JPH09220811A - インクジェット記録装置のワイパー装置 - Google Patents

インクジェット記録装置のワイパー装置

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JPH09220811A
JPH09220811A JP3192796A JP3192796A JPH09220811A JP H09220811 A JPH09220811 A JP H09220811A JP 3192796 A JP3192796 A JP 3192796A JP 3192796 A JP3192796 A JP 3192796A JP H09220811 A JPH09220811 A JP H09220811A
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JP
Japan
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cleaning member
wiper blade
ink
wiper
recording head
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JP3192796A
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Inventor
Masaaki Kawaura
正章 川浦
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録ヘッドの噴射ノズル開口
面を拭き取ってワイパーブレードに付着したインクを吸
収するクリーニング部材の吸収性能を高める。 【解決手段】 ワイパーブレード53は、記録ヘッドの
噴射ノズル開口面を拭き取って付着したインクを、多孔
質のクリーニング部材56に擦り付ける。クリーニング
部材56は、ワイパーブレード53との接触により軸5
5を中心に所定角度回転して、ワイパーブレード53と
の接触表面を逐次移動する。それによりインクをクリー
ニング部材56の外周全面から吸収し、吸収性能を高め
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置、特に記録ヘッドを拭き取るワイパブレードと、
このワイパブレードに付着したインクを吸収するクリー
ニング部材とを備えたワイパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録ヘッドに設けた噴射ノズルか
らインクを噴射させて、文字や画像を用紙に記録するイ
ンクジェット記録装置においては、噴射ノズルからイン
クを噴射させる際に、噴射インクの一部が記録ヘッドの
噴射ノズル開口面に徐々に付着するようになり、この付
着したインクにより、記録する文字や画像の品質が低下
するという不都合が生じることから、記録ヘッドの噴射
ノズル開口面を清掃するワイパー装置を設けたものが提
案されている。
【0003】例えば、特開平3−293151号公報に
は、プラテンと平行に設けられたブレード軸にシリコン
ゴムからなるワイパーブレードを取り付け、そのワイパ
ーブレードの直ぐ下側に、ワイパーブレードに付着した
インクを拭き取るように、親水性の多孔質材料からなる
インク吸収体を設けるとともに、そのインク吸収体に、
親水性の多孔質材料からなるインク伝達部材、さらに親
水性の多孔質材料からなる排インク吸収体を順次接触し
て設けたものが記載されている。そして、ワイパーブレ
ードの回動により記録ヘッドの噴射ノズル開口面を拭き
取り、そのワイパーブレードに付着したインクをインク
吸収体に吸収させ、さらにインク吸収体に付着したイン
クを、毛細管現象により、インク伝達部材に移送し、そ
して排インク吸収体に移送するようにして、インク吸収
体によるワイパーに付着したインクの収容能力を大きく
して良好な拭き取りを長期間に亙って維持できるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載のイン
クジェット記録装置においては、ワイパーブレードがイ
ンク吸収体の一定位置のみで接触するため、インクが毛
細管現象でインク吸収体内に広がっていくとしても、接
触位置でのインク含浸率が非常に高くなる。このため、
その位置でのインクの吸収性能が悪くなり、ワイパーブ
レードのインクが良好に拭き取れないことがある。
【0005】また、ワイパーブレードに付着したインク
を拭き取るインク吸収体に加えて、そのインク吸収体に
接触するインク伝達部材や、排インク吸収体を設けてい
るので、部品点数が増加するだけでなく、これらインク
