JP3232135B2 - インクジェット・プリンタのプリントヘッド用ワイパー装置 - Google Patents

インクジェット・プリンタのプリントヘッド用ワイパー装置

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JP3232135B2
JP3232135B2 JP22330492A JP22330492A JP3232135B2 JP 3232135 B2 JP3232135 B2 JP 3232135B2 JP 22330492 A JP22330492 A JP 22330492A JP 22330492 A JP22330492 A JP 22330492A JP 3232135 B2 JP3232135 B2 JP 3232135B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16538Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット・プリン
タに関し、より詳細にはプリンタのプリントヘッドのた
めのワイパーの改良に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】インクジェット・プリンタ
は、プリントヘッドが設けられた交換可能なプリントカ
ートリッジを有している。カートリッジは、プリントヘ
ッドのノズルから紙等のプリント媒体に噴射されるイン
ク貯め(reservoir) を有する。このようなプリントカー
トリッジの動作は当業者には周知である。インクジェッ
ト・プリンタはプリントカートリッジの移動路の一端に
サービス・ステーションを有し、その上にプリントカー
トリッジが取り付けられている。サービス・ステーショ
ンは、ノズルの開口部を含むプリントヘッド表面から、
汚れ、乾燥したインク等を除去するためにプリントヘッ
ドを拭くワイパーを有する。また、プリントヘッドを覆
うキャップが設けられ、ノズル内のインクの乾燥を防止
する。カートリッジがサービス・ステーションに出入り
するたびに、ワイパーがプリントヘッドを拭く。従来の
ワイパーは、エチレンポリプロピレンジエンモノマー
(EPDM)等の弾性材料で成形される。ワイパーは、カー
トリッジの移動路内のプリンタシャーシに取り付けられ
る。一組の拭き取りエッジがワイパーの両側の先端部に
設けられる。拭き取りエッジは、カートリッジの移動路
に対して90°の角度をなしている。一方の拭き取りエッ
ジはプリントヘッド表面に接触した状態でステーション
に向かって移動し、インク、汚れ等をこの面からを拭き
取る。他方の拭き取りエッジは、カートリッジがステー
ションを離れるときこの面の拭き取りを行う。
【0003】カラー・インクはブラック・インクより粘
性が高いため、カラーカートリッジ・プリントヘッドに
対して効果的な拭き取りを行うことがより困難である。
拭き取りエッジは粒子やたまったインクをかき取る(scr
ape)が、粘性の高いインクはかき取られるよりむしろワ
イパーによって拡散される傾向がある。粘性の高いイン
クが拡散し少し経つと、それは元の液滴あるいはたまり
の状態に戻る。日本特許62-251145 号では、ワイパーブ
レードをモータによって回転するシャフトに取り付ける
ことによってこの問題を解決している。ブレードは、モ
ータによってシャフトが回転する際、プリントヘッド表
面を順にかき取っている。これによってプリントヘッド
が掃除されるが、この方法は複雑であり費用もかかる。
従来のワイパーのもう一つの問題点は磨耗が速い点であ
る。ワイパーの磨耗は他のすべての要因が同じであると
すると、ワイパーとプリントヘッド表面の間の垂直力に
比例する。また、ワイパーの磨耗は二つの面のうち柔ら
かい方の硬度、すなわちエラストマーのジュロメータに
比例する。したがって、ワイパーの磨耗を最適化するに
は、可能な限り硬いエラストマーを用い、垂直力をプリ
ントヘッドをきれいに拭き取れる範囲で可能な限り小さ
くしなければならない。しかし、エラストマーの硬度を
上げると、プリントヘッドに印加されるせん断力が大き
くなり、プリントヘッドの磨耗が生じる。
【0004】米国特許4,638,525 号には、自動車のウィ
ンドシールドに高ジュロメータのエラストマー・ワイパ
ーが設けられ、拭き取られる表面にかかるせん断力を減
少させる。ワイパー・ブレードはベースのすぐ上が細く
なった断面を有する。せん断拭き取り力がベースと対向
する拭き取りエッジに印加されると、ベースの慣性モー
メントが一定の断面を有するブレードに対して小さくな
る。つまり、ワイパーは細い部分で屈曲する傾向があ
る。剛性が小さくなるため、より少ないせん断力を拭き
取り表面に印加させるか、あるいはより高いジュロメー
タの材料を用いて同じせん断力を印加することができ
る。
