JP2005205640A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードクリーナをブレードに対して摺擦させることによってブレードに付着したインクの除去効果が高く、且つ、ブレードのクリーニング時のブレードからの飛散インクの低減効果が高く、周囲の汚染防止効果を向上させたインクジェット記録装置を提供すること。
【解決手段】記録ヘッドのインク吐出口面を払拭するブレードと、ブレードに付着したインクを除去するためのブレードクリーナと、ブレードとブレードクリーナとを相対的に往復動させることによりブレードクリーナをブレードに摺擦させ、該ブレードに付着したインクを除去するクリーニング手段を有し、クリーニング手段は、往動時には、記録ヘッドのインク吐出口面を払拭した後のブレードの払拭面側にブレードクリーナを弾性的に接触させて摺擦させると共に、復動時には、ブレードクリーナをブレードと接触させないように退避させるようにすることを特徴とするインクジェット記録装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録ヘッドのインク吐出口から記録媒体に向けてインクを吐出することにより記録を行うインクジェット記録装置に関し、特に、記録ヘッドのインク吐出口面を払拭するためのブレードと、このブレードを摺擦することによりブレードに付着したインクを除去してクリーニングするためのブレードクリーナを有するインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置において記録ヘッドの正常なインク吐出機能を回復するための処理動作として、一般に、ゴム等の板状の弾性材からなるブレードをインク吐出口面に弾性的に接触させ、このブレードと記録ヘッドを相対的に移動させることによってブレードによりインク吐出口面を払拭することで、インク吐出口面に付着したインクを除去することが行われている。通常、このようなブレードによるインク吐出口面の払拭動作は一方向動作であり、ブレードと記録ヘッドとの相対的な往復動のうちのいずれか一方の動作時のみ、ブレードが記録ヘッドのインク吐出口面に弾性的に接触することでインク吐出口面を払拭するようになっている。
記録ヘッドのインク吐出口面を払拭した後のブレードには、その払拭面側にインク吐出口面から除去したインクが付着しており、この状態で次の払拭動作を行うことはインク吐出口面をかえって汚染する原因となる。このため、従来、インク吐出口面を払拭した後のブレードに付着したインクを該ブレードから除去して払拭性能を維持するため、ブレードに付着したインクを除去してブレードをクリーニングするブレードクリーナを設けるようにしたものが提案されており、特許文献1〜4に記載されている。
すなわち、特許文献1、2には、ブレードに付着したインクを除去するために、ブレードクリーナをブレードと接触させる場合、往動時にはブレードをブレードクリーナに強く接触させてブレードクリーナでブレードを摺擦することによりインクを擦り取るようにし、復動時にはブレードをブレードクリーナに弱く接触させることが記載されている。
特許文献3には、ブレードが往動した時に記録ヘッドのインク吸収面を払拭し、ブレードが復動して再度記録ヘッドに当接して屈倒した時にインク吸収能を有するブレードクリーナと接触させるようにすることで、ブレードに付着したインクを吸収除去することが記載されている。
特許文献4には、ブレードをインク吸収能を有するブレードクリーナと接触させてインクを吸収除去した後、ブレードがブレードクリーナを通過する前にブレードを退避位置に移動させるようにすることが記載されている。
特許第3428893号公報 特開2002−225293号公報 特開平7−137268号公報 特開平5−229132号公報
ブレードに付着したインクは、ブレードから擦り取るようにして除去すると、インク除去効果が高く好ましい。このため、ブレードをブレードクリーナに対して弾性的に接触させ、両者を相対的に移動させることによりブレードクリーナをブレードに対して摺擦させることが望まれる。しかし、この場合、ブレードがブレードクリーナを通過し、その弾性力によって復元する際に、ブレードの先端に付着するインクを弾き飛ばし、そのとき飛散したインクで周囲を汚染する問題がある。
特許文献1、2では、往動時にブレードをブレードクリーナに対して強く接触させて摺擦することでインクの除去効果を確保し、復動時にブレードをブレードクリーナに弱く接触させるようにすることでブレードの復元力を弱め、インクの飛散を低減するようにしているが、インクの飛散を完全に防ぐことはできない。特にブレードがブレードクリーナを記録ヘッドに向けて通過する場合には、ブレードクリーナの通過時にブレードが復元する際、ブレードから弾き飛ばされたインクによって記録ヘッドを汚染するおそれがある。記録ヘッドに飛散したインクがインク吐出口に及ぶと、インク欠や飛翔曲がり等のインク吐出不良の原因となる問題がある。
