JP4975283B2 - ミシンの給油機構 - Google Patents

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本発明は、ミシンの給油機構に関する。
従来から、ミシンの動力伝達部に形成される摺動部に当該ミシンの外部からグリスの供給を可能とするミシンの給油機構が知られている。
一般に、ミシンには主軸モータにより回転される上軸と、該上軸に固定装備された偏心カムと、一端が該偏心カムを介して上軸と連結され上軸が回転されるに従い他端に連結された部材に揺動或いは回動等の動作を付与するロッド部材等が設けられている。
そして、ミシンフレームの外側から上記上軸を回動自在に支持する軸受け部(摺動部)にグリスを供給するための供給経路内に、裏側にばねを介して連結されたピストンを具備するねじ込み式の蓋を装着することで、当該供給経路内のグリスを加圧し、その圧力で常に摺動部にグリスを補給し続けるグリス加圧機構を備えたミシンの給油機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−8601号公報
しかしながら、上記従来のミシンの給油機構では、給油機構の近傍に種々の部材が配置されグリス注入に際する作業スペースが限られているにもかかわらず、貯留部にグリスを注入するための供給穴が一定方向に固定されて設けられているため、供給穴の向けられた向きや周囲の構成の配置によってはミシンの外側から該給油穴にパイプの先端を差し込んだり、蓋を着脱する作業が非常に困難で手間がかかるという問題があった。また、狭い作業スペースでグリスの補給作業を行うため蓋を紛失する恐れがあり、かかる場合に蓋がミシン内部に落下した場合にはミシンの故障の原因となる恐れも生ずる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、潤滑剤の供給を容易に行うことができるミシンの給油機構を提供することをその目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、回転軸に固定装備された偏心カムに中空の油貯留部を設けて当該偏心カムの摺動部にミシンの外部から潤滑剤を供給するミシンの給油機構において、前記回転軸の軸方向と直交する方向に向けられた給油口を備える給油端部と、前記偏心カムの油貯留部に連通されると共に当該偏心カムにおける前記回転軸の軸方向端面側に回動自在に接続された接続端部とを有する給油パイプと、前記給油端部の回動により前記給油口が前記回転軸の軸中心側に向けられたときに当該給油口を保持する保持手段と、を備え、前記保持手段は、前記回転軸の周面に設けられた凸状の係合部又は凹部であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの給油機構において、前記給油パイプは、その両端部に前記接続端部を備えるT型に形成されると共に、同軸上で回転する二つの偏心カムの間に配置され、当該二つの偏心カムの内部にそれぞれ潤滑剤を供給可能に設けられていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの給油機構において、前記給油パイプは、L型に形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、回転軸の軸方向と直交する給油口から注入された潤滑剤が給油パイプに導かれて偏心カムの軸方向端面側から当該偏心カムの内部に案内され摺動部に供給される。即ち、上記構成では、給油パイプの接続端部側を中心に給油口を任意の方向に向けることができるため、例えば、給油パイプの給油口を回転軸の軸方向と直交するミシンの外部側に向けて配置することができるため、作業者による潤滑剤の供給が容易となる。また、給油しないときには給油口は回転軸の軸中心に向けて係止することもできるため、かかる係止状態でミシンを運転することで、回転軸の回転に伴う遠心力により給油口からの潤滑剤の漏洩を防止することができる。このため、給油口には特に蓋等を設ける必要がなく、蓋を紛失したり或いは当該蓋がミシン内部に落下することでミシンが故障するということがない。また、蓋を必要としないため潤滑剤を供給するための部材を当該給油パイプのみで賄うことができコストを低減することもできる。つまり、簡易な構成でありながら、ミシンの摺動部に容易に潤滑剤を供給することが可能となる。
に、給油パイプは偏心カムとの連結部分において自在に回動されてミシンの外部側或いは回転軸の軸中心側に向けて配置される。また、給油パイプは給油口側の端部が保持部を保持させることができるのでミシンの使用中に開口端部が外側を向いてしまって給油口から潤滑剤が漏れを生じることを防止することが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる他、特に、同軸上に設けられた二つの偏心カムの間に配置された給油パイプがT型に形成されていることにより、ミシンの外部に向けて配置された給油口から注入された潤滑剤は二つの偏心カムにそれぞれ供給される。即ち、一度の潤滑剤注入作業で二つの偏心カムの内部にそれぞれ潤滑剤を供給することができる。従って、二つの偏心カムのそれぞれに対して別々に潤滑剤を供給する手間を省くことができ、複数の偏心カムに対する潤滑剤の供給作業を極めて容易に且つ速やかに行うことが可能となる。
