JP2011008872A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択信号を印加せずに、メモリセルからデータを読出す。
【解決手段】第1データを保持し第1ワード線により選択される第1素子と、第2データを保持し第1ワード線により選択される第2素子と、第3データを保持し第2ワード線により選択される第3素子と、第4データを保持し第2ワード線により選択される第4素子と、行アドレスを保持する行アドレス保持部を有し、第1行アドレスと行アドレス保持部が出力する第2行アドレスが一致する場合に制御信号を出力する比較部と、行アドレスをデコードして第1又は第2ワード線に選択信号を出力し、制御信号が入力される場合には選択信号の出力を抑止する行アドレスデコーダと、選択信号により第1データ又は第3データを保持する第1の読出保持部と、選択信号により第2データ又は第4データを保持する第2の読出保持部を有する半導体記憶装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関する。
Random Access Memory(RAM)として、Static Random Access Memory(SRAM)やDynamic Random Access Memory(DRAM)がある。
RAMに含まれるメモリセルアレイは、ビット情報を保持するメモリセルを、ワード線とビット線との交点に多数配置したものである。ワード線は、メモリセルアレイの行を選択するための制御信号線であり、ビット線は、メモリセルアレイの列を選択するための制御信号線である。メモリセルは、メモリアクセスを行うアドレスに対応するワード線及びビット線の電圧を変えることにより、1ビットのデータを読み出し又は書き込む動作を実現する。
ワード線を、ビット線より先に活性化することで、列方向に連続したメモリセルから連続したデータ読出しが行える半導体記憶装置が提案されている。半導体記憶装置は、メモリアレイの出力に、連続する複数の列アドレスのデータを保持するためのデータレジスタと、データレジスタの出力を選択するためのマルチプレクサを有する。ワード線を活性化して、データレジスタに連続する複数列のデータをデータレジスタに記憶し、次に、マルチプレクサは、4つのデータレジスタの出力のうち1つを選択して順次出力する。
また、複数のDRAMのビット線毎にセンスアンプを設け、複数のセンスアンプのうちリード対象となるDRAMセルに対応するセンスアンプだけを駆動する半導体記憶装置が提案されている。半導体記憶装置は、例えば、特許文献1及び特許文献2に記載されている。
特開平4−42490号広報 特開2000−195253号広報
メモリセルからデータを読み出すために、リードアドレスに対応するワード線及びビット線に電圧が印加される。1つのワード線には、複数のメモリセルが接続されている。読出対象のメモリセルからデータを読み出すとき、読出対象のメモリセルと同じワード線に接続した他のメモリセルにも電圧が印加されるため、他のメモリセルへの電圧の印加は無駄になる。
一実施形態に係る半導体記憶装置は、読出対象のメモリセルと同じワード線に接続されたメモリセルにワード線選択信号を印加することなく、読出対象のメモリセルに記憶されたデータを読み出すことを目的とする。
一実施形態に係る半導体記憶装置は、第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子と、第2のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第2の記憶素子と、第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子と、第4のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第4の記憶素子と、入力される行アドレスを保持する行アドレス保持部を有し、入力される第1の行アドレスと行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力する比較部と、入力される行アドレスをデコードして第1又は第2のワード線にワード線選択信号を出力するとともに、制御信号が入力される場合にはワード線選択信号の出力を抑止する行アドレスデコーダと、ワード線選択信号により、第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は第3の記憶素子が保持する第3のデータを保持する第1の読出保持部と、ワード線選択信号により、第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は第4の記憶素子が保持する第4のデータを保持する第2の読出保持部を有する。
一実施形態に係る半導体記憶装置は、読出対象のメモリセルと同じワード線に配置されたメモリセルにワード線選択信号を印加することなく、読出対象のメモリセルに記憶されたデータを読み出すという効果を奏する。
半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 比較部の詳細例を示す図である。 行アドレスデコーダの詳細例を示す図である。 列アドレスデコーダの詳細例を示す図である。 メモリセルの一例を示す図である。 メモリセルの一例を示す図である。 ビットラインプリチャージ回路の詳細例を示す図である。 センスアンプの詳細例を示す図である。 記憶回路の詳細例を示す図である。 マルチプレクサの詳細例を示す図である。 半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 書込アンプの詳細例を示す図である。 半導体記憶装置が受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。 半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 比較部の詳細例を示す図である。 センスアンプの詳細例を示す図である。 半導体記憶装置が受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。 半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 インクリメンタの詳細例を示す図である。 半導体記憶装置が受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。 半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 比較部の詳細例を示す図である。 記憶回路の詳細例を示す図である。 半導体記憶装置が受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。 半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 比較部の詳細例を示す図である。 書込アンプの詳細例を示す図である。 半導体記憶装置が受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。 半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。 モード切替信号の論理表を示す図である。 比較部の詳細例を示す図である。 センスアンプの詳細例を示す図である。
以下、図面を参照して、半導体記憶装置の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、半導体記憶装置の構成の一例を示す図である。図1に示す半導体記憶装置10は、比較部12、行アドレスデコーダ14、列アドレスデコーダ16、メモリセルアレイ20、ビットラインプリチャージ回路21、センスアンプ22、読出ラッチ24、及びマルチプレクサ25を有する。なお、メモリセルアレイ20、ビットラインプリチャージ回路21、センスアンプ22、読出ラッチ24、及びマルチプレクサは、ビット線で結線されて、メモリブロック11aを形成し得る。そして、メモリブロック11aに含まれるメモリセルは、他のメモリブロック11bに含まれるメモリセルと共通のワード線で結線されても良い。以下に示す様々な半導体記憶装置の例においては、説明が冗長になるのを防ぐため、1つのメモリブロックについて説明するが、あるメモリブロックに対する説明は、他のメモリブロックにも適用可能である。
比較部12は、前サイクルの行アドレスと、現サイクルの行アドレスとを比較する回路である。比較部12は、外部から供給されるライトイネーブル(/WE:Write Enable、「/」は、負論理「0」がアクティブを表すことを意味する)信号を、信号線w11を介して受け取り、且つ、行アドレス信号をn本の信号線w10を介してそれぞれ受け取る。/WE信号は、負論理における偽値「1」のとき「読出しモード」を意味し、負論理における真値「0」のとき「書込モード」を意味するように、外部から出力される。なお、データをメモリセルに書き込むモードを「書込モード」、データをメモリセルから読み出すモードを「読出モード」と言う。比較部12は、行アドレス信号及び/WE信号を受け取り、図2を用いて後述する所定の論理が成立することで、行アドレスデコーダ14の入力に信号線w12を介して制御信号(IH)を活性化して、出力する。比較部12の詳細例は、図2を用いて後述する。
行アドレスデコーダ14は、受け取った複数の行アドレス信号をデコードして、デコードした値が示すワード線を活性化する回路である。行アドレスデコーダ14は、i本の信号線w13を介して受け取ったiビットの行アドレス信号を用いて、2のi乗のワード線w14のうち1つのワード線を活性化する。ワード線w14は、メモリセルアレイ20のワード線に接続される信号線である。行アドレスデコーダ14は、入力する制御信号が活性化すると、デコードの動作を停止する。行アドレスデコーダ14の詳細例は、図3を用いて後述する。
列アドレスデコーダ16は、入力された複数の列アドレス信号をデコードして、デコードした値が示す「Column Address Select(CAS、列アドレス選択)」信号を活性化する回路である。CAS信号は、メモリセルアレイ20のビット線を選択する信号である。列アドレスデコーダ16は、j本の信号線w15を介して受け取ったjビットの列アドレス信号を用いて、2のj乗のCAS信号線w16のうち1つのCAS信号を活性化する。列アドレスデコーダ16の詳細例は、図4を用いて後述する。
