JP2015033836A - インクジェット記録装置およびその制御方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリーニング動作時の衝撃を緩和し、クリーニング性能を維持しつつクリーニング時間を短縮することができるインクジェット記録装置を提供する。【解決手段】記録ヘッド3およびワイパー7,8の少なくともいずれかを移動させて記録ヘッドのノズル列を含むフェース3aをワイパーにより摺擦するクリーニング動作を行うクリーニング手段と、クリーニング動作中に、記録ヘッドとワイパーの相対位置を検出する検出手段と、検出手段により検出された相対位置に応じて、記録ヘッドおよびワイパーを移動させるときの速度を一定に制御する第1の制御と、記録ヘッドおよびワイパーを移動させるときの駆動力を一定に制御する第2の制御とを切り替える制御手段と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置の記録ヘッドのノズル面をクリーニングする技術に関する。
インクジェット記録装置には、記録ヘッドのインクを吐出するノズル面(フェース)に付着したインクやごみを除去するためのヘッドクリーニング手段が設けられている。ヘッドクリーニング手段は、ゴムなどの弾性材からなるワイパーをフェースに押し当てて摺擦することでインクやごみを掻き取るものである。
ここで、所望のクリーニング性能を実現するためには、ワイパーの駆動に高い精度が要求される。例えば、1回のワイピングでフェースにインクやごみが残存しないようにするためには、駆動負荷に関わらずワイパーを一定速で移動させることが望ましい。また、一定速で制御すべき領域で加減速が発生しないように、ワイパーがフェースへの接触を開始する位置と終了する位置の精度も必要となっているため、DCモータをサーボ制御する方式を採用したインクジェット記録装置も多くなっている。
上記のようにDCモータをサーボ制御してワイパーを駆動する場合には、フェースに対する当接状態によって変動する駆動負荷に対して、速度を一定にしてクリーニングを行えるが、ワイパーの位置情報は他の手段で得なければならない。
このワイパーの位置情報を得る方法として、ワイパーの位置を検出するためのリミットスイッチや光学センサを設け、その検出位置を起点としてエンコーダから得られるモータの回転位置情報から現在位置を算出する方法がある。また、他の方法として、クリーニング動作時にワイパーが移動する範囲の終端にストッパを設け、エンコーダからモータの回転情報が得られないときに、ワイパーが終端に位置していると判定する方法がある。
特開平06−143597号公報
上述した2つの方法のうち、後者はセンサなどのコストがかからないので、望ましい方法である。しかし、ワイパーとストッパが突き当たる際に過剰な力が加わる可能性があり、ワイパーの駆動機構やストッパには過剰な力に耐える構造が必要になる。また、ワイパーがストッパに突き当たることでたわみが発生しやすくなり、その反発力で停止位置が不安定になることも考えられる。
ここで、図7および図8を参照して、従来技術によるクリーニング動作について説明する。
図7は従来技術のインクジェット記録装置の記録ヘッド3と回復ユニット5を含む要部を側方から見た図であり、(a)はクリーニング前の待機状態、(b)はクリーニング中の状態、(c)はクリーニングが終了した状態をそれぞれ示している。また、図8は、従来技術によるクリーンニング動作中の駆動力の変化を示している。
図8の区間Aでクリーニング動作が開始されると、ワイパー7、8は一定速度で移動するように制御され、フェース3aに当接する。区間Bではワイパー7、8が一定速度でフェース3aを摺擦する。区間Bにおける駆動負荷はフェース3aの状態によって変動する。例えば、フェース3aに付着したインクが多く、また乾燥しているときは摩擦係数が大きくなって駆動負荷が大きくなるため、一定速度を維持するために駆動力は(v)に示すように高くなるように制御される。また、インク付着が少なく、水分を多く含む状態では駆動負荷は小さくなるため、駆動力も(vi)に示すように低くなるように制御される。
ワイパー7、8がフェース3aを通過すると、駆動負荷は区間Cに示すように一旦軽減した後、不図示のストッパに突き当たり移動できなくなる。その後、区間Dで駆動力は上昇し、所定の上限値に到達する。ここで、所定の上限値まで駆動力を高くしてもワイパー7、8が移動せず、モータも回転しないことによって、ワイパーがストッパに突き当たったと判定し、通電が停止される。
