JP2011000891A - 液体噴射装置のワイパクリーニング装置 - Google Patents

液体噴射装置のワイパクリーニング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ワイパ手段を払拭するクリーナ手段が液体で飽和してしまうのを防止する液体噴射装置のワイパクリーニング装置を提供する。
【解決手段】ワイピング装置19は、ワイパ部材36、ワイパクリーナ38、インク吸収材40を備えている。ワイパクリーナ38は、ワイパ部材36の先端部以外の箇所に常に当接しており、ワイパクリーナ38(吸収体46)がワイパ部材36を清掃して吸収したインクを、ワイパクリーナ38に備えられた吸収体46よりもインクの吸収率の高いインク吸収材40へと誘導する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体噴射装置のワイパクリーニング装置に関する。
液体噴射装置としてのインクジェット式記録装置(以下、プリンタとする。)は、複数のノズルが形成された液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドを備え、各ノズルの開口部からインク滴を吐出する。記録ヘッドから吐出されたインクは、吐出時にノズル開口部付近に付着したり、紙等の記録媒体からの跳ね返り等の原因によりノズル開口面に付着したりする場合がある。ノズル開口面に付着したインクは、インク滴の吐出方向のずれ、ノズルの目詰まり等の原因となる。このため、プリンタには、記録ヘッドのノズル開口面を清掃するためのワイピング機構が設けられている。このワイピング機構には、エラストマ等からなる板状のワイパ部材とワイパクリーナが備えられており、同ワイパ部材は、撓みながら前記ノズル開口面を摺動して、前記開口部及びその周囲に付着したインクを除去する(ワイピング動作)。そして、ワイパクリーナは、ワイパ部材と相対移動することにより、ワイピング動作によってワイパ部材の先端付近に付着したインク等の異物を掻き取る(清掃動作)。
ところで、このワイピング機構は何度か清掃動作することによって、ワイパクリーナにインク等の異物が堆積し、ワイパ部材のワイピング動作の効果が減少する。そして、さらにはワイパクリーナに堆積したインク等の異物によって、逆にワイパ部材が汚されてしまう。
この問題に対し、ワイパ部材のワイパクリーナと当接する面にリブ部を、ワイパ部材の下端に庇部を形成し、リブ部によってワイパ部材とワイパクリーナとの当接開始時における接触範囲を制限し、庇部によってワイパ部材から掻き取った異物の堆積許容領域を制限するワイピング装置があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−105612号公報
しかしながら、特許文献1に記載のワイピング装置では、堆積許容領域に堆積したインクは落下するのを待つばかりであり、落下するまでは堆積許容領域に堆積していた。また、堆積許容領域はその面積が小さいため、堆積したインクにより飽和しやすくなっており、ワイパクリーナとしての機能が低下してしまっていた。
本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ワイパ手段を払拭するクリーナ手段が液体で飽和してしまうのを防止する液体噴射装置のワイパクリーニング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭して清掃するワイパ手段に対して摺接して、前記ワイパ手段に付着する液体を清掃する液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、前記ワイパ手段に対して摺接し、該ワイパ手段に付着する液体を掻き落として下側に誘導するクリーナと、前記クリーナの下側に当接して配設され、前記クリーナにて誘導された前記液体を吸収する吸収部材とを設けた。
この発明によれば、ワイパ手段に対して摺接し、該ワイパ手段に付着する液体を掻き落として下側に誘導するクリーナと、クリーナの下側に当接して配設され、クリーナにて誘導された前記液体を吸収する吸収部材とを設けたので、クリーナが掻き落とした液体がクリーナに堆積することなく吸収部材に誘導され、吸収される。従って、クリーナが液体で飽和することがないため、クリーナとしての機能が低下することがない。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記吸収部材は、前記クリーナよりも吸収性の高い材質からなる。
