JP2010217207A5 - - Google Patents

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露光装置EXは、移送装置として帯状の基板FBを供給する供給ローラFRと帯状の基板FBを巻き取る巻き取りローラWRとを有する。供給ローラFR及び巻き取りローラWRは矢印方向に回転することができ、帯状の基板FBをX軸方向に移送することができる。ここで帯状の基板FBはロール状に巻き取ることができる薄い樹脂フィルムである。帯状の基板FBはその面積に対して厚さが十分に薄い基板であり可撓性を有する。帯状の基板FBは例えばX軸方向に100メートルの長さであり、Y軸方向に1メートルの幅であり、厚さが100マイクロメートルである。この帯状の基板FBのマスクM側の片面にフォトレジストが塗布されている。帯状の基板FBは、具体的には、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、エチレンビニル共重合体樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、セルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂を使うことができる。マスクMは、線膨張係数が小さく、且つ、湿度による変化も小さい透光性基材、具体的にはガラスや石英が用いられ、透光性基材上に微細なマスクパターンが遮光材料で形成されている。
本実施例では、パターン生成装置としてマスクMを用いているが、その他にも反射型または透過型の空間光変調器などが用いられる。反射型の空間光変調器としては、選択的に光透過する面積を調節できる素子、例えば、液晶材料、エレクトロクロミック材料を有する素子、或いは、選択的に光反射が調節できる素子、例えばデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)がある。DMDとは空間光変調器の一種であり、静電界作用などによって固定軸周りに回転するマイクロミラーと呼ばれる複数の小型ミラーがSi等の半導体基板にマトリクス状に配置されたデバイスである。また、透過型の空間光変調器としては、光学効果により透過光を変調する光学素子であるPLZT素子を用いることができる。なお、PLZT素子とは、鉛、ランタン、ジルコン、チタンを含む酸化物セラミックスで、それぞれの元素記号の頭文字からPLZTと呼ばれているデバイスである。PLZT素子は、透明なセラミックで光を透過するが、電圧をかけると偏向の向きを変えることができ、偏光子と組み合わせることによって光制御装置が構成される。なお、反射型の空間光変調器にも透過型の空間光変調器にも補正装置が設けられてパターンの変形を補正することができる。
露光装置EXは、パターンが形成されたマスクMを支持するマスクステージMSTと、帯状の基板FBを支持する基板ステージFBSとを備えている。マスクMは石英ガラスに回路パターンなどが描画された部材である。露光装置EXは、マスクMを支持するマスクステージMSTのX軸方向及びY軸方向における位置を検出する複数のレーザー干渉計LMと、帯状の基板FBを支持する基板ステージFBSのX軸方向及びY軸方向における位置を検出する複数のレーザー干渉計MMとを備えている。マスクステージMSTは、不図示のリニアモータなどによって走査方向である矢印AR1方向(Y軸方向)に長いストロークを移動可能でありX軸方向に短いストロークを移動可能である。基板ステージFBSも同様に走査方向であるAR1方向に長いストロークを移動可能であり、非走査方向である矢印AR2の方向にも長いストローク移動可能である。また、基板ステージFBSは供給ローラFRと巻き取りローラWRとともに基板FBの搬送装置を構成する。本実施形態に係る露光装置EXは、図1(a)に描かれている矢印AR1の方向に露光光EXLに対してマスクMと帯状の基板FBとを同期移動して走査露光する走査型露光装置である。なお、図1(b)ではX軸方向の位置を検出するレーザー干渉計LMx及びレーザー干渉計MMxを1つずつしか描いていない。
X軸方向計測用のLSAビームは偏光ビームスプリッタ47aに入射する。偏光ビームスプリッタ47aを透過した各ビームは、反射鏡49aに反射してフーリエ変換レンズ50aを介して、視野合成ミラー51に入射する。一方、ミラー46bで反射されたY軸方向計測用のLSAビームは偏光ビームスプリッタ47bに入射する。偏光ビームスプリッタ47bを透過した各ビームは、反射鏡49bに反射してフーリエ変換レンズ50bを介して、視野合成ミラー51に達する。