【0005】この解決方法は、ブレードの相対的寸法お
よびスケールが小さいことからプリントヘッドのワイパ
ー・ブレードには適していない。このワイパーの典型的
な寸法は、 幅8mm、高さ7.5 mm、厚さ1.5 mmである。
ワイパーの厚さが狭くなった部分は、適切なワイパー剛
性を得るために非常に注意深くそして正確に形成しなけ
ればならない。この狭くなった部分の大きさが少しでも
変化すると、ワイパーの剛性が大きく変化するため、ワ
イパーが大量生産される場合、各部品間で拭き取り力(w
iping force)に大きなばらつきが生じる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、上述の問題点を解消
し、ワイパーの磨耗を最小化しながら、粘性の高いイン
クも容易に拭き取ることができ、拭き取り力のばらつき
がなく、均一になるように容易に製造できる構造である
インクジェット・プリンタのプリントヘッド用ワイパー
装置を提供することにある。
【0007】
【発明の概要】本発明は、インクジェット・プリンタの
双方向に駆動可能なカートリッジ上に形成したプリント
ヘッドのための一体形成の弾性(unitary elastomeric)
ワイパーからなる。このワイパーはその一端に拭き取り
エッジが形成された拭き取りビームを有する。拭き取り
ビーム(beam)の他端はベースに取り付けられる。ビーム
を貫通する穴は、拭き取りエッジに対して実質的に90°
をなす軸を有する。他の局面では、ブラケットはベース
と共動して、拭き取りエッジをプリント・カートリッジ
の移動路中に保持している。さらに他の局面では、ワイ
パーは、第1の拭き取りビームの拭き取りエッジの直後
に、プリントヘッド・カートリッジを拭くための拭き取
りエッジを備える第2の拭き取りビームを有する。本発
明の以上の特徴および利点さらにその他の特徴および利
点は、図面を参照しておこなう以下の詳細な説明からよ
り明らかとなる。
【0008】
【発明の実施例】本発明にしたがって構成されたブラッ
クとカラーのカートリッジ・プリントヘッドの両方のた
めのサービス・ステーション10を図1および図2に示
す。サービス・ステーション10はインクジェット・プリ
ンタに内蔵されている。このインクジェット・プリンタ
にはカラーインクあるいはブラック・インクでのプリン
トを行うためのカラー・カートリッジあるいはブラック
・カートリッジが設けられている。図1に示すように、
プリンタはブラック・カートリッジ14(一部切り欠き
図)が取り付けられれたキャリッジ12を有する。カート
リッジ14は、カートリッジ中のインクを噴射するための
ノズル(図示せず)が設けらたプリントヘッド15を有す
る。キャリッジ12は実質的にプリンタの幅にわたって伸
びるガイド棒16に沿って2方向の移動が可能である。図
1において、キャリッジは最右端の位置に示されてお
り、キャリッジかこの位置にあるときカートリッジ14は
サービス・ステーション10内に配置されている。キャリ
ッジ12はプリンタがプリント動作を行っていないとき、
あるいはプリントヘッドがサービスを必要としていると
き、サービス・ステーションに移動する。サービス・ス
テーションはプリンタの最左端に配置させることも可能
である。
【0009】図示しないが、プリンタはカートリッジ12
がサービス・ステーション10から左に移動する際、紙の
表面がプリントヘッド15の真下に位置するために、プリ
ンタを介して紙を案内するための構造を有する。サービ
ス・ステーション10は、カラーカートリッジ・サービス
・ステーション18とブラック・サービスステーション20
を有する。サービス・ステーション18、20は回転可能な
キャリア22の上に180 °離れて取り付けられている。キ
ャリア22は軸24の周囲を180 °回転可能である。キャリ
アは、キャリア22上のスプロケット26に係合した被駆動
歯車(図示せず)に応じて回転する。ブラック・カート
リッジ14の代わりにカラーカートリッジがキャリッジ12
に取り付けられている場合、キャリア22は180 °回転
し、カラー・ステーション18は、カラー・ステーション
が図1に示す位置であると仮定すると、ブラック・ステ
ーション20に対して上方向に向くような位置となる。他
方では、ブラック・カートリッジ14がキャリッジ12に取
り付けられているとき、キャリア22は図1に示す位置に
ある。
【0010】ブラック・ステーション20はキャップ31を
有している。キャップ31は、ベースン(basin) 構造28、
ブラック・スレッド(そり、sled)30 およびブラック・
スレッド・カバー32を含み、これらはすべてキャリア22
に設けられたトレー34に受け止められいる。スプリング
36はスレッド30をバイアスすると共にスレッド上に取り
付けられたスレッド・カバー32とベースン構造28も図1
