JP2011001067A - 緩衝部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からの衝撃が室内機に伝達するを防止できる緩衝部材を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機の長手方向中央部に装着される緩衝部材30は、室内機の前面側に装着される第1部材30aと、室内機の裏面側に配置される第2部材とに分割されている。第1部材30aの前面部31は、室内機に装着された状態において、外部からの力が作用する外周壁部46と、外周壁部46より室内機に近接して配置された内周壁部41と、外周壁部46と内周壁部41との間に配置された中間壁部とを備えている。中間壁部42は、外周壁部46の厚さより薄い部材で形成され且つ外周壁部46と内周壁部41との間に空洞が形成されるように、外周壁部46と内周壁部41とを接続する複数の接続壁部44を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和機の室内機等を出荷する際に使用される緩衝部材に関する。
従来、空気調和機の室内機は、発泡スチロール等で形成した緩衝部材が装着された状態で、室内機ごとにダンボール等の製品梱包材に収容されて出荷されることが多い(例えば、特許文献1参照)。そして、出荷される前には、倉庫等において、室内機を収容した製品梱包材が複数段に載置されて保管されるのが一般的である。
特開2007−137464号公報
ところが、従来の緩衝部材では、例えば出荷搬送中において室内機を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより製品梱包材に過度の衝撃が加わった場合には、この衝撃が緩衝部材を介して室内機に伝達されて室内機が破損することがある。特に室内機の前面は意匠面となることから、室内機の前面が破損したり変形するのが問題となる。
本発明の目的は、例えば出荷搬送中において被梱包物を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより製品梱包材に過度の衝撃が加わった場合に、その衝撃が被梱包物に伝達するのを防止できる緩衝部材を提供することである。
第1の発明に係る緩衝部材は、被梱包物に装着される緩衝部材であって、第1強度を有する第1壁部と、前記第1壁部と積層されると共に前記第1強度より小さい第2強度を有する第2壁部とを備え、被梱包物に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部の一方の壁部は他方の壁部に対して被梱包物と反対側に配置されることを特徴としている。
この緩衝部材では、第2壁部によって外部からの衝撃を吸収することができる。そのため、例えば出荷搬送中に被梱包物を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材に加わった場合に、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを防止できることから、被梱包物が破損したり変形するのを防ぐことができる。また、緩衝部材の厚みを著しく増加させる必要がないことから、緩衝部材を製造する際に材料の使用量の増加によって製造コストが増大するのを抑制できる。
第2の発明に係る緩衝部材は、第1の発明に係る緩衝部材において、被梱包物に装着された状態において、前記第2壁部は、前記第1壁部と被梱包物との間に配置されることを特徴としている。
この緩衝部材では、第1壁部が外部からの力が作用する外周面に近接して配置され、第1壁部より内側に配置された第2壁部の強度を第1壁部の強度より小さくすることにより、第2壁部によって外部からの衝撃を吸収することができる。そのため、例えば出荷搬送中に被梱包物を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材に加わった場合に、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを防止できることから、被梱包物が破損したり変形するのを防ぐことができる。また、緩衝部材の厚みを著しく増加させる必要がないことから、緩衝部材を製造する際に材料の使用量の増加によって製造コストが増大するのを抑制できる。
第3の発明に係る緩衝部材は、第2の発明に係る緩衝部材において、被梱包物に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部と積層されると共に前記第1壁部及び前記第2壁部と被梱包物との間に配置される第3壁部を備え、前記第3壁部は、前記第2強度より大きい第3強度を有していることを特徴としている。
この緩衝部材では、第2壁部を、その強度より大きい強度を有する第1壁部と第3壁部との間に配置することにより、外部からの衝撃によって第2壁部がより壊れやすい構造にできる。そのため、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するを確実に防止できる。
第4の発明に係る緩衝部材は、第3の発明に係る緩衝部材において、前記第2壁部は、前記第1壁部及び前記第3壁部のそれぞれの厚さより薄い部材で形成され、且つ、前記第1壁部と前記第3壁部との間に空洞が形成されるように前記第1壁部と前記第3壁部とを接続する1又は複数の接続壁部を有していることを特徴としている。
