JP2020142310A - 往復動工具 - Google Patents
往復動工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020142310A JP2020142310A JP2019038716A JP2019038716A JP2020142310A JP 2020142310 A JP2020142310 A JP 2020142310A JP 2019038716 A JP2019038716 A JP 2019038716A JP 2019038716 A JP2019038716 A JP 2019038716A JP 2020142310 A JP2020142310 A JP 2020142310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- grease
- lubricant
- housing
- reciprocating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D59/00—Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
- B23D59/04—Devices for lubricating or cooling straight or strap saw blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D49/00—Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
- B23D49/10—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D49/00—Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
- B23D49/10—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
- B23D49/105—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades with means for guiding the sawing device
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D49/00—Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
- B23D49/10—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
- B23D49/16—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades actuated by electric or magnetic power or prime movers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D49/00—Machines or devices for sawing with straight reciprocating saw blades, e.g. hacksaws
- B23D49/10—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades
- B23D49/16—Hand-held or hand-operated sawing devices with straight saw blades actuated by electric or magnetic power or prime movers
- B23D49/162—Pad sawing devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D51/00—Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends
- B23D51/08—Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools
- B23D51/10—Sawing machines or sawing devices working with straight blades, characterised only by constructional features of particular parts; Carrying or attaching means for tools, covered by this subclass, which are connected to a carrier at both ends of devices for mounting straight saw blades or other tools for hand-held or hand-operated devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D59/00—Accessories specially designed for sawing machines or sawing devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/283—With means to control or modify temperature of apparatus or work
- Y10T83/293—Of tool
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/929—Tool or tool with support
- Y10T83/9457—Joint or connection
- Y10T83/9473—For rectilinearly reciprocating tool
- Y10T83/9481—Tool is single element reciprocable along elongate cutting edge [e.g., saw blade, etc.]
Abstract
Description
そこで、本発明の主な目的は、スライダを往復動させる機構について、グリス(潤滑油)等の潤滑剤が供給され易く、潤滑剤が不足する事態が防止される往復動工具を提供することである。
請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記スライダガイドは、スライダガイドケースを備えており、前記スライダガイドケースに、前記潤滑剤溜まりが設けられていることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記発明において、前記スライダガイドケースの少なくとも一部は、前記潤滑剤通過体より硬い材料で形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、上記発明において、前記スライダガイドケースは、前記潤滑剤通過体より硬い材料で形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、上記発明において、前記潤滑剤通過体は、オイルレスベアリングであり、前記スライダガイドケースに圧入されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、上記発明において、前記スライダに、片側に刃を有するブレードが装着されており、前記潤滑剤溜まりが、前記刃と反対側に配置されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、上記発明において、前記潤滑剤溜まりは、前記潤滑剤通過体に隣接して配置されたフェルトであることを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、上記発明において、前記スライダガイドが内部に配置されるハウジングを備えており、前記潤滑剤通過体は、オイルレスベアリングであり、前記潤滑剤溜まりは、前記ハウジングに設けられていることを特徴とするものである。
当該形態は、往復動工具の一例としての往復動切断工具に係るものであり、より具体的にはレシプロソーに係るものである。
当該形態及び変更例における前後上下左右は、説明の便宜上定めたものであり、作業の状況及び移動する部材の状態の少なくとも一方等により変化することがある。
尚、本発明は、当該形態及び変更例に限定されない。
図1は、本発明の第1形態に係るレシプロソー1の斜視図である。図2は、図1の後面図である。図3は、図1の中央縦断面図である。図4は、図3の前部拡大図である。図5は、図3のA−A線断面図である。図6は、図4の反対側(右側)の中央縦断面図である。図7は、図3のD−D線断面図である。図8は、図3のB−B線断面図である。