メモリセルアレイ20は、行方向及び列方向にマトリクス状に配列された複数のメモリセルを有する。各メモリセルには、データが格納される。メモリセルアレイ20には、行方向にワード線が配置され、且つ、列方向にビット線が配置される。メモリセルは、行方向の行アドレス、及び、列方向の列アドレスによる固有のアドレスによって特定される。そして、メモリセルは、ワード線及びビット線に接続される。ワード線及びビット線を活性化することで、メモリセルは、データを受け取り又は供給する。メモリセルアレイ20が、例えば、SRAMである場合、メモリセルは、後述の図5Aに示す回路構成例によって示される。メモリセルアレイ20が、例えば、DRAMである場合、メモリセルは、後述の図5Bに示す回路構成によって示される。
ビットラインプリチャージ回路21は、ビット線blt及びビット線blcを共に「1」にプリチャージする。ビットラインプリチャージ回路21は、書込アンプ18又はセンスアンプ22動作時は、プリチャージ動作を停止する。ビットラインプリチャージ回路21の入力は、ビット線blt及びビット線blcを介してメモリセルアレイ20と接続する。そして、ビットラインプリチャージ回路21の出力は、ビット線blt及びビット線blcを介してセンスアンプ22の入力と接続する。ビットラインプリチャージ回路21の詳細例は、図6を用いて後述する。
センスアンプ22は、メモリセルのビット線blt又はビット線blcから出力される電圧を増幅する回路である。センスアンプ22の入力は、ビット線blt及びビット線blcを介してメモリセルアレイ20と接続し、センスアンプ22の出力は、信号線w22を介して読出ラッチ24と接続する。センスアンプ22の詳細例は、図7を用いて後述する。読出ラッチ24は、センスアンプ22が増幅した読出データを一時的に保持する回路である。読出ラッチ24の出力は、信号線w24を介してマルチプレクサと接続する。読出ラッチ24の詳細例は、図8を用いて後述する。
図2は、比較部の詳細例を示す図である。図2に示される比較部12aは、図1に示す比較部12に相当する。比較部12aは、ラッチ回路12a-11、・・・、12a-1n、否定排他的論理和演算を行うENOR回路12a-21、・・・、12a-2n、及び論理積演算を尾kなうAND回路12a-3を有する。ラッチ回路12a-11、・・・、12a-1nは、対応する行アドレス毎にそれぞれ設けられる。ENOR回路12a-21、・・・、12a-2nも、対応する行アドレス毎にそれぞれ用意される。ENOR回路12a−21は、前サイクルの行アドレスを保持するラッチ12a-11の出力信号w12a-11bの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12a-11aの値が一致すれば、「1」の信号w12a-21を出力する。同様に、ENOR回路12a-2nは、前サイクルの行アドレスを保持するラッチ12a-1nの出力信号w12a-1nbの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12a-1naの値が一致すれば、「1」の信号w12a-2nを出力する。
AND回路12a-3は、/WE信号と、ENOR回路12a-21の出力信号w12a-21と、ENOR回路12a-2nの出力信号w12a-2nと、を入力する。AND回路12a-3は、入力信号が全て「1」の場合、制御信号IHを出力する。よって、AND回路12a-3は、現サイクルの/WE信号が「読出し」であり、現サイクルと前サイクルの読出し対象行アドレスが同じ場合、「1」の制御信号IHを供給し、それ以外の入力信号の組み合わせの場合、制御信号IHは「0」になる。
図3は、行アドレスデコーダ14の詳細例を示す図である。図3に示される行アドレスデコーダ14aは、図1に示す行アドレスデコーダ14に相当する。行アドレスデコーダ14aは、インバータ回路14a-1、第1のインバータ回路14a-11〜14a-1n、第2のインバータ回路14a-21〜14a-2n、第1の論理回路14a-31〜14a-3n、及び第2の論理回路14a-41〜14a-4nを有する。図3に示されるように、第1及び第2の論理回路は、NAND回路とインバータ回路とを直列に接続したものである。
w13a-1〜w13a-iは、iビット幅のアドレス信号線である。行アドレスデコーダ14は、i本の信号線w13a-1〜w13a-iを介して受け取ったiビットの行アドレス信号を用いて、n(2のi乗)本のワード線w14のうち1つのワード線を活性化する。第1のインバータ回路14a-11〜14a-1iは、信号線w13a-1〜w13a-iから受け取ったアドレス信号の論理を反転する。第1のインバータ回路14a-11〜14a-1iは、論理を反転したアドレス信号を第2のインバータ回路14a-21〜14a-2iに供給するとともに、第1の論理回路14a-32〜14a-3nに出力する。第2のインバータ回路14a-21〜14a-2iは、受け取った行アドレス信号の論理を反転し、且つ、論理を反転した行アドレス信号を第1の論理回路14a-31〜14a-3n-1に出力する。第1の論理回路14a-31〜14a-3nは、入力信号の論理積を第2の論理回路14a-41〜14a-4nに出力する。アドレス信号は、デコーダクロック(decck)の1サイクルの期間中、第1の論理回路14a-31〜14a-3nの1つの出力だけが活性化するように外部から生成される。第2の論理回路14a-41〜14a-4nは、入力信号の論理積を出力する。第2の論理回路14a-41〜14a-4nの入力信号の1つは、デコーダクロック(decck)である。そのため、第2の論理回路14a-41〜14a-4nは、デコーダクロックのパルス周期に従って出力信号を伝播する。また、第2の論理回路14a-41〜14a-4nの入力信号の1つは、インバータ回路14a-1により論理を反転した制御信号IHである。そのため、比較部12が、制御信号IHを活性化する場合、第2の論理回路14a-41〜14a-4nは出力信号を伝播しない。第2の論理回路14a-41〜14a-4nの出力は、それぞれメモリセルアレイ20のワード線と接続されている。第2の論理回路の出力が活性化すると、出力先のメモリセルのワード線が活性化する。
図4は、列アドレスデコーダ16の詳細例を示す図である。図4に示される列アドレスデコーダ16aは、図1に示す列アドレスデコーダ16に相当する。信号線w16a-1〜w16a-jは、jビット幅のアドレス信号線である。列アドレスデコーダ16は、信号線w16a-1〜w16a-jを介して受け取ったjビットの列アドレス信号を用いて、m(2のj乗)のCAS信号線w16のうち1つのCAS信号を活性化する。列アドレスデコーダ16aは、インバータ回路16a-1、第1のインバータ回路16a-11〜16a-1n、第2のインバータ回路16a-21〜16a-2n、第1の論理回路16a-31〜16a-3n、及び第2の論理回路16a-41〜16a-4nを有する。図4に示されるように、第1及び第2の論理回路は、NAND回路とインバータ回路とを直列に接続したものである。
第1のインバータ回路16a-11〜16a-1jは、信号線w16a-1〜w16a-jから受け取ったアドレス信号の論理を反転する。第1のインバータ回路16a-11〜16a-1jは、論理を反転したアドレス信号を第2のインバータ回路16a-21〜16a-2jに供給するとともに、第1の論理回路16a-31〜16a-3m-1に出力する。第2のインバータ回路16a-21〜16a-2jは、受け取った行アドレス信号の論理を反転し、且つ、論理を反転した行アドレス信号を第1の論理回路16a-32〜16a-3mに出力する。第1の論理回路16a-31〜16a-3mは、入力信号の論理積を第2の論理回路16a-41〜16a-4mに出力する。アドレス信号は、第1の論理回路16a-31〜16a-3mの1つの出力が活性化するように外部から伝送される。第2の論理回路16a-41〜16a-4mは、入力信号の論理積を出力する。第2の論理回路16a-41〜16a-4mの入力信号の1つは、デコーダクロック(decck)である。そのため、第2の論理回路16a-41〜16a-4mは、デコーダクロックのパルス周期に従って出力信号を伝播する。第2の論理回路16a-41〜16a-4mの出力であるカラムアドレス選択信号は、マルチプレクサ25に出力され、マルチプレクサ25は、後述する読出ラッチを選択するために用いる。
図5Aは、SRAMに適用されるメモリセルの一例を示す図である。メモリセル20a−1は、6個のトランジスタTr1a〜Tr6aを含むフリップフロップ回路を有する。ビット線blt、blcは、ビットラインプリチャージ回路21によって、「1」にプリチャージされている。P型トランジスタTr3a及びN型トランジスタTr4aにより構成される回路、及びP型トランジスタTr5a及びN型トランジスタTr6aにより構成される回路は、それぞれインバータ回路として配置されるので、N型トランジスタTr4aのソース端子に保持された電位、又は、N型トランジスタTr6aのソース端子に保持された電位は、保持されている。メモリセル20a−1からの読出動作は、まず、行アドレスデコーダ14が、N型トランジスタTr1a、Tr2aのゲート端子に接続されるワード線に電圧を印加する。N型トランジスタTr1a、Tr2aがオンすると、「0」に保持されるトランジスタ側に電流が流れることで、ビット線blt及びビット線blcのいずれかの電位が低下する。図7で後述するように、センスアンプ22は、ビット線blt及びビット線blcのいずれかの電位低下を検知して、メモリセルから読出ラッチ24へデータを読み出す。
図5Bは、メモリセルの一例を示す図である。図5Bに示されるメモリセルは、DRAMに適用されるメモリセル20b−1である。メモリセル20b−1は、N型トランジスタTr1b、及びキャパシタC1を有する。ビット線blt及びビット線blcは、ビットラインプリチャージ回路21によって、「1」にプリチャージされている。メモリセル20b−1への読出動作は、まず、行アドレスデコーダ14が、ワード線に電圧を印加する。N型トランジスタTr1bのゲート端子が開くと、ビット線bltの電位が低下する。ビット線blcには何も接続されていないため、ビット線blcの電位は変動しない。キャパシタC1が「1」を示す高電位の場合、ビット線bltとビット線blcとの電位差は小さい。一方、キャパシタC1が「0」を示す低電位の場合、ビット線bltとビット線blcとの電位差は大きい。ビット線BLの電位とビット線BLBの電位との電位差をセンスアンプ22で増幅することでメモリセル20b−1に蓄積された情報が読み出される。センスアンプ22が読み出したデータは、読出ラッチ24に保持される。
図6は、ビットラインプリチャージ回路の詳細例を示す図である。図6に示すビットラインプリチャージ回路21aは、図1に示すビットラインプリチャージ回路21のうち、1つのビット線blt、blcをプリチャージするものである。ビットラインプリチャージ回路21aは、デコーダクロック(decck)に従ってビット線対blt、blcを「1」にプリチャージする。