この発明によれば、吸収部材は、クリーナよりも吸収性の高い材質からなるため、クリーナが清掃し、吸収した液体は、クリーナに堆積することなく、積極的に吸収部材に誘導される。従って、クリーナが液体で飽和することがないため、クリーナとしての機能が低下することがない。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭して清掃するワイパ手段に対して摺接して、前記ワイパ手段に付着する液体を清掃する液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、前記ワイパ手段に対して摺接し、該ワイパ手段に付着する液体を掻き落として下側に誘導するクリーナを有し、前記クリーナは、その先端摺接部が前記ワイパ手段に常に当接している。
この発明によれば、クリーナは、その先端摺接部がワイパ手段に常に当接しているので、ワイパ手段に付着した液体のみならず、例えば、ワイパ手段が液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭したときに飛散した液体も常にクリーナに吸収され、吸収部材に誘導される。また、例えば、クリーナがワイパ手段を清掃後にワイパ手段に残留した液体があったときにも、クリーナはワイパ手段から垂れてくる残留した液体を常に吸収保持することができる。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記クリーナは、その先端摺接部が前記ワイパ手段の先端部以外の箇所に常に当接している。
この発明によれば、クリーナは、その先端摺接部がワイパ手段の先端部以外の箇所に常に当接しているので、ワイパ手段の先端部がクリーナによって傷つくことがないため、ワイパ手段の寿命を延ばすことができる。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記ワイパ手段は上下方向に移動可能で、該ワイパ手段が上方に位置した状態で前記液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭可能にした。
この発明によれば、ワイパ手段が上下方向に移動し上方位置で液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭するので、ワイパ手段は上下方向に移動するだけでよく、その移動量を少なくすることができる。従って、液体噴射装置のワイパクリーニング装置を小型化することができる。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、上下方向に移動可能で上方に位置した状態で前記液体噴射ヘッドのノズル開口面を封止するキャッピング手段を有するとともに、前記クリーナの少なくとも一部が前記キャッピング手段に当接可能に設けられる。
この発明によれば、クリーナがキャッピング手段に当接しているので、クリーナはキャッピング手段の外側に溜まったインクも吸収することができる。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記クリーナは、前記ワイパ手段と前記キャッピング手段の間に配置される。
この発明によれば、クリーナがワイパ手段とキャッピング手段の間に配置されるので、クリーナとワイパ手段とキャッピング手段を効率よく配置することができ、液体噴射装置のワイパクリーニング装置を小型化することができる。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記キャッピング手段は、前記液体噴射ヘッドのノズル開口面を封止していない状態で、前記クリーナ側が下になるように傾斜して配置される。
この発明によれば、キャッピング手段はクリーナ側が下になるように傾斜しているので、キャッピング手段の外側に付着したインクはクリーナ側に流れてくる。従って、ワイパ手段側にクリーナを配置するだけで、キャッピング手段の外側全周のインクを吸収することができる。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記クリーナは、吸収体と、その吸収体を支持する支持部材とを備えた。
この発明によれば、クリーナは、吸収体と、その吸収体を支持する支持部材とを備えたので、吸収体により液体を吸収しながらも、その吸収体は支持部材に支持されているため、ワイパ手段との当接が解かれることがない。
本発明の液体噴射装置のワイパクリーニング装置は、前記支持部材は、板状に形成され、切欠き部が設けられている。
この発明によれば、支持部材は、板状に形成され、切欠き部が設けられているため、例えば、クリーナがワイパ手段から液体を掻き落としたときにワイパ手段から飛散した液体を、切欠き部から露出した吸収体にて吸収することができる。従って、液体噴射装置のワイパクリーニング装置の周囲が液体によって汚染されることがない。
