JP2010286039A - ヒンジ装置 - Google Patents

ヒンジ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010286039A
JP2010286039A JP2009139859A JP2009139859A JP2010286039A JP 2010286039 A JP2010286039 A JP 2010286039A JP 2009139859 A JP2009139859 A JP 2009139859A JP 2009139859 A JP2009139859 A JP 2009139859A JP 2010286039 A JP2010286039 A JP 2010286039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
hinge
pair
pressure contact
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009139859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5307637B2 (ja
Inventor
Hisashi Nakasone
寿 中曽称
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piolax Inc
Original Assignee
Piolax Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piolax Inc filed Critical Piolax Inc
Priority to JP2009139859A priority Critical patent/JP5307637B2/ja
Priority to US12/801,448 priority patent/US8752248B2/en
Priority to CN201010200882.8A priority patent/CN101920681B/zh
Publication of JP2010286039A publication Critical patent/JP2010286039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5307637B2 publication Critical patent/JP5307637B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/08Friction devices between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/081Friction devices between relatively-movable hinge parts with both radial and axial friction, e.g. conical friction surfaces
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/10Hinges or pivots of special construction to allow easy separation or connection of the parts at the hinge axis
    • E05D7/1005Hinges or pivots of special construction to allow easy separation or connection of the parts at the hinge axis by axially moving free pins, balls or sockets
    • E05D7/1011Hinges or pivots of special construction to allow easy separation or connection of the parts at the hinge axis by axially moving free pins, balls or sockets biased by free springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • B60R2011/0001Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by position
    • B60R2011/0003Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by position inside the vehicle
    • B60R2011/0007Mid-console
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • B60R2011/0042Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by mounting means
    • B60R2011/0049Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by mounting means for non integrated articles
    • B60R2011/0064Connection with the article
    • B60R2011/0075Connection with the article using a containment or docking space
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R11/00Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for
    • B60R2011/0094Arrangements for holding or mounting articles, not otherwise provided for characterised by means for covering after user, e.g. boxes, shutters or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/538Interior lids