ここで、所定の上限値はクリーニング中の負荷より高い値に設定される。これは、区間Bにて最大負荷が発生した場合を想定し、それより大きな上限値を設定することで、クリーニング中にワイパー7、8が駆動力不足により停止してしまうことがないようにするためである。ところが、ワイパー7、8が突き当たるたびに、ストッパにはワイパー7、8が上限値に相当する駆動力で駆動されることによる衝撃が加わることになる。このため、ワイパーの駆動機構やストッパは過剰な力に耐える構造が必要になる。また、ワイパーがストッパに突き当たることでたわみが発生しやすくなり、その反発力で停止位置が不安定になることも考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、クリーニング動作時の衝撃を緩和し、クリーニング性能を維持しつつクリーニング時間を短縮することができるインクジェット記録装置を実現することである。
上記課題を達成し、目的を達成するために、本発明のインクジェット記録装置は、記録ヘッドおよびワイパーの少なくともいずれかを移動させて前記記録ヘッドのノズル列を含むフェースを前記ワイパーにより摺擦するクリーニング動作を行うクリーニング手段と、前記クリーニング動作中に、前記記録ヘッドと前記ワイパーの相対位置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記相対位置に応じて、前記記録ヘッドおよび前記ワイパーを移動させるときの速度を一定に制御する第1の制御と、前記記録ヘッドおよび前記ワイパーを移動させるときの駆動力を一定に制御する第2の制御とを切り替える制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、クリーニング動作時の衝撃を緩和し、クリーニング性能を維持しつつクリーニング時間を短縮することができる。
本実施形態のインクジェット記録装置の斜視図。 本実施形態のインクジェット記録装置の制御系のブロック図。 実施形態1のヘッドクリーニング動作の概略説明図。 実施形態1のヘッドクリーニング動作中の駆動力の変化を示す図。 実施形態2のヘッドクリーニング動作の概略説明図。 実施形態2のヘッドクリーニング動作中の駆動力の変化を示す図。 従来技術によるクリーニング動作の概略説明図。 従来技術によるクリーンニング動作中の駆動力の変化を示す図。
以下に、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録素子」(「ノズル」という場合もある)とは、特にことわらない限りインク吐出口乃至これに連通する液路及びインク吐出に利用されるエネルギを発生する素子を総括して言うものとする。
<装置構成>図1および図2を参照して、本発明を適用した実施形態のヘッドクリーニング機構を搭載するインクジェット記録装置について説明する。
図1に示すように、インクジェット記録装置はインクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)3をキャリッジ2に搭載し、キャリッジ2を矢印S方向に往復動させて記録を行う。不図示であるが、記録紙などの記録媒体を給紙機構を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド3から記録媒体にインクを吐出することで記録を行う。
インクジェット記録装置1のキャリッジ2には記録ヘッド3を搭載するのみならず、記録ヘッド3に供給するインクを貯留するインクカートリッジ4を装着する。インクカートリッジ4はキャリッジ2に対して着脱自在になっている。
図1に示したインクジェット記録装置1はカラー記録が可能であり、そのためにキャリッジ2にはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)、ブラック(K)のインクを夫々、収容した4つのインクカートリッジを搭載している。これら4つのインクカートリッジは夫々独立に着脱可能である。
この実施形態の記録ヘッド3は、熱エネルギを利用してインクを吐出するインクジェット方式を採用している。このため、電気熱変換体を備えている。この電気熱変換体は各吐出口のそれぞれに対応して設けられ、記録信号に応じて対応する電気熱変換体にパルス電圧を印加することによって対応する吐出口からインクを吐出する。
また、本実施形態のインクジェット記録装置1には、後述するヘッドクリーニング動作によって記録ヘッド3のメンテナンスを行う回復ユニット5が搭載されている。
回復ユニット5には、キャップ6およびワイパー7、8が搭載されている。キャップ6は直上に移動した記録ヘッド3のノズル列を含むフェースに当接、退避可能であり、当接時には、フェースの乾燥防止や記録ヘッド内のインク流路に堆積する泡をノズルからインクごと吸引して排出することができる。ワイパー7、8はゴムなどの弾性材からなる一対の薄板からなり、順次フェースに当接して摺擦することでノズル面に付着したごみやインクなどの不要な付着物を除去する。
