JP2010508205A - トーションバーを備えているシートベルトリトラクタ - Google Patents

トーションバーを備えているシートベルトリトラクタ Download PDF

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Abstract

シートベルトリトラクタ(10)はスプール(14)を有している。トーションバー(18)はシートベルト引き出し中にスプール(14)からエネルギーを吸収する。トーションバー(18)は、エネルギー吸収率の相対的に高い第1の部分(22)を少なくとも有しており、エネルギー吸収率の相対的に低い第2の部分(26)を有していることが好ましい。トーションバー(18)は、鋳造されるか、成型されるか、被覆されるか、または、その他の方法で接合されて、第1の部分(22)または第2の部分(26)の外表面の一部分を囲んでいる外側シース(50A)を有しており、回転エネルギーを十分に受けると第1の部分(22)または第2の部分(26)と外側シース(50A)との間の接合が破壊される。

Description

本発明は、負荷制限トーションバーを備えているシートベルトリトラクタに関する。
衝突時に、シートベルトリトラクタは、シートベルトが筐体から延びるのを制限するロックを有している。従来のシートベルト装置は、ロックされた状態で、乗り物の乗員が前方に移動するのを拘束する。シートベルトはいくらかのたわみを有しているが、乗り物の乗員に作用する拘束力はかなり大きくなることもある。この力を減少させるように、製造者は、乗り物の乗員の前方への移動からエネルギーを制御された方法で吸収するようにトーションバーを使用することができる。トーションバーは、衝突時に乗り物の乗員がより徐々に止められるように、シートベルトが引き出されるときにねじれ、変形する。
乗り物のより重い乗員には、乗り物のより軽い乗員よりも大きな拘束力が必要である。乗り物の重い乗員に対しては、乗り物の軽い乗員に対してよりも、より高いエネルギーの吸収率を使用することが好ましい。
最近、製造者は、体重の異なる乗り物の乗員に対応するように異なる率でエネルギーを吸収するシートベルトリトラクタを作り始めた。たとえば、小さい人が乗り物内に着座しているときには、乗り物のより軽い乗員が乗り物のより重い乗員よりもより少ない拘束力で拘束されるように、低いエネルギー吸収率にシートベルトリトラクタは設定される。他方、乗り物のより重い乗員に対しては、乗り物のより重い乗員をより大きな拘束力によって減速させるように、より高いエネルギー吸収率が使用される。中間の重さの乗り物の乗員には、衝突時に、両拘束力の組み合わせが必要となることがある。このように、乗り物の乗員は、自分の体重に対してより適切に対応している拘束力を受ける。
状況によっては、乗り物は連続して衝突する。乗り物の重い乗員に対しては、2回目の衝突において、同じ高い率でエネルギーを連続して吸収することが好ましい。しかし、乗り物の軽い乗員に対しては、1回目の衝突については最初に低い率で、それから2回目の衝突についてはより高い率でシートベルトスプールからエネルギーを吸収することが好ましい。さらに、中間の重さの乗り物の乗員については、1回目の衝突については、高い率で、それから低い率でエネルギーを吸収することが好ましい。2回目の衝突については、高い率でエネルギーを吸収することが好ましい。従来のシートベルトリトラクタは、そのような特徴を有していない。したがって、前述の問題を解決する複数レベルのエネルギー吸収リトラクタに対して要求がある。
本発明はこの問題に対する解決策を、鋳造されるか、成型されるか、被覆されるか、または、その他の方法で接合されてトーションバーの第1の部分の外表面の一部を囲んでいる外側シースによって提供し、トーションバーは十分な回転エネルギーを受けると、第1の部分と外側シースとの間の接合を破壊する。
新規のシートベルトリトラクタの斜視断面図である。 図1のシートベルトリトラクタの変位機構の断面図である。 図1と2のシートベルトリトラクタの断面図である。 図1〜3のシートベルトリトラクタの断面図である。 図1〜4のシートベルトリトラクタの斜視図である。 作動状態にあるカプラの図である。 シートベルトリトラクタの分解図である。 改良されたトーションバーを備えているシートベルトリトラクタの斜視断面図である。 高いエネルギー吸収率に設定されているトーションバーを示している図8の変位機構の断面図である。 相対的に低いエネルギー吸収率に設定されている図8、9のシートベルトリトラクタの図である。 変位機構がトーションバーを高いエネルギー吸収率に設定している図8と9のシートベルトリトラクタの断面図である。 非作動状態にあるカプラを示している図8〜11のシートベルトリトラクタの斜視図である。 