JP2010508487A - 走行装置構成部分を部分的に調節するための調節駆動装置 - Google Patents

走行装置構成部分を部分的に調節するための調節駆動装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、走行装置構成部分を部分的に調節するための調節駆動装置に関するものであって、ホルダ(8)と、第1の中心軸線(9)を有し、かつ該第1の中心軸線(9)を中心にして回転可能な第1のホイール(1)と、該第1のホイール(1)に対して偏心的に配置され、かつ前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列された第2の中心軸線(13)を有する第2のホイール(2)と、前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列されているか又はこの第1の中心軸線(9)と合致している第3の中心軸線(10)を有し、かつこの第3の中心軸線(10)を中心にして回転可能な第3のホイール(3)と、前記ホルダ(8)に連結され駆動装置(16)とを備えており、該駆動装置(16)によって前記第1及び第3のホイール(1,3)が回転可能である形式のものにおいて、前記第2のホイール(2)が前記第3のホイール(3)に対して偏心的に配置されていて、該第3のホイール(8)に、前記第2の中心軸線(13)を中心にして回転可能に支承されており、前記第1のホイール(1)が、回転運動を伝達するために前記第2のホイール(2)に連結されている。

Description

本発明は、走行装置構成部分を部分的に調節するための調節駆動装置であって、ホルダと、第1の中心軸線を有し、かつ該第1の中心軸線を中心にして回転可能な第1のホイールと、該第1のホイールに対して偏心的に配置され、かつ前記第1の中心軸線に対して平行に整列された第2の中心軸線を有する第2のホイールと、前記第1の中心軸線に対して平行に整列されているか又はこの第1の中心軸線と合致している第3の中心軸線を有し、かつこの第3の中心軸線を中心にして回転可能な第3のホイールと、前記ホルダに連結され駆動装置とを備えており、該駆動装置によって前記第1及び第3のホイールが回転可能である形式のものに関する。本発明はさらに、このような形式の調節駆動装置の使用法、並びにこのような調節駆動装置を備えた車両に関する。
このような形式の調節駆動装置は従来技術により公知である。国際公開第2005/080826号パンフレットには、例えば車両ステアリングのステアリングコラムを調節するためのアクチュエータについて開示されており、この場合、モータがホルダに固定されていて、このホルダが内歯列を備えた切欠を有していて、この内歯列に、モータのモータ軸及び操作ロッドに連結された歯車の外歯列が噛み合うようになっており、前記操作ロッドは、モータ軸が回転すると線状運動を実施するようになっていて、ステアリングコラムに連結されている。さらに、前記操作ロッドに連結された第2の歯車が設けられており、この第2の歯車の外歯列が前記内歯列に噛み合うようになっている。
ドイツ連邦共和国特許公告第2511660号明細書には、回転運動を往復運動に変換するための、遊星歯車伝動装置を備えた機械式の減速ギヤ装置について記載されており、前記遊星歯車伝動装置の遊星歯車の直径は、内歯列を備えた太陽歯車の直径の半分である。遊星歯車を駆動するために面板が設けられており、該面板は、端面側に、連行ピンを介在して遊星歯車を選択的に受容するための複数の開口を有している。減速ギヤ装置は、調整区間に係合する調節部材(特に制御弁)の調節値を微調整するために用いられる。
米国特許出願第2004/0194986号明細書には、モータの回転運動がハンマの往復運動に変換される電動工具が開示されている。変換は、モータのモータ軸によって駆動される歯車を介して行われ、この歯車に第1のピンが偏心的に固定されていて、このピンに遊星歯車が支承されている。遊星歯車はその外歯列が、太陽歯車の内歯列に噛み合い、この太陽歯車は、負荷切換時には回転可能、それ以外は相対回動不能にケーシング内に配置されている。遊星歯車には第2のピンが偏心的に固定されており、この第2のピンにクランクアームが回転可能に支承されており、このクランクアームはハンマを駆動するための往復運動を実施する。変化実施例によれば、遊星歯車は、クランクを介在させて第1のピンに結合されており、この場合、第2のピンにバランスウエイトが支承されていて、このバランスウエイトが第2のピンによって往復運動せしめられるようになっている。この場合、ハンマは往復運動を実施するためにクランクアームを介在させて第1のピンに支承されている。
特開2000−346161号公報には、クランクシャフトとコネクティングロッドとの間で、リニア(線)運動と回転運動との変換を実施する遊星歯車伝動装置について開示されている。クランク機構は、クランクシャフトに対して同心的な軸を中心にして回転可能なロータと、このロータに回転可能に支承されたクランクとを有しており、このクランクは前記コネクティングロッドに結合されている。
この公知の解決策においては、比較的小さい線状の全ストロークを得るために、伝動装置歯車又は歯車も比較的小さく構成する必要があり、そのために、これらの歯車に同時に高い負荷がかかる場合、これは製造コスト若しくは材料コストを高価にすることによってのみ可能である、という欠点がある。しかしながら、車両の走行装置においては、例えばコントロールロッドの有効長さを変える場合に全ストロークを比較的小さくすることが望まれている。