この緩衝部材では、第1壁部及び第3壁部のそれぞれの厚さより薄い部材で形成された接続壁部を第1壁部と第3壁部との間に空洞が形成されるように配置することで、第2壁部が壊れやすい構造に設計することができる。そのため、第2壁部が破壊することで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを効果的に防止できる。
第5の発明に係る緩衝部材は、第4の発明に係る緩衝部材において、前記第2壁部は、前記接続壁部の厚さより厚い部材で形成され且つ前記第1壁部と前記第3壁部とを接続する支持壁部を有していることを特徴としている。
この緩衝部材では、接続壁部の厚さより厚い部材で形成された支持壁部を第1壁部と第3壁部との間に配置することで、支持壁部によって複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重を確実に支持することができる。従って、複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重により接続壁部が破壊するのを防止できる。
第6の発明に係る緩衝部材は、第5の発明に係る緩衝部材において、前記支持壁部は、被梱包物の幅方向両端部において前記第1壁部と前記第3壁部とを接続する一対の支持壁部であって、前記接続壁部は、前記一対の支持壁部の間に配置されることを特徴としている。
この緩衝部材では、接続壁部の厚さより厚い部材で形成された一対の支持壁部を接続壁部の外側に配置することで、一対の支持壁部によって複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重を確実に支持することができる。従って、複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重により接続壁部が破壊するのを防止できる。
第7の発明に係る緩衝部材は、第1〜第6の発明のいずれかに係る緩衝部材において、前記第2壁部は、前記第1壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の材料で形成されていることを特徴としている。
この緩衝部材では、第2壁部を第1壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の部材で形成することにより、第2壁部を撓みやすい構造に設計することができる。そのため、第2壁部が撓むことで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを効果的に防止できる。
第8の発明に係る緩衝部材は、第7の発明に係る緩衝部材において、被梱包物に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部と積層されると共に前記第1壁部及び前記第2壁部と被梱包物との間に配置される第3壁部を備え、前記第2壁部は、前記第3壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の材料で形成されていることを特徴としている。
この緩衝部材では、第2壁部を第1壁部及び第3壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の部材で形成することにより、第2壁部をより撓みやすい構造に設計することができる。そのため、第2壁部が撓むことで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのをより効果的に防止できる。
第9の発明に係る緩衝部材は、第1〜第8の発明のいずれかに係る緩衝部材において、被梱包物の長手方向中央部に位置する一部分に装着されることを特徴としている。
この緩衝部材では、外部からの衝撃が被梱包物の長手方向中央部に伝達することを防止できる。
第10の発明に係る緩衝部材は、第1〜第9の発明のいずれかに係る緩衝部材において、被梱包物の一端面側に装着される第1部材と、前記第1部材と共に前記一部分の周囲を囲むように被梱包物の他端面側に配置される第2部材とに分割されていることを特徴としている。
この緩衝部材では、第1部材及び第2部材に分割することにより、被梱包物の長手方向中央部に対して容易に装着できる。
第11の発明に係る緩衝部材は、第1〜第10の発明のいずれかに係る緩衝部材において、被梱包物は、空気調和機の室内機であって、室内機に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部は室内機の前面に対向するように配置されることを特徴としている。
この緩衝部材では、例えば出荷搬送中に室内機を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材に加わった場合に、外部からの衝撃が室内機に伝達するのを防止できることから、室内機(意匠面となる室内機の前面)が破損したり変形するのを防ぐことができる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、第2壁部によって外部からの衝撃を吸収することができる。そのため、例えば出荷搬送中に被梱包物を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材に加わった場合に、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを防止できることから、被梱包物が破損したり変形するのを防ぐことができる。また、緩衝部材の厚みを著しく増加させる必要がないことから、緩衝部材を製造する際に材料の使用量の増加によって製造コストが増大するのを抑制できる。