尚、図3において、右がレシプロソー1の前であり、上がレシプロソー1の上である。
モータハウジング18の左右の各側面には、複数の排気孔23が空けられている。各側面において、各排気孔23は、前後方向に延びており、上下方向で並べられている。
左ギヤハウジング20aの後端部は、モータハウジング18とギヤハウジング20の間に介装されるモータ前ハウジング部20cとなっている。
モータ前ハウジング部20cは、上下左右に広がるプレート状であり、左ギヤハウジング20aの他の部分(内面)から右方に突出するように形成されている。左ギヤハウジング20aは、モータ前ハウジング部20cにおける四隅(左上,左下,右上,右下)において通されたネジ26(図7)がモータハウジング18に入ることによって、モータハウジング18の前端部に取り付けられる。
又、ギヤハウジング20の前端部の上部には、左ギヤハウジング20aと右ギヤハウジング20bに挟まれた状態で、ライト(LED)27が配置されている。ライト27は、発光して前方に透光する。
ハンドルハウジング21は、半割であり、左ハンドルハウジング21aと、右ハンドルハウジング21bを有している。ハンドルハウジング21における、ループの後部は、上下方向に延びるハンドル部30とされている。
ハンドル部30の前側には、トリガ32が露出している。トリガ32は、その後方でハンドルハウジング21内に配置されるメインスイッチ34と接続されている。
メインスイッチ34は、ハンドルハウジング21に対し、複数のネジ34aにより固定されている。メインスイッチ34は、トリガ32の引き込み量が所定量以上となるとオンとなり、更に引き込み量に応じて変化する信号(例えば抵抗値)を発信する。
右ハンドルハウジング21bは、複数のネジ36のそれぞれが、ネジ孔21dを通過する状態で左ハンドルハウジング21aに形成された何れかのネジボス37に入れられることにより、左ハンドルハウジング21aに対して固定されている。
ハンドルハウジング21の後下には、商用電源と接続されるコード38が、端部を複数のネジ38aで止めることにより接続されている。
ハンドルハウジング21のループ内面前部には、複数の吸気孔39aが開けられている。各吸気孔39aは、左右方向に延びており、左ハンドルハウジング21a側と右ハンドルハウジング21b側において、それぞれ上下方向で並べられている。
又、ハンドルハウジング21前下部の右側面には、複数の吸気孔39bが開けられている。各吸気孔39bは、ハンドルハウジング21前下部に沿って上下方向(前上がりの方向)に延びており、前後に並べられている。
ハンドルハウジング21前下部の左側面には、ネジボス37の強度を十分に確保するために、吸気孔39bは配置されていない。尚、ハンドルハウジング21前下部の左側面、及び他のハンドルハウジング21の部分の少なくとも一方において、吸気孔39bが開けられても良い。
モータハウジング18の後端部は、ハンドルハウジング21の前端部に覆われる。
カバー22の前端部には、ライト27の上方において庇状に前方へ突出するブレードクランプカバー部41が配置されており、カバー22内(ギヤハウジング20内)及びスライダ6の可動領域内に作業者の手等が入る事態が防止され、又ライト27に手が触れる事態が防止される。
モータ42は、コード38及びトリガ32と、ハウジング10内(主にハンドルハウジング21内)に配置されたリード線(図示略)及び端子T1〜T3によって電気的に接続されている(図3)。リード線は、単線でも複線(複数本の束)でも良い。
モータ42は、トリガ32が引かれてメインスイッチ34がオンに切換えられることで、コード38から給電され、モータ軸43が駆動される。又、モータ42は、トリガ32の引き込み量に応じたメインスイッチ34の信号に基づいてモータ軸43の回転速度が変更され、引き込み量が多いほど回転速度が高速となるようにされる。
モータ軸43の前側露出部分における後部外側には、回転により空気を外側へ押し出す遠心のファン44が配置されている。ファン44は、モータ軸43に固定されている。ファン44の外側には、排気孔23が位置している。
ファン44の前方であって、モータ軸43の周りには、モータ前軸受46が配置されている。モータ前軸受46は、モータ軸43を回転可能に支持しており、モータ前ハウジング部20cの中央部に保持されている。モータ前ハウジング部20cは、モータ前軸受46を支持するベアリングリテーナである。
モータ前ハウジング部20cの後側には、ファン44の上下及び前後を覆うファンケース48が、モータ前ハウジング部20cの上下に対してネジ49を入れることによって取り付けられている。モータ前軸受46の外輪の後面は、ファンケース48の前面によって覆われている。
尚、コネクティングロッド67、軸受66、ピン68、左ガイドローラ69、右ガイドローラ70、左ガイド72、及び右ガイド73の少なくとも何れかは、往復動変換機構4の構成要素ではなく、出力部(スライダ6)の構成要素として扱うことができる。
軸65は、ギヤ60の回転中心(支持軸64)に対して偏心した位置から突出している。
左ガイドローラ69,右ガイドローラ70は、ピン68の左端部,右端部に対し、回転可能に支持されている。左ガイドローラ69,右ガイドローラ70は、何れも焼結材で形成されている。焼結材は、微細な孔を多数有しており、それらの孔においてグリス(潤滑剤)に含まれる潤滑油を吸着可能であり、潤滑油が通過可能なものとなっている。グリスは、潤滑油及び増ちょう剤を含んでいる。
コネクティングロッド67の前端部はスライダ6の後端部に入っており、ピン68はスライダ6の後端部も通過している。ピン68は、スライダ6に形成された左右方向の孔に挿入されていて、スライダ6に対し回転可能となっている。
ピン68は、スライダ6から抜けないように抜け止めを施されており、スライダ6と共に前後移動可能である。
コネクティングロッド67、左ガイドローラ69、及び右ガイドローラ70は、ピン68に対して、それぞれ相対的に回転可能である。ピン68は、コネクティングロッド67とスライダ6とをつなぎ、又左ガイドローラ69,右ガイドローラ70の軸となっている。
右ガイド73は、ほぼ左ガイド72と面対称である形状で形成されており、右方へ窪み左方へ開いた前後方向の溝部73a、並びに上辺部73b及び下辺部73cを有している。
左ガイド72及び右ガイド73は、向かい合っている。左ガイド72及び右ガイド73の各下辺部72c,73cは、コネクティングロッド67の左右方向の大きさ程度の間隔を有している。
左ガイド72は、上辺部72b前部と下辺部72c後部に対角状に配置されたボス孔に、左ギヤハウジング20aにおいて対応するように形成されたボス74を受け入れることで、位置決めされる。又、左ガイド72は、上辺部72b後部と下辺部72c前部に対角状に配置されたネジ孔に、ネジ75を左ギヤハウジング20aに達するまで入れることで、左ギヤハウジング20aに取り付けられる。
そして、右ガイド73は、左ガイド72と同様に位置決めされ、取り付けられる。
よって、ピン68並びに左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70は、コネクティングロッド67を介し、左ガイドローラ69,右ガイドローラ70が溝部72a,73a内を転動して左ガイド72,右ガイド73に案内された状態で、前後に往復動する(コンロッドタイプ)。
軸65の公転における上下方向の変位成分は、左ガイドローラ69,右ガイドローラ70が左ガイド72,右ガイド73内で自転することにより、ピン68並びに左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70には伝達されない。
尚、左ガイドローラ69,右ガイドローラ70(及び左ガイド72,右ガイド73)が省略され、コネクティングロッド67とスライダ6とがピン68のみで連結されても良い。あるいは左ガイドローラ69(及び左ガイド72)とピン68とが設けられて右ガイドローラ70(及び右ガイド73)が省略されても良いし、右ガイドローラ70(及び右ガイド73)とピン68とが設けられて左ガイドローラ69(及び左ガイド72)が省略されても良い。
ブレードクランプ78は、これより後側の有底円筒状のスライダ基部79に対して、上下左右に膨らんでいる。ブレードクランプ78には、図示されないブレードが、刃を下方に向けた状態で取り付けられる。
スライダ基部79は、有底の内穴79a(中空部)を有している。内穴79aの底部は前方に位置している。スライダ基部79の横断面(上下左右に広がる断面)の外形は、円形であり、角部を有していない。尚、スライダ基部79の横断面の外形は、長円形等の角部を有していない形状であっても良いし、矩形又は多角形等の角部を有する形状であっても良い。又、スライダ基部79の中空部は、底がより厚くても良いし、底がない円筒状の内部であっても良い。