図2は、本実施形態のインクジェット記録装置の制御系の構成を示している。
図2に示すように、コントローラ200は、MPU201、ROM202、特殊用途集積回路(ASIC)203、RAM204、システムバス205、A/D変換器206などで構成される。ここで、ROM202は、記録動作用のプログラムや制御パラメータ、後述するクリーニング動作用のプログラムや制御パラメータ、所要のテーブル、その他のデータを格納する。ASIC203は、キャリッジモータ241の制御、搬送モータ243の制御、記録ヘッド3の制御、および回復ユニット5の制御のための制御信号を生成する。RAM204は、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等として用いられる。システムバス205は、MPU201、ASIC203、RAM204を相互に接続してデータの授受を行う。A/D変換器206は以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU201に供給する。
また、図2において、210は画像データの供給源となるコンピュータ(或いは、画像読取り用のリーダやデジタルカメラなど)でありホスト装置と総称される。ホスト装置210とインクジェット記録装置1との間ではインタフェース(I/F)211を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。この画像データは、例えば、ラスタ形式で入力される。
さらに、220はスイッチ群であり、電源スイッチ221、プリントスイッチ222、回復スイッチ223などから構成される。
230は装置状態を検出するためのセンサ群であり、位置センサ231、温度センサ232等から構成される。
さらに、240はキャリッジ2を矢印A方向に往復走査させるためのキャリッジモータ241を駆動させるキャリッジモータドライバ、242は記録媒体を搬送するための搬送モータ243を駆動させる搬送モータドライバである。
ASIC203は、記録ヘッド3による記録走査の際に、RAM204の記憶領域に直接アクセスしながら記録ヘッドに対して記録素子(吐出用のヒータ)を駆動するためのデータを転送する。
また、250は、回復ユニット5のワイパー7、8を駆動する回復ユニットモータ251を駆動する回復ユニットモータドライバである。回復ユニットモータ251はDCモータであり、ギア列やクラッチ機構などの駆動力伝達手段を介してインクジェット記録装置1のワイパー7、8を駆動する。252は、回復ユニットモータ251の回転位置を検出するエンコーダである。
MPU201は、エンコーダ252により検出されたモータ回転位置情報から現在位置を算出し、回復ユニットモータドライバ250に制御指令を出力する。回復ユニットモータドライバ250は、MPU201の制御指令に従い回復ユニットモータ251に供給する電流値やPWM値を随時変更することで回転数(回転速度)やトルク(駆動力)を制御する。
<ヘッドクリーニング動作>次に、図3および図4を参照して、実施形態1のインクジェット記録装置のヘッドクリーニング機構の構成および動作について説明する。
図3は図1のインクジェット記録装置の記録ヘッド3と回復ユニット5を含む要部を側方から見た図である。
図3において、回復ユニット5のベース9には、ワイパー7、8を保持するワイパーホルダ10が固定され、また、キャップ6を保持するキャップホルダ11が記録ヘッド3に対し接離する方向に動作可能に保持されている。ラックギア12は、回復ユニットモータ251の出力軸に固定される駆動ギア13に噛み合うと共に、その一端部がベース9と連結されている。ベース9は筺体(図1)にガイドされ、ラックギア12と共に図中の左右方向に往復動作可能となっている。筺体(図1)に保持されるワイパークリーナ14は、ワイパー7、8が当接するとワイパーに付着したインクなどを掻き取る機能を有する。筺体(図1)に設けられたストッパ15は、回復ユニット5のクリーニング動作の終端位置において回復ユニット5に突き当たり、それ以上の移動を規制する機能を有する。
次に、実施形態1のヘッドクリーニング(以下、クリーニング)動作について説明する。
図3(a)から(d)はワイパー7、8によって記録ヘッド3のフェース3aをクリーニングする動作を示している。また、図4はクリーニング動作中の回復ユニットモータ251の駆動力の変化を示し、縦軸は回復ユニットモータ251の駆動力であり、横軸はクリーニング動作の経過時間である。
MPU201はROM202に格納されている、クリーニング動作(区間A〜D)のためのワイパーの移動速度および駆動力の制御に関するパラメータを読み込み、パラメータに従って各区間の速度および駆動力を制御してクリーニングを実施する。