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を少なくして製造コストの低減を図ることができると共に、十分な制動力を得ることができる、ヒンジ装置を提供する。
【解決手段】このヒンジ装置10は、一対のピン挿通孔25a,25aを有する固定ヒンジ20Aと、一対のピン支持孔33a,33aを有する回動ヒンジ30Aと、ピン挿通孔25a及びピン支持孔33aに挿入され、ピン挿通孔25aにおいては固定ヒンジ20Aを回動可能に支持し、ピン支持孔33aにおいては回動ヒンジ30Aを回り止めして支持する一対のピン部材40,40と、ピン部材40,40の間に配置され、両ピン部材40を固定ヒンジ20Aに圧接し、ピン部材40と固定ヒンジ20Aとの間に回転制動力を付与する圧縮スプリング50と、圧縮スプリング50により圧接される、ピン部材40と固定ヒンジ20Aとの間に設けられた圧接面Tとを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、開口部にリッドを開閉可能に取付けるためのヒンジ装置に関する。
例えば、車両前方の運転席と助手席の間にはセンターコンソールや、アームレストが設けられている。これらのセンターコンソールやアームレストの内部には、小物等を収納可能な収納部が形成され、この収納部の開口部にはヒンジ装置を介してリッドが開閉可能に取付けられている。上記ヒンジ装置としては、リッドを開いた後に手を離してもリッドが閉じることなく、任意の開き角度で停止させることが可能な所謂フリーストップ機能を有するものや、或いは、開いたリッドが急に閉じることなくゆっくりと閉じるように制動力を付与することができる機能を有するものが用いられている。
下記特許文献1には、ヒンジベース及びこれに支軸を介して回動可能に連結されたヒンジアームを備え、ヒンジベース及びヒンジアームのそれぞれに軸孔を有する軸受板が設けられ、これらの軸受板の間に軸孔を有する摩擦板が配設されており、更に、この摩擦板を介して、一対の軸受板の一方を軸受板の他方に押し付ける圧縮コイルバネが配設されたフリーストップヒンジが開示されている。
その実施形態では、ヒンジベースの外側端部が折曲されて軸受け板をなし、その内側にヒンジアームの軸受け板が配置され、それらの間に前記摩擦板が配置されている。また、前記支軸の先端に、かしめによって形成される留め部や、Cリング等が設けられ、支軸が軸孔に対して抜け止めされている。
そして、圧縮コイルバネにより、一対の軸受板の一方を軸受板の他方に押し付けられることにより生じる摩擦力によって、ヒンジアームに支持されたリッドが自重で下がることを制動して、リッドを任意の開き角度で保持(いわゆるフリーストップ)することが可能となっている。
特開2008−133680号公報
上記特許文献1では、前記圧縮コイルバネは、その一端がヒンジアームの軸受け板に当接して、該軸受け板をヒンジベース側の軸受け板に向けて押圧し、他端がヒンジベースに折曲形成された受板に支持されている。すなわち、圧縮コイルバネの一端側のみに配置された摩擦板によって、ヒンジベースに対してヒンジアームが制動されるようになっている。しかし、圧縮コイルバネの一端側のみで制動力を付与する構成では、ヒンジアームに支持されたリッドが重い場合等に、十分な制動力が得られないことがあった。
更に、上記のような制動力を付与するために摩擦板に加えて、支軸を軸孔に対して抜け止め固定するために、支軸の先端をかしめたり、又は、Cリングを装着したりする必要があり、組立工数や部品点数が多くて製造コストが増大するという不都合も生じる。
したがって、本発明の目的は、組立工数や部品点数を少なくして製造コストの低減を図ることができると共に、十分な制動力を得ることができる、ヒンジ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のヒンジ装置の一つは、同軸に所定間隔で配置された一対のピン挿通孔を有する第1部材と、この第1部材のピン挿通孔の外側に同軸に配置された一対のピン支持孔を有する第2部材と、前記ピン挿通孔及び前記ピン支持孔に挿入され、前記ピン挿通孔においては前記第1部材を回動可能に支持し、前記ピン支持孔においては前記第2部材を回り止めして支持する一対のピン部材と、前記一対のピン部材の間に配置されて、前記一対のピン部材を前記第1部材に圧接する圧縮スプリングと、前記圧縮スプリングにより圧接される、前記ピン部材と前記第1部材との間に設けられた圧接面とを備えていることを特徴とするヒンジ装置を提供するものである。
本発明のヒンジ装置のもう一つは、同軸に所定間隔で配置された一対のピン挿通孔を有する第1部材と、この第1部材のピン挿通孔の内側に同軸に配置された一対のピン支持孔を有する第2部材と、前記ピン挿通孔及び前記ピン支持孔に挿入され、前記ピン挿通孔においては前記第1部材を回動可能に支持し、前記ピン支持孔においては前記第2部材を回り止めして支持する一対のピン部材と、前記一対のピン部材の間に配置されて、前記一対のピン部材を前記第1部材に圧接する引張りスプリングと、前記引張りスプリングにより圧接される、前記ピン部材と前記第1部材との間に設けられた圧接面とを備えていることを特徴とするヒンジ装置を提供するものである。
本発明においては、前記第1部材と前記ピン部材との間に形成される圧接面は、前記ピン部材の圧接方向に向けて次第に縮径するテーパ面をなしていることが好ましい。
本発明においては、前記第1部材と前記ピン部材との間に形成される圧接面には、その一方に凹溝が形成されると共に、他方に該凹溝に所定角度で嵌合する凸部が形成されていることが好ましい。
本発明においては、前記第1部材と前記一対のピン部材との間に形成される前記一対の圧接面には、回動方向に沿って高さが変化する傾斜面がそれぞれ形成されており、一対の圧接面の各傾斜面は、傾斜方向が反対になるように構成されていることが好ましい。
本発明によれば、一対のピン部材間に配置された圧縮スプリング又は引張りスプリングで、各ピン部材が第1部材に圧接され、この圧接面で生じる制動力が2箇所で付与されるので、その制動力を高めることができる。
また、1つの圧縮スプリング又は引張りスプリングによって、一対のピン部材をそれぞれ第1部材に圧接させることができるので、抜け止め用の加工や部品を必要とせず、ヒンジ装置全体の組立工数や部品点数を少なくして、製造コストを低減することができる。