図7は、センスアンプの詳細例を示す図である。図7に示すセンスアンプ22aは、図1に示すセンスアンプ22のうち、1つのビット線対blt、blcの電圧レベルを増幅するセンスアンプを示したものである。センスアンプ22aは、N型トランジスタ22a-1、ラッチ回路22a-2、及びインバータ22a-3、22a-4を有する。センスアンプ許可クロック(saeck)が活性化すると、ラッチ回路22a-2が作動して、ビット線blt又はビット線blcの信号を増幅することで、インバータ22a-3又は22a-4が駆動する。このようにして、センスアンプ22aは、メモリセルアレイ20から読出データ(saout)を読み出す。
図8は、記憶回路の詳細例を示す図である。図8に示す読出ラッチ24aは、図1に示す読出ラッチ24の1つのビット線対blt、blcから読み出されたデータ(saout)を保持するものである。読出ラッチ24aは、インバータ回路24a-1〜24a-4、及びトランスミッションゲート24a-5を有する。インバータ回路24a-3、24a-4は、順序回路24a-6として機能する。ラッチクロック及びインバータ回路24a-1により論理を反転したラッチクロックが、トランスミッションゲート24a-5のゲート端子に反転入力すると、インバータ回路24a-2により論理を反転したデータは、トランスミッションゲート24a−5を通過し、順序回路24a-6に入力する。順序回路24a-6では、受け取ったデータをインバータ回路24a-3で論理を反転して、「Read Data(RD、読出データ)」を出力する。
図9は、マルチプレクサの詳細例を示す図である。図9に示すマルチプレクサ25aは、図1に示すマルチプレクサ25に相当する。マルチプレクサ25aは、AND回路25a-1a〜25a-1n、トランスミッションゲート25a-1b〜25a-nb、及びインバータ25a-1cを有する。上記回路素子は、対応する記憶回路のデータ出力、並びに、カラム選択信号の出力と接続された複数の選択回路25a-1〜25a-nを構成する。例えば、選択回路25a-1に、CAS信号が供給されると、トランスミッションゲート25a-1bのゲート端子に、AND回路25a-1aにより論理を反転したカラム選択信号と、カラム選択信号とが供給される。ゲート端子に信号が供給されると、トランスミッションゲート25a-1bのドレインから、記憶回路からのRD信号がインバータ25a-1cに対して出力される。インバータ25a-1cは、読出データの論理を反転して、出力する。このように、マルチプレクサ25aは、CAS信号に従って、読出ラッチ24に格納されたデータを選択して読み出すことが出来る。
このように、前サイクルの行アドレス信号と、現サイクルの行アドレス信号とが一致し且つ/WE信号が読出モード「1」を示す場合、比較部12は、制御信号IHを行アドレスデコーダ14に供給して、行アドレスデコーダ14によるワード線の活性化を停止させる。そして、前サイクルの読み出しデータは、読出ラッチ24に格納されているので、読出ラッチ24に格納されたデータを読み出されることで、行アドレスデコーダ14に動作をさせることなく、半導体記憶装置10は、メモリセルアレイ20に格納されたデータを読み出すことが出来る。このように、半導体記憶装置10は、データ読み出し時のワード線の活性化をなくすことで、読み出し時の消費電力を抑えることが出来る。
<第2の実施形態>
図10は、半導体記憶装置の一例を示す図である。図10に示す半導体記憶装置10aは、図1に示した半導体記憶装置10が有する構成要素に加えて、ラッチ回路6〜9、書込アンプ18、クロック制御回路32を有する。また、半導体記憶装置10aの外部に配置される命令演算部1は、半導体記憶装置10aにアドレス信号、/WE信号、「Wright Data(WD、書込データ)」信号を供給する。命令演算部1及び半導体記憶装置10aは、演算処理装置を構成する。半導体記憶装置10と共通する半導体記憶装置10aの回路構成要素は、説明を省略する。
クロック制御回路32は、外部から供給されるクロック信号を受け取り、クロック信号を用いて、ラッチクロック(latchck)、デコーダクロック(decck)、センスアンプ許可クロック(saeck)を生成する。クロック制御回路32は、ラッチクロックをラッチ回路6〜9に供給し、デコードクロックを行アドレスデコーダ14に供給し、センスアンプ許可クロックをセンスアンプ22に出力する。このように、クロック制御回路32は、クロック信号を、他の半導体記憶装置10aの構成要素に出力することで、半導体記憶装置10aの各構成要素がクロックに同期して動作することを可能にする。
ラッチ回路6〜9は、半導体記憶装置10aの構成要素を同期して動作させるために、クロックを一定期間保持する回路である。
書込アンプ18は、/WE信号が「0」の場合、WD信号を、CAS信号に指定したビット線と、ワード線とで特定されるメモリセルに書き込むための回路である。書込アンプ18は、命令演算部1からWD信号を受け取り、且つ、列アドレスデコーダ16から出力されるCAS信号を信号線w16を介して入力する。さらに、書込アンプ18は、CAS信号に対応するビット線blt又はblcを活性化する。
図11は、書込アンプ18の詳細例を示す図である。図5に示される書込アンプ18aは、書込アンプ18の1つのビット線対blt、blcを駆動する書込アンプを示したものである。書込アンプ18aは、インバータ回路18a-1、AND回路18a-2、18a-3、及びトランジスタ18a-4、18a-5を有する。
インバータ回路18a-1は、外部から供給されるWD信号を反転して、AND回路18a-3に出力する。AND回路18a-2は、列アドレスデコーダ16から出力されるCAS信号、/WE信号、及び、外部から供給されるWD信号を受け取り、全信号の論理積を出力する。AND回路18a-3は、CAS信号、及び、インバータ18a-1で反転されたWD信号を受け取り、両方の信号の論理積を出力する。AND回路18a-2、18a-3の出力は、それぞれトランジスタ18a-4、18a-5のゲート端子を印加する。インバータ18a-1の入力と出力が、AND回路18a-2、18a-3の入力と接続されているので、ビット線blt、blcのどちらかが、WD信号の信号レベルに従って「0」にディスチャージされる。
図12は、半導体記憶装置10aが受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。半導体記憶装置10aは、外部から供給されるクロック信号(Clock)、行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、及び/WE信号を入力する。行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、及びRD信号は、複数のビット幅の信号である。
時間区間T0の期間中では、クロック制御回路32は、Clock信号を入力すると、t101に示すようにラッチクロック(latchck)を生成し、t102に示すようにデコードクロック(decck)を生成し且つ出力する。行アドレスデコーダ14は、行アドレスをデコードして、ワード線(wordline)を活性化する。列アドレスデコーダ16は、列アドレスをデコードして、t104に示すように、デコードクロック(decck)と同期して、CAS信号を活性化する。CAS信号と/WE信号との論理積が成立して、t105に示すように、書込アンプ18は、ビット線bltを「0」に駆動して、ワード線とビット線bltとで特定されるメモリセルにデータを書き込む。
クロック制御回路32は、Clock信号を入力すると、「Sense Amp Enable(SAE、センスアンプ許可信号)」を生成し且つ出力する。センスアンプ22は、sae信号を入力すると、t105で書込アンプ18が書き込みを行ったメモリセルから、t106に示すように、書き込まれたデータの読み出しを行い、読出ラッチ24に読出データが格納される。
時間区間T1の期間中では、時間区間T0と同様に、/WE信号は、「0」であり書込モードを示す。そのため、時間区間T0と同様に、行アドレスと列アドレスで特定したメモリセルにWD信号の書込動作が行われ、同時にセンスアンプ22で、t111に示すように、メモリセルからの読み出しが行われる、読出ラッチ24に読出データが格納される。
時間区間T2の期間中では、/WE信号は、「1」であり読出モードを示す。時間区間T1と時間区間T2の行アドレスは、同じである。そのため、t121及びt122に示すように、比較部12は、制御信号IHが活性化するため、行アドレスデコーダ14は、t123に示すように、ワード線のレベル変化が抑止される。従って、ワード線のレベルが一定であるため、センスアンプ22が作動しても、t124に示すように、メモリセルからデータは読み出されない。
このように、半導体記憶装置10aは、前サイクルと後サイクルとの行アドレスが一致する場合、ワード線を活性化せずに、前サイクルの期間中保持したデータを記憶回路から読み出すことでメモリセルのデータを読み出す。よって、ワード線のレベル変化が抑止されるため、半導体記憶装置10aは、読出時の消費電力を抑えることが出来る。また、前サイクルが書込モードであっても、半導体記憶装置10aは、書込モードのときにメモリセルに書き込まれたデータを、同時に記憶回路に保持する。そのため、前サイクルが書込モードで、現サイクルが読出モードであっても、記憶回路から前サイクルの期間中保持したデータを読み出すことで、ワード線活性化による電力消費を抑えることが出来る。
<第3の実施形態>
図13は、半導体記憶装置の一例を示す図である。図13に示す半導体記憶装置10bは、図10に示した半導体記憶装置10aと比して、比較部12b、センスアンプ22bが異なる。半導体記憶装置10bが有する他の構成要素は、半導体記憶装置10aの構成要素と同じなので、以下において説明を省略する。
比較部12bは、比較部12で説明した制御信号IHを出力するAND回路の入力に、前サイクルと現サイクルのメモリセルへの連続読み出しアクセスであることという条件が加えられる。また、センスアンプ22bは、/WE信号を受け取り、/WE信号が書込モードを示す場合は、センスアンプ22を動作しない。
図14は、比較部12bの詳細例を示す図である。図2に示した比較部12aと比して、新たにラッチ回路12b−1が加えられる。そして、AND回路12b-3は、/WE信号と、ラッチ回路12b-1の出力信号w12b-1と、ENOR回路12b-21の出力信号w12b-21と、ENOR回路12b-2nの出力信号w12b-2nと、を入力する。ラッチ回路12b-1の出力が「1」のときは、前サイクルの/WE信号が「読出モード」であったことを示す。AND回路12b-3は、入力信号が全て「1」の場合、制御信号IHを出力する。よって、AND回路12b-3は、前サイクルと現サイクルの/WE信号が「読出モード」であり、前サイクルと現サイクルの読出し対象行アドレスが同じ場合、制御信号IHを活性化する。第1の実施形態に係る比較部12aは、前サイクルと現サイクルの/WE信号を比較しなかったため、前サイクルの/WE信号が書き込みであっても、比較部12aは、制御信号IHを出力する。しかし、比較部12bは、前サイクルが/WE信号の場合、制御信号IHを出力しない。