また、特許文献3では、ブレードがブレードクリーナを通過する構造ではないので、ブレードクリーナ通過時のブレードからのインク飛散は生じないが、ブレードに付着したインクを摺擦することにより除去するものではないため、ブレードに付着したインクの除去効果が低い。また、ブレードが往復動のいずれにおいても記録ヘッドと接触するため、復動時、ブレードに残留するインクによって記録ヘッドのインク吐出口面を汚染する問題があり、インク吐出口面を精度良く払拭することが困難である。
更に、特許文献4も、ブレードに付着したインクを摺擦することにより除去するものではないため、ブレードに付着したインクの除去効果が低い。また、ブレードがブレードクリーナを通過する前にブレードを退避位置に移動させることで、ブレードの復元時のインク飛散を防止するようにしているが、ブレードを退避位置に移動させるためにブレードを可動構造としている。このようにブレードを可動構造とすると、ブレードにガタが発生し易く、記録ヘッドのインク吐出口面を払拭する際にびびり等が発生して精度良くインクを払拭することができなくなったり、ブレードの可動部にブレードから流れ出たインクが付着して動作不良の原因となったりするおそれがある。
そこで、本発明の課題は、ブレードクリーナをブレードに対して摺擦させることによってブレードに付着したインクの除去効果が高く、且つ、ブレードのクリーニング時のブレードからの飛散インクの低減効果が高く、周囲の汚染防止効果を向上させたインクジェット記録装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、記録ヘッドのインク吐出口面を払拭するブレードと、前記ブレードに付着したインクを除去するためのブレードクリーナと、前記ブレードと前記ブレードクリーナとを相対的に往復動させることにより前記ブレードクリーナを前記ブレードに摺擦させ、該ブレードに付着したインクを除去するクリーニング手段を有し、前記クリーニング手段は、往動時には、前記記録ヘッドのインク吐出口面を払拭した後の前記ブレードの払拭面側に前記ブレードクリーナを弾性的に接触させて摺擦させると共に、復動時には、前記ブレードクリーナを前記ブレードと接触させないように退避させるようにすることを特徴とするインクジェット記録装置である。
請求項2記載の発明は、前記ブレードクリーナが退避位置にきた時に該ブレードクリーナと接触する位置に、該ブレードクリーナに付着したインクを除去するためのインク吸収体を設けたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置である。
請求項3記載の発明は、往動時に前記ブレードクリーナが当接する前記ブレードの払拭面は、前記記録ヘッドの配置側の面とは反対面であることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録装置である。
請求項4記載の発明は、前記クリーニング手段は、復動時に、前記ブレードクリーナを回動させることにより前記ブレードと接触させないように退避させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置である。
請求項5記載の発明は、前記クリーニング手段は、復動時に、前記ブレードクリーナを前記往復動方向と直交する方向に移動させることにより前記ブレードと接触させないように退避させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置である。
請求項6記載の発明は、前記クリーニング手段は、前記ブレードの往復動と一体となって往復動する回動可能なレバーを有し、該レバーは、往動時に前記ブレードクリーナと当接することにより回動して前記ブレードクリーナを移動させず、復動時に前記ブレードクリーナと当接した際には回動せず、前記ブレードの移動に伴って前記ブレードクリーナを前記ブレードから退避させる方向に移動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置である。
請求項7記載の発明は、前記ブレードクリーナにおける前記記録ヘッドの配置側の側面に、前記記録ヘッドのインク吐出口面を払拭した直後の前記ブレードが弾性的に復元する際の飛散インクを吸収するインク吸収体を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置である。
請求項8記載の発明は、前記ブレードクリーナよりも往動方向側に、該ブレードクリーナと摺擦した直後の前記ブレードが弾性的に復元する際の飛散インクを遮る壁部を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置である。