スライダ基部79は、後方へ開口されている。当該開口部内には、コネクティングロッド67の前端部、及びピン68の中央部が配置されており、当該開口部の外側には、ピン68の両端部、及び左ガイドローラ69,右ガイドローラ70が配置されている。
フェルト80は、柱状のフェルト80の太さに相当する所定の肉厚を有しており且つフェルト80の長さ(の自然数倍)に相当する所定の幅を有している板状のフェルト原材を裁断することにより、容易に作製可能である。
尚、フェルト80の作製方法は、上記の方法以外であっても良い。フェルト80の一部は、内穴79aからはみ出していても良い。又、潤滑剤含浸体は、スポンジ等の、フェルト80以外のものであっても良く、潤滑剤は、シリコーンオイル等の、グリス以外のものであっても良い。
上スライダ支持ローラ82は、左右に延びており、左右方向の中心軸を一周する窪み部X1(スライダ6と接触可能な接触部分)を備えた糸巻き型である。上スライダ支持ローラ82の窪み部X1は、左右方向において、左部または右部より中央部が深く形成されており、括れ形状を呈している。上スライダ支持ローラ82の窪み部X1の横断面(図7)における形状は、弧を描いており、その弧の径は、スライダ基部79の径と同様であり、微視的にはスライダ基部79の径より僅かに大きい。上スライダ支持ローラ82は、窪み部X1(括れ部)の下部において、スライダ基部79の上面に接している。上スライダ支持ローラ82は、自身の中心軸と同軸に配置された上スライダ支持ローラ軸84の周りで転動可能に支持されている。
下スライダ支持ローラ83は、上スライダ支持ローラ82と同様に成り、その窪み部X2(括れ部,接触部分)の上部において、スライダ基部79の下面に接している。下スライダ支持ローラ83は、上スライダ支持ローラ82と同様に、下スライダ支持ローラ軸85の周りで転動可能に支持されている。
尚、上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83に代えて、左右のスライダ支持ローラが設けられても良いし、1個あるいは3個以上のスライダ支持ローラが設けられても良い。又、一部のローラの窪み部のみが、スライダの横断面外形の一部と同様な横断面形状を有するようにしても良い。更に、複数種類のローラが併用されても良い。
又、下スライダ支持ローラ軸85は、上スライダ支持ローラ軸84と同様に、左右の軸受87によって回転可能に支持され、左右の軸受87は、下スライダ支持ローラ軸85の回転可能支持手段となり、又下スライダ支持ローラ83の左右方向での移動規制を行う。
スライダ6は、上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83に案内され、前後方向で移動可能である。スライダ6が前後方向に移動すると、上スライダ支持ローラ82,下スライダ支持ローラ83は、上スライダ支持ローラ軸84,下スライダ支持ローラ軸85の周りで回転する。
スライダ基部79には、ピン68が接続されており、スライダ6は、ピン68並びに左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70により前後に案内され、ピン68につながるコネクティングロッド67により往復動される。
シューサポータ92及びシューサポータカバー91は、それぞれ横断面がU字状となっており、ギヤハウジング20の前下部外面とカバー22の前下部内面の間に配置されている。シューサポータカバー91は、左右方向のボルト94により、ギヤハウジング20に取り付けられている。シューサポータ92は、シューサポータカバー91の内側において、前後にスライド可能に配置されている。尚、ハウジング10には、シューサポータカバー91が含まれるところ、含まれないものと取り扱われても良い。
シューサポータカバー91の外側には、シューレバー96が配置されている。シューレバー96は、シューサポータカバー91及びシューサポータ92の上側を通る左右方向のシューサポータ固定軸(図示略)を備えており、シューサポータ固定軸の周りで回転可能であって、シューサポータカバー91に対して開閉可能である。シューレバー96が閉じていると(図面に示されるような前後方向を向く状態)、シューサポータ固定軸がシューサポータ92を締め付けて固定し、シューレバー96が開いていると(上下方向を向く状態)、シューサポータ固定軸によるシューサポータ92の締め付けが解除されて、シューサポータ92及びシュープレート90の前後方向におけるスライドが可能となり、これらの位置調整が可能となる。
バランサ100は、前後上下に広がる丸皿形状の一部分を占める形状を呈しており、左方から見て中心角が100°程度の扇形部分100aと、その中心角部分から径方向逆側へ延びるアーム状部分100bを有している。バランサ100は、アーム状部分100bにおける扇形部分100aと逆側の端部の孔に対し、往復動変換機構4におけるギヤ60と一体の軸65の右端部が圧入されることで軸65とつながっており、軸65によって片持ちされている。バランサ100の中心角部分と、ギヤ60の中心部は、左側から右方へ見た場合、即ち側面視において、重なっている。バランサ100の中心角部分には、支持軸64取り付け用の工具(ドライバ等)が通過可能な孔101が設けられている。
バランサ100は、ギヤ60(軸65)と一体であり、ギヤ60の回転(軸65の公転)により、アーム状部分100bを中心に回転し、スライダ6が後退位置(各図面に示される位置)にあると、軸65が後側に位置してバランサ100の扇形部分100aが前側に位置し、スライダ6が前進位置にあると、軸65が前側に位置してバランサ100の扇形部分100aが後側に位置する。バランサ100の扇形部分100a(ウェイト部)の重量及び重心位置は、スライダ6、ブレード、及びコネクティングロッド67の振動が最小となるように設定されており、バランサ100(扇形部分100a)は、スライダ6等の前後動と逆に動作されることで、カウンタウェイトの役割を担っている。
フック110は、側面視“[”字状であり、ワイヤの折り曲げにより形成される。
フック取付部112は、前後方向の筒孔と、複数(前後)のネジ孔を有しており、筒孔にフック110の前後方向の端部をその周りで回転可能に受け入れていて、フック110が当該端部の周りで回転可能となっている。フック取付部112は、各ネジ孔にネジ114を通してモータハウジング18に入れることで、モータハウジング18に取り付けられている。
上シール体120は、横断面が略円形である線状の弾性体であり、左ギヤハウジング20aにおける右ギヤハウジング20bと合う上側の肉厚部分において前後方向に延びるように形成された溝に入れられることで、左ギヤハウジング20aに配設されている。上シール体120は、後端部120aが下方に曲がりモータ前ハウジング部20c中央上部の溝に入り込んでいて、前端部120bが上スライダ支持ローラ82の上側前方に達して下方に曲げられている。
下シール体122は、上シール体120と同様の弾性体であり、左ギヤハウジング20aにおける右ギヤハウジング20bと合う下側の肉厚部分において、同様に配設されている。下シール体122は、後端部122aが上方に曲がりモータ前ハウジング部20c中央下部の溝に入り込んでいて、前端部122bが下スライダ支持ローラ83の下側前方に達して上方に曲げられている。
ベース130の内方には、スライダ基部79が通っており、ベース130とスライダ6は接触していない。
後フランジの内径は、スライダ基部79の外径より僅かに大きい。
尚、ベース130は、円筒状ではなく角筒状等であっても良いし、前フランジ及び後フランジの少なくとも一方が省略されたものであっても良い。
外側リング132の外面における前後方向の中央には、溝が一周設けられており、その溝の上部に、上シール体120の前端部120bが入っていて、その溝の下部に、下シール体122の前端部122bが入っている。
尚、外側リング132は、リング状でなくても良いし、溝(凹部)が一周回らず上下(シール体隣接部分)のみ凹んでいるものであっても良いし、溝が省略されたものであっても良い。
内側リング134は、内面の溝の両側においてスライダ基部79の外面と接触しており、溝により接触面積を減少させてスライダ基部79の往復動時の摩擦を低減しながら、溝の外側部分における密着性を高めて効果的なシールの確保に寄与している。
尚、内側リング134の溝は、内面のみに設けられても良いし、前端部あるいは後端部に設けられても良い。又、内側リング134は、リング状でなくても良いし、外面の溝及び内面の溝の少なくとも一方が省略される等、X字状以外の断面形状を有していても良い。内側リング134と外側リング132とが一体であっても良い。
内側前リング136の前側には、リップ付きのリング状のワッシャ138が蓋としてベース130の筒孔前部内に嵌め込まれており、ワッシャ138とベース130の後フランジとの間において、内側リング134と内側前リング136が挟まれている。ワッシャ138は、スライダ6に接触しない。
尚、シール部材124は、ローラの前方以外に配置されても良い。