に示すように右方向に偏らせる(bias)。トレー34は一組
の対向するカム表面38、40を含み、その上にカム・フォ
ロワ42、44等のカム・フォロワを有している。ポスト46
はキャリッジが右に移動するときキャリッジ12上のアー
ム48と係合する左向きの面を提供する。図1からわかる
ように、キャリッジ12がサービス・ステーションから左
に移動するとき、スプリング36がスレッド30を左に偏ら
せる。フォロワ42、44は下方向に面40に載置され、スレ
ッドを図1の状態から下降させる。逆にスレッドがサー
ビス・ステーションに向かって移動すると、アーム48が
ポスト46と係合し、スレッド30を右上方向に移動させ
る。かかる動作によって、スレッド・カバー32がプリン
トヘッド15に押圧される。
【0011】ブラック・カートリッジがステーションへ
移動するとき、プリントヘッド15がワイパー50の先端を
横断する。この先端がプリントヘッド表面からインクや
残留物を拭き取る。ワイパー50はフォロワ・ブラケット
52に取り付けられている。フォロワ・ブラケット52はワ
イパー50に形成された開口部56に係合するポスト54を有
する。矩形のフレーム58は、キャリア22に取り付けられ
たカム60を取り囲む。一組の下方向に伸びるポスト62、
64は、図1のキャリア22の下側のプリンタ構造(図示せ
ず)に含まれる一組の対応する穴(図示せず)に係合す
る。ブラケット52は、キャリア22が図1に示す位置にあ
るときカム60によって上方位置に保持されていることが
見られる。キャリアが180 °回転すると、ブラケットの
下からカム60が回転するにしたがって、ブラケットはよ
り低い位置に移動する。カラー・ステーション18は、一
般にに示すカラー・キャップを有する。このカラー・キ
ャップは、スレッド・カバー66とカラー・スレッド68
(ここではベースとも呼ぶ)を有する。スプリング70
は、スレッドを図1の左の位置に偏らせ、スレッド・カ
バー66はスレッド68に取り付けられる。ブラック・カー
トリッジ14ではなくカラー・カートリッジ(図示せず)
がキャリッジ12に取り付けられるときは、キャリア22は
軸24の周りを180 °回転し、よって、スレッド・カバー
66を上方向に向ける。キャリア22がこのように回転する
と、カム60が反転してブラケット52をより低い位置に移
動させる。次に、キャリア22に取り付けられたカラー・
ワイパー72もまた上方向に向けられる。
【0012】表面40と同様のカム表面74(図1)がキャ
リア22に形成される。カム・フォロワ76、78は、フォロ
ワ42、44が表面40に乗ることと同様にこの表面に乗る。
アーム80がアーム46がブラック・スレッド30から伸びる
ことと同様にカラー・スレッド68から伸びる。ブラック
・カートリッジ14ではなくカラー・カートリッジ(図示
せず)がキャリッジ12に取り付けらるとき、キャリッジ
12に対するカラー・スレッド68の動きは、ブラック・ス
レッド30について前述した動きと同様である。キャリッ
ジ12が図1に示す位置に向かって右に移動するとき、カ
ラー・プリントヘッドはワイパー72によって拭き取ら
れ、カラー・プリントヘッドの先端が低位置にあると
き、ワイパー50の先端の上へ伸びる。次に、キャリッジ
12上のアーム48がポスト80と衝突し、よって、カラー・
スレッド68は上方向にそして右に移動する。
【0013】次に、図3から図5に基づいて、ブラック
・ワイパー50の構造とそのフォロワ・ブラケット52への
設置についてより詳細に説明する。ワイパー50は一組の
染料と一体に形成されている。このワイパーはショアA
硬度80のジュロメータ(durometer of 80 Shore A) を有
するEPDMより成る。本発明では他の材料もしくはジュロ
メータを用いることもできる。ワイパーは、ベース84に
取り付けられた拭き取ビーム82を有する。拭き取りビー
ム82は、上端部86とベース84と一体形成される下端部を
有する。一組の対向する平面88、90は上端部86とベース
84の間に伸びている。対向する表面92、94もまた端部86
とベース84の間に伸びている。一組の対向する拭き取り
エッジ96、98は、ビーム82の対向する側の端部86に近く
に隣接する位置に形成される。本願明細書では、穴ある
いは開口部と称するビーム・スロット100 が表面88と90
の間に伸びている。スロットは上側表面102 を備える。
スロットの高さはベース84の上側表面104 と表面102 の
間と定義される。図4のスロット100 の位置を示す垂直
の破線がこのスロットの幅である。
【0014】ベース84は開口部あるいは伸長するスロッ
ト106 を有する。本発明の実施例では、スロット106 は
ベース84の上側表面と下側表面の間に伸びており、その
幅は拭き取りビーム82のスロット100 の幅に等しくなっ