このような従来技術のものから出発して、本発明の課題は、冒頭に述べた形式の調節駆動装置を改良して、伝動装置歯車の直径が比較的大きく、しかも全ストローク全体が比較的小さいものを提供することである。
この課題を改良した本発明の調節駆動装置は請求項1に記載されており、またこのような調節駆動装置の使用法は請求項11に記載されており、さらにこのような調節駆動装置を有する車両は請求項12に記載されている。
走行装置構成部分を部分的に調節するための本発明による調節駆動装置は、ホルダと、第1の中心軸線を有し、かつ該第1の中心軸線を中心にして回転可能な第1のホイールと、該第1のホイールに対して偏心的に配置され、かつ前記第1の中心軸線に対して平行に整列された第2の中心軸線を有する第2のホイールと、前記第1の中心軸線に対して平行に整列されているか又はこの第1の中心軸線と合致している第3の中心軸線を有し、かつこの第3の中心軸線を中心にして回転可能な第3のホイールと、前記ホルダに連結され駆動装置とを備えており、該駆動装置によって前記第1及び第3のホイールが回転可能であって、この場合、前記第2のホイールが前記第3のホイールに対して偏心的に配置されていて、該第3のホイールに、前記第2の中心軸線を中心にして回転可能に支承されており、前記第1のホイールが、回転運動を伝達するために前記第2のホイールに、特に摩擦結合(摩擦による束縛)式に連結されている。有利には、第2のホイールは、特に第3のホイールと一緒に、第3の中心軸線を中心にして付加的に回転可能である。さらに前記ホイールは、そのそれぞれの中心軸線を中心にして特にホルダに対して相対的に回転可能である。
本発明の調節駆動装置によれば、第1の偏心体が第1のホイールと第2のホイールとによって形成されていて、第2の偏心体が第2のホイールと第3のホイールとによって形成されている。このような2重の偏心体によって、比較的大きいホイールの直径で、比較的小さい全ストロークを実現することが可能である。しかしながら基本的に、調節駆動装置は、それぞれの使用例に適合させる必要があるので、本発明は、小さい全ストローク及び/又は大きい直径を有するホイールに限定されるものではない。
駆動装置はホルダに固定することができるか又は支承することができ、有利にはモータとして、特に電動モータとして構成することができる。しかしながら選択的に、駆動装置を液圧式又は空圧式に駆動してもよい。第1のホイールと第3のホイールとは、駆動装置によって間接的に又は直接的に回転可能である。さらに、駆動装置によって第2のホイールは少なくとも間接的に回転可能である。
調節駆動装置の調節運動は、ホルダに対して相対的に行われ、連結点又はタップ位置で取り出され、特に第2のホイールに設けられている。調節運動は有利な形式で、線状又はほぼ線状に行われる。さらに、第1のホイールは特に第3のホイールに対して逆方向に回転可能である。それによって、第1の偏心体によって生ぜしめられる回転運動は、全体的に又は部分的に、第2の偏心体によって生ぜしめられる逆方向の回転によって補償されるので、タップ位置は、ホルダに対して相対的に、線状又はほぼ線状の運動が実施される。
第2のホイールは、第2の中心軸線を中心にして第1のホイールと同方向に回転可能である。さらにまた、第2のホイールは第3の中心軸線を中心にして、第3のホイールと同方向に回転可能である。第3のホイールは特に第1のホイールと同方向に回転可能である。それによって第2のホイールは、第3の中心軸線を中心にして特に第1のホイールと同方向に回転可能であり、第2の中心軸線を中心にして、特に第3のホイールと同方向に回転可能である。さらに、第2のホイールは、第2の中心軸線を中心にして特に第1のホイールと同方向に、かつ第3の中心軸線を中心にして特に第3のホイールと同方向に回転可能である。
第1のホイールと第2のホイールとの間の連結は、少なくとも1つの形状結合(形状による束縛)式の伝動部材、例えば歯付きベルトによって行われる。有利な形式で、第1のホイールは外周面に第1の歯列を有し、第2のホイールは外周面に、前記第1の歯列に噛み合う第2の歯列を有しており、それによって、第1のホイールは第1の歯車として構成され、第2のホイールは、前記第1のホイールに噛み合う第2の歯車として構成されている。特に、前記歯列のうちの一方の歯列は内歯列として構成され、他方の歯列は外歯列として構成されているので、第1のホイールと第2のホイールは、いわゆる1つの内歯車対を形成している。内歯列を備えた歯車は、中空歯車とも称呼される。
第1のホイールは、第1の中心軸線を中心にして回転可能にホルダに支承されており、このホルダに対して相対的に第1の中心軸線が特に定置に配置されている。さらに、第3のホイールは第3の中心軸線を中心にして回転可能にホルダに支承されており、このホルダに対して相対的に第3の中心軸線が特に定置に配置されている。
