JP2010275983A - 燃料タンクへの部材取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状に形成された取付部材の内側の液体が、特に排出作業を行うことなく排出される燃料タンクへの部材取付構造を得る。
【解決手段】環状のポンプ側リテーナ32には、内周側から外周側へと連続するビード40が形成され、挟込面34側に、内周側から外周側へと連続する凹部44が形成される。凹部44は、燃料ポンプモジュール16のフランジ部30との間に流路46を構成するので、ポンプ側リテーナ32の内周側から外周側へ液体が排出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料タンクの表面に被取付部材を取り付けるための燃料タンクへの部材取付構造に関する。
燃料タンクの表面に被取付部材を取り付けるための構造として、特許文献1には、ロックプレートを用いてプロテクタ部材をポンプモジュールに取り付けた構造が記載されている。特許文献1に記載のロックプレートは環状に形成されており、しかもポンプモジュールとの対向部分がポンプモジュールに環状に接触している。したがって、ロックプレートの内側(ポンプモジュールの上面)に、たとえば洗車等で使用した洗浄水等が溜まることがあり、このように溜まった液体を排水することが望まれる。
特開2004−138010号
本発明は上記事実を考慮し、環状に形成された取付部材の内側の液体が特に排出作業を行うことなく排出される燃料タンクへの部材取付構造を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、環状に形成され、燃料タンクの上面に配置された被取付部材を燃料タンクの表面との間で挟み込む挟込面を備えた取付部材と、前記取付部材に形成され、前記挟込面が前記被取付部材に接触した状態で燃料タンクの被係合部材に係合されることで被取付部材を燃料タンクに固定するための係合部と、前記挟込面の内周端から前記被取付部材の外周側へと連続するように前記取付部材に形成され、前記被取付部材から部分的に離間した凹部と、を有する。
この燃料タンクへの部材取付構造では、燃料タンクの上面に配置された被取付部材を、取付部材の挟込面が、燃料タンクの表面との間で挟み込む。取付部材は環状に形成されており、挟込面も環状に被取付部材と接触する。そして、このように挟込面が被取付部材に接触した状態で、取付部材に形成された係合部が燃料タンクの被係合部材に係合され、被取付部材が燃料タンクに固定される。
取付部材には凹部が形成されており、この凹部により、被取付部材から部分的に離間した箇所(離間部分)が、挟込面の内周端から被取付部材の外周側へと連続することになる。したがって、特に排出作業を行うことなく、この離間部分を通じて、取付部材の径方向内側の液体が外側に排出される。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記挟込面と反対の面において前記内周端から前記被取付部材の外周側へと凸状に連続する凸部を備えたビードが前記取付部材に形成され、前記凹部が、前記ビードを形成したことによりこのビードに対応する位置で前記挟込面に形成されている。
すなわち、取付部材にビードを形成することで、挟込面と反対の面では、内周端から被取付部材の外周側へと凸状に連続する凸部が形成され、取付部材の剛性が高められる。また、このビードを形成したことで、挟込面には、ビードに対応する位置が凹むことになり、凹部が形成される。このように、ビードを形成することで、凸部と凹部の双方を備えた取付部材を構成できる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記取付部材の内周に、前記挟込面と反対の面よりも前記被取付部材から離間する方向に立上がる環状の立ち上り壁が形成されている。
立ち上り壁により、取付部材の剛性が高められる。立ち上り壁は、挟込面と反対の面よりも被取付部材から離間する方向に立ち上っているため、取付部材の内側に溜まる液体の量が多くなるが、この液体を凹部により外側に排出することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記被取付部材に形成され前記取付部材の周方向での前記工具の先端の移動を制限して工具の先端を回動の支点とする支点部材と、前記支点部材によって先端の移動が制限された工具の長手方向中間部分が接触するように前記取付部材に形成され、工具の前記回転により取付部材の周方向への回転力を工具から取付部材に作用させるための作用点部材と、を有する。
