JP2008123609A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクティブスタンドバイ時の消費電力を低減できる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】シェアードトランジスタSHR0は、MAT0側のMAT内ビット線対BL、/BLと、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLとの接続を制御する。センスアンプSAは、4つのトランジスタを有し、ビット線対BL、/BL間の電位差を差動増幅する。ワード線が活性化され、センスアンプが活性化されてビット線対間の電位差が増幅された後に、オンしていたシェアードトランジスタSHR0をオフし、プリチャージ/イコライズ回路102を活性化させて、センスアンプSA内のビット線対を、VARY/
2にプリチャージする。このようにすることで、センスアンプSA内のトランジスタのオフリーク電流を削減し、半導体記憶装置の低消費電力化を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、更に詳しくは、ビット線対間の電位差を増幅するセンスアンプを備える半導体記憶装置に関する。
一般に、半導体記憶装置は、マトリクス状に配置された複数のメモリ素子を有する。メモリ素子は、ビット線対(BL線、/BL線)に接続されており、情報の書込み及び読出しは、ビット線対を介して行われる。読出しに際しては、メモリ素子は、記憶データを、ビット線対に出力する。これにより、ビット線対の電位は、メモリ素子が記憶するデータ(“0”又は“1”)に応じて変化する。ビット線対の増幅には、センスアンプを用いる。センスアンプは、ビット線対間の微小電位差を増幅し、ビット線対BL、/BLを、それぞれHレベル又はLレベルに確定させる。
図16は、半導体記憶装置の一部を示している。通常、半導体記憶装置は複数のバンクを有する。図16は、複数のバンクのうちの1つに対応する。各バンクは、複数のMATを有している。各MATは、互いに直交するビット線対BL、/BLと、ワード線WLとの各交点付近に、メモリ素子を有する。ワード線WLは、デコーダXDECにより制御され、メモリ素子の選択に用いられる。ワード線が活性化されることで、活性化されたメモリ素子は、ビット線対BL、/BLに接続され、記憶データが、ビット線対BL、/BLに出力される。
センスアンプSAは、共有型(シェアード型)を例にとると、2つのマットに共通に用いられる。センスアンプSA内のビット線対BL、/BLと、各MAT内のビット線対BL、/BLとの間には、両者の接続を制御するシェアードトランジスタ(トランスファゲート)を有する。図16では、図面の簡略化のために、MAT0側のシェアードトランジスタSHR0のみを図示し、MAT1側のシェアードトランジスタについては図示を省略している。メモリ素子からのデータの読出し/メモリ素子への書込みに際しては、活性化されたMAT側のシェアードトランジスタのみがオンに制御され、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLと、活性化されたMAT内のビット線対BL、/BLとが接続される。
図17は、センスアンプSA付近の回路構成を示している。センスアンプSAは、2つのPchトランジスタと、2つのNchチャネルトランジスタとを有し、ビット線対BL、/BL間の電位を差動増幅する。シェアードトランジスタSHR0、SHR1は、MAT内のビット線対BL、/BLと、センスアンプ内のビット線対BL、/BLとの接続を制御する。例えば、MAT0側が選択された際には、シェアードトランジスタSHR0のみをオンにして、MAT0側のビット線対BL、/BLと、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLとを接続する。プリチャージ/イコライズ回路201は、MAT内のビット線対BL、/BLを、VARY/2レベルにプリチャージする際に用いられる。
センスアンプSAは、高電位側の電源線PCSと、低電位側の電源線NCSとに供給される電源で動作する。センスアンプSAの活性化時には、トランジスタFSAPT及びFSAETをオンにして、電源線PCS及びNCSに、それぞれ電源VARY及びVSSSAを供給する。センスアンプSAが、ビット線対BL、/BLを差動増幅することにより、ビット線対BL、/BLの一方はVARYレベルに、他方はVSSSAレベルになる。非活性化時には、トランジスタFSAPT及びFSAETをオフし、プリチャージ/イコライズ回路202により、電源線PCS及びNCSに、VARY/2の電圧を供給し、ビット線対BL、/BLの電位を、VARY/2レベルにプリチャージする。
図18は、従来の半導体記憶装置の各部を制御する制御信号の生成回路を示している。図19は、従来の半導体記憶装置の各部の動作波形を示している。信号R1ACTは、バンク選択信号であり、信号RF9Tは、MAT選択信号である。MAT選択信号RF9T<0>、RF9T<1>は、何れか一方が活性化されるように制御される。図19では、バンク選択信号R1ACTがHレベルに立ち上がることで、バンクが選択状態となる。また、MAT選択信号RF9T<0>がHレベルに、信号RF9T<1>がLレベルに制御されることで、MAT0側が選択された状態となる。
信号BLEQは、MAT内のビット線対のプリチャージを行うプリチャージ/イコライズ回路201の制御信号である。バンク選択信号R1ACTがHレベル、MAT選択信号RF9T<0>がHレベルとなることで、信号BLEQ0はLレベルとなり、MAT0側のプリチャージ/イコライズ回路201は非活性化状態となる。また、バンク選択信号R1ACTはHレベル、MAT選択信号RF9T<1>はLレベルなので、信号BLEQ1はHレベルとなり、MAT1側のプリチャージ/イコライズ回路201は活性化状態となる。
信号SHRは、シェアードトランジスタSHR0、SHR1の制御信号である。バンク選択信号R1ACTがHレベルで、MAT選択信号RF9T<1>がLレベルとなることで、信号SHR0はHレベルとなり、MAT0側のシェアードトランジスタSHR0はオンする。また、バンク選択信号R1ACTがHレベルで、MAT選択信号RF9T<0>がHレベルとなることで、信号SHR1はLレベルとなり、MAT1側のシェアードトランジスタSHR1はオフする。このとき、MAT1側ではプリチャージ/イコライズ回路201が活性化されており、MAT1側のビット線対BL、/BLは、VARY/2にプリチャージされる。
信号CSEQは、センスアンプSA内のビット線対をプリチャージするプリチャージ/イコライズ回路202の制御信号である。信号CSEQは、当該バンクが選択され、かつ、何れかのMATが選択されるとLレベルとなる。信号CSEQがLレベルとなることでプリチャージ/イコライズ回路202は非活性化状態となり、電源線PCS及びNCSはフローティング状態となる。また、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLのプリチャージが解除される。その後、ワード線WLが活性化され、ワード線WLに接続されたメモリ素子がビット線対に接続される。これにより、MAT内及びセンスアンプSA内のビット線対BL、/BLの電位は、記憶データに応じて変化する。