図6はLSA用のアライメントマークAMを示した図である。図6(a)に示されるように、帯状の基板FBの露光領域EAの周囲には、線状ビームAB−Xに対応するX軸方向計測用のアライメントマークAMおよび線状ビームAB−Yに対応するY軸方向計測用のアライメントマークAMがそれぞれ格子状パターンとして形成されている。図6(b)は、アライメントマークAMの横断面を示している。アライメントマークAMは、例えば、一辺4μmの正方形形状の凸状部Taからなる。この凸状部Taが8μmピッチで複数並んで設けられている。アライメントマークAMが線状ビームABを横切ると、回折または散乱した光が発生する。図6(c)は、(a)の点線Cで囲んだ部分の拡大平面図である。図6(c)に示されるように、アライメントマークAMが線状ビームABを通り過ぎる際に発生する回折光または散乱光が最大となるので、当該位置におけるレーザー干渉計MM(図1参照)の測定値からアライメントマークAMの座標を検出することができる。
図7は、投影光学系PLの概略斜視図である。図7に示されるように投影光学系PLは、直角プリズムミラー63、69と、レンズ66、70と、凹面鏡67、71とを介してマスクMのパターンを基板FBに投影する。直角プリズムミラー63は一対のピエゾ素子62a、62bを介してプリズム台61に固定される。ここで、ピエゾ素子62a、62bは数μmのストロークを有する。また、直角プリズムミラー63とレンズ66との間には倍率調整に用いられるズーム光学系64が設けられ、ズーム光学系64の上方にはアクチュエータ65が設けられている。アクチュエータ65は、ズーム光学系64のレンズの間隔を制御することで投影倍率の制御が可能である。さらに、直角プリズムミラー63と直角プリズムミラー69の間には視野絞り68が設けられ、視野絞り68は投影像PIの形状が台形形状になるようにする。
直角プリズムミラー63の上方にはシフター部として二つの平行平板ガラスSF−X、SF−Yが設けられている。平行平板ガラスSF−X、SF−Yは投影像PIをX軸又はY軸方向に移動させる。シフター部はX方向シフト用の平行平板ガラスSF−X及びY方向シフト用の平行平板ガラスSF−Yをモータなどの駆動装置によってX軸又はY軸を中心として回転させることで、帯状の基板FBに転写される投影像PIをX方向又はY方向にシフトさせる。これによりX軸またはY軸のずれを補正することができる。例えば、図7に示されたように平行平板ガラスSF−X、SF−Yにより入射光を調整する場合に、投影像PIは矢印AR3のようにX軸方向に沿って移動してPI―Xの位置に到達し、または矢印AR4のようにY軸方向に沿って移動してPI―Yの位置に到達する。
また、プリズム台61にピエゾ素子62a、62bを介して固定されている直角プリズムミラー63が、Z軸と平行な軸の回りに回転することでローテーション補正が行われる。詳しくに、ピエゾ素子62a、62bのどちらか一方を駆動することで、あるいは両方のピエゾ素子62a、62bを逆方向に駆動することで、直角プリズムミラー63が矢印Dまたはその反対方向に回転する。したがって、マスクMのパターンの投影像PIは矢印AR5の回転方向またはその反対方向に回転することができる。例えば、直角プリズムミラー63が矢印Dに回転する場合に、マスクMのパターンの投影像PIはPI―Rの位置まで回転する。これにより、ローテーション補正が行われる。なお、図7の中では一対のピエゾ素子62a、62bを2箇所に配置しているが、3個または4個のピエゾ素子を用いて直角プリズムミラー31を支持するようにしても良い。
ステップS113においては、図1(b)に示されたマスク側AISマーク11と図2(b)で示されたように、投影光学系PLを介してマスク側AISマーク11と基板側AISマーク17との相対的な位置関係が計測される。AIS撮像素子24でマスク側AISマーク11と基板側AISマーク17各々の像を検出する。これにより基板側AISマーク17の位置を基準にマスク側AISマーク11の像位置を計測することができる。
ステップS117において、図9(b)から図9(c)に示されるように基板ステージFBSがY方向に移動する。すなわち、帯状の基板FBをY軸方向に沿って移動しながらアライメントセンサLSA2及びアライメントセンサLSA3により帯状の基板FBの露光領域EAの周囲でY軸方向に沿って設けられたアライメントマークAMが検出される。同時に、レーザー干渉計MMyによりアライメントマークAMのY座標が求められる。なお、基板ステージFBSが移動する際には、供給ローラFRと巻き取りローラWRとから帯状の基板FBがそれぞれーX方向と+X方向に送り出される。このようにして、帯状の基板FBに点線Fに示された領域に余分な引張力が加わらないようにしている。
