JP2011009185A - リチウム二次電池用負極活物質及びそれを用いた車載用リチウム二次電池 - Google Patents

リチウム二次電池用負極活物質及びそれを用いた車載用リチウム二次電池 Download PDF

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Abstract

【課題】リチウム二次電池の出力特性を十分に向上させることができるとともに、安定し
た充放電特性を呈することが可能であり、初期効率及び容量維持率を向上させることが可
能な、新規なリチウム二次電池負極活物質を得る。
【解決手段】石炭系及び又は石油系(以下、石炭系等という)生コークス100重量部に
対して、リン化合物及びホウ素化合物を、リン及びホウ素換算で各々0.1重量部〜6.
0重量部の割合で添加したコークス材料を、焼成してなることを特徴とするリチウム二次
電池負極活物質。
【選択図】なし

Description

本発明は、リチウム二次電池用負極活物質及びそれを用いた車載用リチウム二次電池に関する。
リチウム二次電池は、他の二次電池と比較して高いエネルギー密度を有することから、小型化・軽量化が可能であるため、携帯電話、パソコン、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)およびハンディビデオカメラ等の移動電子機器の電源として多く利用されており、今後もその需要は益々高くなると予想されている。
また、エネルギー問題や環境問題に対応するために、電気自動車やニッケル水素電池駆動のモーターとガソリンエンジンとを組み合わせたハイブリッド電気自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)が開発され、その普及台数を伸ばしている。これらの自動車では、使用する電池のさらなる高性能化が要求されており、この要求に応えるものとしてもリチウム二次電池が注目を集めている。
リチウム二次電池は、負極材(負極活物質)として、安全性および寿命の面で優れる炭素材料が一般に用いられる。炭素材料のなかでも黒鉛材料は、少なくとも2,000℃程度以上、通常は2,600〜3,000℃程度の高温で得られる、高エネルギー密度を持つ優れた材料であるが、高入出力特性やサイクル特性に課題を有している。このため、例えば電力貯蔵用や電気自動車等の高入出力用途には、黒鉛材料よりも低い温度で焼成され、黒鉛化度の低い低結晶炭素材料の利用が主に研究されている。
近年においては、ハイブリッド電気自動車のさらなる高性能化の観点から、リチウム二次電池に対してもさらなる高性能化が求められており、その性能の向上が急務となっている。特にリチウム二次電池の特性としては、負電極側の電位を十分に低減して実電池電圧を向上させ、十分に高い出力特性を呈することが要求される。
また、ハイブリッド電気自動車のエネルギー源である電流を十分に供給できるように、リチウム二次電池の放電容量が重要な特性として上げられる。加えて、充電電流量に比較して放電電流量が十分に高くなるように、放電容量に対する充電容量の割合、すなわち初期効率が高いことも要求される。
さらに、短時間での充電を可能とすべく、リチウム二次電池は高電流密度まで高い充電容量を維持することが好ましく、容量維持率が高いことも要求されている。すなわち、この様な出力特性、放電容量、初期効率、容量維持率等の特性をバランス良く高めることが要求される。
この様なリチウム二次電池を目的として、負極材としてコークスや黒鉛等の炭素材料が多く検討されているが、上述した放電容量を増大させることはできるものの、初期効率は十分でない。また、実電池電圧が不十分であって近年の高出力特性を満足することができず、容量維持率の要件をも満足することができない。
例えば、特許文献1には、インターカレーション又はドーピングを利用した負極材として、有機化合物の熱分解又は焼成炭化により得られる特定の比表面積及びX線回折結晶厚み等を規定した炭素質材料が開示されているが、HEV用などの車載用途においては未だ不十分であった。
特許文献2には、黒鉛類似構造を有する炭素質などに特定の被覆層を設けて熱処理して得られる炭素質材料を負極材として用いることが開示され、特許文献3には、負極材として低温で熱処理されたコークスを原料として不活性雰囲気下、熱処理をすることにより、より高度に不純物を除去することで、比較的高い放電容量を有する炭素材料が開示されているが、いずれもやはりHEV用などの車載用途において十分な電池特性を有するものではなかった。
また、特許文献4には、石油又は石炭の生コークスを500〜850℃にて熱処理した熱処理コークスを負極材とすることで、充・放電容量の大きなリチウム二次電池を供給しうることが開示されているが、HEV用などの車載用途において出力特性の面で十分でなかった。
