JP2010530543A - 変位スケールを製作するシステム及び方法 - Google Patents

変位スケールを製作するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

基板上にTIRプリズムを含む変位スケールを形成する方法及びシステムについて記載する。変位スケールを形成するシステムは、ネガ型レリーフの内部全反射(TIR)プリズム構造のパターンを有する、1つ以上のローラを含む。ローラが回転すると、スケールが基板上に形成される。ローラは、また、ネガ型レリーフのパターン構造を含むことができる。ローラの回転によって、基板上に変位スケールとパターン構造とが同時に形成される。変位スケールのTIRプリズム構造は、横方向変位、長手方向変位、及び角度変位のうちの1つ以上の測定のために配向することができる。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、米国仮出願第60/944,890号(2007年6月19日出願)の優先権を請求し、その開示を参照により本願に援用する。
(発明の分野)
本開示は、変位を決定するスケールであって、変位を測定するスケール構造として複数の内部全反射(TIR)光学プリズムを用いるスケールに関する。
基板又は他の関心物品の変位を測定するために、光学エンコーダが使用される。通常、光学エンコーダは、光源と、基板又は他の関心物品に取り付けられたスケールと、光センシング素子とを含む。スケールは、光の一部を反射、透過、及び/又は遮断することによって、光源から導かれた光を変調する。光センシング素子は、変調された光を感知するように位置決めされ、変調された光に対応する出力信号を生成する。光センサの出力信号を分析することによって、関心物品の変位が決定される。
本開示の諸実施形態は、基板上にTIRプリズムを含む変位スケールを形成する方法及びシステムを伴う。一実施形態によれば、変位スケールを形成するシステムは、ネガ型レリーフ(negative relief)の内部全反射(TIR)プリズム構造を有する、1つ以上のローラを含む。駆動機構は、TIR構造を含むスケールが基板表面上に形成されるようにローラを回転させるように構成される。ローラは、また、ネガ型レリーフのパターン構造を含むことができる。この構成では、ローラの回転によって、基板上に変位スケール及びパターン構造が同時に形成される。
一部の実施形態では、ディスペンサが基板表面上に材料を分配し、ローラの回転によって、基板表面上の材料にTIRプリズム構造を含む変位スケールが形成される。例えば、材料は、硬化性材料、UV硬化性樹脂、キャスタブルポリマー、熱硬化性材料、又は他の硬化性材料若しくはキャスタブル材料を含むことができる。これらの実施形態では、システムは、スケールのTIRプリズム構造を硬化させるように構成された熱源又はUV光源などの硬化ステーションを含むことができる。
一部の実施形態では、システムは、ネガ型レリーフのウェブパターン構造を含む、1つ以上の付加的ローラを含むことができる。パターン構造が基板上に形成されるように、付加的駆動機構が、1つ以上の付加的ローラを回転させる。ウェブパターン構造は、スケールの形成と同時に形成されてよい。
一構成では、変位スケール構造に加えて、ローラは、また、ネガ型レリーフの第1の組のパターン構造を有する。ローラの回転によって、基板上にTIRスケールと第1の組のパターン構造とが同時に形成される。TIRスケールは、第1の組のパターン構造と見当合わせされた、基板への付加的パターン構造の転写を容易にするように構成される。
様々な態様によれば、基板は、ポリマーウェブなどの可撓性ウェブを含むことができ、又は、基板は、ガラスなどの剛性材料を含むことができる。TIR構造は、横方向変位の測定をもたらす、若しくは長手方向変位を測定する、又はその両方を測定するように配向することができる。TIR構造は、角度回転を測定するように、又は様々なウェブパラメータを測定するように構成することができる。
別の実施形態は、基板上にTIRプリズム構造を含むスケールを形成する方法を伴う。基板は、ネガ型レリーフの内部全反射(TIR)プリズム構造を有する1つ以上のローラと接触又は近接する。ローラは、TIRプリズム構造を含む変位スケールが基板の表面上に形成されるように、基板に対して回転される。
一部の構成では、TIRプリズムを形成するのに使用される材料は、基板上に分配される。ローラは、TIRプリズムが基板上の材料に形成されるように、回転される。
パターン構造の第1の層は、スケールの形成と同時に形成されてもよい。スケールは、その後、次の加工工程で、付加的パターン構造と第1の組のパターン構造とを位置合わせさせるために使用することができる。
本開示の別の実施形態は、基板上に変位スケールを形成するように構成されたツールを対象とする。ツールは、変位スケールを形成するように配置された内部全反射(TIR)プリズム構造と、ネガ型レリーフのパターン構造とを有する、ローラを含む。ローラは、該ローラが基板と接触又は近接して回転されるときに、変位スケールとパターン構造とを基板上に同時に形成するように構成される。
本開示の上述の概要は、本開示の各実施形態、又は全ての実施を説明することを意図するものではない。本開示の利点及び効果、並びに本開示に対する一層の理解は、以下に記載する「発明を実施するための形態」及び特許請求の範囲を添付図面と併せて参照することによって明らかになり、理解されるであろう。
本開示の諸実施形態による、ウェブ位置を示すための内部全反射の使用。 本開示の諸実施形態による、ウェブ位置を示す内部全反射をもたらすように構成された正角プリズム(right regular prisms)を含むスケール素子。 本開示の諸実施形態による、反射モードで動作するウェブ位置を示すシステム。 本開示の諸実施形態による、透過モードで動作するウェブ位置を示すシステム。 本開示の諸実施形態による、反射モードで動作するウェブ移動を制御するシステム。 本開示の諸実施形態による、透過モードで動作するウェブ移動を制御するシステム。 本開示の諸実施形態による、ウェブ上に長手方向に配置されたスケール構造。 本開示の諸実施形態による、ウェブ上に長手方向に配置されたスケール構造。 本開示の諸実施形態による、ウェブ上に横方向に配置されたスケール構造。 本開示の諸実施形態による、ウェブ上に横方向に配置されたスケール構造。 本開示の諸実施形態による、チェッカー盤パターンの長手方向及び横方向スケール構造。 本開示の諸実施形態による、スケール構造によって変調された、光検出器の表面における光強度のグラフ。 本開示の諸実施形態による、約90°の位相差をもつ正弦波状光強度を達成するようにスケール構造及び走査レチクルによって変調された、二重光センサの表面における光強度のグラフ。 本開示の諸実施形態による、TIRスケールを使用して基板位置を示すプロセスを示すフローチャート。 