第1のホイールは、回転運動を伝達するために第3のホイールに特に形状結合式に連結されており、このために、単数又は複数のホイールが介在されている。第1のホイールは例えば、回転運動を伝達するために、前記第1の中心軸線に対して整列された第4の中心軸線を有し、かつこの第4の中心軸線を中心にして回転可能な第4のホイールに特に形状結合式に連結されており、該第4のホイールは、回転運動を伝達するために前記第3のホイールに特に形状結合式に連結されている。さらに、第1のホイールは、回転運動を伝達するために、前記第1の中心軸線に対して平行に整列された第5の中心軸線を有し、かつこの第5の中心軸線を中心にして回転可能な第5のホイールに特に形状結合式に連結されており、この場合、前記第5のホイールは、回転運動を伝達するために前記第4のホイールに特に形状結合式に連結されている。この場合、第1のホイールは第5のホイールを介在させて第4のホイールに連結されている。第1のホイールは、この第1のホイールに対して同心的に配置された第6のホイールに相対回動不能に又は一体的に構成されており、この第6のホイールは、回転運動を伝達するために、第5のホイールに特に摩擦結合式に連結されている。この場合、第1のホイールは、第6のホイール及び第5のホイールを介在させて第4のホイールに連結されており、この場合、第1のホイールと第6のホイールとは、特にその回転軸線方向で互いにずらされている。それによって、特に第1のホイールと第3のホイールとを、適した伝達比を介して互いに連結し、その伝達比を有利な形式でホイールの直径を介して規定することができる。
第4のホイールは第4の中心軸線を中心にして回転可能にホルダに支承されており、このホルダに対して第4の中心軸線が特に定置である。さらに第5のホイールが第5の中心軸線を中心にして回転可能にホルダに支承されており、このホルダに対して第5の中心軸線が特に定置である。この場合、第4の中心軸線と第5の中心軸線とは互いに間隔を保っているか、又は互いに合致している。
ホイールの連結は、それぞれ少なくとも1つの形状結合式の伝達部材例えば歯付きベルトによって行われる。有利な形式で第3のホイールは外周面に第3の歯列を有し、第4のホイールは外周面に、前記第3の歯列に噛み合う第4の歯列を有している。これによって、第3のホイールは第3の歯車として構成され、第4のホイールは、前記第3の歯車に噛み合う第4の歯車として構成されている。第4の歯列は付加的に第1の歯列に噛み合うようになっているので、第4の歯車は、第1の歯車及び第3の歯車と噛み合う。この場合、第5のホイール及び/又は第6のホイールは省くことができる。さらに、第5のホイールは外周面に第5の歯列を有しており、この第5の歯列は、第1の歯列に又は第6の歯列に噛み合う。この第6の歯列は第6のホイールの外周面に設けることができる。これによって、第5のホイールは第5の歯車として構成され、この第5のホイールは、第1の歯車又は、第6の歯車として構成された第6のホイールと噛み合う。第5のホイールは第5の歯列で以て、第4のホイールの第4の歯列に噛み合うので、第5の歯列は第4の歯列と噛み合う。選択的に、第5のホイールは第4のホイールと同心的に配置されていて、この第4のホイールに相対回動不能に結合されているか、またはこれと一体的に構成されており、この場合、第4のホイールと第5のホイールとは特にその回転軸線方向で互いにずらされている。
ホイールの歯列は、それぞれ全周に亘って環状に又は部分的に構成されるので、各歯列によって全体的に又は部分的にリングギヤが形成され、このリングギヤは、特にそれぞれのホイールの軸線に対して同心的に配置されていて、有利には各ホイールに相対回動不能に又は一体的に構成されている。
第3のホイールは例えばディスクとして構成されていて、第2のホイールは突起又は突き出し部を有していて、この突起又は突き出し部は、第3のホイール又はディスクの切欠に噛み合い、ここで特に転がり軸受又は滑り軸受を介在させて回転可能に支承されている。選択的に突起又は突き出し部を第3のホイールに設け、第2のホイールの切欠に噛み合うようにし、この第2のホイールは、前記突起部に特に転がり軸受又は滑り軸受を介在させて回転可能に支承されている。
第1の変化実施例によれば、第1の歯列が外歯列として構成され、第2の歯列が内歯列として構成されており、それによって第1の歯車は、第1の歯車と第2の歯車とから形成された内歯車対の内側の歯車を形成している。特に第4の歯列は第5の歯列に噛み合う。第3の歯列と第4の歯列と第5の歯列と第6の歯列とは、特に外歯列を形成しているので、第3の歯列と第4の歯列、第4の歯列と第5の歯列、並びに第5の歯列と第6の歯列とが、それぞれ1つの外歯車対を形成している。さらに、これらのホイールは、第1の中心軸線と第4の中心軸線と第5の中心軸線とが、直線に沿って互いにずらして配置されている。第3の中心軸線は、この直線と交差していてもよく、特に第1の中心軸線と合致していていよい。
前記第1の変化実施例の実施態様によれば、第3の歯車が内歯列を有しており、該内歯列に第4の歯車の外歯列が噛み合い、この外歯列は付加的に第1の歯車の外歯列内に噛み合うようになっており、それによって第3の歯車と第4の歯車とが内歯車対を形成し、第4の歯車と第1の歯車とが外歯車対を形成する。第5のホイール及び/又は第6のホイールは、この実施態様においては省くことができる。選択的に、第6の歯車は、第1の歯車に同心的に、かつ相対回動不能に結合されているので、第4の歯車の外歯列が第3の歯車の第1の歯車及び第6の歯車の外歯列に噛み合う。この場合、第4の歯車の外歯列は第6の歯車の外歯列に噛み合うことはない。