第1実施形態におけるプリンタの斜視図。 同じく、メンテナンスユニットの斜視図。 同じく、メンテナンスユニットの要部斜視図。 同じく、初期位置におけるワイピング装置の側面図。 同じく、クリーニング後のワイピング装置の側面図。 第2実施形態におけるメンテナンスユニットの要部斜視図。 同じく、初期位置におけるメンテナンスユニットの断面図。 同じく、吸引クリーニング時におけるメンテナンスユニットの断面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したワイピング装置の第1実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1に示すように、液体噴射装置としてのプリンタ1は、上側が開口する略直方体形状のフレーム2を備えている。フレーム2には、プラテン3が架設されており、図示しない紙送り機構により、このプラテン3上を記録媒体である紙Pが給送されるようになっている。プラテン3の下方には、使用した液体としてのインクを貯留する廃液タンクTが設けられている。
そして、フレーム2にはプラテン3と平行にガイド部材4が架設されており、このガイド部材4には、キャリッジ5がガイド部材4の軸線方向に移動可能に挿通支持されている。また、このキャリッジ5は、タイミングベルト6を介してキャリッジモータ7に駆動連結されており、キャリッジモータ7の駆動によってガイド部材4に沿って往復移動されるようになっている。
また、キャリッジ5上には、第1及び第2のインクカートリッジC1,C2が搭載されている。第1のインクカートリッジC1は内部にブラックインクを収容している。第2のインクカートリッジC2は、内部に各カラーインクを収容している。第1及び第2のインクカートリッジC1,C2はキャリッジ5に着脱可能に装着される。
キャリッジ5のプラテン3に対向する面には、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッド8が搭載されている。記録ヘッド8の下面には図示しないノズルとしてのノズル列の開口が形成されている。各ノズル列は、各インクにそれぞれ対応しており、図示しない圧電素子の駆動により、紙P上にインク滴が吐出されるようになっている。また、フレーム2内であって非印刷領域には、メンテナンスユニット11が備えられている。メンテナンスユニット11は、記録ヘッド8が印刷のためにインクを吐出していないときに、印刷不良を防止するためのクリーニングを行う。
このメンテナンスユニット11について図2〜図5に従って詳しく説明する。図2はメンテナンスユニット11の全体斜視図、図3はメンテナンスユニット11の要部斜視図、図4及び図5はメンテナンスユニット11の要部側面図である。なお、図2に示すメンテナンスユニット11は、蓋部を取り外した要部を示している。
図2に示すように、メンテナンスユニット11は、ケース12を備えている。このケース12内には、駆動モータ13及び伝達機構14を備えている。駆動モータ13は、正逆回転可能なモータである。伝達機構14は、駆動モータ13に駆動連結するギヤ機構15及び円筒カム16等からなり、駆動モータ13の駆動力を、ケース12内に備えられているキャッピング装置17、吸引ポンプ18及びワイパクリーニング装置としてのワイピング装置19に伝達するようになっている。
キャッピング装置17は、図示しない昇降機構を備え、収容部26に収容されている。昇降機構は、伝達機構14の駆動によってキャップ21を昇降させるようになっている。キャップ21は、上方が開口した箱状に形成されており、昇降機構の駆動により上方位置に移動した際に、メンテナンスユニット11上方に移動した記録ヘッド8のノズル開口面を封止するようになっている。また、キャップ21底面には、図示しない連通チューブが接続されており、このチューブの一端は吸引ポンプ18に接続されている。吸引ポンプ18は、チューブポンプであって、そのチューブがキャップ21に接続された前記連通チューブに接続されている。
キャッピング装置17及び吸引ポンプ18は、記録ヘッド8のノズルからインクを強制的に排出させる、いわゆる吸引クリーニングを行う。吸引クリーニングを行う際は、記録ヘッド8のノズル開口面をキャップ21にて封止した状態で吸引ポンプ18を駆動させ、チューブ内の空気、インク等の流体を排出する。その結果、記録ヘッド8を封止したキャップ21内に負圧が蓄積され、記録ヘッド8のノズル内のインク、気泡等、及びノズル開口面に付着したインク、塵埃等がキャップ21内に排出される。この吸引クリーニングにより、ノズルの目詰まり、インク滴の吐出不良等が防止される。キャップ21に排出されたインクは、前記連通チューブ及び吸引ポンプ18のチューブを介して、廃液タンクT(図1参照)に送り出される。
図3及び図4に示すように、ワイピング装置19は、ワイパ手段としてのワイパ部材36と、クリーナとしてのワイパクリーナ38と、収容部26内であってケース12の底面に敷設された吸収部材としてのインク吸収材40とを備えている。