第2の発明では、第1壁部が外部からの力が作用する外周面に近接して配置され、第1壁部より内側に配置された第2壁部の強度を第1壁部の強度より小さくすることにより、第2壁部によって外部からの衝撃を吸収することができる。そのため、例えば出荷搬送中に被梱包物を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材に加わった場合に、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを防止できることから、被梱包物が破損したり変形するのを防ぐことができる。また、緩衝部材の厚みを著しく増加させる必要がないことから、緩衝部材を製造する際に材料の使用量の増加によって製造コストが増大するのを抑制できる。
第3の発明では、第2壁部の厚さを第1壁部及び第3壁部のいずれの厚さより薄い部材で形成することにより、外部からの衝撃によって第2壁部がより壊れやすい構造にできる。そのため、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するを確実に防止できる。
第4の発明では、第1壁部及び第3壁部のそれぞれの厚さより薄い部材で形成された接続壁部を第1壁部と第3壁部との間に空洞が形成されるように配置することで、第2壁部が壊れやすい構造に設計することができる。そのため、第2壁部が破壊することで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを効果的に防止できる。
第5の発明では、接続壁部の厚さより厚い部材で形成された支持壁部を第1壁部と第3壁部との間に配置することで、支持壁部によって複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重を確実に支持することができる。従って、複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重により接続壁部が破壊するのを防止できる。
第6の発明では、接続壁部の厚さより厚い部材で形成された一対の支持壁部を接続壁部の外側に配置することで、一対の支持壁部によって複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重を確実に支持することができる。従って、複数段に載置された上段の製品梱包材からの静荷重により接続壁部が破壊するのを防止できる。
第7の発明では、第2壁部を第1壁部及び第3壁部のいずれの発泡倍率より大きい発泡倍率の部材で形成することにより、第2壁部をより撓みやすい構造に設計することができる。そのため、第2壁部が撓むことで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのを効果的に防止できる。
第8の発明では、第2壁部を第1壁部及び第3壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の部材で形成することにより、第2壁部をより撓みやすい構造に設計することができる。そのため、第2壁部が撓むことで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するのをより効果的に防止できる。
第9の発明では、外部からの衝撃が被梱包物の長手方向中央部に伝達することを防止できる。
第10の発明では、第1部材及び第2部材に分割することにより、被梱包物の長手方向中央部に対して容易に装着できる。
第11の発明では、例えば出荷搬送中に室内機を収容した製品梱包材を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材に加わった場合に、外部からの衝撃が室内機に伝達するのを防止できることから、室内機(意匠面となる室内機の前面)が破損したり変形するのを防ぐことができる。
本発明の第1実施形態に係る緩衝部材が装着された室内機を収容した製品梱包材が2段に積層された状態を示し、室内機の長手方向中央部の断面図である。 第1実施形態に係る緩衝部材が室内機に装着される前の状態を示した斜視図である。 第1実施形態に係る緩衝部材が装着された室内機が製品梱包材に収容される前の状態を示した斜視図である。 第1実施形態に係る緩衝部材の側面図である。 本発明の第2実施形態に係る緩衝部材を室内機に装着する前の状態を示した斜視図である。 第2実施形態に係る緩衝部材が装着された室内機を製品梱包材に収容する前の状態を示した斜視図である。 第2実施形態に係る緩衝部材の側面図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材の側面図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材の側面図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材の側面図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材の側面図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材が室内機に装着された状態を示す斜視図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材が室内機に装着された状態を示す斜視図である。 本発明の変形例に係る緩衝部材の側面図である。