本開示の諸実施形態による、粗ウェブ位置及び精密ウェブ位置を決定する方法を示すフローチャート。 本開示の諸実施形態による、一体型スケール構造を有するウェブを含むロール物品の図。 本開示の諸実施形態による、一体型スケールを有し、また更にウェブ上に配置されたパターン構造を有するウェブを含むロール物品の一部分の図。 本開示の諸実施形態による、ウェブから分離されているスケールの図。 本開示の諸実施形態による、基板上にTIRスケールを形成するのに使用できるネガ型レリーフのTIR構造を有するローラの一部分の側面図。 本開示の諸実施形態による、基板上にTIRプリズム構造を含むスケールを形成するシステム。 本開示の諸実施形態による、基板上にTIRプリズム構造を含むスケールとパターン構造の第1の層とを同時に形成するシステム。 本開示の諸実施形態による、ウェブの対向する表面上に構造を含む両面ウェブ基板を製造するシステム。 本開示の諸実施形態による、ウェブの対向する表面上に構造を含む両面ウェブ基板を製造するために使用できる、第1及び第2のパターン付きローラ。 本開示の諸実施形態による、前の製造工程で形成されたTIRスケールが後続の製造工程中に基板の位置を制御するのに使用されるシステム。 本開示の諸実施形態による、ウェブの片面上に長手方向に配置されたスケール構造、及びウェブの裏側の第2のパターン。
本開示は様々な修正形態及び代替形状に修正可能であるが、その具体例を一例として図面に示し、かつ詳細に説明する。但し、本開示を記載される特定の実施形態に限定するものではないことを理解されたい。むしろ、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲内にあるすべての修正形態、均等物、及び代替形態に及ぶものとする。
基板の変位を示すための、改善された方法及びシステムが必要である。本開示は、これら及び他の必要性に応えるとともに、先行技術を上回る他の利点を提供する。
例示実施形態についての以降の記述では、本明細書の一部を形成し、かつ本開示が実施され得る様々な実施形態を一例として表している添付の図面を参照する。本開示の範囲から逸脱することなく、実施形態を利用することができ、また構造上の変更が行われてもよいことを理解されたい。
本開示の諸実施形態は、基板又は他の関心物品の変位を決定するスケールと、該変位スケールを製造及び使用する方法及びシステムとを示す。スケールは、ウェブの並進変位及び/又は回転変位を示すために使用することができ、また、ウェブ位置を決定するためかつ/又は可撓性ウェブの移動を制御するために用いることができる。ウェブの並進変位及び/若しくは回転変位を示すことに加えて、又はその代わりに、スケールは、また、ウェブ又はウェブを取り巻く周囲環境の様々なパラメータを測定するために使用することもできる。例えば、より詳細に後述するように、スケールは、ウェブの温度及び/若しくは弾性率を測定するために使用することができ、かつ/又はウェブひずみを測定するために使用することができる。基板は、ガラスなどの透明剛性材料で作製されてもよく、又は、可撓性ポリマーウェブなどの透明の可撓性・伸縮性材料を含んでもよい。
スケールは、内部全反射(TIR)プリズムとして構成された複数の光学スケール構造を含む。内部全反射は、プリズム面上の光の入射角θが臨界角θ以上であるときに起こる。θよりも大きな入射角度の場合、入ってくるすべての光が反射される。
図1Aは、基板105上のTIR構造115を含むスケールを示し、様々な実施形態に従って使用されるときの内部全反射の原理を説明する。光源(図示せず)によって発生される光は、TIRスケール構造115を含む一体型スケールを有する基板105に向けられる。TIRスケール構造115に向けられる光111の角度θが臨界角θ以上の場合、光は、図1Aに示されるように角度θで反射される。
TIRスケール構造は、TIRを通じた反射をもたらすいずれの形状又は構成で形成することもできる。一部の実施形態では、TIRスケール構造は、図1Bに示されるように正角プリズムを含むことができる。この実施形態では、TIRスケール構造116の左面117での入射光線の角度θi1がθよりも大きい場合、光は、入射角度θi2で右プリズム面118に内部全反射される。右プリズム面118では、光は、やはり、角度θr2で内部全反射され、入射光線にほぼ平行にプリズム116から出る。TIRによる反射は、好都合には、反射スケールに通常使用される金属化表面の場合に起こりうる劣化なしに、TIRスケール構造の面上でほぼすべての光の入射を反射する。
図2A〜2Dは、基板上に配置されたTIRスケールを使用して基板の変位を示すように構成されたシステムの図である。図2A及び2Bに示されるように、システムは、光源210及び光センサ220の固定された位置に対して移動できる、光211を基板205に向かわせる光源210を含む。
図2Aのシステムは、反射モードで動作する、基板変位を示すシステムを示す。反射モードでは、多光源アレイとすることもできる光源210、及び1つ以上の光センサ220が、基板205の同じ表面206の近くに位置決めされる。光源210は、光211を基板205の表面206に向かわせる。光212の一部分は、TIRスケール構造215によって光センサ220に向かって反射される。光センサ220は、反射光を感知し、基板変位を示すために使用できるアナログ出力信号を生成する。この実施形態では、基板205は、透明であっても透明でなくてもよい。基板205が透明である構成では、光221の一部分は、基板205を通って透過され得る。基板205が透明である場合、TIRスケール構造215を基板205の表面206、207のいずれか一方又は両方の表面206、207上に位置決めできることが理解されよう。
図2Bは、透過モードで動作する、ウェブ位置を示すシステムを示す。この構成では、光源210及び光センサ220は、ウェブ205の対向表面206、207上に位置決めされる。光源210は、光211をウェブ205の表面206に向かわせる。光212の一部分は、スケール素子215によって反射される。光221の他の部分は、透明ウェブ205を通り抜けて光センサ220に達する。光センサ220は、透過光221を感知し、アナログ出力信号を生成する。
図2A及び2Bでは、基板205が光源210及び光センサ220の固定された位置に対して移動するとき、光センサ220のアクティブ表面222での光強度は、TIRスケール構造によって変調される。図2A及び2Bのシステムについての光センサ220のアクティブ表面222での光強度は、図3Aの光強度グラフ310によって示される。基板205の相対動作は、光センサ220の表面222での光強度を正弦波状に変調させる。光センサ220は光を検出し、光センサ220のアクティブ表面222での光強度を追跡する、対応する正弦波状アナログ出力信号を生成する。光センサ220によって生成されるアナログ出力信号を使用して、基板205の変位を決定することができる。
