JP2010271982A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチ操作部への接触操作に応じてアイコンを選択する場合に、アイコンがどのような大きさであるか、どのような表示状態であるかに関わらず、アイコンを正確かつ容易に選択できるようにする。
【解決手段】制御部1は、タッチ操作部8への接触操作に応じて表示部7のアイコンを選択する場合に、タッチ操作部8への所定の接触操作に応じてその接触位置とアイコンの表示位置との位置関係に基づいてアイコンを選択候補として特定する。これによってアイコンの大きさや表示状態に関わらず、例えば、小さなアイコンが画面の隅にあったり、複数のアイコンが集中していたり、重なっていたりしているような場合でも、目的とするアイコンを正確かつ容易に選択することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アイコンを表示する表示部と、この表示部に重ねて配設されたタッチ操作部とを有し、このタッチ操作部への接触操作に応じて表示部内のアイコンを選択とする携帯端末装置及びプログラムに関する。
一般に、携帯電話機などのような通信端末装置においては、アイコンを表示する表示部の表面に透明なタッチ操作部を積層配設して成るタッチスクリーンを備え、この表示部に表示されている複数の機能アイコンの中から所望するアイコンの表示位置を指やペンなどで接触すると、そのアイコンに対応付けられている機能が起動するようになっている。このようなタッチスクリーンは、直感的・感覚的な操作が可能となるために携帯端末装置などに広く利用されているが、端末画面のサイズ上の制約や表示解像度の高精細化などの影響を受けて、個々のアイコンが小さくなって見難くなり、また、指で操作する際に指の太さによって所望するアイコン以外のアイコンを間違って接触してしまうという誤操作も招き易い。
ところで、従来では、例えば、カーソルを止めた位置に最も近いアイコンを検出し、このアイコン位置にカーソルを移動することによって所望するアイコンを選択し易いようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−265354号公報
しかしながら、上述の先行技術にあっては、アイコンの位置にカーソルを厳密に合わせなくてもよいため、ある程度、操作性を向上させることができたとしても、例えば、アイコンを表示する表示部内において多数のアイコンが密集していたり、重なっていたりしているような場合には、依然として、個々のアイコンは視難く、誤操作も起き易いという問題が残る。逆に、このような操作性の問題がアイコンの大きさや表示状態を制約してしまうことにもなる。
この発明の課題は、タッチ操作部への接触操作に応じてアイコンを選択する場合に、アイコンがどのような大きさであるか、どのような表示状態であるかに関わらず、アイコンを正確かつ容易に選択できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、アイコンを表示する表示部と、この表示部に重ねて配設されたタッチ操作部とを有し、このタッチ操作部への接触操作に応じて前記表示部内のアイコンを選択とする携帯端末装置であって、前記タッチ操作部への接触操作を判別する接触判別手段と、この接触判別手段によって所定の接触操作であると判別された場合に、その接触位置と前記アイコンの表示位置との位置関係を判別する位置判別手段と、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定するアイコン特定手段と、を具備したことを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、前記接触判別手段は、前記タッチ操作部への接触操作が前記アイコンの表示領域以外の領域を接触する操作であるか否かを判別し、前記アイコン特定手段は、前記接触判別手段によって前記アイコンの表示領域以外の領域への接触操作であると判別された場合に、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する、ようにしたことを特徴とする請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する場合に、前記接触位置から最も近いアイコンを選択候補として特定する、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する場合に、前記接触位置から最も遠いアイコンを選択候補として特定する、ようにしたことを特徴とする請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記アイコン特定手段によって選択候補のアイコンが特定されている状態において前記接触判別手段は、前記特定されているアイコンを選択候補から外して他のアイコンを次の選択候補とするための所定の接触操作が行われたか否かを判別し、前記アイコン特定手段は、前記接触判別手段によって前記所定の接触操作が行われたと判別された場合に、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて他のアイコンを特定して選択候補の変更を行う、ようにしたことを特徴とする請求項5記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、前記所定の接触操作は、現在の接触位置を含んで往復動する振動操作であり、前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係及び前記振動操作の往復動に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、ようにしたことを特徴とする請求項6記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、前記アイコン特定手段は、前記振動操作の往復動に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する場合に、その往復動の方向を基準とする各アイコンの配置角度に応じて選択候補を順次切り換え変更する、ようにしたことを特徴とする請求項7記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、前記所定の接触操作は、現在の接触位置から接触移動する移動操作であり、前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係及び前記移動操作の移動方向に応じて各アイコンを前記接触位置から近い順に選択候補として次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、ようにしたことを特徴とする請求項8記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、前記所定の接触操作は、現在の接触位置から接触移動する移動操作であり、前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係及び前記移動操作の移動方向に応じて各アイコンを前記接触位置から遠い順に選択候補として次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、ようにしたことを特徴とする請求項9記載の発明であってもよい。
