JP2010521535A - トリメチロールプロパンの色数の改善方法 - Google Patents

トリメチロールプロパンの色数の改善方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、活性炭を用いた処理によって、低い色数のトリメチロールプロパンを製造する方法に関する。

Description

本発明は、活性炭を用いた処理によって、低い色数を有するトリメチロールプロパンを製造する方法に関する。
本明細書では以下TMPとよばれるトリメチロールプロパンは、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテル、ポリマー発泡体、可塑剤、アルキド樹脂、保護ペイント、潤滑油、布地仕上げ剤およびエラストマーの製造用に工業的に広く使用されている。さらに、それは、幾つかの工業的用途においてグリセロールに取って代わる。
工業的規模で、TMPは、2つの別の方法によって主に製造されている。
無機Cannizzaro法は先ず、第1工程でのブタナールとホルムアルデヒドとのアルドール縮合と、第2工程で、水酸化ナトリウムまたは水酸化カルシウムなどの化学量論量の無機塩基の存在下に第1工程のアルドール縮合生成物とホルムアルデヒドとの間の交叉Cannizzaro反応とを含む。第1工程でアルドール縮合生成物として形成されたジメチロールブタナールは、第2工程において不均化反応で過剰のホルムアルデヒドと反応してTMPと、使用される塩基に依存して、相当するギ酸塩、例えば、ギ酸ナトリウムまたはギ酸カルシウムとを形成する。修正、すなわち、有機Cannizzaro法では、第三級アルキルアミンが第2工程で無機塩基の代わりに使用される。これは通常、無機塩基が使用されるときと比較して、より高い収率が達成されることを可能にする。ギ酸トリアルキルアンモニウムが副産物として得られる。
さらに、TMPは水素化法によって製造することができる。ここで、ホルムアルデヒドは触媒量のアミンの存在下にブタナールと反応してジメチロールブタナールを形成する。過剰のホルムアルデヒドの除去後に、反応混合物は、所望のTMPが得られる水素化にかけられる。
商業的に入手可能なTMP銘柄は通常、不純物の存在によって引き起こされる色を有する。しかしながら、幾つかの用途、例えば、特に透明なポリエステルまたは特定の表面コーティング原材料の製造で、この色は望ましくない。文献は、それによってTMPの色数の改善が達成されると言われる様々な方法を記載している。
(特許文献1)は、50〜200の範囲のAPHA色数を有するTMPの製造方法を記載している。この色数は、Cannizarro反応での温度、反応時間、pHおよび出発化合物の濃度について特定の反応条件に固執することによって達成される。さらに、この反応に、生じた溶液のイオン交換樹脂での処理が続く。
(特許文献2)は、粗TMP溶液のエーテルまたはエステルでの抽出後処理による100未満のAPHA色数を有するTMPの製造方法を開示している。
TMPの色数を改善する上記の両方法は、特定の条件に正確に固執しなければならず、かつ、イオン交換樹脂の使用または少なくとも1つの溶媒の導入を追加必要とするので、それらが技術的に複雑化されるという欠点を有する。
(特許文献3)は、Cannizzaro法によって製造されたTMPの精製のための水素化を記載している。約98%の含有率を有するTMPがニッケル、亜鉛、モリブデンまたは銅触媒上での水素化およびその後の蒸留によって得られる。得られたTMPは無色であると記述されているが、色数は全く報告されていない。しかしながら、この方法によって得ることができる色数は多くの目的にとって満足できるものではないことが実際には分かった。
水素化によるTMPの色数を改善するさらなる方法が(特許文献4)に記載されている。ここで、TMPは、それが製造された後に蒸留によって精製され、その後水素圧下に不均一触媒で好ましくは処理される。水素化によって達成される色数は、先行マルチプル蒸留によってさらに改善することができる。
しかしながら、色数を改善するための全ての水素化法の欠点は、装置に関する高い出費および触媒摩耗の結果として得られるTMPの品質の低下である。さらに、触媒の費用は、経済効率を低下させる。