以上のようなコークス等を原料とした低結晶炭素材料のリチウム二次電池用負極材の研究は殆んどが小型携帯機器用電源としての二次電池用負極材の特性改善に向けられていて、HEV用二次電池に代表される大電流入出力リチウム二次電池用に適した充分な特性を有する負極材が開発されていなかったのが実情である。
他方、有機材料又は炭素質材料に、各種化合物を添加して電池特性を向上させることも検討されている。例えば、特許文献5には、有機材料又は炭素質材料にリン化合物を添加して炭素化することにより得られる負極材が開示され、特許文献6には、ホウ素及びケイ素を含有する炭素材料を黒鉛化して得られる負極材が開示されているが、いずれも、上記と同様に、HEV用などの車載用途において出力特性等の面で実用化には未だ十分ではない。
特開昭62−90863号公報 特開平6−5287号公報 特開平8−102324号公報 特開平9−320602号公報 特開平3−137010号公報 特開平11−40158号公報
本発明は、リチウム二次電池の出力特性を十分に向上させることができるとともに、放電容量、初期効率及び容量維持率を含むHEV用などの車載用途に要求される実用特性を備えた、新規な負極活物質を得ることを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を実施した。その結果、石炭系及び/又は石油系(以下、石炭系等という)生コークス100重量部に対して、リン化合物及びホウ素化合物を、リン及びホウ素換算で各々0.1重量部〜6.0重量部の割合で添加したコークス材料を、焼成してなることを特徴とするリチウム二次電池用負極活物質が、リチウム二次電池の負電極の電位を十分に低減して実電池電圧を向上させることができ、出力特性、放電容量、初期効率及び容量維持率などの車載用途に要求される実用特性を備えたものであることを見出し、本発明を完成した。
なお、本発明における“石炭系等生コークス”とは、石油系及び又は石炭系重質油を例えばディレードコーカー等のコークス化設備を用い、最高到達温度が400℃〜700℃程度の温度で24時間程度、熱分解・重縮合反応を実施して得たものを意味する。
本発明によれば、リチウム二次電池の出力特性を十分に向上させることが出来るとともに、放電容量、初期効率及び容量維持率を含むHEV用などの車載用途に要求される実用特性を備え、性能バランスに優れた負極活物質を提供することが出来る。
以下、本発明を、リチウム二次電池用負極活物質の実施の形態に基づいて、より詳細に説明する。
本発明のリチウム二次電池用負極活物質は、最初に、石炭系等重質油を例えばディレードコーカー等のコークス化設備を用い、最高到達温度が400℃〜700℃程度の温度で24時間程度、熱分解・重縮合反応を進めることによって石炭系等生コークスを得る。その後、得られた石炭系等生コークスの塊を所定の大きさに粉砕する。粉砕には、工業的に用いられる粉砕機を使用することができる。具体的にはアトマイザー、レイモンドミル、インペラーミル、ボールミル、カッターミル、ジェットミル、ハイブリダイザー等を挙げることができるが、特にこれに限定されるものではない。
ここで使用される石炭系等重質油は、石油系重質油であっても石炭系重質油であっても構わないが、石炭系重質油の方が芳香族性に富んでおり、S、V、Fe等の不純物が少なく、揮発分も少ないため、石炭系重質油を使用する方が好ましい。
なお、粉砕後の石炭系等生コークス粉及び石炭系等か焼コークス粉の大きさは特に限定されるものではないが、メジアン径として求められる平均粒子径が5〜15μmであるとより好ましく、このとき、BET比表面積が5m/g以下であるとより好ましい。平均粒子径が5μmを下回ると比表面積が過度に増加して、得られたリチウム二次電池の初期効率が低下するおそれがある。一方、平均粒子径が15μmを上回るとリチウム二次電池の充放電特性が低下するおそれがある。BET比表面積は5m/gを上回ると、上述したように、比表面積が過度に増加して、リチウム二次電池の初期効率が低下するおそれがある。BET比表面積は微細細孔を形成する観点からは2m/g以上程度であることが望ましい
上述したコークス粉には、リン化合物及びホウ素化合物を添加する。添加は、上述した石炭系等生コークス粉と、以下に示すような量のリン化合物及びホウ素化合物とを配合して所定の型に入れることによって行う(第1の添加法)。
リン化合物及びホウ素化合物の添加は、石炭系等生コークス粉を得た後に行なう代わりに、石炭系等生コークスの塊を得た時点で行なうこともできる(第2の添加法)。この場合は、石炭系等生コークスの塊を粉砕機に入れるととともに、同時に上述したリン化合物及びホウ素化合物を前記粉砕機に入れて前記塊の粉砕を行なうことによって、前記リン化合物及び前記ホウ素化合物が添加してなる石炭系等生コークス粉を得ることができる。
したがって、石炭系等生コークスの塊の粉砕と同時にリン化合物及びホウ素化合物を添加させることができるので、焼成の際に別途リン化合物等を添加させる操作を省略することができ、リチウム二次電池用負極活物質の製造工程の全体を簡略化することができる。