吸収体やインク伝達部材、排インク吸収体の材料費や製
造コストだけでなく、組付けコストなどを含む種々のコ
ストがコスト高になる問題がある。
【0006】本発明は、記録ヘッドの噴射ノズル開口面
を拭き取ってワイパブレードに付着したインクを吸収す
るクリーニング部材の吸収性能を高めたインクジェット
記録装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
インクジェット記録装置は、記録ヘッドに設けた噴射ノ
ズルから、インクを噴射させて用紙に記録するインクジ
ェット記録装置において、前記記録ヘッドの噴射ノズル
開口面を拭き取る可撓性を有するワイパブレードと、前
記ワイパブレードに接触可能な位置に設けられ、ワイパ
ブレードに付着したインクを吸収するクリーニング部材
とを備え、前記クリーニング部材を、ワイパーブレード
との接触位置を逐次変えるように、ワイパーブレードに
対して移動可能としたものである。
【0008】これにより、記録ヘッドの噴射ノズルから
インクを噴射させた際に、噴射インクの一部が記録ヘッ
ドの噴射ノズル開口面に徐々に付着するが、この付着し
たインクがワイパーブレードで拭き取られる。そのワイ
パーブレードに付着したインクがクリーニング部材に吸
収されるに際して、クリーニング部材が、ワイパーブレ
ードとの接触位置を逐次変えるようにワイパーブレード
に対して移動される。結果、インクがクリーニング部材
に逐次異なる位置から吸収されて、インクの吸収性能が
高められる。
【0009】また、本発明の請求項2に係るインクジェ
ット記録装置は、上記構成において好ましくは、前記ワ
イパーブレードを、前記記録ヘッドの噴射ノズル開口面
を拭き取る位置と、前記クリーニング部材に接触する位
置とに移動可能とし、前記ワイパーブレードがクリーニ
ング部材に接触しながら移動することによって、前記ク
リーニング部材をワイパーブレードとの接触位置を逐次
変える方向に移動可能としたものである。
【0010】これにより、ワイパーブレードが、記録ヘ
ッドの噴射ノズル開口面を拭き取る位置からクリーニン
グ部材に接触する位置へ、あるいはその逆に移動し、そ
のワイパーブレードがクリーニング部材に接触しながら
移動することによって、クリーニング部材がワイパーブ
レードとの接触位置を逐次変える方向に移動される。つ
まり、ワイパーブレードの移動にともない、インクがク
リーニング部材の逐次異なる位置から吸収される。
【0011】また、本発明の請求項3に係るインクジェ
ット記録装置は、上記請求項2の構成において好ましく
は、前記クリーニング部材をその移動方向に無端状の外
周を有する構成とする。これにより、ワイパーブレード
の移動にともない、クリーニング部材を一方向に移動す
るだけで、インクがクリーニング部材の逐次異なる外周
位置から吸収される。
【0012】また、本発明の請求項4に係るインクジェ
ット記録装置は、上記請求項3構成において好ましく
は、前記クリーニング部材を、前記ワイパーブレードの
移動方向とほぼ直交する軸線の回りに回転可能な円筒形
とする。これにより、ワイパーブレードの移動にともな
い、クリーニング部材が一方向に回転され、インクがク
リーニング部材の逐次異なる外周位置から吸収される。
【0013】また、本発明の請求項5に係るインクジェ
ット記録装置は、上記請求項2構成において好ましく
は、前記記録ヘッドを搭載し記録行方向に移動可能なキ
ャリッジと、非記録領域においてそのキャリッジの移動
力を受けて、前記ワイパーブレードを前記2位置に移動
する駆動機構とをさらに備え、非記録領域においてキャ
リッジの移動力により、ワイパーブレードを介して前記
クリーニング部材を移動させる構成とする。
【0014】これにより、キャリッジの移動にもとづい
てワイパーブレードが、記録ヘッドの噴射ノズル開口面
を拭き取る位置からクリーニング部材に接触する位置
へ、あるいはその逆に移動し、そのワイパーブレードに
よって、クリーニング部材が上記のようにワイパーブレ
ードとの接触位置を逐次変える方向に移動される。
【0015】さらに、本発明の請求項6に係るインクジ
ェット記録装置は、上記請求項3構成において好ましく
は、前記クリーニング部材の外周に接触し、そのクリー
ニング部材の移動に追従して移動可能な第2のクリーニ
ング部材をさらに備える。これにより、ワイパーブレー
ドから前者のクリーニング部材に吸収されたインクが、
そのクリーニング部材と接触して移動する第2のクリー
ニング部材に吸収され、インクの吸収性能が長く維持さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
もとづいて説明する。