(特許文献5)は、TMPの色数の改善方法を記載しており、その方法では、蒸留によって予備精製された、そして好ましくは95%超の純度を有するTMPは、好ましくは160〜240℃の温度で熱処理にかけられ、TMPはその後好ましくは蒸留によって予備精製される。熱処理工程は、色を与える二次成分を高沸点の比較的非揮発性の成分へ変換する。しかしながら、この方法は、熱処理に別の精製工程、例えば、蒸留が続かなければならないか、またはこの精製工程が、これらの高沸点二次成分を除去するためにおよび低い色数を有するTMPを得るために熱処理と結び付けなければならないという欠点を有する。
ポリアルコールの色数を改善するさらなる方法は、不純物を除去するために活性炭を使用する。ペンタエリスリトールについての相当する方法は、例えば、H.Mourenら著、(非特許文献1)および(非特許文献2)に記載されている。
(特許文献6)では、過マンガン酸カリウムおよび亜硫酸ナトリウムなどの酸化剤および/または還元剤が、好ましくは不純物と結合することができる活性炭または他の材料の存在下に、TMPおよび他のポリアルコールを精製するために使用されている。約100未満のAPHA色数が達成されている。
しかしながら、記述された方法は、生成物から溶媒を分離する必要があるために非経済的である、希薄溶液でそれらが実施されるという欠点を有する。
米国特許第3,097,245号明細書 米国特許第5,603,835号明細書 SU−A 125552 DE 199 63 442 DE 100 29 055 CZ 184381
Mem.Poudres 32(1950)、89ページ Org.Synth.、Collect、Vol.1、425ページ
それ故、複雑な装置なしに実施することができ、そして先行技術の欠点を克服する、低い色数を有するTMPの効率的な製造方法を提供することが本発明の目的である。
本質的に純粋な液体TMPを活性炭と接触させ、活性炭をその後分離することを特徴とする、TMPの製造方法が今見いだされた。
本明細書中、本質的に純粋とは、活性炭と接触させられる物質のTMP含有率が80〜100重量%、好ましくは90〜100重量%、特に好ましくは94重量%〜100重量%、非常に特に好ましくは98.00〜99.99重量%であることを意味する。
本発明の方法に使用される前に蒸留されたTMPを使用することが好ましい。
本発明の目的のためには、液体は、活性炭と接触させられる物質が5重量%未満、好ましくは1重量%未満の固形分を含有することを意味する。固形分は、例えば、未溶融TMPまたは他の固形物であることができる。
液体状態を達成するために、第1に、TMPの動的粘度がポンプ送液、撹拌などの工業的処理を本質的に問題なく実施させる値を有する条件が好ましい。2.4〜160cPの動的粘度範囲、特に好ましくは11〜62cPの動的粘度範囲が好ましい。周囲圧力で、これは、80〜200℃、好ましくは100〜150℃、特に好ましくは100〜120℃の温度範囲に相当する。超大気圧の使用もまた原則として可能である。
本発明の方法は、回分式にまたは連続的に実施することができる。
本方法を回分式に実施するために、例えば、TMPを溶融させ、溶融物を特定量の活性炭と混ぜ合わせ、特定の接触時間後に、活性炭から再び液体TMPを最後に取り出すことが可能である。
例えば、撹拌を用いた、十分な混合が好ましくは接触中に確実にされる。活性炭は、例えば、濾過、遠心分離または沈降によって分離することができる。
本方法を連続的に実施するために、例えば、液体TMPをワンパスでまたは循環で活性炭床に通してポンプ送液することが可能である。ここで、例えば、下降流モードまたは上向流モードを用いることが可能である。好ましい実施形態では、粒子状活性炭が固定床として使用される。
一実施形態では、TMPは下方から活性炭中へ流れ、スタートアップ中に、依然として活性炭粒子を含有する生成物流れの最初の部分は再循環されるかまたは捨てられる。ある時間後に、無色透明な生成物が次に得られる。活性炭の脱色能力が使い尽くされたとき、活性炭は再生するかまたは取り換えることができる。再生は、例えば熱処理によって、またはスチームでの処理によって実施することができる。