信号RSAET及びRSAPTは、それぞれセンスアンプの低電位側及び高電位側の活性化信号である。何れかのMATが選択された状態で、信号RSAETがHレベルとなると、信号FSAETがHレベルとなる。信号FSAETがHレベルとなることでトランジスタFSAETがオンし、電源線NCSにVSSSAが供給される。また、何れかのMATが選択された状態で、信号RSAPTがHレベルとなると、信号FSAPTがHレベルとなる。信号FSAPTがHレベルとなることでトランジスタFSAPTがオンし、電源線PCSにVARYが供給される。
ワード線WLが活性化され、記憶データがビット線対に出力された後に、センスアンプSAが活性化される。センスアンプSAの活性化では、まず、信号RSAETがHレベルに制御され、信号FSAETがHレベルとなって、トランジスタFSAETがオンする。トランジスタFSAETがオンすることで、センスアンプSAの低電位側の電源線NCSの電位は、VARY/2レベルからVSSSAレベルに低下する。電源線NCSの電位がVSSSAとなることで、センスアンプSA内の2つのNchトランジスタのうちの一方がオンし、ビット線対BL、/BLのうちの電位の低い方の電位が、VSSSAレベルまで低下する。
次いで、信号RSAPTがHレベルに制御され、信号FSAPTがHレベルとなって、トランジスタFSAPTがオンする。トランジスタFSAPTがオンすることで、センスアンプの高電位側の電源線PCSの電位は、VARY/2からVARYに上昇する。電源線PCSの電位がVARYとなることで、センスアンプSA内の2つのPchトランジスタのうちの一方がオンし、ビット線対BL、/BLのうちの電位の高い方の電位が、VARYレベルまで上昇する。このようなセンスアンプSAの動作により、ビット線対BL、/BLの電位は、VARY又はVSSSAに確定する。
センスアンプSAによるセンス完了後、メモリアレイに対するリードコマンドなどが実行され、その後、プリチャージコマンドが発行される。プリチャージコマンドの発行後、ワード線WLがLレベルに非活性化され、信号RSAET及びRSAPTがLレベルに変化して、トランジスタFSAET及びFSAPTがそれぞれオフし、電源線PCS及びNCSに対する電源供給が停止される。また、HレベルであったMAT選択信号RF9T<0>及びバンク選択信号R1ACTがLレベルに制御され、信号BLEQ0、信号SHR1、及び、信号CSEQがLレベルからHレベルに変化する。信号BLEQ1及び信号SHR0については、既にHレベルであり、Hレベルのまま変化しない。
MAT0側では、信号BLEQ0がHレベルとなることで、MAT0側のプリチャージ/イコライズ回路201が活性化され、MAT0内のビット線対が、VARY/2レベルにプリチャージされる。また、センスアンプSAでは、信号CSEQがHレベルとなることでプリチャージ/イコライズ回路202が活性化され、センスアンプSA内のビット線対が、VARY/2レベルにプリチャージされる。MAT1側では、信号SHR1がHレベルに変化することでシェアードトランジスタSHR1はオンし、MAT1内のビット線対と、センスアンプSA内のビット線対とが接続される。このような動作により、各MAT内のビット線対、及び、センスアンプSA内のビット線対が、VARY/2レベルにプリチャージされる。
ところで、図19に示す動作において、センスアンプSAによるセンス完了から、プリチャージコマンドの発行までの期間は、アクティブスタンドバイ期間と呼ばれる。このアクティブスタンドバイ期間は、スペック上、例えば最大70μsと規定されており、この期間にリードコマンド/ライトコマンド等を発行して、データ読出し、書込み等が行われる。
近年、DRAM等の半導体記憶装置では、電源電圧(VDD)が例えば3.3Vから2.5V、1.8Vへと低下しており、アレイ部の内部降圧電源VARYも2.4Vから1.8V、1.4Vへと低下してきている。VARYの低電圧化に伴い、センスアンプSAの感度を上げるために、これに伴い、センスアンプSAを構成するトランジスタのしきい値は、0.6Vから0.45V、0.3Vへと低下してきている。従来の半導体記憶装置では、トランジスタのしきい値低下により、センスアンプSAの活性化時に、オフ側のトランジスタが完全にオフしないことで流れるリーク電流が増加するという問題がある。
図20は、活性化状態のセンスアンプSAを示している。トランジスタFSAPT及びFSAETは、それぞれオンしており、電源線PCS及びNCSには、それぞれVARY及びVSSSAが供給されている。図20では、BL線がHレベルで、/BL線がLレベルとなっており、センスアンプSAでは、PchトランジスタP201及びNchトランジスタN202がオン、PchトランジスタP202及びNchトランジスタN201がオフしている。この状態では、図20に示す電流経路1のリーク電流、すなわち、電源線PCSから、オフしたPchトランジスタP202、オンのNchトランジスタN202を介して、電源線NCSに向けて流れるリーク電流、及び、電流経路2のリーク電流、すなわち、電源線PCSから、オンしたPchトランジスタP201、オフのNchトランジスタN201を介して、電源線NCSに向けて流れるリーク電流が存在する。従来の半導体記憶装置では、アクティブスタンドバイ期間中はセンスアンプSAが活性化状態に保たれるため、このリーク電流により、待機系の消費電力が増加するという問題があった。
センスアンプにおけるリーク電流(貫通電流)を低減する技術としては、特許文献1に記載された技術がある。特許文献1では、センスアンプなどの回路を複数のブロックに分け、それらの電源供給線及びGND供給線に、ブロックごとに個別に選択可能なスイッチを設け、選択される出力線を含むブロックのみ、スイッチをオンに制御する。特許文献1には、非使用のセンスアンプの電源を切断することで、センスアンプ内の貫通電流を削減し、消費電力の低減を図ることができると記載されている。
特開2001−6364号公報
通常、半導体記憶装置は、センスアンプを多数有している。従来の半導体記憶装置では、アクティブスタンドバイ期間中は、センスアンプを活性化状態に保っていたため、センスアンプの活性化状態におけるリーク電流により、特に、IDD3(Active standby current又はActive power-down standby current)の規格を満足できないおそれがある。特許文献1では、非使用のブロックの電源線を切断し、センスアンプを非活性化状態としている。しかし、DRAMでは、選択セルのデータは、増幅後、必ず再書込みをする必要があり、本来、自由にセンスアンプを停止することはできない。特許文献1には、この点についての記載が全くなく、特許文献1では、半導体記憶装置における上記問題を解消することは期待できない。