一部の実施形態では、光センサによって生成されるアナログ出力信号を使用して、基板の移動を制御することができる。例えば、可撓性の細長いウェブ基板上に配置されたTIRスケール構造の使用は、ロールツーロール(roll-to-roll)製造用途に特に有用である。図2C及び2Dは、ウェブ位置を示すために使用されるコンポーネントが反射モード(図2C)及び透過モード(図2D)で動作するように配置されたときの、ウェブ移動を制御するシステムを示す。細長いウェブ235は、ロールから巻きほどかれてもよく、又は先の製造プロセスから得てもよい。図2C及び2Dでウェブ位置を示すために使用されるコンポーネントは、それぞれ、図2A及び2Bに示されたものに類似しているが、図2C〜2Dのシステムそれぞれは更に走査レチクル240を含み、二重光センサ250、255を有する点が異なる。ウェブ235は、光源210、走査レチクル240、及び光センサ250、255の固定された位置に対して動いている。
走査レチクル240は、レチクル窓241がウェブ235に向けられた光の一部分をレチクル240に通過させるように、ウェブ235から短い距離のところに位置決めされる。窓241間のレチクル240の領域242は、光の一部分を遮断する。
光センサ250、255は、センサ250、255の表面に存在する光を感知し、独立した出力信号を生成する。前述したように、ウェブ235が光源210及び光センサ250に対して動いているときには、TIRスケール構造215は、光センサ250のところに存在する光強度を正弦波状に変調させる。走査レチクルを使用して、光センサ250、255のところに存在する光を更に変調することができる。走査レチクル240を用いることで、光センサ250、255における光強度は、図3Bに示されるように90°位相シフトした2つの対称的な正弦波状信号320、330に対応する。光センサ250、255の表面に存在する変調された光強度を追跡する出力信号が、ウェブ位置を示すために光センサ250、255によって生成される。
光センサ250、255によって生成された出力信号は、ウェブの位置を決定するためにウェブ位置プロセッサ260によって分析される。例えば、ウェブ位置プロセッサ260は、光センサ250、255に対するウェブ235の位置及び移動方向を決定することができる。適切に置かれたTIRスケール構造と、システムのコンポーネントを示す関連位置とによって、ウェブ横断方向及びウェブ下流方向のうちの一方又は両方のウェブ位置を決定することができる。この情報は、ウェブ動作制御装置270によって、ウェブを動かすウェブ輸送システム230を制御するために使用される。
一部の実施形態では、多数の光源及び/又は多数の光センサを、ウェブの並進変位及び/若しくは角度変位を感知するために、かつ/又はウェブパラメータを決定するために、使用することができる。多数のセンサの組合せを使用するシステムは、信号冗長性をもたらし、よりロバストなシステムを提供する。一部の実施形態では、1つより多くのスケール構造、例えば約3〜20個の構造によって、エネルギーが変調される。センサからの出力信号は、多数の構造によって変調されたエネルギーを平均化する、ないしは別の方法で組み合わせることができる。単一の構造、又は場合によってはいくつかの構造が汚れによって破損した又は見えなくなった場合でも、平均化された出力信号は、最小限の影響しか受けない。
スケール構造は、長手方向に配置された構造、横方向に配置された構造、又は長手方向に配置された構造及び横方向に配置された構造の両方の組合せを含むことができる。図2E及び2Fに示されるように、一実施形態では、1組のスケール構造230は、長手方向変位測定のために、ウェブ205の上面207、底面206、又は両方の表面206、207上に配置することができる。図2A〜2Dに示される1組の光源及びセンサコンポーネントは、長手方向スケール構造230によって変調されたエネルギーを検出し、ウェブ205の長手方向変位を示す信号を生成するように構成されており、かつ/又は他のウェブパラメータを測定するために使用されてよい。図2G及び2Hに示される一実施形態では、1組のスケール構造240は、横方向変位測定のために、ウェブ205の上面207、底面206、又は両方の表面206、207上に配置することができる。1組の光源及びセンサコンポーネントは、横方向スケール構造によって変調されたエネルギーを検出し、ウェブの横方向変位を示す信号を生成するように構成されており、かつ/又は他のウェブパラメータを測定するために使用されてよい。
図2E〜2Hに示されるスケール構造は、直線的な三角形プリズムであり、それらは、約数マイクロメートルにまで下がる範囲のプリズムピッチ及びプリズム間の距離を有することができる。このタイプのプリズムに好都合な寸法には、約40μmのプリズムピッチ、及び約20μmのプリズム間の距離が含まれる。
長手方向スケール構造及び横方向スケール構造の両方、並びに適合性のある光源/センサの組合せを使用すると、長手方向及び横方向のウェブ変位並びに角度変位の表示が可能になる。図2Iは、長手方向スケール構造230及び横方向スケール構造240の両方がウェブ205の上面207上に配置されたウェブを示す。長手方向及び横方向のスケール構造230、240は、ウェブ205の対向側部に配置することもでき、又はウェブの同じ側部に配置することもできる。長手方向及び横方向の構造230、240がウェブ205の同じ側部に配置される場合、それらは、図2Iに示されるようにチェッカー盤パターンを形成することができる。長手方向及び横方向の構造は、図2Iに示されるように連結することもでき、又は分離した非連結プリズムの交互パターンを含むこともできる。一部の実施形態では、チェッカー盤パターンは、交互に並ぶ、多数の長手方向構造の領域と多数の横方向構造の領域とを含むことができる。
ウェブ上に配置された一体型TIRスケールを使用する連続的なウェブ位置の決定を用いて、1つ又はいくつかの連続製造工程におけるパターン構造の配置中のウェブの移動を制御することができる。例えば、本明細書で提供される本開示の諸実施形態に関して記載したTIRスケールを使用して、連続的なウェブ位置を示すことができる。ウェブ位置の表示は、ロールツーロール製造プロセス中にウェブ上に配置されるないしは別の方法でウェブ上に形成される、パターン構造の多数の層間の位置合わせを容易にする。本明細書に記載のスケールは、可撓性ウェブ上にパターン構造の連続層を形成するのに多数の配置工程を必要とする、可撓性のある多層電子又は光学デバイスの製造に特に有用である。TIRスケール構造は、例えば、約100mm未満、約50mm未満、約25mm未満、又は更に約5mm未満の曲げ半径を有する例えば可撓性ポリマーウェブ上に形成することができる。小さな曲げ半径は、ロール物品としてのTIRスケールの製作を可能にする。
