JP2010521075A - 寄生低周波生成の除去をした広帯域周波数シンセサイザ - Google Patents

寄生低周波生成の除去をした広帯域周波数シンセサイザ Download PDF

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Abstract

広帯域周波数シンセサイザ(1)が、高周波出力信号(FS)を供給するための電圧制御発振器(4)と、デュアルモード分周回路(5)と、分周回路の分周モードを選択するための手段(9)と、位相検出器(2)と、ローパスフィルタ(3)とを含む。位相検出器(2)は、基準周波数信号(Fref)を分周回路の分周した周波数信号(Fdiv)と比較して、発振器(4)の電圧を制御するためのフィルタリングした信号を供給する。分周回路(5)は、第1のモードM1における第1の分周係数N1で、又は第2のモードM2における第1の係数N1とは異なる第2の係数N2で、出力信号の周波数を分周して、分周した周波数信号(Fdiv)を供給する。選択手段(9)は、第1及び第2の分周係数N1及びN2により定められる周波数帯域において、分周回路の第1又は第2の分周モードを、プログラムした出力信号の周波数の関数として所定の時間により選択する。この周波数が周波数帯域の中心に近い場合、デュアルモード分周回路が、選択手段(9)のプログラミングに基づいて、第1のモードM1における第3の係数N3で、又は第2のモードM2における第3の係数N3とは異なる第4の分周係数N4でもって出力信号の周波数を分周する。少なくとも第3の分周係数N3又は第4の分周係数N4は、第1又は第2の分周係数N1又はN2とは異なる。この結果、第3及び第4の係数N3及びN4により定まる周波数帯域の中心が、プログラムした出力信号の周波数に対してシフトされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主にシンセサイザの周波数帯域の中心に近い出力信号周波数に対する低周波の信号生成又は成分を除去することができる広帯域周波数シンセサイザに関する。位相ロックループシンセサイザが、少なくとも1つの高周波出力信号を供給するための電圧制御発振器を含む。この高周波信号の周波数が、デュアルモード分周回路において、第1の選択モードにおける第1の分周係数N1、又は第2の選択モードにおける第1の係数とは異なる第2の分周係数N2により分周される。シンセサイザの位相検出器が、基準周波数信号を、分周回路が供給する分周した周波数信号と比較する。位相検出器に続き、ローパスフィルタが位相検出器の出力信号をフィルタリングして、フィルタリング済みの制御信号を電圧制御発振器に供給する。分周モード選択手段が、分周回路を制御して、所定の時間により分周回路の第1又は第2の分周モードを選択する。このモード選択手段は、プログラムした電圧制御発振器の出力信号の周波数の関数として、第1及び第2の分周モードの平均値を適時定める。
周波数シンセサイザは、特に無線通信システムにおいて、或いは、より一般的には通信システムにおいて使用することができる。これらの周波数シンセサイザは、例えば、米国のIMSバンド(902MHzから928MHzまで)のような通信帯域をカバーするために、所定の周波数帯域の範囲内で高周波信号を供給する。電圧制御発振器の出力側で所望の出力周波数を得るために、モード選択手段が供給する2進選択信号が、分周回路における一連の選択モードに所定の順序で命令を与える。0に等しい第1のモードM1では、電圧制御発振器の出力信号の周波数が分周回路の第1の分周係数によって分周されるのに対し、1に等しい第2のモードM2では、分周回路の第2の分周係数によって分周が行われる。
周波数帯域の中心に近いシンセサイザ出力信号周波数が選択された場合、一般に、低周波の信号生成又は成分から、寄生又は干渉に関する問題が生じる。これらの寄生信号生成は、シンセサイザの出力信号に支障を来たす可能性がある。シンセサイザの周波数帯域の下限及び上限において選択された周波数にも同じことが当てはまるが、一般にシンセサイザには、通信周波数帯域よりも広い周波数帯域が与えられる。従って、寄生信号生成の問題は、基本的に帯域の中心に影響することになる。
寄生低周波信号生成の問題は、主にプログラムしたモード選択手段を通じて行われる一連のモードにおいて適時発生し、このモード選択手段は、好ましくはシグマデルタ型の変調器であってもよい。シグマデルタ型の変調器は、分周回路を制御する2進選択信号の形の疑似ランダム構成に基づいて一連のモードを定める。この0に等しいモードと1に等しいモードとの連続は、選択された電圧制御発振器の出力信号の周波数から受信したプログラミング信号によって決まる。