(第1実施形態)
以下、図面に基づいて、本発明に係る緩衝部材の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る緩衝部材が装着された室内機を収容した製品梱包材が2段に積層された状態を示し、室内機の長手方向中央部の断面図である。図2は、第1実施形態に係る緩衝部材が室内機に装着される前の状態を示した斜視図である。図3は、第1実施形態に係る緩衝部材が装着された室内機が製品梱包材に収容される前の状態を示した斜視図である。
[室内機2の構成]
まず、図1及び図2を参照して、緩衝部材が装着される室内機2の構成について説明する。空気調和機の室内機2は、図1に示すように、熱交換器、ファンモータ及びファンなどの機器類21と、この機器類21を収容可能なカバー部材22と、室内機2を壁面に据え付けるための据付板23とを備えている。カバー部材22は、室内機2の下側に配置される下側カバー部22a、上側に配置される上側カバー部22b、前面に配置される前面カバー部22c、両側面に配置される側面カバー部22dとを含んでいる。このカバー部材22は、背面側に開口22eが設けられており、この開口22eには、上記した据付板23が設けられている。なお、上記した「上側」、「下側」、「前面」、「側面」、「背面」なる用語は、室内機2の壁掛時における位置を示している。
なお、図1では、緩衝部材30が室内機2の長手方向中央部に装着された状態において、緩衝部材30の前面部31(内周壁部41の下面)と、室内機2の前面とが当接するように図示されているが、緩衝部材30が室内機2の長手方向中央部に装着された状態において、緩衝部材30の前面部31(内周壁部41の下面)と、室内機2の前面とが当接しなくてもよい。
[緩衝部材の構成]
次に、本実施形態における緩衝部材の構成について説明する。緩衝部材としては、発泡スチロール等の樹脂で成形された一対の緩衝部材10及び緩衝部材30が用いられる。一対の緩衝部材10は、室内機2の両端にそれぞれ装着されるものであり、緩衝部材30は、室内機2の長手方向中央に装着されるものである。なお、一対の緩衝部材10は、対称の形状且つ同じ材料であるので、ここでは、室内機2の一方端部2aに装着される緩衝部材についてのみ説明し、室内機2の他方端部2bに装着される緩衝部材については説明を省略する。
[緩衝部材10の構成]
緩衝部材10は、室内機2の一方端部2aが嵌め込まれる嵌合凹部10aを有する箱状であって、室内機2の一方端部2aが当該嵌合凹部10aに挿入されることにより装着される(図3参照)。この緩衝部材10は、図2に示すように、室内機2の下側カバー部22a及び上側カバー部22bのそれぞれに対向する側面部11及び12と、前面カバー部22cに対向する天面部13と、側面カバー部22dに対向する端面部14と、据付板23に対向する底面部15とを有している。この側面部11、12、天面部13及び底面部15は、端面部14と直交接続されることにより、上記したように緩衝部材10が箱状に形成される。なお、上記した「側面」、「天面」、「端面」、「底面」なる用語は、図1に示すように、室内機2が収容された製品梱包材が複数段に積層されて保管される状態における位置を示している。
[緩衝部材30の構成]
緩衝部材30は、図2及び図3に示すように、室内機2の前面側に装着される第1部材30aと、室内機2の裏面側に装着される第2部材30bとに分割されている。そして、第1部材30aと第2部材30bとが組み立てられることで、室内機2の断面形状と略同一形状の嵌合凹部40が形成される。従って、第1部材30a及び第2部材30bが室内機2の長手方向中央部に装着されると、それらが室内機2の長手方向中央部の一部分を囲むようになる。また、製品梱包材3は、緩衝部材10、30が装着された状態の室内機2を収容するものである。
第1部材30aは、室内機2に装着された状態において、室内機2の前面側に配置される前面部31と、前面部31の幅方向両端からそれぞれ突出した側面部32、33とを有している。そして、前面部31と側面部32、33とにより、室内機2の前面側に装着するための嵌合凹部40aが形成される。嵌合凹部40aは、嵌合凹部40の上側部分を構成するものであって、緩衝部材30aの全長にわたって形成されている。ここで、嵌合凹部40aの幅方向に沿った断面形状は略半円形状になっている。
第2部材30bは、室内機2に装着された状態において、室内機2の裏面に対向する底面部34と、底面部34の幅方向両端からそれぞれ突出した側面部35、36とを有している。そして、底面部34と側面部35、36とにより、室内機2の裏面側に装着するための嵌合凹部40bが形成される。嵌合凹部40bは、嵌合凹部40の下側部分を構成するものであって、緩衝部材30aの全長にわたって形成されている。ここで、嵌合凹部40bの幅方向に沿った断面形状は略矩形状になっている。