ている。ブラケット108 はフォロワ・ブラケット52と一
体形成される。ブラケット108は一組の下方向に向く表
面110 、112 を有し、図2で明らかなように、これらは
中央ブラケット・ポストから横方向に伸びている。ブラ
ケット108 は上方向に向く表面118 を有し、この表面は
ベース84の下側表面と同一平面に隣接する。ワイパー50
の柔軟性によって、図示するようにベース・スロット10
6 を介してブラケット108 の上側部分と係合するように
伸縮する。このように係合すると、ワイパーのベースは
ベースの上側表面104 に対向する表面110 および表面11
2 とベースの下側表面に対向する表面118 の間に拘束さ
れる。
【0015】本願発明の好適な実施例であるワイパー50
において、ブラケット52上の表面118 とワイパーの端部
86の間の全ワイパー高さは10mmである。ブラケットの表
面118 とベースの上側表面104 の間のベースの高さは2.
5mm である。ビーム82の幅、即ち、表面88と表面90の距
離は1.2mm である。ビーム・スロット100 とベース・ス
ロット106 は、それぞれ幅4mmであり、ビーム・スロッ
トの高さが1.5mm (ビーム・スロットの上側表面102 と
ベースの上側表面104 の間で測定される)である。ベー
ス4 の側面92、94の間の距離は8.8mm である。拭き取り
エッジ96、98と端部86の接合部の半径は0.05mm以下とす
ることが好ましい。本発明は上述の寸法を有するワイパ
ーに限定されないことは当業者にとって明らかである。
【0016】動作において、キャリア22は図1に示すよ
うに軸24上に配置される。キャリッジ12によって、プリ
ントカートリッジ14はワイパー50を横切るように(図5
に示すように右から左に)移動し、拭き取りエッジ98が
カートリッジ14に衝突し、プリントカートリッジがワイ
パーを通過するとき表面15を拭き取る。矢印120 はプリ
ントカートリッジ14の双方向の移動路を示す。プリント
カートリッジ14が図5に示すようにワイパー50の左側に
配置され、右に移動するとき、拭き取りエッジ96がカー
トリッジに衝突し、プリントヘッドの表面15を拭き取
る。カートリッジが左(図5参照)に移動するとき、拭
き取りビーム82は左方向に曲りはじめる。ビーム・スロ
ット100 は慣性モーメントを小さくすることにより、ビ
ーム・スロットのない場合と実質的に同じワイパーと比
較してビームの剛性が減少することになる。したがっ
て、プリントヘッド15に過剰の拭き取り力を加えること
なくワイパーの磨耗の少ないジュロメータの高い材料を
用いることができる。本発明のー実施例では、ワイパー
50は、ビーム・スロット100 のようなビーム・スロット
のない60ジュロメータショアA硬度のEPDMから成る実質
的に同様のワイパーとほぼ同じたわみを有する。実験に
よって求められた80ジュロメータショアAのEPDMから構
成されるワイパー50の磨耗の割合は、スロットのない60
ジュロメータショアAワイパーの約24分の1であること
がわかった。
【0017】スロットは、ビームがそれ自体の重さでゆ
がんだり、たわんだりするような大きさとしないことが
重要である。拭き取りエッジ96、98はプリントカートリ
ッジ14の移動路内で維持しなければならず、ビームはま
たプリントヘッドの表面15を掃除する拭き取り力を与え
るのに十分な剛性を持っていなければならない。ワイパ
ー50は比が小さいため、その厚さ、即ち、表面88と表面
90の間の距離がが少し変わってもその剛性が大きく変わ
ってくる。しかし、ワイパーの幅が同様の大きさで変化
した場合にこの剛性に与える影響ははるかに小さい。し
たがって、ビーム・スロット100 の幅に小さな製造上の
ばらつきがあっても、その影響はワイパーの幅の同程度
のばらつきの与える影響よりはるかに小さい。本発明は
このように部品間の拭き取り力のばらつきを小さくし、
したがって平均的にワイパーの磨耗を小さくする。
【0018】図6および図7では、本発明にしたがって
構成された、第2の実施例であるワイパー122 を示す。
ワイパー122 上の構造において、ワイパー50に関連して
すでに説明したものに対応するものについては対応する
参照番号で示している。ワイパー50と同様に、ワイパー
122 はショアA硬度80のジュロメータを有するEPDMから
成形される。ワイパー122 とワイパー50との主な相違
は、プリンタに対する取り付け機構にある。ワイパー12
2 は、ベース84の低位置から下方向に伸びる垂直部材12
4 を有する。水平部材126 は垂直部材124 の下端部に形
成される。キャリア128 は、ベース84および部材124 、
126 と共動してワイパー122 を図7に示すようにキャリ
ア128 に固定するブラケット130 を備える。ワイパー50
の場合と同様に、ワイパー122 は垂直部材124 がワイパ