ステップS119において、上述のステップS118で求められた帯状の基板FBの伸縮状態、X軸もしくはY軸方向の位置ずれ又は帯状の基板FBの回転などに基づいて、投影光学系PLによりマスクMのパターンの投影像PIの位置が調整される。上述のように、ステップS116及びS117にて求めたアライメントマークAMのX座標及びY座標を標準座標(露光領域EAが変形のない理想的な形状であるときのアライメントマークAMの座標)と比べてみる。この結果により帯状の基板FBの露光領域EAがその標準位置からの伸縮量が求められる。そして、平行平板ガラスSF−X、SF−Y及びピエゾ素子62a、62bを動作させることで、マスクMの投影像PIが調整される。例えば、投影像PIがX軸方向にずれている場合は、平行平板ガラスSF−Xを傾けて補正を行い、投影像PIがY軸方向にずれている場合は、平行平板ガラスSF−Yを傾けて補正を行い、投影像PIのローテーション補正が必要な場合は、ピエゾ素子62a、62bを伸縮することで補正される。詳しくに、図11を参照しながら説明する。
次に、図13(b)から図13(c)を介して図14(d)に示されるように基板ステージFBSがY方向に移動する。すなわち、帯状の基板FBをY軸方向に沿って移動しながらアライメントセンサLSA2及びアライメントセンサLSA3により帯状の基板FBの露光領域EAの周囲でY軸方向に沿って設けられたアライメントマークAMが検出される。
この基板ステージFBSの移動の際には、供給ローラFRと巻き取りローラWRとが基板ステージFBSと同期してY軸方向に移動する。このため、帯状の基板FBには、余分な張力がかかったりまたねじれが生じたりすることがない。
次に図14(d)から図14(e)に示されるように、基板ステージFBSが移動しながらスキャン露光が行われる。つまり、基板ステージFBSは−Y方向に沿って移動しながら、露光領域EAに対してスキャン露光が行われる。また、供給ローラFRと巻き取りローラWRとが基板ステージFBSと同期してY軸方向に移動する。
本発明の転写装置として、複数のマークからの回折光を検出する検出装置を備えた露光装置を用いて説明してきた。しかし本発明の転写装置は露光装置に限られず、凹凸を有する金型で材料を押圧するスタンパ方式(インプリント)、液状材料を吐出して液状材料を徐々に堆積させながら硬化するインクジェット・プリンターなどにも適用される。
11 マスク側AISマーク
14 Y軸LSAマーク、 15 X軸LSAマーク
16 基板用LSAマーク、 17 基板側AISマーク
18 第1基準部材、 19 第2基準部材
21 真空吸着孔
23 レンズ系
24 AIS撮像素子
26 高さ調整部
28 基板ステージ移動部
30 圧着固定部
33 ピストン部
35 圧着板
41 レーザー光源、 42 光アイソレータ
43 シリンドリカルレンズ、 44 ビームスプリッタ
45a、45b 視野絞り、 46a、46b ミラー
47a、47b 偏光ビームスプリッタ、 48a、48b 光検出器
49a、49b 反射鏡
50a、50b フーリエ変換レンズ
51 視野合成ミラー、 52 1/4波長板、 53 対物レンズ
61 プリズム台、 62a、62b ピエゾ素子
63 直角プリズムミラー、 64 ズーム光学系、 65 アクチュエータ
66 レンズ、 67 凹面鏡、 68 視野絞り、 69 直角プリズムミラー
70 レンズ、 71 凹面鏡
AB、AB−X、AB−Y 線状ビーム
AM アライメントマーク
EA 露光領域
EX 露光装置
EXL 露光光
FB 基板
FBS 基板ステージ
FP 演算部
FR 供給ローラ
LM,LMx レーザー干渉計
LSA、LSA1、LSA2、LSA3、LSA4 アライメントセンサ
M マスク
MST マスクステージ
MM,MMx レーザー干渉計
PI 投影像
PL 投影光学系
R レール
SF−X、SF−Y 平行平板ガラス
Ta 凸状部
WR 巻き取りローラ

Claims (27)

  1. 帯状の基板の長手方向に沿って該基板に設けられた複数の区画領域にパターン部材に形成されたパターンを転写する転写装置において、
    前記基板を前記長手方向に移送する移送装置と、前記移送装置で移送される前記基板の一部を保持し、前記基板の表面に沿って移動するステージ装置と、を含む搬送機構と、
    前記搬送機構によって移動される前記基板に計測光を照射し、前記搬送機構による前記基板の移動方向に沿って前記基板に設けられた複数のマークからの回折光を検出する検出装置と、
    前記検出装置の検出結果に基づいて前記区画領域の変形に関する情報を算出する演算装置と、
    を備えることを特徴とする転写装置。
  2. 前記演算装置の算出情報に基づいて前記パターンを補正する補正装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記区画領域は前記長手方向の両側に前記複数のマークが形成されるとともに、短手方向の両側に前記複数のマークが形成され、
    前記検出装置は前記短手方向に少なくとも3つ配置され、前記長手方向に2つ配置され、そのうちの1つの検出装置が前記短手方向と前記長手方向とを兼用していることを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  4. 前記ステージ装置は、前記基板の一部を保持して該基板の短手方向に移動し、
