JPH0924617A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0924617A
JPH0924617A JP7197994A JP19799495A JPH0924617A JP H0924617 A JPH0924617 A JP H0924617A JP 7197994 A JP7197994 A JP 7197994A JP 19799495 A JP19799495 A JP 19799495A JP H0924617 A JPH0924617 A JP H0924617A
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JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
ink
wiping
wiper blade
absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7197994A
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English (en)
Inventor
Toyoki Sasaki
豊紀 佐々木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェット記録ヘッドの噴射ノズル開口
面を拭き取ってワイパブレードに付着したインクを拭き
取るクリーニング部材の拭き取り性能を高める。 【構成】 ワイパブレード53は、記録ヘッドの噴射ノ
ズル開口面を拭き取って付着したインクを、多孔質のク
リーニング部材56に擦り付ける。クリーニング部材5
6は、拭き取り面から離れた位置で支持部材55に圧縮
状態に取り付けられ、多数の孔が高密度になっている。
インクは、毛細管現象による毛細管力、つまり吸収力が
大きい高密度側へ移動する。クリーニング部材の拭き取
り面にはインクが停滞することがなく、良好な拭き取り
性能を長期に亙って維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドを拭き
取るワイパブレードと、このワイパブレードに付着した
インクを拭き取るクリーニング部材とを備えたインクジ
ェット記録装置に関し、特にクリーニング部材によるワ
イパブレードに付着したインクの良好な拭き取り性能を
維持するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドに設けた複数の噴射ノ
ズルからインクを噴射させて、文字や画像を用紙に記録
するインクジェット記録装置においては、噴射ノズルか
らインクを噴射させる際に、噴射インクの一部が記録ヘ
ッドの噴射ノズル開口面に徐々に付着するようになり、
この付着したインクにより、記録する文字や画像の品質
が低下するという不都合が生じることから、記録ヘッド
の噴射ノズル開口面を清掃するクリーニング装置を設け
たもの提案されている。
【0003】例えば、特開平3─293151号公報に
は、プラテンと並行に設けられたブレード軸にシリコン
ゴムからなるワイパーを回動可能に取り付け、そのワイ
パーの直ぐ下側に、ワイパーに付着したインクを拭き取
るように、親水性の多孔質材料からなるインク吸収体を
設けるとともに、そのインク吸収体に接触状に親水性の
多孔質材料からなるインク伝達部材を設け、更にそのイ
ンク伝達部材に親水性の多孔質材料からなる排インク吸
収体を接触状に設け、ブレード軸の回動による、記録ヘ
ッドの噴射ノズル開口面の拭き取り駆動により、ワイパ
ーに付着したインクがインク吸収体で拭き取られる。即
ち、インク吸収体に付着したインクは、毛細管現象によ
り、乾いたインク伝達部材に移送され、更に乾いた排イ
ンク吸収体に移送されるようにして、インク吸収体によ
るワイパーに付着したインクの良好な拭き取りを長期間
に亙って維持できるようにしたインクジェット記録装置
が提案されている。
【0004】また、特開平6─218940号公報に
は、複数の噴射ノズルを設けた記録ヘッドの一側面に、
高吸収率を有する第1の吸収体を取り付けるとともに、
その第1の吸収体の下側に、第1の吸収体と接触可能に
高吸収率を有する第2の吸収体が取り付けられ、清掃ブ