ーを害することなく、ブラケット130 に挿入あるいは取
り出すことができる程度に変形するように十分な弾性を
有している。ワイパー122 は、ワイパー50のようにベー
スの開口部あるいはスロットを含まない。ワイパー122
の取り付け構造によって、プリントカートリッジがワイ
パーの端部を横切ってどちらの方向に移動するかにかか
わらずワイパーがほぼ均一にたわむことを可能にしてい
る。
【0019】次に、図8から図11を参照して、カラー・
ワイパー72の構造とキャリア22への取り付け態様をより
詳細に説明する。ワイパー50と同様に、カラー・ワイパ
ー72は一組の染料と一体形成されている。このワイパー
は、ショアA硬度80のジュロメータを有するEPDMから作
られる。ワイパー72は、ベース136 に取り付けられた一
組の拭き取りビーム132 、134 を有する。拭き取りビー
ム132 、134 はそれぞれ上端部138 、140 とベース136
と一体形成させる下端部を有する。それぞれの拭き取り
ビームは、一組の対向する平面を有し、そのうち一つは
拭き取りビーム134 上の表面142 である。各拭き取りビ
ームは、一組の対向する側面を有し、そのうち一つは拭
き取りビーム132 の側面144 である。ワイパー50の拭き
取りビームと同様に、拭き取りビーム132 、134 はそれ
ぞれが表面142 のような平面上の、ビームの上端部138
、140 に近接する位置に一組の対抗する拭き取りエッ
ジを有する。拭き取りエッジ146 、147 を図8に示して
いる。
【0020】また、ワイパー50と同様に、それぞれのビ
ームはビーム・スロット148 、150を有し、これらはい
ずれも図11に示す。同様に、ワイパー72は、ベース136
の一組の共通平面の上側表面154 、156 (図9参照)か
らベースの下側表面158 に伸びるベース・スロット152
を有する。ビーム・スロット148 、150 はベースの上側
表面154 、156 からスロット145 、150 の最も上の(下
方向に向いた)表面に伸びる高さを有する。図9に160
で示すブラケットは、一組の直立したブラケット・アー
ム162 、164 を有する。ブラケット160 において、垂直
スロット166 はアーム162 、164 のそれぞれの内側に向
く表面168 、170 の間に画定される。表面168 、170
は、ビーム・スロット148 、150 の側面を画定するワイ
パー72の垂直面と共通平面をなす。アーム162 、164 は
それぞれ下方向に向く表面172 、174(図10)を有する。
各ブラケット・アーム162 、164 は、キャリア122 上の
ブラケット表面176 から上方向に伸びる。ブラケット表
面176 は、ベース136 の下側に対して同一平面上で隣接
する。よって、ワイパー72はブラケット・アームの下方
向に向く表面172 、174 とキャリア22上の上方向に向く
表面176 の間に拘束される。前述したワイパーの場合と
同様に、ワイパー72もブラケット160 に取り付けられ、
取外しする際に伸縮するように十分な弾性を有してい
る。
【0021】本実施例では、ベース136 の下側から表面
138 、140 の間で測定したワイパー72の高さは9.8mm で
ある。ベースの高さ、すなわちベースの下側とベースの
上面154 、156 の間の距離は2.5mm であり、ビーム・ス
ロット148 、150 の高さは1.5mm である。それぞれのビ
ーム・スロットの幅は3.0mm である。各ビームの幅は約
8.9 mmであり、各ビームは厚さ約1.2 mmで互いに1.25mm
離れている。拭き取りエッジ146 等のそれぞれの拭き取
りエッジとそれに関連するビーム端部140 との接合部の
半径は、ワイパー50の場合と同様に、0.05mm以下に制限
されている。さらに、ワイパー50の場合と同様に、ここ
に掲げるワイパー72の寸法は一つの好適な実施例であ
り、他の寸法およびワイパー形状を用いても実施するこ
とができることが理解される。
【0022】動作において、カラー・カートリッジ178
(図13)は図1のキャリッジ12に取り付けられ、キャリ
ア22は軸24の周りを180 °回転してワイパー72を図13に
示す上方向の位置に移動する。カラー・プリントカート
リッジ178 はプリントヘッド180 を含み、このプリント
ヘッドの上に182 のようなインクの液滴が形成される。
プリントカートリッジ178 は、キャリッジ12(図1)の
駆動に応じて矢印184の方向に移動する。拭き取りエッ
ジ146 はプリントヘッド180 の上に形成されたインクの
液滴のー部を通り、粒子とたまったインクをかきとる。
プリントヘッド上のインクには粘性があるため、エッジ
146 はその上をすべりインクを分散させる傾向があり、
その結果ワイパー・エッジ146 のすぐ後ろにインクの層