但し、上記第1の添加法及び第2の添加法のいずれも、添加の具体的な手法が異なることによって、リチウム二次電池負極活物質の製造工程が異なるのみであって、リチウム二次電池用負極活物質自体の出力特性や放電容量、初期効率、容量維持率にはほとんど変化がない。
上記リン化合物の添加量は、石炭系等生コークス100重量部に対してリン換算で0.1〜6.0重量部であることが好ましく、さらには0.5〜5.0重量部であることが好ましい。添加量が下限未満ではリン化合物を添加する効果が十分得られないおそれがあり、一方、添加量が上限を超えるとコークスの表面の低結晶化が進み、出力特性が低下するおそれがあるためである。
また、上記ホウ素化合物の添加量は、石炭系等生コークス100重量部に対してホウ素換算で0.1〜6.0重量部であることが好ましく、さらには0.5〜5.0重量部であることが好ましい。添加量が下限未満ではホウ素化合物を添加する効果が十分得られないおそれがあり、一方、添加量が上限を超えるとコークスの炭化が過剰に促進されるためと、未反応のホウ素が残存するおそれがあり、リチウム二次電池用負極活物質の出力特性や放電容量、初期効率、容量維持率が劣化してしまう恐れがある。
上述したリン化合物としては、容易に水溶液を調製でき、かつ高い安全性を有する等の観点からリン酸類が好ましい。リン酸類としては、リン酸(オルトリン酸)を用いることがより好ましいが、これに限らず直鎖状ポリリン酸や環状ポリリン酸、あるいは各種リン酸エステル化合物等から適宜選択して用いることができる。これらのリン酸類は、いずれか1つを単独で使用してよく、また、2以上を配合して使用してもよい。
また、上述したホウ素化合物としては炭化ホウ素(BC)を用いることが好ましい。これは、炭化ホウ素が焼成中に分解したとしても、その結果得られる成分は、本発明の目的を達成するためのホウ素、及び負極活物質の母材であるコークスの構成元素である炭素のみであって、その他の成分を含まないことから、かかる成分による負極活物質への悪影響を抑制することができるからである。
こうしたコークスについて、焼成を行う。この焼成温度は、最高到達温度で800℃以上1400℃以下とすることがよい。好ましくは900℃〜1200℃、更に好ましくは900℃〜1100℃の範囲である。焼成温度が上限を超えると、コークス材料の結晶成長が過剰に促進され、リチウム二次電池用負極活物質の出力特性や放電容量、初期効率、容量維持率が劣化してしまう恐れがあり、また、量産性の観点からも好ましくない。一方、焼成温度が下限よりも低いと、十分な結晶成長ができないのみならず、コークスの炭化過程でリン化合物及びホウ素化合物の添加効果が十分でなく、同様に、リチウム二次電池用負極活物質の出力特性や放電容量、初期効率、容量維持率が劣化してしまう恐れがある。
また、最高到達温度での保持時間は特に限定しないが30分以上が好ましい。また、焼成雰囲気は、特に限定されないが、アルゴンあるいは窒素等の不活性ガス雰囲気でもよく、ロータリーキルンの様な非密閉状態での非酸化雰囲気でもよいし、リードハンマー炉の様な密閉状態での非酸化雰囲気でもよい。
こうした本発明の負極活物質を負極材に用いてリチウム二次電池を構成する場合、相対する正極としては、リチウム含有遷移金属酸化物LiM(1)X2(式中、xは0≦x≦1の範囲の数値であり、式中M(1)は遷移金属を表し、Co、Ni、Mn、Ti、Cr、V、Fe、Zn、Al、Sn、Inの少なくとも1種類からなる)、あるいはLiM(1)yM(2)2-yO4(式中、yは0≦y≦1の範囲の数値であり、式中、M(1)、M(2)は遷移金属を表し、Co、Ni、Mn、Ti、Cr、V、Fe、Zn、Al、Sn、Inの少なくとも1種類からなる)、遷移金属カルコゲン化物(Ti、S2、NbSe、等)、バナジウム酸化物(V25、613、V24、36、等)およびリチウム化合物、一般式MxMo6Ch6-y(式中、xは0≦x≦4、yは0≦y≦1の範囲の数値であり、式中Mは遷移金属をはじめとする金属、Chはカルコゲン金属を表す)で表されるシュブレル相化合物、あるいは活性炭、活性炭素繊維等の正極活物質を用いることができる。
また、上記正極と負極との間を満たす電解質としては、従来公知のものをいずれも使用することができ、例えばLiClO4、LiBF4、LiPF6、LiAsF6、LiB(C65)、LiCl、LiBr、Li3SO3、Li(CF3SO2)2N、Li(CF3SO2)3C、Li)CF3CH2OSO2)2N、Li(CF3CF2CH2OSO2)2N、Li(HCF2CF2CH2OSO2)2N、Li((CF32CHOSO22N、LiB[C63(CF32]4等の1種または2種以上の混合物を挙げることができる。