ワイパ部材36は、エラストマ等の可撓性部材から構成され、その上端部がX矢印方向に鉤状に形成された払拭部42と、その払拭部42を支持し上下方向に移動させる支持部43とを備えている。
支持部43の一側面下部には、アーム部43aが形成され、そのアーム部43aにピンPNが形成されている。このピンPNは、前記円筒カム16の図示しないカム溝に沿って摺動することにより、支持部43が昇降、すなわちワイパ部材36(払拭部42)が昇降するようになっている。本実施形態では、クリーニングを行った後、キャリッジ5の反X矢印方向の移動により記録ヘッド8が印刷領域側に移動する際に、支持部43(払拭部42)が、図4に示すような初期位置から、図5に示すような上方位置に移動することにより、払拭部42が記録ヘッド8のノズル開口面を摺動するようになっている。このとき、鉤状の払拭部42の先端部は、キャリッジ5の移動方向と反対側を向いている。その結果、払拭部42によってノズル開口面に付着したインク、塵埃が掻き取られ、掻き取られたインクが払拭部42を伝って下方に流れ落ちる。
図3に示すように、ワイパクリーナ38は、クランク状に延出形成され、前記ワイパ部材36のX矢印方向側に配置されている。クランク状のワイパクリーナ38は、金属製の支持部材としての固定板44の一側面に、例えば、ポリビニルアルコール(PVA)のスポンジ等から形成される吸収体46を固着した構成になっている。すなわち、吸収体46は、固定板44に支持固定されている。固定板44には切欠き部48が切欠き形成されており、該切欠き部48からは吸収体46が露出している。
図4及び図5に示すように、ワイパクリーナ38は、そのベース部38aがインク吸収材40に固設されている。ワイパクリーナ38はその先端が反X矢印方向に屈曲形成され、固定板44がワイパ部材36と所定の間隔を隔てて対峙するとともに、吸収体46の先端摺接部が固定板44から突出してワイパ部材36(払拭部42)のX矢印方向側の側面に常に当接している。
詳しくは、印刷中であってキャリッジ5が印刷領域に位置するときには、図4に示すように、支持部43(払拭部42)は初期位置にあり、吸収体46は、払拭部42の折曲部42aに当接している。そして、クリーニングを行った後、図5に示すように、キャリッジ5の反X矢印方向の移動により記録ヘッド8が印刷領域側に移動する際に、支持部43(払拭部42)が上方位置に移動するときには、吸収体46は、払拭部42の基端部42bに当接している。
従って、払拭部42は、上下方向に移動するとき、ワイパクリーナ38の吸収体46に摺接しながら上下動する。このため、払拭部42が掻き取ったインクは、ワイパクリーナ38(吸収体46)に一旦吸収される。また、払拭部42がインクを掻き取ったときに飛散するインクは、切欠き部48から露出した吸収体46(ワイパクリーナ38)に一旦吸収される。そしてワイパクリーナ38に一旦吸収されたインクは、ワイパクリーナ38(吸収体46)を伝ってインク吸収材40に吸収される。
図3に示すように、インク吸収材40は、収容部26の底部に配設されており、シート状に形成された第1の層50及び第2の層51から構成されている。第1の層50は、パルプ繊維等のインクの吸収率が高い材質から構成されており、前記吸収体46よりもインクの吸収率が高くなっている。第2の層51は、第1の層50の上面に敷設されている。この第2の層51は、例えば、不織布、ポリビニルアルコール(PVA)のスポンジ等、いわゆる毛羽の発生が少ない材質から構成されている。また、図4及び図5に示すように、第1の層50の厚さH1は、第2の層51の厚さH2よりも大きくなっており、インク保持量が多くなるように形成されている。
次に、メンテナンスユニット11の作用について説明する。吸引クリーニングが実行される際には、キャリッジ5の移動により記録ヘッド8がメンテナンスユニット11上方まで移動する。記録ヘッド8がメンテナンスユニット11上方まで移動すると、キャリッジ5の動作に追従してキャップ21が記録ヘッド8のノズル開口面を封止する。さらに、駆動モータ13の駆動により吸引ポンプ18が回転すると、記録ヘッド8のノズルからキャップ21内にインクが排出され、吸引ポンプ18から廃液タンクTにインクが送り出される。
吸引クリーニングが終了すると、昇降機構によりキャップ21が下方位置に移動して記録ヘッド8から離間し、キャリッジ5が印刷領域側(反X矢印方向)に移動する。このとき、図5に示すように、ワイパ部材36の支持部43が上方位置に移動しており、メンテナンスユニット11側から印刷領域に移動する記録ヘッド8のノズル開口面を、払拭部42が摺動する。このとき、吸収体46は、払拭部42の基端部42bに当接しているので、払拭部42によって掻き取られたインクは、吸収体46を伝ってインク吸収材40に吸収される。そして、ワイパクリーナ38に備えられた吸収体46よりも、インク吸収材40の方が吸収率が高いため、吸収体46に一旦吸収されたインクはインク吸収材40へと誘導され、積極的に吸収されるようになっている。