    前記検出装置は、前記ステージ装置によって前記短手方向に移動している際に前記基板に前記計測光を照射し、前記短手方向に沿って前記基板に設けられた複数の前記マークからの回折光を検出することを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の転写装置。
  5. 前記ステージ装置は、前記基板の一部を保持して前記長手方向に移動し、
    前記検出装置は、前記ステージ装置によって前記長手方向に移動している際に前記基板に前記計測光を照射し、前記長手方向に沿って前記基板に設けられた複数の前記マークからの回折光を検出することを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の転写装置。
  6. 前記移送装置は、前記ステージ装置による前記基板の前記短手方向への移動に同期して前記基板を前記短手方向へ移動することを特徴とする請求項3に記載の転写装置。
  7. 前記検出装置は、前記基板のうち前記区画領域の近傍に設けられた複数の前記マークからの回折光を検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の転写装置。
  8. 前記ステージ装置と前記検出装置との相対位置に関する情報を検出するため、前記ステージ装置は前記長手方向に沿って第1基準パターンが設けられた第1基準部材と、前記基板の短手方向に沿って第2基準パターンが設けられた第2基準部材とを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の転写装置。
  9. 前記ステージ装置と前記パターンとの相対位置に関する情報を検出するため、前記ステージ装置は位置検出部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の転写装置。
  10. 前記ステージ装置上の前記区画領域に前記パターンを投影する複数の投影光学系を備え、
    前記補正装置は、前記投影光学系に設けられ、前記演算装置の算出情報に基づいて前記投影光学系の光学特性を補正することを特徴とする請求項2A〜8のいずれか一項に記載の転写装置。
  11. 前記パターンに対応するパターン情報に基づいて原画パターンを前記パターン部材に生成するパターン生成装置と、
    前記ステージ装置上の前記区画領域に前記原画パターンの像を前記パターンとして投影する投影光学系と、を備え、
    前記補正装置は、前記パターン生成装置に設けられ、前記演算装置の算出情報に基づいて前記パターン情報を補正することを特徴とする請求項2A〜8のいずれか一項に記載の転写装置。
  12. 前記投影光学系は、前記パターン部材に形成される前記パターンを台形形状の照射領域を介して前記区画領域に投影し、
    前記複数の投影光学系の台形形状の隣り合う前記照射領域が重複する領域に前記位置検出部が配置されることを特徴とする請求項9または10のいずれか一項に記載の転写装置。
  13. 前記検出装置は、前記位置検出部を検出し、
    前記位置検出部は、前記投影光学系を介して前記パターン部材の位置を検出することを特徴とする請求項11に記載の転写装置。
  14. 前記ステージ装置は、前記基板の法線方向に移動する高さ調整部を有する請求項1から請求項12Aのいずれか一項に記載の転写装置。
  15. 帯状の基板の区画領域にパターン部材に形成されるパターンを順次転写する転写方法において、
    前記基板を移送装置で移送する工程と、
    移送された前記基板をステージ装置で保持する工程と、
    検出装置が前記区画領域の周辺に形成された複数のマークにコヒーレント光を照射して前記マークからの回折光を検出する工程と、
    前記検出装置が検出した回折光に基づいて前記区画領域の変形を計測する工程と、

    を備えることを特徴とする転写方法。
  16. 前記計測工程の結果に基づいて前記パターン部材による前記パターンを補正し、補正された前記パターンを前記ステージ装置に保持された前記基板の前記区画領域に転写する工程を備えることを特徴とする請求項13に記載の転写方法。
  17. 前記移送装置が長手方向に沿って前記基板を移送するとともに、前記ステージ装置が前記長手方向に沿って同期に移動可能であり、
    前記基板が前記長手方向に移動している際に、前記検出装置が前記マークからの回折光を検出することを特徴とする請求項13に記載の転写方法。
  18. 前記移送装置及び前記ステージ装置が前記基板を前記長手方向と交差する短手方向に同期して移動し、
    前記移送装置及び前記ステージ装置が前記短手方向に移動している際に、前記検出装置が前記マークからの回折光を検出することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の転写方法。