第2の変化実施例によれば、第1の歯列が内歯列として構成されていて、第2の歯列が外歯列として構成されており、それによって第2の歯車が、第1の歯車と第2の歯車とから形成された内歯車対の内側の歯車を形成する。偏心体軸は、第3のホイールと相対回動不能に結合されているか、又はこれと一体的に構成されており、この場合、第2のホイールは特に、偏心体軸を介在させて、第3のホイールに偏心的に支承されている。偏心体軸は、特に第3のホイールに対して同心的に配置されており、この場合、第2のホイールは有利な形式で偏心的に、かつ第2の中心軸線を中心にして回転可能に偏心体軸に支承されている。偏心体軸は、この偏心体軸に対して偏心的に配置された第1の円筒形体を有しており、この第1の円筒形体は偏心体軸に相対回動不能に結合されているか、又は偏心体軸と一体的に構成されており、この第1の円筒形体に、又はこの第1の円筒形体の外周面に第2の歯車が第2の中軸線を中心にして回転可能に支承されており、この第2の中心軸線は特に前記円筒形体の中心軸線と合致している。第2の歯車に、この第2の歯車に対して偏心的に配置された第2の円筒形体又はリングが相対回動不能に結合されているか又は一体的に構成されている。第2の円筒形体又はリングにおいて調節運動が取り出されるようになっているので、この取り出される箇所がタップ位置を形成している。有利な形式で第2の円筒形体又はリングはリニア(線)状にガイドされている。偏心体軸は調節駆動装置に全体的に高い形状安定性を与えるようになっており、例えば第3の歯車の突起部として見なされる。第3の歯列と第4の歯列と第5の歯列とは、有利な形式でそれぞれ外歯列として構成されており、従って第3の歯車と第4の歯車とが外歯車対を形成し、第1の歯車が内歯車対を形成している。第4の歯車は第5の歯車に対して同心的に配置されていて、この第5の歯車に相対回動不能に結合されている。さらに、第2の歯車と第1の歯車と第3の歯車とは、直線に沿って互いにずらして配置されていてよい。有利な形式で第3の中心軸線は第1の中心軸線と合致している。
本発明による調節駆動装置は、有利な形式で車両の走行装置内でコントロールロッドの有効長さを調節するために、又は走行装置構成部分を車両の車体に対して相対的にずらすために、特に車両の走行装置に使用される。ホルダは、車体、サブフレーム又は補助フレームに固定され、これに対してタップ位置は走行装置構成部分例えば車両ホイール、ステアリングナックル、ホイールキャリア、コントロールロッド、ステアリングコラム又はタイロッド、玉継手、エラストマー軸受その他に接続されている。選択的に、ホルダは走行装置構成部分に固定され、これに対してタップ位置は車体、サブフレーム又は補助フレームに結合されている。サブフレーム又は補助フレームは、特に車体に堅固に結合されていて、車体に分類される。さらに、サブフレームは、車体に押し込まれるようになっている。ホルダは特に中空円筒形の枠体を有しており、この枠体内に少なくとも第1のホイールと、第2のホイールと第3のホイールとが配置されている。ホルダには、付加的に継手又はエラストマー軸受が固定されており、この場合、枠体と継手又はエラストマー軸受とは、ホルダの種々異なる自由端部に配置されているか、又は固定されていてよい。特に、本発明による調節駆動装置をコントロールロッドに組み込むか、又はコントロールロッドに結合してもよい。このコントロールロッドによって、車両ホイールが車体、補助フレーム又はサブフレームに枢着されている。これによって、調節駆動装置によって、車両ホイールの位置を車体に対して相対的に調節することができる。継手は有利には玉継手である。
さらに本発明の調節駆動装置によって、サブフレーム又は補助フレームを車体に対して移動又は調節することができる。これによって、サブフレーム又は補助フレームに配置された車両中心線を調節、特に操舵することができる。このために、本発明による少なくとも1つの調節駆動装置が車体とサブフレーム又は補助フレームとの間に配置されており、この場合、ホルダは車体に結合されていて、タップ位置はサブフレーム又は補助フレームに結合されているか、又はこの場合タップ位置は車体に結合され、ホルダはサブフレーム又は補助フレームに結合されている。有利な形式で、複数の、例えば2つ、3つ又は4つの本発明による調節駆動装置が、サブフレーム又は補助フレームを調節するために設けられており、この場合、各調節駆動装置を、前述のように、車体とサブフレーム又は補助フレームとの間に配置することができる。サブフレーム又は補助フレームは、サブフレーム軸受若しくは補助フレーム軸受を介して車体に固定することができるので、これらの単数又は複数の軸受を本発明による調節駆動装置に結合するか又は組み込んで構成することができる。
本発明はまた、車両の走行装置構成部分を車両の車体に対して相対的に部分的に調節するための調節駆動装置の使用法に関する。この場合、調節駆動装置は、特に前記すべての実施態様に従って構成された本発明による調節駆動装置である。この場合、有利には調節駆動装置によって、車体に対して相対的な車両ホイールの位置が調節される。
さらに本発明は、車体と、少なくとも1つの走行装置構成部分と、特に車体と走行装置構成部分例えば車両ホイールとの間に配置されたとの本発明による調節駆動装置とを有する車両特に自動車に関する。この調節駆動装置は、本発明による調節駆動装置に関するものであるので、この調節駆動装置は、前記すべての実施態様に従って構成されていてよい。特に、調節駆動装置によって、車体に対して相対的な走行装置構成部分の位置が調節可能である。
本発明によれば有利には、回転運動から長手方向運動への切換が直接行われ、この場合、広く市販されている電動モータを駆動装置として使用することができる。このために特に、スライドリンク又はこれと類似のリニアガイドを必要とすることはない。このようなリニアガイドは、摩擦に基づいて作用効率を低下させ、かつ摩耗し易く、しかも遊びがない。
本発明によれば、直線ガイドは転換可能である。さらにまた、動作機構的な関係を、所定の位置において所定の方向に並進運動(平行移動運動)的に作用する負荷が、回転駆動装置若しくは回転被駆動装置を負荷しないように(死点位置)、設計されている。特に連結点における保持不要の調節位置が歯車の特別な組み合わせによって示されており、これによって、改良されたフェイルセーフ(Fail-Safe)が実現され、システムのセルフロックを省くことができ、駆動装置が保持モーメントを生ぜしめることがなくなる。この場合、連結点は、特に、調節運動が取り出されるタップ位置に相当する。