作動状態にある図12のカプラの図である。 シートベルトリトラクタの分解図である。 トーションバーの外表面の一部に外側シースが接合されており、トーションバー直径が1つである、改良されたトーションバーの平面図である。 外側シースが延びてトーションバーの外表面全体を覆っている図15aのトーションバーと同様のトーションバーの平面図である。 1つの直径のトーションバーを有している従来技術のシートベルトリトラクタの、トーションバーのねじり変形とトルクとの関数としてのエネルギー吸収率を示しているグラフである。 1つの直径のトーションバーに適用された改良された外側シースの、トーションバーのねじり変形とトルクとの関数としてエネルギー吸収率を示しているグラフである。 トーションバーのねじり変形とトルクとの関数としてエネルギー吸収率を示しており、図1〜7に示しているような複数負荷レベルトーションバーを有しているシートベルトリトラクタの高エネルギー負荷率から低エネルギー吸収率への遷移を点線で示しており、図8〜14に示しているような2つの部分からなるトーションバーに接合されている改良された外側シースを実線で示しているグラフである。
図1はシートベルトリトラクタ10の斜視断面図である。シートベルトリトラクタ10はシートベルト16が巻き付けられているスプール14を有している。シートベルトリトラクタ10によって、ベルト16を矢印Aの方向に引き出したり、矢印Bの方向に引き込んだりすることができる。シートベルト16が矢印Aの方向に引き出されると、スプール14は引き込みばね17を巻くように矢印Zの方向に回転する。引き込みばね17は、スプール14を矢印Yの方向に回転させることによってシートベルト16の未使用の部分を矢印Bの方向に巻き戻す。
シートベルトリトラクタ10は、乗り物の速度の変化を検出する慣性センサ19を有している。衝突時には、慣性センサ19は、シートベルト16の引き出しを制限するように固定用ホイール21を定位置に固定するつめ(不図示)を作動させる。シートベルト16の乗り物の乗員に対する拘束力を減少させるように、シートベルトリトラクタ10はシートベルト16が引き出されるときにスプール14からエネルギーを吸収するトーションバー18を有している。トーションバー18はねじれ変形するように機械的にスプール14に結合されている。トーションバー18は、第1の部分22と第2の部分26とを有している。第1の部分22は、第2の部分26よりも直径が大きい。両方の部分22、26は変形可能である。第1の部分22がねじられると、第2の部分26がねじられるよりも相対的に高い率でエネルギーが吸収される。
トーションバー18は、スプール14が回転可能に取り付けられている支持部分として作用する。トーションバー18の端部100は、固定ホイール21の複数の溝(不図示)に係合する複数のスプライン24を有し、回転運動について固定ホイール21に固定されている。トーションバー18の他方の端部104は、回転運動について引き込みばね17に固定されている。ねじ部材50、つまりトルクチューブがトーションバー18の周囲に設けられている。ねじ部材50は、ねじ部材50が回転運動について第1の部分22に固定されるように、トーションバー18の第1の部分22の複数のスプライン25に係合する複数の溝(不図示)を有している。
トーションバー18は第2の部分26の端部104の近くに位置している複数のスプライン33を有している。複数のスプライン33は、第2の部分26が回転運動についてカプラ54に固定されるように、カプラ54の複数の溝(不図示)に係合している。図7では、ねじ部材50は、カプラ54の複数の穴112に係合する複数の隆起している部分108を有している。カプラ54の複数の穴112とねじ部材50の複数の隆起している部分108との間の嵌め合いは、第2の部分26の複数のスプライン33とカプラ54の複数の溝との間の嵌め合いよりもきつい。カプラ54がねじ部材50に係合しているときに、カプラ54が回転すると、第2の部分26がカプラ54に係合していても、それによってトーションバーの第2の部分26よりもむしろトーションバーの第1の部分22を回転させることになる。
図2に示しているように、通常の動作時には、スプール14は、ねじ部材50にこの時点で係合しているカプラ54を介して回転運動についてトーションバー18に固定されている。ねじ部材50は、トーションバー18の第1の部分22に回転運動について固定されている。固定ホイール21が慣性センサ19によって固定解除されると、スプール14の回転によってトーションバー18が引き込みばね17を巻いたり巻き戻したりする。