請求項5に従属する発明として、前記所定の接触操作は、現在の接触位置を連続的に複数回操作する連続操作であり、前記アイコン特定手段は、前記連続操作の操作回数に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、ようにしたことを特徴とする請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、前記接触判別手段は、前記アイコン特定手段によって選択候補として特定されたアイコンに対して所定の接触操作が行われたか否かを判別し、前記接触判別手段によって所定の接触操作が行われたと判別された場合に、前記アイコンに対して所定の処理を行うアイコン処理手段を更に備える、ようにしたことを特徴とする請求項11記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記接触判別手段は、前記アイコン特定手段によって選択候補のアイコンが特定された後においても同じ接触位置を継続して接触する継続操作が前記所定の接触操作として行われているか否かを判別し、前記アイコン処理手段は、前記接触判別手段によって継続操作が行われたと判別された場合に、前記選択候補のアイコンを前記接触位置まで移動表示する表示制御処理を行う、ようにしたことを特徴とする請求項12記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記アイコン処理手段は、前記選択候補のアイコンを拡大表示する表示制御処理を行う、ようにしたことを特徴とする請求項13記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記接触判別手段は、前記選択候補のアイコンが前記接触位置に移動表示されている状態において当該アイコンを元の表示位置に復帰させる戻し操作が前記所定の接触操作として行われたか否かを判別し、前記アイコン処理手段は、前記接触判別手段によって戻し操作が行われたと判別された場合に、前記選択候補のアイコンを元の表示位置に復帰させる表示制御処理を行う、ようにしたことを特徴とする請求項14記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記接触判別手段は、前記選択候補のアイコンが前記接触位置に移動表示されている状態において当該アイコンの移動を指示する移動操作が前記所定の接触操作として行われたか否かを判別し、前記アイコン処理手段は、前記接触判別手段によって移動操作が行われたと判別された場合に、前記接触位置に表示されているアイコンを前記移動操作によって指示された移動方向に移動表示させる表示制御処理を行う、ようにしたことを特徴とする請求項15記載の発明であってもよい。
請求項11に従属する発明として、前記アイコン処理手段は、前記アイコン特定手段によって選択候補のアイコンが特定された場合に、このアイコンに関連する関連情報を取得して表示する表示制御処理を行う、ようにしたことを特徴とする請求項16記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項17記載の発明は、コンピュータに対して、アイコンを表示する表示部と、この表示部に重ねて配設されたタッチ操作部への接触操作を判別する機能と、前記接触操作が所定の接触操作であると判別された場合に、その接触位置と前記アイコンの表示位置との位置関係を判別する機能と、前記判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する機能と、を実現させるためのプログラムを特徴とする。
本発明によれば、タッチ操作部への接触操作に応じてアイコンを選択する場合に、アイコンがどのような大きさであるか、どのような表示状態であるかに関わらず、アイコンを正確かつ容易に選択することができ、実用効果の高いものとなる。
携帯端末装置として適用した携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 アイコンテーブルITを説明するための図。 接触位置とアイコンとの位置関係を示した図。 (1)〜(7)は、タッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図。 (1)〜(4)は、図4と同様に、タッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図で、図4とは異なる関係を示した表示状態図。 電源投入に応じて実行開始される携帯電話機の全体動作を示したフローチャート。 図6に続く動作を示したフローチャート。 図7に続く動作を示したフローチャート。 図8に続く動作を示したフローチャート。 第2実施形態においてタッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図。 第2実施形態において接触位置TPに最も近いアイコンが選択候補として特定されている状態において、小刻みに往復動する振動操作(スライド操作)が行われた場合の動作を示したフローチャート。 (1)〜(4)は、第3実施形態においてタッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図。 第3実施形態においてアイコン表示領域TA以外の領域に対する接触操作に応じて実行開始される選択候補特定処理を示したフローチャート。
(実施形態1)
以下、図1〜図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、携帯端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
携帯電話機は、例えば、2つの筐体を折り畳み自在に取り付けた折り畳みタイプで、この携帯電話機には、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などが備えられている。制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの通信端末装置の全体動作を制御するもので、この制御部1にはCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、ROM、RAMなどの内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図6〜図9に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部3のデータ領域には、フラグ情報、タイマ情報など、この携帯電話機の動作に必要な各種の情報が一時記憶されているほか、後述するアイコンテーブルITなどが設けられている。操作部4は、十字キー(決定キーやカーソルキー)、数値キー、文字キーなど、各種の押し釦式のキーを備え、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、制御部1は、操作部4からの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理、電子メール作成処理など、各種の処理を行う。
通信部5は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、電話部6を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナATから発信出力させる。