グリスの潤滑油は、ギヤハウジング20内の各種の部材を潤滑する。グリスの潤滑油は、ピン68並びに左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70等の摺動部分を潤滑し、摺動部分の摺動により、摺動部分において外部から補充されない限り減少していき、やがてなくなる(油膜切れ,潤滑剤切れ)。油膜切れが起きると、摺動部分の潤滑がなされず、摺動部分の摺動に支障を来す可能性があり、又発熱及び焼き付きの少なくとも一方により、摺動部分及び隣接部分の少なくとも一方における故障が発生する可能性がある。
これに対し、レシプロソー1のようにグリスが含浸されたフェルト80がある場合、ピン68並びに左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70に対しフェルト80からグリスが補充され、これらにおいて油膜切れが発生する事態が防止される。より詳細には、フェルト80は、スライダ基部79の後端開口部に隣接しており、当該開口部に配置されたコネクティングロッド67前端部及びピン68の中央部に対して、グリスを供給する。又、フェルト80は、当該開口部に隣接する、左ガイドローラ69及びピン68の左端部、並びに右ガイドローラ70及びピン68の右端部に対して、グリスを供給する。
フェルト80は、グリスを所定の最大含浸量以下で保持し、往復動による慣性力(遠心力)等の作用に応じてグリスを外部に徐放するものである。フェルト80は、グリスを最大含浸量未満で保持している場合において、外部からグリスを受けたときに、外部からのグリスを取り入れて保持する(グリスの再付着)。ピン68並びに左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70を通過してスライダ基部79内に入るグリスは比較的に少ないものの存在するため、フェルト80は、スライダ基部79内に入ったグリスを取り入れる。
かように、フェルト80がない場合に比べて、フェルト80がある場合には、グリスがスライダ基部79内においてより多く、又より長期にわたり存在することとなる。
作業者は、停止状態のスライダ6にブレードを刃(鋸歯)が下となるようにセットし、被加工材にガイドシュー12のシュープレート90の前面を当てる。そして、作業者によりコード38が電源に接続された状態で、ハンドル部30が把持され、トリガ32が所定量引き込まれると、メインスイッチ34がオンとなり、モータ42への給電がなされてモータ軸43が回転する。モータ軸43は、オンとなったメインスイッチ34の信号(トリガ32の引き込み量)に応じた回転速度で回転する。
モータ軸43が回転すると、ギヤ60が回転し、コネクティングロッド67を介してスライダ6が前後動する。又、バランサ100の扇形部分100aが前後方向においてスライダ6と反対に移動し、スライダ6は、振動が抑制された状態で前後動する。
スライダ6(スライダ基部79)の横断面は、角部を有さない円形であり、上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83は、括れ形状を呈していて、窪み部X1,X2を有しているから、スライダ6と上スライダ支持ローラ82又は下スライダ支持ローラ83とが角部のない状態で接することとなり、スライダ6の前後動を妨げずにスライダ6の所望方向以外の移動が防止される。又、上スライダ支持ローラ82,下スライダ支持ローラ83は、上スライダ支持ローラ軸84,下スライダ支持ローラ軸85の周りで転動するから、スライダ6の前後動をスムーズに案内するし、潤滑剤が入れ替わることとなって焼き付きが防止される。
更に、窪み部X1,X2は、括れ形状を呈しているから、スライダ6から受ける荷重を支持可能であり、特に左右方向の荷重を支持可能であって、スライダ6は自然に括れの最深部(中央)に案内される。又、微視的には、スライダ6(スライダ基部79)に対して、前後方向の短い線あるいは一点において完全に接触して荷重の大部分を受けることとなるうえ、上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83が回転するので、摩耗及び摩擦熱の影響が及び難くなって、上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83とスライダ6との間の摩耗及び発熱が防止され、これらの耐久性が向上する。
又、上スライダ支持ローラ軸84は、ギヤハウジング20に対し、左右の軸受86により回転可能に支持されている。従って、上スライダ支持ローラ82が、上スライダ支持ローラ軸84に対して、意図しないロック等により転動不能となったとしても、上スライダ支持ローラ軸84において回転することができ、スライダ6の案内機能(姿勢保持機能)は維持されるし、上スライダ支持ローラ82、上スライダ支持ローラ軸84、及びスライダ6における焼き付きの発生が防止され、レシプロソー1の耐久性が向上する。
同様に、下スライダ支持ローラ軸85が左右の軸受87により支持されることで、下スライダ支持ローラ83が下スライダ支持ローラ軸85に対して転動不能となったとしても、下スライダ支持ローラ軸85において回転することで、スライダ6の案内機能が維持され、下スライダ支持ローラ83,下スライダ支持ローラ軸85,スライダ6における焼き付きの発生が防止される。
上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83は、前後に往復動するスライダ6が最も前に位置した場合、スライダ6の後部に接触してスライダ6の後部の荷重を支持し、スライダ6が最も後に位置した場合、スライダ6の前部に接触してスライダ6の前部の荷重を支持する。
シール部材124は、ギヤハウジング20と別体であるため、ギヤハウジング20に一体に設けられる場合に比べて組み立て易く、スライダ6の姿勢保持手段が上スライダ支持ローラ82,下スライダ支持ローラ83であっても、スライダ6とギヤハウジング20の間を効果的にシールすることができる。加えて、スライダ6の姿勢保持手段である上スライダ支持ローラ82,下スライダ支持ローラ83と、シール部材124が別体となるため、姿勢保持手段とシール手段が一体に設けられるものに比べ、姿勢保持をさほど考慮せずシールを行えば良いからシール性が向上するし、修理がし易いものとなり、又それぞれ独立して交換することができる。
又、外側リング132は、溝(凹部)を有しており、他のシールである上シール体120,下シール体122の一部(前端部120b,122b)を溝内に受け入れている。よって、上シール体120,下シール体122の一部を溝に密着させた場合に溝で当該一部を包み込むように外側リング132が変形し、これらの密着性が極めて良好となる。
更に、第1弾性体である内側リング134においてシール部材124とスライダ6が接触し、第2弾性体である外側リング132においてシール部材124とギヤハウジング20が接触するので、シール部材124のスライダ6に対する追従性が良好になり、シール部材124はスライダ6のブレを吸収し易い。
ハンドルハウジング21には、吸気孔39aに加えて吸気孔39bが設けられるため、風量(空気の流入量)をその分より多く確保することができる。
作業者がトリガ32の操作によりメインスイッチ34をオフにすると、モータ42のモータ軸43が停止して、各種の前後動が停止する。
又、フェルト80は、外部からグリスを受け取ると、グリスを取り込んで、将来におけるグリスの外部への補充に備える。
又、往復動変換機構4は、ギヤ60と、ギヤ60に連結されるコネクティングロッド67とを有しており、コネクティングロッド67は、ピン68を介してスライダ6に連結されている。よって、ピン68について、グリスが供給され易く、グリス不足が防止されて、動作不良及び故障の少なくとも一方の発生が防止される。
更に、ピン68には、左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70が回転可能に支持されている。よって、更に左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70について、グリスが供給され易く、グリス不足が防止されて、動作不良及び故障の少なくとも一方の発生が防止される。
又更に、左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70は、焼結材で形成されている。よって、グリスが左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70に留まり易く、左ガイドローラ69及び右ガイドローラ70がより一層潤滑され易くなる。
加えて、フェルト80の長さは、内穴79aの長さと同様である。よって、フェルト80を可及的に最大化して、グリスの含浸量が最大化され、グリスがより多くより長期に供給されるようになる。
又、潤滑剤含浸体として、フェルト80が選択される。よって、フェルト80において、グリスの含浸量が十分に確保されるし、作用に対するグリスの放出量が多すぎず且つ少なすぎず適切になるし、グリスの再付着性が良好である。又、フェルト80は、一定程度の剛性(コシ)を有するため、レシプロソー1の組立時において内穴79aに入れ易い。