更に、本明細書に記載の手法を使用して、ウェブ加工用途でよく発生するウェブひずみの変化を自動的に補うことができる。例えば、一部の実施形態では、スケール構造は、多層電子又は光電子デバイスを形成するために使用されるウェブパターン構造の第1の層など、ウェブパターン構造の層とほぼ同時にウェブ上に配置される。スケール構造及びウェブパターン構造が配置されるとき、パターン構造及びスケール構造は、同じ量のウェブひずみを経験する。この構成では、後続プロセスでのウェブひずみの量に関わらず、スケール構造を使用して第1層のウェブパターン構造の位置を精確に追跡することができる。後続プロセスでのウェブひずみの量に関わらず、スケール構造を使用して、第1層ウェブパターン構造の横方向位置、長手方向位置、及び/又は角度回転を精確に追跡することができる。
ウェブひずみが増大される(すなわち、ウェブが更に伸張される)とき、スケール構造は、ウェブ上に形成された対応するウェブパターン構造とともに伸張される。この現象によって、スケール構造を、ウェブ上に配置された構造の位置をより精確に追跡するために使用できるようになる。本明細書の様々な実施形態に従って記載される変位スケールを使用すると、ウェブが伸張されるときでさえ、同時に又は後で配置されるウェブパターン構造との精確な位置合わせを達成することができる。その諸態様を本開示の諸実施形態と併せて使用できる、可撓性ウェブの位置を示すためのスケール構造の使用に関する更なる詳細が、本願と同時に出願された代理人整理番号62854US002によって識別される同一所有者の米国特許出願に提供されており、その特許出願を参照により本願に援用する。
ウェブの並進変位及び/若しくは角度回転の表示を提供することに加えて、又はその代わりに、スケールは、また、ウェブ又はウェブを取り巻く周囲環境の様々なパラメータを測定するために使用することもできる。例えば、より詳細に後述するように、スケールは、温度、ウェブの弾性率、及び/又はウェブひずみを測定するために使用することができる。
図4Aは、本開示の諸実施形態によるTIRスケールを使用して基板位置を示すプロセスを示すフローチャートである。光は、TIRスケールが上に配置された基板に向けられる401。例えば、一実装形態では、スケール構造は、ウェブ上に長手方向に配置された一連の不連続なプリズムを含むことができる。長手方向に配置されたプリズムは、長手方向変位を決定するために測定できる光変調のために構成される。別の実装形態では、スケール構造は、長手方向に配置された第1の組のプリズムと、横方向に配置された別の組のプリズムとを含むことができる。長手方向及び横方向プリズムは、ウェブの長手方向及び横方向変位の決定のために光を変調するように構成されており、また、ウェブの角度回転を決定するために使用することができる。
スケールのTIR構造は、基板に向けられた光を変調402する。変調された光は、光センサによって感知403され、基板変位を示す出力信号が、感知された光に基づいて生成404される。この手法によって、ウェブのもう1つの自由度を測定することができる。出力信号は、ウェブの長手方向変位、横方向変位、及び/又は角度回転の連続表示をもたらすことができる。
図3Bに関して前述したように、ウェブ位置を追跡するために使用される信号は、正弦及び余弦信号を含むことができる。正弦及び余弦信号は、有利には、粗ウェブ位置及び精密ウェブ位置の決定を可能にする。図4Bは、本開示の諸実施形態による粗ウェブ位置及び精密ウェブ位置を決定する方法を示すフローチャートである。光は、TIR構造がその上に配置された基板に向けられる(410)。TIR構造は、基板に向けられた光を変調(420)する。変調された光は、光センサによって感知(430)され、90°位相シフトした第1及び第2の出力信号が生成(440)される。ウェブ位置補正が適用(450)される。位相シフトされた出力信号の逆正接が計算(460)され、ウェブの粗位置及び精密位置を追跡(470)するために使用される。
前述のように、一体型スケールを有する可撓性の細長いウェブの使用は、ロールツーロール製造プロセスで使用するのに特に有利である。例えば、一体型スケールは、層状の電子又は光学デバイスの形成の際など、連続した製造工程中に位置合わせを必要とする製造プロセスのためにウェブを位置決めする際に使用することができる。本明細書で示される一体型スケールを使用するウェブ位置決めは、低コスト電子機器、メモリ、サイネージ、電子ペーパー、液晶を組み込んだディスプレイ(LCD)若しくは有機発光ダイオードを組み込んだディスプレイ(OLED)、又は他の用途のためのフレキシブル回路の製造において使用することができる。
図5Aは、ロール物品500として販売され得る一体型TIRスケール511を有するウェブ505の一部分を示す。TIRスケール511は、長手方向(ウェブ下流方向)位置決めに使用されるように配置されたTIR構造512、及び横方向(ウェブ横断方向)位置決めに使用されるように配置されたTIR構造513のうちの一方又は両方を含むことができる。長手方向位置決めに使用されるTIRプリズム512は、プリズムの軸514がウェブ515の長手方向に対してある角度を成すように、例えば、ほぼ垂直に交わるように配置される。横方向位置決めに使用されるTIRプリズム513は、プリズムの軸516がウェブ517の横方向に対してある角度を成すように、例えばほぼ垂直に交わるように配置される。ウェブ/スケールロール製品500は、ウェブ505上でのパターン構造の形成を容易にするために位置情報を提供するのに使用されるスケール511とともに、製造プロセスで使用することができる。
あるいは、図5Bに示されるように、ロール物品501は、ウェブパターン構造520の第1の層とともに一体型TIRスケール511を有する可撓性ウェブ506を含むこともできる。TIRスケール511は、ウェブパターン構造520の第1の層と同時にウェブ506上に形成することができ、又は、TIRスケール511及びウェブパターン構造520を、別個の製造工程でウェブ506上に形成することができる。ウェブパターン構造520の第1の層とともに一体型TIRスケール511を有するウェブ506の構成は、連続した層の配置中のウェブ506における一時的又は永久的寸法変化を補う際に特に役立つ。例えば、ポリマーウェブは、熱加工及び/又は水若しくは他の溶媒の吸収若しくは脱離に起因する、物品収縮又は膨張の長さを変化させる張力を生じやすく、層間の位置合わせを困難にすることがある。TIRスケール構造512、513及びウェブパターン構造520の第1の層が同時に形成されるときには、一体型TIRスケール511を使用した後続配置の位置合わせは、ウェブ加工用途で一般に生じるウェブひずみの変化を自動的に補う。ウェブひずみが増大される(すなわち、ウェブが更に伸張される)とき、スケール素子は、ウェブ上に形成されたウェブパターン構造の第1の層とともに伸張される。パターン構造520及びスケール構造512、513が形成時に同じ寸法変化を経験するときには、スケール構造512、513が、ウェブ506上に配置されたパターン構造520の位置をより精確に追跡できるようになる。一部の実施形態では、ウェブ505は、ウェブ505の片面上に接着剤層555を含むことができる。