この種のシグマデルタ変調器では、通常、モードの連続における1に等しいモードと0に等しいモードとの変動は、ローパスフィルタのカットオフ周波数よりも高い周波数において行われる。こうすることにより、ノイズを高周波数の方へ押しやることが可能となり、このノイズはフィルタリングされる。しかしながら、帯域の中心に近いプログラムした出力信号の周波数では、0に等しいモードの回数は、1に等しいモードの回数にほぼ等しい。2進信号モードの連続における0と1との周期性に応じて、時として0の代わりに1が出現する場合があり、或いは1の代わりに0が出現する場合がある。この結果、時間の経過に伴い、モードの連続における個々の1又は0の出現時に低周波数が生じるようになる。従って、2進信号モードの連続におけるこれらのまれに出現する1又は0はローパスフィルタによってフィルタリングされず、これが電圧制御発振器に支障を来たすことになる。
これらの寄生低周波信号生成の問題は、周波数帯域の下限又は上限において選択される出力信号の周波数についても同じである。このような場合、周波数帯域の下限側の周波数ではモードの連続のすべての0の中に1が出現する可能性はめったになく、或いは周波数帯域の上限側の周波数ではすべての1の中に0が出現することはめったにない。しかしながら、周波数シンセサイザの所定の周波数帯域は通信周波数帯域よりも一般に広いため、周波数帯域の下限及び上限に近い周波数は決してプログラムされることはない。従って、寄生信号生成の主な問題は、周波数帯域の中心に近い電圧制御発振器の周波数のプログラミングに関するものとなる。
寄生低周波成分に関連する問題の軽減を試みるために、シグマデルタ型の位相ロックループの中へランダムノイズを注入することが知られている。しかしながら、この実施には、これらの寄生又は干渉成分を部分的にしか除去しないという難点があり、さらに、有用な周波数シンセサイザ信号に広帯域ノイズが加わるという難点もある。
米国特許パブリケーション第2003/0227301号(特許文献1)から、ノイズ低減周波数シンセサイザが公知である。この周波数シンセサイザは、従来の位相ロックループ(PLL)及びシグマデルタ変調器の使用に基づくものであり、マルチモード分周器の分周率の選択を行う。このシンセサイザの1つの目的は、不感帯の問題を解決することであり、この場合、分周係数はN又はN+1に等しくなるように選択される。従って、このシンセサイザは、発振器の基準周波数を分周するための第1の分周器ブロックと、電圧制御発振器の高周波信号の周波数を、選択された係数によって分周するための第2の分周器ブロックと、シグマデルタ変調器を有する分周率コントローラとを含むことになる。第2の分周器ブロックは、第1の係数N、又は第2の係数N+1、又は第3の係数N+2により高周波信号の周波数を分周する。モードコントローラと組み合わせたシグマデルタ変調器が供給する選択信号の関数として、分周係数の選択が行われる。時間経過に伴う3つの分周係数の間の一連のモードにより、定量化ノイズを低減することが可能となる。
しかしながら、シンセサイザの周波数帯域の中心に近いプログラムした出力信号周波数に対する寄生信号の生成又は成分の除去をするように、この周波数シンセサイザを構成することは想定されていない。さらに、第2の分周器ブロックの3つの分周係数を継続的に使用することにより、2ビットの選択信号によって制御されるモード切り替えが時間の経過と共に行われ、これにより大量の電気エネルギが消費され、比較的実現が複雑なものとなる。
米国特許パブリケーション第2003/0227301号 欧州特許第1,300,950号
従って、本明細書で上述した現状技術の難点を解決するとともに、主に周波数帯域の中心に近い電圧制御発振器出力信号周波数に対する低周波信号生成を容易に除去できる広帯域周波数シンセサイザの提供が、本発明の目的となる。
従って本発明は、広帯域周波数シンセサイザに係り、特に、請求項1に記載の特徴を有するシンセサイザに関するものである。
本発明の好ましい実施の態様は、請求項2〜8に記載されている。
本発明による周波数シンセサイザの1つの利点は、常にデュアルモードで動作する分周回路により、シンセサイザの周波数帯域の範囲内で選択される任意の周波数に干渉を引き起こす寄生低周波信号生成又は成分を除去することができるという事実にある。米国特許出願第2003/0227301号(特許文献1)の場合のように3つの分周係数を継続的に使用する周波数シンセサイザと比較して、位相ロックループにおいて常時2つの分周係数を使用する。この結果、電気エネルギの節約が実現され、さらにこのシンセサイザは製造が非常に簡単である。