図3(a)は、記録ヘッド3が記録を行っていない待機状態であって、記録ヘッド3のフェース3aにキャップ6が押圧されている状態を示している。図1の状態から、記録ヘッド3を回復ユニット5の直上に移動させ、キャップ6を上昇させることで待機状態となる。
図3(a)の待機状態からクリーニング動作を開始する際は、まず図3(b)に示すようにキャップ6が記録ヘッド3から離れた開始位置に移動する。その後、MPU201が回復ユニットモータ251を制御して駆動ギア13が右回りに回転駆動されると、図3(c)に示すようにラックギア12を介して回復ユニット5が図中左方向に移動する。この間、MPU201はエンコーダ252の検出信号を監視しながら回復ユニットモータドライバ250に制御指令を出す。回復ユニットモータドライバ250はMPU201からの制御指令に応じた電流値やPWM値を回復ユニットモータ251に供給する。このようにして、図4の区間A〜Cにおいてワイパー7、8は一定速度で移動するように制御される。換言すると、MPU201は、ワイパー7、8の駆動負荷が大きければモータ駆動力を高め、負荷が小さければモータ駆動力を低下するように電流値やPWM値を随時変更していくフィードバック制御を行う(定速制御)。
図4の区間Aは定速制御での駆動力を示しており、まだワイパー7、8が記録ヘッド3のフェース3aに当接していないため、負荷変動は小さく駆動力もほぼ一定である。
次の区間Bでは、ワイパー7、8はその上端部が順次記録ヘッド3のフェース3aに当接しそのままフェース3aを摺擦(ワイピング)していく。この摺擦による駆動負荷は、前述のようにフェース3aへのインクやごみの付着状況や乾燥状況などのヘッドの状態により大きく変動する。図4の区間Bのように、ワイパー7、8が記録ヘッド3のフェース3aに摺擦している間、駆動負荷が上記ヘッドの状態によって変動するため、駆動力が高い場合(i)や駆動力が変動する場合(ii)が発生するが、ワイパー7、8の速度は区間Aからほぼ一定である。
図3(c)はワイパー7、8が記録ヘッド3のフェース3aの摺擦を終えた状態、つまり、図4の区間Bの終了時点に位置した状態を示している。ワイパー7、8の摺擦による駆動負荷がなくなるため駆動力も区間Aとほぼ同じになる。
次の区間Cでは、ワイパー7、8は図3(c)からさらに左方向に移動し、ワイパークリーナ14に当接する。ワイパークリーナ14はワイパー7、8の先端部に順次当接することで、ワイパー7、8に付着したごみやインクなどの不要な付着物を掻き取る。よって、区間Cでの駆動負荷は、ワイパークリーナ14に当接している間だけ区間Aより高なるが、ワイパー7、8が1枚ずつ当たるなどの要因で、フェース3aに摺擦するクリーニング中と比較して格段に小さく、区間Aと大きな差はない。
次の工程Dに移行する際に、モータの制御方法が定速制御から駆動力が一定になるように制御する定駆動力制御に切り替えられる。定駆動力制御では、MPU201はROM202に格納されている定駆動力制御用のパラメータに応じた電流値やPWM値に応じて回復ユニットモータ251を駆動する。よって、定駆動力制御では、駆動負荷が変動しても回復ユニットモータ251に発生する駆動力は変化せず、区間Dの駆動負荷は区間Aとほぼ同じであり、区間Dの速度を高くするためには駆動力の設定が区間Aより高ければ良いことになる。
図3(d)はベース9がストッパ15に当接し移動が規制された状態を示し、図4の区間Dの終了時点に位置した状態を示している。区間Dは定駆動力制御であるため、それ以上回復ユニット5が移動しなくても駆動力が高くなることはなく、過剰な力が駆動機構や回復ユニット5に加わることはない。
回復ユニット5をストッパ15に確実に突き当てるためには、エンコーダ252で監視しながら回復ユニット5が移動しなくなったと判定されたときに回復ユニットモータ251の駆動を停止すれば良い。また、単純に突き当てが十分保証できる所定の時間、定駆動力制御を行っても良い。この場合も定駆動力制御を行うことで、過剰な力が加わらないことに変わりはない。なお、故障などにより過大な負荷が掛かり、ワイパー7、8がストッパ15まで移動しない場合は、エラー状態と判定し、リカバリ動作やエラー表示を行う。
回復ユニット5がストッパ15に突き当たった後は、記録ヘッド3を回復ユニット5上から退避させ、回復ユニットモータ251により駆動ギア13を反対方向(左方向)に回転させる。これにより、ラックギア12を介して回復ユニット5は図中右側に移動し、図3(b)に示される位置まで戻り、クリーニングを終了する。この際、クリーニング終了時と同様に、図3(b)の状態に戻った位置にもストッパを設けておき、定駆動力制御で回復ユニット5を突き当てるように構成しても良い。このようにして、クリーニング終了位置から戻る動作においても、突き当て時に不要な駆動力を発生させないような効果が得られる。