186 が形成される。インク層186 は次に図13に示すよう
に拭き取りエッジ146 のすぐ後に続くビーム132 の拭き
取りエッジ147 によってプリントヘッド180 から拭き取
られる。拭き取りエッジ147 がプリントヘッド180 の拭
き取りを行ったとき、インクはプリントヘッド上からほ
とんど除去されている。
【0023】図12に示す単一ブレードの従来のワイパー
では、ワイパーの拭き取りエッジをかわすプリントヘッ
ド上に残るインク層が厚く、拭き取りエッジが通過した
後インクの液滴が再び形成される。これは、プリントヘ
ッドの表面からインクを拭き取るのではなく、インクの
粘性によってそれを拡散させる従来の単一ブレード傾向
に起因するものである。本発明のワイパーを用いことに
より、プリントヘッドからのインクの拭き取り、特に粘
性の高い傾向のあるカラーインクの拭き取りを改善する
簡単で低コストの方法が提供される。本発明のワイパー
は、カラープリント・カートリッジにおいて、色の混合
が結果生じるプリントヘッド上のインクのたまりを低減
する。デュアル・ブレード・ワイパーは、ビームの剛性
を弱めるビーム・スロットを用いず実施しても、ワイパ
ー72の動作に関連して上述した利点を提供することがで
きるものである。さらに、デュアル・ブレード・ワイパ
ーにビーム開口部を設けることによっても、図3から図
5、図6および図7に示した単一のビーム・ワイパーの
構造と動作に関連して上に説明した利点、すなわち高ジ
ュロメータの材料を用いてワイパーの磨耗を小さくしな
がらビームの柔軟性を向上させることにより、適切な拭
き取り力を得るという利点を得ることができる。以上、
本発明の原理を図面に記す実施例に基づいて説明した
が、当業者には本発明の構成とその細部にはかかる原理
から離れることなく変更を加えうることは明らかであ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明では、拭
き取りエッジとビームによって、粘性の高いインクも全
て拭き取ることができ、これにより色の混合を防ぐこと
ができる。さらに、製造上の公差による部品間の拭き取
り力のばらつきを小さくすることができる。また、デュ
アル・ブレード・ワイパー構成によって、ワイパーの磨
耗を最小化し、柔軟なビームによって適切な拭き取り力
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のー実施例であるインクジェットプリン
タに設置されるインクジェット・プリントヘッド及びサ
ービス・ステーションの正面図。
【図2】図1の部分分解斜視図。
【図3】図1及び図2の部分拡大図。
【図4】図3の正面図。
【図5】図4の5−5断面図。
【図6】本発明の他の実施例の分解斜視図。
【図7】図6の部分拡大図。
【図8】図1及び図2の部分拡大図。
【図9】図8の平面図。
【図10】図9の10−10断面図。
【図11】図10の底面図。
【図12】従来のプリントヘッドからインクを拭き取る
機構を示す略図。
【図13】図8から図11に示すワイパーによってプリ
ントヘッドからインクを拭き取る機構を示す略図。
【符号の説明】
10:サービス・ステーション 18:カラー・サービス・ステーション 20:ブラック・サービス・ステーション 12:キャリッジ 15、180:プリントヘッド 16:ガイド棒 26:スプロケット 22、128:キャリア 30、68:スレッド 32、66:スレッド・カバー 34:トレー 36、70:スプリング 42、44、76、78:カム・フォロワ 50、72、122:ワイパー 52:フォロワ・ブラケット 60:カム 82、132、134:拭き取りビーム 84、136:ベース 100、148:ビーム・スロット 108、160:ブラケット 122:ワイパー 162、164:アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイ・ピー・ハーモン アメリカ合衆国ワシントン州バンクーバ ー、サーディーファースト・アベニュ ー、エヌ・イー 10700 (72)発明者 クリス・エム・イングリッシュ アメリカ合衆国ワシントン州バンクーバ ー、ナインティース・ストリート、エ ス・イー 、13314ナンバー・ダブリュ ー・2 (72)発明者 ケニス・エル・クリステンセン アメリカ合衆国オレゴン州コーバリス、 デッカー・ロード、25061 (56)参考文献 特開 平3−234645(JP,A) 特開 平3−222754(JP,A) 特開 平3−47754(JP,A) 実開 昭56−125338(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/165

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ー組の互いに対向する表面を備える実質