【0017】図1に示すように、インクジェット記録装
置1は、基本的に、その本体ケース2内に、インクを記
録ヘッド35から噴射させて用紙Pに記録する記録装置
20と、用紙Pを送る用紙送り装置10と、記録ヘッド
35の噴射ノズル開口面を拭き取るワイパー装置50と
を設けたものである。
【0018】用紙送り装置10は、図1、図2のよう
に、用紙を記録ヘッド35と対向する位置に支持するプ
ラテンを有し、そのプラテンは左右両端の軸部11にお
いて、各側壁板3,4に回転可能に枢支され、プラテン
軸11の左端部には、プラテンギヤ12が取り付けられ
ている。そして、側壁板3には、プラテンギヤ12にか
み合う第1従動ギヤ14と、第2従動ギヤ15とを有す
る複合ギヤ13が回転可能に枢支され、その第2従動ギ
ヤ15にかみ合う駆動ギヤ16はモータ17に取り付け
られている。つまりモータ17が所定方向に回転される
と、駆動ギヤ16、複合ギヤ13、プラテンギヤ12を
介して用紙送り装置10が所定の用紙送り方向に駆動さ
れる。
【0019】記録装置20について、図1にもとづいて
説明すると、キャリッジ21は、用紙送り方向と直交す
る方向に配設されたガイドロッド22、ガイドレール2
3により用紙Pと平行な面内において移動自在に支持さ
れている。そのキャリッジ21は、従動プーリー24と
キャリッジ駆動モータ26に取り付けた駆動プーリー2
5に掛け渡された無端状のタイミングベルト27によ
り、ガイドロッド22及びガイドレール23に沿って移
動駆動される。
【0020】キャリッジ21上には、箱状のヘッドホル
ダー30が載置され、このヘッドホルダー30の用紙送
り装置側の面には、図3、図4に示すように、記録ヘッ
ド35が取り付けられており、この記録ヘッド35内に
は、複数本のインク供給路が形成されるとともに、記録
ヘッド35の用紙送り装置側の面には、多数の噴射ノズ
ル36が傾斜した直線状に形成されている。記録ヘッド
35は、ヘッドホルダー30内に突設するマニホールド
40を備え、そのマニホールド40の内部には、記録ヘ
ッド35に連通するインク通路41が形成されるととも
に、その外側はゴム製の連結部材42で覆われている。
【0021】また、ヘッドホルダー30内には、インク
を収容したインクカートリッジ45が着脱可能に装着さ
れている。インクカートリッジ45の内部には、記録用
のインクを十分に含浸させたウレタンフォームからなる
インク収容材46が収容され、インクカートリッジ45
の後端壁の中央部には、インク供給口が形成されてお
り、インクカートリッジ45をヘッドホルダー30に装
着したとき、連結部材42で覆われたマニホールド40
がそのインク供給口に嵌合してインク収容材46に後方
から押圧状に接触する。これにより、インク収容材46
のインクがマニホールド40を介して記録ヘッド35に
供給されるようになっている。このとき、連結部材42
がインク供給口47に密着されることにより、インク収
容材46のインクがそのインク供給口47から漏れるの
が防止される。
【0022】ワイパー装置50は、用紙送り装置10よ
りも左側、すなわち非記録領域に設けられている。この
ワイパー装置50について、図1、図2、図5にもとづ
いて説明する。
【0023】用紙送り装置10の直ぐ左側には、補助フ
レーム5に立設された枢支軸52により、ワイパ支持部
材51が、キャリッジ21の移動方向とほぼ直交する軸
線回りに回転可能かつ同軸線方向にスライド移動可能に
支持されている。ワイパ支持部材51には、シリコンゴ
ムなどからなる板状で可撓性を有するワイパブレード5
3が記録ヘッドと対応する高さに取り付けられ、ワイパ
ーブレード53の自由端部は、ワイパ支持部材51の回
転にもとづいて、記録ヘッドの移動経路側に突出した位
置と、後述するクリーニング部材56に接触する位置と
に移動可能になっている。
【0024】ワイパ支持部材51の左側の補助フレーム
5上には、クリーニング部材56が軸55により、ワイ
パーブレードの自由端の移動方向とほぼ直交する軸線す
なわち枢支軸52と平行な軸線の回りに回転可能に支持
されている。クリーニング部材56は、ウレタンフォー
ムなどの多孔質の弾力性を有する材料で、回転方向に無
端状の外周面を有する形状すなわち円筒状に形成されて
いる。
【0025】図12に示すように、枢支軸52と軸55
の中心間の距離をL、枢支軸52の中心からワイパーブ
レード53の先端までの長さをW、クリーニング部材5
6の半径をRとしたとき、W<L<W+Rで、かつ望ま
しくはほぼW2≦L2−R2 の関係にあり、ワイパーブレ
ード53がクリーニング部材56に向けて回転したと
き、その先端がクリーニング部材56の枢支軸52側表