衝突時に、トーションバー18は、第1の部分22による相対的に高い率と第2の部分26による相対的に低い率の2つの異なる率でシートベルト16の引き出しからエネルギーを吸収するように選択的に作動する。従来の構成とは異なり、シートベルトリトラクタ10は、トーションバー18がエネルギーを吸収する率を選択する追加の変位機構30を有している。シートベルトリトラクタ10は、エネルギー吸収を制御して制御のレベルを追加する2つの特徴を有している。
衝突時に、最初は、公知のセンサとプログラミングとにより乗り物の乗員の大きさと重さとを検出することで適切な率を決定する制御部58によるカプラ54の位置の制御によってエネルギー吸収率の選択が行われる。制御部58は、この決定を行った後、この検出されたデータに基づいてカプラ54の位置を制御する。
乗り物の重い乗員が検出されると、制御部58はシートベルトリトラクタ10を図2に示している位置に維持する。ここで、カプラ54は、スプール14を第1の部分22に係合させる位置にある。慣性センサ19が衝突時に固定ホイール21を定位置に固定すると、第1の部分22の端部100の回転が防止される。矢印Aの方向へのシートベルト16の引き込みによって、負荷経路27、つまりスプール14、カプラ54、ねじ部材50、および第1の部分22に沿って負荷が伝達される。端部100は固定ホイール21によって定位置に固定されているのに対して、複数のスプライン25の位置で、第1の部分22は矢印Zの方向に回転し続けることになる。第1の部分22は、複数のスプライン25の位置でねじられることになり、変形によってエネルギーを吸収する。乗り物の重い乗員に対しては、トーションバー18は衝突の回数にかかわらず、もっぱら第1の部分22によってスプール14からのエネルギーを吸収する。第1の部分22は衝突の予測される回数に対するエネルギーを吸収するのに十分な変形特性を有している。
制御部58が中程度の重さの乗り物の乗員が座席に座っていると判断すると、中程度の重さの乗り物の乗員の加速を最初は高い率で、それから低い率で遅くすることが好ましい。
それに合わせて、制御部58は、スプール14が、所定の回数の回転、または所定の長さの期間、第1の部分22を変形させることができるようにし、それからカプラ54を軸線Xに沿って矢印Cの方向に図2に示している第1の位置62から図3に示している第2の位置66に移動させる。図3に示しているように、カプラ54は、ねじ部材50から結合解除されているが、スプール14には第2の部分26の複数のスプライン33の位置で結合したままである。それから、負荷がスプール14、カプラ54、および複数のスプライン33を経由してトーションバー18の第2の部分26まで伝達されるように負荷経路29が構成される。第2の部分26は、複数のスプライン200の位置でねじ部材50に固定され、それによってトーションバーの第1の部分22に固定される。スプール14が矢印Zの方向にシートベルトの引き出しによって回転すると、スプール14はカプラ54が、第1の部分22をねじる前に、トーションバーの第2の部分26をねじるようにする。これは、シートベルトの引き出しのエネルギーを第2の部分26によって低い率で吸収させる効果がある。
乗り物の軽い乗員に対しては、衝突の初めにエネルギーをシートベルトの引き出しから低い率で吸収することが好ましい。制御部58は、図3に示しているように負荷が負荷経路29に沿って一度に伝達されるようにカプラ54を位置62から他の位置66に即座に変位させるようにプログラムされている。このように、エネルギーはシートベルトリトラクタ10によってより低い率でのみ吸収される。
カプラ54の作動を図5と6とを参照して説明する。制御部58は、アクチュエータ74と通信状態にあって、発火装置が作動すると、気体を矢印Dの方向に発生する。矢印Dは、軸線Xを横切っている。図6に示しているように、この気体は力78を部材82の壁92上で発生する。それから、部材82は軸線Xを中心に矢印Yの方向に回転し、部材82を矢印Cの方向に移動させる複数の傾斜などのガイド構造86上に載る。部材82の移動によって、カプラ54が矢印Cの方向に移動する。部材82は、ガイド構造86を滑り降りて、カプラ54から分離することになる。分離しない場合、引き込みばね17がスプール14を巻いたときに、カプラ54とスプール14とが抵抗を受けることになるので好ましい。アクチュエータ74が作動しない場合、カプラ54と部材82とは、保持ばね90によってガイド構造86の底に向けて付勢される。
制御部58によるエネルギー吸収率の制御は、乗り物の乗員の重さと大きさとを分析する公知のプログラミングによって実行される。シートベルトリトラクタ10は、第1の部分22と第2の部分26との間で変位する変位機構30を有している。制御部58とは対照的に、変位機構30は乗り物の乗員の重さや大きさを考慮することなくシートベルトリトラクタ10を変位させる。