また、側面部32、33の各先端部分及び側面部35、36の各先端部分には、第1部材30aと第2部材30bとを室内機2の長手方向中央部にそれぞれ装着した状態で、互いに係合可能な係合部32a、33a、35a、36aがそれぞれ形成されている。そして、第1部材30a及び第2部材30bを室内機2の長手方向中央部に装着すると、側面部32、35は、互いに係合された状態で室内機2の下側カバー部22aと対向すると共に、側面部33、36は、互いに係合された状態で室内機2の上側カバー部22bと対向する。
[第1部材30aの前面部31の構成]
図4は、第1実施形態に係る緩衝部材の側面図である。緩衝部材30の第1部材30aの前面部31は、図4に示すように、3層構造となっており、室内機2の長手方向中央部に装着された状態において、室内機2の前面に対向した内周壁部41と、その外側に向かって順次に積層された中間壁部42、外周壁部46と有している。つまり、外周壁部46は、最も外側であって、中間壁部42に対して室内機2と反対側に配置されている。また、中間壁部42は、内周壁部41と外周壁部46の間に配置されており、内周壁部41と外周壁部46とを接続している。これらの内周壁部41、中間壁部42及び外周壁部46は、それぞれ、所定の肉厚W1、W2及びW3を有しており、肉厚W1、W3が肉厚W2よりも薄くなるように設計されている。
中間壁部42は、室内機2の幅方向両端部に対応した位置に配置された一対の支持壁部43と、この一対の支持壁部43間に配置された複数の接続壁部44とを有している。ここで、一対の支持壁部43及び複数の接続壁部44は、いずれも第1部材30aの長手方向全長にわたって配置されている。また、一対の支持壁部43及び複数の接続壁部44は、いずれも、内周壁部41及び外周壁部46に対して垂直に配置されている。そして、一対の支持壁部43及び複数の接続壁部44は、互いに離隔して配置されていることから、それらの間には、第1部材30aの長手方向全長にわたって形成された空洞45が設けられる。また、一対の支持壁部43及び接続壁部44は、それぞれ、所定の肉厚W4、W5を有しており、肉厚W4が肉厚W5よりも厚くなるように設計されている。また、接続壁部44の肉厚W5は、内周壁部41の肉厚W1、外周壁部46の肉厚W3及び支持壁部43の肉厚W4のいずれと比べても薄くなるように設計されている。
なお、図1では、緩衝部材30が室内機2の長手方向中央部に装着された状態において、緩衝部材30の前面部31(内周壁部41の下面)と、室内機2の前面とが当接するように図示されているが、緩衝部材30が室内機2の長手方向中央部に装着された状態において、緩衝部材30の前面部31(内周壁部41の下面)と、室内機2の前面とが当接しなくてもよい。
[本実施形態の緩衝部材30の特徴]
本実施形態の緩衝部材30では、外部からの力が作用する外周壁部46より内側に配置された中間壁部42の強度を外周壁部46の強度より小さくすることにより、中間壁部42によって外部からの衝撃を吸収することができる。具体的には、中間壁部42の接続壁部44の厚さを外周壁部46の厚さよりも薄くして、中間壁部42を壊れやすい構造に設計することで、中間壁部42が破壊することで外部からの衝撃を吸収することができる。そのため、例えば出荷搬送中に室内機2を収容した製品梱包材3を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材3に加わった場合に、外部からの衝撃が室内機2(意匠面となる室内機2のカバー部22の前面カバー部22c)に伝達するのを防止できることから、前面カバー部22cが破損したり変形するのを防ぐことができる。また、緩衝部材の厚みを著しく増加させる必要がないことから、緩衝部材を製造する際に材料の使用量の増加によって製造コストが増大するのを抑制できる。
また、中間壁部42において、接続壁部44の厚さより厚い部材で形成された一対の支持壁部43を接続壁部44の外側に配置することで、一対の支持壁部43によって複数段に載置された上段の製品梱包材3からの静荷重を確実に支持することができる。従って、複数段に載置された上段の製品梱包材3からの静荷重により接続壁部44が破壊するのを防止できる。
また、前面部31において、接続壁部44の厚さを外周壁部46及び内周壁部41のいずれの厚さより薄くすることにより、外部からの衝撃によって接続壁部44がより壊れやすい構造にできる。そのため、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するを確実に防止できる。
また、緩衝部材30が、室内機2の長手方向中央部に位置する一部分に装着されることで、外部からの衝撃が室内機2の長手方向中央部に伝達するを防止できる。
また、緩衝部材30は、第1部材30a及び第2部材30bに分割されていることにより、室内機2の長手方向中央部に対して容易に装着できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る緩衝部材の第2実施形態について説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る緩衝部材を室内機に装着する前の状態を示した斜視図である。図6は、本発明の第2実施形態に係る緩衝部材が装着された室内機を製品梱包材に収容する前の状態を示した斜視図である。なお、第1実施形態で説明した要素と同一の要素については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