面に接触してたわむようになっている。クリーニング部
材56の中心軸線方向の長さは、ワイパーブレード53
の同方向の幅よりも十分大きい。
【0026】次に、そのワイパーブレード53を駆動す
るワイパ駆動機構60について説明する。
【0027】ワイパ支持部材51には、枢支軸52と平
行に下方すなわちキャリッジ側へ延びる回動部材61が
一体設けられ、その回動部材61の下端部には、第1突
起62と、この第1突起62よりも一段低い第2突起6
3とがキャリッジの移動経路側に突出してかつ所定の開
角を設けて形成されている。回動部材61にはストッパ
部64が設けられ、ワイパーブレード53は、そのスト
ッパ部64が補助フレーム5のストッパ面5aに当接し
て反時計回りの回動が規制された図2に示す記録ヘッド
の移動経路側に突出した位置から、図8に示すクリーニ
ング部材56に接触する位置に亙って回転可能になって
いる。ワイパー支持部材51は用紙Pへの記録動作中に
は、図2の突出位置に保持されるように、また枢支軸5
2の軸線方向下方にそれぞれ付勢されるように、図示し
ない引張りバネにより付勢されている。
【0028】補助フレーム5には、図5に示すように、
ワイパー支持部材51を支持する高さが異なる2つの第
1および第2支持面5b,5cが形成され、これら両支
持面5b,5cに繋がる垂直な待機位置規定面5dがそ
れぞれ形成されている。待機位置規定面5dは第2突起
63と当接可能な高さにあり、ワイパー支持部材51つ
まりワイパブレード53を、待機位置に位置決めするよ
うになっている。
【0029】一方、図4に示すように、キャリッジ21
の用紙送り装置側の面には、左右すなわちキャリッジの
移動方向に延びる駆動部材65が設けられている。この
駆動部材65には、略L字状に切欠かれた切欠き部65
aが形成され、駆動部材65の左端面である第1駆動面
65bと、切欠き部65aの垂直壁である第2駆動面6
5cとがそれぞれ高さを異にして形成されている。さら
に、駆動部材65の用紙送り装置側の端面が摺動面65
dとして、駆動部材65の上端面は第1支持面5bより
も高くなっている支持面65eとして、また支持面65
eの右端部分には傾斜面65fがそれぞれ形成されてい
る。
【0030】次に、記録ヘッド35の噴射ノズル開口面
35aをワイパー装置50で拭き取る動作を説明する。
【0031】図示しない制御装置により、受信した記録
データに基づいて、キャリッジ21を用紙Pに対応する
記録範囲内で往復移動させながら、記録ヘッド35の噴
射ノズル36からインクを噴射させて、用紙P上に文字
や画像が記録される。そして、例えば所定量の噴射動作
が行われる毎、あるいは所定周期毎に、噴射ノズル開口
面35aに付着している記録に供されなかったインクを
拭き取るために、キャリッジ21が用紙Pよりも左側の
非記録位置の方向に移動される。
【0032】キャリッジ21が非記録位置の方向に移動
されると、図2に示すように、第1突起62の先端部が
駆動部材65の第1駆動面65bに当接し、図6に示す
ように、キャリッジ21の左方への移動に応じて、第1
突起62が平面視で時計回りに回転するので、ワイパー
支持部材51も同方向へ回転される。この回転の途中、
回動部材61は図示しない引張りバネにより第1の支持
面5bから一段下の第2支持面5cへ移動する。次に、
図7に示すように、キャリッジ21のさらに左方への移
動に応じて、第1突起62の先端部が第1駆動面65b
から摺動面65dに切り換わって摺動する。このとき、
第2突起63は切欠き部65aを移動する。
【0033】さらに、図8に示すように、キャリッジ2
1の左方への移動に応じて、第2突起63が第2駆動面
65cに当接すると、ワイパ支持部材51が時計回りさ
らに回転されて、ワイパブレード53の先端部がクリー
ニング部材56に当接される。このとき、ワイパブレー
ド53が可撓性であり、またクリーニング部材56は弾
力性を有しているので、ワイパブレード53の先端部は
撓みながらクリーニング部材56に擦り付けることにな
り、ワイパブレード53に付着しているインクなどの汚
れがクリーニング部材56に拭き取られ、特にインクは
毛細管現象により吸収される。
【0034】このとき、クリーニング部材56は軸55
によって回転可能に支持されているので、図12に示す
ように、ワイパーブレード53がクリーニング部材56
と接触しながら移動することにより、クリーニング部材
56もその表面を同方向に移動する、つまり矢印K方向
に所定角度回転する。この実施形態の場合、ワイパー支
持部材51は、枢支軸52と軸55の中心を結ぶ線を越
えて回転することがないように、第2の突起63の長さ