また、図4に示すように、ワイパ部材36の払拭部42が初期位置にあるときにも、吸収体46の先端摺接部は払拭部42の折曲部42aに当接している。従って、ワイパ部材36の払拭部42がインクを掻き取ったときに飛散するインクや、ワイパクリーナ38が充分に清掃できなかった場合にワイパ部材36に残留し、垂れてくるインクも吸収することができる。
さらに、ワイパクリーナ38(吸収体46)の先端摺接部は、払拭部42の基端部42bから折曲部42aまで摺接するが、払拭部42の先端部には当接しない。従って、ワイパクリーナ38の吸収体46が払拭部42の先端部を傷つけることがないので、払拭部42(ワイパ部材36)の寿命を延ばすことができる。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ワイパクリーナ38が清掃したインクを、ワイパクリーナ38に備えられた吸収体46を介してインク吸収材40へと誘導する。従って、ワイパクリーナ38がワイパ部材36(払拭部42)を清掃したインクで飽和することがないので、その清掃機能が低下することがない。
(2)上記実施形態では、ワイパクリーナ38に備えられた吸収体46よりもワイパ部材36の下方に配設したインク吸収材40の吸収率を高くすることにより、ワイパクリーナ38(吸収体46)に吸収されたインクはワイパクリーナ38に堆積することなく、積極的にインク吸収材40に吸収される。従って、ワイパクリーナ38が飽和することがないため、その清掃機能が低下することがない。
(3)上記実施形態では、ワイパクリーナ38(吸収体46)の先端摺接部はワイパ部材36(払拭部42)に常に当接しているため、ワイパ部材36に付着したインクのみならず、例えば、ワイパ部材36が記録ヘッド8のノズル開口面を払拭したときに飛散したインクも常にワイパクリーナ38に吸収され、インク吸収材40に誘導される。また、ワイパクリーナ38がワイパ部材36を清掃後にワイパ部材36に残留したインクがあったときにも、ワイパクリーナ38はワイパ部材36から垂れてくる残留したインクを常に吸収保持することができる。
(4)上記実施形態では、ワイパクリーナ38(吸収体46)の先端摺接部は、払拭部42の基端部42bから折曲部42aまで摺接するが、ワイパ部材36(払拭部42)の先端部には当接しない。従って、ワイパクリーナ38がワイパ部材36の先端部を傷つけないため、ワイパ部材36の寿命を延ばすことができる。
(5)上記実施形態では、ワイパクリーナ38を延出形成してインク吸収材40に固設しているので、例えば、ワイパクリーナ38とワイパクリーナ38からインク吸収材40にインクを誘導する部材とを別に設けた場合と比較して、ワイピング装置19を小型化することができる。
(6)上記実施形態では、ワイパクリーナ38がワイパ部材36に当接するように吸収体46を固定板44で支持固定したので、吸収体46(ワイパクリーナ38)とワイパ部材36との当接が解かれることがない。
(7)上記実施形態では、吸収体46を固定板44で支持固定し、その固定板44に切欠き部48を設けた。これにより、ワイパ部材36(払拭部42)が記録ヘッド8のノズル開口面を払拭したときに、ワイパ部材36から飛散したインクは、切欠き部48から露出した吸収体46により吸収されるので、ワイピング装置19の周囲がインクによって汚染されることがない。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図6〜図8に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態において、第1実施形態と同一構成については同一符号を付し、その重複する説明を省略又は簡略する。
図6に第2実施形態のワイピング装置69の斜視図を示す。ワイピング装置69は、ワイパ手段としてのワイパ部材36と、クリーナとしてのワイパクリーナ78と、吸収部材としてのインク吸収材40とを備えている。ワイパクリーナ78は、クランク状に延出形成され、その一端がワイパ部材36の側面に当接している。ワイパクリーナ78の一部はX矢印方向に延出してキャップクリーナ79を形成している。ワイパクリーナ78とキャップクリーナ79とを備える吸収体86は、金属製の支持部材としての固定板84の一側面に固着された構成になっている。
