JP4930089B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
この種のインクジェットプリンタにおいて、正常にインク滴が吐出されているかを検査する方法としては、インクノズルから帯電インクを吐出させ、ヘッドキャップに備わる検査板または吸収材に着弾したときに発生する電流変化を検査するインク滴吐出検査方式がある。
ところで、印字休止時では、印字ヘッドのノズル形成面にヘッドキャップを密着させて保護しているが、このノズル形成面にヘッドキャップを密着させると、ヘッドキャップからノズル形成面にインクが転写されてインク滴となり、ヘッドキャップの密着が繰り返されると、付着したインク滴が成長する。
このため、インク滴吐出検査にて、ノズル形成面に付着したインク滴がヘッドキャップに接近、あるいは接触することにより、電流変化の検出が良好に行われず、検査不良を生じることがある。
また、インク滴吐出検査時におけるノズル形成面とヘッドキャップとの間隔を広くすれば、ノズル形成面のインク滴による検査不良を回避することができるが、この場合、インク滴吐出検査の精度が低下してしまう。
図1は本発明の実施形態に係る記録装置であるインクジェットプリンタの外観斜視図、図2は図1に示したインクジェットプリンタからプリンタケースを取り外した状態の斜視図、図3は図2に示したヘッドメンテナンス機構の全体斜視図、図4は図2に示したヘッドメンテナンス機構の分解斜視図、図5及び図6は図2に示したヘッドメンテナンス機構の要部斜視図である。
また、インクカートリッジカバー7を開くと、カートリッジ装着部15が開放状態になり、このカートリッジ装着部15へのインクカートリッジ17の着脱が可能になる。
インク供給チューブ33の他端は、キャリッジ23上に装備されたダンパユニット34に接続されている。このダンパユニット34は、インクジェット印字ヘッド21に接続された背圧調整ユニット35に接続されている。
そして、ヘッドキャップ機構60とワイパ機構50と第1の吸収部材101とインク吸引機構70とが連動可能なように動力伝達機構80が配設されている。
円筒カム82は、ハウジング41に垂設された支軸43に、下部カムホイール83及び上部カムホイール84と、間欠歯車85と、摩擦歯車86とを嵌装することにより構成されている。
下部カムホイール83の底面には、ハウジング41の底面に形成された所定長さの円弧溝に係合する係合突起が突設されており、この下部カムホイール83を有限回転させる。
上部カムホイール84の上面には、間欠歯車85に形成された所定長さの円弧溝に係合する係合突起が突設されており、この上部カムホイール84を間欠歯車85に追従回転させる。
間欠歯車85の上方には、この間欠歯車85の上面に摩擦係合する摩擦歯車86が配置されており、この摩擦歯車86はコイルばね88により間欠歯車85側へ押圧付勢されている。
これにより、円筒カム82が回転することに伴い、ヘッドキャップ機構60のスライダ64とワイパ機構50のスライダ52は、それぞれ対応するカム溝に従ってスライドするようになっている。
スライダ64の上端凹部には、先端部分にヘッドキャップ63が固定されたキャップホルダ62がスライダ64に対し進退移動できるように保持されている。
インク滴吐出検査が開始されると、印字ヘッド21が、ヘッドキャップ63の真上に移動し、この状態にて、ヘッドキャップ63が上昇し、印字ヘッド21のノズル形成面21aに対してヘッドキャップ63が位置決めされた状態に配置される(ステップS01)。
具体的には、印字ヘッド21のノズル形成面21aとヘッドキャップ63のリップ部96の先端との間に所定寸法Aの隙間が形成され、また、印字ヘッド21のノズル形成面21aとヘッドキャップ63の吸収材95の上面との隙間が、インク滴吐出検査を良好に行うのに十分狭い所定寸法Bとされる(図9参照)。
そして、電圧を印加した状態にて、実際に印加されている電圧を検出し、この印加電圧と、予め定められた電圧のしきい値とが比較される(ステップS03)。なお、電圧のしきい値は、インク滴吐出検査を実行した際に、検査結果を確実に検出することが可能な最低限の電圧である。
具体的には、まず、退避位置のワイパ51が、印字ヘッド21のノズル形成面21aからはみ出し量s分だけ印字ヘッド21側に移動したワイピング位置まで上昇され、この状態にて印字ヘッド21が印字領域側へ向かって移動される。これにより、ワイパ51が、印字ヘッド21のノズル形成面21a上をはみ出し量sに応じた撓み量をもって摺動し、ノズル形成面21a上に付着したインクをワイパ51自体に転移させることによって払拭する。その後、ワイパ51が退避位置まで下降され、印字ヘッド21が再びヘッドキャップ63の真上に移動される。
その後、ヘッドキャップ63を下降させ、インク滴吐出検査を終了する(ステップS06)。
具体的には、印字ヘッド21のノズル形成面21aにヘッドキャップ63を密着させるキャッピング処理の回数が所定回数以上である場合に、ワイパ51によってノズル形成面21aを払拭し、インク滴吐出検査を行う。
そして、この場合も、不必要にワイピング処理を行うことなく高精度にインク滴吐出検査を行うことができる。
Claims (2)
- 印字ヘッドのノズル形成面をワイパによって払拭するワイピング手段と、印字ヘッドに対して隙間をあけて配置させたヘッドキャップに、インクノズルから帯電インクを吐出させてヘッドキャップ内での電流変化に基づいて前記インクノズルからのインク滴の吐出状態を検査するインク滴吐出検査手段とを備えた記録装置であって、
前記インク滴吐出検査手段によるインク滴吐出検査の実行前にワイピング処理が必要と判断されると、前記インクノズルからインクを吸引するインク吸引処理も前記インクノズルからのインクの吐出も行なうことなく、前記ワイピング手段によって前記ノズル形成面が払拭されることを特徴とする記録装置。 - 前記印字ヘッドの前記ノズル形成面に前記ヘッドキャップを密着させるキャッピング処理の回数が所定回数以上である場合に、前記ワイピング手段によって前記ノズル形成面が払拭されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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JP2007035453A JP4930089B2 (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 記録装置 |
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JP2007035453A JP4930089B2 (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 記録装置 |
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