が設定されており、後述するようにワイパーブレード5
3がクリーニング部材56から離れる方向へ逆回転する
とき、クリーニング部材56が逆回転することはない。
すなわち、クリーニング部材56はワイパーブレード5
3と接触する毎に、一方向にのみ所定角度ずつ回転す
る。
【0035】そして、図9に示すように、キャリッジ2
1が左方へさらに移動されると、第2突起63の先端が
摺動面65dから外れたときに、ワイパ支持部材51
は、図示しない引張りバネによりクリーニング部材56
から離れる方向すなわち反時計回りに回転し、第2突起
63が待機位置規定面5dに係合して、その待機位置に
保持される。
【0036】そして、次の記録動作のために、キャリッ
ジ21が記録領域方向(右方向)へ移動されたときに
は、傾斜面65fが第1突起62の下側に移動するの
で、その傾斜面65fにより第1突起62を介してワイ
パ支持部材51が上方に移動して、第2突起63と待機
位置規定面5dとの係合が外れて、図10に示すよう
に、ワイパ支持部材51は、図示しない引張りバネによ
りストッパ部64がストッパ面5aに当接する位置まで
一気に反時計回りに回転し、ワイパーブレード53が記
録ヘッド35の移動経路に突出する。
【0037】さらに、キャリッジ21が右方へ移動され
ると、図11に示すように、ワイパー支持部材51はそ
の位置よりも反時計回りの回動が規制されている状態な
ので、ワイパーブレード53は撓みながら、その先端部
で記録ヘッド35の噴射ノズル開口面35aに付着した
インクを拭き取る。
【0038】この後、第2突起63は第1支持面5bで
支持されるとともに、次回のキャリッジ21の非記録位
置への移動のために、第1突起62は第1駆動面65b
と対向する位置に戻る。
【0039】以上のように、この実施の形態では、ワイ
パーブレード53に付着したインクやその他の汚れをク
リーニング部材56で除去した後、ワイパーブレード5
3で記録ヘッド35を拭くため、記録ヘッドの噴射ノズ
ルにごみなどを押し付けることがない。また、ワイパー
ブレード53がクリーニング部材56に接触することに
よりクリーニング部材56が一方向に所定角度ずつ回転
し、キャリッジ21が非記録位置へ移動する毎にワイパ
ーブレード53との接触表面を逐次更新する。つまり、
インクをクリーニング部材56の外周全面に分散して吸
収することができ、高い吸収性能を長く維持することが
できる。
【0040】なお、クリーニング部材56は着脱可能に
設けられ、インクの吸収性能が低下したとき、交換する
ことができる。
【0041】図13〜18は、他の実施の形態を示すも
のである。この実施の形態では、記録ヘッド35Aはカ
ラー記録に対応して複数個設けられている。ワイパー装
置50Aは、基本的にはワイパー支持部材51A、クリ
ーニング部材56A、補助フレーム5Aからなる。補助
フレーム5Aは図13に示すように、インクジェット記
録装置のフレームに門状に突出して形成され、その上面
に枢支軸52Aが突出して形成されている。ワイパー支
持部材51Aはその枢支軸52Aに回転可能に支持され
ている。
【0042】ワイパー支持部材51Aの上部には、前記
実施の形態と同様にワイパーブレード53Aが設けられ
ている。クリーニング部材56Aは、前記実施の形態と
同様に円筒形に形成されている。ワイパーブレード53
Aの長さ、クリーニング部材56Aの径、枢支軸52A
とクリーニング部材56Aに中心間の距離は、前記実施
の形態と同様である。クリーニング部材56Aは図18
に示すように、軸55Aに設けられたラチェットホイー
ル71に爪72が弾性係合し、後述するようにワイパー
ブレード53Aが記録ヘッド側へ移動するときは回転せ
ず、その反対方向(矢印K方向)にのみ、そのワイパー
ブレード53Aに追従して回転するようになっている。
【0043】ワイパーブレード53Aを駆動するワイパ
ー駆動機構について説明すると、前記実施の形態と同様
に、ワイパー支持部材51Aの下部には回動部材61A
が設けられている。回動部材61Aは、第1突起62A
と、この第1突起62Aよりも一段低い第2突起63A
とがキャリッジの移動経路側に突出してかつ所定の開角
を設けて形成されている。回動部材61Aにはストッパ
部64A、64Bが設けられ、各ストッパ部に対応して
補助フレーム5Aにはストッパ面5Aa、5Abが設け
られ、ワイパー支持部材51Aは、それぞれ対応するス
トッパ部とストッパ面が当接する2位置の間で、回転可
能になっている。回動部材61Aと補助フレーム5Aの
間には、引張りバネ70がかけられ、ワイパー支持部材
51Aの回転にともない引張りバネ70の作用方向が枢
支軸52Aの延長線位置を越えることにより、ワイパー
