JP2011005164A - ミシン及び治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシの調整が容易で、且つ、下軸駆動機構に供給する潤滑油がベッド部内に飛散することを回避したミシン、及び当該ミシンの駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシの調整する治具を提供すること。
【解決手段】下軸駆動機構を備えたミシン1において、駆動ギヤの回転軸の少なくとも一部を収容するとともに、駆動ギヤの回転軸に対して偏心した外周面261を有する偏心部材26と、駆動ギヤと下軸ギヤと潤滑油とを収容するとともに、偏心部材26の外周面261と全周にわたって当接し、偏心部材26を回転可能に支持する貫通穴を有するギヤケース40とを設ける。駆動ギヤの回転軸と、クランクロッド31とを連結する連結部を、偏心部材26からみて駆動ギヤとは反対側に設ける。
【選択図】図1
【解決手段】下軸駆動機構を備えたミシン1において、駆動ギヤの回転軸の少なくとも一部を収容するとともに、駆動ギヤの回転軸に対して偏心した外周面261を有する偏心部材26と、駆動ギヤと下軸ギヤと潤滑油とを収容するとともに、偏心部材26の外周面261と全周にわたって当接し、偏心部材26を回転可能に支持する貫通穴を有するギヤケース40とを設ける。駆動ギヤの回転軸と、クランクロッド31とを連結する連結部を、偏心部材26からみて駆動ギヤとは反対側に設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、上軸の回転を下軸に伝達するための下軸駆動機構を備えたミシン及び当該ミシンの駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシの調整する治具に関する。
従来、閂止めミシン等のミシンは、上軸の回転運動を下軸に伝達するための下軸駆動機構を備えている(例えば、特許文献1参照)。下軸駆動機構は、クランクロッド、駆動ギヤ、下軸ギヤ、及び下軸等を有する。クランクロッドは、上軸の一方端に連結し、上軸の回転を上下方向の揺動運動に変換する。駆動ギヤは、クランクロッドの他方端と連結したギヤである。下軸ギヤは、下軸と連結しているギヤである。下軸ギヤは、駆動ギヤと噛み合う。
従来のミシンは、駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシを調整する機構を備えている。例えば、特許文献1に記載のミシンでは、円筒状の第1軸受け部を備えている。第1軸受け部は、軸心が偏心している小径部と大径部とからなる。バックラッシを調整する場合には、作業者は第1軸受け部をミシンフレームに対して回転することで、下軸ギヤの軸心の位置は変化する。
従来のミシンは、下軸駆動機構の摩耗及び破損を防止する目的で、下軸駆動機構に潤滑油を供給する機構を備えている。例えば、特許文献2に記載のミシンのオイル回収装置では、上軸と立軸とを連結するギヤ機構に補給したオイルを下軸駆動機構の下部に設置したオイルパンで受けて回収していた。前記オイル回収装置では、オイルパンに貯まった潤滑油を、フェルト部材を介して下軸駆動機構に供給していた。
しかしながら、従来のミシンでは、駆動ギヤ及び下軸ギヤが回転することで、下軸駆動機構に補給した潤滑油が、ベッド部内に飛散するという問題があった。特許文献2に記載のミシンのオイル回収装置では、駆動ギヤ及び下軸ギヤを覆うカバー部材を設けていたが、駆動ギヤ及び下軸ギヤを完全に覆ってはいないので、依然としてベッド部内に飛散するという問題があった。潤滑油が、ベッド部内に飛散すると、ベッド部内に潤滑油が貯まり、潤滑油がミシンの外部に漏れ出るという問題がある。潤滑油がミシンの外部に漏れ出ると、加工布は、潤滑油が付着して、汚れてしまうという問題が発生する。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシの調整が容易で、且つ、下軸駆動機構に供給する潤滑油がベッド部内に飛散することを回避したミシン、及び当該ミシンの駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシの調整する治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のミシンは、上軸の回転を上下運動に変換するクランクロッドと、前記クランクロッドの一方端と連結した駆動ギヤと、下軸と連結し、前記駆動ギヤと噛み合う下軸ギヤとを備えたミシンにおいて、前記駆動ギヤの回転軸の少なくとも一部を収容するとともに、前記駆動ギヤの前記回転軸に対して偏心した外周面を有する偏心部材と、前記駆動ギヤと前記下軸ギヤと潤滑油とを収容するギヤケースと、前記クランクロッドと、前記駆動ギヤの前記回転軸とを連結する連結部とを備え、前記ギヤケースは、前記偏心部材の前記外周面と全周にわたって当接し、当該偏心部材を回転可能に支持する貫通穴を有し、前記連結部は、前記貫通穴を挟んで前記駆動ギヤとは反対側に配置している。