    的に平面状のビームを含み、 前記対向する表面は、
    前記ビームのー方の端部において拭き取りエッジで終端
    し、他方の前記ビームの端部においてベースと終端する
    ものであり、 前記ー方の前記ビームの表面から他方に
    伸びる、前記ビーム内に形成される開口部を含むことを
    特徴とする、弾性材料から成るインクジェット・プリン
    タのプリントヘッド用ワイパー装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクジェット・プリン
    タのプリントヘッド用ワイパー装置において、前記開口
    部は実質的に前記ビームの前記表面に対して垂直に延
    、前記拭き取りエッジの長さのほぼ半分の大きさの
    を有することを特徴とするインクジェット・プリンタの
    プリントヘッド用ワイパー装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のインクジェット・プリンタ
    のプリントヘッド用ワイパー装置において、前記開口部
    はその幅のほぼ1/4の大きさの高さを有することを特
    徴とするインクジェット・プリンタのプリントヘッド用
    ワイパー装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のインクジェット・プリン
    タのプリントヘッド用ワイパー装置において、前記ベー
    スは前記ビームをその上に取り付け、前記ビームの一方
    の表面から他方の表面へ実質的に伸長する形状であり、
    前記ベースの幅は前記ビームの幅よりも厚く、さらに、
    前記ベースはその中に前記ビームの開口部とつながる開
    口部を含むことを特徴とするインクジェット・プリンタ
    のプリントヘッド用ワイパー装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のインクジェット・プリンタ
    のプリントヘッド用ワイパー装置において、前記弾性材
    料は、ショアAタイプのジュロメータによる硬度約80
    を有することを特徴とするインクジェット・プリンタの
    プリントヘッド用ワイパー装置。
  6. 【請求項6】請求項第1項記載のインクジェット・プリ
    ンタのプリントヘッド用ワイパー装置はさらにー組の互
    いに対向する表面を備える実質的に平面状の第2のビー
    ムを 備え、前記対向する各表面は、前記第2のビームの
    ー方の端部において拭き取りエッジで終端し、他方の前
    記第2のビームの端部においてベースと終端するもので
    あり、さらに、前記ー方の表面から他方に伸びる、前記
    第2のビーム内に形成される第2の開口部を含むインク
    ジェット・プリンタのプリントヘッド用ワイパー装置。
  7. 【請求項7】弾性材料から成り、インクジェット・プリ
    ンタの双方向駆動プリントカートリッジ上に設置させる
    プリントヘッドのためのワイパー装置において、 ベースと、 実質的に平面状の第1のビームを含み、前記第1ビーム
    の一方の端部はー組の互いに対向する拭き取りエッジで
    終端し、前記第1ビームの他方の端部が前記ベースで終
    端するものであり、 さらに、実質的に平面状の第2のビームを含み、前記第
    2のビームの一方の端部は、ー組の互いに対向する拭き
    取りエッジで終端し、前記第2ビームの他方の端部が前
    記ベースで終端し、前記第2ビームは、前記第1ビーム
    と並行に配置され、前記第2ビームの拭き取りエッジは
    前記第1ビームの拭き取りエッジと同一平面を有するも
    のであり、 前記ワイパー装置はさらに前記拭き取りエッジを前記プ
    リントカートリッジの移動路上に設け、前記移動路に対
    して約90度になるように前記拭き取りエッジを固定す
    るように前記ベースを取り付ける手段を有し、前記プリ
    ントカートリッジが前記ワイパー装置の上を通過する度
    に前記拭き取りエッジによって前記プリントヘッドを拭
    き取ることを特徴とするインクジェット・プリンタのプ
    リントヘッド用ワイパー装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のインクジェット・プリンタ
    のプリントヘッド用ワイパー装置において、前記各ビー
    ムは、前記プリントカートリッジの移動路に平行して前
    記ビームの中に延びる開口部を備えることを特徴とする
    インクジェット・プリンタのプリントヘッド用ワイパー
    装置。
  9. 【請求項9】請求項7記載のインクジェット・プリンタ
    のプリントヘッド用ワイパー装置において、前記第1と