図5Cに示される一部の実施形態では、スケール部分530は、パターン構造を有するウェブ507の部分から分離することができる。スケール部分530及びウェブ部分507は、別個のロール物品として販売することができる。スケール部分530は、異なるウェブに取り付けられ、本明細書に記載のようにウェブ位置決めに使用することができる。図5Bに関して前述したように、スケール部分530及び/又はウェブ部分507は、接着剤555を含むことができる。接着剤555は、例えば、スケール部分530を異なるウェブに取り付けるのに特に有用である。
可撓性材料上に形成されたスケールは、それらがベース基板に取り付けられるときに特に有用である。スケールを機械又は他の基板に取り付けるときに遭遇する1つの考慮事項は、基板とスケールとの間の熱膨張係数(CTE)の差である。例えば、非常に剛性のスケールが使用される場合、スケールは、基板とは異なる速度で膨張することになり、したがって、スケールは、(CTEスケール−CTE基板デルタTスケール長さだけ異なる量変化する。スケールが基板ほど膨張しない場合、スケールが張力下にあり、常に直線に従うことになるので、管理が比較的容易である。しかし、スケールが基板よりも膨張する場合、スケールは、圧縮下となり、スケールを屈曲させる傾向にある更なる力が生み出される(すなわち、スケールは、平面から外に波打つ傾向にある)。生み出される圧縮力は、λ(弾性率)A(面積)ひずみである。
本開示の様々な実施形態に従って形成される可撓性スケールは、通常使用される鋼スケールよりも約5倍高いCTEを有するが、鋼スケールの約300分の1未満の弾性率を有する。正味の力は、約60分の1である。ゆえに、本明細書に記載の可撓性スケールは、ほとんど屈曲することなく基板に結合させることができ、スケールが基板の位置をより厳密に追跡できるようになる。
x/y読出しを可能にする角錐の長方形アレイを有するプラスチック又はポリマースケールなどの可撓性スケールを用いると、現在利用可能なスケールよりもはるかに大きい可撓性スケールが作製可能となる。例えば、長さが数マイルで幅が1.6メートル(60インチ)以上のスケールが作製可能である。
本明細書に記載の諸実施形態は、基板の変位を示すために使用されるTIRスケール構造を有する変位スケールを伴う。これらのスケールは、基板の変位を示すために使用することができ、ウェブの長手方向(ウェブ下流方向)、横方向(ウェブ横断方向)位置、及び/又は角度変位の連続追跡を提供するのに有用である。追加的に、又は代替的に、スケール構造は、様々なウェブパラメータの測定において用いることができる。様々な実施形態では、温度、ひずみ、及び/又は弾性率など、ウェブの寸法変化に依存するパラメータを、変位スケール構造を使用して測定することができる。
一用途では、スケール構造を使用して、ウェブ温度の変化を測定することができる。ウェブ温度の変化δTは、対応する寸法変化δLを引き起こす。スケール構造及びセンサ回路を使用して、寸法変化δLを測定することができる。ェブの温度変化δTは、測定された寸法変化から導出することができる。
スケール構造を使用して、ウェブひずみ、すなわち、ウェブを伸張させる力によって引き起こされる変形の量を測定することができる。例えば、長手方向ひずみだけを考えると、初期長さLを有するウェブがその長手(x)軸に沿って伸張されるとき、ウェブ長さは、第1の長さLから第2の長さLへと、δLだけ変化する。長手方向に伸張されたウェブの線形ひずみεは、
Figure 2010530543
によって表される。ウェブの任意の点でのx軸に沿ったひずみは、軸に沿った任意の点でのx方向の変位の微分、すなわち
Figure 2010530543
として表すことができる。角度又は剪断ひずみは、長手(x)軸及び横(y)軸の両方に沿った変形を考慮する。ウェブの任意の点での角度又は剪断ひずみは、
Figure 2010530543
である。
長手(x)及び横(y)方向の両方に配置されたスケール構造を、適合性のあるエネルギー源/センサの組合せとともに使用して、ウェブの長手方向及び横方向変形を測定することができる。これらの変形を使用して、x及びy軸に沿った線形ひずみ並びに角度又は剪断ひずみを計算することができる。
一用途では、ウェブの測定された変形を使用して、弾性率を計算することができる。弾性率は、
Figure 2010530543
として計算することができる。ゆえに、既知の力を使用し、前述のようにウェブひずみを測定すると、ウェブの弾性率を決定することができる。
TIRスケール構造は、様々な技術によって基板内又は基板上に形成することができる。例えば、スケール構造は、基板上に配置させることもでき、ないしは鋳造硬化プロセスによって別の方法で基板上に形成することもできる。あるいは、スケール構造は、エンボス加工、スクライビング(scribing)、アブレーティング(ablating)、印刷、又は他の技術によって形成することもできる。
基板上にTIRスケールを形成する方法は、ネガ型レリーフのスケールのTIRスケール構造を含むローラの使用を伴う。例えば、ローラは、図2F〜2Gに示されるスケール構造のネガ型レリーフのパターン、又は他の構成を含むことができる。長手方向及び横方向スケール構造が使用される場合、ローラは、長手方向及び横方向スケール構造の同時形成をもたらすように構築することができる。
ローラは、基板と接触し、又は基板と近接して保持され、基板上にTIRスケール構造を形成するように回転される。TIR構造を形成するのに使用される材料は、基板上に配置させることができ、ローラの回転によって、基板上の材料にTIR構造が形成される。代替的に又は追加的に、材料を、ローラ上に配置し、次いで、ローラから基板に転写して構造の形成を達成することもできる。材料としては、樹脂、キャスタブルポリマー、又は硬化性液体、例えば、UV又は熱硬化性材料などを挙げることができる。
一部の実装形態では、ローラは、更に、ネガ型レリーフのパターン構造を含むことができる。ローラが基板と接触し、又は基板に近接して保持され、回転されるときには、パターン構造は、スケール構造とともに基板の表面上に同時に形成される。他の実装形態では、第1及び第2のローラが使用され、第1のローラは、ネガ型レリーフのスケール構造を含み、第2のローラは、ネガ型レリーフパターン構造を有する。スケール構造及びパターン構造は、第1及び第2のローラを使用して、基板上に同時に又は順次に形成することができる。