本発明を図面に示した有利な実施例を用いて説明する。
本発明の第1実施例による調節駆動装置の概略的な側面図である。 図1に示した調節駆動装置の概略的な平面図である。 本発明の第2実施例による調節駆動装置の概略的な断面図である。 図3に示した調節駆動装置の概略的な平面図である。 本発明による調節駆動装置に結合された、車両ホイールを補助フレームに結合するためのコントロールロッドの斜視図である。 本発明による調節駆動装置を有する、車両ホイールを車体に結合するためのコントロールロッドの斜視図である。 少なくとも1つの本発明による調節駆動装置を有する車両の概略的な平面図である。 本発明の第1実施例の変化実施例による調節駆動装置の概略的な断面図である。
図1及び図2には、本発明の第1実施例による調節駆動装置の概略図が示されており、この場合、第1の歯車1の外歯列が、この第1の歯車1に対して偏心的に配置された第2の歯車2の内歯列に噛み合う。第2の歯車2はさらに、第3の歯車3に対して偏心的に配置されていて、突起部44によって第3の歯車3内に回転可能に支承されている。第3の歯車3は外歯列が第4の歯車4の外歯列に噛み合っており、第4の歯車4の外歯列はさらに、第5の歯車5の外歯列に噛み合っている。第6の歯車6は、第1の歯車1に対して偏心的に配置されていて、第1の歯車1に相対回動不能に(つまり一緒に回転するように)結合されているか、又は第1の歯車1と一体的に構成されており、この場合、第6の歯車6の外歯列は、第5の歯車5の外歯列に噛み合っている。
第1の歯車1の回転軸線9は第1の歯車1の中心軸線と同じであり、第3の歯車3の回転軸線10は第3の歯車3の中心軸線と同じであり、また第4の歯車4の回転軸線11は第4の歯車の中心軸線と同じであって、第5の歯車5の回転軸線12は第5の歯車の中心軸線と同じであり、第2の歯車2の回転軸線13は第2の歯車2の中心軸線と同じである。
第2の歯車2はその突起部44が、転がり軸受又は滑り軸受7を介在して、第3の歯車3内に回転可能に支承されている。さらに第1の歯車1は第6の歯車と共に、第3の歯車3、第4の歯車4及び第5の歯車5は、それぞれ回転可能に概略的に示されたホルダに支承されている。この場合、第1の歯車1及び第6の歯車の回転軸線9、第3の歯車3の回転軸線10,第4の歯車4の回転軸線11、並びに第5の歯車5の回転軸線12は、ホルダ8に対して相対的に定置であって、この場合、第1の歯車1及び第6の歯車6の回転軸線9は、特に第3の歯車3の回転軸線10と合致している。
調節運動はタップ位置14で取り出される。この場合、タップ位置14は第2の歯車2に設けられていて、回転軸線13に対して間隔を保っている。この実施例によれば、タップ位置14に突起部15において突起部15が第2の歯車2に固定されているか、又は支承されており、該第2の歯車2を介して調節運動が取り出される。特に突起部15は、タップ位置14に設けられた第2の歯車2に設けられた切欠内に係合する。調節運動は、ホルダ8に対して相対的に、リニア(線)状又はほぼリニア(線)状に行われる。
ホルダ8に駆動装置16が固定されており、この駆動装置16によって、駆動歯車17が回転軸線18を中心にして回転せしめられる。駆動歯車17は外歯列を有しており、この外歯列は歯車4の外歯列に噛み合い、従って駆動歯車17は歯車4と噛み合う。この歯車4は駆動装置16によって回転軸線11を中心にして回転せしめられる。第4の歯車によって、第3の歯車3が回転軸線10を中心にして回転可能であり、第5の歯車5が回転軸線12を中心にして回転可能である。また第5の歯車5によって、第6の歯車6及びひいては第1の歯車1も、回転軸線9を中心にして回転可能である。
ホルダ8は中空円筒形の枠体23を有しており、この枠体23内に、第1の歯車1、第2の歯車2、第3の歯車3、第5の歯車5並びに第6の歯車6が配置されている。中空円筒形の枠体23の外で支承された第4の歯車4は、中空円筒形の枠体23の壁部を貫通しているので、第4の歯車4は第3の歯車3及び第5の歯車5と噛み合うことができる。
図3及び図4には、本発明の第2実施例による調節駆動装置の概略図が示されており、この場合、第1実施例のものと同じか又は類似の特徴には、第1実施例における符号と同じ符号が付けられている。
第1の歯車1は内歯列で以て、この第1の歯車1に対して偏心的に配置された第2の歯車2の外歯列に噛み合っている。第2の歯車2は第3の歯車3に対して偏心的に配置されていて、この第3の歯車3に、偏心体軸19を介在させて回転可能に支承されている。第3の歯車3は外歯列で以て第4の歯車4の外歯列に噛み合っており、該第4の歯車4は、この第4の歯車4と同心的に配置された第5の歯車5に相対回動不能に又は一体的に構成されており、該第5の歯車5は、第1の歯車1の内歯列に噛み合う外歯列を有している。選択的な実施例によれば、前記第4の歯車は、第3の歯車及び第1の歯車に噛み合っており、それによって第5の歯車は省かれている。
第1の歯車1の回転軸線9はこの第1の歯車の中心軸線と同じであり、第3の歯車3の回転軸線10はこの第3の歯車の中心軸線と同じであり、第4の歯車4の回転軸線11はこの第4の歯車4の中心軸線と同じであり、第5の歯車5の回転軸線12はこの第5の歯車5の中心軸線と同じであって、第2の歯車2の回転軸線13はこの第2の歯車2の中心軸線と同じである。