図15は、センスアンプ22bの詳細例を示す図である。第1の実施形態に係るセンスアンプ22aと比して、AND回路22a−4が追加された点で異なる。AND回路22a−4は、センスアンプ許可信号クロック(saeck)と、/WE信号とを受け取って、sae信号を出力する。そのため、センスアンプ22bは、/WE信号が「1」である読出モードのときに、メモリセルからの読出しを行い、/WE信号が書込モードのときはメモリセルの読出しを行わない。
図16は、半導体記憶装置10bが受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例を示す図である。半導体記憶装置10bは、外部から供給されるクロック信号(Clock)、行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、及び/WE信号を入力する。行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、及びRD信号は、複数のビット幅の信号である。
時間区間T0の期間中では、T0サイクルの/WE信号は、書込モードなので、比較部12bは、制御信号IHを活性化しない。クロック制御回路32は、クロック信号を入力すると、t201に示すようにラッチクロックを生成し、t202に示すようにデコードクロックを生成し且つ出力する。行アドレスデコーダ14は、行アドレスをデコードして、t203に示すように、デコードクロックと同期して、ワード線(wordline)を活性化する。列アドレスデコーダ16は、列アドレスをデコードして、t204に示すように、デコードクロックと同期して、CAS信号を活性化する。/WE信号は、「0」であり書込モードを示す。そのため、書込アンプ18は、CAS信号と/WE信号との論理積の出力が「1」になるので、t205に示すように、ビット線bltを「0」に駆動して、ワード線とビット線bltとで特定されるメモリセルにビットを書き込む。センスアンプ22bは、/WE信号が「1」である「読出モード」のときに、sae信号を、活性化するので、/WE信号が「0」である時間区間T0では、sae信号のレベルは変化しない。
時間区間T1の期間中では、/WE信号は、「1」の読出モードを示す。しかし、T0サイクルの/WE信号と、T1サイクルの/WE信号が違うので、比較部12bは、制御信号IHを活性化しない。一方、sae信号は、/WE信号が「1」である「読出モード」のときに活性化するので、/WE信号がである時間区間T1では、t211に示すように、sae信号は活性化する。そして、センスアンプ22bは、t212に示すように、ワード線及びビット線で示されるメモリセルからデータの読み出しを行い、読出ラッチ24にRDが格納される。
時間区間T1の期間中では、前サイクルが書込モードの場合、前サイクルの期間中センスアンプ22bは動作していないため、読出ラッチ24は、前サイクルの読出しデータを記憶していない。よって、比較部12bは、前サイクルが書込モードである場合、前サイクルと現サイクルの行アドレスが同じであっても、制御信号IHを供給しない。そのため、行アドレスデコーダ14は、現サイクルの期間中ワード線のレベルを変化し、メモリセルからデータを読み出す。
時間区間T2の期間中では、/WE信号は、前サイクルである時間区間T1と同じ「1」であり読出モードを示す。時間区間T1と時間区間T2の行アドレスは、同じである。そのため、t221に示すように、比較部12bは、制御信号IHを活性化する。制御信号IHが活性化するため、行アドレスデコーダ14は、t222に示すように、ワード線のレベル変化が抑止される。ワード線のレベル変化が抑止されるので、センスアンプ22が作動しても、t223に示すように、メモリセルからRDは読み出されない。
このように、半導体記憶装置10bは、前サイクルが書込モードで、現サイクルが読出モードのような場合、制御信号IHが出力されない。半導体記憶装置10aは、選択された行アドレスが一致した場合は、ワード線のレベル変化が抑止されるため、半導体記憶装置10bは、半導体記憶装置10aよりワード線活性化に関する消費電力効果は小さい。一方で、半導体記憶装置10aと比して、センスアンプ22bは、書込モードでは動作しないという消費電力効果がある。
<第4の実施形態>
図17に示される半導体記憶装置10cは、半導体記憶装置10bに対してインクリメンタ26a、及び選択回路27を設けたものである。半導体記憶装置10cは、図示しないシーケンシャルリードモード端子を設け、シーケンシャルリードモード信号が活性化すると、同一行アドレスの複数カラムのメモリセルに対して読出動作を行う。なお、シーケンシャルリードモード端子とは、命令演算部1からシーケンシャルリード信号を受け取るための端子である。シーケンシャルリードモードとは、メモリセルを列方向に連続して読み出す動作を意味する。1アドレス毎にメモリセルからデータを読み出す場合、半導体記憶装置10bは、命令演算部1から、同一行アドレスの連続する列アドレスの読出に複数の読出命令を受け取る。一方、シーケンシャルリードモードの場合、命令演算部1から1度の読出命令を受け取ることで、同一行アドレスの連続する列アドレスの読み出しを行うことが出来る。そのため、命令演算部との読出命令の受信回数が減り、読出処理のトータル時間は、シーケンシャルリードモードのほうが短い。インクリメンタ26は、列アドレスを連続して出力する回路である。選択回路27は、シーケンシャルモード信号が活性化すると、インクリメンタ26からの出力信号を選択し、ラッチ回路9から出力される列アドレスを非選択とする。
図18は、インクリメンタ26aの詳細例を示す図である。インクリメンタ26aは、ラッチ回路26a-1、26a-2、AND回路26a-3、及びインバータ回路26a-4、26a-5を有する。図18では、ラッチ回路は、説明のため2つしか示していないが、インクリメンタ26aは、列アドレスと同数のラッチ回路を有する。ラッチ回路26a-1、26a-2は、例えば、図8に示したラッチ回路と同じ構成を有しても良い。ラッチ回路26a-1は、ラッチクロック(latchck)及び信号w26a-1aを受け取り、ラッチクロックの1サイクルだけ信号w26a-1aの入力値を保持する。AND回路26a-3は、信号w26a-1a及びラッチクロックを入力する。AND回路26a-3は、説明のため1つしか示してないが、ラッチ回路26a-1以外のラッチ回路は、ラッチ回路の入力にラッチクロックとラッチ回路の出力信号との論理積をとるAND回路を有する。
ラッチ回路26a-1、26a-2は、例えば、抵抗により、初期値は「0」に設定されている。最初のT0サイクルで、ラッチ回路26a-1は、保持した初期値「0」を信号線w26a-1bに出力する。ラッチ回路26a-1は、信号線w26a-1bの出力値を、第1列アドレスとして選択回路27に出力する。ラッチ回路26a-2は、初期値「0」を、第2列アドレスとして選択回路27に出力する。ラッチ回路26a-1は、インバータ回路26a-4により反転され、反転した「1」を入力する。よって、サイクル(T0)の期間中では、第1列アドレスは「0」になり、第2アドレスは「0」になる。
次のT1サイクルの期間中では、ラッチ回路26a-1は、「1」を、第1列アドレスとして選択回路27に出力する。入力信号w26a-1bが活性化するため、AND回路26a-3の出力w26a-3も活性化する。ラッチ回路26a-2は、前サイクル(T0)でAND回路26a-3の出力が活性化していないので、初期値「0」を、第2列アドレスとして選択回路27に出力する。ラッチ回路26a-2は、インバータ回路26a-5より反転され、反転した「1」を入力する。よって、サイクル(T1)では、第1列アドレスは「1」になり、第2アドレスは「0」になる。
次サイクル(T2)の期間中では、ラッチ回路26a-1は、「0」を、信号線w26a-1bに出力する。ラッチ回路26a-2は、前サイクル(T1)でAND回路26a-3の出力が活性化しているので、「1」を出力する。よって、サイクル(T2)では、第1列アドレスは「0」になり、第2アドレスは「1」になる。
次サイクル(T3)の期間中では、ラッチ回路26a-1は、「1」を、信号線w26a-1bに出力する。ラッチ回路26a-2は、前サイクル(T2)でAND回路26a-3の出力が活性化していないので、「0」を出力する。よって、サイクル(T3)では、第1列アドレスは「1」になり、第2アドレスは「0」になる。このようにして、インクリメンタ26は、列アドレスをインクリメントする。
図19は、半導体記憶装置10cが受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例である。半導体記憶装置10cは、外部から供給されるクロック信号(Clock)、シーケンシャルリードモード信号(SeqMode)、行アドレス信号(Row)、/WE信号、制御信号(IH)、ワード線(wordline)、sae信号、AS信号、及びRD信号を受け取り又は供給する。行アドレス信号(Row)、CAS信号、及びRD信号は、複数ビット幅の信号である。
時間区間T0の期間中では、シーケンシャルモード信号(SeqMode)は活性化される。また、/WE信号は、「1」であり、「読出モード」である。そのため、t301に示すように、半導体記憶装置10cは、1つのワード線に配置させる全てのメモリセルからデータを読み出して、読出ラッチ24に記憶する。マルチプレクサ25は、t302に示すように読出ラッチ24からRDを読み出す。
時間区間T1の期間中では、シーケンシャルモード信号(SeqMode)は活性化される。また、/WE信号は、読出モードである。行アドレスは、前サイクル(T0)と同じ「R0」である。そのため、比較部12は、制御信号IHを活性化する。一方、読出ラッチ24にT0サイクルの期間中で読み出された同行アドレスのメモリセルから読み出したデータが保持されているため、マルチプレクサ25は、t311に示すように、インクリメンタで+1されたCASに従って読出ラッチ24からデータを読み出す。
時間区間T2の期間中では、シーケンシャルモード信号(SeqMode)は活性化される。また、/WE信号は、読出モードである。行アドレスは、前サイクル(T1)と同じ「R0」である。そのため、比較部12は、制御信号IHを活性化する。一方、読出ラッチ24にT0サイクルの期間中で読み出された同行アドレスのメモリセルから読み出したデータが保持されているため、マルチプレクサ25は、t321に示すように、インクリメンタ26でインクリメントされたCAS信号に従って読出ラッチ24からRDを読み出す。