表示部7は、例えば、高精細液晶を使用し、アイコン、文字データ、待受画像などを表示するもので、この表示部7の表面に重なる位置に配設された透明なタッチ操作部8を配設することによってタッチスクリーン9が構成されている。タッチ操作部8は、指やペンなどの物体の接触を検出する透明な接触センサで、表示部7の画面全体をタッチスクリーン9とする場合に限らず、その一部分をタッチスクリーン9としてもよい。タッチ操作部8が指などによって接触(タッチ)された際に、制御部1は、どのような接触操作であるかを判別するようにしている。例えば、タッチ操作部8への接触操作が行われた際に、アイコン表示領域以外の領域への接触操作であるかなどを判別するようにしている。なお、タッチ操作部8への接触とは、軽く接触する以外にもペンや指の押し込み(押圧)なども含む。
図2は、アイコンテーブルITを説明するための図である。
アイコンテーブルITは、表示部7に複数のアイコンが表示されている状態において、その中から所望するアイコンを選択するために、タッチ操作部8への接触操作が行われた際に、その接触位置と各アイコンの表示位置との位置関係を記憶するテーブルで、各アイコンに対応して「アイコンID」、「距離」の項目を有する内容となっている。「アイコンID」は、アイコンを識別する一連Noなどの識別情報である。「距離」は、図中、円形波線で示す接触位置からアイコンまでの距離で、接触位置とアイコンとの位置関係を示す情報である。なお、表示部7に表示されるアイコンは、機能の起動などを指示する際に操作される機能アイコン、データを閲覧する際に操作されるデータアイコンなどであり、その種類は問わない。
図3は、表示部7に複数のアイコンが表示されている状態において、その中から所望するアイコンを選択するために、タッチ操作部8への接触操作が行われた際に、その接触位置とアイコンとの位置関係を示した図である。図示の例は、表示部7の画面上の一端部(左端部)に複数のアイコンIcon001〜Icon006を集中的に縦列配置した場合を示したもので、制御部1は、アイコンを選択するためにタッチ操作部8への接触操作が行われた際に、その接触位置TPの中心から各アイコンIcon001〜Icon006の中心位置までの距離をそれらの位置関係を示す情報として測定すると共に各距離a〜fの大きさを比較し、その比較結果に応じて距離の短い順に「アイコンID」を並べた内容のアイコンテーブルITを生成するようにしている。
なお、図中、矩形波線で示す領域がアイコン表示領域TAとなっている。すなわち、図示の例のアイコン表示領域TAは、画面の縦方向に沿って縦1列に6個のアイコンが等間隔に配置されている状態において各アイコンの配置領域と略同様の大きさ、つまり、一回り大きめの領域である。また、図示の例では、各アイコンに対応する距離a〜fの大きさは、a<b<c<d<e<fの関係にあるので、アイコンテーブルITの内容は、その先頭から距離の短い順に並んだ内容となっている。
制御部1は、タッチ操作部8への接触操作が行われた際に、アイコン表示領域TA以外の領域を接触する接触操作が行われたか否かを判別すると共に、アイコン表示領域TA以外への接触操作であれば、その接触位置TPと各アイコンとの「距離」をそれぞれ測定して各「距離」の大きさを比較し、その比較結果に基づいて複数のアイコンの中からいずれか一つのアイコンを選択候補として特定するようにしている。図4(1)〜(7)は、タッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図である。同様に、図5(1)〜(4)は、タッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図で、図4とは異なる関係を示した表示状態図である。
図4(1)は、タッチ操作部8への接触操作が行われた際に、アイコン表示領域TA以外の領域への接触操作であれば、その接触位置TPに最も近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンを選択候補として特定した場合を示した図である。すなわち、図4(1)は、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005を選択候補として特定した場合を示した図で、この選択候補のアイコンは、他のアイコンと識別するために輝度アップなどによってハイライト表示される。図4(2)は、選択候補のアイコンが特定されている状態において、所定時間(例えば、1秒)以上、その接触位置TPでタッチし続けると、選択候補のアイコンが移動して接触位置TPに徐々に寄って来て拡大表示された様子を示した図である。なお、アイコンの拡大率は、任意であり、例えば、元のサイズの2倍としてもよい。
図4(3)は、上述のようしてアイコンが移動することによってそのアイコンが接触位置TPに到達した場合を示している。選択候補のアイコンが接触位置TPに到達すると、そのアイコンは接触位置TPで点滅などによってハイライト表示される。このようにアイコンが接触位置TPに到達した状態において、その接触操作を解除すると、選択候補のアイコンは選択状態に移行する。なお、選択状態とは、例えば、選択状態のアイコンが機能アイコンであれば、その機能の起動などが可能な状態、データアイコンであれば、データ閲覧が可能な状態であり、接触操作を解除してそのアイコンから指などを離しても、その場に留まる。
また、図4(4)は、アイコンが接触位置TPに拡大表示されている状態において、その接触位置TPから図中矢印方向(アイコン移動前の元の表示位置方向)に僅かにスライド操作(接触操作)させた場合を示した図である。また、図4(5)は、上述のスライド操作(接触操作)によってアイコンがその移動前の位置(元の位置)に復帰させた場合を示した図で、アイコンは、拡大サイズから元のサイズに変更されて復帰されることになる。なお、スライド操作(接触操作)は、スライド方向を特定することができればよく、その移動量は問わない。
図4(6)は、アイコンが接触位置TPに拡大表示されている状態において、その接触位置TPを移動させる操作、つまり、図中矢印方向(アイコン移動前の元の表示位置とは異なる方向)に僅かに移動させるスライド操作(接触操作)が行われた場合を示した図である。また、図4(7)は、上述のスライド操作(接触操作)によってそのアイコンをスライド方向に移動させた場合を示した図で、この場合、アイコンは、表示部7の画面の端部に移動される。なお、この場合においてもスライド操作(接触操作)は、スライド方向を特定することができればよく、その移動量は問わない。
図5(1)は、図4(1)に示すように、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されている状態において、そのアイコンを選択候補から外して他のアイコンを次の選択候補とするための所定の接触操作として、現在の接触位置TPを含んで所定方向(図中、左右方向)に小刻みに往復動する振動操作(スライド操作)が行われた場合に、この接触位置TPに対して次に近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンIcon006を次の選択候補(次候補)として特定した状態を示した図である。この場合、振動操作の次の1往復で、更に次の選択候補が特定される。このように制御部1は、振動操作の1往復毎に各アイコンを距離の短い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしている。