図7及び図8に、図6のA−A断面におけるメンテナンスユニット61の断面図を示す。メンテナンスユニット61は、前記ワイピング装置69とキャッピング装置17を備える。キャッピング装置17は、収容部26に収納されており、キャップ21と、キャップ21に連結されているキャップ支持部材25と、図示しない昇降装置とを備える。キャッピング手段としてのキャップ21は、吸引クリーニング時に記録ヘッド8のノズル開口面に当接する当接部材22と、当接部材22を保持するホルダ23と、ホルダ23内に設けられた吸収材24とを備える。当接部材22は、例えば耐インク性及び可撓性を有するゴム等の合成樹脂で構成される。
そして、キャップ21は、図示しない昇降機構により駆動され、記録ヘッド8のノズル開口面を封止して吸引クリーニングを行う上方位置(図8)と、記録ヘッド8から下方へ退避する初期位置(図7)との間で上下方向に移動可能となっている。キャップ21の上下方向の移動量は、ワイパ部材36の上下方向の移動量とほぼ同じに設定されている。
キャップ21は、吸引クリーニング後の記録ヘッド8のノズル開口面を封止した状態から下方側に移動する際に当接部材22の一端から封止状態を開放するために、封止状態以外では図7のように傾斜して配置されている。当接部材22の一端から封止状態を開放することによって、開放時に必要な昇降機構の駆動力を低減できるとともに、当接部材22と記録ヘッド8との間にインク膜が形成され、インク膜が壊れて記録ヘッド8にインクが飛び散ることを防止できる。
キャップクリーナ79は、その先端がキャップ21方向に延出形成され、固定板84がワイパ部材36と所定の間隔を隔てて対峙するとともに、吸収体86の先端摺接部が固定板84から突出して当接部材22外側の側面に常に当接している。すなわち、印刷中であってキャリッジ5が印刷領域に位置するときには、図7に示すようにキャップ21は初期位置にあり、キャップクリーナ79の先端は当接部材22外側の先端側側面22aに当接している。そして、吸引クリーニング時であってキャリッジ5がメンテナンスユニット61の上方に位置するときには、図8に示すようにキャップ21は上方位置にあり、キャップクリーナ79の先端は当接部材22外側の基端部22bに当接している。
従って、キャップ21の当接部材22は上下方向に移動するとき、キャップクリーナ79に摺接しながら動く。このため、キャップクリーナ79は、吸引クリーニング後にキャップ21の外側に飛散もしくは垂れたインクを吸収することができる。キャップクリーナ79に吸収されたインクは、吸収体86を伝ってインク吸収材40に吸収される。
次に、メンテナンスユニット61の作用について説明する。吸引クリーニングが実行される際には、記録ヘッド8がメンテナンスユニット11上方まで移動し、キャップ21が昇降機構により上方位置に移動して記録ヘッド8のノズル開口面を封止する。そして、吸引ポンプ18の回転により、吸引クリーニングが実行される。吸引クリーニングが終了すると、昇降機構によりキャップ21が下方位置に移動して記録ヘッド8から離間する。このとき、キャップクリーナ79の先端は常に当接部材22外側に当接しているため、吸引クリーニング後にキャップ21の外側に飛散もしくは垂れたインクを吸収することができる。
次に、ワイパ部材36の支持部43が上方位置に移動し、キャリッジ5が反X矢印方向に移動する。そして、ワイパ部材36の払拭部42が、記録ヘッド8のノズル開口面上を摺動して、ノズル開口面に付着したインクを掻き取る。第1実施形態と同様にワイパ部材36に掻き取られたインクはワイパクリーナ78に吸収されて、吸収体86を伝ってインク吸収材40に吸収される。このとき、ワイパ部材36の掻き取りによって飛散したインクが当接部材22外側またはキャップクリーナ79に付着することがある。この場合は、当接部材22外側に付着したインクはキャップクリーナ79により吸収され、直接キャップクリーナ79に飛散したインクはそのままキャップクリーナ79に吸収される。そして、吸収されたインクは吸収体86を伝ってインク吸収材40に導かれる。
また、キャップ21が初期位置にあるときは、図7のようにキャップ21が傾斜している。このため、当接部材22外側にインクが付着した場合は、そのインクが、キャップクリーナ79側に流れて移動し、当接部材22外側の基端部22b周囲に溜まる。この場合も、次の吸引クリーニング時にキャップ21が上下動して、基端部22b周囲のインクをキャップクリーナ79が吸収する。つまり、キャップクリーナ79をキャップ21の一辺側に設けることにより、キャップ21の当接部材22全周の外側に付着したインクの清掃をすることができる。
さらに、キャップクリーナ79(吸収体86)の先端摺接部は、当接部材22外側の基端部22bから先端側側面22aまで摺接するが、当接部材22が記録ヘッド8と当接してノズル開口面を封止するための先端部22cには当接しない。従って、キャップクリーナ79の吸収体86が当接部材22の先端部22cを傷つけることがないので、ノズル開口面の封止機能を損なうことがない。