また、請求項2に係る発明のミシンは、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記偏心部材は、前記駆動ギヤの両側において前記回転軸の少なくとも一部を収容する。
また、請求項3に係る発明のミシンは、請求項2に記載の発明の構成に加え、前記偏心部材は、前記駆動ギヤの一方側において前記回転軸の一部を収容する第一偏心部材と、前記第一偏心部材と同一の偏心量を有し、前記駆動ギヤの前記一方側とは反対側において前記回転軸の一部を収容する第二偏心部材とを備える。
また、請求項4に係る発明のミシンは、請求項3に記載の発明の構成に加え、前記第一偏心部材は、前記下軸ギヤと前記駆動ギヤとの間のバックラッシを調整する治具の第一係合部と係合する第二係合部を備え、前記第二偏心部材は、前記治具の第三係合部と係合する第四係合部を備える。
また、請求項5に係る発明のミシンは、請求項1から4のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記ギヤケースは、前記ミシンのベッド部の機枠と一体に形成され、前記貫通穴と、上部に開口とを有し、前記駆動ギヤと前記下軸ギヤと潤滑油とを収容する収容部と、前記ミシンの脚柱部の機枠と一体に形成され、前記ベッド部の機枠と前記脚柱部の機枠とを組み立てた状態で、前記開口を覆う蓋部とを備える。
また、請求項6に係る発明の治具は、請求項4に記載のミシンの前記下軸ギヤと前記駆動ギヤとの間のバックラッシを調整する治具であって、前記ミシンの前記第二係合部と係合する前記第一係合部と、前記ミシンの前記第四係合部と係合する前記第三係合部とを備える。
請求項1に係る発明のミシンは、駆動ギヤと、下軸ギヤと、潤滑油とを収容するギヤケースを有する。偏心部材は、ギヤケースに設けた貫通穴を塞いでおり、偏心部材を回転させた場合にも貫通穴と偏心部材との間に隙間はできない。駆動ギヤ及び下軸ギヤを覆うギヤケースを設けているので、潤滑油がギヤケースの外側に飛散することを回避することができる。偏心部材を貫通穴内で回転させると、駆動ギヤの軸心の水平及び鉛直位置が変化する。偏心部材を回転させれば、駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシを調整することができる。潤滑油がギヤケースの外側に飛散することを回避しつつ、駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシを容易に調整することができる。
請求項2に係る発明のミシンによれば、偏心部材は駆動ギヤの両側において回転軸の少なくとも一部を収容するため、請求項1に記載の発明の効果に加え、駆動ギヤの回転軸を片側で支える場合に比べ、駆動ギヤの回転軸を安定して支えることができる。
請求項3に係る発明のミシンによれば、第一偏心部材と第二偏心部材とを、駆動ギヤの両側に配置し、駆動ギヤの両側において駆動ギヤの回転軸を収容する。このため、請求項2に記載の発明の効果に加え、1つの偏心部材により駆動ギヤの両側において回転軸を収容する場合に比べ、偏心部材の大きさを小さくすることができる。1つの偏心部材により駆動ギヤの両側において回転軸を収容する場合に比べ、偏心部材の加工がし易い。
第一偏心部材と第二偏心部材とで駆動ギヤを支持する場合、駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシ調整時に、第一偏心部材と第二偏心部材との軸心を合わせた上で、同じ量だけ回転させないと、駆動ギヤの回転軸が傾いてしまう。これに対し、請求項4に係る発明のミシンによれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、第一偏心部材と第二偏心部材との軸心を保ちつつ、同じ量だけ回転させることができる。治具を用いて駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシを容易に調整することができる。