本発明の一つであるヒンジ装置の第1実施形態を示す分解斜視図である。 同ヒンジ装置の断面図である。 (A)は同ヒンジ装置の組付ける際の断面図及びその側面図、(B)は同ヒンジ装置の組付け後の断面図及びその側面図である。 同ヒンジ装置の適用箇所の一例を示す斜視図である。 同ヒンジ装置をリッド開閉に適用した状態を示す説明図である。 本発明のヒンジ装置の第2実施形態を示す要部拡大斜視図である。 本発明のヒンジ装置の第3実施形態を示す要部拡大斜視図である。 本発明のヒンジ装置の第4実施形態を示す要部拡大斜視図である。 同第4実施形態の使用状態を示し、(A)は第1部材及び第2部材が近接した状態での断面図及び側面図、(B)は第1部材及び第2部材が離反した状態での断面図及び側面図である。 本発明のもう一つであるヒンジ装置の実施形態を示す分解斜視図である。 同ヒンジ装置の断面図である。
以下、図1〜5を参照して、本発明のヒンジ装置の第1実施形態について説明する。
図4に示すように、車両前方の運転席と助手席の間には、アームレスト1やセンターコンソール2が配置されているが、それらの内部には小物等を収納可能な収納部が設けられている場合がある。図5に示すように、この実施形態のヒンジ装置10は、前記アームレスト1内部の収納部の開口部に、リッド3を開閉可能に取付けるために用いられる。なお、このヒンジ装置は互いに相対回動する部材に適用することができ、例えば、グローブボックスのリッド開閉動作に適用してもよい。
図1〜3に示すように、この実施形態におけるヒンジ装置10は、一対のピン挿通孔25a,25aを有する固定ヒンジ20Aと、一対のピン支持孔33a,33aを有する回動ヒンジ30Aと、両者を回動支持する一対のピン部材40,40と、両ピン部材40,40の間に配置され、ピン部材40と固定ヒンジ20Aとの間に回転制動力を付与する圧縮スプリング50と、圧縮スプリング50により圧接される、ピン部材40と固定ヒンジ20Aとの間に設けられた圧接面Tとを備えている。
この実施形態では、固定ヒンジ20Aが本発明における第1部材をなし、回動ヒンジ30Aが本発明における第2部材をなしている。なお、この実施形態では、固定ヒンジ20Aがアームレスト1に固定され、前記回動ヒンジ30Aがリッド3に固定されているが、回動ヒンジ30Aをアームレスト1に固定し、固定ヒンジ20Aをリッド3に固定してもよい。
各部材について説明すると、固定ヒンジ20Aは、アームレスト1内の収納部の車両後方側の端部に固定される略長方形状の取付部21と、該取付部21に連設されて、一対のピン部材40,40及び圧縮スプリング50を収容する略円筒状の収容部23とを有している。この収容部23は、取付部21側が開口していると共に、長さ方向両側の壁部25,25の中央に、収容部23内部に連通する円形状の一対のピン挿通孔25a,25aが同軸的に所定間隔で形成されている(図2参照)。各ピン挿通孔25aには、後述するピン部材40の回動軸部43aが回動可能に挿入されるようになっている。また、図2に示すように、ピン挿通孔25aの内側周縁(収容部23側の周縁)から、ピン挿通孔25aに直交するように外径方向に広がる段部25bが形成され、同段部25bの外周縁から収容部23内側に向けて次第に拡径するテーパ状の内周面25cが形成されている。
図1に示すように、両壁部25,25外側の上半部(取付部21とは反対側)には、収容部23の周方向に沿って180度間隔で切り欠かれてなる、回動規制凹部25dが形成されており、この回動規制凹部25dに後述する回動ヒンジ30Aの回動規制リブ35が入り込んで、同回動ヒンジ30Aの回動角度が規制されるようになっている。
また、取付部21の両壁部25,25の更に外側には、円弧状に凹んだ受部27,27がそれぞれ形成されており、後述する回動ヒンジ30Aの一対の回動部33,33が配置されるようになっている。
一方、固定ヒンジ20Aに回動可能に連結される回動ヒンジ30Aは、固定ヒンジ20Aの取付部21に適合する長さで伸び、リッド3に固定される板状の取付部31を有している。この板状の取付部31の長さ方向両端には、固定ヒンジ20Aの収容部23を挟持するようにその両側に配置され、円弧状の受部27,27に回動支持される回動部33,33が突設されている。
各回動部33の中央には、ピン支持孔33a,33aが、固定ヒンジ20Aの一対のピン挿通孔25a,25aの外側に同軸的に配置されるように形成されている。各ピン支持孔33aは、ピン部材40の支軸43の固定軸部43b(後述する)に対応して、周方向対向面が互いに平行に切欠かれた異形孔となっており、ピン部材40の固定軸部43bが回り止めされて支持されるようになっている。
また、各回動部33の内側であって、取付部31に近接した位置には、固定ヒンジ20Aの切欠き25dに入り込んで、同回動ヒンジ30Aの回動角度を規制する回動規制リブ35,35がそれぞれ突設されている。その結果、固定ヒンジ20Aの取付部21に対して回動ヒンジ30Aの取付部31がほぼ平行になる位置(図3(A)参照)から、固定ヒンジ20Aの取付部21に対して回動ヒンジ30Aの取付部31がほぼ垂直になる位置(図3(B)参照)まで回動することができるようになっている。
次いで固定ヒンジ20A及び回動ヒンジ30Aの両者を回動可能に連結する、一対のピン部材40,40について説明する。図1,2に示すように、この一対のピン部材40,40は、頭部41と、該頭部41の先端面41bの中央から所定長さで延設された支軸43とを有している。また、頭部41の外周面41aは、支軸43側に向かって次第に縮径するテーパ状をなしている。
これらのピン部材40,40は、固定ヒンジ20Aの収容部23内に収容されて、圧縮スプリング50により収容部23内側から外側に向けて互いに離れる方向に押圧され、ピン部材40の外周面41aが、固定ヒンジ20Aのテーパ状の内周面25cに圧接されるようになっている。
すなわち、この実施形態においては、固定ヒンジ20Aの内周面25cと、ピン部材40の外周面41aとが、本発明における圧縮スプリング50により圧接される、ピン部材40と第1部材(固定ヒンジ20A)との間に設けられた圧接面Tをなしている。そして、この圧接面Tは、ピン部材40の圧接方向に向けて次第に縮径するテーパ面をなしている。
更に、ピン部材40の頭部41の、支軸43の突設面とは反対面中央には、先端中央が最も高く突出し、外径方向に向けて次第に高さが低くなる略円錐形状の支持突部41cが突設されており、その外周に圧縮スプリング50の一端が当接支持されて、同圧縮スプリング50のずれを抑制できるようになっている。
また、前記支軸43は、頭部41の先端面41b中央から所定高さで突設した円柱状の回動軸部43aと、この回動軸部43aよりも支軸43先端側であって、回動ヒンジ30Aのピン支持孔33aに適合する固定軸部43bとから形成されている。固定軸部43bは、周方向対向面が互いに平行に軸方向に沿って切欠かれて、異形断面の柱状をなしている。前者の回動軸部43aは、固定ヒンジ20Aのピン挿通孔25aに挿通されて、固定ヒンジ20Aに対して回動可能とされ、後者の固定軸部43bは、回動ヒンジ30Aのピン支持孔33aに嵌入されて、回動ヒンジ30Aに対して回り止めされるようになっている。