上記第2実施形態によれば、第1実施形態の効果(1)から(7)に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(8)第2実施形態では、ワイパクリーナ78の一部を延出してキャップクリーナ79を形成している。従って、ワイパクリーナ78とキャップクリーナ79とを別部材で設けた場合に比べてワイピング装置69を小型化することができる。
(9)第2実施形態では、ワイパクリーナ78とキャップクリーナ79を備えた吸収体86が、ワイパ部材36とキャップ21との間に配置されている。従って、吸収体86に対してワイパ部材36とキャップ21を効率よく配置することができ、メンテナンスユニット61を小型化することができる。
(10)第2実施形態では、キャップ21は、記録ヘッド8のノズル開口面を封止していない状態では、キャップクリーナ79側が下になるように傾斜して配置されている。従って、キャップ21の当接部材22の外側に付着したインクはキャップクリーナ79側に流れてくるため、キャップクリーナ79をキャップ21の一辺側に設けるだけで、キャップ21の当接部材22全周の外側に付着したインクの清掃をすることができる。
(11)第2実施形態では、キャップ21の上下方向の移動量とワイパ部材36の上下方向の移動量とがほぼ同じである。すなわち、ワイパクリーナ78がワイパ部材36側面を摺動する距離と、キャップクリーナ79がキャップ21の当接部材22外側を摺動する距離がほぼ同じである。従って、ワイパクリーナ78をワイパ部材36に常に当接させるとともに、キャップクリーナ79を当接部材22の外側に常に当接させることができる。これによって、キャップ21の当接部材22の外側に付着または飛散したインクを効率よく清掃することができる。
(12)第2実施形態では、ワイパ部材36の掻き取りによって飛散し、キャップ21の当接部材22外側またはキャップクリーナ79に付着したインクについても、キャップクリーナ79が吸収する。従って、吸引クリーニング時に付着または飛散したインクだけでなく、ワイパ部材36の掻き取りによって飛散したインクについても清掃することができる。
(13)第2実施形態では、キャップクリーナ79の先端摺接部は、当接部材22外側の基端部22bから先端側側面22aまで摺接するが、当接部材22が記録ヘッド8と当接してノズル開口面を封止するための先端部22cには当接しない。従って、キャップクリーナ79の吸収体86が当接部材22の先端部22cを傷つけることがないので、ノズル開口面の封止機能を損なうことがない。
(14)第2実施形態では、キャップクリーナ79がキャップ21の当接部材22の外側に当接するように吸収体86を固定板84で支持固定した。従って、キャップクリーナ79と当接部材22との当接が解かれることがない。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○第1及び第2実施形態では、吸収体46(ワイパクリーナ38)を延出形成してインク吸収材40に固設したが、これをワイパクリーナ38とは別に、吸収体46(ワイパクリーナ38)からインク吸収材40へとインクを誘導する部材を設けてもよい。
○第1及び第2実施形態では、インク吸収材40は、第1の層50及び第2の層51の2層で構成されていたが、1層または3層以上であってもよい。
○第1及び第2実施形態では、インク吸収材40は、吸収体46よりもインクの吸収率が高いものであったが、これを吸収体46とインクの吸収率が等しいものであってもよい。
○第1及び第2実施形態では、固定板44に切欠き部48を設けたが、切欠き部48を設けなくてもよい。
○第2実施形態では、キャップクリーナ79とワイパクリーナ78が同一の吸収体86により形成されているが、キャップクリーナ79とワイパクリーナ78を別の部材で構成してもよい。
○第2実施形態では、キャップクリーナ79を常にキャップ21の当接部材22に当接させたが、常に当接させずにキャップ21が移動する上下方向の何れかの位置で当接するように構成してもよい。例えば、キャップ21の移動量が大きいなどの理由で、キャップクリーナ79が当接部材22以外の部材に干渉しないように当接を解く必要もあり得る。
○第2実施形態では、キャップ21の一辺側にキャップクリーナ79を設けたが、キャップ21の四辺それぞれにあってもよいし、キャップ21を取り囲むように1つであってもよい。
○第2実施形態では、キャップ21の上下方向の移動量とワイパ部材36の上下方向の移動量とをほぼ同じに構成したが、移動量を同じにしなくてもよい。
○第2実施形態では、記録ヘッド8のノズル開口面を封止していない状態では、キャップ21が傾斜して配置されているが、キャップ21がノズル開口面と平行に配置されていてもよい。