本発明の半導体記憶装置は、上記従来技術の問題点を解消し、アクティブスタンドバイ時の消費電力を低減できる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の半導体記憶装置は、ビット線対に接続された複数のメモリ素子を有し、該複数のメモリ素子のうちで選択されたメモリ素子の記憶データを前記ビット線対に出力するメモリセルアレイと、ビット線対間の電位差を増幅するセンスアンプと、前記センスアンプ内のビット線対と、前記メモリセルアレイ内のビット線対との接続を制御するトランスファゲートとを有する半導体記憶装置において、前記センスアンプを活性化させてビット線対の電位を増幅した後に、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを切断し、前記センスアンプを非活性化することを特徴とする。
本発明の半導体記憶装置では、センスアンプを活性化させて、ビット線対の電位差を所定の電位差まで増幅した後に、トランスファゲートをオフして、センスアンプ内のビット線と、メモリセルアレイ内のビット線対とを分離し、センスアンプを非活性化させる。センスアンプを活性化状態に保つと、センスアンプを構成するトランジスタのうちのオフしたトランジスタを通じてリーク電流が流れ、このリーク電流によって動作電流が増加する。本発明では、ビット線対間の電位差の増幅後にセンスアンプを非活性化させることで、リーク電流を削減することができ、消費電力を低減することができる。また、リーク電流を気にせずにトランジスタのしきい値を下げることができ、これにより、活性化時のセンスアンプの動作を高速化することができる。
本発明の半導体記憶装置では、前記メモリ素子の選択終了に際して、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを接続し、前記センスアンプを活性化させて前記ビット線対の電位を再増幅し、前記ビット線対を介して前記メモリ素子に記憶データを書き込む構成を採用できる。メモリ素子の選択終了に際しては、メモリ素子に、データを書き戻すことが必要となる。センスアンプが非活性化の状態で選択終了となるときには、選択終了に際して、トランスファゲートをオンにしてセンスアンプ内のビット線対とメモリセルアレイ内のビット線対と接続し、センスアンプを活性化させてビット線対間の電位差を増幅し、メモリ素子に、データを書き込むとよい。
本発明の半導体記憶装置では、前記センスアンプの活性化開始後、所定時間以内にリード、ライト、又は、プリチャージコマンドが入力されないと、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを切断し、前記センスアンプを非活性化する構成を採用できる。メモリ素子の選択後、メモリ素子に対するリード、ライト、又は、プリチャージコマンドが発生しないときには、センスアンプを活性化状態に保つ必要がなく、その状況が続くときに、センスアンプを非活性化することで、動作電流の低減を図ることができる。また、センスアンプを活性化させてから、ビット線対間の電位差の増幅が完了するまでには、ある程度の時間がかかる。そこで、センスアンプの活性化から所定の時間が経過するまでは、保護期間として、センスアンプを非活性化しないように制御する。このようにすることで、ビット線対の電位差の増幅が完了する前に、センスアンプが非活性化することを避けることができる。
本発明の半導体記憶装置では、前記センスアンプの非活性化後、前記センスアンプ内のビット線対が、所定のレベルにプリチャージされる構成を採用できる。この場合、前記所定のレベルとして、メモリセルアレイ内の内部降圧電圧の2分の1、又は、メモリセルアレイ内の内部降圧電圧を採用することができる。
本発明の半導体記憶装置では、前記センスアンプの非活性化後は、前記メモリセルアレイ内のビット線対で、前記記憶データを保持する構成を採用できる。センスアンプの非活性化後は、センスアンプ内のビット線対では、記憶データが失われた状態となる。このとき、メモリセルアレイ内のビット線対は、フローティング状態となっており、このフローティング状態のビット線対により、記憶データを保持できる。センスアンプを非活性化状態から活性化状態に戻したときには、メモリセルアレイ内のビット線対が保持する記憶データを用いてビット線対を再増幅することで、ビット線対の電位を、センスアンプを非活性化する前の状態に戻すことができる。
本発明の半導体記憶装置は、前記センスアンプの非活性化後、リード、ライト、又は、プリチャージコマンドが入力されると、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを接続し、前記センスアンプを再活性化する構成を採用できる。センスアンプの非活性化後に、リード、ライト、又は、プリチャージコマンドが発行されたときには、トランスファゲートをオンにし、センスアンプを活性化させて、メモリ素子に対するリード/ライト等を行える状態にすればよい。
本発明の半導体記憶装置は、前記センスアンプの再活性化後、所定時間以内にリード、ライト、又は、プリチャージコマンドが入力されないと、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを切断し、前記センスアンプを非活性化する構成を採用することができる。センスアンプの再活性化後、リード/ライト等が連続して発行されたときには、センスアンプを活性化状態に保って、リード/ライト等を行えばよい。その後、前回のリード、ライト、又は、プリチャージコマンドの発行から所定時間以内にリード、ライト、又は、プリチャージコマンドが発行されなければ、センスアンプを非活性化状態にして、動作電流を削減すればよい。
本発明の半導体記憶装置は、前記ビット線対のデータを保持するフリップフロップを更に備え、前記センスアンプによる増幅完了後に、前記フリップフロップに前記ビット線対のデータを書き込み、前記メモリ素子の選択終了に際して、前記フリップフロップから、前記ビット線対を介して、前記メモリ素子にデータを書き込む構成を採用することができる。この場合、本発明の半導体記憶装置では、リード/ライトを、前記フリップフロップが記憶するデータに対して行う構成を採用できる。また、前記センスアンプを、前記フリップフロップへのデータ書込み後、前記フリップフロップから前記メモリ素子にデータが書込みを行うまで間、非活性化状態に保つ構成を採用することができる。センスアンプを、非活性化状態から活性化状態へと頻繁に変化させると、その際の動作電流により、消費電力が増加することが考えられる。フリップフロップを用い、リード/ライトはフリップフロップに対して行い、センスアンプを非活性化状態に保つことで、散発的なリード/ライトに対して、消費電力を低減できる。
本発明の半導体記憶装置では、前記フリップフロップが、2つのPchトランジスタと、2つのNchトランジスタとを含み、前記2つのPchトランジスタは、ソースが高電位側電源線に接続され、ドレインがゲートトランジスタを介してビット線対のうちの一方に接続され、ゲートが互いのドレインに接続されており、前記2つのNchトランジスタは、ソースが低電位電源線に接続され、ドレインがゲートトランジスタを介してビット線対のうちの一方に接続され、ゲートが互いのドレインに接続される構成を採用できる。