請求項9記載の発明は、前記壁部にはインク吸収体が設けられていることを特徴とする請求項8記載のインクジェット記録装置である。
請求項1記載の発明によれば、ブレードクリーナをブレードに対して摺擦させることによってブレードに付着したインクの除去効果が高く、且つ、ブレードのクリーニング時のブレードからの飛散インクの低減効果が高く、周囲の汚染防止効果を向上させたインクジェット記録装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、ブレードクリーナが退避位置に来るたびに、ブレードとの摺擦面に付着しているインクが除去されるので、ブレードクリーナでブレードをクリーニングするのに先立って、ブレードクリーナを常に清浄な状態にすることができる。
請求項3記載の発明によれば、ブレードクリーナによってブレードの払拭面を摺擦した後、ブレードが弾性的に復元する際にブレードから飛散したインクの飛散方向も記録ヘッドの配置側とは反対方向となるため、飛散インクが記録ヘッドに及ぶことはなく、飛散インクによる記録ヘッドの汚染の問題を解消することができる。
請求項4記載の発明によれば、簡素な構成で確実にブレードクリーナをブレードと接触させないように退避させることができる。
請求項5記載の発明によれば、ブレードクリーナを昇降動作させることによって退避動作を行うことができるため、回動動作を行うものに比べて、退避動作に必要なスペースが少なくて済み、記録ヘッド側へ可及的近接配置することが可能となり、コンパクト化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、簡単な構造で、ブレードの往復動を利用してブレードクリーナの退避動作を行うことができるので、ブレードクリーナを退避動作させるための駆動手段を必要とせず、コスト高を抑えることができる。
請求項7記載の発明によれば、記録ヘッド払拭した直後のブレードの弾性的な復元により飛散したインクをインク吸収体によって吸収することができるので、周囲への汚染を防止することができる。
請求項8記載の発明によれば、ブレードクリーナと摺擦した直後のブレードの弾性的な復元の際に飛散するインクを壁部によって遮ることができるので、このときの飛散インクによる周囲への汚染を防止することができる。
請求項9記載の発明によれば、インクの吸収作用により、飛散インクの壁部からの跳ね返りを防止でき、周囲への汚染をより確実に防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1はインクジェット記録装置の主要構成の一例を示す概略図である。インクジェット記録装置1は、紙等の記録媒体2にインクを吐出し印刷を行うものであり、その印刷を行う部分の主要構成として、図1に示すように、記録媒体2を印刷時に前方へ搬送させる搬送手段(図示省略)と、前記記録媒体2に複数色毎のインクを吐出する複数ヘッドからなる記録ヘッド3と、この記録ヘッド3を搭載するキャリッジ4と、記録ヘッド2の回復処理を行うための回復処理部5と、キャリッジ4を主走査方向である図中矢印A方向に沿って案内するガイドレール6と、これら各部の制御を行う制御部(図示省略)とを備えている。CAはインクカートリッジであり、このインクカートリッジCAから送られた各インクは、供給弁Vを通して一旦サブタンクTに蓄えられたうえ、インク供給路Pを通って記録ヘッド3に送られる構成となっている。
記録媒体2の搬送手段は、印刷時において、キャリッジ4の動作にタイミングを合わせて、記録媒体2を印字領域7上で搬送し、印刷の終了に応じて、記録媒体2は印字領域7から副走査方向である図中矢印B方向に向かって搬送されるようになっている。
なお、記録ヘッド3は、ここではYMCKのインク色毎の4つのヘッドにより構成されるものを示しているが、その数は特に限定されない。この記録ヘッド3は、キャリッジ4に搭載された状態で、記録媒体2の印字領域7の面に対してほぼ垂直な方向である図中矢印C方向に沿って、図示しない駆動手段によって昇降動可能に構成されている。この記録ヘッド3の昇降動作は、特に、この記録ヘッド3が後述する回復処理部5に位置する際に利用される。
次に、回復処理部5の具体的構成について説明する。
図2は回復処理部5の詳細を示す正面図、図3は図2における(iii)方向から見た側面図である。
回復処理部5は、メンテナンスユニット100と、このメンテナンスユニット100に設けられたブレード10をクリーニングするためのブレードクリーナ40とを有している。