支持部材51Aは、その越えた方向にストッパ部とスト
ッパ面が当接する位置まで引張りバネ70の付勢により
回転する。
【0044】一方、図13に示すように、キャリッジ2
1Aの用紙送り装置側の面には、駆動部材65Aが設け
られている。この駆動部材は、キャリッジの左右すなわ
ち移動方向に間隔をあけてかつそれぞれ第1突起62
A、第2突起62Bと対応する高さに設けられた第1駆
動部66、第2駆動部67から構成される。
【0045】次に、この実施の形態におけるワイパー装
置50Aの動作を説明する。
【0046】キャリッジ21Aが記録領域にあるとき、
ワイパー支持部材51Aは引張りバネ70の作用でスト
ッパ部64Bをストッパ面5Abに当接させた位置にあ
り、ワイパーブレード53Aの先端を、枢支軸52Aと
クリーニング部材56Aの中心を結ぶ線Hよりも、キャ
リッジ21から見て反対側に位置させ、好ましくはクリ
ーニング部材56Aの外周に接触させている。図14に
示すように、キャリッジ21が非記録位置へすなわち左
方向へ移動し、第2駆動部67が第1突起62Aに当接
すると、ワイパー支持部材51Aは時計回りに回転す
る。
【0047】その回転途中で、引張りバネ70の作用方
向が枢支軸52Aの延長線位置を越えると、ワイパー支
持部材51Aは、図15に示すようにストッパ部64A
とストッパ5Aaが当接する位置まで引張りバネ70の
付勢により回転する。また、ワイパーブレード53Aは
先端部を撓ませて、クリーニング部材56Aに擦りつけ
ながら枢支軸52Aとクリーニング部材56Aの中心を
結ぶ線Hを越える。これによりワイパーブレード53A
に残っているインクなどの汚れがクリーニング部材56
Aに拭き取られる。このとき、クリーニング部材56A
は回転しない。その後、ワイパーブレード53Aの先端
は記録ヘッドの移動経路側に突出する。そして、キャリ
ッジ21が図15の位置から移動方向を反転して図16
に示すように、右方向すなわち記録領域側へ移動しはじ
めると、ワイパーブレード53Aは撓みながら、記録ヘ
ッド35Aの噴射ノズル開口面に付着したインクを拭き
取る。キャリッジ21がさらに右方向に移動し、図17
に示すように第1駆動部66が第2突起63Aに当接す
ると、ワイパー支持部材51Aは反時計回りに回転し、
引張りバネ70の付勢によりストッパ部64Bをストッ
プ面5Abに当接させ停止する。そのときワイパーブレ
ード53Aは、クリーニング部材56Aの外周に接触し
ながら枢支軸52Aとクリーニング部材56Aの中心を
結ぶ線Hを越え、クリーニング部材56Aを矢印K方向
に所定角度回転させる。ワイパーブレードに付着したイ
ンクや汚れは、前記の実施の形態と同様にクリーニング
部材56Aに拭き取られる。このときもしワイパーブレ
ード53Aに残ったインクや汚れは、前述のようにキャ
リッジ21が非記録領域に移動するときに拭き取られ
る。
【0048】以上のように、ワイパーブレード53Aは
クリーニング部材56Aに対して往復移動により、表裏
両面とも先端を擦り付けるので、インクや汚れなどを残
すことなく拭き取ることができる。またこの実施の形態
では、ワイパーブレード53Aは記録ヘッド側からクリ
ーニング部材側へ戻ったとき、クリーニング部材56A
を所定角度回転し、クリーニング部材から記録ヘッド側
へ移動するとき回転しないので、ワイパーブレード53
Aに対するクリーニング部材56Aの接触表面が逐次更
新され、前記の実施の形態と同様にインクがクリーニン
グ部材56Aの外周全面から吸収され、高い吸収性能を
長く維持することができる。
【0049】図19はクリーニング部材のさらに他の実
施の形態を示すもので、このクリーニング部材56B
は、円筒形のケース57に着脱自在に収容され、ケース
の内面に沿って回転することができる。ケース57は、
一側を軸線方向に沿って切り欠いた開口58を有し、そ
の開口をとおしてワイパーブレード53Bとクリーニン
グ部材56Bとが接触するようになっている。
【0050】上記構成で、前述の実施の形態と同等の動
作を達成することができるが、さらに、多孔質材製の第
2のクリーニング部材56Cがクリーニング部材56B
と接し、クリーニング部材56Bの回転に追従して回転
するように構成することで、クリーニング部材56B内
のインクが第2のクリーニング部材56Cにも吸収さ
れ、高い吸収性能がさらに長く維持される。第2のクリ
ーニング部材56は、前記実施の形態と同様に軸で回転
自在に支持することもできる。
【0051】どの実施の形態も、クリーニング部材の表
面が逐次移動すればよいから、クリーニング部材を所定
厚さの環状に形成することもできる。