また、非水系電解質としては、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、クロロエチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、1,1−ジメトキシエタン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、γ−ブチロラクトン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,3−ジオキソラン、4−メチル−1,3−ジオキソラン、アニソール、ジエチルエーテル、スルホラン、メチルスルホラン、アセトニトリル、クロロニトリル、プロピオニトリル、ホウ酸トリメチル、ケイ酸テトラメチル、ニトロメタン、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、酢酸エチル、トリメチルオルトホルメート、ニトロベンゼン、塩化ベンゾイル、臭化ベンゾイル、テトラヒドロチオフェン、ジメチルスルホキシド、3−メチル−2−オキサゾリドン、エチレングリコール、サルファイト、ジメチルサルファイト等の単独溶媒もしくは2種類以上の混合溶媒を使用できる。
なお、上記負極活物質を用いて負極を構成する場合は、一般には、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等のフッ素系樹脂粉末あるいはポリイミド(PI)系樹脂、スチレンブタジエンゴム(SBR)、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の水溶性粘結剤を炭素質バインダーにして、このバインダーと、上記負極活物質とを、N-メチルピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミドあるいは水、アルコール等の溶媒を用いて混合することによりスラリーを作製し、集電体上に塗布、乾燥することによって行う。
以下に本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。但し、これら実施例によって、本発明の内容が制限されるものではない。
(実施例1)
石炭系重質油よりキノリン不溶分を除去した精製ピッチを用い、ディレードコーキング法によって500℃の温度で24時間熱処理して製造した塊状コークス(生コークス)を得、ジェットミルにて微粉砕及び整粒し、平均粒径が9.9μmの生コークス粉を得た。
上述のようにして得た生コークス粉100重量部に対して、リン酸エステル(14質量%活性リン固形樹脂:三光社製商品名HCA、化学名:9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−オスファフェナントレン−10−オキサイド )25.0重量部(リン換算:3.5重量部)、炭化ホウ素1.9重量部(ホウ素換算:1.5重量部)を添加した。
次いで、リン酸エステル及び炭化ホウ素を添加してなる上記コークス材料を、室温から600℃/時間の速度で昇温して、900℃に到達(最高到達温度)後、さらに2時間保持して炭化処理(焼成)を行い、リチウム二次電池用負極活物質を得た。
次いで、リチウム二次電池用負極活物質にバインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVDF、(株式会社クレハ製)を5質量%加え、N-メチルピロリドン(NMP)を溶媒として混練してスラリーを作製し、これを厚さ18μmの銅箔に均一となるように塗布して負極電極箔を得た。この負極電極箔を乾燥し所定の電極密度にプレスすることにより電極シートを作製し、このシートから直径15mmΦの円形に切り出すことにより負極電極を作製した。この負極電極単極での電極特性を評価するために、対極には約15.5mmΦに切り出した金属リチウムを用いた。
また、電解液としてエチレンカーボネートとジエチルカーボネートとの混合溶媒(体積比1:1混合)にLiPF6を1mol/lの濃度で溶解したものを用い、セパレーターにプロピレンの多孔質膜を用いてコインセルを作製し、リチウム二次電池を作製した。25℃の恒温下、端子電圧の充電下限電圧を0V、放電の上限電圧を1.5Vとした電圧範囲で5mA/cm2の定電流放電を実施した際の、放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(実施例2〜3)
実施例1において、添加するリン酸エステルの量と炭化ホウ素の量を、リン換算で3.5重量部、ホウ素換算1.5重量部から、リン換算で2.5重量部、ホウ素換算で2.5重量部(実施例2)、リン換算で1.5重量部、ホウ素換算で3.5重量部(実施例3)、に変更した以外は、実施例1と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(比較例1)
生コークス粉100重量部のコークス材料を使用し、リン酸エステル及び炭化ホウ素を添加せずに、実施例1と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(比較例2)