請求項5に係る発明のミシンによれば、上部に開口を有する収容部をベッド部の機枠と一体に形成し、ミシンを組み立てたときに開口を覆う蓋部を、アーム部の機枠と一体に形成する。よって、請求項1から4のいずれかに記載の発明の効果に加え、ベッド部の機枠だけにギヤケースを設ける場合に比べ、ギヤケースを配置する際の鉛直方向の設計の自由度を高めることができる。開口の下部に、駆動ギヤを配置すれば、ベッド部の機枠だけで構成されたギヤケースに比べ、機枠の厚み分駆動ギヤの位置を上方にすることができる。この場合、クランクロッドの長さを機枠の厚み分短くすることができ、クランクロッドの重さを軽くすることができる。クランクロッドの重さを軽くすると、クランクロッドを揺動させるのに必要な動力を小さくすることができる。請求項5に係る発明のミシンは、機枠とギヤケースとを別に設けた場合に比べ、下軸駆動機構の取り付け精度がよい。
請求項6に係る発明の治具によれば、ミシンの第一偏心部材と第二偏心部材との軸心の相対位置を保ちつつ、同じ量だけ回転させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、形状等は、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。縫製者に対して前後方向を、ミシン1の前後方向とし、縫製者に対して左右方向をミシン1の左右方向とする。
図1から図3に示すように、ミシン1は、電子閂止めミシンである。ミシン1は、前後方向に延びるベッド部11,ベッド部11の後端部から上方に立設する脚柱部14,及び脚柱部14の上端から前方に延びるアーム部15を有する。ベッド部11は、脚柱部14が立設するベッド本体部12,及びベッド本体部12から前方に延びるシリンダベッド部13を有する。針板(図示省略)は、シリンダベッド部13の上面に着脱可能に固定してある。該針板は、針穴(図示省略)を有する。
ベッド部11は、布押え機構(図示省略)、布送り機構(図示省略)、垂直釜21,潤滑油供給部(図示省略)、及び下軸駆動機構20等を有する。布送り機構は、加工布(図示省略)を前後方向及び左右方向に移動させる。垂直釜21は、縫針51の上下動と同期して加工布に閂止め縫目を形成する半回転釜である。潤滑油供給部は、垂直釜21の近傍に有り、灯心部材(図示省略)を介して垂直釜21に透明な潤滑油を供給する。下軸駆動機構20は、下軸22を回転させる。下軸駆動機構20の詳細は後述する。
脚柱部14及びアーム部15は、上軸54,ミシンモータ16,押え駆動機構(図示省略)、針棒上下動機構50,及び天秤53等を有する。ミシンモータ16は、上軸54を回転駆動させる。押え駆動機構は、布押え機構(図示省略)を介して、布押え(図示省略)を上下動させる。針棒上下動機構50は、下端に縫針51を装着した針棒52を上下動させる。天秤53は、上糸(図示省略)を引き上げる。
図1から図7を参照して、下軸駆動機構20について説明する。図4に示すように、下軸駆動機構20は、クランクロッド31,駆動ギヤ23,下軸ギヤ25,下軸22,偏心部28(図2及び3参照)、及び連結部29を有する。駆動ギヤ23,及び下軸ギヤ25は、後述するギヤケース40の内部にある。
図1,2及び4に示すように、クランクロッド31は、上下方向に長い平板状の部材である。クランクロッド31は、上軸54の回転駆動力を上下方向の揺動運動に変換する。クランクロッド31の上端部は、上軸54の後端部分にある偏心部32に連結する。偏心部32は、上軸54の軸心に対して偏心した偏心軸を有する。クランクロッド31の下端部は、連結部29を介して、駆動ギヤ23の回転軸24と連結する。
図4に示すように、駆動ギヤ23は、略扇形の板部材であり、且つ扇形の円弧に相当する部分にはギヤ歯を形成してある。駆動ギヤ23を支持する回転軸24は、正面視駆動ギヤ23のギヤ歯の右側に位置する。下軸ギヤ25は、円形の板部材であり、且つ該外周にはギヤ歯が形成してある。下軸ギヤ25は、駆動ギヤ23と噛み合う。図3に示すように、下軸ギヤ25は、下軸22の後端部に固定してある。下軸22は、上軸54と平行に延びる、所定の太さを有する棒である。下軸22は、その前端に垂直釜21を固定している。垂直釜21は、縫針51の上下動と同期して往復揺動する。尚、回転軸24は、連結部29と一体で構成している。
