JP2000242385A - ポインティングデバイス制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
ポインティングデバイス制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000242385A JP2000242385A JP4787499A JP4787499A JP2000242385A JP 2000242385 A JP2000242385 A JP 2000242385A JP 4787499 A JP4787499 A JP 4787499A JP 4787499 A JP4787499 A JP 4787499A JP 2000242385 A JP2000242385 A JP 2000242385A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術では、オブジェクトに対する操作が
複数存在する場合に対応することができない。 【解決手段】 マウスのクリックボタン等を押すことな
く、且つ簡単な操作でオブジェクトに対する複数の操作
を実行できるようにするために、カーソル位置検出部1
07と時間測定部108により、画面に表示された或る
アイコン等のオブジェクトの領域にカーソルが所定時間
連続して存在した場合を検知し、クリック種別表示部1
09により、そのアイコン近傍に、そのアイコンに対す
る複数の操作の内容(左クリック、右クリック、ダブル
クリック)を表わす操作オブジェクトを表示し、さらに
この操作オブジェクト内のいずれかにポインティングデ
バイスカーソルが位置付けられ選択された場合、クリッ
ク信号発生部110により、この選択された操作オブジ
ェクト、例えば、「ダブルクリック」を、当該アイコン
に対して実行する構成とする。
複数存在する場合に対応することができない。 【解決手段】 マウスのクリックボタン等を押すことな
く、且つ簡単な操作でオブジェクトに対する複数の操作
を実行できるようにするために、カーソル位置検出部1
07と時間測定部108により、画面に表示された或る
アイコン等のオブジェクトの領域にカーソルが所定時間
連続して存在した場合を検知し、クリック種別表示部1
09により、そのアイコン近傍に、そのアイコンに対す
る複数の操作の内容(左クリック、右クリック、ダブル
クリック)を表わす操作オブジェクトを表示し、さらに
この操作オブジェクト内のいずれかにポインティングデ
バイスカーソルが位置付けられ選択された場合、クリッ
ク信号発生部110により、この選択された操作オブジ
ェクト、例えば、「ダブルクリック」を、当該アイコン
に対して実行する構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザがコンピュ
ータの操作に用いるマウスやトラックボール等のポイン
ティングデバイスの制御技術に係わり、特に、表示装置
の画面上に表示されたアイコン等のオブジェクトに対す
る操作を容易とするのに好適なポインティングデバイス
制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記
録した記録媒体に関するものである。
ータの操作に用いるマウスやトラックボール等のポイン
ティングデバイスの制御技術に係わり、特に、表示装置
の画面上に表示されたアイコン等のオブジェクトに対す
る操作を容易とするのに好適なポインティングデバイス
制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記
録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに代表されるよ
うなコンピュータシステムでは、従来そのユーザインタ
フェースにグラフィカル・ユーザ・インタフェース(G
UI:Graphical User Interface)を採用しているもの
が多い。このようなコンピュータシステムにおいて操作
対象を指定するにはアイコンのような形で表示された操
作対象オブジェクトにマウス等のポインティングデバイ
スのカーソルを重ね合わせ、ポインティングデバイスと
連動するボタンを押すこと(以下、「クリック」と表
記)により行う。
うなコンピュータシステムでは、従来そのユーザインタ
フェースにグラフィカル・ユーザ・インタフェース(G
UI:Graphical User Interface)を採用しているもの
が多い。このようなコンピュータシステムにおいて操作
対象を指定するにはアイコンのような形で表示された操
作対象オブジェクトにマウス等のポインティングデバイ
スのカーソルを重ね合わせ、ポインティングデバイスと
連動するボタンを押すこと(以下、「クリック」と表
記)により行う。
【0003】また、近年のパーソナルコンピュータ等に
おけるオペレーティングシステムでは、操作対象オブジ
ェクトが「実行ファイル」もしくは「実行ファイルと関
連するファイル」である場合に、ポインティングデバイ
スと連動するボタンを二度連続して押すこと(以下、
「ダブルクリック」と表記)により、実行ファイルを起
動するものが多く、広く一般化されている。
おけるオペレーティングシステムでは、操作対象オブジ
ェクトが「実行ファイル」もしくは「実行ファイルと関
連するファイル」である場合に、ポインティングデバイ
スと連動するボタンを二度連続して押すこと(以下、
「ダブルクリック」と表記)により、実行ファイルを起
動するものが多く、広く一般化されている。
【0004】しかし、コンピュータ操作の不得手な利用
者や、身体的に不自由な利用者がポインティングデバイ
スの操作を円滑に行うには訓練が必要である。特に近年
パーソナルコンピュータが広く普及し、また一般社会に
おいてもさまざまな事務手続きがコンピュータ化される
など、コンピュータ操作に精通していない者がコンピュ
ータを操作する機会が従来に比べて増加している。その
ためポインティングデバイスのクリック操作を含めた操
作性の向上が重要な課題となっている。