請求項に記載の発明によれば、L型に形成された給油パイプにより請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
(発明の実施形態の全体構成)
以下、本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて詳しく説明する。本実施形態では、ミシンの給油機構として二本針ミシンのグリス供給機構を例に説明する。
図1は本発明の実施形態たる二本針ミシンのグリス供給機構30を具備する二本針ミシンの針棒上下動機構20を示す斜視図、図2は針棒上下動機構20の一部を省略した要部分解斜視図を示している。
なお、以下の説明において、垂直上下方向をZ軸方向、水平面に設置した状態における二本針ミシンのアーム部の長手方向をY軸方向(前後方向)、図示しない針板の板面に平行であってY軸方向に直交する方向をX軸方向(左右方向)とし、X軸方向とY軸方向とZ軸方向とは互いに直交するものとする。
図1に示すように、ミシン100は、当該ミシン100の外枠を形成するミシンフレーム10と、二本の縫い針22を支持する針棒21を上下に駆動する針棒上下動機構20と、該針棒上下動機構の摺動部に潤滑剤としてグリスを供給するための本実施形態たるグリス供給機構30とを備えている。
また、二本針ミシン100は、図示しない針板の下方において上下動を行う各縫い針22,22に挿通された上糸を捕捉して下糸を絡げる釜機構或いはルーパ機構と、上糸にテンションを付与する糸調子機構と、縫い針の上下動と同期して上糸の引き上げを行う天秤機構と、上糸又は下糸の切断を行う切断機構等の縫製に必要な一般的な各種の機構を備えているが、これらの機構は、従来周知のものと同じであるため、図示及び詳説しないものとする。
(ミシンフレーム)
ミシンフレーム10は、図1に示すように当該ミシンフレーム10の下部をなし前後方向に延びるミシンベッド部11と、ミシンフレーム10の上部をなし前後方向に延びるミシンアーム部13と、ミシンベッド部11とミシンアーム部13とを連結する縦胴部12とを備えており、外形が側面視にて略コ字状を呈する形状となっている。
ミシンフレーム10内には縫製動作を実行する図示しない種々の機構部が格納されており、特に、ミシンアーム部13には針棒上下動機構20及びグリス供給機構30が格納されている。
(針棒上下動機構)
針棒上下動機構20は、ミシンアーム部13の先端である面部内に設けられ、二本の縫い針22,22をそれぞれ個別に保持する一対の針棒21,21を同時に又は選択的に上下動させるものである。
かかる針棒上下動機構20は、図1に示すように、ミシン100の駆動源となるミシンモータ2により回転される主軸である上軸3と、上軸3の近接する位置に固定装備された二つの偏心カム4,4と、偏心カム4,4の外周に連結されたロッド5とを備えている。
ロッド5の偏心カム4,4とは逆側の端部は、複数のリンクやロッドの組み合わせにより、位相の異なる二方向に対して揺動駆動力を伝達している。このため、強度上の必要性などにより、ロッド5は軸方向に幅が広いものが使用されている。従って、ロッド5の幅に対応するために、当該ロッド5は、上軸3に設けられた二つの偏心カム4,4により動力が伝達されるようになっている。
また、図2に示すように、偏心カム4の周面にはニードルベアリング8を介してロッド5が回動自在に嵌合されている。
そして、ミシン100には、かかるニードルベアリング8を滑動させるために、当該ニードルベアリング8に対してミシン100の外部からグリスの供給を可能とするグリス供給機構30が設けられている。
(二本針ミシンのグリス供給機構)
ここで、本実施形態たる二本針ミシンのグリス供給機構30について詳しく説明する。
図3及び図4に示すように、偏心カム4の偏心部の内部には上述した摺動部に供給するためのグリスを貯留する貯留部31が形成されている。また、偏心カム4には貯留部31から当該偏心カム4の周面(外周)まで貫通する流出孔32が形成されており、さらに隣り合って配設された各偏心カム4,4の互いに対向する軸方向端面には、貯留部31にグリスを補給するための供給孔33が設けられている。
そして、ミシン100の運転に伴い上軸3が回転されると、貯留部31内に貯留されたグリスが遠心力によって流出孔32から流出され、上述した摺動部に供給されるようになっている。
さらに、本実施形態における二本針ミシンのグリス供給機構30には上記各構成に加えて、ミシン100の外部から供給孔33を通じて上述した貯留部31にグリスを供給するための給油パイプ35が設けられている。
給油パイプ35は、上軸3の軸方向と平行に配置され両端が各偏心カム4,4の供給孔33,33にそれぞれ回動自在に挿通された平行経路部35aと、上軸3の軸方向と直交する方向に給油口36を有し、上記平行経路部35aの長手方向のほぼ中央部において当該平行経路部35aと連通する直交経路部35bとから構成されており、外観視にて略T字状(T型)を呈する形状となっている(図3及び図4参照)。