偏心部28は、偏心部材26,36を有する。図3に示すように、偏心部材26,36は駆動ギヤ23の回転軸24の延設方向において、駆動ギヤ23の両側に位置する。図5及び図6に示すように、偏心部材26,36は、所定の厚みを有する筒状の部材であり、同じ偏心量を有する。図4に示すように、後述する軸受27及びオイルシール(図示省略)は、偏心部材26の内側に嵌る。軸受27は、駆動ギヤ23の回転軸24の一部を回動可能に支持する。偏心部材26は、軸受27を介して、駆動ギヤ23の回転軸24の一部を支持し、且つ駆動ギヤ23の回転軸24に対して偏心した外周面261を有する。換言すれば、外周面261の中心264は、内周面263の中心265と異なる(図7参照)。図5及び図6に示すように、偏心部材26は、後述する鍔部266を有する。鍔部266は、偏心部材26の側面のうち、駆動ギヤ23とは反対側の側面に位置する。鍔部266は、係合溝262を有する。後述するように、係合溝262は、駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシを調整する治具100(図10参照)の係合部101又は102と係合する。同様に、偏心部材36は、内周面363と当接させた軸受(図示省略)を介して、駆動ギヤ23の回転軸24の一部を収容し、且つ駆動ギヤ23の回転軸24に対して偏心した外周面361を有する。図6に示すように、偏心部材36は、後述する鍔部366を有する。鍔部266は、偏心部材36の側面のうち、駆動ギヤ23とは反対側の側面に位置する。鍔部366は、係合溝362を有する。係合溝362は、治具100の係合部101又は102と係合する。偏心部材26,36は、偏心部材26,36を一体に形成した後、切断して作成する。
連結部29は、クランクロッド31と、駆動ギヤ23の回転軸24とを連結する。連結部29は、偏心部材26からみて駆動ギヤ23とは反対側にある。連結部29は後述するギヤケース40の外側にある。
下軸駆動機構20の動作を簡単に説明する。ミシンモータ16が回転すると、上軸54が回転する。クランクロッド31は、上軸54の回転駆動を上下方向の揺動駆動に変換する。クランクロッド31の揺動駆動力は、連結部29を介して駆動ギヤ23に伝わる。駆動ギヤ23は、回転軸24を中心として所定角度の範囲内を往復揺動する。駆動ギヤ23が往復揺動すると、駆動ギヤ23と噛み合う下軸ギヤ25,及び下軸ギヤ25と連結した下軸22は、所定角度の範囲内を往復揺動する。
図1から図11を参照して、ギヤケース40について説明する。図1から図3に示すように、ギヤケース40は、概略、駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の六方を覆う箱状の形状を有する。ギヤケース40は、駆動ギヤ23,下軸ギヤ25,及び潤滑油(図示省略)を収容する。図8及び9に示すように、ギヤケース40は、ベッド部11の機枠71と一体に形成した収容部41と、脚柱部14の機枠72と一体に形成した蓋部42とを有する。
収容部41は、駆動ギヤ23,下軸ギヤ25,及び潤滑油(図示省略)を収容する。図8及び図9に示すように、収容部41の正面側には、正面視円形の貫通穴46,及び下軸22を、軸受221(図3参照)を介して回転可能に支持する円形の貫通穴(図示省略)がある。同様に、収容部41の背面側には、正面視円形の貫通穴44,及び下軸22を、軸受222(図3参照)を介して回転可能に支持する円形の貫通穴45がある。偏心部材26は、貫通穴46の内側に嵌り、貫通穴46を塞ぐ。偏心部材26が貫通穴46に嵌った状態において、偏心部材26の鍔部266(図5から図7参照)は、ギヤケース40の外側にある。貫通穴46は、偏心部材26の外周面261と全周にわたって当接し、偏心部材26を回転可能に支持する。偏心部材36は貫通穴44の内側に嵌り、貫通穴44を塞ぐ。偏心部材36が貫通穴44に嵌った状態において、偏心部材36の鍔部366(図5及び6参照)は、ギヤケース40の外側にある。貫通穴44は、偏心部材36の外周面361と全周にわたって当接し、偏心部材36を回転可能に支持する。螺子穴48は、貫通穴44,46の内周面に設けている。螺子穴48は、偏心部材26,36の回転を規制する止め螺子(図示省略)と螺合する。