図5(2)は、図4(1)に示すように、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されている状態において、このアイコンを選択候補から外して他のアイコンを次の選択候補とするための所定の接触操作として、その接触移動の方向が正回転方向(時計回り方向)のスライド操作が行われた場合に、この接触位置TPに対して次に近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンIcon006を次の選択候補(次候補)として特定した状態を示した図である。この場合、正回転方向への移動量に応じて制御部1は、各アイコンを距離の短い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしている。
図5(3)は、図4(1)に示すように、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されている状態において、このアイコンを選択候補から外して他のアイコンを次の選択候補とするための所定の接触操作として、その接触移動の方向が逆回転方向(反時計回り方向)のスライド操作が行われた場合に、この接触位置TPに対して最も遠い(距離的に長い)位置に表示されているアイコンIcon001を次の選択候補(次候補)として特定した状態を示した図である。この場合、逆回転方向への移動量に応じて制御部1は、各アイコンを距離の長い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしている。
図5(4)は、図4(1)に示すように、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されている状態において、このアイコンを選択候補から外して他のアイコンを次の選択候補とするための所定の接触操作として、所定時間内(例えば、1秒以内)に現在の接触位置TPを連続的に複数回(例えば、2回)操作する連続操作が行われた場合に、この接触位置TPに対して次に近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンIcon006を次の選択候補(次候補)として特定した状態を示した図である。この場合、連続操作の操作回数に応じて制御部1は、各アイコンを距離の短い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしている。
次に、この第1実施形態における携帯電話機の動作概念を図6〜図9に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなど伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図6〜図9は、電源投入に応じて実行開始される携帯電話機の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、電源オン操作が行われると、初期化処理を行った後(図6のステップA1)、着信や操作待ちなどの待ち受け状態となる(ステップA2)。この待ち受け状態において、電話着信を検出したかを調べ(ステップA3)、電話着信を検出したときには(ステップA3でYES)、着信報知を行ったのち、回線接続させるオフフック操作に応答して(ステップA4でYES)、通話可能状態とする通話処理を開始する(ステップA5)。また、その後のオンフック操作に応答して(ステップA6でYES)、回線切断処理を実行した後(ステップA7)、上述のステップA3に戻る。
また、電話着信を検出しなければ(ステップA3でNO)、図7のフローに移り、タッチ操作部8に対して接触操作が行われたかのタッチ検出の有無を調べ(ステップA8)、接触操作が検出されなければ(ステップA8でNO)、その他の操作(操作部4での操作)が行われたかを調べる(ステップA9)。いま、操作部4上のいずれかのキーが操作されたときには(ステップA9でYES)、その操作に応じた処理として、例えば、音声電話の発信処理、電子メールの送受信処理など、その他の操作に応じた処理を実行した後(ステップA10)、図6のステップA3に戻る。
また、タッチ操作部8への接触操作を検出すると(ステップA8でYES)、アイコン表示領域TAに対する接触操作であるか、つまり、アイコン上への接触操作であるかを調べる(ステップA11)。ここで、アイコン上への接触操作であれば(ステップA11でYES)、そのアイコンは選択状態にあるかを調べ(ステップA12)、選択状態になければ(ステップA12でNO)、今回の接触操作に応じてそのアイコンを選択状態に変更した後(ステップA13)、図6のステップA3に戻る。また、タッチされているアイコンが選択状態であれば(ステップA12でYES)、今回の接触操作の種類を判別し(ステップA14)、その種類に応じてそのアイコンに応じた処理を開始する(ステップA15)。
例えば、アイコンに応じた処理を開始する際に、今回の接触操作が所定時間(例えば、1秒)以内に解除されたか(シングルタッチ操作であるか)、接触操作が所定時間(例えば、1秒)以内に2回行われたか(つまりダブルタッチ操作であるか)を調べ、選択状態のアイコンに対してシングルタッチ操作が行われた場合に、そのアイコンが機能アイコンであれば、その機能を起動させてそれに応じた処理を開始させ、また、データアイコンであれば、そのデータを閲覧可能な状態にするための処理を開始させ、ダブルタッチ操作が行われた場合には、それに応じた処理を開始させる。その後、図6のステップA3に戻る。
一方、アイコン表示領域TA以外の領域に対する接触操作、つまり、アイコン上への接触操作でなければ(ステップA11でNO)、アイコン表示領域TA内に表示されているアイコンのうち、そのいずれかのアイコンが既に選択候補として特定されているかを調べ(ステップA16)、選択候補を特定済みであれば(ステップA16でYES)、次の選択候補特定処理(ステップA17〜A20)をスキップするために図8のステップA21に移るが、選択候補を特定していなければ(ステップA16でNO)、選択候補特定処理に移る(ステップA17〜A20)。
すなわち、接触位置TPの中心から各アイコンの中心位置までの距離をそれらの位置関係を示す情報として測定した後(ステップA17)、各距離の大きさを比較すると共に、その比較結果に応じて距離の短い順に「アイコンID」を並べた内容のアイコンテーブルITを生成する(ステップA18)。そして、アイコンテーブルITを参照し、その先頭のアイコン(接触位置TPから最も距離的に短い位置にあるアイコン)を選択候補として特定し(ステップA19)、この選択候補のアイコンを他のアイコンと識別するために、輝度アップなどによってハイライト表示させる(ステップA20)。例えば、図4(1)に示すように、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されてハイライト表示される。
このようにして選択候補のアイコンを特定した後は、図8のフローに移り、今回の接触操作は所定時間(例えば、1秒)以内に解除されたか、つまり、シングルタッチ操作であるかを調べたり(ステップA21)、所定時間(例えば、1秒)以上、現在の接触位置TPのまま接触し続けられているか、つまり、現在の接触位置TPでホールド操作が行われているかを調べたり(ステップA22)、現在の接触位置TPが移動されたか、つまり、スライド操作が行われたかを調べたりする(ステップA23)。ここで、ホールド操作が行われているときには(ステップA22でYES)、この接触位置TPの方向に選択候補のアイコンの移動を開始させると共に(ステップA24)、この移動途中において選択候補のアイコンを所定の大きさに拡大表示させる(ステップA25)。これによって図4(2)に示すように、選択候補のアイコンが接触位置TPに徐々に寄って来て拡大表示される。