レードを駆動して記録ヘッドの噴射ノズル開口面を清掃
したときに、清掃ブレードに付着したインクが第1の吸
収体で拭き取られ、キャッピング手段による上方へのキ
ャッピング時に、第2の吸収体が上側の第1の吸収体に
接触することで、毛細管現象により、第1の吸収体で吸
収したインクが第2の吸収体に移送されるようにして、
清掃ブレードに付着したインクの良好な拭き取りを長期
間に亙って維持できるようにしたインクジェット記録装
置が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平3─293
151号公報に記載のインクジェット記録装置において
は、ワイパーに付着したインクを拭き取るインク吸収体
に加えて、そのインク吸収体に接触状のインク伝達部材
や、そのインク伝達部材に接触状の排インク吸収体を設
けているので、部品点数が増加するだけでなく、これら
インク吸収体やインク伝達部材や排インク吸収体の材料
費や製造コストだけでなく、組付けコストなどを含む種
々のコストがコスト高になること、これらインク伝達部
材とインク伝達部材と排インク吸収体との相互における
接触面積が小さいことから、インク伝達部材や排インク
吸収体の各々の吸収性能が劣ること、などの問題があ
る。
【0006】また、特開平6─218940号公報に記
載のインクジェット記録装置においても同様に、ワイパ
ーに付着したインクを拭き取る第1の吸収体に加えて、
その第1の吸収体に接触状の第2の吸収体を設けている
ので、部品点数が増加すること、これら第1及び第2の
吸収体の材料費や製造コストだけでなく、組付けコスト
などがコスト高になること、これら第1の吸収体と第2
の吸収体との接触面積が小さく、しかも第1の吸収体の
第2の吸収体と接触する下端部に移動したインクだけ
を、両吸収体の接触時に限って第2の吸収体で吸収する
ので、第2の吸収体による吸収性能が劣り、第1の吸収
体において、拭き取ったインクのインク成分が残存する
ようになり、第1の吸収体の拭き取り性能が悪化するこ
と、などの問題がある。
【0007】本発明の目的は、記録ヘッドの噴射ノズル
開口面を拭き取ってワイパブレードに付着したインクを
拭き取るクリーニング部材の拭き取り性能を高め得るイ
ンクジェット記録装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るインクジ
ェット記録装置は、記録ヘッドに設けた複数の噴射ノズ
ルから、インクカートリッジに収容したインクを噴射さ
せて用紙に記録する記録手段を備えたインクジェット記
録装置において、記録ヘッドの噴射ノズル開口面を全面
に亙って拭き取り可能な可撓性を有するワイパブレード
と、ワイパブレードで噴射ノズル開口面を拭き取るよう
に記録ヘッドとワイパブレードを相対駆動させる駆動手
段と、ワイパブレードに接触可能な位置に設けられた多
孔質の弾力性を有するクリーニング部材であって、ワイ
パブレードに付着したインクを拭き取るクリーニング部
と、そのクリーニング部と連設されそのクリーニング部
より高密度多孔質の吸収部とを有するクリーニング部材
とを備えたものである。
【0009】作用について説明すると、ワイパブレード
に接触可能な位置に設けられ、多孔質の弾力性を有する
クリーニング部材は、クリーニング部とこれに連設され
た高密度多孔質の吸収部とを有しているので、そのクリ
ーニング部により、記録ヘッドの噴射ノズル開口面を拭
き取ってワイパブレードに付着したインクが拭き取られ
る一方、多数の孔が高密度になっている吸収部において
は、毛細管現象による毛細管力、つまり吸収力がクリー
ニング部よりも大きいことから、吸収部はクリーニング
部のインクを効率良く且つ迅速に吸収することができ
る。即ち、ワイパブレードを拭き取ったインクがクリー
ニング部に残留することがなく、クリーニング部による
良好な拭き取り性能を長期に亙って維持することができ
る。
【0010】請求項2に係るインクジェット記録装置
は、請求項1の発明において、前記吸収部は、クリーニ
ング部に対し、クリーニング部の拭き取り面から直交方
向へ拭き取り面の長さよりも小さい距離だけ離れた位置
に、拭き取り面の長さと略同長に形成されたものであ
る。
【0011】作用について説明すると、請求項1と同様