  19. 前記ステージ装置が前記基板を該基板の短手方向に移動し、
    前記ステージ装置の前記短手方向の移動に伴って前記移送装置が前記基板を移送し、
    前記ステージ装置が前記短手方向に移動している際に、前記検出装置が前記マークからの回折光を検出することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の転写方法。
  20. 前記長手方向に沿って第1基準パターンが設けられた第1基準部材と前記短手方向に沿って第2基準パターンが設けられた第2基準部材とを使って、前記ステージ装置と前記検出装置との相対位置に関する情報を検出することを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の転写方法。
  21. 位置検出部を使って、前記ステージ装置と前記パターン部材との相対位置に関する情報を検出することを特徴とする請求項13から請求項17のいずれか一項に記載の転写方法。
  22. 前記検出装置が前記位置検出部を検出し、前記パターン部材と前記検出装置との位置関係を測定することを特徴とする請求項18に記載の転写方法。
  23. 演算装置の演算結果に基づいて、前記区画領域に前記パターンを投影する投影光学系の光学特性を補正することを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の転写方法。
  24. 前記転写する工程は、前記投影光学系をつかって前記パターン部材に形成されるパターンを台形形状の照射領域に分割して前記区画領域に投影
    することを特徴とする請求項20に記載の転写方法。
  25. 請求項1〜12Bのいずれか一項に記載の転写装置を用いて、帯状の基板にパターンを転写する工程と、
    前記パターンが転写された前記基板を該パターンに基づいて加工する工程と、
    を含むデバイス製造方法。
  26. 帯状の薄い基板の長手方向に沿った複数の区画領域の各々に表示パネル用のパターンを転写する転写装置において、
    前記基板の各区画領域に所定のパターンを転写する為の転写機構と、
    前記区画領域の周囲の複数位置の各々にマークが形成された薄い基板を前記転写機構に対して前記長手方向に移送する移送機構と、
    該移送装置で移送される前記基板のうち前記マークと前記区画領域とを含む特定部分をほぼ平坦に保持する共に、該平坦に保持された特定部分を前記長手方向と直交する幅方向と前記長手方向とに移動させるステージ機構と、
    前記転写機構に対して予め定められた複数の位置に配置され、前記区画領域の周囲で前記長手方向に離間して形成された複数のマークと、前記区画領域の周囲で前記幅方向に離間して形成された複数のマークとに計測光を照射すると共に、各マークからの反射光を検出する複数のマーク検出センサーと、
    該複数のマーク検出センサーに対して前記ステージ機構を前記フィルム基板の長手方向と前記幅方向に移動させて、前記区画領域の周囲に形成された複数のマークの各位置を計測し、該計測結果に基づいて前記区画領域の変形に関する情報を算出する演算装置と、
    該算出された変形に関する情報に基づいて、前記転写機構による所定パターンの転写状態を調整する調整機構と、
    を備えることを特徴とする転写装置。
  27. 帯状の薄い基板の長手方向に沿った複数の区画領域の各々に表示パネル用のパターンを転写する転写装置において、
    前記基板の各区画領域に所定のパターンを転写する為の転写機構と、
    前記区画領域の周囲の複数位置の各々にマークが形成された薄い基板を前記転写機構に対して前記長手方向に移送する移送機構と、
    該移送装置で移送される前記基板のうち前記マークと前記区画領域とを含む特定部分をほぼ平坦に保持する共に、該平坦に保持された特定部分を前記長手方向と直交する幅方向と前記長手方向とに移動させるステージ機構と、
    前記転写機構に対して予め定められた複数の位置に配置され、前記区画領域の周囲に形成された複数のマークを光学的に検出する複数のマーク検出センサーと、
    該複数のマーク検出センサーに対して前記ステージ機構を前記幅方向の一方向に移動させて、前記区画領域の周囲に形成された複数のマークの各位置を順次計測して、前記区画領域の変形に関する情報を算出する演算装置と、
    前記ステージ機構を前記幅方向の他方向に移動させながら、前記転写機構により所定パターンを前記区画領域に転写する際、前記算出された変形に関する情報に基づいて前記転写機構による所定パターンの転写状態を調整する調整機構と、
    を備えることを特徴とする転写装置。
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