図8及び図11に示すように、左右方向に長い開口43は、収容部41の上面にある。収容部41の下面には、左右方向に長い下面開口47及び下面開口47を覆う矩形の板49が有る。板49は、潤滑油を注入する為の穴60を有する。該穴は、ゴム栓(図示省略)で塞いでいる。図8及び図9に示すように、ベッド部11の機枠71と、脚柱部14の機枠72とを組み立てた状態において、蓋部42は、収容部41の開口43を塞ぐ。
下軸駆動機構20の組み立て手順を簡単に説明する。作業者は、偏心部材26に軸受27を嵌める。作業者は、偏心部材36に軸受(図示省略)を嵌める。作業者は、偏心部材26に嵌めた軸受27に回転軸24を通す。作業者は、ギヤケース40の外側から、偏心部材26を収容部41の貫通穴46に嵌める。作業者は、駆動ギヤ23を下面開口47(図11参照)から、ギヤケース40の内部に入れ、駆動ギヤ23の軸穴に回転軸24を通す。作業者は、ギヤケース40の外側から、偏心部材36を収容部41の貫通穴44に嵌め且つ偏心部材36の軸受(図示省略)に、回転軸24を通す。その後、作業者は、駆動ギヤ23と回転軸24とを螺子68(図1参照)で固定する。作業者は、下軸22に下軸ギヤ25を取付ける。作業者は、ギヤケース40の正面に設けた貫通穴(図示省略)に軸受221(図3参照)を前方から嵌める。作業者は、貫通穴45の後方から下軸22及び下軸ギヤ25を貫通穴45に通す。作業者は、貫通穴45を通過した下軸22に軸受222(図3参照)及び位置決め部材66(図3参照)を通す。その後、作業者は、軸受222を後方から貫通穴45に嵌めて、該位置決め部材を螺子67(図3参照)で止める。作業者は、下軸ギヤ25と駆動ギヤ23とのバックラッシの調整をした後、止め螺子(図示省略)を螺子穴48に螺合して、偏心部材26,36を固定する。作業者は、連結部29にクランクロッド31を取付ける。
ギヤケース40に潤滑油を供給する手順を簡単に説明する。作業者は、ミシン1を横に倒して、収容部41の下面にある板49(図11参照)の穴60を塞ぐゴム栓(図示省略)を外す。作業者は、板49の穴60から、潤滑油(図示省略)をギヤケース40内に供給、又はギヤケース40内に収容した潤滑油を排出する。潤滑油の供給量は、潤滑油の種類、ギヤケースの形状、並びに駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の取り付け位置を考慮して決定する。例えば、本実施形態では、下軸駆動機構20に供給する潤滑油として、半流動性を有するグリースを用いる。半流動性を有するグリースをギヤケース40に供給する場合、作業者はギヤケース40の容積の半分程度の量のグリースをギヤケース40に供給する。下軸駆動機構20に供給する潤滑油として液体の潤滑油を用いる場合には、例えば、作業者は駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25のギヤ歯の歯先が潤滑油に浸る量の潤滑油をギヤケース40に供給する。
図10を参照して、治具100を説明する。治具100は、ミシン1の駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシを調整する治具である。治具100は、所定の厚みを有し、概略、U字状の本体部103の両端が、係合部101,102となっている。係合部101,102はそれぞれ、係合溝262,362(図6参照)と係合する。治具100は、左右対称の形状を有するので、係合部101,102は、係合溝262,362の双方に係合する。
図11を参照して、治具100を用い、駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシを調整する方法を説明する。作業者は、ミシン1を横に倒して、偏心部材26,36の回転を規制している螺子(図示省略)を外す。図11に示すように、作業者は、治具100の係合部101,102をそれぞれ、係合溝262,362と係合させる。作業者は、治具100と係合溝262,362とを係合した状態で本体部103を動かして、偏心部材26,36を回転する。偏心部材26,36が回転することで、駆動ギヤ23の回転軸24の上下方向及び左右方向の位置が変化する。作業者は駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシを調整した後、偏心部材26,36の回転を規制している螺子(図示省略)を螺子穴48(図8参照)に螺合させる。