生コークス粉100重量部のコークス材料を使用し、リン酸エステルのみをリン換算で5.0重量部添加した以外は、実施例1と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(比較例3)
生コークス粉100重量部のコークス材料を使用し、炭化ホウ素のみをホウ素換算で5.0重量部添加した以外は、実施例1と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(実施例4〜6)
実施例1〜3において、コークス材料の焼成温度(最高到達温度)を900℃から1000℃に変更した以外は、それぞれ実施例1〜3と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(比較例4〜6)
比較例1〜3において、コークス材料の焼成温度(最高到達温度)を900℃から1000℃に変更した以外は、それぞれ比較例1〜3と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(実施例7〜9)
実施例1〜3において、コークス材料の焼成温度(最高到達温度)を900℃から1100℃に変更した以外は、それぞれ実施例1〜3と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(比較例7〜9)
比較例1〜3において、コークス材料の焼成温度(最高到達温度)を900℃から1100℃に変更した以外は、それぞれ比較例1〜3と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(実施例10〜12)
実施例1〜3において、コークス材料の焼成温度(最高到達温度)を900℃から1200℃に変更した以外は、それぞれ実施例1〜3と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(比較例10〜12)
比較例1〜3において、コークス材料の焼成温度(最高到達温度)を900℃から1200℃に変更した以外は、それぞれ比較例1〜3と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表1に示す。
(実施例13〜20)
実施例5において、添加するリン酸エステルの量と炭化ホウ素の量を、リン及びホウ素換算で各々2.5重量部から、リン換算で0.5重量部、ホウ素換算で0.5重量部(実施例13)、リン換算で0.5重量部、ホウ素換算で2.5重量部(実施例14)、リン換算で0.5重量部、ホウ素換算で5.0重量部(実施例15)、リン換算で2.5重量部、ホウ素換算で0.5重量部(実施例16)、リン換算で2.5重量部、ホウ素換算で5.0重量部(実施例17)、リン換算で5.0重量部、ホウ素換算で0.5重量部(実施例18)、リン換算で5.0重量部、ホウ素換算で2.5重量部(実施例19)、リン換算で5.0重量部、ホウ素換算で5.0重量部(実施例20)、とした以外は、それぞれ実施例5と同様の操作を行い、リチウム二次電池を得た。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表2に示す。
Figure 2011009185
Figure 2011009185
表1及び表2から明らかなように、本発明に従って生コークス粉にリン酸エステル及び炭化ホウ素を添加したコークス材料を焼成することにより得た、実施例に係わるリチウム二次電池用負極活物質においては、出力特性、放電容量、初期効率及び容量維持率の性能バランスがよいことがわかる。特にその添加量を、生コークス粉100重量部に対してリン及びホウ素換算で各々0.5重量部〜5.0重量部の割合で添加することによって、出力特性(W)が10W以上であって、放電容量(mAh/g)が280(mAh/g)以上、かつ初期効率(%)が75(%)以上、かつ容量維持率(%)が68(%)以上の良好な放電特性を示すリチウム二次電池の負極材用炭素材料(リチウム二次電池用負極活物質)が得られることが分かる
なお、比較例1、4、7及び10は、生コークス粉のみからなるコークス材料を使用した場合であるが、容量維持率が本発明に従った実施例に比較して、各焼成温度において当該特性が劣ることが分かる。特に焼成温度が1000℃以下の場合には、放電容量(mAh/g)が280(mAh/g)以上であるが、出力特性(W)が本発明に従った実施例に比較して低下しており、リチウム二次電池の負極材用炭素材料としての特性のバランスが劣ることが分かる。また、焼成温度が1200℃の場合には、出力特性(W)が10(W)以上あるが、放電容量(mAh/g)が280(mAh/g)未満であり、リチウム二次電池の負極材用炭素材料としての特性のバランスが劣ることが分かる。