カバーは、カバー左部とカバー右部を有する半割のものであっても良い。
カウンタウェイト機構8は、バランサ100をギヤの左右双方に有するものとされたり、全体が省略されたりする等、様々に変更可能である。
リード線あるいは端子T1〜T3の配置,数,接続態様を変えたり、ボールベアリングに代えてニードルベアリングが用いられるようにしたり、ハウジング10の区分数及び各部の形状の少なくとも一方を変更したりする等、各種部材の設置の有無、設置数、材質、形状、形式、配置等は様々に変更されて良い。
ブレードは、鋸歯以外の刃を有するものとされても良い。
コード38による給電に代えて、バッテリによる給電がなされても良い。この場合、バッテリは、ハンドルハウジング21等に設けられたバッテリ取付部に取付可能とされても良い。
第1形態及びその変更例は、レシプロソー1以外の往復動切断工具(例えばジグソー)に適用することができるし、往復動切断工具以外の往復動工具に適用することもできる。
図9は、本発明の第2形態に係るレシプロソー201の図4相当図である。図10は、本発明の第2形態に係るレシプロソー201の図5相当図である。図11は、図9のE−E線断面図である。
第2形態に係るレシプロソー201は、往復動変換機構及びスライダを除き、第1形態と同様に成る。第1形態と同様に成る部材及び部分には、同じ符号が付されて、適宜説明が省略される。
尚、第2形態に係るレシプロソー201では、ライト27及びブレードクランプカバー部41が省略されている。又、ハウジング210におけるギヤハウジング220が、上ギヤハウジング220aと下ギヤハウジング220bの半割となっている。
尚、ギヤ260は、上下左右に広がるように配置されていても良い。
連結部279bは、断面逆“U”字状であり、左右に延びている。
内穴279aの後端開口部は、蓋279cにより塞がれている。
スライダ基部279の前部は、第1形態のベース130及び外側リング132が省略されて上ギヤハウジング220aの筒状部に保持された内側リング134,内側前リング136及びワッシャ138を有するシール部224によりシールされている。又、スライダ基部279の前部は、第1形態の上スライダ支持ローラ82及び下スライダ支持ローラ83に代えて設けられたオイルレスベアリングとしての焼結材製の前支持筒282(スライダガイド,潤滑剤通過体)によって、前後動可能に支持されている。他方、スライダ基部279の後端部は、オイルレスベアリングとしての焼結材製の後支持筒283(スライダガイド,潤滑剤通過体)に入っており、スライダ206の往復動範囲における最前方(図9〜11)から最後方までにわたり後支持筒283に支持される。前支持筒282及び後支持筒283は、上ギヤハウジング220aに保持されている。
フェルト280に含浸され作用により徐放されたグリスの潤滑油は、連通孔279eを介して、連結部279b内面と、当該内面に接触する軸受266と、その径方向内方の偏心軸265とを潤滑する。又、ギヤハウジング220内のグリスは、連通孔279eを介して内穴279a内に進入可能であり、内穴279a内に進入したグリスは、2個のフェルト280に再付着する。
又、往復動変換機構204は、偏心軸265を備えたギヤ260を有しており、偏心軸265は、スライダ206に連結されている。よって、偏心軸265により直接スライダ206が駆動される往復動変換機構204において、駆動部分である偏心軸265及びその隣接部材が十分に潤滑される。
加えて、2個のフェルト280の長さは、合わせると内穴279aの長さと同様である。よって、フェルト280を可及的に最大化して、グリスの含浸量が最大化され、グリスがより多くより長期に供給されるようになる。
又、潤滑剤含浸体として、フェルト280が選択される。よって、フェルト280において、グリスの含浸量が十分に確保されるし、作用に対するグリスの放出量が多すぎず且つ少なすぎず適切になるし、グリスの再付着性が良好である。又、フェルト280は、一定程度の剛性(コシ)を有するため、レシプロソー201の組立時において内穴279aに入れ易い。
又、フェルト280は、1個あるいは3個以上配置されても良い。
図12は、本発明の第3形態に係るレシプロソー301の図4相当図である。図13は、図12のF−F線断面図である。
第3形態に係るレシプロソー301は、往復動変換機構及びスライダを除き、第2形態と同様に成る。第2形態と同様に成る部材及び部分には、同じ符号が付されて、適宜説明が省略される。
後軸受361及び前軸受363は、それぞれ下ギヤハウジング220bに保持されている。
連結部379bは、スライダ基部379の後端部の左右両側において他の後端部の部分より後方に突出した一対の突出片379cと、各突出片379cにおいて左右方向に形成された孔と、その孔に対応する端部が入る左右方向の連結ピン379dと、を有する。連結ピン379dは、各突出片379cの孔に対して相対的に回転可能である。連結ピン379dには、アーム368の上端部が固定されている。
尚、図12,13では、アーム368の上端部及びスライダ306が、最前方に位置している。
フェルト280に含浸され作用により徐放されたグリスの潤滑油は、スライダ基部379の後端部における、アーム368の上端部と、連結ピン379dと、各突出片379cの孔とを潤滑する。又、ギヤハウジング220内のグリスは、スライダ基部379の後端部(後端部内壁とアーム368の上端部及び連結ピン379dとの間の隙間)を介して内穴379a内に進入可能であり、内穴379a内に進入したグリスは、フェルト380に再付着する。
又、往復動変換機構304は、中心軸に対して傾斜する傾斜円筒面366aを有するボススリーブ366と、傾斜円筒面366aの外側に設けられたアーム368と、を有しており、アーム368は、スライダ306に連結されている。よって、ボススリーブ366により揺動されるアーム368を介してスライダ306が前後動される往復動変換機構304において、駆動部分であるアーム368の上端部、連結ピン379d、及び各突出片379cの孔並びにその隣接部材が十分に潤滑される。
加えて、フェルト380の長さは、内穴379aの長さと同様である。よって、フェルト380を可及的に最大化して、グリスの含浸量が最大化され、グリスがより多くより長期に供給されるようになる。
又、潤滑剤含浸体として、フェルト380が選択される。よって、フェルト380において、グリスの含浸量が十分に確保されるし、作用に対するグリスの放出量が多すぎず且つ少なすぎず適切になるし、グリスの再付着性が良好である。又、フェルト380は、一定程度の剛性(コシ)を有するため、レシプロソー301の組立時において内穴379aに入れ易い。
又、キャップ364が省略されたり、中間軸360とギヤ365及びボススリーブ366の少なくとも一方とが一体で形成されても良い。スワッシュベアリング367は、1個あるいは3個以上設けられても良い。スライダ基部379におけるアーム368との連結部379bは、1個あるいは3個以上の突出片379cを有していても良いし、連結ピン379dが省略されて、突出片379cの孔においてアーム368の上端部に一体に設けられた左右の突起を受け入れても良い。
即ち、(1)モータと、前記モータの回転を往復動に変換する往復動変換機構と、前記往復動変換機構に接続されて往復動され、中空部を有しているスライダと、前記中空部に配置されており、潤滑剤を含浸可能である潤滑剤含浸体と、を備えていることを特徴とする往復動工具である。
又、(2)前記往復動変換機構は、第1ギヤと、第1ギヤに連結されるコネクティングロッドと、を有しており、前記コネクティングロッドは、ピンを介して前記スライダに連結されていることを特徴とする(1)に記載の往復動工具である。
更に、(3)前記ピンには、ガイドローラが回転可能に支持されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の往復動工具である。
又更に、(4)前記ガイドローラは、焼結材で形成されていることを特徴とする(3)に記載の往復動工具である。
加えて、(5)前記往復動変換機構は、偏心軸を備えた第2ギヤを有しており、前記偏心軸は、前記スライダに連結されていることを特徴とする(1)に記載の往復動工具である。
又、(6)前記往復動変換機構は、中心軸に対して傾斜する傾斜円筒面を有するボススリーブと、前記傾斜円筒面の外側に設けられたアームと、を有しており、前記アームは、前記スライダに連結されていることを特徴とする(1)に記載の往復動工具である。
更に、(7)前記潤滑剤含浸体の長さは、前記中空部の長さと同様であることを特徴とする(1)ないし(6)の何れかに記載の往復動工具である。
又更に、(8)前記潤滑剤含浸体は、フェルトで形成されていることを特徴とする(1)ないし(7)の何れかに記載の往復動工具である。
図14は、本発明の第4形態に係るレシプロソー401の図4相当図である。図15は、レシプロソー401の図5相当図である。