[緩衝部材の構成]
次に、本実施形態における緩衝部材の構成について説明する。緩衝部材としては、発泡スチロール等の樹脂で成形された一対の緩衝部材10及び緩衝部材130が用いられる。本実施形態の一対の緩衝部材10の構成は、第1実施形態の一対の緩衝部材10の構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
緩衝部材130は、図5及び図6に示すように、室内機2の前面側に装着される第1部材130aと、室内機2の裏面側に装着される第2部材130bとに分割されている。そして、第1部材130aと第2部材130bとが組み立てられることで、室内機2の断面形状と略同一形状の嵌合凹部140が形成される。従って、第1部材130a及び第2部材130bが室内機2の長手方向中央部に装着されると、それらが室内機2の長手方向中央部の一部分を囲むようになる。また、製品梱包材3は、緩衝部材10、130が装着された状態の室内機2を収容するものである。
第1部材130aは、室内機2に装着された状態において、室内機2の前面側に配置される前面部131と、前面部131の幅方向両端からそれぞれ突出した側面部132、133とを有している。そして、前面部131と側面部132、133とにより、室内機2の前面側に装着するための嵌合凹部140aが形成される。嵌合凹部140aは、嵌合凹部140の上側部分を構成するものであって、緩衝部材130aの全長にわたって形成されている。ここで、嵌合凹部140aの幅方向に沿った断面形状は略半円形状になっている。
第2部材130bは、室内機2に装着された状態において、室内機2の裏面に対向する底面部134と、底面部134の幅方向両端からそれぞれ突出した側面部135、136とを有している。そして、底面部134と側面部135、136とにより、室内機2の裏面側に装着するための嵌合凹部140bが形成される。嵌合凹部140bは、嵌合凹部140の下側部分を構成するものであって、緩衝部材130aの全長にわたって形成されている。ここで、嵌合凹部140bの幅方向に沿った断面形状は略矩形状になっている。
また、側面部132、133の各先端部分及び側面部135、136の各先端部分には、第1部材130aと第2部材130bとを室内機2の長手方向中央部にそれぞれ装着した状態で、互いに係合可能な係合部132a、133a、135a、136aがそれぞれ形成されている。そして、第1部材130a及び第2部材130bを室内機2の長手方向中央部に装着すると、側面部132、135は、互いに係合された状態で室内機2の下側カバー部22aと対向すると共に、側面部133、136は、互いに係合された状態で室内機2の上側カバー部22bと対向する。
[第1部材130aの前面部131の構成]
図7は、第2実施形態に係る緩衝部材の側面図である。緩衝部材130の第1部材130a及び第2部材130bの側面図である。第1部材130aの前面部131は、図7に示すように、3層構造となっており、室内機2の長手方向中央部に装着された状態において、室内機2の前面に対向した内周壁部141と、その外側に向かって順次に積層された中間壁部142、外周壁部146と有している。つまり、外周壁部146は、最も外側であって、中間壁部142に対して室内機2と反対側に配置されている。また、中間壁部142は、内周壁部141と外周壁部146の間に配置されており、内周壁部141と外周壁部146とを接続している。これらの内周壁部141、中間壁部142及び外周壁部146は、それぞれ、所定の肉厚W101、W102及びW103を有しており、肉厚W101、W103が肉厚W102よりも薄くなるように設計されている。
内周壁部141及び外周壁部146は、発泡倍率M1を有する樹脂で形成されている。一方、中間壁部142は、内周壁部141及び外周壁部146の発泡倍率M1よりも大きい発泡倍率M2を有する樹脂で形成されている。従って、中間壁部142の密度は、内周壁部141及び外周壁部146の密度より低くなっている。
[本実施形態の緩衝部材130の特徴]
本実施形態の緩衝部材130では、外部からの力が作用する外周壁部146より内側に配置された中間壁部142の強度を外周壁部146の強度より小さくすることにより、中間壁部142によって外部からの衝撃を吸収することができる。具体的には、中間壁部142の発泡倍率を外周壁部146の発泡倍率より大きくして、中間壁部142が撓みやすい構造に設計することで、中間壁部42が撓むことで外部からの衝撃を吸収することができる。そのため、例えば出荷搬送中に室内機2を収容した製品梱包材3を誤って落下させることにより過度の衝撃が製品梱包材3に加わった場合に、外部からの衝撃が室内機2(意匠面となる室内機2のカバー部22の前面カバー部22c)に伝達するのを防止できることから、前面カバー部22cが破損したり変形するのを防ぐことができる。また、緩衝部材の厚みを著しく増加させる必要がないことから、緩衝部材を製造する際に材料の使用量の増加によって製造コストが増大するのを抑制できる。その他、第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、前面部131において、中間壁部142の発泡倍率を外周壁部146及び内周壁部141のいずれの発泡倍率より大きくすることにより、中間壁部142をより撓みやすい構造に設計することができる。そのため、中間壁部142が撓むことで外部からの衝撃を吸収することにより、外部からの衝撃が室内機2に伝達するのを効果的に防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