特に、第1の歯車1の回転軸線9と第3の歯車3の回転軸線10とが合致している。さらに、第4の歯車4の回転軸線11と第5の歯車5の回転軸線12とが合致している。この場合、第1の歯車1の回転軸線9と、第3の歯車3の回転軸線10と、第4の歯車4の回転軸線11と、第5の歯車5の回転軸線12とは、ホルダ8に対して相対的に定置である。
偏心体軸19は、この偏心体軸19に対して偏心的に配置された円筒形体20を有しており、この円筒形体20は、偏心体軸19と相対回動不能に結合されているか又は偏心体19と一体的に構成されている。第2の歯車2は、転がり軸受又は玉軸受7を介在させて円筒形体20の外周面に、該円筒形体20の中心軸線と同じである回転軸線13を中心にして回転可能に支承されている。さらに、第3の歯車3が偏心体19と相対回動不能に結合されていて、この偏心体19に対して同心的きに配置されている。
ホルダ8には、固定手段24によって駆動装置16が固定されており、この駆動装置16によって、第4の歯車4が回転軸線11を中心にして回転せしめられる。第4の歯車4によって、第3の歯車3は回転軸線10を中心にして回転可能であり、また第5の歯車5が回転軸線12を中心にして回転可能であり、この第5の歯車5によって、第1の歯車1が回転軸線9を中心にして回転可能である。固定手段24と駆動装置16とは、概略的に示されている。
第2の歯車2に、リング部材21が相対回動不能に結合されているか又は一体的に構成されており、このリング部材21は第2の歯車2に対して偏心的に配置されている。調節運動は、リング部材21で取り出され、従ってこのリング部材21は調節運動のためのタップ位置14を形成している。リング部材21は第2の歯車2に固定されているので、調節運動が第2の歯車2において取り出されるようになっていてもよい。調節運動は、ホルダ8に対して相対的にリニア(線)状又はほぼリニア(線)状に行われるので、リング部材21は特にリニア状にガイドされている。
ホルダ8は、中空円筒形の枠体23を有しており、この枠体23内に、第1の歯車1と第2の歯車2と第3の歯車3と第4の歯車4と第5の歯車5とが設けられている。駆動装置16は、枠体23の内側又は外側に配置されていて、例えば軸及び/又は場合によっては付加的な伝動装置又は歯車を介して第4の歯車4に連結されている。
図5には、本発明による調節駆動装置25に結合された、車両ホイールを補助枠体に結合するためのコントロールロッド26の斜視図が示されている。この場合、調節駆動装置25のホルダ8は補助枠体に結合されているか、又は補助枠体に固定されていてよい。さらに、調節駆動装置25とは反対側の、コントロールロッド26の端部に玉継手が固定されているか又は配置されており、この玉継手によってコントロールロッド26が車両ホイールに枢着されている。この場合、図5に示した調節駆動装置25は、第1実施例に相当する。
選択的に、第2実施例による調節駆動装置25又は前記2つの実施例とは異なる実施例による調節駆動装置25を使用してもよい。特に2つの同形式の調節駆動装置が設けられており、これらの調節駆動装置は有利な形式で、共通の1つのホルダ8と、共通の1つの中空円筒形の枠体23及び/又は共通の1つの駆動装置16とを有しており、この場合、2つの調節駆動装置のタップ位置14は、中空円筒形の枠体23の互いに向かい合った端面側に位置している。特に、2つの調節駆動装置の突起部15は、中空円筒形の枠体23の互いに向かい合う両端面側から突き出している。
図6には、車両ホイールに車体を結合するための、本発明による調節駆動装置25を有するコントロールロッド27の斜視図が示されており、この場合、中空円筒形の枠体23に接続された、コントロールロッド27のベース体28は、ホルダ8より形成されているか、又はホルダ8に結合されている。さらにまた、調節駆動装置25とは反対側の、コントロールロッド27の端部には玉継手が固定されているか又は配置されており、この玉継手によってコントロールロッド27は車両ホイールに枢着されている。この場合、図6に示した調節駆動装置25は第1実施例のものに相当する。
選択的に、第2実施例による調節駆動装置25又は前記2つの実施例とは異なる実施例による調節駆動装置25を使用してもよい。特に図5を用いて説明されているように、2つの同形式の調節駆動装置が設けられており、これらの調節駆動装置は、有利な形式で、共通の1つのホルダ8と、共通の1つの中空円筒形の枠体23及び/又は共通の1つの駆動装置16とを有しており、この場合、2つの調節駆動装置のタップ位置14は、中空円筒形の枠体23の互いに向かい合った端面側に位置している。
図7は、第1の車両軸線30と第2の車両軸線31とを有する車両29の概略的な平面図を示す。第1の車両軸線30は2つの車両ホイール32及び33を有しており、これらの車両ホイール32,33は、それぞれコントロールロッド27,34若しくは35,35を介して車両29の車体37に枢着されている。この場合、コントロールロッド27は図6に示したコントロールロッドであって、このコントロールロッド27内に本発明による調節駆動装置25が組み込まれている。単数又は複数のコントロールロッド34,35及び36は、特にコントロールロッド27と同様の形式で、本発明による調節駆動装置を備えていてよい。
第2の車両軸線31は2つの車両ホイール38及び39を有しており、これらの車両ホイール38及び39はそれぞれコントロールロッド26,40若しくは41,42を介して補助フレーム43に枢着されており、この補助フレーム43は車体37に補助フレーム軸受45によって固定されている。この場合、コントロールロッド26は、図5に示したコントロールロッドであって、このコントロールロッド26は本発明による調節駆動装置25に接続されていて、このコントロールロッド26のホルダ8は特に補助フレーム43に固定されている。単数又は複数のコントロールロッド40,41,42は、特にコントロールロッド26と同様の形式で、本発明による調節駆動装置に接続されていてよい。