図1〜3において、トーションバー18は複数のスプライン25の位置で第1の部分22と回転について連動しているねじ部材50を有している。シートベルト16が延びるにつれてトーションバー18が矢印Zの方向に沿って回転すると、ねじ部材50も回転する。ねじ部材50の上で、この場合ねじが設けられている移動可能な複数のリンクつまりランナーである(図7を参照)変位機構30が受け止められている。この変位機構30は、スプール14に回転について結合しているのに対して、ねじ部材50は、トーションバー18に回転について結合している。トーションバー18は変形するため、ねじ50は、スプール14よりも遅い率で回転することになり、スプール14とねじ部材50との間に相対的な動きが発生する。図4に示しているように、ねじ部材50とスプール14との間のこの相対運動によって、変位機構30はねじ部材50のねじ部分を中心に回転し、矢印Cの方向に第1の結合位置34から第2の結合位置38へと移動する。変位機構30は、第2のリンク位置38に到達すると、変位機構30はねじ部材50の端部39に突き当たることになる。この位置で、変位機構30は矢印Cの方向にそれ以上移動することができない。それからシートベルトの引き出しによる負荷は、負荷経路31に沿ってスプール14、変位機構30、ねじ部材50、およびトーションバー18の第1の部分22を通して伝達されることになる。トーションバー18は、これでスプール14のエネルギーを第2の部分26よりも高い率で吸収することになる。
変位機構30は、自動的にそして機械的にエネルギー吸収の低い率から高い率に変位する。この変位が発生すると、回転回数に依存して、スプール14は変位機構30が端部39に突き当たるまで回転することができる。回転の回数は、エアバッグの展開に続く乗り物の乗員の予測される位置に基づいていてもよい。第2の衝突が発生すると、シートベルトリトラクタ10は、第2の衝撃を高いエネルギー吸収率で吸収する準備ができている。
中間の重さの乗り物の乗員に対しては、制御部58は、第1の部分22がスプール14から高い率でエネルギーを吸収し、それから第2の部分26がエネルギーを低い率で吸収できるように、カプラ54を第1の結合位置62から第2の結合位置66まで変位できるようにする。所定の回数の回転後、変位機構30は高い率の第1の部分22に戻る。軽い重さの乗り物の乗員に対しては、制御部58は低いエネルギー吸収率に即座に変化する。所定の回数の回転後、変位機構30は高い率の第1の部分22に戻る。乗り物の中間の重さと軽い乗員の両方は、第2の衝突から保護されている。
図8から14では、代替のシートベルトリトラクタ10Aを示している。シートベルトリトラクタ10Aは、ねじ部材50が外側シース構成要素50Aに置き換えられていることを除いて、図1〜7に図示し説明したリトラクタ10に示している全ての構成要素を有している。図示のような外側シース50Aは、トーションバー18上で鋳造されている。トーションバー18はねじられそして変形するように機械的にスプール14に結合されている。トーションバー18は、第1の部分22と第2の部分26とを有している。第1の部分22は、第2の部分26よりも大きな直径を有しており、両方の部分22、26は変形可能である。第1の部分22をねじることによって、エネルギーをより低い率で吸収する第2の部分26をねじるよりも高い率でエネルギーが吸収される。
トーションバー18は、スプール14が回転可能に取り付けられている支持部分として作用する。トーションバー18の一方の端部100は、固定ホイール21の複数の溝(不図示)に係合する複数のスプライン25を有し、回転運動について固定ホイール21に固定されている。トーションバー18の他方の端部104は、回転について引き込みばね17に結合されている。さらに、外側シース50Aは、ねじ部材50のように、トーションバー18の周囲に配置されているトルクチューブを構成している。外側シース50Aは、ねじ部材50のように外側のねじ部分を有している。シース50Aが回転運動について第1の部分22に固定されるように、シース50Aにはトーションバー18の第1の部分22の複数のスプライン25を中心に鋳造されることによって複数の溝(不図示)が形成されることになる。
トーションバー18は第2の部分26の端部104の近くに位置している複数のスプライン33を有している。これらの複数のスプライン33は、第2の部分26が回転運動についてカプラ54に固定されるように、カプラ54の複数の溝(不図示)に係合している。図14では、シース50Aは、カプラ54の複数の穴112に係合する複数の隆起しているつまり突出している部分108を有している。カプラ54の複数の穴112とシース50Aの複数の隆起している部分108との間の嵌め合いは、第2の部分26の複数のスプライン33とカプラ54の複数の溝との間の嵌め合いよりもきつい。カプラ54がシース50Aに係合しているときに、カプラ54が回転すると、第2の部分26がカプラ54に係合していても、それによってトーションバーの第2の部分26よりもむしろトーションバーの第1の部分22を回転させることになる。