プログラムした周波数が、周波数帯域の下限又は上限と中心との間の中間帯に存在する場合、分周回路は、第1の選択モードにおける第1の係数N1で、又は第2の選択モードにおける第2の係数N2で、出力信号の周波数を分周することができる。異なる第1及び第2の分周係数N1及びN2の値が、シンセサイザの所定の周波数帯域を定める。
しかしながら、プログラムした周波数が所定の周波数帯域の中心に近い場合、例えば、帯域の中心付近の±5%の幅の中に存在する場合、デュアルモード分周回路は、モード選択手段により、出力信号の周波数を第1の選択モードにおける第3の係数N3で、又は第2の選択モードにおける第4の係数N4でもって分周するように構成される。通常、第3の係数N3又は第4の係数N4のいずれかは、第1の係数N1又は第2の係数N2とは異なる値を有する。所定の帯域の中心に近いプログラムした周波数では、これにより、第3及び第4の分周係数に基づいて帯域の中心をシフトできるようになり、ひいては干渉を引き起こす寄生低周波成分を除去するようになる。
分周回路は、好ましくは、選択されたモードに基づいて第1又は第2の分周係数で出力信号周波数を分周する第1の分周器ブロックと、選択されたモードに基づいて第3又は第4の分周係数で出力信号周波数を分周する第2の分周器ブロックとを含む。分周回路のスイッチ素子により、選択された周波数が周波数帯域中に占める位置に依存する受信され制御信号の関数として、第1の分周器ブロック又は第2の分周器ブロックのいずれかが選択される。
周波数シンセサイザは、シグマデルタ型変調器をモード選択手段として使用して広帯域シグマデルタ型周波数合成を行えることが好ましい。シグマデルタ型変調器は、デュアルモード分周回路に2進選択信号(1 bit)を供給する。
図面を参照しながら、本発明を限定するものではない実施形態の説明を行うことにより、広帯域周波数シンセサイザの目的、利点及び特徴がさらに明らかになるであろう。
本発明による広帯域周波数シンセサイザを形成する様々な要素を単純化した態様で示す図である。 プログラムした電圧制御発振器の出力信号の周波数に基づく寄生低周波信号生成の問題を含む、周波数シンセサイザのローパスフィルタの上流側でフィルタリングすべき有用な信号及び寄生信号のスペクトルのグラフを単純化した態様で示す図である。
以下の説明では、当技術分野における当業者には周知の広帯域又はワイドバンド周波数シンセサイザのすべての要素について単純化した態様でのみ述べることにする。
図1は、通信システムにおいて使用可能な広帯域周波数シンセサイザ1の1つの実施形態のすべての要素を概略的に示す図である。この周波数シンセサイザ1は、位相ロックループにおいて、位相検出器2と、ローパスフィルタ3と、電圧制御発振器(VCO)4と、モード選択手段9により制御されるデュアルモード分周回路5とを含む。位相検出器2は、図示しない従来型の基準発振器から供給される、例えば13MHzの、安定周波数の基準信号Frefを、分周回路5から供給される分周した周波数信号Fdivと比較する。フィルタリング済みの制御信号SFを電圧制御発振器4に供給するために、検出器の出力信号S1が、好ましくは100kHzのカットオフ周波数を有するローパスフィルタ3によりフィルタリングされる。この制御信号SFに基づいて、電圧制御発振器4が、シンセサイザの所定の周波数帯域の範囲内に含まれる高周波出力信号FSを生成する。
デュアルモード分周回路5は、第1のデュアルモード分周器ブロック7を含む。この第1の分周器ブロックは、1又は複数の同期型及び/又は非同期型の2分周器又は3分周器により、公知の態様で構成することができる。第1の分周器ブロックは、電圧制御発振器4の高周波出力信号の周波数を、第1の選択モードM1における第1の係数N1で、又は、第2の選択モードM2における第1の係数N1とは異なる第2の係数N2でもって分周する。第1の係数N1の値は、好ましくは2以上の整数であるNに等しく、第2の係数N2の値はN+Mに等しく、この場合、Mは3などに等しい1以上の整数である。
位相ロックループにおいて、第1及び第2の分周係数N1及びN2は周波数シンセサイザの所定の周波数帯域を定め、所望の通信周波数帯域をカバーする。第1の係数が例えば69(N)に等しく、第2の係数N2が例えば72(N+M)に等しい場合、これは、周波数が13MHzに等しい基準信号Frefを含む897MHzから936MHzまでの周波数帯域を定めることになる。このシンセサイザ1は、例えば、902MHzから928MHzまでの米国のISMバンドにおける周波数合成に使用することができる。