次に上記構成のヒンジ装置10の組付け手順、使用方法、及び効果について説明する。
まず、固定ヒンジ20Aの受部27,27に、回動ヒンジ30Aの回動部33,33を配置して、固定ヒンジ20Aの一対のピン挿通孔25a,25aの外側に、回動ヒンジ30Aの一対のピン支持孔33a,33aを同軸的に配置して、両孔25a,33aを整合させる。
その後、一対のピン部材40,40のそれぞれを、固定ヒンジ20Aの収容部23内に収容し、その支軸43を両孔25a,33aに挿入することにより(図3(A)参照)、回動軸部43aがピン挿通孔25aに挿入されて、ピン部材40が固定ヒンジ20Aに回動可能に支持されると共に、固定軸部43bがピン支持孔33aに嵌入されて、ピン部材40が回動ヒンジ30Aに回り止めされる。
次いで、一対のピン部材40,40の間に圧縮スプリング50を配置する。具体的には、圧縮スプリング50の一端を、一方のピン部材40の支持突部41cに支持させた後、弾性力に抗して圧縮スプリング50を圧縮させつつ、同圧縮スプリング50の他端を、他方のピン部材40の支持突部41cに支持させる。すると、押し縮められた圧縮スプリング50の弾性復帰力によって、各ピン部材40が収容部23内側から外側に向けて互いに離れる方向にそれぞれ押圧され、ピン部材40の外周面41aが固定ヒンジ20Aの内周面25cに圧接された状態でヒンジ装置10の組付けがなされる。なお、圧縮スプリング50の弾性力が強い場合は、治具でスプリング両端を圧縮して、全長を縮めながら収容部23内に収容し、その後、治具を取外してスプリング長を復帰させて、圧縮スプリング50の端部を支持突部41cに支持させてもよい。
その後、各ヒンジ20A,30Aをアームレスト1及びリッド3にそれぞれ固定することにより、アームレスト1の収納部の開口部に、このヒンジ装置10を介して、リッド3を回動可能に取付けることができる。その結果、図5に示すように、アームレスト1に対してリッド3を上下に回動させることで、アームレスト1内の図示しない収納部を開閉することができる。
そして、このヒンジ装置10は、一対のピン部材40,40の間に圧縮状態で配置された圧縮スプリング50の弾性復帰力により、各ピン部材40が互いに離れる方向に向けて押圧され、固定ヒンジ20Aの一方の内周面25cに一方のピン部材40の外周面41aが圧接し、固定ヒンジ20Aの他方の内周面25cに他方のピン部材40の外周面41aが圧接して、2箇所の圧接面T,Tによって制動力が生じるようになっている(図2参照)。
このように、このヒンジ装置10では、圧接面T,Tで生じる制動力が2箇所で付与されるので、その制動力を高め、かつ安定して付与することができ、リッド3の開閉動作の際の、特に開いた状態から再び閉じるときに、任意の開き角度で停止させることが可能なフリーストップ機能を付与したり、開いたリッドが急に閉じることなくゆっくりと閉じることを可能とする制動力を付与したりすることができる。
また、リッド3が開閉動作する際には、リッド3を支持固定する回動ヒンジ30Aと同期して、ピン支持孔33aに嵌入された固定軸部43bを有する一対のピン部材40,40が回動するようになっている。このとき、一対のピン部材40,40間に配置された圧縮スプリング50は、その両端が一対のピン部材40,40に支持されているので、上記のように固定ヒンジ20Aと回動ヒンジ30Aとの相対回動に伴って、一対のピン部材40,40が回動するときに、それに同期して回転することとなり、圧縮スプリング50のねじれが発生せず、その押し付け力を長期に亘って安定して維持することができる。
更に、このヒンジ装置10においては、固定ヒンジ20A(第1部材)のピン挿通孔25a及び回動ヒンジ30A(第2部材)のピン支持孔33aに、一対のピン部材40,40の支軸43,43がそれぞれ挿入されることにより、固定ヒンジ20A及び回動ヒンジ30Aが2箇所で回動可能に支持されるので、両ヒンジ20A,20Bの回動動作が安定化し、それに支持固定されるリッド3の開閉動作も安定かつスムーズになされる。
また、1つの圧縮スプリング50によって、一対のピン部材40,40をそれぞれ第1部材たる固定ヒンジ20Aに圧接させることができるので、抜け止め用の加工や部品を必要とせず、ヒンジ装置全体の組立工数や部品点数を少なくして、製造コストを低減することができる。
更に、この実施形態においては、第1部材(固定ヒンジ20A)と一対のピン部材40,40との間に形成される圧接面T,Tは、各ピン部材40の圧接方向に向けて次第に縮径するテーパ面をなしているので、テーパ面による楔効果と、摺動面積の増大により、制動力を高めることができると共に、ピン部材40,40のガタ付きを防止することができる。
図6には、本発明のヒンジ装置の第2実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態におけるヒンジ装置10aは、圧縮スプリング50により圧接される、ピン部材40と第1部材(固定ヒンジ20A)との間に設けられた圧接面が、固定ヒンジ20Aの収容部23のピン挿通孔25aの開口部周縁に形成された段部25bと、ピン部材40の頭部41の先端面41bとからなっており、圧縮スプリング50により押圧されたピン部材40の先端面41bが、固定ヒンジ20Aの段部25bに圧接されるようになっている。また、固定ヒンジ20Aの段部25bの所定箇所には、V字状の凹溝26が形成されており、ピン部材40の先端面41bの所定箇所には、前記凹溝26に所定角度で嵌合するV字状の凸部44が突設されている。
そして、この実施形態においては、第1部材(固定ヒンジ20A)と第2部材(回動ヒンジ)とを相対回動させたとき、所定の角度で凹溝26に凸部44が嵌り込んで、クリック感を伴って係合するようになっているので、第1部材と第2部材との相対回動角度を所定の角度に規制することができる。
図7には、本発明のヒンジ装置の第3実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態におけるヒンジ装置10bは、前記第2実施形態のヒンジ装置10aと同様、圧接面Tが固定ヒンジ20Aの段部25b及びピン部材40の先端面41bからなり、圧縮スプリング50により押圧されたピン部材40の先端面41bが、固定ヒンジ20Aの段部25bに圧接されるようになっている。
また、固定ヒンジ20Aの段部25bには、その周方向に沿って所定間隔でV字状の凹溝26が複数形成されており、ピン部材40の先端面41bにも、その周方向に沿って所定間隔でV字状の凸部44が複数突設されている。
したがって、この実施形態においては、第1部材(固定ヒンジ20A)と第2部材(回動ヒンジ)とを相対回動させたとき、凹溝26に凸部44が間欠的に嵌り込んで、短い間隔でクリック感を伴って係合するようになっている。したがって、第1部材に対する第2部材の回動角度をより細かく調整することができる。