    第2のビームはある間隔をあけて前記ベース上に取り付
    けられ、前記間隔は前記第1と第2のビームの幅とほぼ
    等しいことを特徴とするインクジェット・プリンタのプ
    リントヘッド用ワイパー装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載のインクジェット・プリン
    タのプリントヘッド用ワイパー装置において、前記取り
    付け手段は、前記第1と第2のビームとのあいだで前記
    ベースを貫通する開口部を含むことを特徴とするインク
    ジェット・プリンタのプリントヘッド用ワイパー装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載のインクジェット・プリ
    ンタのプリントヘッド用ワイパー装置において、前記ビ
    ームの開口部と前記ベースの開口部はつながっているこ
    とを特徴とするインクジェット・プリンタのプリントヘ
    ッド用ワイパー装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載のインクジェット・プリ
    ンタのプリントヘッド用ワイパー装置において、前記ベ
    ースは平面状の上側表面を有し、前記ベースの前記開口
    部は、前記ベースの上側表面と通じ、前記ビームと実質
    的に平行に配置される伸長されたスロットで構成される
    ことを特徴とするインクジェット・プリンタのプリント
    ヘッド用ワイパー装置。
  13. 【請求項13】インクジェット・プリンタの双方向駆動
    プリントカートリッジ上に設置させるプリントヘッドの
    ためのワイパー装置において、 一方の端部に形成された拭き取りエッジを有する拭き取
    りビームとその上に取り付けられた拭き取りビームの他
    方の端部を有するベースと前記拭き取りエッジに対して
    実質的に90度の方向で前記ビームを貫通するスロット
    を備える弾性ワイパーと、 前記ベースと連結して前記拭き取りエッジを前記プリン
    トカートリッジの移動路に対して約90度の角度で固定
    したブラケットとを含み、前記拭き取りエッジは前記プ
    リント・カートリッジが通過する度に前記プリントヘッ
    ドを拭き取るこ とを特徴とするワイパー装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載のワイパー装置におい
    て、前記ベースは前記ブラケットがその中に配置される
    スロットを含み、さらに、前記ベースのスロットと前記
    ビームのスロットはつながっていることから単一の連続
    するスペースを形成することを特徴とするワイパー装
    置。
  15. 【請求項15】請求項13記載のワイパー装置におい
    て、前記ベースは実質的に平面状の上側表面を有し、前
    記上側表面は前記ベースのスロットと通じることを特徴
    とするワイパー装置。
  16. 【請求項16】請求項13記載のワイパー装置はさらに
    一方の端部に形成された拭き取りエッジを有する第2の
    拭き取りビームを有し、前記第2の拭き取りビームは前
    記ベース上に取り付けられた他方の端部を有し、前記第
    2の拭き取りビームは実質的に前記第1の拭き取りビー
    ムと平行であり、さらに、前記ワイパー装置は、前記第
    2のビームの拭き取りエッジに対して約90度の方向で
    前記第2ビームを貫通するスロットを含むことを特徴と
    するワイパー装置。
  17. 【請求項17】請求項16記載のワイパー装置におい
    て、前記第2の拭き取りビームのスロットは、前記第2
    の拭き取りビームの厚さとほぼ同じ大きさの高さと、前
    記ビームの幅のほぼ1/3の大きさの長さを有するスロ
    ットより成ることを特徴とするワイパー装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載のワイパー装置におい
    て、前記ブラケットは、前記第1の拭き取りビームの前
    記スロットとつながるスロットを有し、、拭き取り操作
    においてビームのたわみを可能とすることを特徴とする
    ワイパー装置。
  19. 【請求項19】請求項14記載のワイパー装置におい
    て、前記第1の拭き取りビームのスロットの寸法は、前
    記プリントヘッドの拭き取り動作時において、前記第1
    の拭き取 りビームの剛性をそれ自体の重みによってたわ
    まない程度に減少させるように選択されることを特徴と
    するワイパー装置。
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