上記ミシン1において、偏心部材26,36は、本発明の第一偏心部材、第二偏心部材に相当する。偏心部材26の外周面261と全周にわたって当接するギヤケース40の貫通穴46は、本発明の貫通穴に相当する。係合溝262,362は、本発明の、第二係合部、及び第四係合部に相当する。治具100の係合部101,102は、本発明の第一係合部、及び第三係合部に相当する。
以上説明したミシン1は、駆動ギヤ23,及び下軸ギヤ25の六方を取り囲むギヤケース40を有する。駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25に供給した潤滑油は、ギヤケース40の外部に飛び散ることがない。それ故、ミシン1は、潤滑油がミシン1の外部に漏れ出すことを確実に回避できる。ギヤケース40は、下軸駆動機構20に供給する潤滑油を長期間に亙って保持することができる。従来のミシンに比べ、ミシン1は、下軸駆動機構20に供給する潤滑油が不十分になるという事態が発生しにくい。上記ミシン1は、高粘度の潤滑油又はグリース等の、灯心部材を用いて下軸駆動機構に潤滑油を供給する場合には供給が困難な潤滑油を、下軸駆動機構20に供給できる。
ミシン1では、下軸駆動機構20に供給する潤滑油として、半流動性を有するグリースを用いた。下軸駆動機構20に供給する潤滑油として液体の潤滑油を用いた場合、駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の回転により潤滑油が飛び散り、駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の歯の表面に留まりにくい。半流動性のグリースは、液状潤滑油よりも駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25への吸着性が優れている。半流動性のグリースは、液体の潤滑油に比べて流動しにくい。それ故、ギヤケース40内に潤滑油を収容する際には、作業者は駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の歯に直接グリースを塗布するのが好ましい。ミシン1では、潤滑油の供給口となる板49の穴60が、駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の直下にあるため、駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25に直接グリースを塗布する作業が容易である。
特開2007−125216の下軸軸受け機構を有するミシンと、上記ミシン1とで、駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシ調整する偏心部材を比較すると、上記ミシン1の偏心部材26,36の方が水平方向の大きさが小さい。従来のミシンにギヤケースを設ける場合に比べ、駆動ギヤ23と、貫通穴44,46との間の隙間を小さくすることができ、ギヤケース40の大きさを小さくすることができる。
従来のミシンでは、ベッド部に設けた1つの潤滑油供給部が同一の潤滑油を、垂直釜及び下軸駆動機構に供給していた。垂直釜は、加工布と接触しやすい位置にあるため、垂直釜に供給した潤滑油が加工布に付着してもよいように、透明の潤滑油を垂直釜に供給することが好ましい。透明の潤滑油は、潤滑の観点から下軸駆動機構の潤滑油としては不十分であった。これに対し、上記ミシン1のギヤケース40はコンパクトであるため、限られたベッド部11内のスペースに、垂直釜21に潤滑油を供給する潤滑油供給部(図示省略)と、下軸駆動機構20に供給する潤滑油を収容するギヤケース40とを別に設けることができた。上記ミシン1では、垂直釜21には透明な潤滑油を、下軸駆動機構20には潤滑の観点から選定した潤滑油をそれぞれ供給することができる。
上記ミシン1では、偏心部材26,36は駆動ギヤ23の両側において回転軸24を収容するため、駆動ギヤ23の回転軸24を片側で支える場合に比べ、駆動ギヤ23の回転軸24を安定して支えることができる。駆動ギヤ23の回転軸24を片側で支える場合に比べ、駆動ギヤ23が振動して騒音が発生したり、摩耗したりすることを抑制することができる。1つの偏心部材により駆動ギヤ23の両側において回転軸24を収容する場合に比べ、偏心部材の大きさを小さくすることができる。偏心部材26,36は、例えば、偏心部材26,36を一体に形成した後、切断して作成すればよく、1つの偏心部材により駆動ギヤの両側において回転軸を収容する場合に比べ、偏心部材の加工が容易である。
