JP4888061B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
しかも、撥水加工領域内にある離隔位置において、ワイパをインク吐出面から離隔させるため、ワイピングにより掻き集められたインクがスムースにワイパに移動し、インク吐出面にインクがほとんど残らない。これにより、装置内がインクで汚染される問題をより確実に軽減することができる。
さらに、ワイパに付着しているインクをインク吸収体に吸収させることにより、ワイパに付着したインクを除去した後、再びインク吐出面をワイピングすることで、初めのワイピング後にインク吐出面に僅かに残ったインクを除去することができる。
2 インクジェットヘッド
2b インク吐出面
15 ホルダ
16 インク吸収体
28 ノズルの開口
30 ワイパ
31 フレーム(ワイパホルダ,スライド機構)
40 駆動モータ(第1の駆動源)
41 駆動モータ(第2の駆動源)
50 コントローラ(ワイピング制御手段,吸収体回転制御手段)
70 ガイドバー(ガイド,スライド機構)
71 タイミングベルト(エンドレスベルト,スライド機構)
72a,72b プーリ(スライド機構)
75 ガイドバーホルダ(第1のギア,ギア機構)
76 シャフト(第1及び第2のシャフト,スライド機構)
77 シャフト(スライド機構)
79 ギア(第2のギア,ギア機構)
80 駆動機構
116 インク吸収体
117 スクレーパ
140 回転モータ(回転駆動機構)
216 インク吸収体
217 スクレーパ
Claims (16)
- インクを吐出する複数のノズルの開口が形成されたインク吐出面を有するインクジェットヘッドと、
前記インク吐出面に付着したインクを払拭するワイパと、
前記インクジェットヘッド及び前記ワイパの少なくともいずれか一方を駆動する駆動機構と、
インク吸収体と、
前記ワイパを前記インク吐出面に接触させつつ前記インク吐出面の一端から他端に向かうワイプ方向に前記インクジェットヘッドに対して相対移動させると共に、前記他端と前記他端に最も近い前記ノズルの開口との間にある離隔位置において、前記ワイパを前記インク吐出面から離隔させるように、前記駆動機構を制御するワイピング制御手段と、
を備え、
前記インク吐出面は、撥水加工が施された撥水加工領域、及び、前記他端から前記他端に最も近い前記ノズルの開口までの範囲に、前記撥水加工領域と前記撥水加工が施されていない非撥水加工領域との境界を有し、
前記離隔位置は、前記境界と前記他端に最も近い前記ノズルの開口との間の、前記撥水加工領域内にあり、
前記ワイピング制御手段は、前記インク吐出面から離隔した前記ワイパに付着しているインクが前記インク吸収体により吸収され、その後、前記ワイパが前記離隔位置近傍であって前記離隔位置よりも前記ワイプ方向上流側から前記インク吐出面に接触しつつ前記ワイプ方向に相対移動するように、前記駆動機構を制御することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インクジェットヘッドが記録媒体の幅以上の長さを有し、
前記ワイピング制御手段は、前記ワイパを前記インクジェットヘッドの長手方向に沿って相対移動させるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記インクジェットヘッドにおける前記インク吐出面の前記一端と前記他端とを支持することによって前記インクジェットヘッドを保持するホルダをさらに備えており、
前記境界が前記インク吐出面の前記他端にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ホルダは、前記インクジェットヘッドにおける前記インク吐出面の前記一端を支持する一端支持部及び前記他端を支持する他端支持部を有し、
前記他端支持部における前記インク吐出面の前記他端と近接する部分がアール形状となっていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ワイピング制御手段は、前記ワイパを前記インク吐出面から離隔させる直前において前記ワイパが前記インク吐出面に接触したまま所定時間停止するように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ワイパが前記ワイプ方向に沿って前記インクジェットヘッドに対して相対移動するように前記駆動機構に駆動力を付与する第1の駆動源と、前記ワイパが前記インク吐出面と交差する方向に移動するように前記駆動機構に駆動力を付与する第2の駆動機構とが、別々に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記駆動機構が、前記ワイパを前記ワイプ方向に沿って移動させるスライド機構、及び、前記ワイパを前記インク吐出面と交差する方向に移動させるギア機構を有し、
前記スライド機構が、前記ワイパを支持するワイパホルダと、前記ワイパホルダを前記ワイプ方向に沿ってスライド可能に支持するガイドと、前記インクジェットヘッドを挟むように前記ワイプ方向に関して離隔配置された第1及び第2のシャフトと、前記第1及び第2のシャフトのそれぞれに固定されたプーリと、前記プーリに巻回されつつ前記プーリ間に張設され且つ前記ワイパホルダが固定されたエンドレスベルトと、を含み、前記第1のシャフトが前記第1の駆動源の駆動力によって回転すると、前記プーリの一方であって前記第1のシャフトに固定されたプーリが回転し、前記ベルトが走行することで、前記ワイパホルダが前記ガイドに支持されながら前記ワイプ方向にスライドし、
前記ギア機構が、前記第2のシャフトに回転可能に取り付けられ且つ前記ガイドが固定された第1のギアと、第2のギアと、を有し、前記第1のギアが前記第1のシャフトを中心とした円弧形状の一端面を有し、当該一端面に前記第2のギアが噛合しており、前記第2のギアが前記第2の駆動源の駆動力によって回転すると、前記第2のシャフト及び前記第1のギアが前記第1のシャフトを中心とした円弧形状に沿って移動し、前記ガイドに支持された前記ワイパホルダが前記インク吐出面と交差する方向に移動することを特徴とする請求項6に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ワイピング制御手段は、前記ワイパが前記インク吐出面から離隔した後であって再び前記インク吐出面に接触する前に、前記ワイパにおいて前記ワイプ方向に関する背面に付着しているインクが前記インク吸収体により吸収されるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ワイピング制御手段は、前記インク吐出面からの離隔後に再び前記インク吐出面に接触した後の前記ワイプ方向へのワイパの移動速度が、前記インク吐出面からの離隔前における前記ワイプ方向へのワイパの移動速度よりも小さくなるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ワイピング制御手段は、前記ワイパが前記インク吐出面からの離隔後に再び前記インク吐出面に接触しさらに前記ワイプ方向に相対移動した後、前記ワイパに付着したインクが前記インク吸収体により吸収されるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吸収体が、前記インクジェットヘッドを保持するホルダにおける前記インク吐出面の前記他端を支持する他端支持部に保持されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ワイパが可撓性を有しており、
前記ワイピング制御手段は前記ワイパの撓み量が変化するように前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記ワイピング制御手段は、前記インク吐出面からの離隔前よりも前記インク吐出面からの離隔後に再び前記インク吐出面に接触した後の方が前記ワイパの撓み量が小さくなるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項12に記載のインクジェット記録装置。
- 前記ワイピング制御手段は、前記インク吐出面からの離隔前よりも前記インク吐出面から離隔した前記ワイパに付着しているインクが前記インク吸収体により吸収されるときの方が前記ワイパの撓み量が大きくなるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項12又は13に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インク吸収体が円筒形状を有しており、
前記インク吸収体を中心軸の周りに軸回転させる回転駆動機構と、
前記インク吸収体の周面に当接する先端を有するスクレーパと、
前記インク吸収体が回転するように前記回転駆動機構を制御する吸収体回転制御手段と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。 - 前記インク吸収体を保持するスクレーパをさらに備え、
前記スクレーパの先端が露出しており、
前記ワイピング制御手段は、前記ワイパが前記スクレーパの先端に接触することによって前記ワイパに付着しているインクが前記スクレーパを介して前記インク吸収体に吸収されるように、前記駆動機構を制御することを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
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