電圧制御発振器4の出力信号周波数帯域における周波数の選択は、デュアルモード分周回路5用のモード選択手段9に対してのプログラミング信号に基づいて、得られる。このプログラミング信号は、2進プログラミング言語であってもよく、図示しない従来型のマイクロプロセッサから供給される。分周回路5用のプログラム済みのモード選択手段は、所定の時間間隔ごとに、分周回路の第1の分周モードM1又は第2の分周モードM2を選択する。これにより、時間の経過に伴うシンセサイザの第1及び第2の分周モードM1及びM2の平均値、又は主に第1及び第2の分周係数N1及びN2の平均値が定まる。この平均値は、所定の周波数帯域における、電圧制御発振器4の出力信号のプログラムした周波数FSの関数である。
モード選択手段9は、従来型のシグマデルタ変調器であることが好ましく、通常は位相ロックループにおいて発生したノイズを高周波数側へ戻す。そのノイズはローパスフィルタ3によってフィルタリングされる。このシグマデルタ変調器は、選択信号、すなわち、分周回路5の第1の選択モードM1及び第2の選択モードM2にそれぞれ対応する一連の0及び1から成る選択信号を供給する。一連の0及び1は、疑似ランダム構成において、分周回路の分周した周波数信号Fdivによるクロック制御によって得られる。この結果、上述したように、(モード)選択信号における0の回数に対する1の回数の関数として、時間の経過に伴うモードの平均値が決定できる。従って、この平均値が、電圧制御発振器4のフィルタリングした制御信号を定めることにより、電圧制御発振器4が所望の周波数FSを正確に生成する。
選択された周波数が、周波数帯域の中間帯、すなわち帯域の下限又は上限と中心との間に存在する場合、デュアルモード分周回路5は、第1のデュアルモード分周器ブロック7を使用して周波数分割を行う。一方、この周波数が帯域の中心に近い場合、例えば、897MHzから936MHzまでの周波数帯域において916.5MHzの±5%の幅の中に存在する場合、ローパスフィルタの上流側の周波数スぺクトルには、寄生低周波成分が付加される。本明細書で図2を参照しながら以下に示すように、これらの低周波成分を上記ローパスフィルタ3によりフィルタリングすることはできない。従って、この低周波成分が電圧制御発振器の制御信号SFに干渉する結果、この制御信号は、周波数スぺクトルにおけるDiracのような良好に定められた高周波出力信号の周波数を有しないことになる。
上述したように、寄生低周波成分からの干渉の問題又は寄生低周波成分の問題は、主にシグマデルタ型変調器により行われる時間の経過に伴う一連のモードにおいて発生する。通常、モード選択信号における1に等しいモードと0に等しいモードとの変動は、ローパスフィルタのカットオフ周波数(100kHz)よりもより高い周波数において行われる。しかしながら、帯域の中心に近い、出力信号のプログラムした周波数では、0に等しいモードの回数は1に等しいモードの回数とほぼ等しい。時として0の代わりに1が出現し、1の代わりに0が出現する。この結果、一連のモードにおける時間の経過に伴う個々の1又は0の出現時に低周波数が生じることになる。従って、2進選択信号のモードの連続におけるこれらの1又は0のまれな出現はローパスフィルタによりフィルタリングされず、これが電圧制御発振器に干渉する。
帯域の中心に近い出力信号周波数に対する寄生低周波の生成又は成分を除去するために、分周回路5は、第2のデュアルモード分周器ブロック8を含む。プログラムしたシンセサイザ周波数が周波数帯域の中心近くに存在することが検出された場合、第1のデュアルモード分周器7の代わりに、第2の分周器ブロック8がオンになる。動作中の第2の分周器ブロック8は、第1の選択モードM1における第3の分周係数N3で、又は第2の選択モードM2における第4の分周係数N4で、出力信号周波数FSを分周する。少なくとも第3の分周係数N3又は第4の分周係数N4は、第1及び/又は第2の分周係数N1及びN2とは異なる。第3の係数N3の値を、第1の係数N1の値のようにNに等しくしてもよいのに対し、第4の係数N4の値はN+M+1に等しくしてもよい。しかしながら、第3の係数N3の値を、第2の係数N2のようにN+Mに等しくしてもよい。
第3及び第4の分周係数N3及びN4は、出力信号の所望の周波数FSを含む別の周波数帯域を定める。従って、この別の周波数帯域の中心(例えば923MHz)は、第1及び第2の分周係数N1及びN2により定められる周波数帯域の中心(例えば916.5MHz)からシフトされる。この結果、この別の周波数帯域の2つの中間部分の一方にプログラムした周波数を位置付けることができ、この周波数が上記寄生成分を除去する。第1及び第2の係数N1及びN2がそれぞれ69及び72に等しいことに対して、第3及び第4の分周係数N3及びN4を、それぞれ70及び72に等しくすることができる。