【0052】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るインクジェット
記録装置は、クリーニング部材をワイパーブレードとの
接触位置を逐次変えるように、ワイパーブレードに対し
て移動可能にしたものであるから、ワイパーブレードで
記録ヘッドから拭き取ったインクがクリーニング部材に
逐次異なる位置から分散して吸収される。その結果クリ
ーニング部材におけるインクの吸収性能が高められ、ワ
イパーブレードをきれいに保つことができる。
【0053】また、本発明の請求項2に係るインクジェ
ット記録装置は、上記構成においてさらにワイパーブレ
ードが、記録ヘッドの噴射ノズル開口面を拭き取る位置
からクリーニング部材に接触する位置へ、あるいはその
逆に移動し、そのワイパーブレードがクリーニング部材
に接触しながら移動することによって、クリーニング部
材がワイパーブレードとの接触位置を逐次変える方向に
移動される。つまり、特別な駆動源を設けることなくワ
イパーブレードの移動により、クリーニング部材を移動
することができ、簡単な構造でインクの吸収性能を高め
ることができる。
【0054】また、本発明の請求項3に係るインクジェ
ット記録装置は、請求項2の構成においてさらに、クリ
ーニング部材をその移動方向に無端状の外周を有する構
成とすることで、ワイパーブレードの移動によりクリー
ニング部材を一方向に移動するだけで、インクをクリー
ニング部材の逐次異なる外周位置から吸収させ、クリー
ニング部材におけるインクの吸収性能を高めることがで
きる。
【0055】また、本発明の請求項4に係るインクジェ
ット記録装置は、請求項3構成においてさらに、クリー
ニング部材を、ワイパーブレードの移動方向とほぼ直交
する軸線の回りに回転可能な円筒形とすることで、簡単
な構造ながらワイパーブレードの移動により、クリーニ
ング部材を一方向に回転し、インクをクリーニング部材
の逐次異なる外周位置から吸収させ、クリーニング部材
におけるインクの吸収性能を高めることができる。
【0056】また、本発明の請求項5に係るインクジェ
ット記録装置は、請求項2構成においてさらに、記録ヘ
ッドを搭載したキャリッジの移動にもとづいてワイパー
ブレードが、記録ヘッドの噴射ノズル開口面を拭き取る
位置からクリーニング部材に接触する位置へ、あるいは
その逆に移動し、そのワイパーブレードによって、クリ
ーニング部材をワイパーブレードとの接触位置を逐次変
える方向に移動するので、ワイパーブレード、クリーニ
ング部材の移動に特別な駆動源を設けることなく上記の
ようなインクの吸収性能の向上を達成することができ
る。
【0057】さらに、本発明の請求項6に係るインクジ
ェット記録装置は、請求項3構成においてさらに、クリ
ーニング部材の外周に接触し、そのクリーニング部材の
移動に追従して移動可能な第2のクリーニング部材をさ
らに備えることで、ワイパーブレードから前者のクリー
ニング部材に吸収されたインクを、そのクリーニング部
材と接触して移動する第2のクリーニング部材に吸収さ
せることができ、インクの吸収性能をより長く維持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る、インクジェット
記録装置の概略斜視図である。
【図2】ワイパー装置部分を示すインクジェット記録装
置の部分平面図である。
【図3】記録装置、用紙送り装置の側面図である。
【図4】記録装置の正面図である。
【図5】ワイパー装置部分の概略部分正面図である。
【図6】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図7】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図8】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図9】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図10】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図11】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図12】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図13】他の実施の形態に係る、インクジェット記録
装置の要部を分解して示す概略斜視図である。