の作用を奏するが、前記吸収部は、クリーニング部に対
し、クリーニング部の拭き取り面から直交方向へ拭き取
り面の長さよりも小さい距離だけ離れた位置に、拭き取
り面の長さと略同長に形成されているので、吸収部は、
クリーニング部に近接状に且つ拭き取り面の長さと略同
長であり、拭き取り面で拭き取られたインクの全てを、
吸収部で一気に且つ迅速に吸収することができる。
【0012】請求項3に係るインクジェット記録装置
は、請求項1又は請求項2の発明において、前記吸収部
は、クリーニング部と一体の多孔質材料を圧縮状態にし
たものである。作用について説明すると、請求項1又は
請求項2と同様の作用を奏するが、前記吸収部は、前記
クリーニング部と一体の多孔質材料を圧縮状態にしたの
で、クリーニング部材はクリーニング部と吸収部とを兼
ね備えて簡単に製作できる上、部品数を少なくできるこ
とから、組付け作業を簡単化できる上、クリーニング部
材の材料費や製作コスト、更には組付けコストなどを含
む種々のコストを大幅に低減することができる。
【0013】請求項4に係るインクジェット記録装置
は、請求項3の発明において、前記クリーニング部材を
支持する支持部材を設け、この支持部材に、クリーニン
グ部材の複数の吸収部を圧縮状態に保持する複数の圧縮
保持部を設けたものである。作用について説明すると、
請求項3と同様の作用を奏するが、前記クリーニング部
材を支持する支持部材を設け、この支持部材に、クリー
ニング部材の複数の吸収部を圧縮状態に保持する複数の
圧縮保持部を設けたので、支持部材に設けた圧縮保持部
で複数の吸収部を簡単に設けることができ、しかも圧縮
保持部の数を増減するだけで、吸収部の吸収力を自在に
調節することができる。
【0014】請求項5に係るインクジェット記録装置
は、請求項3の発明において、前記クリーニング部材を
支持する支持部材を設け、この支持部材に、クリーニン
グ部材の一端側の帯状の吸収部を圧縮状態に保持する1
対の圧縮保持壁を設けたものである。
【0015】作用について説明すると、請求項3と同様
の作用を奏するが、前記クリーニング部材を支持する支
持部材を設け、この支持部材に、クリーニング部材の一
端側の帯状の吸収部を圧縮状態に保持する1対の圧縮保
持壁を設けたので、支持部材に設けた1対の圧縮保持壁
で帯状の吸収部を簡単に設けることができ、しかも帯状
の吸収部により、拭き取り面で拭き取られたインクの全
てを、吸収部で一気に且つ迅速に吸収することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1に示すように、イン
クジェット記録装置1は、基本的に、その本体ケース2
内に、プラテン10と、インクカートリッジ45に収容
したインクを記録ヘッド35に設けた複数の噴射ノズル
36から噴射させて用紙Pに記録する記録機構20と、
その記録ヘッド35の噴射ノズル開口面35aを拭き取
るクリーニング機構50と、クリーニング機構50のワ
イパ支持部材51を回動駆動するワイパ駆動機構60と
を設けたものである。
【0017】前記プラテン10は、図1・図2に示すよ
うに、左右方向向きに配設され、そのプラテン軸11の
左右両端部において、各側壁板3,4に回転可能に枢支
され、プラテン軸11の左端部には、プラテンギヤ12
が取り付けられている。そして、側壁板3には、プラテ
ンギヤ12に噛合する第1従動ギヤ14と、第2従動ギ
ヤ15とを有する複合ギヤ13が回転可能に枢支され、
その第2従動ギヤ15に噛合する駆動ギヤ16はフィー
ドモータ17に取り付けられている。即ち、フィードモ
ータ17が所定回転方向に駆動されて駆動ギヤ16が回
転することにより、複合ギヤ13とプラテンギヤ12と
を介してプラテン10が所定の用紙送り方向に駆動され
る。
【0018】次に、インクの噴射により用紙Pに記録す
る記録機構20について、図1〜図4に基づいて説明す
る。前後方向向きに配設されたキャリッジ21は、プラ
テン10と並行に配設されたガイドロッド22によりそ
の後端部が左右方向移動自在に支持されるとともに、そ
のガイドロッド22と並行に配設されたガイドレール2
3によりその前端部が左右方向移動自在に支持されてい
る。
【0019】一方、キャリッジ21の駆動範囲の左端部
には従動プーリー24が図示外のフレームに枢支される