そして、選択候補のアイコンを移動させながら移動中のアイコンの位置情報を取得し(ステップA26)このアイコン位置と接触位置TPとを比較することによって(ステップA27)、移動中のアイコンが接触位置TPに到達したかを調べる(ステップA28)。ここで、アイコンが接触位置TPに到着していなければ(ステップA28でNO)、上述のステップA26に戻るが、アイコンが接触位置TPに到達したときには(ステップA28でYES)、図4(3)に示すように、接触位置TP上のアイコンを点滅表示などによってハイライト表示させると共に、選択候補から選択状態に変更する(ステップA29)。ここで、接触操作が解除されると(ステップA30でYES)、図6のステップA3に戻る。
このように選択状態のアイコンが接触位置TPに表示されている状態において、再度、タッチ操作部8への接触操作が行われた場合に(図7のステップA8でYES)、その接触位置が選択状態のアイコン上であれば(ステップA11、A12でYES)、上述したように、その接触操作の種類を判別し(ステップA14)、その種類に応じた処理を開始させる(ステップA15)。
他方、選択候補のアイコンが特定されている状態において(図7のステップA19、A20)、今回の接触操作が上述したホールド操作ではなく、接触位置TPが移動するスライド操作であれば(ステップA23でYES)、図9のフローに移り、スライド操作の移動方向(スライド方向)は円を描くような回転移動する方向であるかを調べる(ステップA31)。ここで、回転移動ではなく、直線を描くような直線移動する方向であれば(ステップA31でNO)、この直線移動は、往復動か、つまり、現在の接触位置TPを含んで所定方向に小刻みに接触位置TPを往復動する振動操作(スライド操作)が行われたかを調べる(ステップA32)。
いま、接触位置TPを往復動する振動操作(スライド操作)ではなくて、一方向に移動するスライド操作であれば(ステップA32でNO)、その移動方向は移動前の元の位置方向であるかを調べる(ステップA33)。ここで、アイコンの移動方向が図4(4)に示すように元の位置方向であれば(ステップA33でYES)、アイコンをその拡大サイズから元のサイズに変更させた後(ステップA34)、図4(5)に示すように、接触位置TPのアイコンを元の位置(移動前の位置)に復帰させる(ステップA35)。なお、この場合の移動方向は、厳密に元の位置方向に一致している必要はなく、その方向に略一致していればよい。そして、スライド操作を解除すると(ステップA36でYES)、図6のステップA3に戻る。
また、アイコンが接触位置TPに表示されている状態において、図4(6)に示すように、このアイコンの移動方向(スライド方向)が元の位置方向とは異なる方向であれば(ステップA33でNO)、アイコンをその拡大サイズから元のサイズに変更させた後(ステップA37)、図4(7)に示すように、接触位置TPのアイコンをスライド方向において表示部7の画面端部に移動させる(ステップA38)。そして、スライド操作を解除すると(ステップA36でYES)、図6のステップA3に戻る。
また、アイコンが接触位置TPに表示されている状態において、スライド操作が振動操作であれば(ステップA32でYES)、接触位置TPに対して次に近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンを次の選択候補(次候補)として特定して(ステップA39)、輝度アップなどによってハイライト表示させる(ステップA40)。この場合、1往復のスライド操作では、図5(1)に示すように、接触位置TPに対して次に近い位置に表示されているアイコンIcon006が次候補として特定される。そして、スライド操作の解除を検出するまで(ステップA41)、上述のステップA39に戻り、以下、1往復毎に更に次の選択候補を特定しながらハイライト表示させる動作を繰り返す。この結果、選択候補が次々に順次切り換え変更される。そして、スライド操作を解除すると(ステップA41でYES)、図6のステップA3に戻る。
また、アイコンが接触位置TPに表示されている状態において、スライド操作が円を描く回転移動する方向であれば(ステップA31でYES)、その移動方向(回転方向)を調べた結果、正回転方向(時計回り方向)へのスライド操作であれば(ステップA42でYES)、接触位置TPに対して次に近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンを次の選択候補(次候補)として特定して(ステップA43)、輝度アップなどによってハイライト表示させる(ステップA44)。そして、スライド操作の解除を検出するまで(ステップA45)、上述のステップA43に戻り、以下、正回転方向への移動量に応じて各アイコンを距離の短い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更させる。そして、スライド操作の解除を検出すると(ステップA45でYES)、図6のステップA3に戻る。
また、移動方向(回転方向)を調べた結果、逆回転方向(反時計回り方向)のスライド操作であれば(ステップA42でNO)、接触位置TPに対して最も遠い(距離的に長い)位置に表示されているアイコンを次の選択候補(次候補)として特定して(ステップA46)、輝度アップなどによってハイライト表示させる(ステップA47)。そして、スライド操作の解除を検出するまで(ステップA48)、上述のステップA46に戻り、以下、逆回転方向への移動量に応じて各アイコンを距離の長い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更させる。そして、スライド操作の解除を検出すると(ステップA48でYES)、図6のステップA3に戻る。
他方、アイコンが接触位置TPに表示されている状態において、シングルタッチ操作が行われた場合には(図8のステップA21でYES)、現在の接触位置TPを所定時間内(例えば、1秒以内)に連続的に複数回タッチする連続操作(例えば、2回タッチするダブルタッチ操作)が行われたかを調べる(ステップA49)。いま、連続操作ではなければ(ステップA49でNO)、今回の接触操作を無効とするために、図6のステップA3に移るが、連続操作であれば(ステップA49でYES)、接触位置TPに対して次に近い(距離的に短い)位置に表示されているアイコンを次の選択候補(次候補)として特定して(ステップA50)、輝度アップなどによってハイライト表示させる(ステップA51)。以下、所定時間内(例えば、1秒以内)にシングルタッチ操作が行われる毎に(ステップA52でYES)、上述のステップA50に戻り、各アイコンを距離の短い順に次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更させる。なお、シングルタッチ操作が行われず、接触解除の状態のままであれば(ステップA52でNO)、図6のステップA3に戻る。
以上のように、第1実施形態において制御部1は、タッチ操作部8への接触操作に応じて表示部7のアイコンを選択する場合に、タッチ操作部8への所定の接触操作に応じてその接触位置とアイコンの表示位置との位置関係に基づいてアイコンを選択候補として特定するようにしたので、タッチ操作部8への接触操作に応じてアイコンを選択する場合に、アイコンの大きさや表示状態に関わらず、例えば、小さなアイコンが画面の隅にあったり、複数のアイコンが集中していたり、重なっていたりしているような場合でも、目的とするアイコンを正確かつ容易に選択することができ、実用効果の高いものとなる。逆に、アイコンの大きさ・表示位置・表示状態に関わらず、目的とするアイコンを容易に選択することができるので、画面設計時にアイコンを自由に配置することができ、画面設計時の自由度を増すことが可能となる。