第4形態に係るレシプロソー401は、スライダ及びその支持機構を除き、第1形態と同様に成る。第1形態と同様に成る部材及び部分には、同じ符号が付されて、適宜説明が省略される。
スライダ基部479の内穴479aに、フェルト80は配置されていない。
又、スライダ基部479は、オイルレスベアリング482を有するスライダガイド424により、前後移動可能に支持される。
スライダガイドケース430は、熱処理された切削材であり、円筒状のケース本体部431と、その前端から前方に円筒状に突出したシール部432とを有している。又、ケース本体部431の前端内面から径方向内方に突出するリング状のリブ433が形成されている。
シール部432の外側には外側リング132が接触しており、又シール部432内には、内側リング134、内側前リング136、及びワッシャ138が配置されていて、スライダガイド424は、シール部432により第1形態のシール部材124と同様なシール機能を具備している。尚、スライダガイド424はシール機能を具備せず、シール部材124が別途設けられても良い。
オイルレスベアリング482の内径は、スライダ基部479の外径と同様である。オイルレスベアリング482の前面は、リブ433の後面と接触している。尚、オイルレスベアリング482は、ケース本体部431に対し、溶接あるいはネジ止め等によって固定されても良い。
ケース本体部431の上下には、前後に複数(各2個)並んだ上下方向の孔であるグリス溜まり434(第1の潤滑剤溜まり)が設けられている。各グリス溜まり434は、オイルレスベアリング482の外面に通じている。尚、グリス溜まり434は、前後に1個あるいは3個以上設けられても良いし、ケース本体部431の上部あるいは下部において左右に並ぶように設けられても良いし、ケース本体部431の上部のみあるいは下部のみに設けられても良いし、ケース本体部431の左右に設けられても良い。
ケース本体部431の左右には、径方向外方に突出しており中央に固定孔435を有する固定部436が設けられている。スライダガイドケース430は、左右方向に延びる固定孔をそれぞれ有する左右の固定孔部435にそれぞれ挿入される左右方向のピン437を介して、ギヤハウジング20に固定されている。
ケース本体部431の上部における一対のグリス溜まり434の上側には、潤滑剤含浸体及び第2の潤滑剤溜まりとしての角柱状のフェルト480が配置されている。フェルト480及び上の各グリス溜まり434は、ブレードクランプ78に装着されたブレードの下向きの刃と反対側に配置されている。尚、フェルト480は、上部のグリス溜まり434の上側に代えて、あるいは当該上側と共に、下部のグリス溜まり434の下側に設けられても良い。又、フェルト480は、省略されても良い。
グリスの潤滑油は、ギヤハウジング20内の各種の部材を潤滑する。グリスの潤滑油は、オイルレスベアリング482の内面(摺動部分)を潤滑し、摺動部分の摺動により、摺動部分において外部から補充されない限り減少していき、やがてなくなる(油膜切れ,潤滑剤切れ)。油膜切れが起きると、摺動部分の潤滑がなされず、摺動部分の摺動に支障を来す可能性があり、又発熱及び焼き付きの少なくとも一方により、摺動部分及び隣接部分の少なくとも一方における故障が発生する可能性がある。
これに対し、レシプロソー401のように各グリス溜まり434がある場合、各グリス溜まり434によってオイルレスベアリング482の外曲面の一部が露出し、グリスが当該外曲面に接触可能となる。オイルレスベアリング482は多孔質の焼結材で形成されているため、当該外曲面に接触したグリスの潤滑油はオイルレスベアリング482に含浸し、オイルレスベアリング482を通過して、オイルレスベアリング482の内面に達する。よって、オイルレスベアリング482の内面における油膜切れの発生が防止される。
又、グリスが含浸されたフェルト480が上の各グリス溜まり434に隣接して配置されているため、フェルト480が上の各グリス溜まり434の蓋の役目を担い、上の各グリス溜まり434からのグリスの漏出が防止される。
又、スライダガイド424は、スライダガイドケース430を備えており、スライダガイドケース430に、グリス溜まり434が設けられている。よって、スライダガイドケース430によりオイルレスベアリング482が強固に保持されながら、往復動変換機構4の油膜切れが防止される。
更に、スライダガイドケース430は、オイルレスベアリング482より硬い材料で形成されている。よって、硬いスライダガイドケース430によりオイルレスベアリング482がより強固に保持されながら、往復動変換機構4を支持するオイルレスベアリング482への潤滑油の浸透度をより高めることで往復動変換機構4の油膜切れが防止される。
又、潤滑剤通過体は、オイルレスベアリング482であり、スライダガイドケース430に圧入されている。よって、スライダガイド424における強度とグリス(潤滑油)の補充性との両立がシンプルに図られる。
又更に、スライダ406に、片側に刃を有するブレードが装着されており、グリス溜まり434が、刃と反対側に配置されている。よって、刃と同じ側に比べて被加工材の切断時により大きな力を受け易いオイルレスベアリング482の刃と反対側に対して重点的にグリス(潤滑油)が供給される。
加えて、第2の潤滑剤溜まりは、オイルレスベアリング482に隣接して配置されたフェルト480である。よって、上の各グリス溜まり434からのグリスの漏出が防止されて、オイルレスベアリング482に対してより長期間潤滑油が補充される。
又、フェルト480は、フェルトシートを曲げて円筒状にしたもの等であっても良い。
各グリス溜まり434の横断面形状は、円形に代えて、楕円形、多角形、あるいはスリット等であっても良いし、複数ある場合にこれらが混在していても良い。又、各グリス溜まり434は、径方向外方に向けて広がるあるいは狭まるテーパ状であっても良い。
潤滑剤通過体は、オイルレスベアリング482に代えて、あるいはこれと共に、第1形態の上スライダ支持ローラ82,下スライダ支持ローラ83等とされても良い。
ギヤハウジング20の内面等から内方に突出してフェルト480を所定空間内あるいは定位置に保持するリブが設けられても良い。
スライダガイドケース430は、ピン437を受け入れる固定孔部435のみ、即ちギヤハウジング20に保持される部分のみ、オイルレスベアリング482より硬い材料で形成されても良い。例えば、スライダガイドケース430は、固定孔部435を有するピン受入部材と、それ以外のスライダガイドケース本体部材とを含み、当該スライダガイドケース本体部材に当該ピン受入部材が圧入されることにより構成されても良い。この場合であっても、スライダガイドケース430はギヤハウジング20(ハウジング10)に安定して保持され、それにより、オイルレスベアリング48とスライダ406との間の摩耗が軽減されて、精度の良い安定した作業が可能となる。
各種の圧入に代えて、あるいは各種の圧入と共に、接着が施されても良い。
図17は、本発明の第5形態に係るレシプロソー501の斜視図である。図18は、レシプロソー501の一部開蓋斜視図である。図19は、レシプロソー501の中央縦断面図である。図20は、図19の前部拡大図である。図21は、図19のH−H線断面図である。図22は、図19のI−I線断面図である。図23は、図19のJ−J線断面図である。
第5形態に係るレシプロソー501は、スライダ及びその支持機構の隣接部を除き、第2形態と同様に成る。第2形態と同様に成る部材及び部分には、同じ符号が付されて、適宜説明が省略される。
尚、第5形態のカバー22は、第1形態と同様にブレードクランプカバー部41を有している。
前スライダ基部579F,後スライダ基部579の各中空部に、フェルト80は配置されていない。
前スライダ基部579Fは前支持筒282に前後動可能に支持され、後スライダ基部579Rは後支持筒283に前後動可能に支持される。
前支持筒282,後支持筒283は、ハウジング510における上下半割のギヤハウジング520(上ギヤハウジング520a,下ギヤハウジング520b)の上ギヤハウジング520aにネジ止めされている。
グリス溜まり534は、上ギヤハウジング520aにおける前支持筒282の上側の部分において前支持筒282の上面に対し接触するリング状の壁部分の内方に形成されるドーム状の室(空間)であり、上ギヤハウジング520aに設けられる。
グリス溜まり535は、上ギヤハウジング520aにおける後支持筒283の上側の部分において後支持筒283の上面に対し接触するリング状の壁部分の内方に形成されるドーム状の室(空間)であり、上ギヤハウジング520aに設けられる。
これに対し、レシプロソー501のようにグリス溜まり534,535がある場合、製造時等にグリスが充填されたグリス溜まり534,535によって、前支持筒282及び後支持筒283の上面にグリスが接触する。前支持筒282及び後支持筒283は多孔質の焼結材で形成されているため、当該上面に接触したグリスの潤滑油は前支持筒282及び後支持筒283に含浸し、前支持筒282及び後支持筒283を通過して、前支持筒282及び後支持筒283の内面に達する。よって、前支持筒282及び後支持筒283の内面における油膜切れの発生が防止される。