本発明の半導体記憶装置では、前記センスアンプは、2つのNchトランジスタで構成され、該2つのNchトランジスタは、ソースが低電位電源線に接続され、ドレインがビット線対のうちの一方に接続され、ゲートが互いのドレインに接続されている構成を採用できる。
本発明の半導体記憶装置では、前記センスアンプの非活性化時には、前記センスアンプ内のビット線対がメモリセルアレイ内の内部降圧電圧にプリチャージされており、前記フリップフロップから前記メモリ素子へのデータ書込みに際して、前記ビット線対のうちのLレベルのデータに対応する側の電位を前記センスアンプのNchトランジスタによって低下させると共に、Hレベルのデータに対応する側の電位を、前記フリップフロップのPchトランジスタにより前記内部降圧電圧に維持する構成を採用できる。この場合、センスアンプに、ビット線対の電位をHレベルに引き上げるためのPchトランジスタを配置する必要がなくなる。
本発明の半導体記憶装置では、センスアンプを活性化させて、ビット線対の電位差を所定の電位差まで増幅した後に、トランスファゲートをオフして、センスアンプ内のビット線と、メモリセルアレイ内のビット線対とを分離し、センスアンプを非活性化させる。このようにすることで、センスアンプを活性化状態に保つことで発生するリーク電流を削減することができ、消費電力を低減することができる。また、リーク電流を気にせずにトランジスタのしきい値を下げることができ、これにより、活性化時のセンスアンプの動作を高速化することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態の半導体装置のセンスアンプ付近の回路構成を示している。本実施形態の半導体記憶装置100のセンスアンプ付近の回路構成は、図17に示す従来の半導体記憶装置のセンスアンプ付近の回路構成と同様である。シェアードトランジスタSHR0、SHR1は、MAT内のビット線対BL、/BLと、センスアンプ内のビット線対BL、/BLとの接続を制御する。プリチャージ/イコライズ回路101は、MAT内のビット線対BL、/BLを、VARY/2レベルにプリチャージする際に用いられる。
センスアンプSAは、2つのPchトランジスタと、2つのNchチャネルトランジスタを有する。Pchトランジスタは、ソースが電源線PCSに接続され、ドレインがBL線又は/BL線に接続される。また、Pchトランジスタのゲートは、互いのトランジスタのドレインに接続される。Nchトランジスタは、ソースが電源線NCSに接続され、ドレインがBL線又は/BL線に接続される。また、Nchトランジスタのゲートは、互いのトランジスタのドレインに接続される。
トランジスタFSAPT及びFSAETは、電源線PCS及びNCSと、VARY電源線及びVSSSA電源線との接続を制御する。トランジスタFSAPT及びFSAETは、センスアンプSAの活性化時には、それぞれオンに制御され、電源線PCS及びNCSと電源VARY及びVSSSAとを接続する。プリチャージ/イコライズ回路102は、センスアンプの非活性化時に、電源線PCS及びNCSに、VARY/2の電圧を供給し、ビット線対BL、/BLの電位を、VARY/2にプリチャージする。
図2は、制御信号を生成する部分の回路構成を示している。図18に示す従来の回路構成との相違点は、信号φが追加され、信号φによって制御信号SHR0、SHR1を制御し、所望のタイミングで、シェアードトランジスタSHR0、SHR1をオフにできるように構成した点である。また、信号φによって、信号CSEQ、FSAET、及び、FSAPTを制御し、所望のタイミングで、トランジスタFSAPT及びFSAETを切断してセンスアンプSAを非活性化状態として、センスアンプ内のビット線対BL、/BLをプリチャージできるように構成した点である。
図3は、信号φを生成する部分の構成を示している。コマンドデコーダ110は、/CSや、/RAS、/CASなどの外部ピンから入力されるコマンドをデコードし、メモリ素子に対するデータの読出しや書込み(リード/ライト)などを制御するコマンドを発行する。アレイコントローラ111は、コマンドデコーダ110からの指示に基づいて、バンク、MATの選択や、センスアンプの活性化等を行う。アレイコントローラ111は、センスアンプの活性化を制御する信号RSAPTを、φ生成回路113に伝える。OR回路112は、コマンドデコーダ110から、リード、ライト、プリチャージの何れかが発生すると、その旨を、信号CMD_ORによりφ生成回路113に伝える。
φ生成回路113は、アクティブスタンドバイ期間中に、リード、ライト、プリチャージの何れのコマンドも発生していない状況が所定時間続くと、信号φを、例えばHレベルからLレベルに反転する。具体的には、φ生成回路113は、アレイコントローラ111から入力する信号RSAPTがHレベルとなってセンスアンプSAが活性化されてから、所定時間が経過するまでに、OR回路112から、リード、ライト、プリチャージの何れかが発生した旨の信号を入力しないと、信号φをLレベルに変化させる。また、φ生成回路113は、信号φをLレベルとした後に、リード、ライト、プリチャージの何れかが発生すると、信号φをHレベルに戻す。
図4は、半導体記憶装置100の各部の動作波形を示している。信号R1ACTによるバンクの選択、信号RF9TによるMATの選択から、ワード線WLを活性化させてメモリ素子の記憶データをビット線対BL、/BLに出力し、センスアンプSAを活性化させてビット線対BL、/BLをVARY又はVSSSAに確定させるまでの動作については、図19に示す従来の半導体記憶装置の動作と同様である。φ生成回路113(図3)は、信号RSAPTがHレベルとなって、センスアンプSAが活性化され、ビット線対BL、/BLの電位がVARY又はVSSSAに確定した後、センスアンプの活性化タイミングから所定の期間が経過するまでに、コマンドデコーダ110によってリード、ライト、プリチャージの何れのコマンドも発行されなかったときには、信号φをHレベルからLレベルに変化させる。
図2を参照すると、信号φがLレベルとなることで、Hレベルであった信号SHR0がLレベルに変化し、シェアードトランジスタSHR0がオフする。また、Hレベルであった信号FSAPT及びFSAETが、共にLレベルに変化し、トランジスタFSAPT及びFSAETがオフして、電源線PCS及びNCSと、電源VARY及びVSSSAとが切断される。更に、Lレベルであった信号CSEQがHレベルに変化することで、プリチャージ/イコライズ回路102が活性化し、電源線PCS及びNCSの電位がVARY/2となって、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLが、VARY/2レベルにプリチャージされる。