○第1及び第2実施形態では、液体噴射装置として、インクを噴射するプリンタ(ファクシミリ、コピア等を含む印刷装置)について説明したが、他の液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。また、流体(液体)もインクに限られず、他の流体(液体)に応用してもよい。
1…プリンタ、5…キャリッジ、8…記録ヘッド、11,61…メンテナンスユニット、17…キャッピング装置、18…吸引ポンプ、19,69…ワイピング装置、21…キャップ、36…ワイパ部材、38,78…ワイパクリーナ、40…インク吸収材、42…払拭部、43…支持部、44,84…固定板、46,86…吸収体、48…切欠き部、79…キャップクリーナ。

Claims (10)

  1. ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭して清掃するワイパ手段に対して摺接して、前記ワイパ手段に付着する液体を清掃する液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記ワイパ手段に対して摺接し、該ワイパ手段に付着する液体を掻き落として下側に誘導するクリーナと、
    前記クリーナの下側に当接して配設され、前記クリーナにて誘導された前記液体を吸収する吸収部材と
    を設けたことを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  2. 請求項1に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記吸収部材は、前記クリーナよりも吸収性の高い材質からなることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  3. ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭して清掃するワイパ手段に対して摺接して、前記ワイパ手段に付着する液体を清掃する液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記ワイパ手段に対して摺接し、該ワイパ手段に付着する液体を掻き落として下側に誘導するクリーナを有し、
    前記クリーナは、その先端摺接部が前記ワイパ手段に常に当接していることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  4. 請求項3に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記クリーナは、その先端摺接部が前記ワイパ手段の先端部以外の箇所に常に当接していることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記ワイパ手段は上下方向に移動可能で、該ワイパ手段が上方に位置した状態で前記液体噴射ヘッドのノズル開口面を払拭可能にしたことを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  6. 請求項5に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    上下方向に移動可能で上方に位置した状態で前記液体噴射ヘッドのノズル開口面を封止するキャッピング手段を有するとともに、前記クリーナの少なくとも一部が前記キャッピング手段に当接可能に設けられることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  7. 請求項6に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記クリーナは、前記ワイパ手段と前記キャッピング手段の間に配置されることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  8. 請求項7に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記キャッピング手段は、前記液体噴射ヘッドのノズル開口面を封止していない状態で、前記クリーナ側が下になるように傾斜して配置されることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記クリーナは、吸収体と、その吸収体を支持する支持部材とを備えたことを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
  10. 請求項9に記載の液体噴射装置のワイパクリーニング装置において、
    前記支持部材は、板状に形成され、切欠き部が設けられていることを特徴とする液体噴射装置のワイパクリーニング装置。
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