偏心部材26,36が駆動ギヤ23を支持するミシン1では、駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシ調整時に、偏心部材26,36を同じ量だけ回転させないと、駆動ギヤ23の回転軸24が傾いてしまう。これに対し、ミシン1では、治具100を用いて偏心部材26,36との軸心を保ちつつ、同じ量だけ回転させることができる。治具100を用いれば、駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシを容易に調整することができる。
上記ミシン1では、上部に開口43を有する収容部41をベッド部11の機枠71と一体に形成し、ミシン1を組み立てたときに開口43を覆う蓋部42を、脚柱部14の機枠72と一体に形成する。ミシン1は、ベッド部の機枠だけにギヤケースを設ける場合に比べ、ギヤケース40を配置する際の鉛直方向の設計の自由度を高めることができる。開口43の下部に、駆動ギヤ23を配置しているので、ベッド部の機枠だけで構成されたギヤケースに比べ、機枠の厚み分駆動ギヤ23の鉛直位置を上方にすることができる。この場合、クランクロッド31の長さを機枠の厚み分短くすることができ、クランクロッド31の重さを軽くすることができる。クランクロッド31の重さを軽くすると、クランクロッド31を揺動させるのに必要な動力を小さくすることができ、ミシン1から発生する振動音も少なくすることができる。ミシンの機枠とギヤケースとを別に設けた場合に比べ、ミシン1は下軸駆動機構20の取り付け精度がよい。
尚、本発明のミシンは、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。例えば、以下の(A)から(D)の変形を適宜加えてもよい。
(A)上記実施形態のミシン1では、駆動ギヤ23の両側において、偏心部材26,36が回転軸24を支持していたが、他の構成でもよい。例えば、駆動ギヤ23からみてクランクロッド31がある側のみにおいて、偏心部材26が回転軸24を支持してもよい。その他の例は、駆動ギヤ23の両側において、1つの偏心部材が回転軸24を支持してもよい。図12は、駆動ギヤ23の両側において回転軸24を支持する偏心部材の一例を示している。図12に示すように、偏心部材400は、前側部402,後側部401,及び連結部406を有する。前側部402は、偏心部材26に対応し、後側部401は、偏心部材36に対応する。後側部401は、貫通穴44に嵌り、前側部402は貫通穴46に嵌る。偏心部材400をギヤケース40に嵌めた状態で、鍔部405はギヤケース40の外側にある。偏心部材400においても、治具100の係合部101,102と係合する係合溝403,404をそれぞれ設ければ、治具100を用いて駆動ギヤ23と下軸ギヤ25との間のバックラッシを容易に調整することができる。図12の場合、係合溝403,404は、前側部402及び後側部401のいずれか一方のみに設けてもよい。
(B)上記実施形態のミシン1では、ギヤケース40は、ベッド部11の機枠71と一体に形成した収容部41,及び脚柱部14の機枠72と一体に形成した蓋部42を有していたが、これに限定するものではない。例えば、ギヤケースをベッド部のみの機枠と一体に形成してもよい。例えば、駆動ギヤ23及び下軸ギヤ25の六方を囲うギヤケースを、ミシンの機枠とは別に設けてもよい。他の例は、蓋部42を板状の部材で形成してもよい。
(C)ギヤケース40の形状、及び構成は適宜変更してもよい。例えば、ギヤケースに潤滑油を供給するための開口をギヤケースの側面に設けてもよい。例えば、上記実施形態のミシン1のように、偏心部材が第一偏心部材と第二偏心部材とを備える場合、ギヤケースは、駆動ギヤ23からみてクランクロッド31がある側の偏心部材26を回転可能に支持する貫通穴46を設ければよい。この場合、偏心部材36は、ギヤケース40に設けた台座等の支持部材が支持すればよく、貫通穴44が偏心部材36を支持しなくてもよい。
(D)上記実施形態のミシン1では、偏心部材26,36の側面のうち、ギヤケース40の外側となる面に係合溝262,362を設けていたが、他の面に係合部を設けてもよい。例えば、ギヤケース40の内側となる面に係合溝を設けてもよい。駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシを調整する治具に設ける係合部、及び偏心部材に設ける係合部の形状は適宜変更してよい。治具を用いずに駆動ギヤと下軸ギヤとの間のバックラッシを調整する場合には、偏心部材に係合部を設けなくてもよい。