センスアンプSAでは、センスアンプSAが非活性化され、ビット線対BL、/BLがVARY/2レベルにプリチャージされることで、高電位側の電源線PCSから、センスアンプSA内のオフしたトランジスタを介して低電位側の電源線NCSに向けて流れるオフリーク電流がなくなる。従って、アクティブスタンドバイ期間中の消費電力が削減される。このとき、シェアードトランジスタSHR0はオフしているので、MAT内のビット線対BL、/BLは、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLからは切り離されている。ビット線対に出力されたメモリ素子の記憶データは、フローティング状態のMAT内のビット線対BL、/BLによって保持される。
コマンドデコーダ110により、リード、ライト、プリチャージの何れかのコマンドが発行されると、φ生成回路113は、信号φを、Hレベルに戻す。これにより、プリチャージ/イコライズ回路102は非活性化状態となりセンスアンプSA内のビット線対のプリチャージが解除される。また、シェアードトランジスタSHR0がオンして、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLと、MAT内のビット線対BL、/BLとが接続される。更に、トランジスタFSAPT及びFSAETがオンすることで、電源線PCS及びNCSに、それぞれ電源VARY及びVSSSAが供給され、センスアンプSAが活性化される。
センスアンプSAは、活性化されると、MAT内のビット線対BL、/BLの電位に応じて、ビット線対を差動増幅する。これにより、センスアンプSA内のビット線対BL、/BL、及び、MAT内のビット線対BL、/BLの電位は、信号φがLレベルに変化してセンスアンプSAが非活性化される前の状態に戻る。その後の、ワード線WLを非活性させ、MAT選択信号RF9T<0>及びバンク選択信号R1ACTをLレベルにして、センスアンプを非活性化させると共に、選択されなかったMAT側のシェアードトランジスタSHR1をオンし、センスアンプ内のビット線対及び各MAT内のビット線対をプリチャージする動作については、図19と同様である。
ここで、信号φによってシェアードトランジスタSHR0、SHR1をオフし、センスアンプ内のビット線対BL、/BLをVARY/2にプリチャージする際の保護期間について説明する。図5は、図3に示す信号φを生成する部分の動作波形を示している。ワード線WLが立ち上がり、その後、信号RSAPTがHレベルに立ち上がってセンスアンプSAが活性化される。センスアンプSAが動作を開始し、ビット線対の電位がVARY、VSSSAに確定する前にセンスアンプSAを非活性化しないように、信号RSAPTがHレベルに変化してビット線対のセンスが開始されてから所定の期間(t1)を保護期間とし、その期間が経過するまで、信号φをLレベルにしてセンスアンプSAを非活性化さないようにする。言い換えれば、φ生成回路113は、信号RSAPTがHレベルに立ち上がってから、所定の期間(t1)が経過するまでにリード/ライドなどが発生しないときには、所定の期間(t1)の経過後に信号φをLレベルに変化させて、センスアンプSAを非活性化させる。
φ生成回路113は、センスアンプSAの非活性期間に、リード/ライトなどのコマンドが発生すると、信号φをHレベルに戻して、センスアンプSAを活性化状態とする。この状態で、連続してリード/ライトなどが発生すれば、信号φをHレベルに保ち、リード/ライトが発生しないときには、信号φをLレベルにしてセンスアンプを非活性化させる。センスアンプの活性化後、セルのリストア保護と、連続リード/ライト動作時の保護として、保護期間t2を設ける。すなわち、φ生成回路113は、OR回路112の出力CMD_ORがHレベルとなって、センスアンプSAが非活性化状態から活性化状態に変化した後に、保護期間t2が経過するまでは、信号φをLレベルに変化させない。保護期間t2が経過するまでにリード/ライトなどが発生し、信号CMD_ORがHレベルとなったときには、信号φをHレベルに保つ。もう一つの保護期間は、プリチャージコマンド発行後のセルのリストア保護期間(t3)である。この期間にセンスアンプSAを非活性化させないようにして、リストアが充分に行われるようにする。
図6(a)は、メモリ素子が有するトランジスタの断面を示している。センスアンプSAの非活性化後では、MAT内のビット線対BL、/BLは、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLと分離されて、フローティング状態で、記憶データを保持することになる。このとき、ビット線対のうちのHレベルを保持する側、例えば、/BL線側では、メモリセルのトランジスタの拡散層にリーク経路があることにより、センスアンプが再活性化されるまで、電位が、図6(b)に示すように時間経過と共に徐々に低下していく。
メモリセル1つの容量をCs、ビット線1本の容量をCdとして、Cs=25fF、Cd=45fFとし、リフレッシュ周期tREFは容量に比例し、メモリ素子のリーク電流とほぼ同等とすると、ビット線1本あたり256Bitのメモリ素子がある場合には、/BL線には、各メモリ素子におけるリーク電流の256倍のリーク電流があることになる。しかし、tREF=64msとすると、フローティングとなっている/BL線のデータ保持時間は、64ms×45fF/25fF/256=450μsであり、一方、フローティング状態は、スペック上、最大で70μsと既定されているアクティブスタンドバイ期間よりも短く、データ損失の心配はない。リークが著しく大きい、或いは、将来的に、アクティブスタンドバイ期間のスペックが長くなった場合には、図7に示すように、タイマーにより周期的にパルス信号を出力させ、これに基づいて、信号φをHレベルに変化させて、アクティブスタンドバイ期間中に、センスアンプの非活性化状態が長く続かないように制御すればよい。
本実施形態では、アクティブスタンドバイ期間中に、シェアードトランジスタSHR0、SHR1をオフしてセンスアンプ内のビット線対とMAT内のビット線対とを切断し、センスアンプを非活性化状態にしてセンスアンプ内のビット線対をVARY/2レベルにプリチャージする。このようにすることで、センスアンプSAを構成するトランジスタを通じて、高電位側の電源線PCSから低電位側の電源線NCSに向けて流れるオフリーク電流を削減することができ、アクティブスタンドバイ期間中の消費電力を低減することができる。従って、リーク電流を気にせずに、センスアンプにしきい値の低いトランジスタを用いることができ、センスアンプの動作を高速化できる。センスアンプが非活性化した状態では、センスアンプ内のビット線対では、ビット線対に出力されたメモリ素子のデータが消失した状態となるが、データは、フローティング状態のMAT内のビット線対で保持され、復帰時に、シェアードトランジスタSHR0又はSHR1のうちの選択されたMAT側をオンしてビット線対のデータをセンスアンプにて再増幅することで、データ読出し等には支障はない。
図8は、本発明の第2実施形態の半導体記憶装置の構成を示している。本実施形態の半導体記憶装置100aは、VARY/2プリチャージに代えて、VARYプリチャージを採用する点で、第1実施形態の半導体記憶装置100と相違する。今後、半導体記憶装置の低電圧化が更に進むと、センスアンプを構成するトランジスタのしきい値はそれに併せて低くさせる必要があるため、VARY/2プリチャージでは厳しくなってくることが予想される。本実施形態では、プリチャージ時に、ビット線対を、VARYレベルにプリチャージする方式を採用する。