選択的に又は補足的に、単数又は複数の軸受45を本発明による調節駆動装置に連結してもよい。この場合、軸受45は車体37に対して調節可能である。これによって、補助フレーム43及びひいては軸線31、並びにこの軸線31に関連するすべての構成部分を、車体37に対して相対的に回動させ、それによってホイール38及び39を枢着することができる。
図8には、本発明の第1実施例の変化実施例による調節駆動装置の概略図が示されており、この場合、第1実施例と同じ特徴又は類似の特徴は、第1実施例におけるのと同じ符号で示されている。
この変化実施例においては、第3の歯車3が内歯列を有しており、この内歯列に第4の歯車4の外歯列が噛み合い、この第4の歯車4の外歯列は付加的に、第1の歯車1の外歯列に噛み合う。それによって第5の歯車を省くことができる。図8によれば、第6の歯車も省かれているが、第6の歯車を、第1実施例におけるのと同様に同心的に、第1の歯車1に相対回動不能に連結し、それによって、第4の歯車4の外歯列を第3の歯車3の内歯列に、及び第6の歯車の外歯列に噛み合うようにすることも可能である。この倍、第4の歯車4の外歯列は、第1の歯車1の外歯列にもはや噛み合っていない。
図8に示されていない駆動装置は、第3の歯車3及び/又は第4の歯車4を駆動する。選択的な実施例によれば、第6の歯車をこの駆動装置によって駆動してもよい。
1 第1の歯車、 2 第2の歯車、 3 第3の歯車、 4 第4の歯車、 5 第5の歯車、 6 第6の歯車、 7 転がり軸受又は滑り軸受(玉軸受)、 8 ホルダ、 9 第1の歯車回転軸線、 10 第3の歯車の回転軸線、 11 第4の歯車の回転軸線、 12 第5の歯車の回転軸線、 13 第2の歯車の回転軸線、 14 タップ位置、 15 突起部、 16 駆動装置、 17 駆動歯車、 18 駆動歯車の回転軸線、 19 偏心体軸、 20 円筒形体、 21 リング部材、 22 リング部材軸線、 23 中空円筒形の枠体、 24 固定手段、 25 調節駆動装置、 26,27 コントロールロッド、 28 コントロールロッドのベース体、 29 車両、 30 第1の車両軸線、 31 第2の車両軸線、 32,33 車両ホイール、 34,35,36 コントロールロッド、 37 車体、 38,39 車両ホイール、 40,41,42 コントロールロッド、 43 補助フレーム、 44 第2の歯車の突起部、 45 補助フレーム軸受

Claims (14)

  1. 走行装置構成部分を部分的に調節するための調節駆動装置であって、ホルダ(8)と、第1の中心軸線(9)を有し、かつ該第1の中心軸線(9)を中心にして回転可能な第1のホイール(1)と、該第1のホイール(1)に対して偏心的に配置され、かつ前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列された第2の中心軸線(13)を有する第2のホイール(2)と、前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列されているか又はこの第1の中心軸線(9)と合致している第3の中心軸線(10)を有し、かつこの第3の中心軸線(10)を中心にして回転可能な第3のホイール(3)と、前記ホルダ(8)に連結され駆動装置(16)とを備えており、該駆動装置(16)によって前記第1及び第3のホイール(1,3)が回転可能である形式のものにおいて、
    前記第2のホイール(2)が前記第3のホイール(3)に対して偏心的に配置されていて、該第3のホイール(8)に、前記第2の中心軸線(13)を中心にして回転可能に支承されており、前記第1のホイール(1)が、回転運動を伝達するために前記第2のホイール(2)に連結されていることを特徴とする、走行装置構成部分を部分的に調節するための調節駆動装置。
  2. 前記第2のホイール(2)が前記第3の中心軸線(10)を中心にして回転可能である、請求項1記載の調節駆動装置。
  3. 前記第2のホイール(2)が前記第3の中心軸線(10)を中心にして回転可能であると同時に、この回転方向とは逆の回転方向で前記第2の中心軸線(13)を中心にして回転可能である、請求項1又は2記載の調節駆動装置。
  4. 前記第1のホイール(1)と前記第2のホイール(2)とが、内歯車対を形成する互いに噛み合う歯車として構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の調節駆動装置。
  5. 前記第1のホイール(1)が、回転運動を伝達するために、前記第1の中心軸線(9)に対して整列された第4の中心軸線(11)を有し、かつこの第4の中心軸線(11)を中心にして回転可能な第4のホイール(4)に連結されており、該第4のホイール(4)が、回転運動を伝達するために前記第3のホイール(3)に連結されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の調節駆動装置。
  6. 前記第1のホイール(1)が、回転運動を伝達するために、前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列された第5の中心軸線(12)を有し、かつこの第5の中心軸線(12)を中心にして回転可能な第5のホイール(5)に連結されており、前記第5のホイール(5)が、回転運動を伝達するために前記第4のホイール(4)に連結されている、請求項5記載の調節駆動装置。