タッチ操作部8への接触操作がアイコン表示領域TA以外の領域を接触する操作である場合に、選択候補のアイコンを特定するようにしたので、アイコン上を直接接触したり、その隣接位置を接触したりしなくても、目的とするアイコンを容易に選択することができる。
接触位置から最も近いアイコンを選択候補として特定するようにしたので、目的とするアイコンと接触位置とが大きく離れていたり、近かったりしても、相対的に最も近いアイコンを選択することができ、概念的にも分かり易いものとなる。
接触位置から最も遠いアイコンを選択候補として特定するようにしたので、目的とするアイコンと接触位置とが大きく離れていたり、近かったりしても、相対的に最も遠いアイコンを選択することができ、概念的にも分かり易くなる。
選択候補のアイコンが特定されている状態において、このアイコンを選択候補から外して他のアイコンを選択候補とするための所定の接触操作が行われた場合に、次のアイコンを特定して選択候補の変更を行うようにしたので、選択候補の変更を接触操作によって容易に行うことができる。
選択候補の変更を指示する上述の所定の接触操作は、現在の接触位置を含んで往復動する振動操作であり、この振動操作の往復動に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしたので、より直接的でイメージ的に分かり易い操作で選択候補を迅速かつ容易に変更することができる。
選択候補の変更を指示する上述の所定の接触操作は、現在の接触位置から接触移動する移動操作であり、この移動操作の移動方向に応じて各アイコンを接触位置から近い順に選択候補として次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしたので、より直接的でイメージ的に分かり易い操作で選択候補を迅速かつ容易に変更することができる。
選択候補の変更を指示する上述の所定の接触操作は、現在の接触位置から接触移動する移動操作であり、この移動操作の移動方向に応じて各アイコンを接触位置から遠い順に選択候補として次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしたので、より直接的でイメージ的に分かり易い操作で選択候補を迅速かつ容易に変更することができる。
選択候補の変更を指示する上述の所定の接触操作は、現在の接触位置を連続的に複数回操作する連続操作であり、この連続操作の操作回数に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしたので、より直接的でイメージ的に分かり易い操作で選択候補を迅速かつ容易に変更することができる。
選択候補として特定されたアイコンに対して所定の接触操作が行われた場合に、このアイコンに対して所定の処理を行うようにしたので、選択候補を特定する接触操作に引き続いて所定の接触操作を行うことでこのアイコンに対して所定の処理を開始させることができる。
選択候補のアイコンが特定された後においても同じ接触位置を継続して接触する継続操作が行われた場合に、このアイコンを当該接触位置まで移動表示するようにしたので、選択候補のアイコンを操作し易い位置に表示させることができる。
選択候補として特定されたアイコンに対して所定の接触操作が行われた場合に、このアイコンを拡大表示するようにしたので、ユーザにあっては選択候補のアイコンを容易に確認することができる。
選択候補のアイコンが接触位置に移動された状態において当該アイコンを元の表示位置に復帰させる戻し操作が行われた場合に、このアイコンを元の表示位置に復帰させるようにしたので、アイコンの選択を間違えたり、アイコンが使用済みとなったりした場合に、簡単な操作によってそのアイコンを元の表示位置に復帰させることができる。
選択候補のアイコンが接触位置に移動されている状態において当該アイコンの移動を指示する移動操作が行われた場合に、このアイコンをその移動方向に移動表示させるようにしたので、アイコンの選択を間違えたり、アイコンが使用済みとなったりした場合に、簡単な操作によってそのアイコンを好みの位置に移動させることができる。
なお、上述した第1実施形態においては、選択状態のアイコンに対する接触操作でそのアイコンに応じた処理に開始するようにしたが、その処理が開始されるまでに選択状態のアイコンを素早く元の位置に戻す方向に移動させる操作を行うことによって、そのアイコンを元のサイズに変更すると共に、元の位置に復帰させるようにしてもよい。また、選択状態のアイコンに対する接触操作でそのアイコンに応じた処理を開始させた後、その処理の終了を検出した際に、当該アイコンを元のサイズに変更すると共に、元の位置に復帰させるようにしてもよい。
また、上述した第1実施形態においては、各アイコンを順次特定する場合に、スライド操作の移動方向(正回転方向、逆回転方向)に応じて近い順あるいは遠い順に特定するようにしたが、スライド操作の移動方向はこれに限らず、例えば、図3において図中、斜め右方向への移動や斜め左方向への移動など、任意の移動方向であってもよい。
(実施形態2)
以下、本発明の第2実施形態について図10及び図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、小刻みに往復動する振動操作(スライド操作)が行われた場合に、その1往復毎に接触位置TPに対して距離的に短い位置の各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更するようにしたが、この第2実施形態においては、選択候補を順次切り換え変更する場合に、その往復動の方向を基準とする各アイコンの配置角度に応じて選択候補を順次切り換え変更するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図10は、第2実施形態においてタッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図である。すなわち、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されている状態において、小刻みに往復動する振動操作(スライド操作)が行われた場合、そのアイコンを選択候補から外して他のアイコンを新たに選択候補とする所定の接触操作として、現在の接触位置TPを含んで所定方向(図中、斜め左右方向)に小刻みに往復動する振動操作(スライド操作)が行われた場合に、その往復動の方向を基準に対して次に近い(配置角度が小さい)位置に表示されているアイコンIcon003が次の選択候補(次候補)として特定されてハイライト表示された状態を示している。
図11は、接触位置TPに最も近いアイコンが選択候補として特定されている状態において、小刻みに往復動する振動操作(スライド操作)が行われた場合の動作を示したフローチャートである。なお、その他は、上述した図6〜図9に示したフローチャートと同様であるため、その説明は省略するものとする。
先ず、制御部1は、小刻みに往復動する振動操作が行われると、所定の基準線に対してその往復動の方向(図10の例では、左上がりの斜め左右方向)の角度を測定する(ステップB1)。
すなわち、図10の例では、接触位置TPの中心を通る横線(水平基準線)に対して、振動操作の往復動方向の角度αを求める。そして、接触位置TPの中心と各アイコンの中心とを通る結合線と振動操作の往復動方向との配置角度を測定する(ステップB2)。すなわち、アイコンIcon001〜Icon006に対応して、接触位置TPの中心と各アイコンの中心とを通る結合線と振動操作の往復動方向との配置角度として、a1、a2、…a6を測定する。