本実施形態の半導体記憶装置100aは、図1に示す構成に加えて、Ref生成回路103を有する。Ref生成回路103は、例えば、メモリ素子の容量の半分程度の容量を有し、ワード線の活性化時に、ビット線対BL、/BLのうちで、メモリ素子が接続されていない方に、“0”に対応したデータを出力する。例えば、メモリ素子はBL線に接続されているとする。メモリ素子の容量が10fFであれば、Ref生成回路103は、5fF程度の容量を有する。メモリ素子がBL線に“0”に対応するデータを出力すると、BL線の電位は、プリチャージ電位であるVARYから少し低下する。このとき、Ref生成回路103が/BL線に“0”に対応するデータを出力すると、/BL線も電位がVARYから少し下がるが、メモリ素子の容量がRef生成回路103の容量よりも大きいため、/BL線の電位低下は、BL線の電位低下に比して小さくなる。この電位差を、センスアンプSAにて増幅することで、ビット線対の電位を、記憶データに応じて、VARY又はVSSSAに確定させることができる。
図9は、半導体記憶装置の動作波形を示している。本実施形態では、VARYプリチャージ方式を採用するため、はじめは、センスアンプの電源線PCS及びNSC、並びに、ビット線対BL、/BLの電位は、VARYレベルとなっている。ワード線WL(図9では図示せず)が立ち上がり、メモリ素子の記憶データがビット線対BL、/BLに出力される。信号RSAETにより、電源線NCSに電圧VSSSAが供給され、センスアンプSAが活性化されることで、ビット線対BL、/BLのうちの電位が低い方は、電位がVSSSAまで低下し、電位が高い方は、電位がVARYまで上昇する。
φ生成回路113(図3)は、リード/ライトなどが発生しない期間が所定の時間以上続くと、信号φをLレベルに変化させ、シェアードトランジスタSHR0、SHR1をオフし、センスアンプSAを非活性化して、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLの電位をVARYレベルにプリチャージする。その後、φ生成回路113は、ライト/リードなどのコマンド発行を受け、信号φをHレベルに戻し、シェアードトランジスタSHR0又はSHR1のうちの選択されたMAT側をオンし、センスアンプSAを活性化させて、センスアンプSA内のビット線対を、MAT内のビット線対が保持するデータで差動増幅させる。このように、プリチャージ電位をVARY/2からVARYに変更した場合でも、各部の動作は第1実施形態と同様であり、本実施形態においても、第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
図10は、本発明の第3実施形態の半導体記憶装置の構成を示している。本実施形態の半導体記憶装置100bは、図1に示す第1実施形態の半導体記憶装置100の構成に加えて、FF106を有する。本実施形態では、センスアンプSAを活性化させてビット線対BL、/BLをVARYレベル又はVSSSAレベルに確定させた後、FF106に、ビット線対BL、/BLのデータを書き込む。その後、センスアンプSA内及びMAT内のビット線対BL、/BLをVARY/2レベルにプリチャージし、データのリード/ライトは、FF106に取り込んだデータを利用して行う。
図11は、FF106付近を拡大して示している。FF106は、2つのPchトランジスタP11、P12、2つのNchトランジスタN11、N12と、ゲートトランジスタNGATEとを有する。PchトランジスタP11、P12は、ソースが電源線VFFに接続され、ドレインがゲートトランジスタNGATEを介してBL線又は/BL線に接続される。また、PchトランジスタP11、P12のゲートは、互いのトランジスタのドレインに接続される。NchトランジスタN11、N12は、ソースが電源線VSSSAに接続され、ドレインがゲートトランジスタNGATEを介してBL線又は/BL線に接続される。また、NchトランジスタN11、N12のゲートは、互いのトランジスタのドレインに接続される。トランジスタP11、P12、N11、N12は、フリップフロップを構成する。
ゲートトランジスタNGATEは、ビット線対BL、/BLと、トランジスタP11、P12、N11、N12のドレインとの接続を制御する。ゲートトランジスタNGATEは、信号VGATEに従って、オン/オフが制御される。FF106では、ゲートトランジスタNGATEがオンすることで、ビット線対BL、/BLのデータを取り込む。或いは、ビット線対BL、/BLにデータを出力する。トランジスタP11とN11との接続ノード、及び、トランジスタP12とN12との接続ノードは、それぞれ、トランジスタYSWを介して、データの入出力に用いるLIO線対に接続されている。
FF106と、センスアンプSAとは、構成が類似しているが、FF106は、ビット線対間の電位差を差動増幅せず、データを保持するのみであるので、FF106を構成するトランジスタのしきい値Vtは、センスアンプを構成するトランジスタのしきい値Vtよりも高くてよい。また、FF106のトランジスタには、センスアンプ内のトランジスタに比して、サイズの小さいトランジスタを用いることができる。FF106は、電源VFFとVSSSAとで動作する。電源VFFの電源電圧は、VARYと同じか、或いは、VARYよりも高い電圧とする。特に、VARYが低電圧のときには、電源VFFの電源電圧をVARYよりも高くして、トランジスタの動作を補償するとよい。
図12は、制御信号を生成する部分の回路構成を示している。本実施形態の半導体記憶装置100bにおける制御信号の生成部分は、図2に示す第1実施形態における制御信号の生成部分とは、MAT内のビット線対のプリチャージ/イコライズを制御する信号BLEQ0、BLEQ1の制御に、信号φを用いる点で相違する。すなわち、信号φをLレベルに制御してシェアードトランジスタSHR0、SHR1をオフし、センスアンプを非活性化させて、信号CSEQによりセンスアンプ内のビット線対をプリチャージすると同時に、信号BLEQ0、BLEQ1をHレベルに制御し、MAT内のビット線対についても、VARY/2にプリチャージする。
図13は、半導体記憶装置100bにおける各部の動作波形を示している。ワード線WLの活性化から、センスアンプSAを活性化させて、ビット線対BL、/BLの電位をVARY又はVSSSAに確定させるまでの動作は、第1実施形態における動作(図4)と同様である。センスアンプの活性化後、信号VGATEにより、FF106内のゲートトランジスタNGATEをオンにして、ビット線対BL、/BLの電位(データ)を、FF106に書き込む。その後、信号φをLレベルに変化させ、シェアードトランジスタSHR0をオフにし、センスアンプSAを非活性化させて、センスアンプSA内のビット線対をVARY/2レベルにプリチャージさせる。このとき、本実施形態では、センスアンプSA内のビット線のプリチャージ/イコライズを制御する信号CSEQ(図13では図示せず)と同様に、信号BLEQをHレベルに変化させて、MAT内のビット線対についても、VARY/2にプリチャージさせる。