更に他の実装形態では、第1のローラは、スケール構造と第1の組のパターン構造とを基板表面上に形成するのに使用される。第2のローラは、基板上、例えば基板の対向表面上などに第2の組のパターン構造を形成するのに使用される。この実装形態では、第1の組のパターン構造と見当合わせされた第2の組のパターン構造の形成を容易にするために、スケール構造を使用してウェブ位置を決定することができる。
図6は、基板上にTIRスケールを形成するのに使用できるネガ型レリーフのTIR構造610を有するローラ600の一部分の側面図を示す。ローラの説明を容易にするためにこのローラの寸法が大きく誇張されていることに留意する。この例では、TIR構造頂点のピッチpは、約40μmであり、構造間の距離dは、約20μmであるが、p及びdには他の値を使用してもよい。
図示していないが、ローラ600が更にネガ型レリーフのパターン構造を含むことができることに留意する。ローラが動作すると、本明細書に記載のようにウェブ上にスケール及びパターン構造が同時に形成される。
図7は、基板705上にTIRプリズム構造720を含むスケール701を形成するシステムを示す。システムは、ネガ型レリーフのTIRスケール構造711を有するローラ710を含む。ローラ710は、基板705に接触又は近接しているときに回転されるように構成される。ローラ710が回転すると、基板705上にスケールのTIRプリズム構造720が形成される。
一部の構成では、硬化性材料741がディスペンサ740から基板705の表面上に分配される。ローラ710は、回転して、材料741にTIRプリズム構造を形成する。所望により、システムは、紫外光、熱、又は基板705上の材料741を硬化させる他の硬化エネルギーなど、硬化エネルギーを放出するように構成されたエネルギー源を含む硬化ステーション750を含むことができる。
図8の図は、基板805上にTIRスケール801を配置するシステムの代替実施形態を示す。この実施形態では、ローラ810は、TIRスケール構造811とパターン構造812との両方をネガ型レリーフで含む。基板805に接触又は近接したローラ810の回転によって、基板805上にTIRスケール構造820及びパターン構造821が同時に形成される。
図8に示される実施形態では、TIRプリズム820及びパターン構造821は、同じ材料841から形成される。ディスペンサ840が、基板805の表面上に材料841を分配する。ローラは、回転して、材料841にTIRプリズム構造を形成する。所望により、システムは、紫外光、熱、又は基板805上の材料841を硬化させる他のエネルギーなど、硬化エネルギーを放出するように構成されたエネルギー源を含む硬化ステーション850を含むことができる。
一部の構成では、TIRスケール構造及びパターン構造を形成するのに使用される材料は、異なるものであってもよい。これらの構成では、別個の材料ディスペンサ及び/又は硬化ステーションを使用することができる。
図9は、ウェブの対向する表面上に構造を含む、両面ウェブ基板912を製造するシステム910の一例を示す。例えば、該ウェブの第1の表面上に、スケール及び第1の組のパターン構造を形成し、ウェブの対向する表面上には第2の組のパターン構造を形成することができる。一部の構成では、システムは、第1及び第2のディスペンサ916、920と、ニップローラ914と、第1及び第2のパターン付きローラ918、924とを含む。場合によっては、第1のディスペンサ916を第1の押出ダイ916とすることができ、第2のディスペンサ920を第2の押出ダイ920とすることができる。
ここに示される実施形態では、第1の材料922は、ウェブ表面上に配置されてから、第1のパターン付きローラ918と接触し、第2の材料928は、対向するウェブ表面上に配置されてから、第2のパターン付きローラ924と接触する。他の諸実施形態では、第1の材料は、第1のパターン付きローラ上に配置され、かつ/又は、第2の材料は、第2のパターン付きローラ上に配置される。これらの実施形態では、第1及び第2の材料は、パターン付きローラからウェブに転写される。
一実装形態では、第1の押出ダイ916は、第1の硬化性液体層コーティング922をウェブ912の第1の表面上に分配する。ニップローラ914が、第1の材料922を第1のパターン付きローラ918に押し込んで、ウェブの表面上に構造を形成する。例えば、第1のパターン付きローラ918は、ネガ型レリーフのTIRスケール構造及び第1の組のパターン構造でパターンを付けられる。場合によっては、ニップローラ914は、ゴム被覆ローラとすることができる。ウェブが第1のパターン付きローラ918とニップローラ914との間を通過するとき、TIRプリズム構造及び第1の組のパターン構造が、ウェブ912の第1の表面上の第1の材料922に形成される。第1の材料922は、適切な硬化エネルギーを提供するエネルギー源926を使用して硬化される。場合によっては、エネルギー源926は、紫外光、例えば、約200〜約500ナノメートルの範囲の波長を有する光を提供することができる。
第2の硬化性液体層928が、第2の押出ダイ920を使用してウェブ912の対向側部にコーティングされる。第2の層928は、ネガ型レリーフの第2の組のパターン構造でパターンを付けられた第2のパターン付きローラ924に押し込まれる。ウェブ912が第1のパターンローラ918と第2のパターン付きローラ924との間を通過するとき、第2の組のパターン構造は、第2の層928に転写される。硬化プロセスは、第2のコーティング層928に繰り返される。
一部の構成では、ウェブ912の第1の表面上のTIRプリズムによって形成されたスケールは、ウェブの対向する側部上に形成される第1の組のパターン構造と第2の組のパターン構造との間の位置合わせをもたらすのに使用することができる。
図10は、第1及び第2のパターン付きローラ1044及び1046のより接近した図を提供する。第1及び第2のパターン付きローラ1044、1046は、図9に関して論じたパターン付きロール918、924の特殊な実施形態と考えることができる。第1のパターン付きロール1044は、TIRスケール構造1042と第1の組のパターン構造との両方をネガ型レリーフで含む。第2のパターンローラ1046は、第2の組のパターン構造1050を有する。
ウェブ1030が第1のパターン付きローラ1044上を通過するとき、ウェブ1030の第1の表面1032上に配置された第1の硬化性液体を、第1のパターン付きローラ1044上の第1の領域1036の近くのエネルギー源1034によって提供される硬化エネルギーによって硬化させることができる。TIRスケール構造1054及び第1の組のパターン構造は、ウェブ1030の第1の側部1043上に形成され、液体は、硬化される。
TIRスケール構造1054及び第1の組のパターン構造が形成された後、第2の硬化性液体1052が、ウェブ1030の第2の表面1038上に分配される。第2の液体1052が過早に硬化しないことを保証するために、第2の液体1052は、通常は第1のエネルギー源1034によって放出されるエネルギーが第2の液体1052に当たらないように第1のエネルギー源1034を配置することによって、第1のエネルギー源1034から隔てられる。望むなら、硬化源1034、1040を、それらのそれぞれのパターン付きローラ1044、1046の内側に配置することができる。