更に、前支持筒282及び後支持筒283が内部に配置されるギヤハウジング220を備えており、前支持筒282及び後支持筒283は、オイルレスベアリングであり、グリス溜まり534,535は、ギヤハウジング520に設けられている。よって、スライダ506を支持する前支持筒282及び後支持筒283がシンプルに設置可能であり、前支持筒282及び後支持筒283をより長期間潤滑するグリス溜まり534,535がギヤハウジング520と一体にコンパクトに設けられる。
又、グリス溜まり534,535の形状は、壁部分が切れ目のあるリング状等であっても良いし、その内方空間が角柱状等であっても良い。グリス溜まり534,535のリング状の壁部分に、リング状の弾性体(Oリング)が設けられても良い。当該Oリングは、前支持筒282,後支持筒283側の部分が露出する状態で保持され、当該部分において前支持筒282,後支持筒283に接触し、グリス溜まり534,535から漏出しようとするグリスを食い止める(グリスのシール部材)。
グリス溜まり534,535の少なくとも一方の内部あるいは隣接部にフェルトが配置されても良いし、グリス溜まり534,535の少なくとも一方が省略されても良い。
潤滑剤通過体は、前支持筒282及び後支持筒283に代えて、あるいはこれと共に、第1形態の上スライダ支持ローラ82,下スライダ支持ローラ83等とされても良い。
Claims (8)
- モータと、
前記モータの回転を往復動に変換する往復動変換機構と、
前記往復動変換機構に接続されて往復動されるスライダと、
前記スライダを往復動可能に支持するスライダガイドと、
を備えており、
前記スライダガイドは、前記スライダに接触しており潤滑剤の少なくとも一部が通過可能である潤滑剤通過体を含んでおり、
前記潤滑剤通過体に隣接して、前記潤滑剤を貯留可能な潤滑剤溜まりが配置されている
ことを特徴とする往復動工具。 - 前記スライダガイドは、スライダガイドケースを備えており、
前記スライダガイドケースに、前記潤滑剤溜まりが設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の往復動工具。 - 前記スライダガイドケースの少なくとも一部は、前記潤滑剤通過体より硬い材料で形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の往復動工具。 - 前記スライダガイドケースは、前記潤滑剤通過体より硬い材料で形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の往復動工具。 - 前記潤滑剤通過体は、オイルレスベアリングであり、前記スライダガイドケースに圧入されている
ことを特徴とする請求項2ないし請求項4の何れかに記載の往復動工具。 - 前記スライダに、片側に刃を有するブレードが装着されており、
前記潤滑剤溜まりが、前記刃と反対側に配置されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の往復動工具。 - 前記潤滑剤溜まりは、前記潤滑剤通過体に隣接して配置されたフェルトである
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の往復動工具。 - 前記スライダガイドが内部に配置されるハウジングを備えており、
前記潤滑剤通過体は、オイルレスベアリングであり、
前記潤滑剤溜まりは、前記ハウジングに設けられている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の往復動工具。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019038716A JP7274892B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 往復動工具 |
CN202010015601.5A CN111644695B (zh) | 2019-03-04 | 2020-01-07 | 往复式工具 |
US16/787,503 US11396055B2 (en) | 2019-03-04 | 2020-02-11 | Reciprocating tool |
DE102020105532.3A DE102020105532A1 (de) | 2019-03-04 | 2020-03-02 | Reziprowerkzeug |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019038716A JP7274892B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 往復動工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020142310A true JP2020142310A (ja) | 2020-09-10 |
JP7274892B2 JP7274892B2 (ja) | 2023-05-17 |
Family
ID=72333896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019038716A Active JP7274892B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 往復動工具 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11396055B2 (ja) |
JP (1) | JP7274892B2 (ja) |
CN (1) | CN111644695B (ja) |
DE (1) | DE102020105532A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220095367A (ko) * | 2020-12-29 | 2022-07-07 | 계양전기 주식회사 | 전동공구의 블레이드 탈착 구조 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112512737A (zh) * | 2018-06-08 | 2021-03-16 | 工机控股株式会社 | 动力工具 |
US20220118534A1 (en) * | 2020-10-16 | 2022-04-21 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | Reciprocating saw |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3146856A (en) * | 1962-08-20 | 1964-09-01 | Black & Decker Mfg Co | Lubricator for jig saw |
JPS5024861A (ja) * | 1973-02-26 | 1975-03-17 | ||
US3971132A (en) * | 1971-09-17 | 1976-07-27 | Rockwell International Corporation | Saber saw |
US4550501A (en) * | 1984-01-23 | 1985-11-05 | Black & Decker Inc. | Orbital-action reciprocating power saw |
JP2013180382A (ja) * | 2012-03-03 | 2013-09-12 | Hitachi Koki Co Ltd | セーバソー |
WO2018100941A1 (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-07 | 日立工機株式会社 | 往復動工具 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3146810A (en) * | 1962-04-04 | 1964-09-01 | Mach Design Corp | Reciprocating saw with improved lubrication |
US3170496A (en) * | 1962-10-02 | 1965-02-23 | Black & Decker Mfg Co | Power-operated reciprocating tool with integral bearing block |
US3461732A (en) * | 1966-12-19 | 1969-08-19 | Rockwell Mfg Co | Portable power driven reciprocating saw |