1 ミシン
11 ベッド部
12 ベッド本体部
13 シリンダベッド部
14 脚柱部
15 アーム部
20 下軸駆動機構
22 下軸
23 駆動ギヤ
24 回転軸
25 下軸ギヤ
26,36,400 偏心部材
27 軸受
29 連結部
31 クランクロッド
40 ギヤケース
41 収容部
42 蓋部
43 開口
44,46 貫通穴
54 上軸
71,72 機枠
101,102 係合部
261,361 外周面
262,362,403,404 係合溝
11 ベッド部
12 ベッド本体部
13 シリンダベッド部
14 脚柱部
15 アーム部
20 下軸駆動機構
22 下軸
23 駆動ギヤ
24 回転軸
25 下軸ギヤ
26,36,400 偏心部材
27 軸受
29 連結部
31 クランクロッド
40 ギヤケース
41 収容部
42 蓋部
43 開口
44,46 貫通穴
54 上軸
71,72 機枠
101,102 係合部
261,361 外周面
262,362,403,404 係合溝
Claims (6)
- 上軸の回転を上下運動に変換するクランクロッドと、前記クランクロッドの一方端と連結した駆動ギヤと、下軸と連結し、前記駆動ギヤと噛み合う下軸ギヤとを備えたミシンにおいて、
前記駆動ギヤの回転軸の少なくとも一部を収容するとともに、前記駆動ギヤの前記回転軸に対して偏心した外周面を有する偏心部材と、
前記駆動ギヤと前記下軸ギヤと潤滑油とを収容するギヤケースと、
前記クランクロッドと、前記駆動ギヤの前記回転軸とを連結する連結部と
を備え、
前記ギヤケースは、前記偏心部材の前記外周面と全周にわたって当接し、当該偏心部材を回転可能に支持する貫通穴を有し、
前記連結部は、前記貫通穴を挟んで前記駆動ギヤとは反対側に配置したことを特徴とするミシン。 - 前記偏心部材は、前記駆動ギヤの両側において前記回転軸の少なくとも一部を収容することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
- 前記偏心部材は、
前記駆動ギヤの一方側において前記回転軸の一部を収容する第一偏心部材と、
前記第一偏心部材と同一の偏心量を有し、前記駆動ギヤの前記一方側とは反対側において前記回転軸の一部を収容する第二偏心部材と
を備えることを特徴とする請求項2に記載のミシン。 - 前記第一偏心部材は、前記下軸ギヤと前記駆動ギヤとの間のバックラッシを調整する治具の第一係合部と係合する第二係合部を備え、
前記第二偏心部材は、前記治具の第三係合部と係合する第四係合部を備えることを特徴とする請求項3に記載のミシン。 - 前記ギヤケースは、
前記ミシンのベッド部の機枠と一体に形成され、前記貫通穴と、上部に開口とを有し、前記駆動ギヤと前記下軸ギヤと潤滑油とを収容する収容部と、
前記ミシンの脚柱部の機枠と一体に形成され、前記ベッド部の機枠と前記脚柱部の機枠とを組み立てた状態で、前記開口を覆う蓋部と
を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のミシン。 - 請求項4に記載のミシンの前記下軸ギヤと前記駆動ギヤとの間のバックラッシを調整する治具であって、
前記ミシンの前記第二係合部と係合する前記第一係合部と、
前記ミシンの前記第四係合部と係合する前記第三係合部と
を備えたことを特徴とする治具。
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CN108457017A (zh) * | 2017-02-17 | 2018-08-28 | 兄弟工业株式会社 | 缝纫机的供油机构 |
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- 2009-06-29 JP JP2009153720A patent/JP2011005164A/ja active Pending
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2010
- 2010-06-25 CN CN 201010219829 patent/CN101935924B/zh not_active Expired - Fee Related
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