図8,9には、本発明のヒンジ装置の第4実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態におけるヒンジ装置10cは、圧接面Tが前記第1〜第3実施形態と異なっている。図8に示すように、固定ヒンジ20Aの壁部25の内端面は、取付部21に対し垂直で且つピン挿通孔25aの軸心を通る面を境として、左右に配置された傾斜形状の傾斜面28a,28bをなしている。両傾斜面28a,28aは、ピン挿通孔25aの軸心を中心として、点対称となるように設けられている。すなわち、いずれの傾斜面28a,28bも、ピン挿通孔25aの内端側から見たとき、右回りの方向に沿って、言い換えると回動ヒンジ30Aに連結されたリッド3が開く方向に沿って、次第に低くなる傾斜面をなしている。
一方、ピン部材40の、頭部41の支軸43側の端面は、上記固定ヒンジ20Aの傾斜面28a,28bに適合する傾斜面45a,45bをなしている。
なお、図8には、図中左側のピン部材40と固定ヒンジ20Aを示しているが、同図8中右側のピン部材40と図8に記載されていない固定ヒンジ20Aの傾斜面は、上記左側のものとは反対方向に傾斜する形状となっている。
そして、このピン部材40は、図9(A)に示すように、固定ヒンジ20Aに対して回動ヒンジ30Aが平行な位置にあるとき、固定ヒンジ20Aの傾斜面28a,28bと、ピン部材40の傾斜面45a,45bとが高い部分どうしで圧接し、固定ヒンジ20Aに対して回動ヒンジ30Aがほぼ90度に回動したときに、固定ヒンジ20Aの傾斜面28a,28bの高い部分に、ピン部材40の傾斜面45a,45bの低い部分が圧接するように構成されている(図9(B)参照)。すなわち、この実施形態では、固定ヒンジ20Aの傾斜面28a,28bと、ピン部材40の傾斜面45a,45bとが、本発明における圧接面Tをなし、回動に伴ってピン部材40の間隔が変化して、圧縮スプリング50の軸方向長さが変化するように構成されている。
したがって、この実施形態においては、第1部材(固定ヒンジ20A)及び第2部材(回動ヒンジ30A)を相対回動させると、ピン部材40,40どうしが互いに近接したり、離反したりして、圧縮スプリング50による圧接面Tへの圧接力を変化させることができるので、回動角度によって制動力を変化させることができる。
すなわち、この実施形態では、上記のような傾斜面28a,28b,45a,45bを設けることにより、固定ヒンジ20Aに対して回動ヒンジ30Aが平行に近い位置では、圧縮スプリング50の軸方向長さが短くなるので、強い弾性力によりピン部材40が押圧され、高い制動力が付与される。また、固定ヒンジ20Aに対して回動ヒンジ30Aを開く方向に回動させると、一対のピン部材40,40が互いに離れる方向に移動していき、圧縮スプリング50の軸方向長さが長くなるため、ピン部材40に対する押圧力が徐々に弱まり、その制動力を次第に弱くすることができる。
そのため、このヒンジ装置10cを、アームレスト1のリッド開閉に適用した場合、固定ヒンジ20Aに対して回動する回動ヒンジ30Aを、上方に大きく回動させるときは、圧縮スプリング50の軸方向長さが次第に長くなり、制動力が弱くなるが、傾斜角度が大きいいので、比較的弱い制動力でも固定できると共に、スムーズに開かせることができる。一方、リッド3を閉じるときには、圧縮スプリング50の軸方向長さが短くなっていき、次第に強い制動力が付与されるので、小さい傾斜角度でも固定できると共に、リッド3をゆっくりと閉じることができる。
図10,11には、本発明のもう一つのヒンジ装置の一実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
このヒンジ装置10dは、一対のピン挿通孔36,36を有する回動ヒンジ30Bと、一対のピン支持孔29,29を有する固定ヒンジ20Bと、両者を回動支持する一対のピン部材40,40と、両ピン部材40,40の間に配置され、各ピン部材40を回動ヒンジ30Bに圧接し、ピン部材40と回動ヒンジ30Bとの間に回転制動力を付与する引張りスプリング50Aと、同引張りスプリング50Aにより圧接される、ピン部材40と回動ヒンジ30Bとの間に設けられた圧接面Tとを備えている。
すなわち、図1〜9に示すヒンジ装置が圧縮スプリング50を用いたのに対し、このヒンジ装置10dは引張りスプリング50Aを用いた点で異なっている。そして、回動ヒンジ30Bが本発明における第1部材をなし、固定ヒンジ20Bが本発明における第2部材をなしている。これは、図1〜9に示すヒンジ装置とは逆の関係であるが(図1〜9のヒンジ装置では、固定ヒンジ20Aが第1部材で、回動ヒンジ30Aが第2部材)、固定ヒンジ及び回動ヒンジの基本的な構造は同様であるので、その部分については省略する。
図10,11に示すように、回動ヒンジ30B(第1部材)の回動部33,33の中央に、ピン部材40の回動軸部43aが回動可能に挿入される円形状のピン挿通孔36が形成されており、このピン挿通孔36の開口部周縁に広がる段部36aを介して、回動部33の外側に向けて次第に拡径するテーパ状の内周面36bが形成されている。一方、固定ヒンジ20B(第2部材)の壁部25,25の中央には、ピン部材40の固定軸部43bが挿入固定される異形孔状のピン支持孔29が形成されている。また、ピン部材40の支軸43の先端には、引張りスプリング50Aの引き掛け部51を引き掛けるための、引き掛け孔47が形成されている。
そして、固定ヒンジ20B(第2部材)のピン支持孔29,29の外側に、回動ヒンジ30B(第1部材)のピン挿通孔36,36を同軸的に配置した後、一対のピン部材40,40を、回動ヒンジ30Bの各回動部33,33の外側から挿入して、その支軸43を両孔29,36に挿入することにより、回動軸部43aがピン挿通孔36に挿入されて、ピン部材40に回動ヒンジ30Bが回動可能に支持されると共に、固定軸部43bがピン支持孔29に嵌入されて、ピン部材40が固定ヒンジ20Bに回り止め状態で固定される。
その後、一対のピン部材40,40の間に引張りスプリング50を配置して、軸方向両端の引き掛け部51,51を、各ピン部材40の引き掛け孔47に引き掛けることで、固定ヒンジ20Bの壁部25,25外側にそれぞれ配置された一対のピン部材40,40が、互いに近接するように内側に引張られる。その結果、回動ヒンジ30Bの両内周面36b,36bに、一対のピン部材40,40の外周面41a,41aが圧接されて、内周面36b及び外周面41aよりなる圧接面T,Tで制動力が生じ、図1〜5に示すヒンジ装置と同様に、圧接面T,Tで生じる制動力が2箇所で付与されるので、その制動力を高め、かつ安定して付与することができる。