ととに、その右端部にはキャリッジ駆動モータ26に取
り付けた駆動プーリー25が設けられ、無端状のタイミ
ングベルト27がこれら両プーリー24,25に掛け渡
され、キャリッジ21の下端部においてこのタイミング
ベルト27に連結されている。そして、キャリッジ駆動
モータ26が回転駆動されると、これら両プーリー2
4,25とタイミングベルト27とを介して、キャリッ
ジ21が、これらガイドロッド22及びガイドレール2
3に支持されて、記録方向(右方向)及び反記録方向
(左方向)に移動駆動される。
【0020】前記キャリッジ21上には、図3・図4に
示すように、前端部と上部が開放された箱状のヘッドホ
ルダー30が載置され、このヘッドホルダー30内に
は、インクを収容したインクカートリッジ45が着脱可
能に装着されている。そして、図3・図5に示すよう
に、そのヘッドホルダー30の後端壁30aの後側の略
中央部には、斜め傾斜状の記録ヘッド35が取り付けら
れており、この記録ヘッド35内には、複数本のインク
供給路が形成されるとともに、記録ヘッド35の後端面
には、多数の噴射ノズル36が傾斜した直線状に形成さ
れている。前記後端壁30aには、前方に突設するマニ
ホールド40が形成され、そのマニホールド40の内部
には、記録ヘッド35に連通するインク通路41が形成
されるとともに、その外側はゴム製の連結部材42で覆
われている。
【0021】前記インクカートリッジ45は、ヘッドホ
ルダー30に着脱可能な箱状であり、その内部には、記
録用のインクを十分に浸み込ませたウレタンフォームか
らなるインク収容材46が収容されている。また、イン
クカートリッジ45の後端壁の中央部には、円形のイン
ク供給口47(図4参照)が形成されており、インクカ
ートリッジ45をヘッドホルダー30に装着したときに
は、連結部材42で覆われたマニホールド40がそのイ
ンク供給口47を挿通してインク収容材46に後方から
押圧状に接触する。これにより、インク収容材46のイ
ンクがマニホールド40を介して記録ヘッド35に供給
されるようになっている。このとき、連結部材42がイ
ンク供給口47内に密着状に連結されることにより、イ
ンク収容材46のインクがそのインク供給口47から漏
れるのを防止されている。
【0022】次に、プラテン10よりも左側、即ち非記
録領域に設けられ、記録ヘッド35の噴射ノズル開口面
35aをクリーニングするクリーニング機構50につい
て、図1・図2・図6に基づいて説明する。プラテン1
0の直ぐ左側には、ワイパ支持部材51が立設され、補
助フレーム5に固着された枢支軸52により、鉛直軸回
りに回動可能且つ上下移動可能に枢支されている。ワイ
パ支持部材51の右側面には、シリコンゴムなどからな
る板状で可撓性を有するワイパブレード53の略後半部
が取り付けられ、その前半部はワイパ支持部材51から
前方に突出しており、ワイパブレード53の前端部で記
録ヘッド35の噴射ノズル開口面35aを拭き取り可能
になっている。
【0023】ところで、ワイパ支持部材51の直ぐ左側
には、クリーニング部材56を支持する支持部材55が
立設され、その支持部55aで補助フレーム5に固着さ
れている。支持部材55には、図7・図8に示すよう
に、その上下両端部において、対向する1対の保持部5
5b,55cが夫々形成されるとともに、3つの圧縮保
持部55dが夫々凸状に一体形成されている。そして、
スポンジなどからなる多孔質の弾力性を有し且つ3箇所
にスリット57が形成されたクリーニング部材56が、
これら2組の保持部55b,55cで形成される取り付
け領域内に押し込んで取り付けられている。
【0024】即ち、図8に示すように、このクリーニン
グ部材56には、支持部材55で支持されていない先端
部分に、ワイパブレード53に付着したインクを拭き取
るクリーニング部56aが形成されるとともに、各スリ
ット57に対応する圧縮保持部55dを夫々割り込ませ
て挿入することで、その取り付け領域内におけるスポン
ジの複数の孔を高密度に圧縮した吸収部56bが、クリ
ーニング部56aに近接状に設けられている。ここで、
クリーニング材56は、ワイパブレード53がクリーニ
ング位置に回動したときに、その先端部に付着したイン
クをクリーニング部56aの先端部の拭き取り面56c
で拭き取り可能な位置に位置しており、吸収部56b