上述した実施形態によれば、ワイパーがフェースを摺擦している間(区間A〜C)は定速制御を行い、ワイパーがフェースの摺擦を終えた後(区間D)に定駆動力制御に切り替える。このような制御により、ワイパーがフェースを摺擦している間(区間A〜C)はワイパーを定速で移動させてクリーニング性能を維持することができる。また、ワイパーがフェースの摺擦を終えた後(区間D)は不要な駆動力が付与されてワイパーがストッパに突き当たるときに過剰な力が加わることを防止すると共に、駆動力の設定を区間A〜Cより高くすることで速度が高くなり、クリーニング時間を短縮することができる。
なお、本実施形態では定速制御から定駆動力制御への切り替えを、ワイパー7、8がワイパークリーナ14を通過した時点としたが、フェース3aを通過した時点としても良い。この場合、定駆動力制御における駆動力の設定はワイパークリーナ14の負荷を加味する必要があるが、前述のようにワイパークリーナ14の負荷はフェース3aの摺擦に比べて小さい、または軽減できるので、設定される駆動力は過剰な力による衝撃を抑えるのに十分な値となる。
[実施形態2]図5および図6を参照して、定駆動力制御の際の駆動力の設定を2つ以上とした実施形態2を説明する。実施形態1では定駆動力制御(区間D)における駆動力の設定を1つとしたが、本実施形態では2つ以上の駆動力を設定している。
実施形態2において、実施形態1と同じ構成については、同じ符号を付して説明を省略する。図5はワイパー7、8によるフェース3aのクリーニング中の状態を示しており、図中Nはフェース3aにあるインクを吐出するノズルがある範囲を示し、図5の状態ではワイパー7、8がいずれもノズル範囲Nを通り過ぎている。
次に、実施形態2のクリーニング動作について説明する。
図6の区間Bでは、ワイパー7、8がフェース3aのノズル範囲Nを通過するまで定速制御が行われる。このとき、駆動機構を構成するギア列は一般にバックラッシュがあるため、駆動開始時点からバックラッシュが解消するまで回復ユニット5に駆動力が伝わらない遅れが発生する。この最大の遅れ量はギア列構成によって算出することができる。よって、区間Bはこの最大の遅れが発生した場合であってもワイパー7、8がノズル範囲Nを通過するまで制御が継続されるように設定されている。区間Bの終了時点までは、図5に示すようにワイパー7、8はまだフェース3aに当接しているため、駆動負荷が大きく、駆動力のばらつきが大きい状態である。よって、一定速度を維持するために、駆動負荷が大きいときは駆動力は(iii)のように高くなるように制御され、駆動負荷が小さいときは駆動力は(iv)のように低くなるように制御される。
次の区間Cで定速制御から定駆動力制御に切り替えられる。区間Cの定駆動力制御において設定される駆動力は、ワイパー7、8がフェース3aに摺擦する際に発生する最大負荷より高い値に設定され、区間Cは上記最大の遅れがあってもワイパー7、8がフェース3aを通過するまで継続される。次の区間Dでも定駆動力制御は継続されるが、駆動力の設定はワイパー7、8がフェース3aに摺擦しなくなり、区間Cに比べて駆動負荷が低く安定するので、それに見合う駆動力に変更される。ストッパ15は上記最大遅れ量となる区間Cの終了位置より離れた位置に設定され、区間Dに入ってから回復ユニット5がストッパ15に突き当たるように構成される。
上述した実施形態2によれば、クリーニング開始後、ワイパーがフェースのノズル範囲を通過するまで(区間A〜B)は定速制御を行い、その後に定駆動力制御に切り替え、ワイパーがフェースを通過するまで定駆動力制御を継続する(区間C)。なお、区間Cで設定される駆動力は、ワイパーがフェースに摺擦する際に発生する最大負荷より高い値に設定される。その後、ワイパーがフェースに摺擦しなる区間Dでも定駆動力制御は継続されるが、駆動力の設定は区間Cに比べて小さい値に変更される。このような制御により、区間Cにおけるクリーニング時間を短縮することができる。
なお、上述した各実施形態では、静止した記録ヘッド3に対してワイパー7、8を移動させる例を説明したが、ワイパー7、8に対して記録ヘッド3を移動させる構成、記録ヘッド3とワイパー7、8を相対移動させる構成としても良い。この場合、記録ヘッド3とワイパー7、8の相対位置に応じて、これらを相対移動させるときの各移動体の速度および駆動力を制御するように構成すれば良い。これにより、クリーニング動作時に記録ヘッドやワイパーなどの移動体がストッパに突き当たることにより受ける衝撃を緩和することができる。
[他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (14)

  1. 記録ヘッドおよびワイパーの少なくともいずれかを移動させて前記記録ヘッドのノズル列を含むフェースを前記ワイパーにより摺擦するクリーニング動作を行うクリーニング手段と、