また、このヒンジ装置10dにおいては、固定ヒンジ20Bのピン支持孔29にピン部材40の固定軸部43bが回り止め状態で固定されているので、固定ヒンジ20Bに対して回動ヒンジ30Bのみが回動するようになっている。逆に言えば、回動ヒンジ30Bに対して固定ヒンジ20Bが回動するときに、一対のピン部材40,40が同期して回転するようになっている。
このように、一対のピン部材40,40間に配置された引張りスプリング50Aは、その両端が一対のピン部材40,40に支持されて、固定ヒンジ20Aと回動ヒンジ30Aとの相対回動に伴って、一対のピン部材40,40が回動するときに、それに同期して回転することとなり、引張りスプリング50のねじれが発生せず、その押し付け力を長期に亘って安定して維持することができる。
更に、このヒンジ装置10dでは、回動ヒンジ30B(第1部材)のピン挿通孔36及び固定ヒンジ20B(第2部材)のピン支持孔29に、一対のピン部材40,40の支軸43,43がそれぞれ挿入されることにより、固定ヒンジ20B及び回動ヒンジ30Bが2箇所で回動可能に支持されるので、両ヒンジ20B,30Bの回動動作が安定化し、更に、1つの引張りスプリング50Aによって、一対のピン部材40,40をそれぞれ第1部材たる回動ヒンジ30Bに圧接させることができるので、ヒンジ装置全体の部品点数を少なくして、製造コストを低減することができる。
なお、このもう一つの発明に係るヒンジ装置においても、図6〜9に示す実施形態に採用された構造を採用することができる。
10,10a,10b,10c,10d ヒンジ装置
20A 固定ヒンジ(第1発明の第1部材)
20B 固定ヒンジ(第2発明の第2部材)
25a ピン挿通孔
26 凹溝
28 傾斜面
29 ピン支持孔
30A 回動ヒンジ(第1発明の第2部材)
30B 回動ヒンジ(第2発明の第1部材)
33a ピン支持孔
36 ピン挿通孔
40 ピン部材
50 圧縮スプリング
50A 引張りスプリング

Claims (5)

  1. 同軸に所定間隔で配置された一対のピン挿通孔を有する第1部材と、この第1部材のピン挿通孔の外側に同軸に配置された一対のピン支持孔を有する第2部材と、前記ピン挿通孔及び前記ピン支持孔に挿入され、前記ピン挿通孔においては前記第1部材を回動可能に支持し、前記ピン支持孔においては前記第2部材を回り止めして支持する一対のピン部材と、前記一対のピン部材の間に配置されて、前記一対のピン部材を前記第1部材に圧接する圧縮スプリングと、前記圧縮スプリングにより圧接される、前記ピン部材と前記第1部材との間に設けられた圧接面とを備えていることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 同軸に所定間隔で配置された一対のピン挿通孔を有する第1部材と、この第1部材のピン挿通孔の内側に同軸に配置された一対のピン支持孔を有する第2部材と、前記ピン挿通孔及び前記ピン支持孔に挿入され、前記ピン挿通孔においては前記第1部材を回動可能に支持し、前記ピン支持孔においては前記第2部材を回り止めして支持する一対のピン部材と、前記一対のピン部材の間に配置されて、前記一対のピン部材を前記第1部材に圧接する引張りスプリングと、前記引張りスプリングにより圧接される、前記ピン部材と前記第1部材との間に設けられた圧接面とを備えていることを特徴とするヒンジ装置。
  3. 前記第1部材と前記ピン部材との間に形成される圧接面は、前記ピン部材の圧接方向に向けて次第に縮径するテーパ面をなしている請求項1又は2記載のヒンジ装置。
  4. 前記第1部材と前記ピン部材との間に形成される圧接面には、その一方に凹溝が形成されると共に、他方に該凹溝に所定角度で嵌合する凸部が形成されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の制動機能付きヒンジ装置。
  5. 前記第1部材と前記一対のピン部材との間に形成される前記一対の圧接面には、回動方向に沿って高さが変化する傾斜面がそれぞれ形成されており、一対の圧接面の各傾斜面は、傾斜方向が反対になるように構成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の制動機能付きヒンジ装置。
JP2009139859A 2009-06-11 2009-06-11 ヒンジ装置 Active JP5307637B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009139859A JP5307637B2 (ja) 2009-06-11 2009-06-11 ヒンジ装置
US12/801,448 US8752248B2 (en) 2009-06-11 2010-06-09 Hinge device including pressure contact surfaces
CN201010200882.8A CN101920681B (zh) 2009-06-11 2010-06-11 铰链装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009139859A JP5307637B2 (ja) 2009-06-11 2009-06-11 ヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010286039A true JP2010286039A (ja) 2010-12-24
JP5307637B2 JP5307637B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=43305094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009139859A Active JP5307637B2 (ja) 2009-06-11 2009-06-11 ヒンジ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8752248B2 (ja)
JP (1) JP5307637B2 (ja)
CN (1) CN101920681B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103879359A (zh) * 2014-04-08 2014-06-25 山东润峰汽车车身制造有限公司 一种安装于汽车仪表盘上的新型储物盒
WO2014168042A1 (ja) * 2013-04-09 2014-10-16 株式会社パイオラックス 開閉装置
JP2019044795A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 日本プラスト株式会社 回動体装置及び収納装置
