JP2011003674A5 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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また、上記においては、素子分離をSTI構造の素子分離領域22により行う例を説明したが、素子分離はLOCOS(Local Oxidation of Silicon)により行うようにしても良い。また、上記においては、接続配線3及びダミーメタル5をAlにより形成する例を説明したが、接続配線3及びダミーメタル5はその他の金属(例えばCuなど)により形成しても良い。
なお、上記実施形態には以下の発明が開示されている。
(付記1)
半導体ウェハに、複数の配線層を形成し、それぞれ前記複数の配線層の一部を含む半導体チップとなるチップ構成部を複数形成し、相互に隣り合う前記チップ構成部を何れかの前記配線層に含まれる接続配線を介して相互に電気的に接続する第1工程と、
相互に隣り合う前記チップ構成部の間において前記接続配線と交差するように延伸するスクライブ線に沿って、前記半導体ウェハを切断することによって、前記チップ構成部の各々を相互に分離させて前記半導体チップを形成する第2工程と、
をこの順に行い、
前記第1工程では、前記接続配線において、前記チップ構成部に対する接続端よりも、これら接続端の間に位置する中間部の方が、幅狭となるように、前記接続配線を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)
前記接続配線は相互に隣り合う前記チップ構成部の電源線を互いに接続しており、
前記第1工程と前記第2工程との間に、前記接続配線を介して前記チップ構成部の前記電源線に電源を供給する第3工程を備えることを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3)
前記接続配線をAlにより形成することを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4)
前記接続配線を、前記複数の配線層のうち最も表層の配線層から数えて2番目以降の配線層に形成することを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記5)
前記接続配線における前記中間部の幅は、前記接続配線における前記チップ構成部に対する前記接続端の幅よりも5μm以上狭いことを特徴とする付記1乃至4の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記6)
前記接続配線における前記チップ構成部に対する前記接続端の幅は65μm以上80μm以下であり、
前記接続配線における前記中間部の幅は40μm以上60μm以下であることを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記7)
前記接続配線の前記中間部は、前記スクライブ線の長手方向に対して直交する方向における長さが、少なくとも30μm以上であることを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記8)
前記接続配線の前記中間部は、前記スクライブ線の長手方向に対して直交する方向における該スクライブ線の中央部に位置することを特徴とする付記1乃至7の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記9)
前記第1工程では、複数のダミーメタルからなるダミーメタルパターンを、前記複数の配線層のうち、前記接続配線の上層と下層とのうちの少なくとも何れか1つの配線層において、前記接続配線の配置領域及びその近傍と対応する範囲にのみ形成することを特徴とする付記1乃至8の何れか1つに記載の半導体装置の製造方法。
(付記10)
半導体基板と、この半導体基板上に形成されている複数の配線層と、を備え、何れかの前記配線層に含まれる配線の先端が半導体チップの端面に露出し、当該露出している配線の先端部は、当該配線の基端部よりも幅狭となっていることを特徴とする半導体チップ。
(付記11)
前記配線はAlからなることを特徴とする付記10に記載の半導体チップ。
(付記12)
前記接続配線における前記先端部の幅は、前記接続配線における前記基端部の幅よりも5μm以上狭いことを特徴とする付記10又は11に記載の半導体チップ。
(付記13)
前記配線における前記基端部の幅は65μm以上80μm以下であり、
前記配線における前記先端部の幅は40μm以上60μm以下であることを特徴とする付記10乃至12の何れか1つに記載の半導体チップ。
(付記14)
複数の配線層と、
それぞれ前記複数の配線層の一部を含む半導体チップとなる複数のチップ構成部と、
何れかの前記配線層に含まれ、相互に隣り合う前記チップ構成部を相互に電気的に接続する接続配線と、
を備え、
前記接続配線は、該接続配線において、前記チップ構成部に対する接続端よりも、これら接続端の間に位置する中間部の方が、幅狭であることを特徴とする半導体ウェハ。
(付記15)
前記接続配線は相互に隣り合う前記チップ構成部の電源線を互いに接続していることを特徴とする付記14に記載の半導体ウェハ。
(付記16)
前記接続配線はAlからなることを特徴とする付記14又は15に記載の半導体ウェハ。
(付記17)
前記接続配線における前記中間部の幅は、前記接続配線における前記チップ構成部に対する前記接続端の幅よりも5μm以上狭いことを特徴とする付記14乃至16の何れか1つに記載の半導体ウェハ。
(付記18)
前記接続配線における前記チップ構成部に対する前記接続端の幅は65μm以上80μm以下であり、
前記接続配線における前記中間部の幅は40μm以上60μm以下であることを特徴とする付記14至17の何れか1つに記載の半導体ウェハ。
(付記19)
前記接続配線の前記中間部は、相互に隣り合う前記チップ構成部の間において前記接続配線と交差するように延伸するスクライブ線の長手方向に対して直交する方向における長さが、少なくとも30μm以上であることを特徴とする付記14乃至18の何れか1つに記載の半導体ウェハ。
(付記20)
前記接続配線の前記中間部は、相互に隣り合う前記チップ構成部の間において前記接続配線と交差するように延伸するスクライブ線の長手方向に対して直交する方向における該スクライブ線の中央部に位置することを特徴とする付記14乃至19の何れか1つに記載の半導体ウェハ。

Claims (1)

  1. 半導体ウェハに、複数の配線層を形成し、それぞれ前記複数の配線層の一部を含む半導体チップとなるチップ構成部を複数形成し、相互に隣り合う前記チップ構成部を何れかの前記配線層に含まれる接続配線を介して相互に電気的に接続する第1工程と、
    相互に隣り合う前記チップ構成部の間において前記接続配線と交差するように延伸するスクライブ線に沿って、前記半導体ウェハを切断することによって、前記チップ構成部の各々を相互に分離させて前記半導体チップを形成する第2工程と、
    をこの順に行い、
    前記第1工程では、前記接続配線において、前記チップ構成部に対する接続端よりも、これら接続端の間に位置する中間部の方が、幅狭となるように、前記接続配線を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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