は、クリーニング部56aに対し、クリーニング部56
aの拭き取り面56cから直交方向へ、拭き取り面56
cの長さよりも小さい距離だけ離れた位置に、拭き取り
面56cの長さと同長に形成されている。
【0025】このように、吸収部56bは、クリーニン
グ部56aと一体の多孔質材料を圧縮状態にしたので、
クリーニング部材56はクリーニング部56aと吸収部
56bとを兼ね備えて簡単に製作できる上、部品数を少
なくできることから、組付け作業を簡単化できる上、ク
リーニング部材56の材料費や製作コスト、更には組付
けコストなどを含む種々のコストを低減することができ
る。しかも、圧縮保持部55dの数を増減するだけで、
吸収部56bの吸収力を自在に調節することができる。
【0026】次に、そのワイパブレード53で噴射ノズ
ル開口面35aを拭き取るように駆動するワイパ駆動機
構60について、図1・図2・図6に基づいて説明す
る。前記ワイパ支持部材51には、上下方向に延びる回
動部材61が固着され、その回動部材61の下端部に
は、第1アーム62と、この第1アーム62よりも一段
低い第2アーム63とが夫々水平に且つ所定の開角を設
けて形成されるとともに、ストッパピン64が取り付け
られている。そして、ワイパ支持部材51は、そのスト
ッパピン64が補助フレーム5のストッパ面5aに当接
して反時計回りの回動が規制された図2に示す拭き取り
位置から、図10に示す待機位置を経て図11に示すク
リーニング位置に亙って回動可能になっており、用紙P
への記録動作中には、図2の拭き取り位置に保持される
ように、図示外の引っ張りバネにより付勢されている。
【0027】補助フレーム5には、図6に示すように、
ワイパ支持部材51を支持する高さが異なる2つの第1
及び第2支持面5b,5cが形成され、これら両支持面
5b,5cに繋がる垂直な待機位置規定面5dが夫々形
成されている。待機位置規定面5dは第2アーム63と
係合可能な高さであり、ワイパ支持部材51つまりワイ
パブレード53を、待機位置に位置決めするようになっ
ている。
【0028】一方、図5に示すように、キャリッジ21
の後端部には、左右方向に延びる駆動部材65が水平に
取り付けられている。この駆動部材65には、略L字状
に切欠かれた切欠き部65aが形成され、駆動部材65
の左端面である第1駆動面65bと、切欠き部65aの
垂直壁である第2駆動面65cとが夫々形成されてい
る。更に、駆動部材65の後端面がアーム摺動面65d
として、駆動部材65の上端面は第1支持面5bよりも
高くなっているアーム支持面65eとして、またアーム
支持面65eの右端部分には傾斜面65fが夫々形成さ
れている。
【0029】次に、キャリッジ21の非記録位置への移
動により、記録ヘッド35の噴射ノズル開口面35aを
クリーニングするクリーニング機構50の作用について
説明する。図示外の制御装置により、受信した画像デー
タに基づいて、キャリッジ駆動モータ26が駆動され
て、キャリッジ21を、プラテン10に対応する記録範
囲内で往復移動させながら、記録ヘッド35のインク供
給路47のインクを噴射ノズル36から噴射させて、供
給された用紙P上に文字や画像が記録される。そして、
例えば、各用紙Pの記録が完了する毎に、噴射ノズル開
口面35aには、記録に供されなかった不要なインクが
付着しているので、キャリッジ21がプラテン10より
も左側である非記録位置の方向(左方向)に移動され
て、クリーニング作動が開始される。
【0030】キャリッジ21が非記録位置の方向に移動
されると、図2に示すように、第1アーム62の先端部
が駆動部材65の第1駆動面65bに当接し、図9に示
すように、キャリッジ21の左方への移動に応じて、第
1アーム62が平面視で時計回り方向に回動するので、
第2アーム63が一段下の第2支持面5c上を摺動しな
がら、ワイパ支持部材51が待機位置の方向へ回動され
る。次に、図10に示すように、キャリッジ21の左方
への移動に応じて、第1アーム62の先端部が第1駆動
面65bからアーム摺動面65dに切り換わって摺動す
る。このとき、第2アーム63は切欠き部65aを移動
する。
【0031】次に、図11に示すように、キャリッジ2
1の左方への移動に応じて、第2アーム63が第2駆動