時間区間T3の期間中では、シーケンシャルモード信号(SeqMode)は活性化される。また、/WE信号は、読出モードである。行アドレスは、前サイクル(T2)と同じ「R0」である。そのため、比較部12は、制御信号IHを活性化する。一方、読出ラッチ24にT0サイクルの期間中で読み出された同行アドレスのメモリセルから読み出したデータが保持されているため、マルチプレクサ25は、t331に示すように、インクリメンタ26でインクリメントされたCAS信号に従って読出ラッチ24からデータを読み出す。
時間区間T4の期間中では、シーケンシャルモード信号(SeqMode)は非活性である。また、/WE信号は、読出モードである。行アドレスは、前サイクル(T3)と同じ「R0」では無い。そのため、比較部12は、制御信号IHを非活性にする。t341では、ワード線とビット線で指定されたメモリセルから読出ラッチ24にRDが読み出される。マルチプレクサ25は、t342に示すように、読出ラッチ24からRDを読み出す。
<第5の実施形態>
図20に示される半導体記憶装置10dは、比較部12dと、読出ラッチ24dが半導体記憶装置10aと異なる。半導体記憶装置10dのその他の構成は、半導体記憶装置10aと同じであるので、説明を省略する。比較部12dは、前々サイクル及び前サイクル及び現サイクルの/WE信号との比較、及び、前々サイクル及び前サイクル及び現サイクルの行アドレスを比較する。読出ラッチ24dは、記憶回路を2段構成にして、前々サイクルの読出データを保持する。半導体記憶装置10dは、前々サイクル及び前サイクル及び現サイクルが同一行アドレスに対して読出動作をする場合、前々サイクル又は前サイクルのデータを読出ラッチから読み出すことで、ワード線の活性化及びリードセンスアンプ駆動をせずにデータを読み出す。
図21は、比較部12dの詳細例を示す図である。比較部12dは、WEラッチ回路12d-1、12d-2、第1ラッチ回路12d-11、・・・、12d-1n、第2ラッチ回路12d-21、・・・、12d-2n、第1ENOR回路12d-31、・・・、12d-3n、第2ENOR回路12d-41、・・・、12d-4n、AND回路12d-3、12d-3、OR回路12d-5を有する。第1ラッチ回路12d-11、・・・、12d-1n、第2ラッチ回路12d-21、・・・、12d-2nは、対応する行アドレス毎にそれぞれ設けられる。第1ENOR回路12d-31、・・・、12d-3n、第2ENOR回路12d-41、・・・、12d-4nも、対応する行アドレス毎にそれぞれ用意される。
第1ENOR回路12d-31は、前サイクルの行アドレスを保持するラッチ12d-11の出力信号w12d-11bの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12d-11aの値が一致すれば、信号w12d-31に「1」を出力する。同様に、第1ENOR回路12d-3nは、前サイクルの行アドレスを保持するラッチ12d-1nの出力信号w12d-1nbの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12d-1naの値が一致すれば、信号w12d-3nに「1」を出力する。このように、第1ENOR回路12d-31、・・・、12d-3nは、現サイクルの行アドレスと、前サイクルの行アドレスが一致するか否かを判断するものである。
第2ENOR回路12d-41は、前々サイクルの行アドレスを保持するラッチ12d-21の出力信号w12d-21bの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12d-11aの値が一致すれば、信号w12d-41に「1」を出力する。同様に、第2ENOR回路12d-4nは、前々サイクルの行アドレスを保持するラッチ12d-2nの出力信号w12d-2nbの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12d-1naの値が一致すれば、信号w12d-4nに「1」を出力する。このように、第2ENOR回路12d-41、・・・、12d-4nは、現サイクルの行アドレスと、前々サイクルの行アドレスが一致するか否かを判断するものである。
AND回路12d-3は、現サイクルの/WE信号と、前サイクルの/WE信号と、第1ENOR回路12d-31の出力信号w12d-31と、第2ENOR回路12d-3nの出力信号w12d-3nと、を入力する。AND回路12d-3は、入力信号が全ての場合、信号w12d-51を活性化する。このように、AND回路12d-3は、現サイクル及び前サイクルの/WE信号が「読出モード」であり、且つ、現サイクルの行アドレスと、前サイクルの行アドレスが一致するか否かの論理をとる回路である。
AND回路12d-4は、現サイクルの/WE信号と、前々サイクルの/WE信号と、第2ENOR回路12d-41の出力信号w12d-41と、第2ENOR回路12d-4nの出力信号w12d-4nと、を入力する。AND回路12d-4は、入力信号が全ての場合、信号compを出力する。このように、AND回路12d-4は、現サイクル及び前々サイクルの/WE信号が「読出モード」であり、且つ、現サイクルの行アドレスと、前々サイクルの行アドレスが一致するか否かの論理をとる回路である。
OR回路12d-5は、入力信号のいずれかが「1」である場合、制御信号IHを出力する。このように、OR回路12d-5は、AND回路12d-3及びAND回路12d-4のいずれかの論理が成立すれば、制御信号IHを出力する。制御信号IHは、図3で説明したように、行アドレスデコーダ14の動作を停止させる。そのため、半導体記憶装置10dは、前々サイクルと現サイクルの行アドレスが一致し且つ/WE信号が「読出モード」の場合、又は、前サイクルと現サイクルの行アドレスが一致し且つ/WE信号が「読出モード」の場合、ワード線のレベルは変化しない。
図22は、読出ラッチ24dの詳細例を示すものである。読出ラッチ24dは、第1読出ラッチ24d-11〜24d-14、第2読出ラッチ24d-21〜24d-24、及び選択回路24d-31〜24d-34を有する。第1読出ラッチ24d-11〜24d-14は、センスアンプ22から読み出されたデータを記憶するラッチ回路である。第2読出ラッチ24d-21〜24d-24は、第1読出ラッチ24d-11〜24d-14から読み出されたデータを記憶するラッチ回路である。第1読出ラッチ24d-11〜24d-14、及び第2読出ラッチ24d-21〜24d-24の回路構成は、それぞれ図8に示す読出ラッチ24aと同じものである。第1読出ラッチ24d-11〜24d-14は、それぞれクロック制御回路32から出力されたラッチクロックに従って動作し、且つセンスアンプ22のRD信号を入力することで、前サイクルのセンスアンプ22のRDを保持する。第2読出ラッチ24d-21〜24d-24は、それぞれクロック制御回路32から出力されたラッチクロックに従って動作し、且つ第1読出ラッチ24d-11〜24d-14の出力データを入力することで、前々サイクルのセンスアンプ22の出力データを保持する。
選択回路24d-31〜24d-34は、比較部12dの出力信号compを入力する。出力信号compは、現サイクル及び前々サイクルの/WE信号が「読出し」であり、且つ、現サイクルの行アドレスと、前々サイクルの行アドレスが一致する場合に活性化する信号である。そのため、選択回路24d-31〜24d-34は、信号compが活性化するとき、第2読出ラッチ24d-21〜24d-24の出力信号をそれぞれ活性化し、信号compが不活性のとき、第1読出ラッチ24d-31〜24d-34の出力信号をそれぞれ活性化する。
図23は、半導体記憶装置10dが受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例である。半導体記憶装置10dは、外部から供給されるクロック信号(Clock)、行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、/WE信号、ラッチクロック(latchck)、制御信号IH、comp信号、及びデコードクロック(decck)を受け取り又は供給する。半導体記憶装置10dは、さらに、ビット線blt、blc、CAS信号、sae信号、RD信号を受け取り又は供給する。行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、及びRD信号は、複数ビット幅の信号である。
時間区間T0では、T0サイクルの/WE信号は、「書込モード」なので、比較部12dは、制御信号IHを活性化しない。よって、行アドレスデコーダ14は、行アドレスをデコードして、t401に示すように、デコードクロックと同期して、ワード線(wordline)を活性化する。列アドレスデコーダ16は、列アドレスをデコードして、デコードクロックと同期して、CAS信号を活性化する。書込アンプ18は、CAS信号と/WE信号との論理積が成立するので、t402に示すように、ビット線bltを「0」に駆動して、ワード線とビット線bltとで特定されるメモリセルにビットを書き込む。センスアンプ22bは、/WE信号が「1」である「読出モード」のときにsae信号を活性化するので、/WE信号がである時間区間T0では、sae信号は活性化しない。
時間区間T1では、/WE信号は、「1」の読出モードを示す。しかし、T0サイクルの/WE信号と、T1サイクルの/WE信号が違うので、比較部12dは、制御信号IHは活性化しない。一方、sae信号は、/WE信号が「1」である「読出モード」のときに活性化するので、/WE信号がである時間区間T1では、t411に示すように、比較部12は、sae信号を活性化する。そして、センスアンプ22bは、t412に示すように、ワード線及びビット線で示されるメモリセルからデータの読み出しを行い、読出ラッチ24に読出データが格納される。
時間区間T2では、前サイクルT1の行アドレス「R1」は、現サイクルT2の行アドレス「R2」と異なる。そのため、比較部12dは、制御信号IHを活性化しない。よって、ワード線は活性化されて、時間区間T1と同様に、センスアンプ22bは、t421に示すように、ワード線及びビット線で示されるメモリセルからデータの読み出しを行い、読出ラッチ24dに読出データが格納される。
時間区間T3では、前々サイクルT1の行アドレス「R1」と、現サイクルT3の行アドレス「R1」とは、同じである。/WE信号は、「0」の書込モードを示す。そのため、比較部12dは、t431に示すように制御信号IHを活性化する。また、前々サイクルT1の/WE信号「1」と、現サイクルT3の/WE信号「1」とは、同じである。そのため、比較部12dは、t432に示すように信号compを活性化する。また、制御信号IHが活性化されたので、行アドレスデコーダ14は、t433に示すようにワード線を活性化しない。ワード線が活性化されないので、t434に示すように、ビット線も活性化されない。よって、t435に示すように、活性化した信号compによって、読出ラッチ24dから前々サイクルの保持していた読出データが読み出される。