  7. 前記第1のホイール(1)が、該第1のホイール(1)と前記第2のホイール(2)とから形成された内歯車対の内側の歯車を形成しており、第3のホイール(3)と第4のホイール(4)とが互いに噛み合う歯車として構成されており、第5のホイール(5)が、第4のホイール(4)と第1のホイールとに相対回動不能に連結された第6の歯車(6)に噛み合う歯車として構成されている、請求項6記載の調節駆動装置。
  8. 前記第2のホイール(2)が、該第2のホイール(2)と前記第1のホイール(1)とから形成された内歯車対の内側の歯車を形成しており、第3のホイール(3)と第4のホイール(4)とが互いに噛み合う歯車として構成されており、前記第5のホイールが、前記第4のホイール(4)に相対回動不能に結合され、かつ前記第1のホイール(1)と噛み合う歯車として構成されている、請求項6記載の調節駆動装置。
  9. 前記第2のホイール(2)に円筒形体又はリング部材(21)が相対回動不能に結合されているか一体的に構成されている、請求項8記載の調節駆動装置。
  10. 前記ホルダ(8)が中空円筒形の枠体(33)を有しており、該枠体(33)内に、少なくとも第1のホイール(1)と第2のホイール(2)と第3のホイール(3)とが配置されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の調節駆動装置。
  11. 車両(29)の走行装置構成部分(26)を車両(29)の車体(37)に対して相対的に部分的に調節するための調節駆動装置の使用法において、
    ホルダ(8)と、第1の中心軸線(9)を有し、かつ該第1の中心軸線(9)を中心にして回転可能な第1のホイール(1)と、該第1のホイール(1)に対して偏心的に配置され、かつ前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列された第2の中心軸線(13)を有する第2のホイール(2)と、前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列されているか又はこの第1の中心軸線(9)と合致している第3の中心軸線(10)を有し、かつこの第3の中心軸線(10)を中心にして回転可能な第3のホイール(3)と、前記ホルダ(8)に連結された駆動装置(16)とを備えており、該駆動装置(16)によって前記第1及び第3のホイール(1,3)が回転可能であって、前記第2のホイール(2)が前記第3のホイール(3)に対して偏心的に配置されていて、該第3のホイール(8)に、前記第2の中心軸線(13)を中心にして回転可能に支承されており、前記第1のホイール(1)が、回転運動を伝達するために前記第2のホイール(2)に連結されていることを特徴とする、車両(29)の走行装置構成部分(26)を車両(29)の車体(37)に対して相対的に部分的に調節するための調節駆動装置の使用法。
  12. 車体(37)と少なくとも1つの走行装置構成部分(26)と、前記車体(37)に対して相対的な走行装置構成部分(26)の位置を調節可能な調節駆動装置(25)とを有する車両であって、前記調節駆動装置(25)が、ホルダ(8)と、第1の中心軸線(9)を有し、かつ該第1の中心軸線(9)を中心にして回転可能な第1のホイール(1)と、該第1のホイール(1)に対して偏心的に配置され、かつ前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列された第2の中心軸線(13)を有する第2のホイール(2)と、前記第1の中心軸線(9)に対して平行に整列されているか又はこの第1の中心軸線(9)と合致している第3の中心軸線(10)を有し、かつこの第3の中心軸線(10)を中心にして回転可能な第3のホイール(3)と、前記ホルダ(8)に連結された駆動装置(16)とを備えており、該駆動装置(16)によって前記第1及び第3のホイール(1,3)が回転可能である形式のものにおいて、
    前記第2のホイール(2)が前記第3のホイール(3)に対して偏心的に配置されていて、該第3のホイール(8)に、前記第2の中心軸線(13)を中心にして回転可能に支承されており、前記第1のホイール(1)が、回転運動を伝達するために前記第2のホイール(2)に連結されていることを特徴とする、車体(37)と少なくとも1つの走行装置構成部分(26)と、前記車体(37)に対して相対的な走行装置構成部分(26)の位置を調節可能な調節駆動装置(25)とを有する車両。
  13. 前記走行装置構成部分が車両ホイール(32)であって、該車両ホイール(32)がコントロールロッド(27)によって車体(37)に枢着されており、前記調節駆動装置(25)が前記コントロールロッド(27)に結合されているか、又はこのコントロールロッド(27)内に組み込まれている、請求項12記載の車両。
  14. 前記走行装置構成部分が車両ホイール(38)であって、該車両ホイール(38)がコントロールロッド(26)によって補助フレーム(43)に枢着されており、該補助フレーム(43)が車体(37)に固定されており、前記調節駆動装置(25)が前記コントロールロッド(26)に結合されているか、又はこのコントロールロッド(26)内に組み込まれている、請求項12記載の車両。
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