JP2019132367A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 日本電気株式会社 ラッチ機構、ラッチピン機構およびヒンジ
KR20190109918A (ko) * 2018-03-19 2019-09-27 현대자동차주식회사 자동차의 암레스트 힌지 장치
WO2019198640A1 (ja) * 2017-04-13 2019-10-17 株式会社パイオラックス ヒンジ装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100962839B1 (ko) * 2008-03-19 2010-06-09 엘지전자 주식회사 세탁기
US9370961B2 (en) * 2012-08-24 2016-06-21 James John Mach Assisted opening compact novelty utensil
JP6142636B2 (ja) * 2013-04-10 2017-07-12 富士通株式会社 ヒンジ装置
KR20150005060A (ko) * 2013-07-04 2015-01-14 동부대우전자 주식회사 세탁기
CN104453518A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 佛山市顺德区精型汽车模具有限公司 一种铰链悬停结构及其装配方法和一种中控台扶手
US9823638B2 (en) * 2015-08-13 2017-11-21 Apple Inc. Variable resistance electronic device brake clutch
KR20190041065A (ko) * 2017-10-12 2019-04-22 에이치피프린팅코리아 유한회사 힌지 장치
WO2020198204A1 (en) * 2019-03-25 2020-10-01 Shanghai Yanfeng Jinqiao Automotive Trim Systems Co. Ltd. Vehicle interior component
CN212115615U (zh) * 2020-02-07 2020-12-08 东莞富强电子有限公司 蓝牙无线耳机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58130568U (ja) * 1982-02-27 1983-09-03 キヨ−ラク株式会社 蝶番
JPH0542742U (ja) * 1991-11-06 1993-06-11 エヌテイエヌ株式会社 トルク抑制装置
JPH09267852A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd コンソールボックスのリッド枢支構造
JPH1144142A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Sutoroberii Corp:Kk ヒンジ装置

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1429416A (en) * 1922-01-02 1922-09-19 Fade Thomas William Combined hinge and door holder
US1956040A (en) * 1932-02-05 1934-04-24 Porcelain Products Inc Friction hinge
US2477877A (en) * 1947-05-05 1949-08-02 Jeffrey Steve Pintle structure
US2862229A (en) * 1952-02-07 1958-12-02 Charles R Bacca Spring tensioned radially compressible and longitudinally extensible sectional clamp sleeve
JPS58130568A (ja) 1982-01-29 1983-08-04 Hitachi Ltd 電界効果装置
JP2563857B2 (ja) 1991-08-13 1996-12-18 スター精密株式会社 プリンタのスペーシング機構の制御方法
US5274882A (en) * 1992-03-03 1994-01-04 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Hinge mechanism
US5239731A (en) * 1992-06-03 1993-08-31 Lu Sheng N Hinge device for casings
US5715576A (en) * 1997-02-04 1998-02-10 Liu; Tai-Sheng Hinge device for coupling two rotatable members
JP3691630B2 (ja) 1997-04-21 2005-09-07 加藤電機株式会社 開閉体の開閉装置
US5799371A (en) * 1997-05-20 1998-09-01 Tamarack Technologies Inc. Pivoting joint
US6101676A (en) * 1998-01-27 2000-08-15 Dell Usa, L.P. Adjustable clutch hinge assembly for portable computer
JP2000356214A (ja) * 1999-06-16 2000-12-26 Minoru Kida ノートパソコン等に使用されるヒンジ装置のプラスチックスプリング並びにプラスチックスプリング圧力受け装置
JP4079407B2 (ja) * 2000-11-10 2008-04-23 三菱製鋼株式会社 複数のトルク発生部を有する1軸ヒンジ装置
US20020112319A1 (en) * 2001-02-21 2002-08-22 Makoto Kida Hinge
US6708371B2 (en) * 2002-06-11 2004-03-23 Illinois Tool Works Inc. Positive retaining pivot pin
JP2004204948A (ja) 2002-12-25 2004-07-22 Nokia Corp 角度保持機能付ヒンジ装置とそれを用いた折り畳み式電子機器