FF106は、信号VGATEがHレベルとなったタイミングで取り込んだデータを、4つのトランジスタP11、P12、N11、N12で保持する。コマンドデコーダ(図3)に対して、リード/ライトのコマンドが発行されたときには、FF106から、LIO線対にデータを入出力して、リード/ライトを実行する。φ生成回路113は、プリチャージコマンドが発行されると、信号φをHレベルに戻す。これにより、シェアードトランジスタSHR0が再びオンし、センスアンプSAが再活性化され、ビット線対BL、/BLのプリチャージ/イコライズが解除される。また、信号VGATEがHレベルに制御され、FF106が保持するデータが、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLに出力される。その結果、センスアンプSA内のビット線対、及び、MAT内のビット線対BL、/BLには、信号φがLレベルに制御される前のデータが書き込まれ、メモリ素子に、データが書き戻される。
本実施形態では、センスアンプSAによるビット線対の差動増幅の完了後、FF106にビット線対のデータを書込み、信号φをLレベルに変化させることで、センスアンプSAを非活性化させて、センスアンプSA内及びMAT内のビット線対を、VARY/2レベルにプリチャージさせる。また、ワード線を非活性化させる前に、信号φをHレベルに戻し、FF106から、ビット線対を介して、メモリ素子に、記憶データを書き戻す。本実施形態では、リード/ライトをFF106に対して行うため、センスアンプを非活性化状態へと移行させた後に、リード/ライトに対応してセンスアンプSAを活性化させる必要がなく、センスアンプSAを非活性化状態に保つことができる。
第1実施形態では、センスアンプを非活性化させた後に、リード/ライトが発生すると、そのたびに、センスアンプを活性化させる必要がある。このため、散発的にリード/ライトが発生すると、センスアンプの動作電流及びシェアードトランジスタSHRの動作電流によって、消費電力が増加する。本実施形態では、リード/ライトはFF106に対して行い、センスアンプSAの活性化は、ワード線が非活性化される前に一度だけ行えばよい。このため、散発的にリード/ライトが発生する状況でも、消費電力は増加しない。また、リード/ライト時に、ビット線対のリフレッシュ動作が不要で、ライト動作が速いため、ライト時に印加する信号YSWのパルス幅を狭くすることができるというメリットもある。
図14は、本発明の第4実施形態の半導体記憶装置の構成を示している。本実施形態の半導体記憶装置100cは、第2実施形態と第3実施形態とを組み合わせ、FF106を用いる構成にて、VARYプリチャージ方式を採用する。本実施形態では、センスアンプSAは、2つのNchトランジスタN21、N22で構成される。電源線NCSは、トランジスタFSAETを介してVSSSAに接続され、トランジスタCSEQを介して、VARYに接続される。
図15は、半導体記憶装置100cの各部の動作波形を示している。本実施形態の半導体記憶装置100cでは、ワード線の活性化後、信号FSAETがHレベルとなって、センスアンプSAの電源線NCSが、電源VSSSAに接続される。センスアンプSAは、ビット線対BL、/BLのうちで、電位が低い方の電位を、トランジスタN21、N22によりVSSSAまで引き下げる。このとき、センスアンプSAでは、電源線PCS(図1)が省略されているため、ビット線対BL、/BLのうちの電位が高い方の電位については、VARYへの引き上げ動作は実施されない。
センスアンプSAの活性化後、信号VGATEにより、FF106内のゲートトランジスタNGATEをオンにして、ビット線対BL、/BLの電位(データ)を、FF106に書き込む。その後、信号φをLレベルに変化させ、シェアードトランジスタSHR0をオフにし、センスアンプSAを非活性化させ、電源線NCSを電源VARYに接続して、センスアンプSA内のビット線対を、VARYレベルにプリチャージさせる。また、信号BLEQをHレベルに変化させて、MAT内のビット線対についても、VARYレベルにプリチャージさせる。
FF106は、信号VGATEがHレベルとなったタイミングで取り込んだデータを、4つのトランジスタP11、P12、N11、N12で保持する。コマンドデコーダ(図3)に対して、リード/ライトのコマンドが発行されたときには、第3実施形態と同様に、FF106から、LIO線対にデータを入出力して、リード/ライトを実行する。φ生成回路113は、プリチャージコマンドが発行されると、信号φをHレベルに戻す。これにより、トランジスタFSAETがオンして電源線NCSが電源VSSSAに接続される。また、ビット線対のプリチャージが解除される。
また、信号VGATEがHレベルに制御され、FF106が保持するデータが、センスアンプSA内のビット線対BL、/BLに出力される。このとき、信号VGATEがHレベルとなる期間は、第3実施形態におけるVGATEのHレベル期間(図13)に比して長く制御する。これは、ビット線対BL、/BLのうちで、Hレベルに対応する側の電位を、FF106内のPchトランジスタP11、P12(図11)によって保持させるためである。その後、シェアードトランジスタSHR0をオンにして、MAT内のビット線対BL、/BLを介して、メモリ素子に、データを書き戻す。
本実施形態では、FF106を用い、センスアンプを非活性化させた後に、リード/ライトを、FF106に対して行う。このため、第3実施形態と同様な効果を得ることができる。また、本実施形態では、メモリ素子へのデータの書き戻しに際して、ビット線対のうちのHレベル側を、FF106内のPchトランジスタP11、P12を用いて、VARY(VFF)レベルに引き上げる。このようにすることで、センスアンプSA内で、ビット線対のうちのHレベル側をVARYレベルまで引き上げるためのPchトランジスタを省略することができる。また、センスアンプSAの高電位側の電源線PCSが不要なため、電源線PCS用のトランジスタFSAPT(図1)を省略することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の半導体記憶装置は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の第1実施形態の半導体装置のセンスアンプ付近の構成を示す回路構成図。 制御信号を生成する部分の回路構成を示す図。 信号φを生成する部分の構成を示す図。 半導体記憶装置の各部の動作波形を示す波形図。 図3に示す信号φを生成する部分の動作波形を示す波形図。 (a)は、メモリ素子が有するトランジスタの断面を示す断面図、(b)は、ビット線対の電位変化の様子を示す波形図。 信号φとビット線対電位との変化の様子を示す波形図。 本発明の第2実施形態の半導体記憶装置の構成を示す回路構成図。 第2実施形態の半導体記憶装置の動作波形を示す波形図。 本発明の第3実施形態の半導体記憶装置の構成を示す回路構成図。 FF付近を拡大して示す回路構成図。 第3実施形態の半導体記憶装置における制御信号を生成する部分の回路構成を示す図。 第3実施形態の半導体記憶装置における各部の動作波形を示す波形図。 本発明の第4実施形態の半導体記憶装置の構成を示す回路構成図。 第4実施形態の半導体記憶装置の各部の動作波形を示す波形図。 半導体記憶装置の一部を示すブロック図。 センスアンプSA付近の回路構成を示す図。 従来の半導体記憶装置の各部を制御する制御信号の生成回路の回路構成を示す図。 従来の半導体記憶装置の各部の動作波形を示す波形図。 センスアンプSAの回路構成を示す図。