メンテナンスユニット100は、記録ヘッド3が記録媒体2に対する印刷を行わない非印刷領域に配置されており、記録ヘッド3の各ヘッドに対応する数のゴム等の弾性材からなる板状のブレード10が、図示しない駆動手段によって図3中の矢印で示す方向に往復動可能に設けられた取り付け台20上に並列状に立設されている。各ブレード10は、回復処理部5まで移動してきた記録ヘッド3の各ヘッドのインク吐出口の配列方向の延長線上に配置されている。また、取り付け台20上におけるこれらブレード10よりも記録ヘッド3の配置側には、記録ヘッド3のインク吐出口面3aに密着するキャップ30が、各ヘッドに対応して並設されている。
キャップ30の内部は、図示しないインク吸引手段に接続しており、取り付け台20が、図3に示す初期位置にある状態から、記録ヘッド3のインク吐出口面3aと対向する位置まで図中矢印で示す復動方向に移動した後、記録ヘッド3を図中矢印C方向に沿って下降させ、キャップ30が対応するヘッドのインク吐出口面3aに密着した後、インク吸引手段を駆動させることで、インク吐出口からインクを強制的に吸引して回復処理を図るようになっている。
なお、本実施形態では、回復処理部5の配設位置まで移動してきた記録ヘッド3を停止させた状態で、この記録ヘッド3に対して取り付け台20がインク吐出口の配列方向に沿って往復動するようになっており、そのうちの一方の移動時に、ブレード10によってインク吐出口面3aを払拭するようになっている。このブレード10によってインク吐出口面3aを払拭する方向の動作を「往動」といい、その反対方向の動作「復動」という。
メンテナンスユニット100の上方には、ブレードクリーナ40が、記録ヘッド3の主走査方向と平行に延びる回動軸41を中心として回動可能に設けられている。図3において、符号42は、ブレードクリーナ40の回動動作を規制するストッパであり、記録ヘッド3の配置側とは反対側面に当接するように配設されている。従って、ブレードクリーナ40は、ストッパ42に当接した図3に示す初期位置の状態から、回動軸41を中心として時計方向にのみ回動可能とされ、反時計方向に回動してストッパ42に当接した後は、それ以上反時計方向には回動しないようになっている。
ブレードクリーナ40の下端には、ブレード10に付着したインクを擦り取るためのクリーナ部43がメンテナンスユニット100に向けて突設されている。このクリーナ部43は、ブレード10に接触してインクを擦り取ることができるように板状に形成されており、ブレードクリーナ40の下端に支持部材43bによって支持されている。クリーナ部43の材質は、ブレード10に接触した際に屈撓することのない剛性を有していれば特に問わず、合成樹脂、金属等により形成することができる。
クリーナ部43の先端は、取り付け台20から立設するブレード10の先端よりも若干取り付け台20側に突出しており、図3に示すように、互いの先端同士が高さhの分だけオーバーラップするように形成されている。これによりブレードクリーナ40は、初期位置にある状態で、そのクリーナ部43によってブレード10を摺擦して該ブレード10に付着したインクを擦り取ることができるようになっている。
ブレードクリーナ40における回動軸41の延設方向の少なくとも一端面には、カム部44が設けられている。カム部44の下端44aには、図3に示すように、記録ヘッド3の配置側とは反対側の側面から、それに対向する記録ヘッド3の配置側の側面にかけて、メンテナンスユニット100に向けて傾斜する傾斜面44bが形成されており、メンテナンスユニット100が図3中の矢印で示す復動方向に移動した際、その取り付け台20に設けられたレバー50の先端50aと当接するようになっている。
このレバー50は、ブレード10の並設ラインにほぼ一致する取り付け台20の側面に、回動軸51を中心に回動可能に取り付けられている。レバー50における回動軸51よりも先端50a側と、該回動軸51よりも記録ヘッド3の配置側とは反対側の取り付け台20との間には、引っ張りばね52が架け渡されており、レバー50の先端50a側をその回動軸51を中心として、記録ヘッド3の配置側とは反対方向となる時計方向に付勢している。
また、レバー50の後端50b側には、回動軸51よりも記録ヘッド3の配置側の取り付け台20の側面から突出するストッパ53が当接しており、引っ張りばね52による付勢方向のレバー50の回動を規制している。従って、レバー50は、メンテナンスユニット100が図3に示す初期位置にある状態では、その後端50bがストッパ53に当接して回動軸51を中心として時計方向にはそれ以上回動せず、反時計方向に外力が加わった場合のみ、引っ張りばね52の付勢力に抗して回動可能とされている。
次に、かかるブレード10による払拭動作及びブレードクリーナ40によるクリーニング動作について、更に図4〜図9を用いて説明する。