かかる給油パイプ35は、その内部がグリスを導くための流路となっており、上述した直交経路部35bに設けられた給油口36及び平行経路部35aの両端部の合計3箇所に開口部を有する形状となっている。また、平行経路部35aの両端部は接続端部となっており、直交経路部35bは給油端部となっている。
また、給油パイプ35は、平行経路部35aを軸として直交経路部35bが回動自在に設けられている。このため、給油口36は、ミシン100の外部側に向けられたグリス供給位置と、上軸3の軸中心側に向けられた保持位置とに自在に切り替えることができるようになっている。
なお、かかる給油パイプ35の回転操作は、手動により容易に操作することが可能となっている。
また、給油パイプ35は、ゴムやプラスチックその他の樹脂により形成され可撓性を有すると共に、給油口36が上軸3の軸中心に向けられた際に上軸3と係合可能に形成されている。つまり、本実施形態では、直交経路部35bの基端部から開口部すなわち給油口36までの距離h2が、偏心カム4の軸方向端面に形成された供給孔33から上軸3の外周面までの距離h1よりもわずかに長く(h1≦h2)形成されている(図4及び図5参照)。
また、本実施形態における上軸3の外周面には、給油口36が当該上軸3の軸中心に向けられた際に当該給油口36と係合する凸状の係合部37が設けられており、当該係合部37と給油口36とが係合することで給油口36を保持位置に保持することができるようになっている。
次に、図4及び図5を参照して本実施形態たる二本針ミシンのグリス供給機構30の作用について、詳しく説明する。
まず、上述した二つの偏心カム4,4内の各貯留部31,31にグリスを供給する際には、図4に示すように、給油パイプ35を回転させて給油口36を上に向けた状態とし、補給用のグリスチューブの先端を該給油口36に差し込んでグリスを注入する。つまり、本実施形態たる二本針ミシンのグリス供給機構30によれば、平行経路部35aを軸中心として給油パイプ35を回転操作することで、グリスを注入するための開口部である給油口35をミシンアーム部13の上面に面する位置(グリス注入位置)に向けた状態でグリスの補給が行われる。
給油口36から注入されたグリスは、直交経路部35b内を通過した後、当該直交経路部35bと平行経路部35aとの連結部分において前後二方向に分流され、それぞれ各貯留部31,31内に供給される。つまり、本実施形態たる二本針ミシンのグリス供給機構30によれば、一つの給油口36から供給されたグリスが給油パイプ35内で前後二方向に分流されて、二つの偏心カム4,4内の貯留部31,31内にそれぞれ供給される。即ち、一度のグリス供給動作で二つの偏心カム4,4内に形成された何れの貯留部31,31にもグリスが供給されることとなる。
次に、グリスの供給が終了した際には、平行経路部35bを軸中心として給油パイプ35を回転操作して給油口36を上軸3の軸中心に向けた状態(保持位置)に配置する。その際、上述したように、直交経路部35bの基端部から給油口36までの距離h2は、偏心カム4の軸方向端面に形成された供給孔33から上軸3の外周面までの距離h1よりもわずかに長く(h1≦h2)形成されているため、直交経路部35bの給油口36側の端部と係合部37とが干渉することとなるが、本実施形態たる給油パイプ35は可撓性を有するため、一旦給油口36側の端部を持ち上げて当該給油口36の内側に係合部37を嵌合させる。これにより、給油パイプ35は、図5に示すように、その給油口36が上軸3の軸中心に向けられた状態(保持位置)に保持されることとなる。なお、本実施形態では、上述したようにh1≦h2となっているため、給油パイプは図5に示すように平衡経路部35aが上軸3から離接する方向に撓んだ状態で保持される。
そして、かかる保持位置に給油パイプ35が保持された状態でミシン100の運転が行われる。
ミシン100を運転する際には、上軸3の回転により当該上軸3と共に回転される給油パイプ35内のグリスには、図5に示すように、上軸3から離接する方向に遠心力が作用する。その際、給油口36は上述した撓みによる反発力で上軸3の周面に対して圧接されると共に係合部37と係合していることにより、保持位置からずれることがない。従って、給油口36は上軸3の回転中も当該上軸3の軸中心に向けられた状態(保持位置)を維持することとなり、ミシン100の運転に伴い給油口36からグリスが漏洩することはない。
そして、当該ミシン100の運転により、貯留部31内に貯留されているグリスには上軸3から離接する方向に遠心力が作用し、図5に示すように流出孔32から偏心カム4の外周面側に流出され、摺動部に供給されるものである。
以上のように、本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構30によれば、給油パイプ35の給油口36を上軸3の軸方向と直交するミシン100の外部側に向けて配置することができるため、作業者によるグリスの供給が極めて容易となる。また、給油口36は上軸3の軸中心に向けて係止することもできるため、かかる係止状態でミシン100を運転することで、上軸3の回転に伴う遠心力により給油口36からのグリスの漏洩を防止することができる。このため、給油口36には特に蓋等を設ける必要がなく、蓋を紛失したり或いは当該蓋がミシン100内部に落下することでミシン100が故障するということがない。また、蓋を必要としないためグリスを供給するための部材を当該給油パイプ35のみで賄うことができコストを低減することもできる。つまり、簡易な構成でありながら、ミシン100の摺動部に容易にグリスを供給することが可能となる。