    前記クリーニング動作中に、前記記録ヘッドと前記ワイパーの相対位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記相対位置に応じて、前記記録ヘッドおよび前記ワイパーを移動させるときの速度を一定に制御する第1の制御と、前記記録ヘッドおよび前記ワイパーを移動させるときの駆動力を一定に制御する第2の制御とを切り替える制御手段と、を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記クリーニング手段は、前記ワイパーを前記記録ヘッドのフェースに沿って往復動させる駆動手段を有し、
    前記制御手段は、前記クリーニング動作中に、前記検出手段により検出された前記記録ヘッドに対する前記ワイパーの位置に応じて、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記クリーニング手段によりクリーニング動作を開始する時点では前記第1の制御を行い、前記クリーニング動作を終了する前に前記第2の制御に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記クリーニング動作を開始して前記ワイパーが前記フェースを摺擦している第1の区間においては前記第1の制御を行い、前記ワイパーが前記フェースの摺擦を終えてストッパにより移動が規制される第2の区間においては前記第2の制御を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記ストッパは、前記第2の区間の終端位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記ストッパは、前記第2の区間の終端位置および前記第1の区間の開始位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記第2の区間には、前記ワイパーの付着物を掻き取るワイパークリーナが設けられていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記制御手段は、前記クリーニング動作を開始した後、前記ワイパーが前記フェースのノズル範囲を通過するまでの第1の区間において前記第1の制御を行い、その後に前記第2の制御に切り替え、前記ワイパーが前記フェースを通過するまでの第2の区間において前記第2の制御を継続することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記第2の区間で設定される駆動力は、前記ワイパーが前記フェースに摺擦する際に発生する最大負荷より高い値に設定されることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記制御手段は、前記第2の区間の後、前記ワイパーが前記フェースの摺擦を終えてストッパにより移動が規制される第3の区間において前記第2の制御を継続し、前記駆動力の設定を前記第2の区間に比べて小さい値に変更することを特徴とする請求項8または9に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記ストッパは、前記第3の区間の終端位置に設けられていることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記ストッパは、前記第3の区間の終端位置および前記第1の区間の開始位置に設けられていることを特徴とする請求項10に記載のインクジェット記録装置。
  13. 前記第3の区間には、前記ワイパーの付着物を掻き取るワイパークリーナが設けられていることを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  14. ノズル列を含むフェースを有する記録ヘッドと、前記フェースを摺擦するためのワイパーと、を有するインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前記記録ヘッドおよび前記ワイパーの少なくともいずれかを移動させて前記フェースを前記ワイパーにより摺擦するクリーニング動作を行うクリーニング工程と、
    前記クリーニング動作中に、前記記録ヘッドと前記ワイパーの相対位置を検出する検出工程と、
    前記検出工程により検出された前記相対位置に応じて、前記記録ヘッドおよび前記ワイパーを移動させるときの速度を一定に制御する第1の制御と、前記記録ヘッドおよび前記ワイパーを移動させるときの駆動力を一定に制御する第2の制御とを切り替える工程と、を有することを特徴とする方法。
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