周波数シンセサイザ1の周波数帯域における選択された出力信号の周波数FSの位置の関数として、デュアルモード分周回路5は、第1の分周器ブロック7又は第2の分周器ブロック8を選択するためのスイッチ素子6をさらに含む。図1に示す実施形態では、このスイッチ素子6は、分周回路の入力側において高周波出力信号FSを受信するように構成される。このスイッチ素子6は制御信号Selにより制御され、このスイッチ素子6は、所定の周波数帯域における選択された周波数の位置の関数である。周波数帯域の中間部分の一方に位置する周波数に関しては、スイッチ素子6は、分周すべき出力信号を第1の分周器ブロック7に対してのみ供給する。しかしながら、周波数帯域の中心に近い周波数に関しては、スイッチ素子6は、分周すべき出力信号を第2の分周器ブロック8に対してのみ供給する。
電源の電力供給端子と、個々の分周器ブロック7、8の対応する電力供給端子との間にスイッチ素子6を配置することが推測できるであろう。このスイッチ素子は、例えば、従来型のマルチプレクサによって形成することができる。このような場合、個々の分周器ブロックは、出力信号FSを電圧制御発振器4から直接受信する。一方の又は他方の分周器ブロックを選択するために、スイッチ素子6は、制御信号Selに基づいて、第1の分周器ブロック又は第2の分周器ブロックのいずれかへ電力を供給する。
寄生低周波信号生成からの干渉に関する問題又は寄生低周波信号生成に関する問題を単純化した態様で示すために、位相検出器の出力信号S1のスペクトルのグラフを詳細に示す図2を参照する。このグラフの斜線をつけた部分は、100kHzの状態のカットオフ周波数FCを有するローパスフィルタによりフィルタリングされた信号SFを定めるものである。フィルタリングすべき有用な信号を、斜線をつけた部分において矢印で終了する点線の三角形でのみ示す。説明を簡単にするために、干渉信号又は寄生信号Pc、Piの包絡線のみを示す。
周波数帯域の中心近くに位置するプログラムした周波数では、寄生信号Pc(ノイズ)が低周波成分を含み、この低周波成分はローパスフィルタによりフィルタリングされず、有用な信号に加えられる。詳細には、シグマデルタ変調器により生成されたこれらの寄生信号の高周波部分は、ローパスフィルタによりフィルタリングされる。逆に、周波数帯域の中間帯の一方に位置するプログラムした周波数では、寄生信号Piは低周波成分を含まず、従って、ローパスフィルタにより十分にフィルタリングされる。
帯域の中心に近いプログラムした周波数の場合に分周回路の第2のデュアルモード分周器ブロックを選択することで、曲線Piのような寄生信号が生成されることになり、信号Pcから、干渉を引き起こす寄生低周波成分を除去することが可能となる。
これまでの説明から、当業者であれば、特許請求の範囲により定められる本発明の範囲から逸脱することなく、広帯域周波数シンセサイザの多くの変形を考案することができよう。同じクロック信号により同時にクロック制御される2つのカウンタを有する論理回路によってモード選択手段を形成することができるが、ゼロにリセットする前に個々のカウンタがカウントする回数は異なる。分周回路の第2の分周器ブロックの選択を、シンセサイザの周波数帯域の下限又は上限近くの選択された出力信号の周波数に対して行うこともできる。欧州特許第1,300,950号(特許文献2)に示されるような、整数でない分周係数を想定することもできる。分周回路は、周波数帯域における選択された周波数の位置に応じて2つの分周係数のみが選択される3つの係数のうちの一組だけを含むこともできる。
1 周波数シンセサイザ
2 位相検出器
3 ローパスフィルタ
4 電圧制御発振器
5 分周回路
6 スイッチ素子
7 第1の分周器ブロック
8 第2の分周器ブロック
9 シグマデルタ変調器

Claims (8)

  1. 位相ロックループ中に、
    − 所定の周波数帯域の範囲内で少なくとも1つの高周波出力信号(FS)を供給する電圧制御発振器(4)と、
    − 分周した周波数信号(Fdiv)を供給するよう、第1の選択モードM1における第1の係数N1で、又は第2の選択モードM2における前記第1の係数N1とは異なる第2の係数N2で、前記出力信号の周波数を分周するデュアルモード分周回路(5)と、
    − 前記第1及び第2の分周係数N1及びN2により定められる前記周波数帯域において、プログラムした前記電圧制御発振器(4)の前記出力信号の周波数の関数として、時間の経過と共に第1の分周モードM1及び第2の分周モードM2の平均値を定めるよう、前記分周回路の前記第1の分周モード又は前記第2の分周モードを所定の時間で選択する、前記分周回路の前記分周モードを選択する手段(9)と、