TIRスケール構造1054及び第1のパターン構造が形成された後、ウェブ1030は、第1のロール1044に沿って進む。ウェブ1030の移動は、前に配置されたTIRスケールを使用して制御することができる。ウェブの移動は、そのウェブが第1のパターン付きローラ1044と第2のパターン付きローラ1046との間のギャップ領域1048に進入するまで継続する。第2の液体1052は、次いで、ウェブの第2の表面上に配置され、第2のパターン付きローラ1046によって第2の組のパターン構造へと形成される。第2のパターン構造は、第2のエネルギー源1040によって放出された硬化エネルギーによって硬化される。ウェブ1030が第1のパターン付きローラ1044と第2のパターン付きローラ1046との間のギャップ1048内に入るとき、この時点までにほぼ硬化してウェブ1030に結合した、TIRスケール構造1054及び第1のパターン付き構造は、ウェブ1030がギャップ1048内に及び第2のパターン付きローラ1046の周りで移動し始める間、ウェブ1030を滑らないように押さえる。これは、ウェブ1030の対向側部1032、1038上に形成された構造間の見当合わせ誤差の原因としてのウェブの伸張及び滑りを低減する。
第2の液体1052が第2のパターン付きロール1046と接触する間、第1のパターン付きローラ1044上でウェブ1030を支持することによって、ウェブ1030の対向側部1032、1038上に形成された構造1054、1056間の見当合わせの程度は、第1及び第2のパターン付きローラ1044、1046の表面間の位置関係を制御する関数になる。第1及び第2のパターン付きローラ1044、1046の周り並びにローラによって形成されたギャップ1048間のウェブのSラップは、張力、ウェブひずみ変化、温度、ウェブを挟む機構によって引き起こされる微小滑り、及び横方向位置制御の影響を最小限に抑える。Sラップは、180度のラップ角度にわたってウェブ1030を各ロールと接触させて維持することができるが、ラップ角度は、特定の要件に応じてより大きい又はより小さいものとすることができる。本開示の諸実施形態に適用可能な、ウェブの対向側部に構造を形成する付加的諸態様が、同一所有者の米国特許公開第20060210714号に記載されており、それを参照により本願に援用する。
一部の実装形態では、前の製造工程で形成されたTIRスケールを使用して、後続の製造工程中の基板の位置を制御することができる。そのような一実装形態が図11に示されており、ここでTIRスケール構造及びパターン構造は、説明の目的で大きく誇張されている。第1のディスペンサ1101は、透明ウェブ1105の表面上に材料の第1の層1111を配置する。材料の第1の層1111が上に配置されたウェブ1105は、ネガ型レリーフのTIRスケール構造1121と、ネガ型レリーフの第1のパターン構造(図示せず)とを有する、ローラ1120と接触させられる。ウェブ1105が第1のパターン付きローラ1120と第1のニップローラ1125との間を通過するとき、TIRスケール構造1126及び第1のパターン構造(図示せず)は、ウェブ1105上の材料の第1の層1111に形成される。
TIRスケール構造1126を含むスケールの形成後、該スケールは、後続の加工工程中にウェブ1105の位置を制御するのに使用される。光源1130は、光1131をTIRスケール構造1126に向ける。光は、TIRスケール構造1126によって変調される。変調された光は、ウェブ変位を示す出力信号を生成する光センサ1140によって感知される。光センサ1140は、視野内のパターンによって変調された光を平均する。ウェブ位置プロセッサ1150が、光センサ出力を使用してウェブ位置を決定する。ウェブ動作制御装置1160は、ウェブ位置プロセッサ1150からの情報を使用して、第1のパターン構造と第2のパターン構造との間の位置合わせを容易にするように、ウェブ1105のウェブ下流方向位置及び/又はウェブ横断方向位置を制御する。
後続の加工工程では、第2のパターン構造がウェブ上に形成される。例えば、第2のパターン構造1176は、TIRスケール素子1126が上に形成される表面とは反対側のウェブの表面上に形成されてもよい。第2のディスペンサ1102が、ウェブ1105上に材料の第2の層1112を配置する。材料の第2の層1112が上に配置されたウェブ1105は、第2のパターンローラ1170と第2のニップローラ1175との間を通過する。第2のパターンローラ1171は、ネガ型レリーフの第2のパターン構造1171を含む。ウェブ1105が第2のパターンローラ1171と第2のニップローラ1175との間を通過するとき、第2のパターン構造1176は、第2の材料層1112に形成される。エンコーダ(光源1130、TIRスケール1126、及び光センサ1140)、ウェブ位置プロセッサ1150、及びウェブ動作制御装置1160を含む動作制御コンポーネント1180は、第1のパターン構造(図示せず)と第2のパターン構造1176との間の位置合わせを維持する。
本明細書に記載のTIRスケールを使用して、基板の両側に形成された構造の位置合わせ、ウェブ張力制御、ウェブ操縦、及び向上した変換操作をもたらすエンコーダを形成することができる。TIRスケール構造は、可撓性ウェブ上に高速で作り出すことができ、コーティングが機能する必要がない。ゆえに、TIRスケール構造が形成されると第2のコーティング工程なしにすぐに、その構造を使用してウェブ変位を決定することができる。
更なる任意の後続加工工程も用いることができる。代表的な一加工工程は、ウェブに適用された材料の硬化後、より高い張力をウェブに加えることを含むことができる。同様に、他の代表的な加工工程は、適用された構造の硬化後にロールをラッピングすることを含むことができ、そのようなラッピングは、ウェブ及び該ウェブ上に形成された構造へのより大きな伸張を含むことができる。そのような任意の加工工程は、構造の領域でウェブ上に及ぼされる不均一な応力によって引き起こされるウェブのいかなる収縮をも最小限に抑えるのに有利な可能性がある。そのような収縮は、ウェブの屈曲又は小さなしわの形成をまねくおそれがあり、前述したもののような任意の工程は、起こりうる屈曲又はしわ形成を最小限に抑えることができる。本明細書を読めば、当業者にはそのような任意の加工工程を実施する方法がわかる。
屈曲又はしわ形成を最小限に抑える他の方法には、ウェブの裏側での二次構造の使用を挙げることができる。代表的なタイプの構造は、ウェブが屈曲する傾向を相殺する又は打ち消すものである。そのような構造の一例が図12に見られる。図12に見られるように、ウェブ205は、本明細書では裏側パターン構造1210と呼ばれる、より小さな構造によって(この代表的な実施形態では)両側を挟まれた、光学スケール構造215を含む。