面65cに当接したとき以降においては、ワイパ支持部
材51がクリーニング位置まで時計回り方向に大きく回
動されて、ワイパブレード53の先端部がクリーニング
部材56のクリーニング部56aに押圧付勢される。こ
のとき、ワイパブレード53が可撓性であり、またクリ
ーニング部材56は弾力性を有しているので、ワイパブ
レード53の先端部は撓みながらクリーニング部56a
に擦り付けることになり、ワイパブレード53に付着し
たインクがそのクリーニング部56aに確実に拭き取ら
れるとともに、クリーニング部56aはその拭き取った
インクを直ぐに吸収する。
【0032】そして、図12に示すように、キャリッジ
21が左方へ更に移動されると、第2アーム63の先端
がアーム摺動面65dから外れたときに、ワイパ支持部
材51は、図示外の引っ張りバネにより反時計回り方向
に回動することで、第2アーム63が待機位置規定面5
dに係合して、その待機位置に保持される。そして、次
の記録動作る為に、キャリッジ21が右方へ移動された
ときには、傾斜面65fが第1アーム62の下側に移動
するので、その傾斜面65fにより第1アーム62を介
してワイパ支持部材51が上方に移動して、第2アーム
63と待機位置規定面5dとの係合が外れて、図13に
示すように、ワイパ支持部材51は、ストッパピン64
がストッパ面5aに当接する拭き取り位置まで一気に反
時計回り方向に回動する。
【0033】更に、キャリッジ21が右方へ更に移動さ
れると、図14に示すように、ワイパ支持部材51の拭
き取り位置よりも反時計回り方向への回動が規制されて
いる状態なので、ワイパブレード53は撓みながら、そ
の先端部で記録ヘッド35の噴射ノズル開口面35aに
付着した全てのインクが確実に拭き取られ、ワイパブレ
ード53の先端部に付着している。このとき、第2アー
ム63は第1支持面5bで支持されるとともに、第1ア
ーム62は第1駆動面65bに係合可能になっている。
即ち、用紙Pへの記録直前に、噴射ノズル開口面35a
に付着した全てのインクがワイパブレード53で拭き取
られ、そのワイパブレード53に付着したインクは、用
紙Pへの記録が完了する毎に、ワイパ支持部材51が前
述したようにクリーニング位置まで回動することによ
り、クリーニング部材56のクリーニング部56aで綺
麗に拭き取られる。
【0034】次に、クリーニング部材56による拭き取
り作用について、図8に基づいて説明する。前述したよ
うに、ワイパブレード53が可撓性であり、またクリー
ニング部材56は弾力性を有する多孔性材料なので、ワ
イパ支持部材51がクリーニング位置まで回動したとき
には、ワイパブレード53の先端部は撓みながらクリー
ニング部56aに擦り付けることになり、ワイパブレー
ド53に付着したインクがそのクリーニング部56aの
拭き取り面56cで確実に拭き取られるとともに、その
拭き取られたインクは、クリーニング部56aの内部に
浸透しながら吸収される。
【0035】ここで、複数の孔を高密度に圧縮した吸収
部56bがクリーニング部56aに近接状に一体的に設
けられているので、クリーニング部56aの内部に吸収
したインクは、毛管現象による毛管力つまり吸収力がク
リーニング部56aよりも高い吸収部56bに迅速に移
送されて吸収される。このように、クリーニング部56
aと、これに近接状に設けられた高密度多孔質の吸収部
56bとを有するクリーニング部材56を設けたので、
そのクリーニング部56aの拭き取り面56cにより、
ワイパブレード53に付着したインクが綺麗に拭き取ら
れる一方、多数の孔が高密度に形成さた吸収部56bに
おいては、毛細管現象による毛細管力、つまり吸収力が
クリーニング部56aよりも大きいことから、ワイパブ
レード53を拭き取ったインクがクリーニング部56a
に残留することなく吸収部56bに迅速に移送され、ク
リーニング部56aによる良好な拭き取り性能を長期に
亙って維持することができる。
【0036】ところで、図15に示すように、クリーニ
ング部材71と、これを支持する支持部材70とを変更
して設けてもよい。即ち、支持部材70に、上下方向に
延びる1対の圧縮保持壁70a,70bを夫々一体に形
成し、これら1対の圧縮保持壁70a,70bによる保
持壁間距離を、クリーニング部材71の幅寸法よりも小