なお、上述した第1実施形態では、緩衝部材30の中間壁部42において、図4に示すように、一対の支持壁部43及び複数の接続壁部44が内周壁部41及び外周壁部46に対して垂直に配置されることによって、略長方形状の断面を有する略直方体形状の空洞45が第1部材30aの全長にわたって形成される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、前面部31の中間壁部42において、図8及び図9に示すように、一対の支持壁部43が内周壁部41及び外周壁部46に対して垂直に配置されると共に、複数の接続壁部44が内周壁部41及び外周壁部46に対して傾斜するように配置されてもよく、空洞の形状は任意に変更可能である。
ここで、図8では、複数の接続壁部44の全てが、内周壁部41及び外周壁部46に対して傾斜しつつ略平行に配置されることによって、略三角形状又は略平行四辺形状の断面を有する空洞45が第1部材30aの全長にわたって形成されている。また、図9では、複数の接続壁部44のうち、幅方向一端側の接続壁部44aが、内周壁部41及び外周壁部46に対して傾斜しつつ略平行に配置されると共に、幅方向他端側の接続壁部44bが、内周壁部41及び外周壁部46に対して傾斜しつつ略平行に配置されており、接続壁部44aと接続壁部44bとは、内周壁部41及び外周壁部46に対して互いに異なる方向に傾斜している。
また、上述した第1実施形態では、前面部31の中間壁部42では、一対の支持壁部43が幅方向両端に対応した位置に配置され、複数の接続壁部44が一対の支持壁部43の間に配置されており、一対の支持壁部43及び複数の接続壁部44によって内周壁部41と外周壁部46とが接続される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、図10に示すように、第1実施形態の一対の支持壁部43に対応した部材が配置されずに、複数の接続壁部44だけによって内周壁部41と外周壁部46とが接続されてもよい。
また、上述した第1実施形態では、緩衝部材30が、室内機2の前面側に装着される第1部材30aと、室内機2の裏面側に装着される第2部材30bとに分割されている例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、図11に示すように、室外機2の長手方向中央部に装着するための嵌合凹部40が設けられた一体型の緩衝部材であってもよい。この緩衝部材では、嵌合凹部40として、室内機2の幅方向に沿った断面形状と略同一形状の挿入穴が形成されており、この挿入穴に室外機2が挿入されることにより装着される。
また、上述した第1実施形態では、緩衝部材30の中間壁部42において、空洞45が長手方向全長にわたって形成される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、図12に示すように、複数の接続壁部44が幅方向に沿って配置されることで、空洞が幅方向全長にわたって形成されてもよい。さらに、空洞45は、緩衝部材の長手方向又は幅方向の全長にわたって形成されないで、その一部分にだけ形成されてもよい。
また、上述した第1実施形態では、室内機2の長手方向中央部に装着される緩衝部材30だけが、内周壁部41、中間壁部42及び外周壁部46から構成される3層構造の前面部31を有している例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、図13に示すように、室内機2の長手方向中央部に装着される緩衝部材30だけでなく、室内機2の両端部に装着される緩衝部材10も、緩衝部材30と同様に、内周壁部41、中間壁部42及び外周壁部46から構成される3層構造の前面部31を有していてもよい。
また、上述した第2実施形態では、中間壁部142において、内周壁部141及び外周壁部146が互いに等しい発泡倍率M1を有しており、中間壁部142が、発泡倍率M1よりも大きい発泡倍率M2を有する例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、図14に示すように、内周壁部141及び外周壁部146が互いに異なる発泡倍率M1、M3を有しており、中間壁部142が、発泡倍率M1、M3より大きい発泡倍率M2を有していてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態では、緩衝部材は、発泡スチロールを用いて形成される例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、緩衝部材は、その他の各種樹脂発泡体を用いて形成してもよい。