まず、記録ヘッド3が回復処理部5の位置まで移動してくると、メンテナンスユニット100は、図3に示す初期位置の状態から、図示しない駆動手段によって復動方向に移動を開始し、やがて、図4に示すように、レバー50の先端50aがブレードクリーナ40のカム部44の傾斜面44bに当接する。このとき、レバー50には、回動軸51を中心として時計方向に回動しようとする力が作用するが、後端50bがストッパ53に当接しているため回動することはなく、更にメンテナンスユニット100が復動方向に移動するのに伴って、このレバー50の先端50aによってブレードクリーナ40を回動軸41を中心として時計方向へ回動させる。これによりブレードクリーナ40は、そのクリーナ部43がブレード10の先端と接触しない退避位置(図4に示す位置)まで回動する。
本実施形態に示す回復処理部5には、図3、図4に示すように、このブレードクリーナ40が退避位置にあるときに初めてクリーナ部43と当接する位置に、インク吸収体45が配設されており、これによってクリーナ部43のブレード10との摺擦面43aに付着しているインクが除去される。従って、このときクリーナ部43は、後述するブレード10のクリーニング動作に先立って清浄な状態とされる。
更にメンテナンスユニット100が復動方向に移動し、レバー50の先端50aがカム部44の下端44aを通過すると、ブレードクリーナ40は回動軸41を中心として反時計方向に回動し、初期位置に復帰する。このときの復帰動作は、ブレードクリーナ40の自重を利用したものであってもよいし、また、図示しない復帰ばねを設け、そのばね力を利用したものであってもよい。
図5に示すように、ブレード10が記録ヘッド3を通過する位置までくると、メンテナンスユニット100は移動を停止する。図5に示すこの位置は、ブレード10による記録ヘッド3のインク吐出口面3aの払拭開始位置であり、メンテナンスユニット100がこの払拭開始位置まで移動してくると、記録ヘッド3は、矢印C方向に沿って、そのインク吐出口面3aがブレード10の先端位置よりも若干下方に位置するまで下降する。
その後、メンテナンスユニット100が往動方向に移動すると、図6に示すように、ブレード10の先端が記録ヘッド3のインク吐出口面3aに弾性的に接触し、メンテナンスユニット100の往動に伴ってインク吐出口面3aを払拭し、インク吐出口面3aに付着しているインクを除去する。この払拭動作は、各ブレード10によってYMCKの各ヘッド同時に行われる。
メンテナンスユニット100が更に往動し、ブレード10の先端が記録ヘッド3から離れるようになると、図7に示すように、ブレード10が弾性的に復元する際、ブレード10の払拭面11に付着したインクが、斜め上方のブレードクリーナ40側に向けて一部飛散する。本実施形態に示すブレードクリーナ40には、図2、図3に示すように、記録ヘッド3の配置側の側面に、このときの飛散インクを受けるインク吸収体46が貼着されており、このインク吸収体46によって飛散インクを吸収することで、周囲への汚染を防止している。特に、この位置にインク吸収体46を設けることにより、飛散インクがクリーナ部43まで流下してクリーナ部43を汚染することを防止することができる。
メンテナンスユニット100が更に往動すると、レバー50の先端50aがブレードクリーナ40のカム部44の下端44aに、その記録ヘッド3の配置側から当接する。このとき、ブレードクリーナ40は、ストッパ42によって回動軸41を中心とした反時計方向の回動が規制されているため、図8に示すように、レバー50が引っ張りばね52の付勢力に抗して反時計方向に回動し、カム部44の下端44aを滑るように通過する。
この過程で、ブレード10の払拭面10a側の先端は、ブレードクリーナ40のクリーナ部43の先端と当接する。更にメンテナンスユニット100が往動することによって、クリーナ部43によってブレード10の払拭面10aが摺擦され、その払拭面10aに付着したインクがクリーナ部43に擦り取られて除去され、ブレード10のクリーニングが行われる。なお、このときクリーナ部43の摺擦面43aに付着したインクは、ブレード10による次回の払拭動作の際、図4に示すようにブレードクリーナ40が退避位置まで回動した際に、インク吸収体45によって除去される。
その後、ブレード10はクリーナ部43を通過することにより弾性的に復元し、そのときにブレード10の先端に残存するインクが一部飛散するが、本実施形態では、メンテナンスユニット100の往動時にブレードクリーナ40のクリーナ部43が当接するブレード10の払拭面10aは、記録ヘッド3の配置側の面とは反対面であるため、その飛散インクの飛散方向も記録ヘッド3の配置側とは反対方向となり、記録ヘッド3への汚染のおそれはない。