さらなる実施形態では、液体TMPは、同時に少なくとも1つの活性炭床が再生されながら、1つ以上の床が精製のために利用されるような方法で、直列に連結された多数の活性炭床に通される。床は順繰りにこのような方法で再生される。床の再生は、例えば、液体TMPを床から排出させ、その後活性炭をスチームで処理することによって達成することができる。
活性炭として、全ての公知の活性炭を使用することが原則として可能である。好ましい活性炭は、木炭、褐炭、無煙炭、泥炭、木材、ココナツ殻またはオリーブストーンから製造されるものである。
活性炭は、洗浄、pH修正、含浸、熱処理または酸化もしくは還元、または造粒、押出もしくはペレット化などの様々な造形プロセスなどのさらなる処理工程を場合により実施できる状態で、スチーム活性化によって、または薬品賦活によって製造されたものでありうる。
活性炭の習性は原則として、本発明の方法での使用のために制限されない。紛状、粒状、顆粒または押出活性炭を使用することが好ましい。
本発明の一実施形態では、標準条件下に1〜12の範囲のpH(水性抽出物)を有する活性炭が使用される。標準条件下に4〜9の範囲のpHを有する活性炭が好ましい。
さらに、使用される活性炭は、例えば、500〜2500m/gの範囲のBET表面積を有することができる。700〜2000m/gの範囲のBET表面積を有する活性炭が好ましい。
好ましい実施形態では、本発明の方法は、TMPが溶融形態で存在する製造工程のポイントで、例えば蒸留による精製後に用いられる。
本質的に純粋なTMPと活性炭との接触は、例えば、30秒超、好ましくは1分〜24時間を要しうる。10分〜8時間、非常に特に好ましくは10分〜4時間の接触時間が特に好ましい。
本方法が回分式で実施されるとき、使用されるTMPを基準とする活性炭の量は、例えば、0.01重量%〜100重量%の範囲にあることができる。0.1重量%〜5重量%の活性炭の量が好ましい。
本方法が連続的に実施されるとき、WHSVは、例えば、0.01kg/(lh)〜10kg/(lh)の範囲に、好ましくは0.1kg/(lh)〜3kg/(lh)の範囲にある。
活性炭を用いてのTMPの色数を改善するための本発明の方法は、原則として任意の発生源からのTMPについて用いることができる。有機Cannizzaro法、無機Cannizzaro法または水素化法によって製造されたTMPを使用することが可能である。無機Cannizzaro法によって製造されたTMPを使用することが好ましい。上述の方法によって製造された、そして、適切な場合、さらなる精製工程にかけられたTMPは、典型的には10〜1000の初期APHA色数を有する。
本発明の方法は、効率的な方法でかなり改善することができるTMPのAPHA色数によって特徴付けられる。
概要:
APHA色数[白金コバルトスケールによる色の分類、DIN ISO 6271を参照されたい]をDr.LangeからのLico 200光度計を用いて測定した。この目的のために、4〜5gのTMPを各場合に11mm円形セルに入れ、円形セルをシリコーン栓で閉鎖し、TMPを100℃で溶融させ、そして測定した。2つの測定を各サンプルについて行い、それらの値を平均した。
実施例1:
94.47%(GC面積%)の含有率および243のAPHA色数を有する150gのTMPを溶融させ、100℃の温度にした。これに、0.75gの活性炭の添加およびこの温度で60分間の混合物の撹拌が続いた。混合物をその後、加熱した圧力フィルターを通して熱時濾過し、APHA色数を測定した。様々な活性炭についての結果を次表に示す。
Figure 2010521535
実施例2:
99.23%(GC面積%)の含有率および10のAPHA色数を有する150gのTMPを溶融させ、100℃の温度にした。これに、0.75gの活性炭の添加およびこの温度で60分間の混合物の撹拌が続いた。混合物をその後、加熱した圧力フィルターを通して熱時濾過し、APHA色数を測定した。様々な活性炭についての結果を次表に示す。
Figure 2010521535
実施例3:
2つの実験において、99.23%(GC面積%)の含有率および10のAPHA色数を有する70gのTMPを各場合に溶融させ、100℃の温度にした。これに各場合に、1100m/gのBET表面積、1000のヨウ素価、22g/100gのメチレンブルー吸収、350[EUR]のモラセス数および5重量%の灰分を有する、そして中性の水性スラリーを生成する、0.35gのスチーム活性化し、酸洗浄した0.8mm活性炭押出物の添加、および第1実験ではこの温度で10分間の、そして第2実験では40分間の混合物の撹拌が続いた。各場合に、混合物をその後、加熱した圧力フィルターを通して熱時濾過し、APHA色数を測定した。
10分の接触時間での実験で、0の活性炭処理TMPのAPHA色数を測定した。
40分の接触時間での実験で、6の活性炭処理TMPのAPHA色数を測定した。
実施例4:
1100m/gのBET表面積、1000のヨウ素価、22g/100gのメチレンブルー吸収、350[EUR]のモラセス数および5重量%の灰分を有する、そして中性の水性スラリーを生成する、310.5gのスチーム活性化し、酸洗浄した0.8mm活性炭押出物を、垂直のガラス管反応器へ導入した。120℃に維持した溜めからのTMPを、底部から上向きにこの活性炭床を通してワンパスでポンプ送液した。WHSVは0.76kg/(lh)であった。活性炭床での滞留時間は55分であった。反応器を120℃に維持し、反応器出口での温度は同様に120℃であった。活性炭床を通過した後に集めたTMPのAPHA色数を設定した間隔で測定した。
実験の開始後の最初のTMPオーバーフローのAPHA色数は0であった。ワンパス運転で3時間後に、7のAPHA色数を測定した。ワンパス運転の5.25時間後に、3のAPHA色数を測定した。
実施例5:長期実験
ステアタイト球体(1mm)の床(500mm高さ)を管反応器(38mm内径、800mm長さ)へ導入した。この上に、1100m/gのBET表面積、1000のヨウ素価、22g/100gのメチレンブルー吸収、350[EUR]のモラセス数および5重量%の灰分を有する、そして中性の水性スラリーを生成する、76.5gのスチーム活性化し、酸洗浄した0.8mm活性炭押出物の180mm高さの層を導入した。120℃に維持した溜めからのTMPを、底部から上向きにこの床を通してワンパスでポンプ送液した。溜め中のTMPの色数は22であった、活性炭を通してのWHSVは1.0kg/(l*h)であった。活性炭床での滞留時間は42分であった。反応器を120℃に維持し、反応器出口での温度は同様に120℃であった。活性炭床を通過した後に集めたTMPのAPHA色数を一定の間隔で測定し、ここで報告する値は3つの実験の平均である。結果を次表に示す。
Figure 2010521535

Claims (7)

  1. 本質的に純粋な液体TMPを活性炭と接触させ、活性炭をその後分離することを特徴とする、トリメチロールプロパンの製造方法。
  2. 前記本質的に純粋なトリメチロールプロパンが、90〜100重量%のトリメチロールプロパン含有率を有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 80〜200℃で実施されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 木炭、褐炭、無煙炭、泥炭、木材、ココナツ殻またはオリーブストーンから製造された活性炭が活性炭として使用されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記活性炭が500〜2500m/gのBET表面積を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記本質的に純粋なトリメチロールプロパンの活性炭との接触が、1分〜24時間を要することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. トリメチロールプロパンの色数を改善するための活性炭の使用。
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