また、給油パイプ35は給油口36側の端部が上軸3の周面と係合可能な長さに形成されると共に可撓性を有するため、当該給油口36を容易に上軸3の軸中心に向けて配置することができると共に当該上軸3と容易に係合させることができる。
また、二つの偏心カム4,4の間に配置される給油パイプ35をT型に形成したことで、ミシン100の外部に向けて配置された給油口36からの一度のグリス注入作業によって二つの偏心カム4,4の内部にそれぞれグリスを供給することができる。従って、各偏心カム4,4のそれぞれに対して別々にグリスを供給する手間を省くことができ、二つの偏心カム4,4に対するグリスの供給作業を極めて容易に且つ速やかに行うことができる。
なお、給油パイプ35は、上軸3と直交する方向から供給されたグリスを偏心カム4の軸方向端面側から各偏心カム4,4の内部に導くことが可能な形状であればよく、必ずしもT字型に限定されるものではない。即ち、例えばL字型(図7及び図8参照)であってもよいし、また、上軸3と平行又は直交する直線部のみならず、曲線或いは傾斜を含む形状であっても良い(図9及び図10参照)。
また、給油口36は、上軸3の周面に形成された凹部に内挿されて係止される構成としてもよい(図6及び図8参照)。また、給油口36は、例えばゴムなどの樹脂から給油パイプ35を形成し、該給油パイプ35の給油口36側の端部即ち直交経路部35bを長く(h1≦h2)形成することで、当該給油口36が上軸3の軸中心方向に向けられた状態で給油口36が上軸3の周面に圧接されて係止される場合には、係合部37を設けなくとも良い。
また、直交経路部35bは、上軸3に設けられた係合部37が凸状で且つ給油口36内に十分な長さが嵌合される程度に形成されている場合には、図7に示すように、その基端部から給油口36までの距離が供給孔33から上軸3の外周面までの距離よりも短く(h1≧h2)形成されていてもよい。また、その場合、給油パイプ35は必ずしも可撓性がなくとも良い。
本実施形態における針棒上下動機構の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態における針棒上下動機構の一部を省略した要部分解斜視図である。 本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構を示す斜視図である。 本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構を示す要部断面図である。 本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構を示す要部断面図である。 本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構の変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構の変形例を示す斜視図である。 本実施形態に係る二本針ミシンのグリス供給機構の変形例を示す斜視図である。 本発明たるミシンのグリス供給機構を適用したその他の例を示す側面図である。 本発明たるミシンのグリス供給機構を適用したその他の例を示す側面図である。
符号の説明
2 ミシンモータ
3 上軸
4 偏心カム
5 ロッド
10 ミシンフレーム
11 ミシンベッド部
12 縦胴部
13 ミシンアーム部
20 針上下動機構
22 縫い針
30 グリス供給機構
31 貯留部
32 流出孔
33 供給孔
35 給油パイプ
35a 平行経路部
35b 直交経路部
36 給油口
37 係合部
100 二本針ミシン(ミシン)

Claims (3)

  1. 回転軸に固定装備された偏心カムに中空の油貯留部を設けて当該偏心カムの摺動部にミシンの外部から潤滑剤を供給するミシンの給油機構において、
    前記回転軸の軸方向と直交する方向に向けられた給油口を備える給油端部と、前記偏心カムの油貯留部に連通されると共に当該偏心カムにおける前記回転軸の軸方向端面側に回動自在に接続された接続端部とを有する給油パイプと、
    前記給油端部の回動により前記給油口が前記回転軸の軸中心側に向けられたときに当該給油口を保持する保持手段と、を備え
    前記保持手段は、前記回転軸の周面に設けられた凸状の係合部又は凹部であることを特徴とするミシンの給油機構。
  2. 前記給油パイプは、その両端部に前記接続端部を備えるT型に形成されると共に、同軸上で回転する二つの偏心カムの間に配置され、当該二つの偏心カムの内部にそれぞれ潤滑剤を供給可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のミシンの給油機構。
  3. 前記給油パイプは、L型に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のミシンの給油機構。
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