また、比較例2、5、8及び11は、生コークス粉にリン化合物のみを添加した場合であるが、容量維持率が本発明に従った実施例に比較して、各焼成温度において当該特性が劣ることが分かる。特に焼成温度が1100℃以下の場合には、出力特性(W)が11(W)未満であり、本発明に従った実施例に比較して、当該特性のバランスが劣ることが分かる。
また、比較例3、6、9及び12は、生コークス粉にホウ素化合物のみを添加した場合であるが、容量維持率が本発明に従った実施例に比較して、各焼成温度において当該特性が劣ることが分かる。特に焼成温度が1100℃以下の場合には、放電容量(mAh/g)が280(mAh/g)以上であるが、出力特性(W)が本発明に従った実施例に比較して低下しており、リチウム二次電池の負極材用炭素材料としての特性のバランスが劣ることが分かる。
(実施例21)
負極電極箔を作製する際に用いるバインダーをポリフッ化ビニリデンからポリイミド樹脂(宇部興産社製)に代えた以外は、実施例2と同様にしてリチウム二次電池を作製した。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表3に示す。なお、比較のため、実施例2に関する結果も併せて表2に示す。
(実施例22)
負極電極箔を作製する際に用いるバインダーをポリフッ化ビニリデンからポリイミド樹脂(宇部興産社製)に代えた以外は、実施例5と同様にしてリチウム二次電池を作製した。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表3に示す。なお、比較のため、実施例5に関する結果も併せて表2に示す。
(実施例23)
負極電極箔を作製する際に用いるバインダーをポリフッ化ビニリデンからポリイミド樹脂(宇部興産社製)に代えた以外は、実施例8と同様にしてリチウム二次電池を作製した。また、実施例1と同様にして放電特性を調べた。結果を表3に示す。なお、比較のため、実施例8に関する結果も併せて表2に示す。
Figure 2011009185
表3から明らかなように、リチウム二次電池用負極活物質から負極電極を作製する際に使用するバインダーを、ポリフッ化ビニリデンからポリイミドに変更した場合においても、DOD(放電深度:Depth of Discharge):50が十分に小さく、出力特性が増大していることが分かる。すなわち、上記負極材用炭素材料からなる上記負極電極の実質的な電位が低下して上記二次電池の実電池電圧が上昇し、これによって出力特性が増大していることが分かる。
また、出力特性(W)が11W以上であって、放電容量(mAh/g)が350(mAh/g)以上、かつ初期効率(%)が77(%)以上、かつ容量維持率(%)が76(%)以上の良好な放電特性を示すリチウム二次電池の負極材用炭素材料(リチウム二次電池用負極活物質)が得られることが分かる。
一方、表3から明らかなように、リチウム二次電池の負極電極を作製する際に使用するバインダーがポリイミドの場合において、ポリフッ化ビニリデンをバインダーとした場合に比較して、DOD(放電深度:Depth of Discharge):50が減少し、これによって出力特性(W)が向上していることが分かる。また、容量維持率(%)についても、向上していることが分かる。なお、このようにバインダーの種類を代えたことによって、二次電池の放電特性が変化する原因については、現在明らかとはなっていない。
以上、本発明を上記具体例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記具体例に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいてあらゆる変形や変更が可能である。

Claims (6)

  1. 石炭系及び又は石油系(以下、石炭系等という)生コークス100重量部に対して、リン化合物及びホウ素化合物を、リン及びホウ素換算で各々0.1重量部〜6.0重量部の割合で添加したコークス材料を、焼成してなることを特徴とするリチウム二次電池負極活物質。
  2. 前記生コークスが粉砕された粉末状であることを特徴とする請求項1記載のリチウム二次電池負極活物質。
  3. 前記生コークスの合計量100重量部に対して、前記リン化合物をリン換算で0.5重量部〜5.0重量部、前記ホウ素化合物をホウ素換算で0.5重量部〜5.0重量部の割合で添加させることを特徴とする、請求項1または2に記載のリチウム二次電池負極活物質。
  4. 前記焼成は、800℃〜1400℃の温度で実施することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載のリチウム二次電池負極活物質。
  5. 請求項1〜4のいずれか一に記載のリチウム二次電池負極活物質を用いた車載用二次電池。
  6. ハイブリッド自動車、電気自動車用途であることを特徴とする請求項5記載の車載用二次電池。
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