このように、半導体記憶装置10dは、前サイクルに加えて、前々サイクルのデータを記憶回路に保持することによって、ワード線を活性化してメモリセルからデータを読みだす動作の回数を減らし、消費電力減らすことが出来る。
<第6の実施形態>
図24に示される半導体記憶装置10eは、比較部12eと、書込アンプ18eが半導体記憶装置10aと異なる。半導体記憶装置10dのその他の構成は、半導体記憶装置10aと同じであるので、説明を省略する。比較部12eは、前サイクルと現サイクルの行アドレスが一致すると、書込動作を停止する信号compを出力する。書込アンプ18eは、比較部12eからの出力信号compを入力すると、ビット線の活性化を停止する。
図25は、比較部12eの詳細例を示す図である。図25に示される比較部12eは、ラッチ回路12e-11、・・・、12e-1n、ENOR回路12e-21、・・・、12e-2n、及びAND回路12e-3、12e-4を有する。ラッチ回路12e-11、・・・、12e-1nは、対応する行アドレス毎にそれぞれ設けられる。ENOR回路12e-21、・・・、12e-2nも、対応する行アドレス毎にそれぞれ用意される。ENOR回路12e-21は、前サイクルの行アドレスを保持するラッチ12e-11の出力信号w12e-11bの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12e-11aの値が一致すれば、「1」の信号w12e-21を出力する。同様に、ENOR回路12e-2nは、前サイクルの行アドレスを保持するラッチ12e-1nの出力信号w12e-1nbの値と、現サイクルの行アドレスの入力信号w12e-1naの値が一致すれば、「1」の信号w12a-2nを出力する。
AND回路12e-3は、ENOR回路12e-21の出力信号w12e-21と、ENOR回路12e-2nの出力信号w12e-2nと、を入力する。AND回路12e-3は、論理が成立すれば、信号compを出力する。AND回路12e-4は、AND回路12e-3の出力信号と、/WE信号とを入力する。/WE信号は、AND回路12a-4は、論理が成立すれば、制御信号IHを活性化する。
図26は、書込アンプ18eの詳細例を示す図である。書込アンプ18eは、インバータ回路18e-1、AND回路18e-2、18e-3、トランジスタ18a-4、18a-5、EOR回路18e-6、及びOR回路18e-7を有する。書込アンプ18eは、CAS信号、比較部12eの出力信号(comp)、及びWD信号を受け取り、論理に従って、ビット線blt又はビット線blcの電位を「0」に駆動する。
インバータ回路18e-1は、外部から供給されるWD信号を反転して、AND回路18e-3に出力する。EOR回路18e-6は、読出ラッチ24から読み出したリードラッチデータと書込データとを受け取り、入力信号の排他的論理和を出力する。OR回路18e-7は、信号compの反転信号と、EOR回路18e-6の出力信号とを入力する。よって、OR回路18e-7は、前サイクルと現サイクルが同じ列アドレスに対して書込みを行う動作であり、且つ、書込むデータがリードラッチデータと一致する場合は、出力信号を活性化しないように動作する。AND回路18e-2は、CAS信号、comp信号、及び、WD信号を受け取り、全信号の論理積を出力する。AND回路18e-3は、CAS信号、comp信号、及び、インバータ回路18e-1で反転されたWD信号を受け取り、両方の信号の論理積を出力する。AND回路18e-2、18e-3の出力は、それぞれトランジスタ18e-4、18e-5のゲート端子を印加する。インバータ回路18e-1の入力と出力が、AND回路18e-2、18e-3の入力と接続されているので、ビット線blt、blcのどちらかが、書込データの信号レベルに従って「0」にディスチャージされる。
なお、センスアンプ22は、図7で説明したセンスアンプ22aと同じ構成を有する。そのため、/WE信号に関係なく、センスアンプ22は、センスアンプ許可クロックに従ってビット線の信号レベルを増幅する。よって、/WE信号が書込モードであっても、センスアンプ22は、読出ラッチ24にメモリセルのデータを読出す。
図27は、半導体記憶装置10eが受け取り又は供給する信号のタイミングチャートの一例である。半導体記憶装置10eは、外部から供給されるクロック信号(Clock)、行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、/WE信号、ラッチクロック(latchck)、制御信号IH、comp信号、及びデコータクロック(decck)を受け取り又は供給する。半導体記憶装置10eは、ワード線(wordline)信号、CAS信号、センスアンプ許可信号(saeck)、RD信号、WD信号、ビット線blt、blc信号を受け取り又は供給する。行アドレス信号(RowAddress)、列アドレス信号(ColumnAddress)、及びRD信号は、複数ビット幅の信号である。
時間区間T0では、T0サイクルの/WE信号は、書込モードなので、比較部12eは、制御信号IHを活性化しない。よって、行アドレスデコーダ14は、行アドレスをデコードして、t501に示すように、ワード線(wordline)を活性化する。列アドレスデコーダ16は、列アドレスをデコードして、CAS信号を活性化する。/WE信号は、書込モードなので、CAS信号と/WE信号との論理積が成立するので、t502に示すように、書込アンプ18は、ビット線bltを「0」に駆動して、ワード線とビット線bltとで特定されるメモリセルにビットを書き込む。センスアンプ22は、センスアンプ許可クロック信号に従って駆動し、t503に示すように、ビット書込動作と同時に、ワード線及びビット線で示されるメモリセルからデータの読み出しを行い、読出ラッチ24にRDを格納する。
時間区間T1では、/WE信号は、「1」の読出モードを示す。しかし、T0サイクルの行アドレスと、T1サイクルの行アドレスが違うので、比較部12eは、制御信号IHを活性化しない。よって、行アドレスデコーダ14は、行アドレスをデコードして、t511に示すように、デコードクロックと同期して、ワード線(wordline)を活性化する。センスアンプ22は、センスアンプ許可クロック信号に従って駆動し、t512に示すように、ワード線及びビット線で示されるメモリセルからデータの読み出しを行い、読出ラッチ24にRDが格納される。
時間区間T2では、前サイクルT1の行アドレス「R1」は、現サイクルT2の行アドレス「R1」と同じである。そのため、比較部12eは、t521及びt522に示すように、制御信号IH及び信号compを活性化する。よって、行アドレスデコーダ14は、t523に示すように、ワード線を活性化しない。そのため、メモリセルからデータの読み出しを行わずに、読出ラッチ24からRDが読み出される。
時間区間T3では、前サイクルT2の行アドレス「R1」と、現サイクルT3の行アドレス「R1」とは、同じである。/WE信号は、「0」の書込モードを示す。そのため、比較部12eは、t531に示すように制御信号IHを活性化せず、comp信号を活性化する。また、前サイクルT2の読出しデータ「1」は、現サイクルT2の書込データ「1」と同じである。そのため、書込アンプ18eは、ビット線blt、blcを「0」にディスチャージしない。
このように、半導体記憶装置10eは、同一行アドレスに前サイクルと現サイクルのWDが書き込まれるとき、書込アンプ18eによりビット線をディスチャージしない。そのため、書込モードにおいて、メモリセルへのデータ書込という回路動作をなくし、電力の消費を抑える。
<第7の実施形態>
図28に示される半導体記憶装置10fは、比較部12eと、センスアンプ22eが半導体記憶装置10eと異なる。半導体記憶装置10fのその他の構成は、半導体記憶装置10eと同じであるので、説明を省略する。比較部12eは、及び、センスアンプ22eは、上記した第1の実施形態、第3の実施形態、及び第6の実施形態にモード切替可能である。
図29は、モード切替信号の論理表を示す図である。論理表600は、実施形態を示す名称列601、第3の実施形態を示す信号J3を示す列602、第1の実施形態を示す信号J1を示す列603、及び第6の実施形態を示す信号J6を示す列604を含む。半導体記憶装置10fは、外部から伝送される信号J3、信号J1、及び信号J6を受信するためのそれぞれの信号線に接続される。半導体記憶装置10fは、信号J3、J1、及びJ6の各々の信号レベルに従って、実施形態を変更する。例えば、第1行611に示すように、半導体記憶装置10fが、第3の実施形態で動作する場合、信号J3の信号レベルが「1」になり、他の信号J1、J6は「0」になる。また、第2行612に示すように、半導体記憶装置10fが、第1の実施形態で動作する場合、信号J1の信号レベルが「1」になり、他の信号J3、J6は「0」になる。第3行613に示すように、半導体記憶装置10fが、第6の実施形態で動作する場合、信号J6の信号レベルが「1」になり、他の信号J1、J3は「0」になる。
図30は、比較部12fの詳細例を示す図である。比較部12fは、ラッチ回路12b-11、・・・、12b-1n、ENOR回路12b-21、・・・、12b-2n、及びAND回路12b-3、12b-4、12f-5、12f-6、12f-7を有する。ラッチ回路12b-11、・・・、12b-1n、ENOR回路12b-21、・・・、12b-2n、及びAND回路12b-3は、図14に示す比較部12bで説明したので、説明を省略する。
AND回路12f-5は、AND回路12b-3の出力信号を受け取り、且つ、信号J3及び信号J1の論理を反転した信号を受け取って、信号compを出力する。図2に示すように、第1の実施形態の場合、比較部12aは、信号compを供給しない。よって、信号J1が活性化する場合、AND回路12f-5の論理は成立せず、AND回路12f-5の出力は活性化しない。また、第3の実施形態でも、図14に示すように、比較部12bは、信号compを供給しない。よって、信号J3が活性化する場合、AND回路12f-5の論理は成立せず、AND回路12f-5の出力は、活性化しない。一方で、第6の実施形態の場合、図25に示す比較部12e、信号compは活性化する。よって、信号J6が活性化する場合、図29の論理表に示すように、信号J1及びJ3は不活性となり、前サイクルと現サイクルの行アドレスが一致すれば、AND回路12f-5の論理が成立して、信号compは活性化する。