符号の説明
101、102:プリチャージ/イコライズ回路
103:Ref生成回路
106:FF
110:コマンドデコーダ
111:アレイコントローラ
112:OR回路
113:φ生成回路
SA:センスアンプ
PCS、NCS:センスアンプ電源線
SHR:シェアードトランジスタ
FSAPT、FSAET:トランジスタ
P11、P12、N11、N12:トランジスタ
N21、N22、NGATE:トランジスタ

Claims (15)

  1. ビット線対に接続された複数のメモリ素子を有し、該複数のメモリ素子のうちで選択されたメモリ素子の記憶データを前記ビット線対に出力するメモリセルアレイと、
    ビット線対間の電位差を増幅するセンスアンプと、
    前記センスアンプ内のビット線対と、前記メモリセルアレイ内のビット線対との接続を制御するトランスファゲートとを有する半導体記憶装置において、
    前記センスアンプを活性化させてビット線対の電位を増幅した後に、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを切断し、前記センスアンプを非活性化することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリ素子の選択終了に際して、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを接続し、前記センスアンプを活性化させて前記ビット線対の電位を再増幅し、前記ビット線対を介して前記メモリ素子に記憶データを書き込む、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記センスアンプの活性化開始後、所定時間以内にリード、ライト、又は、プリチャージコマンドが入力されないと、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを切断し、前記センスアンプを非活性化する、請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記センスアンプの非活性化後、前記センスアンプ内のビット線対が、所定のレベルにプリチャージされる、請求項1〜3の何れか一に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記所定のレベルが、メモリセルアレイ内の内部降圧電圧の2分の1である、請求項4に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記所定のレベルが、メモリセルアレイ内の内部降圧電圧である、請求項4に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記センスアンプの非活性化後は、前記メモリセルアレイ内のビット線対で、前記記憶データを保持する、請求項1〜6の何れか一に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記センスアンプの非活性化後、リード、ライト、又は、プリチャージコマンドが入力されると、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを接続し、前記センスアンプを再活性化する、請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記センスアンプの再活性化後、所定時間以内にリード、ライト、又は、プリチャージコマンドが入力されないと、前記トランスファゲートにより前記センスアンプ内のビット線対と前記メモリセルアレイ内のビット線対とを切断し、前記センスアンプを非活性化する、請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記ビット線対のデータを保持するフリップフロップを更に備え、前記センスアンプによる増幅完了後に、前記フリップフロップに前記ビット線対のデータを書き込み、前記メモリ素子の選択終了に際して、前記フリップフロップから、前記ビット線対を介して、前記メモリ素子にデータを書き込む、請求項1〜4の何れか一に記載の半導体記憶装置。
  11. リード/ライトを、前記フリップフロップが記憶するデータに対して行う、請求項10に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記センスアンプを、前記フリップフロップへのデータ書込み後、前記フリップフロップから前記メモリ素子にデータが書込みを行うまでの間、非活性化状態に保つ、請求項10又は11に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記フリップフロップが、2つのPchトランジスタと、2つのNchトランジスタとを含み、前記2つのPchトランジスタは、ソースが高電位側電源線に接続され、ドレインがゲートトランジスタを介してビット線対のうちの一方に接続され、ゲートが互いのドレインに接続されており、前記2つのNchトランジスタは、ソースが低電位電源線に接続され、ドレインがゲートトランジスタを介してビット線対のうちの一方に接続され、ゲートが互いのドレインに接続されている、請求項10〜12の何れか一に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記センスアンプは、2つのNchトランジスタで構成され、該2つのNchトランジスタは、ソースが低電位電源線に接続され、ドレインがビット線対のうちの一方に接続され、ゲートが互いのドレインに接続されている、請求項13に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記センスアンプの非活性化時には、前記センスアンプ内のビット線対がメモリセルアレイ内の内部降圧電圧にプリチャージされており、前記フリップフロップから前記メモリ素子へのデータ書込みに際して、前記ビット線対のうちのLレベルのデータに対応する側の電位を前記センスアンプのNchトランジスタによって低下させると共に、Hレベルのデータに対応する側の電位を、前記フリップフロップのPchトランジスタにより前記内部降圧電圧に維持する、請求項14に記載の半導体記憶装置。
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