本実施形態では、ブレードクリーナ40の下面にインク吸収体47が貼着され、また、取り付け台20上においてブレード10を挟んでキャップ30とは反対側にもインク吸収体21が立設されており、ブレードクリーナ40のクリーナ部43を通過した際のブレード10からの飛散インクをこれらインク吸収体47、21によって吸収することで、周囲への汚染防止効果を高めている。
このような飛散インクによる汚染防止効果を更に確実にするため、図9に示すように、メンテナンスユニット100の初期位置よりも往動方向側に、飛散インクを遮る壁部60を立設するようにしてもよい。また、この壁部60に、インク吸収体61を貼着すると、インクの吸収作用により、飛散インクの壁部60からの跳ね返りを防止でき、周囲への汚染をより確実に防止できるようになる。
なお、各インク吸収体21、45〜47、61は、インクを吸収可能な材料であれば特に問わないが、好ましくは、発泡合成樹脂等により形成された多孔質の材料を用いることができる。このような多孔質の材料としては、カネボウ社のベルイータ(商品名)を用いることができる。
以上のように、メンテナンスユニット100の往動時には、記録ヘッド3のインク吐出口面3aを払拭した後のブレード10の払拭面10a側にブレードクリーナ40のクリーナ部43を弾性的に接触させて摺擦させ、メンテナンスユニット100の復動時には、ブレードクリーナ40のクリーナ部43をブレード10と接触させないように退避させるようにしているため、復動時にはブレード10の弾性的な復元によるインクの飛散は発生せず、それだけ飛散インクの発生頻度を低減することができ、飛散インクによる周囲の汚染防止効果を向上させることができると共に、ブレードクリーナ40は、クリーナ部43によってブレード10の払拭面10aを摺擦するので、ブレード10に付着したインクを効果的に除去することができる。しかも、ブレードクリーナ40との接触頻度が低減することでブレード10の負担が軽減されるため、ブレード10の寿命も長くなる。
また、メンテナンスユニット100の往動時にブレードクリーナ40のクリーナ部43が当接するブレード10の払拭面10aは、記録ヘッド3の配置側の面とは反対面であるため、ブレードクリーナ40のクリーナ部43がブレード10の払拭面10aを摺擦した後にブレード10が弾性的に復元する際の飛散インクが記録ヘッド3に及ぶことはなく、飛散インクによるノズル欠等が発生するおそれはない。
更に、ブレード10とブレードクリーナ40との退避動作は、ブレードクリーナ40側の回動によってなされるため、ブレード10は単に往復動するだけでよく、取り付け台20に固定状に設けることができるので、記録ヘッド3のインク吐出口面3aの払拭動作時にびびり等が発生することはなく、高精度な払拭を行うことができる。
また、ブレードクリーナ40の退避動作は、メンテナンスユニット100の往復動作を利用できるため、退避動作のための特別な駆動手段を設ける必要がなく簡単な構成で済み、コスト増を抑えることができる。
図10は、ブレードクリーナの別の実施形態を示している。図2〜図9と同一符号の部位は同一構成を示しているので、これらの詳細な説明については省略する。
この実施形態では、ブレードクリーナ80は、メンテナンスユニット100の往復動方向と直交する図中矢印D方向に沿って昇降動作可能に設けられている。すなわち、図中矢印D方向に沿って延びるガイドレール90がブレードクリーナ80の端部に設けられたスライダ部81にスライド可能に挿通することによって、ブレードクリーナ80が図中D方向に沿って昇降動作可能とされている。これらガイドレール90及びスライダ部81は、ブレードクリーナ80の両端部に設けられていると、円滑な昇降動作が可能となるために好ましい。
ブレードクリーナ80の下降位置は、ストッパ82の上面にブレードクリーナ80から突出する突部83が当接することによって規制されている。この位置はブレードクリーナ80の初期位置である。ブレードクリーナ80の下端に設けられたクリーナ部84の先端は、この初期位置において、取り付け台20から立設するブレード10の先端よりも若干取り付け台20側に突出しており、図10に示すように、互いの先端同士が高さhの分だけオーバーラップするように形成されている。これによりブレードクリーナ80は、初期位置にある状態で、そのクリーナ部84によってブレード10を摺擦して該ブレード10に付着したインクを擦り取ることができるようになっている。なお、クリーナ部84は、上記したクリーナ部43と同一構成である。
ブレードクリーナ80にも、上記したブレードクリーナ40のカム部44と同様にカム部85が設けられており、このカム部85の下端85aには、図10に示すように、記録ヘッド3の配置側とは反対側の側面から、それに対向する記録ヘッド3の配置側の側面にかけて、メンテナンスユニット100に向けて傾斜する傾斜面85bが形成されており、メンテナンスユニット100が図10中の矢印で示す復動方向に移動した際、その取り付け台20に設けられたレバー50の先端50aと当接するようになっている。