ATE515617T1 (de) * 2004-01-26 2011-07-15 Dieter Ramsauer Klipsbefestigung für die schnellmontage von beschlageinrichtungen, wie schwenkhebelverschlüsse, scharnierteile in durchbrüchen in einer dünnen wand
JP4837533B2 (ja) 2006-11-29 2011-12-14 株式会社パイオラックス フリーストップヒンジ
CN101649857B (zh) * 2008-08-15 2012-07-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 铰链结构
US20100077565A1 (en) * 2008-10-01 2010-04-01 Wei-Kuo Huang Hinge capable of being positioned at any angle

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58130568U (ja) * 1982-02-27 1983-09-03 キヨ−ラク株式会社 蝶番
JPH0542742U (ja) * 1991-11-06 1993-06-11 エヌテイエヌ株式会社 トルク抑制装置
JPH09267852A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd コンソールボックスのリッド枢支構造
JPH1144142A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Sutoroberii Corp:Kk ヒンジ装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014168042A1 (ja) * 2013-04-09 2014-10-16 株式会社パイオラックス 開閉装置
GB2527979A (en) * 2013-04-09 2016-01-06 Piolax Inc Opening/closing device
JPWO2014168042A1 (ja) * 2013-04-09 2017-02-16 株式会社パイオラックス 開閉装置
US9731655B2 (en) 2013-04-09 2017-08-15 Piolax, Inc. Opening/closing device
GB2527979B (en) * 2013-04-09 2019-10-30 Piolax Inc Hinge device including pressure contact members
CN103879359A (zh) * 2014-04-08 2014-06-25 山东润峰汽车车身制造有限公司 一种安装于汽车仪表盘上的新型储物盒
WO2019198640A1 (ja) * 2017-04-13 2019-10-17 株式会社パイオラックス ヒンジ装置
JP2019044795A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 日本プラスト株式会社 回動体装置及び収納装置
JP2019132367A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 日本電気株式会社 ラッチ機構、ラッチピン機構およびヒンジ
JP7006325B2 (ja) 2018-02-01 2022-01-24 日本電気株式会社 ラッチ機構、ラッチピン機構およびヒンジ
KR20190109918A (ko) * 2018-03-19 2019-09-27 현대자동차주식회사 자동차의 암레스트 힌지 장치
KR102529507B1 (ko) * 2018-03-19 2023-05-04 현대자동차주식회사 자동차의 암레스트 힌지 장치

Also Published As

Publication number Publication date
CN101920681A (zh) 2010-12-22
JP5307637B2 (ja) 2013-10-02
CN101920681B (zh) 2014-07-30
US8752248B2 (en) 2014-06-17
US20100313384A1 (en) 2010-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5307637B2 (ja) ヒンジ装置
JP6175130B2 (ja) 開閉装置
JP4199230B2 (ja) 車両用グローブボックスのヒンジ構造
JP5228003B2 (ja) 車両用物入れ装置のヒンジ構造
WO2011024233A1 (ja) ヒンジ機構
JP2004204983A (ja) ヒンジ装置
WO2017090415A1 (ja) フック装置
EP1470467B1 (en) Hinge structure for flat visual display device
JP2007145055A (ja) 自動車のドアヒンジ装置
JP2004239059A (ja) ドアヒンジ、取外し可能ドアチェック装置、およびこれを車両ドアヒンジに配置する方法
JP4820746B2 (ja) 車両用アシストグリップ
TWI491810B (zh) 傾斜鉸鏈及具有傾斜鉸鏈之電子裝置
JP2001107941A (ja) チルトヒンジ
JP2001032823A (ja) チルトヒンジ
JP5717933B2 (ja) ヒンジ機構およびパネル装置
JP5984751B2 (ja) ヒンジ機構およびそれを備えたモニタ装置
JP2001041228A (ja) チルトヒンジ
JP5507008B2 (ja) ヒンジ機構および車載用ディスプレイ装置
KR100457547B1 (ko) 플랜지 타입 파이프 스프링 및 이를 이용한 힌지장치
KR200184244Y1 (ko) 디스크 타입의 마찰힌지장치
JP6246439B2 (ja) メディア再生装置およびシャッタ機構
WO2010041765A1 (ja) ヒンジ装置
JP2009023381A (ja) ヒンジブラケット
JPH078642U (ja) 開閉機構における潤滑構造
JP2001080378A (ja) シフトレバーの支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130611

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5307637

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150