図9の通常の動作時には、スプール14は、この時点でシース50Aに係合しているカプラ54を介して回転運動についてトーションバー18に固定されている。シース50Aは、トーションバー18の第1の部分22に回転運動について固定されている。固定ホイール21が慣性センサ19によって固定解除されると、スプール14の回転によってトーションバー18が引き込みばね17を巻いたり巻き戻したりする。
衝突時に、トーションバー18は、第1の部分22による相対的に高い率と第2の部分26による相対的に低い率の2つの異なる率でシートベルト16の引き出しからエネルギーを吸収するように選択的に作動する。しかし、従来の構成とは異なり、シートベルトリトラクタ10Aは、トーションバー18がエネルギーを吸収する率を選択する追加の変位機構30を有している。シートベルトリトラクタ10Aは、エネルギー吸収を制御し、それによって他のシートベルトリトラクタには見られない追加のレベルの制御を実現する2つの特徴を有している。
シートベルトリトラクタ10Aの動作は、ねじ部材50が機械的にトーションバー18にかしめられていたのに対して、外側シース50Aは図示のようにトーションバー上に圧力鋳造されていることを除いて、図1〜7について前述したものと同じである。図8〜14に示している外側シース50Aを備えているリトラクタ10Aは、かしめられて機械的に取り付けられているねじ部材50を備えているリトラクタ10のように動作し、性能が改善されている。
図示のように、外側シース50Aは、両トーションバー22、26上に直接成型された鋳造部品である。両トーションバー22、26は、鋼合金で作られ、降伏するつまり破壊されるまで複数回数ねじられるように構成されている。図示のように外側シース50Aは亜鉛で作られており、下の表面の位置で両鋼製トーションバー22、26と接触して、ある点までのねじりトルクに抗することができる接合を構成している。この閾値トルクを越えると、接合はその最も弱い取り付け位置に沿って、急速にそして一様に破壊される。たとえば、直径がより小さいトーションバー26では、トルクが作用し、負荷が第2の部分26に伝達されると、外側シース50Aはトルクを直径がより大きな部分22にさらに伝達する。負荷吸収率は、部分26の軸に沿った接合が境界の位置で破壊されるまで、高い率となる。外側シース50Aの接合が、部分26の直径がより小さい軸に沿って接合されている円周面積の関数として素早く一様に破壊され分離され、その後、リトラクタは、接合の破壊前のより高い率からほぼ即座に低いエネルギー吸収率に移行する。この巧妙な変化は、シートベルトの引き出し負荷が高い負荷率から低い負荷率に従来の機械的把持方法によるよりも素早く移行することを意味している。これは図16cに図示されている。
この特徴は、1つの直径の一体の部品であろうが、2つの直径の一体の部品であろうが、2つの直径の2つに分かれている部品であろうが、トーションバーを有している任意のシートベルトリトラクタに適用可能である。外側シースは、亜鉛、14K金または亜鉛合金、成形プラスチック、または合成材料などの任意の適切な圧力鋳造材料とすることができ、トーションバーが外側シース内に挿入されるか、シース材料をトーションバーの一部の表面に塗布される被覆材料とすることができる。トーションバーの表面と外側シースとの間の接合の破壊によって、従来のトーションバーに比べて、負荷が作用している複数のねじり部材の複数の弾性可塑変形領域による、より高いエネルギー吸収レベルからより低いエネルギー吸収レベルへの改善された素早い移行がもたらされる。
鋳造されている外側シース50Aは、図15aと15bとに示しているような一様な直径の1つのトーションバーで使用することができる。図15aでは、外側シースはトーションバーのねじり軸の一部分を覆っているのに対して、図15bでは、外側シースはトーションバーのねじり軸の全長にわたって延びているように示している。2つの部分を有している一体のトーションバーでは、外側シース50Aの1つの大きな直径の軸部分22と第2のより小さい直径の軸部分26とを使用することができる。