このようなブレードクリーナ80によると、メンテナンスユニット100が図示しない駆動手段によって復動方向に移動を開始すると、図11に示すように、レバー50の先端50aがブレードクリーナ80のカム部85の傾斜面85bに当接する。更にメンテナンスユニット100が復動方向に移動するのに伴って、このレバー50の先端50aはカム部85の傾斜面85bに沿って移動し、これによりブレードクリーナ80はガイドレール90に沿って上方へ押し上げられる。レバー50の先端50aがブレードクリーナ80のカム部85の下端85aにくるまでブレードクリーナ80が押し上げられると、ブレードクリーナ80は、そのクリーナ部84がブレード10の先端と接触しない退避位置(図11に示す位置)となる。なお、この退避動作を円滑にするため、カム部85をブレードクリーナ80の両端部に設け、これに当接するレバー50も、取り付け台20の両側面に設けるようにするとよい。
このブレードクリーナ80において、記録ヘッド3の配置側の側面には、図2〜図9と同様のインク吸収体86が配設されているが、このインク吸収体86はブレードクリーナ80に貼着されておらず、メンテナンスユニット100の上方において固定状に配置されている。従って、図11に示すように、ブレードクリーナ80がレバー50に押し上げられて上昇しても、インク吸収体86は上昇しない。このインク吸収体86の下端部86aは、ブレードクリーナ80が図10に示す初期位置にある状態では、クリーナ部84よりも上方に位置し、クリーナ部84の摺擦面84aを露出した状態としているが、ブレードクリーナ80が上昇して退避位置となった時には、クリーナ部84の摺擦面84aに接触してこれを摺擦するようになっている。これにより、クリーナ部84の摺擦面84aに付着したインクは、このインク吸収体86によって除去され、ブレードクリーナ80が退避位置に来るたびにクリーナ部84は清浄な状態とされる。
更にメンテナンスユニット100が復動方向に移動し、レバー50の先端50aがカム部85の下端85aを通過すると、ブレードクリーナ80は突起83がストッパ82に当接するまで下降し、初期位置に復帰する。このときの復帰動作は、ブレードクリーナ80の自重を利用したものであってもよいし、また、図示しない復帰ばねを設け、このばね力を利用したものであってもよい。
その後は、上述したように記録ヘッド3のインク吐出口面3aがブレード10によって払拭され、更にメンテナンスユニット100が往動することにより、レバー50の先端50aがブレードクリーナ80のカム部85の下端85aに、その記録ヘッド3の配置側から当接する。このときレバー50はブレードクリーナ80を押し上げることができないため、図12に示すように、レバー50がその回動軸51を中心として、引っ張りばね52の付勢力に抗して反時計方向に回動し、カム部85の下端85aを滑るように通過する。
この過程で、ブレード10の払拭面10a側の先端は、ブレードクリーナ80のクリーナ部84の先端と当接する。更にメンテナンスユニット100が往動することによって、クリーナ部84によってブレード10の払拭面10aが摺擦され、付着したインクがクリーナ部84に擦り取られて除去される。このときクリーナ部84の摺擦面84aに付着したインクは、ブレード10による次回の払拭動作の際、図11に示すようにブレードクリーナ80が退避位置まで上昇した際に、インク吸収体86によって除去される。
このブレードクリーナ80によれば、昇降動作によって退避動作を行うことができるため、上述したブレードクリーナ40のように回動動作を行うものに比べて、退避動作に必要なスペースが少なくて済み、記録ヘッド3側へ可及的近接配置することが可能となり、回復処理部5をコンパクトにすることができる。
以上説明したブレードクリーナ40、80とメンテナンスユニット100との相対的な往復動作は、ブレードクリーナ40、80を固定状とし、メンテナンスユニット100が往復移動するようにしたが、メンテナンスユニット100を固定状とし、ブレードクリーナ40、80を往復移動させるように構成してもよく、また、ブレードクリーナ40、80とメンテナンスユニット100とが共に反対方向に移動することにより、相対的な往復動作を行うように構成してもよい。
また、ブレード10による記録ヘッド3のインク吐出口面3aの払拭時、記録ヘッド3がメンテナンスユニット100に向けて下降するようにしたが、メンテナンスユニット100が記録ヘッド3に向けて上昇するようにしてもよい。