【図14】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図15】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図16】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図17】ワイパー装置部分の動作説明図である。
【図18】クリーニング部材の軸部分の構成を示す水平
断面図である。
【図19】さらに他の実施の形態に係る、クリーニング
部材部分の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェット記録装置 20 記録装置 21 キャリッジ 26 キャリッジ駆動モータ 30 ヘッドホルダー 35 記録ヘッド 36 噴射ノズル 45 インクカートリッジ 50 ワイパー装置 51 ワイパ支持部材 53 ワイパブレード 56 クリーニング部材 60 ワイパ駆動機構 62 第1突起 53 第2突起 65 駆動部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドに設けた噴射ノズルから、イ
    ンクを噴射させて用紙に記録するインクジェット記録装
    置において、 前記記録ヘッドの噴射ノズル開口面を拭き取る可撓性を
    有するワイパブレードと、 前記ワイパブレードに接触可能な位置に設けられ、ワイ
    パブレードに付着したインクを吸収するクリーニング部
    材とを備え、前記クリーニング部材は、ワイパーブレー
    ドとの接触位置を逐次変えるように、ワイパーブレード
    に対して移動可能であることを特徴とするインクジェッ
    ト記録装置のワイパー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のものにおいて、前記ワ
    イパーブレードは、前記記録ヘッドの噴射ノズル開口面
    を拭き取る位置と、前記クリーニング部材に接触する位
    置とに移動可能であり、 前記ワイパーブレードがクリーニング部材に接触しなが
    ら移動することによって、前記クリーニング部材はワイ
    パーブレードとの接触位置を逐次変える方向に移動可能
    であることを特徴とするインクジェット記録装置のワイ
    パー装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のものにおいて、前記ク
    リーニング部材はその移動方向に無端状の外周を有する
    ことを特徴とするインクジェット記録装置のワイパー装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のものにおいて、前記ク
    リーニング部材は、前記ワイパーブレードの移動方向と
    ほぼ直交する軸線の回りに回転可能な円筒形をなしてい
    ることを特徴とするインクジェット記録装置のワイパー
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載のものにおいて、前記記
    録ヘッドを搭載し記録行方向に移動可能なキャリッジ
    と、 非記録領域においてそのキャリッジの移動力を受けて、
    前記ワイパーブレードを前記2位置に移動する駆動機構
    とをさらに備え、非記録領域においてキャリッジの移動
    力により、ワイパーブレードを介して前記クリーニング
    部材を移動させることを特徴とするインクジェット記録
    装置のワイパー装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のものにおいて、前記ク
    リーニング部材の外周に接触し、そのクリーニング部材
    の移動に追従して移動可能な第2のクリーニング部材を
    さらに備えることを特徴とするインクジェット記録装置
    のワイパー装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10235885A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Konica Corp インクジェットプリンタ
JP2005199528A (ja) * 2004-01-14 2005-07-28 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置
JP2010069717A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Olympus Corp インクジェット記録装置

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