外側シース50Aは、複数のトーションバーに被覆として塗布したり、下の複数のトーションバー上に成形したり、複数のトーションバー上に鋳造することができる。重要な基準は、トルクによるねじりが接合の強度に達して、そのためそれを超え始めた時に、接合の少なくとも一部分が破壊されてエネルギー吸収率が急激に低下して所望のエネルギー吸収率により素早く移行するように、トーションバーがねじられ、長く延びて、直径が小さくなったときに、下にあるトーションバーの少なくとも一部よりも高いトルクつまり負荷に耐える接合が表面境界に作られることである。単一の直径の軸のトーションバーについては、外側シース50Aは接合を外側シース50Aと下のトーションバーとの全表面境界にわたって破壊する。被覆された、鋳造された、または成型された外側シース50Aは、負荷を確実に伝達して、エネルギーが吸収されるトーションバーの全体で接合表面を破壊するように十分に強くなければならない。これによって、衝突時に負荷率の遷移が実質的に即座となる。
鋳造された外側シース50Aは、亜鉛で作られたが、任意の亜鉛合金または適切な鋳造材料で作ることができる。鋳造された外側シース50は、代わりに、目的に対して十分な接合を実現するように、インサート成形して、プラスチック、合成物、または樹脂ベースのポリマー製の外側シースとすることができる。外側シース50Aを構成するように、厚い被覆をエポキシ樹脂または同様の材料で作ることができる。

Claims (9)

  1. 軸線を中心に回転可能なスプール(14)と、
    前記軸線に沿って延びており、前記スプール(14)を支持するトーションバー(18)であって、前記スプール(14)に対して、シートベルト引き出しに抗する相対的に大きい力をもたらす第1の部分(22)と、シートベルト引き出しに抗する相対的に小さい力をもたらす第2の部分(26)を有するトーションバー(18)と、
    前記スプール(14)と前記トーションバー(18)との間に介在する外側シース(50A)であって、前記トーションバー(18)の外表面の複数の部分に沿って、前記トーションバーの前記第1と前記第2の部分(22、26)に対して、鋳造されるか、成型されるか、被覆されるか、または、その他の方法で接合されている外側シース(50A)と、
    を有し、
    回転エネルギーを十分に受けると、前記第2の部分に沿った前記トーションバー(18)と前記外側シース(50A)との間の前記接合が破壊される、シートベルトリトラクタ(10)。
  2. 前記トーションバー(18)の前記第1の部分(22)と前記トーションバー(18)の前記第2の部分(26)とを前記スプール(14)に選択的に係合させるカプラ(54)を有し、前記カプラ(54)は、前記トーションバーの前記第1の部分(22)が前記スプール(14)に係合する第1の結合位置と、前記トーションバー(18)の前記第2の部分(26)が前記スプール(14)に係合する第2の結合位置とを有し、前記カプラ(54)は前記第1の結合位置と前記第2の結合位置との間を前記軸線に概ね沿った方向に移動するように構成されている、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  3. 前記カプラ(54)を前記第1の結合位置と前記第2の結合位置との間で移動させるアクチュエータ(74)を有する、請求項2に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  4. 前記アクチュエータ(74)は気体発生器である、請求項3に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  5. 前記アクチュエータ(74)は作動力を前記軸線を横切る方向に向けるように構成されており、前記作動力は前記カプラ(54)を前記第1の結合位置と前記第2の結合位置との間で移動させる、請求項2に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  6. 前記作動力を前記軸線を横切る前記方向から前記軸線に概ね沿っている前記方向に方向を再設定する部材(86)を有する、請求項5に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  7. 前記部材の方向を再設定するガイド構造(86)を有する、請求項6に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  8. 前記ガイド構造(86)は傾斜面である、請求項7に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
  9. 前記第1の位置と前記第2の位置との間を変位する変位機構(30)をさらに有し、前記変位機構(30)は前記トーションバー(18)の前記第1の部分(22)が前記スプール(14)に係合する第1の結合位置と、前記トーションバー(18)の前記第2の部分(26)が前記スプール(14)に係合する第2の結合位置との間を動くことができるリンク(50)を有する、請求項2から請求項8のいずれか1項に記載のシートベルトリトラクタ(10)。
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