゲート調整部材とを備え、
    前記エジェクタピンの一端は、駆動機構によって前記キャビティの形成面から突出可能に設けられ、
    前記ゲート調整部材は、前記駆動機構によって変位することで前記ゲートの開口面積を調整し、
    前記ゲート調整部材を変位して前記ゲートの開口面積を調整する間に、前記エジェクタピンの先端と前記キャビティの形成面とを同一面上に維持する面維持部と、前記エジェクタピン及び前記ゲート調整部材を支持すると共に、前記駆動機構による力が加わることで変位する支持体と、前記樹脂成形品を離型するときに、前記支持体に形成されて前記エジェクタピンを押し込む押圧面とを更に備え、
    前記面維持部は、前記支持体を介した前記ゲート調整部材の変位によって前記ゲートの開口面積を調整する間に、前記押圧面と前記エジェクタピンとの間に形成される隙間を備え、該隙間によって前記押圧面と前記エジェクタピンとが非接触となることで、前記ゲートの開口面積を調整する間の前記エジェクタピンの位置を維持することを特徴とする樹脂成形金型。
  2. 前記支持体は、前記エジェクタピンが挿入される挿入穴と、該挿入穴の形成位置を含む領域に形成された凹部とを備え、
    前記エジェクタピンには、前記凹部で囲まれる空間に収容されるストッパが形成され、該ストッパにおける前記エジェクタピンの変位方向両側それぞれに前記凹部の底面及び前記押圧面が形成され、
    前記変位方向両側の前記底面のうちの一方が前記押圧面とされて該押圧面と前記ストッパとの間に前記隙間が形成され、
    前記エジェクタピンの一端面が前記キャビティの形成面と同一面上に位置する状態で、前記変位方向両側の前記底面から前記ストッパが離れることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形金型
  3. 前記隙間は、前記ゲート調整部材の変位方向での前記ゲートの幅と同一又は当該幅より大きく形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の樹脂成形金型。
  4. 前記キャビティに樹脂を注入する射出成形機に固定されて該射出成形機の駆動によって移動可能な取付板部を備え、
    前記キャビティに樹脂を注入するときに、前記エジェクタピンの一部に接触して当該エジェクタピンを位置決めする位置決め部が前記取付板部に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の樹脂成形金型。
  5. 前記ゲート調整部材は、前記樹脂成形品を離型するときに、当該離型方向の力を前記樹脂成形品に加えることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の樹脂成形金型。
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