この「工具」には、たとえば、ドライバー状のもの、バール状のもの等、支点部材において移動制限されると共に、作用点部材によって上記の回転力を取付部材に作用させることが可能な汎用の工具が含まれる。
したがって、工具の先端が支点部材によって移動制限されると、工具はその先端を支点として回転可能となる。この状態で工具を回転させると、工具は長手方向中間部分で作用点部材に接触しているので、取付部材の周方向への回転力が工具から取付部材に作用する。すなわち、てこの原理により、取付部材を周方向に回転させることができる。たとえば、係合部と被係合部材との係合力を高く設定した場合でも、これらの係合及び係合解除を、汎用の工具を用いて容易に行うことが可能となる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、前記作用点部材が、前記挟込面の反対の面から前記挟込面まで前記取付部材を貫通するように形成されている。
すなわち、挟込面の反対の面から工具を作用点部材に挿通することができるので、これと異なる方向(たとえば、取付部材の径方向)から工具を挿通する構造と比較して、より作業性が高くなる。
請求項6に記載の発明では、請求項4又は請求項5に記載の発明において、前記支点部材と前記作用点部材とによって構成されて前記取付部材に周方向への回転力を作用させる作用組が、周方向で異なる位相差となるように複数設けられている。
したがって、取付部材に周方向への回転力を作用させるための作用組を、取付部材の位置に応じて複数の作用組から適切に選択して用いることで、それぞれの作用組で回転させる取付部材の回転角度は小さくても、複数の作用組では大きな回転角度で取付部材を回転させることが可能となる。
本発明は上記構成としたので、環状に形成された取付部材の内側の液体が、特に排出作業を行うことなく排出される。
本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を、ポンプ側リテーナを締め込んだ状態で示す平面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を示す図1のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を、ポンプ側リテーナを締め込む前の状態で示す平面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を、ポンプ側リテーナを締め込む途中の状態で示す平面図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を、ポンプ側リテーナを締め込む途中の状態で部分的に拡大して示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造を、ポンプ側リテーナを締め込んだ状態で部分的に拡大して示す斜視図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造における挿通孔と保持孔の関係を、ポンプ側リテーナを締め込む前の状態で示す説明図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造における挿通孔と保持孔の関係を、ポンプ側リテーナを締め込む途中の状態で示す説明図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造における挿通孔と保持孔の関係を、ポンプ側リテーナを締め込む途中の状態で示す説明図である。 本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造における挿通孔と保持孔の関係を、ポンプ側リテーナを締め込んだ状態で示す説明図である。 ポンプ側リテーナを締め込むときに加える力を工具との関係で示す説明図であり、(A)は専用工具を使用した比較例の場合、(B)は汎用工具を使用した本発明の場合である。 本発明燃料タンクへの部材取付構造における凹部の変形例を示す説明図である。 本発明燃料タンクへの部材取付構造における挿通孔又は保持孔の配置の変形例を示す平面図である。 本発明燃料タンクへの部材取付構造における挿通孔又は保持孔の配置の変形例を示す平面図である。 本発明燃料タンクへの部材取付構造における作用点部材の変形例を示す平面図である。 本発明燃料タンクへの部材取付構造における支点部材の変形例を示す平面図である。
図1及び図2には、本発明の第1実施形態の燃料タンクへの部材取付構造12が示されている。この部材取付構造12は、ポンプ側リテーナ32を用いて、燃料タンク14に燃料ポンプモジュール16(全体像は図示省略)を脱着可能に取り付けるために適用される構造である。
図2に示すように、燃料タンク14には開口部18が形成されており、この開口部18に、外側から燃料ポンプモジュール16が挿入されている。開口部18の周囲からは略垂直に立ち上がる扁平な円筒状のタンク円筒部20が形成され、さらに、タンク円筒部20の上部は、後述するフランジ部30が支持される支持面22となっている。
支持面22には、開口部18を取り囲む環状の凹溝24が形成され、この凹溝24内に、同じく環状のシールリング26が収容されている。シールリング26の上部は、支持面22よりも僅かに上方に露出しており、実際には、この露出部分において、フランジ部30が支持されるようになっている。
燃料ポンプモジュール16は、その上部に略円筒状に形成されたポンプ円筒部28を有しており、このポンプ円筒部28の下方に、図示しない燃料ポンプ本体が懸垂されて保持されている。ポンプ円筒部28の上部からは、周方向外側に向かってフランジ部30が延出されている。燃料タンク14の開口部18は、ポンプ円筒部28よりは大径で、フランジ部30よりは小径とされている。したがって、ポンプ円筒部28は開口部18内に挿入されるが、フランジ部30の下面は、開口部18の周囲において、シールリング26の上部(露出部分)に接触する。
燃料タンク14のタンク円筒部20には、開口部18の周囲を取り巻くように、環状のタンク側ロックリング62が埋め込まれている。タンク側ロックリング62は、径方向内側部分が燃料タンク14を構成する樹脂に埋め込まれている。タンク側ロックリング62の径方向外側部分は、タンク円筒部20よりも径方向外側に突出している。なお、以下において、「径方向」及び「周方向」というときは、タンク円筒部20の径方向及び周方向をいうものとし、これらは、タンク側ロックリング62や、ポンプ側リテーナ32の径方向及び周方向と一致する。
図1に示すように、ポンプ側リテーナ32は環状に形成されている。また、図2から分かるように、厚み方向の一方の端面(下面)が挟込面34とされている。挟込面34はシールリング26の上部に接触し、支持面22との間でフランジ部30を挟み込む。
ポンプ側リテーナ32の内周からは、支持面22から離間する方向へと略垂直に立ち上がる環状の立ち上り壁36が形成されており、ポンプ側リテーナ32の剛性が向上されている。立ち上り壁36の上端は、ポンプ側リテーナ32の上面38(挟込面34の反対の面)よりもさらに上方に位置している。
ポンプ側リテーナ32には、内周端から外周端へと連続するビード40が、周方向に所定間隔をあけて複数(本実施形態では周方向に均等に8つ)形成されている。図5及び図6にも示すように、ビード40のそれぞれは、ポンプ側リテーナ32を構成する板材を、局所的に上側へ屈曲させることにより形成されており、上面38側では、上方へ突出する凸部42が形成されている。これにより、ポンプ側リテーナ32の剛性が向上されている。特に、周方向に均等に複数のビード40(凸部42)を形成することで、ポンプ側リテーナ32の剛性の偏りを少なくしている。
これに対し、挟込面34側では、ビード40を形成したことにより、ビード40に対応する位置で、内周側から外周側へと連続する凹部44が形成されており、フランジ部30との間に流路46が構成されていることになる。流路46は、支持面22から部分的に離間した隙間になっており、ポンプ側リテーナ32の内周側から外周側への液体の移動(矢印LF参照)を可能にしている。
図3及び図4にも詳細に示すように、ポンプ側リテーナ32の外周からは、周方向に所定間隔をあけて複数(本実施形態ではビード40と同位置とされ合計で8つ)の係合片48が形成されている。係合片48のそれぞれは、下方に延出された鉛直部50と、この鉛直部50の下端から径方向内側へ延出された水平部52と、を有している。
これに対し、タンク側ロックリング62には、ポンプ側リテーナ32の係合片48に対応した位置に、周方向に沿った形状の複数のロック用長孔64が形成されている。ロック用長孔64のそれぞれはタンク側ロックリング62と同心の円弧状に湾曲した形状とされており、長手方向の一端側の幅広部64Wと、他端側の幅狭部64Nとを有している。幅狭部64Nは、係合片48の鉛直部50の厚み(径方向の長さ)より僅かに広い程度の幅とされている。幅狭部64Nは、係合片48の水平部52の奥行き(径方向の長さ)よりも僅かに広い程度の幅とされている。
したがって、図3に示すように、係合片48の水平部52をロック用長孔64の幅広部64Wに対応させて、ポンプ側リテーナ32を燃料タンク14に上方から接近させると、水平部52が幅広部64Wに挿通されて、タンク側ロックリング62の下方に至る。ここで、ポンプ側リテーナ32を矢印R1方向に回転させると、図4及び図5に示すように、係合片48の鉛直部50がロック用長孔64の幅狭部64N内を移動する。なお、矢印R1方向は、ポンプ側リテーナ32をタンク側ロックリング62に対し締め込んで燃料ポンプモジュール16を燃料タンク14に取り付けるための方向であり、以下では適宜「締め込み方向」という。また、この反対方向は、ポンプ側リテーナ32をタンク側ロックリング62から緩める方向であり、以下では「緩め方向」という。
タンク側ロックリング62には、ロック用長孔64の幅狭部64Nに対応する所定位置に、タンク側係合部66が形成されている。図7〜図10にも示すように、タンク側係合部66は、タンク側ロックリング62を構成する板材を局所的に下方に突出するように屈曲して形成されている。
ポンプ側リテーナ32の係合片48の水平部52にもリテーナ側係合部54が形成されている。このリテーナ側係合部54は、係合片48を構成する板材を局所的に上方に突出するように屈曲して形成されている。
図5及び図6に詳細に示すように、タンク側係合部66と、リテーナ側係合部54との相対的な位置関係は、ポンプ側リテーナ32の締め込み方向(矢印R1方向)の回転により、係合片48の鉛直部50がロック用長孔64の幅狭部64N内を移動している途中で、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66に接触し(図5参照)、さらにポンプ側リテーナ32を締め込み方向(矢印R1方向)に回転させることで、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66を乗り越えて係合する位置(図6参照)とされている。特に、本実施形態では、リテーナ側係合部54とタンク側係合部66とが周方向に均等に複数(8こ)配置されているので、タンク側ロックリング62に対しポンプ側リテーナ32を全周で係合保持することができる。
ここで、図7〜図10からも分かるように、タンク側係合部66及びリテーナ側係合部54の双方に、係合前の状態(図7及び図8に示す位置関係)で斜めに対向する第1テーパー面68が形成されている。また、第1テーパー面68の反対側には、係合後の状態(図9及び図10に示す位置関係)で、斜めに対向する第2テーパー面70が形成されている。これらのテーパー面により、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66を乗り越えるときの抵抗が低減される。
係合片48の水平部52は、リテーナ側係合部54の前側部分52Fと後側部分52Rとで異なる高さ(後側部分52Rが高い)に設定されている。前側部分52Fでは、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66と係合する前の状態において、タンク側係合部66の先端(下端)部分に接触しており、ポンプ側リテーナ32の回転に適度な抵抗が生じるようになっている。これに対し、後側部分52Rは前側部分52Fよりも高い位置とされているので、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66と係合した状態で、タンク側係合部66の先端(下端)部分に接触し、係合前の状態よりもポンプ側リテーナ32の回転に大きな抵抗が生じて、ポンプ側リテーナ32の緩め方向への不用意な回転を抑制するようになっている。
図1〜図4に示すように、ポンプ側リテーナ32には、周方向の所定位置に、上面38から挟込面34まで貫通する複数の挿通孔72が形成され、タンク側ロックリング62には、周方向の所定位置に、複数の保持孔74が形成されている。本実施形態では特に、周方向に所定の間隔をあけて、3つの挿通孔72A、72B、72Cが形成されている。また、3つの挿通孔72A、72B、72Cのそれぞれに対応して、保持孔74も3つ(保持孔74A、74B、74C)が形成されている。
挿通孔72はいずれも同一形状とされており、ドライバー等の汎用工具76(図7〜図10参照)を挟込面34の反対側(上側)から差し入れることが可能な形状及び位置とされている。これに対し、保持孔74はいずれも同一形状とされており、挿通孔72に挿通された汎用工具76の先端を保持可能な形状(汎用工具76の先端がわずかに挿通されてもよいが挿通途中で保持孔74の内面あるいは孔縁に接触して、挿通が止められる形状)とされている。したがって、汎用工具76は、その先端を支点として、矢印R3方向及びその反対方向である矢印R4方向(図7参照)に回転可能となる。
さらに、挿通孔72は、先端が保持孔74に保持された汎用工具76を矢印R3方向及び矢印R4方向に回転させると、汎用工具76が挿通孔72の孔壁に接触して(過度にガタ付くことなく)、ポンプ側リテーナ32に対し、周方向の回転力を作用させることが可能な孔幅とされている。すなわち、汎用工具76は、挿通孔72との接触部分が作用点、先端が支点とされた「てこ」として機能する。
ここで、それぞれ対応する保持孔74A、74B、74Cと挿通孔72A、72B、72Cとが、本発明における作用組を構成しており、作用組は、中心角α、β、γ、(中心C1から保持孔74と挿通孔72に径を引いたときに2本の径がなす角度)がそれぞれ異なる角度となるように、挿通孔72と保持孔74の位置が設定されている。具体的には、たとえば図3に示すように、係合片48の水平部52とロック用長孔64の幅広部64Wとが対応しているようなポンプ側リテーナ32の回転位置となっているとき、中心角αが最小で、中心角β、中心角γの順に大きくなるように、挿通孔72と保持孔74とで周方向の位相差が設けられている。
また、この状態では、図7に示すように、挿通孔72A、72B、72Cがそれぞれ対応する保持孔74A、74B、74Cに対し、ポンプ側リテーナ32の締め込み方向の上流側(図7における右側)に位置するように、これらの位置関係が設定されている。
さらに、この状態での保持孔74Aと挿通孔72Aの位置は、図7から分かるように、挿通孔72Aに挟込面34の反対側(上側)からドライバー等の汎用工具76を差し入れ、この汎用工具76の先端が保持孔74Aに保持された状態で、汎用工具76の傾斜角度θ(保持孔74を通る鉛直線から測った角度)が所定の範囲内(たとえば25度以下)となるように設定されている。そして、汎用工具76を、その先端を中心として矢印R3方向に回転させることで、ポンプ側リテーナ32を締め込み方向(矢印R1方向)に所定角度回転させることができる。回転後は、図8に示すように、リテーナ側係合部54とタンク側係合部66の第1テーパー面68どうしが接触している。
このとき、図8から分かるように、保持孔74Bと挿通孔72Bにおける汎用工具76の傾斜角度θが所定の範囲内(たとえば25度以下)となるように、保持孔74Bと挿通孔72Bの相対的な位置が設定されている。したがって、汎用工具76を挿通孔72Bに挿し替えて保持孔74Bに保持させ、さらに矢印R3方向に回転させることで、ポンプ側リテーナ32を締め込み方向(矢印R1方向)に所定角度回転させることができる。この回転により、図9に示すように、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66を乗り越える。
この状態では、図9から分かるように、保持孔74Cと挿通孔72Cにおける汎用工具76の傾斜角度θが所定の範囲内(たとえば25度以下)となるように、保持孔74Cと挿通孔72Cの相対的な位置が設定されている。したがって、汎用工具76を挿通孔72Cに挿し替えて先端を保持孔74Cに保持させ、さらに矢印R3方向に回転させることで、ポンプ側リテーナ32を締め込み方向(矢印R1方向)にさらに所定角度回転させることができる。この回転により、リテーナ側係合部54は、締め込み方向に移動して、図10に示すように、タンク側係合部66から離れる。なお、この状態においても、リテーナ側係合部54が緩め方向に移動すると、タンク側係合部66に接触するため、リテーナ側係合部54とタンク側係合部66との係合状態は維持されていることになる。
このように、複数の作用組(挿通孔72及び保持孔74)を設け、汎用工具76を挿通させる挿通孔72(及びその先端を保持する保持孔74)を順に替えていくことで、ポンプ側リテーナ32の締め込み方向(矢印R1方向)の回転ストロークを、単独の作用組を用いた場合と比較して、大きく確保することが可能になっている。
係合片48の水平部52の締め込み方向先端側には、先端に向かって斜め下方に傾斜する誘導テーパー面56が形成されている。この誘導テーパー面56は、締め込み方向への係合片48の移動時に、係合片48の前端が第1テーパー面68に突き当たることを防止し、スムーズに締め込み方向へ係合片48が移動するように、僅かに係合片48を下方に誘導(案内)する作用を有している。
次に、本実施形態の部材取付構造12を用いて燃料ポンプモジュール16を燃料タンク14に取り付ける方法、及び、部材取付構造12の作用を説明する。
燃料ポンプモジュール16を燃料タンク14に取り付けるには、まず、燃料ポンプモジュール16を開口部18から燃料タンク14内に挿入し(図2参照)、フランジ部30をシールリング26に接触させた状態で、図3に示すように、ポンプ側リテーナ32の係合片48の水平部52を、タンク側ロックリング62のロック用長孔64における幅広部64Wに位置させ、ポンプ側リテーナ32を燃料タンク14に向かって移動させる。
水平部52がタンク側ロックリング62よりも下方に至った状態で、図7に示すように、挿通孔72Aに汎用工具76を挿通し、その先端を保持孔74Aに保持させる。このとき、汎用工具76の上部は緩め方向側に傾斜している。そして、図11(B)にも示すように、汎用工具76を、先端を支点FL、上端部分を力点PFとして力を加え、矢印R3方向に回転させる。このとき、タンク側ロックリング62は燃料タンク14に埋め込まれて固定されているので周方向に回転しないが、汎用工具76の挿通孔72への挿通部分が作用点PAとなり、ポンプ側リテーナ32に締め込み方向(矢印R1方向)への回転力(トルク)が作用する(てこの原理)。
ここで、本実施形態では、従来のように専用工具を用いてポンプ側リテーナ32を回転させる構造と比較して、回転に要する力が少なくて済むようになっている。この点につき、図11(A)及び(B)を基に説明する。
図11(A)には、従来の専用工具90を用いてポンプ側リテーナ32を回転させる状態が、本発明に対する比較例として示されている。専用工具90は、ポンプ側リテーナ32の中心C1を支点FLとし、長手方向略中央の作用点PAを経て、支点FLの反対側の端部が力点PFされたレバー状の部材であり、力点PFにおいて、ポンプ側リテーナ32を押圧して力F1を加えることで、作用点PAにおいてポンプ側リテーナ32に回転力(トルク)T1を作用させている。
このような専用工具90を用いた場合、力点PFに加える力F1を小さくするためには、支点FLと作用点PAとの距離D1と比較して、支点FLと力点PFとの距離D2を相対的に長くすることが好ましい。しかし、支点FLと作用点PAとの距離D1はポンプ側リテーナ32のサイズに応じてあらかじめ決まっており、この距離D1を短くすることはできないので、必然的に力点PFをより遠い位置に設定する必要がある。しかし、実質的には、専用工具90を大型化して力点PFを遠い位置に設定することは、車体内部のスペースや他の部材との関係などから困難であるため、力F1を小さくすることには限界がある。
これに対し、本実施形態では、図11(B)から分かるように、汎用工具76の下端が支点FL、中間部分が作用点PA、上端部分が力点PFとなっている。ここで、比較例の構造と比較すると、支点FLと作用点PAとの距離D1が短く設定されるので、力点PFの位置を支点FLに近い位置としても、作用点PAからポンプ側リテーナ32に作用する回転力(トルク)T1は相対的に大きくなる。すなわち、力点PFに加える力F1が小さくても、回転力(トルク)T1は大きく確保して、ポンプ側リテーナ32を回転させることが可能になる。
図7に示すように、ポンプ側リテーナ32が締め込み方向に回転すると、回転の初期で誘導テーパー面56がタンク側係合部66に接触し、係合片48の水平部52が下方に誘導される。その後、リテーナ側係合部54の水平部52の前側部分52Fがタンク側係合部66の先端(下端)部分に接触するが、ポンプ側リテーナ32に締め込み方向への十分な回転力(トルク)を作用させることができるので、引き続きポンプ側リテーナ32を締め込み方法に回転させることができる。そして、リテーナ側係合部54の第1テーパー面68がタンク側係合部66の第1テーパー面68に接触する。
この状態で、汎用工具76を挿通孔72Aから抜き、今度は、挿通孔72Bに挿し替えると共に、その先端を保持孔74Bに保持させる。すなわち、この状態では、挿通孔72Bに挿通されると共にその先端が保持孔74Bに保持された汎用工具76の傾斜角度が25度程度となるように、挿通孔72Bが保持孔74Bに接近している。そして、汎用工具76を、先端を支点FLにして矢印R3方向に回転させると、ポンプ側リテーナ32が締め込み方向に回転し、リテーナ側係合部54がタンク側係合部66を乗り越え、ポンプ側リテーナ32がタンク側ロックリング62に係合される。
この状態で、汎用工具76を挿通孔72Bから抜き、今度は、挿通孔72Cに挿し替えると共に、その先端を保持孔74Cに保持させる(汎用工具76の傾斜角度が25度程度となるように挿通孔72Cが保持孔74Cに接近している)。そして、汎用工具76を、先端を支点にして矢印R3方向に回転させ、リテーナ側係合部54をタンク側係合部66よりもさらに締め込み方向に移動させる。なお、このときには、リテーナ側係合部54の水平部52の後側部分52Rがタンク側係合部66の先端(下端)部分に接触するが、ポンプ側リテーナ32に締め込み方向への十分な回転力(トルク)を作用させることができるので、引き続きポンプ側リテーナ32を締め込み方法に回転させることができる。
このようにして、ポンプ側リテーナ32が締め込み方向に回転されてリテーナ側係合部54とタンク側係合部66とが係合した状態で、燃料ポンプモジュール16が燃料タンク14に取り付けられる。
燃料ポンプモジュール16を燃料タンク14から取り外す場合は、上記と逆の動作を行う。すなわち、まず、汎用工具76を挿通孔72Cに挿通して保持孔74Cに保持させるこのとき、汎用工具76の上部は締め込み方向側に傾斜している。そして、汎用工具76を矢印R4方向に回転させることで、ポンプ側リテーナ32を緩め方向に回転させる。以後は、順に挿通孔72B、挿通孔72Aへと汎用工具76を挿し替えて汎用工具76を矢印R4方向に回転させ、ポンプ側リテーナ32を緩め方向に回転させていけばよい。
このように、本実施形態では、ポンプ側リテーナ32をいずれの方向に回転させる場合でも、位相差の異なる複数の挿通孔72と保持孔74の組を設定し、ポンプ側リテーナ32の位置に応じて、汎用工具76を挿通孔72に順次挿し替えてポンプ側リテーナ32を少しずつ回転させるようにしている。たとえば、リテーナ側係合部54とタンク側係合部66の係合力を高く設定した場合であっても、ポンプ側リテーナ32を確実に回転させることができる。特に本実施形態では、対応する挿通孔72と保持孔74の位置関係を、挿通された汎用工具76が傾斜角度25度程度の範囲で回転する位置に設定している。したがって、汎用工具76の傾斜角度がこれよりも大きくなる状態で矢印R3方向(図7〜図9参照)に回転させる構成と比較して、より容易にポンプ側リテーナ32を回転させることができる。
しかも、ポンプ側リテーナ32を回転させるために、汎用工具76を用いることができ、専用工具90(図11(A)参照)は不要となるので、作業者の作業負担も軽減される。
本実施形態のポンプ側リテーナ32には、立ち上り壁36及びビード40が形成されており、剛性が向上されているので、部材取付構造12、すなわち、燃料ポンプモジュール16が燃料タンク14に取り付けられた状態を確実に維持できる。また、このように剛性が向上されていることで、ポンプ側リテーナ32を締め込み方向や緩め方向に回転させるときも、不用意な変形が抑制される。
ところで、ポンプ側リテーナ32は環状に形成されているので、たとえば、本実施形態に係る凹部44が構成されていない形状のものを想定すると、このようなポンプ側リテーナでは、その内側に、洗車時の洗浄水等の液体Lが溜まることがある。特に、環状の立ち上り壁36が形成されていると、その内側に溜まる液体Lの量は多くなる。しかし、本実施形態のポンプ側リテーナ32には凹部44が形成されており、挟込面34と支持面22との間に流路46が構成されている。したがって、特に、この液体Lを排出する作業を行わなくても、ポンプ側リテーナ32の径方向内側部分に液体Lを滞留させることなく、流路46を通じてこの液体Lが、矢印LFで示すように排出される。
なお、上記実施形態では、ポンプ側リテーナ32にビード40を形成することで、挟込面34に凹部44を形成して排水性を確保しているが、このように排水性を確保する観点からは、要するに凹部44が形成されていればよい。たとえば図12に示すように、挟込面34に凹部44のみを形成した構造(ビード40は形成されておらず、凸部42も有しない)であってもよい。もちろん、上記実施形態のようにビード40を形成すると、ポンプ側リテーナ32の剛性向上を簡単な構造で実現でき、好ましい。
凹部44は、ポンプ側リテーナ32の外周端にまで達している必要はなく、図2からも分かるように、被取付部材であるフランジ部30よりも外周側へ連続していれば、ポンプ側リテーナ32の径方向内側部分から外側へと液体Lが排出する流路46を構成することができる。
また、上記実施形態では、ポンプ側リテーナ32の挿通孔72と、タンク側ロックリング62の保持孔74とが、ポンプ側リテーナ32及びタンク側ロックリング62の周方向に分散され、且つこれらが同数とされたものを例に挙げているが、要するに、汎用工具76を用いてポンプ側リテーナ32をタンク側ロックリング62に対し、締め込み方向及び緩め方向に回転させることが可能であれば、挿通孔72及び保持孔74の位置や数は限定されず、これらの数が一致している必要もない。換言すれば、本発明に係る作用組としては、1つの挿通孔72に対して複数の保持孔74を選択的に配置することで、複数の作用組を構成してもよいし、逆に、1つの保持孔74に対し複数の挿通孔72を選択的に配置することで、複数の作用組を構成してもよい。複数の挿通孔72と複数の保持孔74とを設け、これらのうちから、1つの挿通孔72と1つの保持孔74をと選択可能とすることで、複数の作用組が設けられる構成でもよい。
たとえば、図13に示す例では、ポンプ側リテーナ32の周方向の1箇所に複数個(図示の例では4つ)の挿通孔72を形成し、これに対応する保持孔74は1つのみ形成している。図14に示す例では、ポンプ側リテーナ32の周方向の複数箇所(図示の例では3箇所)のそれぞれに、複数(図示の例では3つ)の挿通孔72を形成している。図13及び図14に示す例において、挿通孔72ではなく保持孔74を複数個あるいは複数箇所に形成してもよい。
さらに、挿通孔72としては、汎用工具76を挿通させることが可能であれば、その形状は特に限定されず、円形の孔の他に、楕円形の孔や多角形の孔であってもよい。本発明の作用点部材としては、上記した孔形状である必要もなく、たとえば図15に示すように、ポンプ側リテーナ32の外周側に向かって開く形状の切り欠き78であってもよい。
本発明の支点部材としても、上記した保持孔74のような孔形状である必要はなく、要するに、汎用工具76の先端を保持し、周方向への移動を制限して、汎用工具76の先端を回転の支点とすることが可能であればよい。たとえば、図16に示すように、タンク側ロックリング62から上方に立設された縦壁80であってもよい。すなわち、縦壁80の根元部分に汎用工具76の先端を当てがって保持させることができる。加えて、切り欠き78と縦壁80を組み合わせて用いてもよい。
また、上記では、挿通孔72に挟込面34の反対側から汎用工具76を挿入できるようにしているが、たとえば、汎用工具76をポンプ側リテーナ32の径方向外側から径方向内側に向かって挿入するような挿通孔72及び保持孔74の位置であってもよい。上記実施形態のように、挟込面34の反対側から燃料タンク14に向かって汎用工具76を挿通孔72に挿入できるようにすると、作業性が向上するので好ましい。
本発明に係る被取付部材としても、上記の燃料タンクモジュール16のフランジ部30に限定されず、燃料タンク14の上面に取り付けられる部材であればよい。
12 部材取付構造
14 燃料タンク
16 燃料ポンプモジュール
30 フランジ部(被取付部材)
32 ポンプ側リテーナ(取付部材)
34 挟込面
36 立ち上り壁
40 ビード
42 凸部
44 凹部
46 流路
48 係合片
54 リテーナ側係合部(係合部)
62 タンク側ロックリング
64 ロック用長孔
66 タンク側係合部(被係合部材)
72 挿通孔(作用点部材)
74 保持孔(支点部材)
76 汎用工具
80 縦壁(支点部材)
90 専用工具
L 液体

Claims (6)

  1. 環状に形成され、燃料タンクの上面に配置された被取付部材を燃料タンクの表面との間で挟み込む挟込面を備えた取付部材と、
    前記取付部材に形成され、前記挟込面が前記被取付部材に接触した状態で燃料タンクの被係合部材に係合されることで被取付部材を燃料タンクに固定するための係合部と、
    前記挟込面の内周端から前記被取付部材の外周側へと連続するように前記取付部材に形成され、前記被取付部材から部分的に離間した凹部と、
    を有する燃料タンクへの部材取付構造。
  2. 前記挟込面と反対の面において前記内周端から前記被取付部材の外周側へと凸状に連続する凸部を備えたビードが前記取付部材に形成され、
    前記凹部が、前記ビードを形成したことによりこのビードに対応する位置で前記挟込面に形成されている請求項1に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
  3. 前記取付部材の内周に、前記挟込面と反対の面よりも前記被取付部材から離間する方向に立上がる環状の立ち上り壁が形成されている請求項1又は請求項2に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
  4. 前記被取付部材に形成され前記取付部材の周方向での前記工具の先端の移動を制限して工具の先端を回動の支点とする支点部材と、
    前記支点部材によって先端の移動が制限された工具の長手方向中間部分が接触するように前記取付部材に形成され、工具の前記回転により取付部材の周方向への回転力を工具から取付部材に作用させるための作用点部材と、
    を有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
  5. 前記作用点部材が、前記挟込面の反対の面から前記挟込面まで前記取付部材を貫通するように形成されている請求項4に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
  6. 前記支点部材と前記作用点部材とによって構成されて前記取付部材に周方向への回転力を作用させる作用組が、周方向で異なる位相差となるように複数設けられている請求項4又は請求項5に記載の燃料タンクへの部材取付構造。
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