本明細書を読めば、裏側構造(図12に例示される)を含むそのようなウェブを、例えば図11に関して論じた代表的な方法によって作製できることが、当業者には理解されよう。
本開示の様々な実施形態を、例証及び説明の目的で上記に記載してきた。これは、包括的であることも、開示されたそのままの形態に本開示を限定することも意図するものではない。以上の教示を考慮すれば、多くの修正形態及び変形形態が可能である。本開示の範囲は、この詳細な説明によってではなく、むしろ本明細書に添付された特許請求の範囲によって制限されるものとする。

Claims (28)

  1. 基板上に変位スケールを形成するシステムであって、
    ネガ型レリーフ(negative relief)の内部全反射(TIR)プリズム構造を有する、1つ以上のローラと、
    前記TIRプリズム構造を含む変位スケールが基板上に形成されるように、前記ローラを回転させるように構成された駆動機構とを含む、システム。
  2. 前記ローラが、ネガ型レリーフのパターン構造を更に有しており、前記ローラの回転によって、基板上に変位スケール及びパターン構造が同時に形成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 基板の表面上に材料を分配するように構成されたディスペンサを更に含んでおり、前記ローラの回転によって、基板上の材料にTIRプリズム構造を含む変位スケールが形成される、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記材料が、UV硬化性樹脂を含む、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記材料が、キャスタブルポリマーを含む、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記材料が、硬化性材料を含む、請求項3に記載のシステム。
  7. 変位スケールのTIRプリズム構造を硬化させるように構成された硬化ステーションを更に含む、請求項3に記載のシステム。
  8. 前記硬化ステーションが、UV光源を含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 前記材料が、熱硬化性材料を含んでおり、
    前記硬化ステーションが、熱源を含む、請求項7に記載のシステム。
  10. ネガ型レリーフの付加的パターン構造を含む、1つ以上の付加的ローラと、
    前記付加的パターン構造が基板上に形成されるように、前記1つ以上の付加的ローラを回転させるように構成された、付加的駆動機構とを更に含む、請求項1に記載のシステム。
  11. 前記パターン構造が、変位スケールの形成と同時に形成される、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記ローラが、ネガ型レリーフの第1の組のパターン構造を有しており、前記ローラの回転によって、基板上に変位スケールと第1の組のパターン構造とが同時に形成され、
    前記変位スケールが、第1の組のパターン構造と見当合わせされた付加的パターン構造の転写を容易にするように構成される、請求項10に記載のシステム。
  13. 前記基板が、可撓性ウェブを含む、請求項1に記載のシステム。
  14. 前記基板が、剛性材料を含む、請求項1に記載のシステム。
  15. 前記基板が、ポリマーを含む、請求項1に記載のシステム。
  16. 前記変位スケールが、横方向変位を測定するように構成された第1の組のTIRプリズムと、長手方向変位を測定するように構成された第2の組のTIRプリズムとを含む、請求項1に記載のシステム。
  17. 前記第1及び第2の組のTIRプリズムが、チェッカー盤パターンで配置される、請求項16に記載のシステム。
  18. 前記変位スケールが、角度変位を測定するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  19. 基板上にTIRプリズム構造を含む変位スケールを形成する方法であって、
    基板を、ネガ型レリーフの内部全反射(TIR)プリズム構造を有する1つ以上のローラと接触又は近接させる工程と、
    前記TIRプリズム構造を含む変位スケールが基板の表面上に形成されるように、前記ローラを前記基板に対して回転させる工程とを含む、方法。
  20. 基板表面上に材料を分配する工程を更に含み、
    前記変位スケールが形成されるように前記ローラを回転させる工程が、前記TIRプリズム構造が前記材料に形成されるように前記ローラを回転させることを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記TIRプリズム構造の形成と同時に基板上にパターン構造を形成することを更に含む、請求項19に記載の方法。
  22. ウェブの対向表面上又は1つ以上の付加的ローラ上に付加的材料を配置して、付加的ウェブパターン構造を形成する工程であって、前記1つ以上の付加的ローラがネガ型レリーフの付加的ウェブパターン構造を有する、工程と、
    前記ウェブを前記1つ以上の付加的ローラと接触又は近接させる工程と、
    前記ウェブの対向表面上に付加的ウェブパターン構造を形成する工程とを更に含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記変位スケールを使用して、前記ウェブパターン構造と前記付加的ウェブパターン構造との間の見当合わせを維持する工程を更に含む、請求項22に記載の方法。
  24. 基板上にスケールを形成するように構成されたツールであって、配置された内部全反射(TIR)プリズム構造とネガ型レリーフのパターン構造とを有するローラを含んでおり、前記ローラが基板と接触又は近接するときに、前記ローラが、TIRプリズム構造を含むスケールとパターン構造とを基板上に同時に形成するように構成される、ツール。
  25. 前記TIRプリズム構造が、正角プリズム(right regular prisms)を含む、請求項24に記載のツール。
  26. 前記TIRプリズム構造が、長手方向変位を測定するように構成された第1の組の構造と、横方向変位を測定するように構成された第2の組の構造とを含むチェッカー盤パターンを有する、請求項24に記載のツール。
  27. 前記TIRプリズムの頂点間の距離が、約40μmである、請求項24に記載のツール。
  28. 前記TIRプリズム間の距離が、約20μmである、請求項24に記載のツール。
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