US3796271A (en) * | 1972-03-10 | 1974-03-12 | L Amtsberg | Rock drill having a triple coaxial hammer |
US3750483A (en) * | 1972-04-21 | 1973-08-07 | Stanley Works | Portable reciprocating saw drive mechanism |
DE2343014B2 (de) * | 1973-08-25 | 1978-04-27 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Pneumatischer Bohrhammer |
US4385443A (en) * | 1981-07-24 | 1983-05-31 | Aeg Power Tool Corporation | Sabre saw |
DE3320426C3 (de) * | 1983-06-06 | 1998-03-26 | Hilti Ag | Belüftung für den Gehäuseraum eines Bohr- oder Meisselgerätes |
GB8523425D0 (en) * | 1985-09-23 | 1985-10-30 | Black & Decker Inc | Power tools |
JPH0637854Y2 (ja) * | 1988-04-11 | 1994-10-05 | 株式会社マキタ | 携帯用レシプロソー |
JP3195068B2 (ja) | 1992-09-02 | 2001-08-06 | 株式会社マキタ | レシプロソー |
US5293959A (en) * | 1992-09-21 | 1994-03-15 | Ingersoll-Rand Company | Low pressure system lubrication for a jackhammer |
US5450925A (en) * | 1994-04-05 | 1995-09-19 | S-B Power Tool Company | Lubrication system for a reciprocating power tool |
EP1598136B1 (en) * | 2004-05-18 | 2006-09-27 | BLACK & DECKER INC. | Output shaft assembly for power tool and power tool incorporating such assembly |
US7168169B2 (en) * | 2004-05-28 | 2007-01-30 | Robert Bosch Gmbh | Anti-rotation drive mechanism for a reciprocating saw |
JP5024861B2 (ja) | 2006-08-01 | 2012-09-12 | 日本電子材料株式会社 | プローブカード |
CN202207836U (zh) * | 2011-06-14 | 2012-05-02 | 浙江通达电器有限公司 | 往复锯的自动加油装置 |
US10328506B2 (en) * | 2016-07-22 | 2019-06-25 | Makita Corporation | Reciprocating tool |
CN106862661B (zh) * | 2017-03-20 | 2018-10-02 | 南京德朔实业有限公司 | 往复锯及适用于往复锯的传动机构 |
-
2019
- 2019-03-04 JP JP2019038716A patent/JP7274892B2/ja active Active
-
2020
- 2020-01-07 CN CN202010015601.5A patent/CN111644695B/zh active Active
- 2020-02-11 US US16/787,503 patent/US11396055B2/en active Active
- 2020-03-02 DE DE102020105532.3A patent/DE102020105532A1/de active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3146856A (en) * | 1962-08-20 | 1964-09-01 | Black & Decker Mfg Co | Lubricator for jig saw |
US3971132A (en) * | 1971-09-17 | 1976-07-27 | Rockwell International Corporation | Saber saw |
JPS5024861A (ja) * | 1973-02-26 | 1975-03-17 | ||
US4550501A (en) * | 1984-01-23 | 1985-11-05 | Black & Decker Inc. | Orbital-action reciprocating power saw |
JP2013180382A (ja) * | 2012-03-03 | 2013-09-12 | Hitachi Koki Co Ltd | セーバソー |
WO2018100941A1 (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-07 | 日立工機株式会社 | 往復動工具 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220095367A (ko) * | 2020-12-29 | 2022-07-07 | 계양전기 주식회사 | 전동공구의 블레이드 탈착 구조 |
KR102578164B1 (ko) | 2020-12-29 | 2023-09-19 | 계양전기 주식회사 | 전동공구의 블레이드 탈착 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102020105532A1 (de) | 2020-09-24 |
JP7274892B2 (ja) | 2023-05-17 |
US20200282482A1 (en) | 2020-09-10 |
CN111644695A (zh) | 2020-09-11 |
CN111644695B (zh) | 2023-09-19 |
US11396055B2 (en) | 2022-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2020142310A (ja) | 往復動工具 | |
JP7236956B2 (ja) | 電動工具及び往復動切断工具 | |
US5450925A (en) | Lubrication system for a reciprocating power tool | |
CN107639295B (zh) | 往复运动工具 | |
JPH09277167A (ja) | 往復駆動機構 | |
JP2013180382A (ja) | セーバソー | |
JP2023118788A (ja) | 作業機 | |
JP4652298B2 (ja) | 手持ち式動力作業機の駆動部品潤滑構造 | |
JP2013208335A (ja) | ミシン | |
JP2018144134A (ja) | 往復動工具 | |
JP4690752B2 (ja) | 作業装置の潤滑構造 | |
JP4707020B2 (ja) | セーバソー | |
CN1259474C (zh) | 包缝机 | |
CN115922639A (zh) | 动力工具 | |
JP7266491B2 (ja) | 往復動切断工具 | |
JP7081309B2 (ja) | 往復動作業機 | |
JP2024018482A (ja) | 作業機 | |
JP2013158273A (ja) | 刈込機 | |
JP2006254785A (ja) | 作業装置の潤滑構造 | |
JP2018130472A (ja) | ミシンの油容器、ミシンの給油機構、及びミシン | |
CN108457017B (zh) | 缝纫机的供油机构 | |
KR101402818B1 (ko) | 윤활유 순환 시스템을 구비하는 전동 해머 드릴 | |
CN1492095A (zh) | 缝纫机 | |
JP2014158444A (ja) | 携帯型作業機 | |
KR100774414B1 (ko) | 와이퍼 링케이지의 링크 내 그리스 공급구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7274892 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |