JP2001322289A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2001322289A JP2000145459A JP2000145459A JP2001322289A JP 2001322289 A JP2001322289 A JP 2001322289A JP 2000145459 A JP2000145459 A JP 2000145459A JP 2000145459 A JP2000145459 A JP 2000145459A JP 2001322289 A JP2001322289 A JP 2001322289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録ヘッドやワイパの寿命を短くすることな
く、清掃にかかる時間を短縮してスループットを高めた
インクジェット式記録装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 インクジェット式記録装置10には、イ
ンクの吐出面14を有する記録ヘッド12と、吐出面1
4を清掃するワイパ18を有する清掃部16と、を備え
ている。清掃部16は、吐出面14に対するワイパ18
の角度を変更する角度変更機構30を有する。吐出面1
6を清掃する際、清掃部16の往路方向の移動では、ワ
イパ18を吐出面14に接触させて払拭し、復路方向B
の移動では、ワイパ18の角度を変えて吐出面14に非
接触とする。これにより、清掃され過ぎて記録ヘッド1
4やワイパ18の寿命が短くなるということを引き起こ
すことなく、往復移動の経路を短くしてスループットを
高めたインクジェット式記録装置10が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16に示すように、特開平6−270
408号公報に開示されたインクジェット式記録装置8
0には、記録ヘッド82と、この記録ヘッド82を清掃
する清掃部86とが設けられている。
【0003】記録ヘッド82には、インク吐出口が形成
されている吐出面84が形成されている。清掃部86は
この吐出面84を払拭するブレード状のワイパ88を有
しており、記録ヘッド82の走査方向に直交する方向に
往復移動可能である。
【0004】従来のインクジェット式記録装置80で記
録ヘッド82の吐出面84を清掃するには、まず、ワイ
ピング(清掃)するときの位置に記録ヘッド82が到達
するように、記録ヘッド82を搭載しているキャリッジ
(図示せず)を移動させて停止させる(図18のステッ
プS1。図17(A)参照)。
【0005】次に、清掃部86を往路方向Fに移動させ
ることにより、ワイパ88でこの吐出面84を払拭して
クリーニングする(図18のステップS2。清掃中の状
態としては図17(B)参照)。
【0006】ところで、上記のようにしてワイパ88で
吐出面84を払拭した後(図17(C)参照)、ワイパ
88をホームポジション(初期位置)に戻す必要があ
る。この戻しを行う手段としては、戻す直前に記録ヘッ
ド82を予め所定の退避位置へ移動させておく(図18
のステップS3)ことにより、清掃部86をホームポジ
ションに戻すときに記録ヘッド82がワイパ88と接触
しないようにする手段と、清掃部86を逆方向に移動さ
せて復路でも吐出面84を払拭する手段とがあり得る。
【0007】しかし、前者の場合、記録ヘッド82を退
避位置へ移動するステップを更に加える必要があるた
め、スループットが低下するという問題が生じ、後者の
場合、クリーニングを行い過ぎることになり、ワイパ8
8及び記録ヘッド82の寿命が短くなるという問題が生
じている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、記録ヘッドやワイパの寿命を短くすることな
く、清掃にかかる時間を短縮してスループットを高めた
インクジェット式記録装置を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、インクの吐出口が形成された吐出面を有する記録ヘ
ッドと、前記吐出面と接触して清掃する払拭部材を有す
る吐出面清掃部と、前記記録ヘッドと前記吐出面清掃部
との何れか一方を前記吐出面に沿った方向に往復移動さ
せる往復動手段と、前記払拭部材を前記吐出面に非接触
となるように変位させる変位手段と、を備えている。
【0010】従って、往復動手段による往復移動の往路
又は復路のうち一方の路で、払拭部材を前記吐出面に接
触させて払拭し、他方の路で、変位手段により払拭部材
を吐出面に非接触とすることが可能になる。
【0011】これにより、清掃され過ぎて記録ヘッドや
払拭部材の寿命が短くなる事態を引き起こすことなく、
往復移動の経路を短くしてスループットを高めたインク
ジェット式記録装置を実現することができる。
【0012】請求項2に記載の発明では、前記往復動手
段が、前記記録ヘッドを停止させていて前記吐出面清掃
部を往復移動させることを特徴とする。
【0013】これにより、清掃する際、記録ヘッドを走
査方向以外に移動させる必要がないので、インクジェッ
ト式記録装置の構成を複雑にしなくて済む。
【0014】請求項3に記載の発明では、前記変位手段
は、前記払拭部材を回動させて前記吐出面と前記払拭部
材とを非接触にする角度変更手段であることを特徴とす
る。
【0015】これにより、変位手段の構成を簡易にする
ことができる。
【0016】請求項4に記載の発明では、前記往路では
前記払拭部材を前記吐出面に接触させて払拭し、前記復
路では前記払拭部材を前記吐出面に非接触としたことを
特徴とする。
【0017】これにより、復路で払拭部材を吐出面に接
触させて払拭する場合に比べ、吐出面に付着したインク
を早い段階で除去できるので、吐出面でインクが固化す
ることを防止する上で有効である。
【0018】請求項5に記載の発明では、前記記録ヘッ
ドが前記往復動手段による往復移動方向に複数配置さ
れ、前記払拭部材が前記記録ヘッドの数に応じて複数配
置され、前記変位手段が前記払拭部材の数に応じて複数
配置され、前記複数の変位手段を一括して保持するホル
ダが設けられており、前記往復動手段が前記ホルダを往
復移動させることを特徴とする。
【0019】これにより、往復移動方向に複数の記録ヘ
ッドが設けられていても、記録ヘッドや払拭部材が清掃
され過ぎて寿命が短くなるということを引き起こすこと
なく、インクジェット式記録装置のスループットを高め
ることができる。また、往復移動させる際、ホルダを往
復移動させればよいので、往復動手段の構成を簡易にす
ることができる。
【0020】請求項6に記載の発明では、前記複数の変
位手段は、前記往路では、一部の払拭部材を前記吐出面
に接触させ、残りの払拭部材を前記吐出面に非接触に
し、前記復路では、前記残りの払拭部材を前記吐出面に
接触させ、前記一部の払拭部材を前記吐出面に非接触に
したことを特徴とする。
【0021】これにより、往復移動させる際に往復動手
段にかかる負荷の最大値を低減することができるので、
往復動手段の駆動源を小型化できる。
【0022】請求項7に記載の発明では、前記払拭部材
を清掃する払拭部材清掃部を備えていることを特徴とす
る。
【0023】これにより、清浄な状態にした払拭部材で
記録ヘッドの吐出面を払拭することができ、また、払拭
部材の寿命を延ばすことができる。
【0024】請求項8に記載の発明では、前記払拭部材
の数に応じて前記払拭部材清掃部が設けられていること
を特徴とする。
【0025】これにより、複数の払拭部材が設けられて
いても、各払拭部材を充分に清掃することが可能にな
る。
【0026】請求項9に記載の発明では、前記払拭部材
清掃部が前記記録ヘッドに隣接して設けられており、前
記払拭部材が、前記吐出面を払拭した後、前記払拭部材
清掃部に接触して清掃されることを特徴とする。
【0027】これにより、払拭部材は、吐出面を払拭し
た後、直ちに払拭部材清掃部により清掃されるので、払
拭部材に付着したインクが払拭部材の表面又は内部で固
化することを防止する上で有効である。
【0028】請求項10に記載の発明では、前記往路又
は前記復路のうち、前記変位手段により前記払拭部材を
前記吐出面に非接触とした路では、前記払拭部材を前記
払拭部材清掃部に非接触としたことを特徴とする。
【0029】これにより、払拭部材及び払拭部材清掃部
の寿命が長くなる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に示すように、第1形態に係
るインクジェット式記録装置10には、記録ヘッド12
と、記録ヘッド12のヘッド面をクリーニングする清掃
部16とが設けられている。記録ヘッド12はキャリッ
ジ(図示せず)に搭載されており、また、記録ヘッド1
2を走査する際には、記録ヘッド12を図1の紙面に垂
直な方向に走査するようになっている。
【0031】記録ヘッド12には、インク吐出口が形成
されている吐出面(ヘッド面)14が形成されている。
清掃部16は、この吐出面14を払拭するブレード状の
ワイパ18を有しており、吐出面14に沿って直線的に
往復移動可能である。ワイパ18は、一般にゴム製の弾
性部材で構成されている。なお、ワイパ18は、インク
を拭き取る多孔質性の部材で構成されていてもよい。
【0032】ワイパ18によるワイピングにより吐出面
14を清掃する際、記録ヘッド12を走査方向(図1の
紙面に垂直な方向)に移動させて、清掃するときの位置
で停止させ(図3のステップS1。図1(A)参照)、
続いて、図1(B)に示すように、清掃部16を吐出面
14に沿って往路方向Fに移動させることにより、この
吐出面14をワイパ18で払拭してクリーニングしてい
る(図3のステップS2)。
【0033】更に、インクジェット式記録装置10に
は、ワイパ18に付着したインクを吸収する吸収体20
が、記録ヘッド12に隣接して設けられている。ワイパ
18は、記録ヘッド12の吐出面14を払拭(図1
(B)参照)した後、引き続き吸収体20を払拭(図1
(C)参照)し、これにより、吐出面14からワイパ1
8に付着したインクが吸収体20に吸収される。
【0034】清掃部16が往路方向Fに移動し終えた
(図1(D)参照)後、図2に示すように、清掃部16
は復路方向Bへ移動してホームポジションに戻る。
【0035】ところで、清掃部16は、吐出面14に対
するワイパ18の角度を変更できる角度変更機構30を
有する。従って、図2(A)に示すように、清掃部16が
復路方向Bに移動する際、ワイパ18を記録ヘッド12
に対して傾ける(図3のステップS3)ことにより、ワ
イパ18が吸収体20に接触することなく(図2(A)
参照)、更に記録ヘッド12に接触することなく(図2
(B)参照)、清掃部16をホームポジションに戻すこ
とができる(図3のステップS4)。
【0036】更に、ワイパ18の角度を元に戻し(図2
(C)参照)、記録用紙等の記録媒体に記録ヘッド12
により印字させる(図3のステップS5−1)か、又
は、吐出面14をキャップで覆いインクジェット式記録
装置10の稼動を停止させる(図3のステップS5−
2)。
【0037】以上説明したように、インクジェット式記
録装置10は、記録ヘッド12やワイパ18を清掃し過
ぎてこれらの寿命を縮めることを回避し、かつ、清掃に
かかる時間を短縮してスループットを高めた装置になっ
ている。すなわち、清掃部16をホームポジションに戻
す際、記録ヘッド12を往路及び復路以外の経路を経由
させる必要がなく、このことは、特に印字中に吐出面1
4の清掃を行った場合にスループットの上で大きな効果
を奏することができる。
【0038】以下、角度変更機構30の構成、作用につ
いて詳細に説明する。
【0039】図4〜図6に示すように、インクジェット
式記録装置10には、記録ヘッド12の往復動方向(F
方向及びB方向)に直交する方向に向けて配置されたD
カット断面を有する回動軸32が設けられている。
【0040】この回動軸32に、記録ヘッド12を清掃
する清掃部16が取付けられており、回動軸32の回動
に伴って清掃部16が回動するようになっている。この
清掃部16にはワイパ18が突出して形成されている。
【0041】回動軸32の端部には、回動軸32の回動
角度を規制する円筒状の内側部材34が嵌め込まれてい
る。内側部材34には、回動軸32のDカット断面に対
応した貫通孔が形成されており、内側部材34と回動軸
32とは連動して回動するようになっている。また、内
側部材34の外側には、回動軸32に回動力が伝達され
る円筒状の外側部材36が嵌め込まれている。
【0042】内側部材34には、外側面から突出する平
板状のストッパ40が形成されており、ストッパ40に
は、引張コイルバネ42が付けられている。従って、清
掃しない状態では、内側部材34は、インクジェット式
記録装置10の中に形成されているストッパ停止部44
によって位置規制されて停止しており(以下、この停止
位置を待機位置という)、また、このとき、ワイパ18
は、吐出面14に対してほぼ直交している(図1(A)
参照)。
【0043】一方、外側部材36は、外側面から突出す
る平板状のレバー46と、外側面に沿って形成され、待
機位置ではストッパ40の引張コイルバネ42が取付け
られている面側に当接しているリブ48と、を有する。
また、外側部材36には所定形状の切欠部50が形成さ
れている。
【0044】また、回動軸32の端部には巻きバネ52
が巻き掛けられている。巻きバネ52の両端部は、それ
ぞれ、レバー46及びストッパ40に引っ掛けられてお
り(図6参照)、巻きバネ52により、外側部材36は
Q方向に常に付勢されている。
【0045】記録ヘッド12を搭載したキャリッジ(図
示せず)に設けられたレバー干渉部56が往路方向Fに
移動すると、図7及び図8に示すように、レバー干渉部
56がレバー46に当接してレバー46がP方向に回転
するが、切欠部50が形成されていることにより、この
回転では内側部材34は回転しないので、回動軸32は
回転しない。従って、清掃部16は回転せず、ワイパ1
8が記録ヘッド12の吐出面14を払拭する。
【0046】キャリッジが更に往路方向Fへ移動する
と、図9及び図10に示すように、レバー干渉部56が
外側部材36の上を通過し終え、レバー46とレバー干
渉部56との接触が解消されて、巻きバネ52の付勢力
により外側部材36が待機位置にまで戻される。
【0047】続いて、図11及び図12に示すように、
レバー干渉部56が復路方向Bに移動すると、レバー干
渉部56がレバー46に当接して、外側部材36がQ方
向に回転する。
【0048】図12から判るように、この回転では、リ
ブ48がストッパ40に回転力を伝達するので、外側部
材36に併せて内側部材34もQ方向に回転し、このた
め、回動軸32がQ方向に回転する。この結果、清掃部
16がQ方向に回転するのでワイパ18もQ方向に回転
する。
【0049】更に、キャリッジが復路方向Bに移動する
と、図13に示すように、ワイパ18が更にQ方向に回
転し、これにより、記録ヘッド12が復路方向Bに移動
するとき、ワイパ18は吐出面14に非接触となってい
る。
【0050】キャリッジが復路方向Bに通過し終える
と、レバー干渉部56とレバー46との接触が解消され
て非接触状態になり、引張コイルバネ42の引張力によ
り内側部材34が図4〜図6に示した待機状態に戻り、
これに伴って外側部材36、回動軸32、清掃部16な
どが待機状態に戻る。
【0051】なお、キャリッジには複数の記録ヘッド、
例えば4色に対応した4つの記録ヘッドが取付けられ、
回動軸32には、各記録ヘッドに対応した4つの清掃部
が設けられていても、同様に、往路方向の移動で吐出面
がワイパに払拭されて清掃され、復路方向の移動でワイ
パと吐出面とが非接触となる。なお、この場合、4つの
記録ヘッドは同時に清掃される。
【0052】次に、第2形態に係るインクジェット式記
録装置を説明する。図14に示すように、インクジェッ
ト式記録装置60には、2つの記録ヘッド62A、B
と、記録ヘッド62A、Bを清掃する清掃部66とが設
けられている。記録ヘッド62A、Bは第1形態で説明
した記録ヘッド12と同じものであり、記録ヘッド62
A、Bは、清掃部66の往復移動方向(図14のF方向
及び図15のB方向)に沿って配置されている。
【0053】清掃部66には、記録ヘッド62A、Bを
それぞれ払拭して清掃するワイパ68A、Bと、ワイパ
68A、Bをそれぞれ保持し、記録ヘッド62A、Bの
各吐出面64A、Bに対するワイパ68A、Bの各角度
をそれぞれ変更する角度変更機構70A、Bと、角度変
更機構70A、Bを保持する一個のホルダ72と、が設
けられている。
【0054】角度変更機構70A、Bは、第1形態で説
明した角度変更機構30と同じものであり、互いに独立
して角度変更することが可能である。また、清掃部66
を移動させる際、ホルダ72を移動させることにより角
度変更機構70A、B及びワイパ68A、Bを同時に移
動させることが可能である。
【0055】ワイパ68A、Bによるそれぞれのワイピ
ングによって吐出面64A、Bを清掃するには、まず、
記録ヘッド62A、Bを走査方向(図14の紙面に垂直
な方向)に移動させて、清掃するときの位置で停止させ
る(図14(A)参照)。
【0056】続いて、角度変更機構70Bによりワイパ
68Bを吐出面64Bに対して傾け、更に、ホルダ72
を往路方向Fに移動させることにより清掃部66を往路
方向Fに移動させる。従って、清掃部66が往路方向F
に移動するときでは、ワイパ68Aは吐出面64Aを払
拭し、ワイパ68Bは吐出面64Bに対して非接触であ
る(図14(B)参照)。
【0057】また、インクジェット式記録装置60に
は、第1形態で説明した吸収体20と同じものを吸収体
71A、Bとして2個備えている。吸収体71A、B
は、記録ヘッド62A、Bのそれぞれの外方向側の領域
72A、B(図14(A)参照)に、記録ヘッド62
A、Bに隣接して配置されており、ワイパ68Aは吐出
面64Aを払拭した後、引き続き吸収体71Aを払拭
(図14(C)参照)する。これにより、ワイパ68A
に付着したインクが吸収体71Aに吸収される。
【0058】清掃部66が往路方向Fに移動し終えた
後、ワイパ68Bの傾けを解除して、ワイパ68Bの吐
出面64Bに対する角度を元に戻す(図14(D)参
照)。
【0059】続いて、図15に示すように、清掃部66
を復路方向Bに移動させてホームポジションへ戻す。そ
の際、まず、角度変更機構70Aによりワイパ68Aを
記録ヘッド62Aの吐出面64Aに対して傾け(図15
(A)参照)、次に、清掃部66を復路方向Bに移動さ
せる。従って、清掃部66が復路方向Bに移動する際、
ワイパ68Aは吐出面64Aに非接触であり、ワイパ6
8Bは吐出面64Bを払拭する(図15(B)参照)。
なお、ワイパ68Aを傾ける方向は、ワイパ68Bを傾
けた方向とは逆方向である。
【0060】ワイパ68Bは吐出面64Bを払拭した
後、引き続き吸収体71Bを払拭する(図15(C)参
照)。
【0061】清掃部66がホームポジションに戻った
後、ワイパ68Aの傾けを解除して、吐出面64Aに対
する角度を元に戻す(図15(D)参照)。
【0062】なお、第2形態では、第1形態と同様、キ
ャリッジには、記録ヘッド62A、Bの走査方向にそれ
ぞれ複数の記録ヘッドが取付けられていてもよい。
【0063】以上説明したように、第2形態では、清掃
部66を1往復させるだけで、記録ヘッド62A、Bの
両者の清掃が完了する。
【0064】また、吐出面64Aのワイピングでは、ワ
イパ68Aが吸収体71Aに向けてワイピングし、吐出
面64Bのワイピングでもワイパ68Bが吸収体71B
に向けてワイピングするので、ワイピングの際に飛翔す
るインクによってインクジェット式記録装置60の内部
が汚染されることを抑制することができる。
【0065】更に、記録ヘッド62A、Bの間の領域7
4(図14(A)参照)に吸収体71A、Bを設けなく
てもよいので、インクジェット式記録装置60を小型化
する上で大きな効果を奏することができる。
【0066】また、第2形態では、ワイパ68Aが吐出
面64Aと接触する往路では、ワイパ68Bを吐出面6
4Bに非接触としており、ワイパ68Bが吐出面64B
と接触する復路では、ワイパ68Aを吐出面64Aに非
接触としている。このため、清掃部66を移動させる際
に駆動源として使用するモータ(図示せず)にかかる負
荷の最大値は、ワイパ68A、Bが同時に吐出面64
A、Bに接触する場合に比べ、半減されている。従っ
て、清掃部66を移動させる駆動源として小型のモータ
を設置することができ、このことは、インクジェット式
記録装置60の小型化に大きく寄与している。
【0067】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、以下の効
果を奏することができる。
【0068】請求項1に記載の発明によれば、記録ヘッ
ドや払拭部材が清掃され過ぎて寿命が短くなるというこ
とを引き起こすことなく、往復移動の経路を短くしてス
ループットを高めたインクジェット式記録装置を実現す
ることができる。
【0069】請求項2に記載の発明によれば、清掃する
際、記録ヘッドを走査方向以外に移動させる必要がない
ので、インクジェット式記録装置の構成を複雑にしなく
て済む。
【0070】請求項3に記載の発明によれば、変位手段
の構成を簡易にすることができる。
【0071】請求項4に記載の発明によれば、復路で払
拭部材を吐出面に接触させて払拭する場合に比べ、吐出
面に付着したインクを早い段階で除去できるので、吐出
面でインクが固化することを防止する上で有効である。
【0072】請求項5に記載の発明によれば、往復移動
方向に複数の記録ヘッドが設けられていても、記録ヘッ
ドや払拭部材が清掃され過ぎて寿命が短くなるというこ
とを引き起こすことなく、インクジェット式記録装置の
スループットを高めることができる。また、往復移動さ
せる際、ホルダを往復移動させればよいので、往復動手
段の構成を簡易にすることができる。
【0073】請求項6に記載の発明によれば、往復移動
させる際に往復動手段にかかる負荷の最大値を低減する
ことができるので、往復動手段の駆動源を小型化でき
る。
【0074】請求項7に記載の発明によれば、清浄な状
態にした払拭部材で記録ヘッドの吐出面を払拭すること
ができ、また、払拭部材の寿命を延ばすことができる。
【0075】請求項8に記載の発明によれば、複数の払
拭部材が設けられていても、各払拭部材を充分に清掃す
ることが可能になる。
【0076】請求項9に記載の発明によれば、払拭部材
は、吐出面を払拭した後、直ちに払拭部材清掃部により
清掃されるので、払拭部材に付着したインクが払拭部材
の表面又は内部で固化することを防止する上で有効であ
る。
【0077】請求項10に記載の発明によれば、払拭部
材及び払拭部材清掃部の寿命を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)から(D)は、それぞれ、第1形
態に係るインクジェット式記録装置で、往路で記録ヘッ
ドの吐出面を清掃する各工程を示す概念的側面図 であ
る。
【図2】 図2(A)から(C)は、それぞれ、第1形
態に係るインクジェット式記録装置で、復路で清掃部を
ホームポジションに戻す各工程を示す概念的側面図であ
る。
【図3】 第1形態で記録ヘッドの吐出面の清掃を行う
際のフローチャート図である。
【図4】 第1形態に係るインクジェット式記録装置の
角度変更機構を示す部分斜視図である。
【図5】 図4の矢視5−5の平面図である。
【図6】 図4の矢視6−6の側面図である。
【図7】 第1形態に係るインクジェット式記録装置の
角度変更機構を示す部分斜視図である。
【図8】 図7の矢視8−8の側面図である。
【図9】 第1形態に係るインクジェット式記録装置の
角度変更機構を示す部分斜視図である。
【図10】 図9の矢視10−10の側面図である。
【図11】 第1形態に係るインクジェット式記録装置
の角度変更機構を示す部分斜視図である。
【図12】 図11の矢視12−12の側面図である。
【図13】 第1形態に係るインクジェット式記録装置
の角度変更機構を示す側面図である。
【図14】 図14(A)から(D)は、それぞれ、第
2形態に係るインクジェット式記録装置で、往路で記録
ヘッドの吐出面を清掃する各工程を示す概念的側面図で
ある。
【図15】 図15(A)から(D)は、それぞれ、第
2形態に係るインクジェット式記録装置で、復路で清掃
部をホームポジションに戻す各工程を示す概念的側面図
である。
【図16】 従来のインクジェット式記録装置の部分斜
視図である。
【図17】 図17(A)から(C)は、それぞれ、従
来のインクジェット式記録装置で、往路で記録ヘッドの
吐出面を清掃する各工程を示す概念的側面図である。
【図18】 従来のインクジェット式記録装置で記録ヘ
ッドの吐出面の清掃を行う際のフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
10 インクジェット式記録装置 12 記録ヘッド 14 吐出面 16 清掃部(吐出面清掃部) 18 ワイパ(払拭部材) 20 吸収体(払拭部材清掃部) 30 角度変更機構(変位手段、角度変更手段) 60 インクジェット式記録装置 62A、B 記録ヘッド 66 清掃部(吐出面清掃部) 68A、B ワイパ(払拭部材) 70A、B 角度変更機構(変位手段、角度変更手段) 71A、B 吸収体 72 ホルダ 80 インクジェット式記録装置 82 記録ヘッド 84 吐出面 86 清掃部(吐出面清掃部) 88 ワイパ(払拭部材)
フロントページの続き (72)発明者 餘目 勝志 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C056 EA14 EC11 EC23 EC34 FA10 JB04 JB08 JB09 JC25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクの吐出口が形成された吐出面を有
    する記録ヘッドと、 前記吐出面と接触して清掃する払拭部材を有する吐出面
    清掃部と、 前記記録ヘッドと前記吐出面清掃部との何れか一方を前
    記吐出面に沿った方向に往復移動させる往復動手段と、 前記払拭部材を前記吐出面に非接触となるように変位さ
    せる変位手段と、を備え、 前記往復動手段による往復移動の往路又は復路のうち一
    方の路で、前記払拭部材を前記吐出面に接触させて払拭
    し、他方の路で、前記変位手段により前記払拭部材を前
    記吐出面に非接触としたことを特徴とするインクジェッ
    ト式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記往復動手段が、前記記録ヘッドを停
    止させていて前記吐出面清掃部を往復移動させることを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェット式記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記変位手段は、前記払拭部材を回動さ
    せて前記吐出面と前記払拭部材とを非接触にする角度変
    更手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    インクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記往路では前記払拭部材を前記吐出面
    に接触させて払拭し、前記復路では前記払拭部材を前記
    吐出面に非接触としたことを特徴とする請求項1〜請求
    項3のうち何れか一項に記載のインクジェット式記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドが前記往復動手段による
    往復移動方向に複数配置され、前記払拭部材が前記記録
    ヘッドの数に応じて複数配置され、前記変位手段が前記
    払拭部材の数に応じて複数配置され、前記複数の変位手
    段を一括して保持するホルダが設けられており、前記往
    復動手段が前記ホルダを往復移動させることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のインク
    ジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の変位手段は、前記往路では、
    一部の払拭部材を前記吐出面に接触させ、残りの払拭部
    材を前記吐出面に非接触にし、 前記復路では、前記残りの払拭部材を前記吐出面に接触
    させ、前記一部の払拭部材を前記吐出面に非接触にした
    ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット式記
    録装置。
  7. 【請求項7】 前記払拭部材を清掃する払拭部材清掃部
    を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6のう
    ち何れか一項に記載のインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記払拭部材の数に応じて前記払拭部材
    清掃部が設けられていることを特徴とする請求項7に記
    載のインクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記払拭部材清掃部が前記記録ヘッドに
    隣接して設けられており、前記払拭部材が、前記吐出面
    を払拭した後、前記払拭部材清掃部に接触して清掃され
    ることを特徴とする請求項7又は8に記載のインクジェ
    ット式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記往路又は前記復路のうち、前記変
    位手段により前記払拭部材を前記吐出面に非接触とした
    路では、前記払拭部材を前記払拭部材清掃部に非接触と
    したことを特徴とする請求項9に記載のインクジェット
    式記録装置。
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