インクジェット記録装置の主要構成の一例を示す概略図 ブレードクリーナ及びメンテナンスユニットを示す正面図 図2における(iii)方向から見た側面図 ブレードによる払拭動作及びブレードクリーナによるクリーニング動作を説明する図 ブレードによる払拭動作及びブレードクリーナによるクリーニング動作を説明する図 ブレードによる払拭動作及びブレードクリーナによるクリーニング動作を説明する図 ブレードによる払拭動作及びブレードクリーナによるクリーニング動作を説明する図 ブレードによる払拭動作及びブレードクリーナによるクリーニング動作を説明する図 ブレードによる払拭動作及びブレードクリーナによるクリーニング動作を説明する図 ブレードクリーナの別の実施形態を示す側面図 別の実施形態に係るブレードクリーナによる退避動作を説明する図 別の実施形態に係るブレードクリーナによるブレードのクリーニング動作を説明する図
符号の説明
1:インクジェット記録装置
2:記録媒体
3:記録ヘッド
3a:インク吐出口面
4:キャリッジ
5:回復処理部
6:ガイドレール
7:印字領域
10:ブレード
10a:払拭面
20:取り付け台
21:インク吸収体
30:キャップ
40:ブレードクリーナ
41:回動軸
42:ストッパ
43:クリーナ部
43a:支持部材
44:カム部
44a:カム部の下端
44b:傾斜面
45、46、47:インク吸収体
50:レバー
50a:レバーの先端
50b:レバーの後端
51:回動軸
52:引っ張りばね
53:ストッパ
60:壁部
61:インク吸収体
80:ブレードクリーナ
81:スライダ部
82:ストッパ
83:突部
84:クリーナ部
85:カム部
85a:カム部の下端
85b:傾斜面
86:インク吸収体
90:ガイドレール

Claims (9)

  1. 記録ヘッドのインク吐出口面を払拭するブレードと、
    前記ブレードに付着したインクを除去するためのブレードクリーナと、
    前記ブレードと前記ブレードクリーナとを相対的に往復動させることにより前記ブレードクリーナを前記ブレードに摺擦させ、該ブレードに付着したインクを除去するクリーニング手段を有し、
    前記クリーニング手段は、往動時には、前記記録ヘッドのインク吐出口面を払拭した後の前記ブレードの払拭面側に前記ブレードクリーナを弾性的に接触させて摺擦させると共に、復動時には、前記ブレードクリーナを前記ブレードと接触させないように退避させるようにすることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記ブレードクリーナが退避位置にきた時に該ブレードクリーナと接触する位置に、該ブレードクリーナに付着したインクを除去するためのインク吸収体を設けたことを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 往動時に前記ブレードクリーナが当接する前記ブレードの払拭面は、前記記録ヘッドの配置側の面とは反対面であることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記クリーニング手段は、復動時に、前記ブレードクリーナを回動させることにより前記ブレードと接触させないように退避させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記クリーニング手段は、復動時に、前記ブレードクリーナを前記往復動方向と直交する方向に移動させることにより前記ブレードと接触させないように退避させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記クリーニング手段は、前記ブレードの往復動と一体となって往復動する回動可能なレバーを有し、該レバーは、往動時に前記ブレードクリーナと当接することにより回動して前記ブレードクリーナを移動させず、復動時に前記ブレードクリーナと当接した際には回動せず、前記ブレードの移動に伴って前記ブレードクリーナを前記ブレードから退避させる方向に移動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記ブレードクリーナにおける前記記録ヘッドの配置側の側面に、前記記録ヘッドのインク吐出口面を払拭した直後の前記ブレードが弾性的に復元する際の飛散インクを吸収するインク吸収体を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記ブレードクリーナよりも往動方向側に、該ブレードクリーナと摺擦した直後の前記ブレードが弾性的に復元する際の飛散インクを遮る壁部を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記壁部にはインク吸収体が設けられていることを特徴とする請求項8記載のインクジェット記録装置。
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