なお、図10の例では、アイコンIcon005、アイコンIcon006に対して測定された配置角度a5、a6を示している。このアイコンIcon001〜Icon006に対応する配置角度a1、a2、…a6のうち、最も小さい配置角度のアイコンを次の選択候補(次候補)として特定して(ステップB3)、ハイライト表示させる(ステップB4)。また、図10の例では、アイコンIcon003に対応する配置角度a3が最小値となるので、このアイコンIcon003が次の選択候補(次候補)として特定される。そして、スライド操作の解除を検出するまで(ステップB5)、上述のステップB1に戻り、以下、1往復毎に更に次の選択候補を特定しながらハイライト表示させる動作を繰り返す。この結果、選択候補が次々に順次切り換え変更される。
以上のように、この第2実施形態において制御部1は、選択候補を順次切り換え変更する場合に、その往復動の方向を基準として各アイコンの配置角度を測定し、この配置角度に応じて選択候補を順次切り換え変更するようにしたので、より直接的でイメージ的に分かり易い操作で選択候補を迅速かつ容易に変更することができる。
(実施形態3)
以下、本発明の第3実施形態について図12及び図13を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、選択候補のアイコンが特定された場合に、このアイコンに関連する関連情報(例えば、ファイル名など)を取得して表示する表示制御処理を行うようにしたものである。ここで、第1・第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図12は、第3実施形態においてタッチ操作部8への接触操作とアイコンの状態との関係を説明するための表示状態図である。
図12(1)は、タッチ操作部8への接触操作がアイコン表示領域TA以外の領域を接触する操作である場合に、接触位置TPから最も近いアイコンIcon005を選択候補として特定すると共に、このアイコンに関連する関連情報としてそのファイル名及び更新日付を取得して接触位置TPの近傍に表示させた場合を示している。なお、記憶部3には、予め各アイコンに対応付けてその関連情報(例えば、ファイル名など)が記憶されている。
図12(2)は、更に、接触位置TPから図中矢印方向に僅かにスライド操作(接触操作)させた場合を示し、このスライド操作に応じて最も近いアイコンIcon003が選択候補として特定されると共に、そのアイコンの関連情報としてそのファイル名及び更新日付を取得して、接触位置TPの近傍に表示させた場合を示している。図12(3)は、選択候補のアイコンが特定されている状態において、所定時間(例えば、1秒)以上、その接触位置TPでタッチし続けた場合に、選択候補のアイコンが移動して接触位置TPに徐々に寄って来て、拡大表示された様子を示した図である。図12(4)は、アイコンの移動によってそのアイコンが接触位置TPに到達した場合を示している。なお、アイコンが接触位置TPに到達した状態では、図示のように、そのアイコン関連情報の表示を消去してもよいが、そのまま表示し続けるようにしてもよい。
図13は、第3実施形態においてアイコン表示領域TA以外の領域に対する接触操作に応じて実行開始される選択候補特定処理を示したフローチャートである。なお、その他は、上述した図6〜図9に示したフローチャートと同様であるため、その説明は省略するものとする。
先ず、制御部1は、アイコン上への接触操作であれば(ステップC1でYES)、図13のフローから抜けるが、アイコン上への接触操作ではなく、アイコン表示領域TA以外の領域への接触操作を検出したときには(ステップC1でNO)、上述した図6のステップA16〜A20と同様に、アイコン表示領域TA内に表示されている各アイコンのうち、そのいずれかのアイコンが既に選択候補として特定されているかを調べる(ステップC2)。ここで、選択候補を特定していれば(ステップC2でYES)、次の選択候補特定処理(ステップC3〜C6)をスキップするためにステップA7に移るが、選択候補を特定していなければ(ステップC2でNO)、選択候補特定処理に移る(ステップC3〜C6)。
すなわち、接触位置TPの中心から各アイコンの中心位置までの距離をそれらの位置関係を示す情報として測定した後(ステップC3)、各距離の比較結果に応じて距離の短い順に「アイコンID」を並べた内容のアイコンテーブルITを生成する(ステップC4)。そして、このアイコンテーブルITを参照し、その先頭のアイコン(接触位置TPから最も距離的に短い位置にあるアイコン)を選択候補として特定し(ステップC5)、この選択候補のアイコンを他のアイコンと識別するために、輝度アップなどによってハイライト表示させる(ステップC6)。例えば、図12(1)に示すように、接触位置TPに最も近いアイコンIcon005が選択候補として特定されてハイライト表示される。
そして、選択候補として特定したアイコンの関連情報としてファイル名及び更新日付を取得して、接触位置TPの近傍に表示させる(ステップC7)。この状態において、接触位置TPを移動するスライド操作が行われたかを調べ(ステップC8)、スライド操作が行われた場合には(ステップC8でYES)、上述のステップC3戻り、以下、上述の動作を繰り返す。これによって図12(2)に示すようにスライド操作に応じて最も近いアイコンIcon003が選択候補として特定されると共に、そのアイコンの関連情報としてそのファイル名及び更新日付を取得して、接触位置TPの近傍に表示される。
以上のように、この第3実施形態においては、選択候補のアイコンが特定された場合に、このアイコンに関連する関連情報を取得して表示するようにしたので、ユーザにあっては選択候補に関する情報を確認することができ、選択候補を選択状態にするか、他のアイコンを選択するかを判断する際の材料を提供することができる。
なお、上述した第3実施形態においては、選択候補として特定したアイコンの関連情報としてファイル名及び更新日付を表示するようにしたが、これに限らず、例えば、ファイル作成者、ジャンル、重要度などを表示するようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、選択状態のアイコンを拡大して接触位置TPの上に表示するようにしたが、選択状態のアイコンに対してのみ操作を有効とし、画面上の他のアイコンを全て操作無効とするようにしてもよい。この場合、選択状態のアイコンを接触位置TPまで移動しなくてもよい。複数のアイコンが密集した状態のままであってもよい。
上述した各実施形態においては、アイコン表示領域TAを画面の左端部に配置した場合を例示したが、画面の上端部、下端部に配置した場合などであってもよく、また、アイコンが整列配置されている場合に限らず、例えば、画面の隅部に複数のアイコンが集中配置されている場合であってもよい。また、画面内に複数のアイコン表示領域TAを配置するようにしてもよい。例えば、画面の右上隅部に複数のアイコンを有するアイコン表示領域TAと画面の左下隅部に複数のアイコンを有するアイコン表示領域TAを配置するようにしてもよい。
上述した各実施形態においては、携帯端末装置として携帯電話機を例示したが、これに限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、それらの複合機などであってもよい。
また、上述した各実施形態において“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 制御部
3 記憶部
4 操作部
7 表示部
8 タッチ操作部
9 タッチスクリーン
IT アイコンテーブル
TA アイコン表示領域
TP 接触位置

Claims (17)

  1. アイコンを表示する表示部と、この表示部に重ねて配設されたタッチ操作部とを有し、このタッチ操作部への接触操作に応じて前記表示部内のアイコンを選択とする携帯端末装置であって、
    前記タッチ操作部への接触操作を判別する接触判別手段と、
    この接触判別手段によって所定の接触操作であると判別された場合に、その接触位置と前記アイコンの表示位置との位置関係を判別する位置判別手段と、
    前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定するアイコン特定手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記接触判別手段は、前記タッチ操作部への接触操作が前記アイコンの表示領域以外の領域を接触する操作であるか否かを判別し、
    前記アイコン特定手段は、前記接触判別手段によって前記アイコンの表示領域以外の領域への接触操作であると判別された場合に、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する場合に、前記接触位置から最も近いアイコンを選択候補として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する場合に、前記接触位置から最も遠いアイコンを選択候補として特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記アイコン特定手段によって選択候補のアイコンが特定されている状態において前記接触判別手段は、前記特定されているアイコンを選択候補から外して他のアイコンを次の選択候補とするための所定の接触操作が行われたか否かを判別し、
    前記アイコン特定手段は、前記接触判別手段によって前記所定の接触操作が行われたと判別された場合に、前記位置判別手段によって判別された位置関係に基づいて他のアイコンを特定して選択候補の変更を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 前記所定の接触操作は、現在の接触位置を含んで往復動する振動操作であり、
    前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係及び前記振動操作の往復動に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記アイコン特定手段は、前記振動操作の往復動に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する場合に、その往復動の方向を基準とする各アイコンの配置角度に応じて選択候補を順次切り換え変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  8. 前記所定の接触操作は、現在の接触位置から接触移動する移動操作であり、
    前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係及び前記移動操作の移動方向に応じて各アイコンを前記接触位置から近い順に選択候補として次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  9. 前記所定の接触操作は、現在の接触位置から接触移動する移動操作であり、
    前記アイコン特定手段は、前記位置判別手段によって判別された位置関係及び前記移動操作の移動方向に応じて各アイコンを前記接触位置から遠い順に選択候補として次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  10. 前記所定の接触操作は、現在の接触位置を連続的に複数回操作する連続操作であり、
    前記アイコン特定手段は、前記連続操作の操作回数に応じて各アイコンを次々に特定することによって選択候補を順次切り換え変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  11. 前記接触判別手段は、前記アイコン特定手段によって選択候補として特定されたアイコンに対して所定の接触操作が行われたか否かを判別し、
    前記接触判別手段によって所定の接触操作が行われたと判別された場合に、前記アイコンに対して所定の処理を行うアイコン処理手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  12. 前記接触判別手段は、前記アイコン特定手段によって選択候補のアイコンが特定された後においても同じ接触位置を継続して接触する継続操作が前記所定の接触操作として行われているか否かを判別し、
    前記アイコン処理手段は、前記接触判別手段によって継続操作が行われたと判別された場合に、前記選択候補のアイコンを前記接触位置まで移動表示する表示制御処理を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  13. 前記アイコン処理手段は、前記選択候補のアイコンを拡大表示する表示制御処理を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  14. 前記接触判別手段は、前記選択候補のアイコンが前記接触位置に移動表示されている状態において当該アイコンを元の表示位置に復帰させる戻し操作が前記所定の接触操作として行われたか否かを判別し、
    前記アイコン処理手段は、前記接触判別手段によって戻し操作が行われたと判別された場合に、前記選択候補のアイコンを元の表示位置に復帰させる表示制御処理を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  15. 前記接触判別手段は、前記選択候補のアイコンが前記接触位置に移動表示されている状態において当該アイコンの移動を指示する移動操作が前記所定の接触操作として行われたか否かを判別し、
    前記アイコン処理手段は、前記接触判別手段によって移動操作が行われたと判別された場合に、前記接触位置に表示されているアイコンを前記移動操作によって指示された移動方向に移動表示させる表示制御処理を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  16. 前記アイコン処理手段は、前記アイコン特定手段によって選択候補のアイコンが特定された場合に、このアイコンに関連する関連情報を取得して表示する表示制御処理を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項11記載の携帯端末装置。
  17. コンピュータに対して、
    アイコンを表示する表示部と、この表示部に重ねて配設されたタッチ操作部への接触操作を判別する機能と、
    前記接触操作が所定の接触操作であると判別された場合に、その接触位置と前記アイコンの表示位置との位置関係を判別する機能と、
    前記判別された位置関係に基づいて選択候補のアイコンを特定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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