AND回路12f-6は、ラッチ回路12b-1の出力信号を受け取り、且つ信号J3を反転入力して、信号w12f-6を供給する。図2に示すように、第1及び第6の実施形態の場合、/WE信号は、前サイクルとの比較は行わないが、第3の実施形態の場合、/WE信号は、前サイクルとの比較を行う。よって、AND回路12f-6は、活性化した信号J3を反転入力し、及び、ラッチ回路12b-1に格納された前サイクルの読出モード「1」の/WE信号を受け取って、信号w12f-6を活性化する。受け取った信号J3が、非活性の場合、ラッチ回路12b-1の出力値によらず、信号w12f-6を活性化する。このようにすることで、信号J3が非活性である第1及び第6の実施形態の場合、信号w12f-6は常に活性化した状態になる。そして、第3の実施形態の場合、活性化した信号J3は、AND回路12f-6に反転入力する。よって、ラッチ回路12b-1に格納された前サイクルの/WE信号が、読出モード「1」の場合、信号w12f-6は活性化する。このように、AND回路12f-6が動作することにより、AND回路12f-6は、第3の実施形態のときだけ、前サイクルと現サイクルの/WE信号が読出モードか否かの論理をとる。
AND回路12f-7は、/WE信号と、信号w12f-6と、AND回路12f-7の出力とを入力する。AND回路12f-7は、入力信号が全ての場合、制御信号IHを供給する。上記のように、第1及び第6の実施形態では、信号w12f-6は活性化する。したがって、第1及び第6の実施形態では、AND回路12f-7は、/WE信号が読出モード「1」であり且つ行アドレスが前サイクルと現サイクルで一致した場合、論理が成立する。第3の実施形態の場合、行アドレスが前サイクルと現サイクルで一致した場合、且つ、前サイクルと現サイクルの/WE信号が読出モード「1」のとき、論理が成立する。
図31は、センスアンプ22fの詳細例を示す図である。センスアンプ22fは、トランジスタ22b-1、ラッチ回路22b-2、インバータ22b-3、22b-4、AND回路22b-4、及びOR回路22f-5を有する。トランジスタ22b-1、ラッチ回路22b-2、インバータ22b-3、22b-4、AND回路22b-4は、図15を用いて説明したので、説明を省略する。OR回路22f-5は、/WE信号、信号J2及びJ6を入力する。第2及び第5の実施形態のセンスアンプは、いずれもセンスアンプ許可信号クロックに従って動作するものである。一方、第1の実施形態のセンスアンプ22aは、/WE信号が読出モードであり且つセンスアンプ許可信号クロックが活性化するとき、sae信号を活性化する。よって、OR回路22f-5の出力信号は、第2及び第6の実施形態のとき、常に活性化し、第3の実施形態のとき、/WE信号の入力値をそのまま供給するように動作する。
このように、半導体記憶装置10fは、外部から供給される信号に従って、動作モードを変えることが出来る。よって、第1実施形態の読出モードでのワード線活性化を少なくする効果、第3実施形態による読出モードでのセンスアンプの作動を少なくする効果、第6実施形態による書込モードでの書込アンプの動作を少なくする効果を、選択的に発揮させることが出来る。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
[付記1]
第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子と、
第2のデータを保持し、接続された前記第1のワード線により選択される第2の記憶素子と、
第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子と、
第4のデータを保持し、接続された前記第2のワード線により選択される第4の記憶素子と、
入力される行アドレスを保持する行アドレス保持部を有し、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力する比較部と、
前記入力される行アドレスをデコードして前記第1又は第2のワード線にワード線選択信号を出力するとともに、前記制御信号が入力される場合には前記ワード線選択信号の出力を抑止する行アドレスデコーダと、
前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は前記第3の記憶素子が保持する第3のデータのいずれかを保持する第1の読出保持部と、
前記ワード線選択信号により、前記第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は前記第4の記憶素子が保持する第4のデータのいずれかを保持する第2の読出保持部を有することを特徴とする半導体記憶装置。
[付記2]
前記半導体記憶装置はさらに、
入力される列アドレスをデコードしてカラム選択信号を出力する列アドレスデコーダと、
前記第1の読出保持部が出力する第1のデータと前記第2の読出保持部が出力する第2のデータのいずれかを、前記カラム選択信号により選択する選択部を有することを特徴とする付記1記載の半導体記憶装置。
[付記3]
前記第1の記憶素子は、接続された第1のビット線により選択され、及び、前記第2の記憶素子は、接続された第2のビット線により選択され、且つ、
前記半導体記憶装置はさらに、
前記カラム選択信号により、前記第1又は第2のビット線を駆動するとともに、前記制御信号が入力される場合には、前記カラム選択信号を抑止する書込アンプを有することを特徴とする付記1又は2に記載の半導体記憶装置。
[付記4]
前記半導体記憶装置はさらに、
前記第1のデータを前記第1の記憶素子に書き込む書込モード、又は、前記第1のデータを前記第1の記憶素子から読み出す読出モードを示すメモリ動作信号を受け取り、前記メモリ動作信号が読出モードを示す場合に、前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータを、前記第1の読出保持部に供給するセンスアンプを有し、
前記比較部は、入力される前記メモリ動作信号を保持するメモリアドレス保持部をさらに有し、入力される第1のメモリ動作信号と前記メモリアドレス保持部が出力する第2のメモリ動作信号が一致する場合に制御信号を出力することを特徴とする付記1〜3の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
[付記5]
前記半導体記憶装置は、
前記第1の読出保持部から出力した信号を保持する第3の読出保持部をさらに有し、
前記比較部は、前記第2の行アドレスの1サイクル過去に入力される第3の行アドレスを保持する第2の行アドレス保持部をさらに有し、入力される第1の行アドレスと前記第2の行アドレス保持部が出力する第3の行アドレスが一致する場合に第2の制御信号を出力し、
前記選択部は、前記第2の選択信号が入力される場合には、前記第3の読出保持部に保持されたデータを選択することを特徴とする付記1〜4の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
[付記6]
前記半導体記憶装置はさらに、
連続した列アドレス信号を生成し、且つ前記列アドレスデコーダに連続した列アドレス信号を出力するインクリメンタ回路を有することを特徴とする付記1〜5の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
[付記7]
前記比較部は、外部から入力した信号に従って、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する動作を抑止し、且つ、外部から入力した信号に従って、前記カラム選択信号を抑止する前記書込アンプの動作を抑止することを特徴とする付記3〜6の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
[付記8]
半導体記憶装置にアクセスする方法であって、前記半導体記憶装置は、第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子、第2のデータを保持し、接続された前記第1のワード線により選択される第2の記憶素子、第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子、及び第4のデータを保持し、接続された前記第2のワード線により選択される第4の記憶素子を有し、
前記半導体記憶装置の比較部は、入力される第1の行アドレスと前記第1の行アドレスの1サイクル過去に入力される第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力するステップと、
前記半導体記憶装置の行アドレスデコーダは、前記制御信号が入力される場合には、前記第1又は第2の行アドレス信号に対応するワード線を選択するワード線選択信号の出力を抑止するステップと、
前記半導体記憶装置の第1の読出保持部は、前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は前記第3の記憶素子が保持する第3のデータのいずれかを保持するステップと、
前記半導体記憶装置の第1の読出保持部は、前記ワード線選択信号により、前記第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は前記第4の記憶素子が保持する第4のデータのいずれかを保持するステップと、
を有することを特徴とする方法。
[付記9]
前記半導体記憶装置はさらに、行アドレスデコーダ及び選択部を有し、
前記方法はさらに、
前記行アドレスデコーダは、入力される列アドレスをデコードしてカラム選択信号を出力するステップと、
前記選択部は、前記第1の読出保持部が出力する第1のデータと前記第2の読出保持部が出力する第2のデータのいずれかを、前記カラム選択信号により選択するステップと、を有することを特徴とする付記8記載の方法。
[付記10]
前記半導体記憶装置はさらに、書込みアンプを有し、
前記第1の記憶素子は、接続された第1のビット線により選択され、及び、前記第2の記憶素子は、接続された第2のビット線により選択され、且つ、
前記方法はさらに、
前記書込アンプは、前記第1又は第2のビット線を駆動するとともに、前記制御信号が入力される場合には、前記カラム選択信号を抑止するステップを有することを特徴とする付記8又は9に記載の方法。
[付記11]
前記半導体記憶装置はさらに、センスアンプを有し、
前記方法はさらに、
前記第1のデータを前記第1の記憶素子に書き込む書込モード、又は、前記第1のデータを前記第1の記憶素子から読み出す読出モードを示すメモリ動作信号を受け取り、前記メモリ動作信号が読出モードを示す場合に、前記センスアンプは、前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータを、前記第1の読出保持部に供給するステップと、
前記比較部は、入力される前記メモリ動作信号を保持するメモリアドレス保持部をさらに有し、入力される第1のメモリ動作信号と前記メモリアドレス保持部が出力する第2のメモリ動作信号が一致する場合に制御信号を出力するステップとを有することを特徴とする付記8〜10の何れか1項に記載の方法。
[付記12]