さくするようにし、これら1対の圧縮保持壁70a,7
0bで形成される取り付け領域内に、スポンジなどから
なるクリーニング部材71を押し込んで取り付けるよう
にしてもよい。この場合、これら1対の圧縮保持壁70
a,70bにより圧縮状態に保持された帯状の吸収部7
1bが形成される。なお、1対の圧縮保持壁70a,7
0bをそれぞれ側面視櫛歯状に形成し、クリーニング部
材71を複数箇所で圧縮するようにしてもよい。
【0037】即ち、前記実施形態と同様に、クリーニン
グ部71の拭き取り面71cにより、ワイパブレード5
3に付着したインクが綺麗に拭き取られる一方、多数の
孔が高密度に形成さた帯状の吸収部71bにおいては、
毛細管現象による毛細管力、つまり吸収力がクリーニン
グ部71aよりも大きいことから、ワイパブレード53
を拭き取ったインクがクリーニング部71aに残留する
ことなく吸収部71bに迅速に移送され、クリーニング
部71aによる良好な拭き取り性能を長期に亙って維持
することができる。
【0038】尚、前記クリーニング部材56,71は、
多孔質の弾性力を有するクリーニング部と、このクリー
ニング部と別体のクリーニング部よりも高密度多孔質の
吸収部とを連設したものであってもよく、記録ヘッド3
5の噴射ノズル開口面35aをワイパブレード53で拭
き取った直後に、そのワイパブレード53に付着したイ
ンクをクリーニング部材56,71で拭き取るように構
成するなど、前記実施形態に関し、既存の技術や当業者
に自明の技術に基いて種々の変更を加えることもあり得
る。
【0039】
【発明の効果】請求項1に係るインクジェット記録装置
によれば、記録手段を備えたインクジェット記録装置に
おいて、ワイパブレードと、記録ヘッドとそのワイパブ
レードを相対駆動する駆動手段と、クリーニング部とこ
れに連設された高密度多孔質の吸収部とを有するクリー
ニング部材とを設け、そのクリーニング部により、ワイ
パブレードに付着したインクが拭き取られる一方、多数
の孔が高密度に形成さた吸収部においては、毛細管現象
による毛細管力、つまり吸収力がクリーニング部よりも
大きいことから、ワイパブレードを拭き取ったインクが
クリーニング部に残留することなく吸収部に移送され、
クリーニング部による良好な拭き取り性能を長期に亙っ
て維持することができる。
【0040】請求項2に係るインクジェット記録装置に
よれば、請求項1と同様の効果を奏するが、前記吸収部
は、クリーニング部に対し、クリーニング部の拭き取り
面から直交方向へ拭き取り面の長さよりも小さい距離だ
け離れた位置に、拭き取り面の長さと略同長に形成され
ているので、吸収部は、クリーニング部に近接状に且つ
拭き取り面の長さと略同長であり、拭き取り面で拭き取
られたインクの全てを、吸収部で一気に且つ迅速に吸収
することができる。
【0041】請求項3に係るインクジェット記録装置に
よれば、請求項1又は請求項2と同様の効果を奏する
が、前記吸収部は、前記クリーニング部と一体の多孔質
材料を圧縮状態にしたので、クリーニング部材はクリー
ニング部と吸収部とを兼ね備えて簡単に製作できる上、
部品数を少なくできることから、組付け作業を簡単化で
きる上、クリーニング部材の材料費や製作コスト、更に
は組付けコストなどを含む種々のコストを大幅に低減す
ることができる。
【0042】請求項4に係るインクジェット記録装置に
よれば、請求項3と同様の効果を奏するが、前記クリー
ニング部材を支持する支持部材を設け、この支持部材
に、クリーニング部材の複数の吸収部を圧縮状態に保持
する複数の圧縮保持部を設けたので、支持部材に設けた
圧縮保持部で複数の吸収部を簡単に設けることができ、
しかも圧縮保持部の数を増減するだけで、吸収部の吸収
力を自在に調節することができる。
【0043】請求項5に係るインクジェット記録装置に
よれば、請求項3と同様の効果を奏するが、前記クリー
ニング部材を支持する支持部材を設け、この支持部材
に、クリーニング部材の一端側の帯状の吸収部を圧縮状
態に保持する1対の圧縮保持壁を設けたので、支持部材
に設けた1対の圧縮保持壁で帯状の吸収部を簡単に設け
ることができ、しかも帯状の吸収部により、拭き取り面
で拭き取られたインクの全てを、吸収部で一気に且つ迅
速に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る、インクジェット記録