    − 基準周波数信号(Fref)を、前記分周回路から供給される前記分周した周波数信号と比較する位相検出器(2)と、
    − 前記位相検出器の出力信号(S1)をフィルタリングして、フィルタリング済みの制御信号を電圧制御発振器に供給するローパスフィルタ(3)と、
    を含む広帯域周波数シンセサイザであって、
    前記出力信号の周波数が、前記第1及び第2の分周係数N1及びN2により定められる前記周波数帯域の中心に近い場合、前記デュアルモード分周回路(5)は、第3及び第4の係数N3及びN4で定まる前記周波数帯域の中心を、前記プログラムした出力信号の周波数に対してシフトさせるように、前記選択手段(9)のプログラミングに基づいて、第1の選択モードM1における前記第3の係数N3で、又は第2の選択モードM2における前記第3の係数N3とは異なる前記第4の分周係数N4でもって前記出力信号の周波数を分周するように構成され、少なくとも前記第3の分周係数N3又は前記第4の分周係数N4は、前記第1又は第2の分周係数N1及びN2とは異なる、
    ことを特徴とする広帯域周波数シンセサイザ。
  2. 前記デュアルモード分周回路は、前記電圧制御発振器の前記出力信号の周波数を、前記選択されたモードの関数として前記第1の分周係数N1又は前記第2の分周係数N2で分周するための第1の分周器ブロック(7)と、
    前記出力信号の周波数が前記所定の周波数帯域の中心又は前記周波数帯域の下限ないし上限に近い場合、前記出力信号の周波数を、前記選択されたモードの関数として前記第3の分周係数N3で又は前記第4の分周係数N4でもって、前記第1の分周器ブロックの代わりに、分周する第2の分周器ブロック(8)とを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の周波数シンセサイザ。
  3. 前記デュアルモード分周回路(5)は、受信した制御信号(Sel)に基づいて前記第1の分周器ブロック(7)又は前記第2の分周器ブロック(8)を選択するためのスイッチ素子(6)を含み、該スイッチ素子(6)は、前記周波数帯域における前記電圧制御発振器(4)の前記プログラムした周波数の位置の関数である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の周波数シンセサイザ。
  4. 前記スイッチ素子(6)は、前記デュアルモード分周回路(5)の入力側において、前記電圧制御発振器から前記出力信号を受信し、前記受信した制御信号(Sel)に基づいて、前記第1の分周器ブロック(7)又は前記第2の分周器ブロック(8)のいずれかに前記出力信号を供給するように構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の周波数シンセサイザ。
  5. 前記スイッチ素子(6)は、電源の電力供給端子と、前記電圧制御発振器(4)から前記出力信号を受信する個々の分周器ブロックの対応する電力供給端子との間で、前記受信した制御信号(Sel)に基づいて、前記第1の分周器ブロック又は前記第2の分周器ブロックのいずれかに前記電力を供給するように構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の周波数シンセサイザ。
  6. 前記分周モード選択手段(9)は、前記分周回路(5)が供給する前記分周した周波数信号によりクロック制御される1ビットの定量化を含むシグマデルタ変調器である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の周波数シンセサイザ。
  7. 前記第1の係数N1は2以上の整数であるNに等しく、前記第2の係数N2はMを1以上の整数とするN+Mに等しく、前記第3の係数はNに等しく、前記第4の係数はN+M+1に等しい、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の周波数シンセサイザ。
  8. 前記第1の係数N1は2以上の整数であるN、好ましくは69に等しく、第2の係数N2はMを3以上の整数とするN+M、好ましくは72に等しく、前記第3の係数はN+1に等しく、前記第4の係数はN+Mに等しい、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の周波数シンセサイザ。
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