また、上述した第1実施形態では、中間壁部は、外周壁部の厚さより薄い部材で形成された接続壁部を有すると共に外周壁部と内周壁部との間に空洞が形成されることで外周壁部の強度より小さい強度になっており、第2実施形態では、中間壁部は、外周壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の材料で形成されることで外周壁部の強度より小さい強度になっている例について述べたが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。従って、中間壁部は、上述した第1及び第2実施形態とは異なる構成で、外周壁部と内周壁部との間に配置され、外周壁部の強度より小さい強度を有していてもよい。また、緩衝部材の前面部31は、内周壁部41、中間壁部42及び外周壁部46から構成される3層構造に形成される必要はなく、外周壁部46と、外周壁部46より強度の小さい中間壁部42とから構成される2層構造であってもよいし、内周壁部41と、内周壁部41より強度の小さい中間壁部42とから構成される2層構造であってもよい。従って、第1強度を有する第1壁部と、第1強度より小さい第2強度を有する第2壁部とは、第1壁部が第2壁部より被梱包物に近接して配置されてもよいし、第2壁部が第1壁部より被梱包物に近接して配置されてもよい。
本発明を利用すれば、外部からの衝撃が被梱包物に伝達するを防止できる緩衝部材を提供できる。
2 室内機
10、30、130 緩衝部材
30a、130a 第1部材
30b、130b 第2部材
41、142 内周壁部
42、142 中間壁部
43 支持壁部
44 接続壁部
45 空洞
46、146 外周壁部

Claims (11)

  1. 被梱包物に装着される緩衝部材であって、
    第1強度を有する第1壁部と、
    前記第1壁部と積層されると共に前記第1強度より小さい第2強度を有する第2壁部とを備え、
    被梱包物に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部の一方の壁部は他方の壁部に対して被梱包物と反対側に配置されることを特徴とする緩衝部材。
  2. 被梱包物に装着された状態において、前記第2壁部は、前記第1壁部と被梱包物との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の緩衝部材。
  3. 被梱包物に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部と積層されると共に前記第1壁部及び前記第2壁部と被梱包物との間に配置される第3壁部を備え、
    前記第3壁部は、前記第2強度より大きい第3強度を有していることを特徴とする請求項2に記載の緩衝部材。
  4. 前記第2壁部は、前記第1壁部及び前記第3壁部のそれぞれの厚さより薄い部材で形成され、且つ、前記第1壁部と前記第3壁部との間に空洞が形成されるように前記第1壁部と前記第3壁部とを接続する1又は複数の接続壁部を有していることを特徴とする請求項3に記載の緩衝部材。
  5. 前記第2壁部は、前記接続壁部の厚さより厚い部材で形成され且つ前記第1壁部と前記第3壁部とを接続する支持壁部を有していることを特徴とする請求項4に記載の緩衝部材。
  6. 前記支持壁部は、被梱包物の幅方向両端部において前記第1壁部と前記第3壁部とを接続する一対の支持壁部であって、
    前記接続壁部は、前記一対の支持壁部の間に配置されることを特徴とする請求項5に記載の緩衝部材。
  7. 前記第2壁部は、前記第1壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の緩衝部材。
  8. 被梱包物に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部と積層されると共に前記第1壁部及び前記第2壁部と被梱包物との間に配置される第3壁部を備え、
    前記第2壁部は、前記第3壁部の発泡倍率より大きい発泡倍率の材料で形成されていることを特徴とする請求項7に記載の緩衝部材。
  9. 被梱包物の長手方向中央部に位置する一部分に装着されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の緩衝部材。
  10. 被梱包物の一端面側に装着される第1部材と、
    前記第1部材と共に前記一部分の周囲を囲むように被梱包物の他端面側に配置される第2部材とに分割されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の緩衝部材。
  11. 被梱包物は、空気調和機の室内機であって、
    室内機に装着された状態において、前記第1壁部及び前記第2壁部は室内機の前面に対向するように配置されることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の緩衝部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104944006A (zh) * 2015-07-07 2015-09-30 珠海格力电器股份有限公司 包装结构和空调器
JP2015229502A (ja) * 2014-06-03 2015-12-21 三菱電機株式会社 梱包材
JP2019043552A (ja) * 2017-08-29 2019-03-22 ダイキン工業株式会社 梱包部材
JP7476622B2 (ja) 2020-03-31 2024-05-01 株式会社富士通ゼネラル 緩衝材

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