前記半導体記憶装置はさらに、前記第1の読出保持部から出力した信号を保持する第3の読出保持部を有し、
前記方法はさらに、
前記比較部は、入力される第1の行アドレスと前記第1の行アドレスの2サイクル過去に入力される第3の行アドレスが一致する場合に第2の制御信号を出力するステップと、
前記選択部は、前記第2の選択信号が入力される場合には、前記第3の読出保持部に保持されたデータを選択するステップと、を有する特徴とする付記8〜11の何れか1項に記載の方法。
[付記13]
前記方法はさらに、
前記比較部は、外部から入力した信号に従って、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する動作を抑止し、且つ、外部から入力した信号に従って、前記カラム選択信号を抑止する前記書込アンプの動作を抑止するステップを有することを特徴とする付記8〜12の何れか1項に記載の方法。
[付記14]
第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子、
第2のデータを保持し、接続された前記第1のワード線により選択される第2の記憶素子、
第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子と、
第4のデータを保持し、接続された前記第2のワード線により選択される第4の記憶素子、
入力される行アドレスを保持する行アドレス保持部を有し、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力する比較部、
前記入力される行アドレスをデコードして前記第1又は第2のワード線にワード線選択信号を出力するとともに、前記制御信号が入力される場合には前記ワード線選択信号の出力を抑止する行アドレスデコーダ、
前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は前記第3の記憶素子が保持する第3のデータのいずれかを保持する第1の読出保持部、及び
前記ワード線選択信号により、前記第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は前記第4の記憶素子が保持する第4のデータのいずれかを保持する第2の読出保持部を有する半導体記憶装置と、
前記半導体記憶装置からのデータ読み出しを指示する読出命令信号を、前記半導体記憶装置に供給する命令部と、
を有する演算処理装置。
10、10a〜10f 半導体記憶装置
12、12a、12b、12d〜12f 比較部
14、14a 行アドレスデコーダ
16、16a 列アドレスデコーダ
18、18a、18e 書込アンプ
20 メモリセルアレイ
21、21a ビットラインプリチャージ回路
22、22a、22b、22e、22f センスアンプ
24、24a、24d 記憶回路
25、25a マルチプレクサ
25a マルチプレクサ
26 インクリメンタ
27 選択回路
32 クロック制御回路

Claims (9)

  1. 第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子と、
    第2のデータを保持し、接続された前記第1のワード線により選択される第2の記憶素子と、
    第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子と、
    第4のデータを保持し、接続された前記第2のワード線により選択される第4の記憶素子と、
    入力される行アドレスを保持する行アドレス保持部を有し、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力する比較部と、
    前記入力される行アドレスをデコードして前記第1又は第2のワード線にワード線選択信号を出力するとともに、前記制御信号が入力される場合には前記ワード線選択信号の出力を抑止する行アドレスデコーダと、
    前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は前記第3の記憶素子が保持する第3のデータを保持する第1の読出保持部と、
    前記ワード線選択信号により、前記第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は前記第4の記憶素子が保持する第4のデータを保持する第2の読出保持部を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記半導体記憶装置はさらに、
    入力される列アドレスをデコードしてカラム選択信号を出力する列アドレスデコーダと、
    前記第1の読出保持部が出力する第1のデータと前記第2の読出保持部が出力する第2のデータのいずれかを、前記カラム選択信号により選択する選択部を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1の記憶素子は、接続された第1のビット線により選択され、及び、前記第2の記憶素子は、接続された第2のビット線により選択され、且つ、
    前記半導体記憶装置はさらに、
    前記カラム選択信号により、前記第1又は第2のビット線を駆動するとともに、前記制御信号が入力される場合には、前記カラム選択信号を抑止する書込アンプを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記半導体記憶装置はさらに、
    前記第1のデータを前記第1の記憶素子に書き込む書込モード、又は、前記第1のデータを前記第1の記憶素子から読み出す読出モードを示すメモリ動作信号を受け取り、前記メモリ動作信号が読出モードを示す場合に、前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータを、前記第1の読出保持部に供給するセンスアンプを有し、
    前記比較部は、入力される前記メモリ動作信号を保持するメモリアドレス保持部をさらに有し、入力される第1のメモリ動作信号と前記メモリアドレス保持部が出力する第2のメモリ動作信号が一致する場合に制御信号を出力することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記半導体記憶装置は、
    前記第1の読出保持部から出力した信号を保持する第3の読出保持部をさらに有し、
    前記比較部は、前記第2の行アドレスの1サイクル過去に入力される第3の行アドレスを保持する第2の行アドレス保持部をさらに有し、入力される第1の行アドレスと前記第2の行アドレス保持部が出力する第3の行アドレスが一致する場合に第2の制御信号を出力し、
    前記選択部は、前記第2の選択信号が入力される場合には、前記第3の読出保持部に保持されたデータを選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記半導体記憶装置はさらに、
    連続した列アドレス信号を生成し、且つ前記列アドレスデコーダに連続した列アドレス信号を出力するインクリメンタ回路を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記比較部は、外部から入力した信号に従って、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する動作を抑止し、且つ、外部から入力した信号に従って、前記カラム選択信号を抑止する前記書込アンプの動作を抑止することを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の半導体記憶装置。
  8. 半導体記憶装置にアクセスする方法であって、前記半導体記憶装置は、第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子、第2のデータを保持し、接続された前記第1のワード線により選択される第2の記憶素子、第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子、及び第4のデータを保持し、接続された前記第2のワード線により選択される第4の記憶素子を有し、
    前記半導体記憶装置の比較部は、入力される第1の行アドレスと前記第1の行アドレスの1サイクル過去に入力される第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力するステップと、
    前記半導体記憶装置の行アドレスデコーダは、前記制御信号が入力される場合には、前記第1又は第2の行アドレス信号に対応するワード線を選択するワード線選択信号の出力を抑止するステップと、
    前記半導体記憶装置の第1の読出保持部は、前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は前記第3の記憶素子が保持する第3のデータのいずれかを保持するステップと、
    前記半導体記憶装置の第1の読出保持部は、前記ワード線選択信号により、前記第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は前記第4の記憶素子が保持する第4のデータのいずれかを保持するステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  9. 第1のデータを保持し、接続された第1のワード線により選択される第1の記憶素子、
    第2のデータを保持し、接続された前記第1のワード線により選択される第2の記憶素子、
    第3のデータを保持し、接続された第2のワード線により選択される第3の記憶素子と、
    第4のデータを保持し、接続された前記第2のワード線により選択される第4の記憶素子、
    入力される行アドレスを保持する行アドレス保持部を有し、入力される第1の行アドレスと前記行アドレス保持部が出力する第2の行アドレスが一致する場合に制御信号を出力する比較部、
    前記入力される行アドレスをデコードして前記第1又は第2のワード線にワード線選択信号を出力するとともに、前記制御信号が入力される場合には前記ワード線選択信号の出力を抑止する行アドレスデコーダ、
    前記ワード線選択信号により、前記第1の記憶素子が保持する第1のデータ又は前記第3の記憶素子が保持する第3のデータのいずれかを保持する第1の読出保持部、及び
    前記ワード線選択信号により、前記第2の記憶素子が保持する第2のデータ又は前記第4の記憶素子が保持する第4のデータのいずれかを保持する第2の読出保持部を有する半導体記憶装置と、
    前記半導体記憶装置からのデータ読み出しを指示する読出命令信号を、前記半導体記憶装置に供給する命令部と、
    を有する演算処理装置。
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