装置の概略斜視図である。
【図2】クリーニング機構を示すインクジェット記録装
置の部分平面図である。
【図3】記録機構の側面図である。
【図4】ヘッドホルダとインクカートリッジの斜視図で
ある。
【図5】記録機構の背面図である。
【図6】クリーニング装置を示すインクジェット記録装
置の概略部分正面図である。
【図7】クリーニング部材及び支持部材の分解斜視図で
ある。
【図8】図7のA─A線縦断側面図である。
【図9】ワイパ支持部材の待機位置への回動開始時のク
リーニング機構の部分平面図である。
【図10】ワイパ支持部材が待機位置に回動したときの
図9相当図である。
【図11】ワイパ支持部材がクリーニング位置に回動し
たときの図9相当図である。
【図12】ワイパ支持部材が再度待機位置に回動したと
きの図9相当図である。
【図13】ワイパ支持部材が拭き取り位置に回動したと
きの図9相当図である。
【図14】ワイパブレードによる噴射ノズル面の拭き取
り作動時の図9相当図である。
【図15】変更形態に係る図7相当図である。
【図16】図14のB─B線縦断側面図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 20 記録機構 21 キャリッジ 26 キャリッジ駆動モータ 30 ヘッドホルダー 35 記録ヘッド 36 噴射ノズル 45 インクカートリッジ 50 クリーニング機構 51 ワイパ支持部材 53 ワイパブレード 55 支持部材 55b 保持部 55c 保持部 55d 圧縮保持部 56 クリーニング部材 56a クリーニング部 56b 吸収部 56c 拭き取り面 60 ワイパ駆動機構 62 第1アーム 53 第2アーム 65 駆動部材 70 支持部材 70a 圧縮保持壁 70b 圧縮保持壁 71 クリーニング部材 71a クリーニング部 71b 吸収部 71c 拭き取り面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドに設けた複数の噴射ノズルか
    ら、インクカートリッジに収容したインクを噴射させて
    用紙に記録する記録手段を備えたインクジェット記録装
    置において、 前記記録ヘッドの噴射ノズル開口面を全面に亙って拭き
    取り可能な可撓性を有するワイパブレードと、 前記ワイパブレードで噴射ノズル開口面を拭き取るよう
    に前記記録ヘッドとワイパブレードを相対駆動させる駆
    動手段と、 前記ワイパブレードに接触可能な位置に設けられた多孔
    質の弾力性を有するクリーニング部材であって、ワイパ
    ブレードに付着したインクを拭き取るクリーニング部
    と、そのクリーニング部と連設されそのクリーニング部
    より高密度多孔質の吸収部とを有するクリーニング部材
    と、 を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記吸収部は、前記クリーニング部に対
    し、クリーニング部の拭き取り面から直交方向へ拭き取
    り面の長さよりも小さい距離だけ離れた位置に、拭き取
    り面の長さと略同長に形成されたことを特徴とする請求
    項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記吸収部は、前記クリーニング部と一
    体の多孔質材料を圧縮状態にしたものであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニング部材を支持する支持部
    材を設け、この支持部材に、クリーニング部材の複数の
    吸収部を圧縮状態に保持する複数の圧縮保持部を設けた
    ことを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記クリーニング部材を支持する支持部
    材を設け、この支持部材に、クリーニング部材の一端側
    の帯状の吸収部を圧縮状態に保持する1対の圧縮保持壁
    を設けたことを特徴とする請求項3に記載のインクジェ
    ット記録装置。
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