者や、身体的に不自由な利用者がポインティングデバイ
スの操作を円滑に行うには訓練が必要である。特に近年
パーソナルコンピュータが広く普及し、また一般社会に
おいてもさまざまな事務手続きがコンピュータ化される
など、コンピュータ操作に精通していない者がコンピュ
ータを操作する機会が従来に比べて増加している。その
ためポインティングデバイスのクリック操作を含めた操
作性の向上が重要な課題となっている。
【0005】このようなポインティングデバイスの操作
に係わる従来技術として、例えば、特開平8−6328
4号公報に開示されたものがある。この技術では、ダブ
ルクリックが必要となる操作対象オブジェクトを指定す
る場合、クリック入力キーとは別の補助キーを設け、補
助キーを押しながらクリックを行うことによりダブルク
リック操作時と同様の信号を発生させ、これにより、ク
リック回数を低減させることができる。
に係わる従来技術として、例えば、特開平8−6328
4号公報に開示されたものがある。この技術では、ダブ
ルクリックが必要となる操作対象オブジェクトを指定す
る場合、クリック入力キーとは別の補助キーを設け、補
助キーを押しながらクリックを行うことによりダブルク
リック操作時と同様の信号を発生させ、これにより、ク
リック回数を低減させることができる。
【0006】しかし、この従来技術においては、ポイン
ティングデバイスを用いて操作対象オブジェクトを指定
する場合、クリック操作を必要とする。すなわちマウス
に代表されるようなポインティングデバイスでは、操作
対象オブジェクトを指定したという信号(イベント)を
発信するため、必ず何らかの動作を行う必要がある。そ
のためコンピュータ操作の不得手な利用者が、ポインテ
ィングデバイスカーソルを移動させクリックするという
一連の操作を円滑に行うには、一定の訓練が必要とな
る。
ティングデバイスを用いて操作対象オブジェクトを指定
する場合、クリック操作を必要とする。すなわちマウス
に代表されるようなポインティングデバイスでは、操作
対象オブジェクトを指定したという信号(イベント)を
発信するため、必ず何らかの動作を行う必要がある。そ
のためコンピュータ操作の不得手な利用者が、ポインテ
ィングデバイスカーソルを移動させクリックするという
一連の操作を円滑に行うには、一定の訓練が必要とな
る。
【0007】このような問題に対処する従来技術とし
て、特開平9−44338号公報に記載のものがある。
この技術では、クリックボタンを使用せずにオブジェク
トを選択することを可能とし、かつ誤動作の少ない使い
やすいGUIを提供することができる。例えば、ユーザ
が選択するオブジェクトがスクロールボタンである場
合、ポインタ(カーソル)をスクロールボタンに押し付
ける動作を行うと、このスクロールボタンの表示領域を
縮小する。
て、特開平9−44338号公報に記載のものがある。
この技術では、クリックボタンを使用せずにオブジェク
トを選択することを可能とし、かつ誤動作の少ない使い
やすいGUIを提供することができる。例えば、ユーザ
が選択するオブジェクトがスクロールボタンである場
合、ポインタ(カーソル)をスクロールボタンに押し付
ける動作を行うと、このスクロールボタンの表示領域を
縮小する。
【0008】この状態で、ユーザがさらにポインタをこ
のスクロールボタン側に移動し、スクロールボタンの表
示領域を縮小させる。そして、この処理を規定回数繰り
返すと、コンピュータはスクロールボタン(オブジェク
ト)が押されたというイベントをアプリケーション側に
渡す。尚、処理を規定回数繰り返す代わりに、一回目の
処理の後、ポインタがオブジェクト上に位置付けられた
時間を測定し、この時間が予め定められた時間に達した
時に、オブジェクトボタンが押されたことを認識しても
よいことも記載されている。
のスクロールボタン側に移動し、スクロールボタンの表
示領域を縮小させる。そして、この処理を規定回数繰り
返すと、コンピュータはスクロールボタン(オブジェク
ト)が押されたというイベントをアプリケーション側に
渡す。尚、処理を規定回数繰り返す代わりに、一回目の
処理の後、ポインタがオブジェクト上に位置付けられた
時間を測定し、この時間が予め定められた時間に達した
時に、オブジェクトボタンが押されたことを認識しても
よいことも記載されている。
【0009】このように、特開平9−44338号公報
に記載の技術によれば、クリックボタンを使用せずにオ
ブジェクトを選択することができる。しかし、この技術
は、上述のように、選択するオブジェクト上にポイン
タを位置付けた後、オブジェクトの表示領域を一旦縮小
し、さらにポインタをオブジェクト上に位置付ける動作
を複数回繰り返すか、あるいは、選択するオブジェク
ト上にポインタを位置付けた後、オブジェクトの表示領
域を一旦縮小し、さらにポインタをオブジェクト上に位
置付けた状態を所定時間持続するかのいずれかの操作を
実施しなければオブジェクトを選択することができな
い。
に記載の技術によれば、クリックボタンを使用せずにオ
ブジェクトを選択することができる。しかし、この技術
は、上述のように、選択するオブジェクト上にポイン
タを位置付けた後、オブジェクトの表示領域を一旦縮小
し、さらにポインタをオブジェクト上に位置付ける動作
を複数回繰り返すか、あるいは、選択するオブジェク
ト上にポインタを位置付けた後、オブジェクトの表示領
域を一旦縮小し、さらにポインタをオブジェクト上に位
置付けた状態を所定時間持続するかのいずれかの操作を
実施しなければオブジェクトを選択することができな
い。
【0010】すなわちクリックボタンを使用しなくても
オブジェクトを選択できるという操作性の良さの反面、
規定回数の操作を繰り返すためのあるいは所定時間待つ
ための時間的なロスが発生してしまうとの問題点、およ
び、操作者の意志と異なるオブジェクトをも簡単に選択
してしまい、操作ミスとなってしまうという問題点を有
している。
オブジェクトを選択できるという操作性の良さの反面、
規定回数の操作を繰り返すためのあるいは所定時間待つ
ための時間的なロスが発生してしまうとの問題点、およ
び、操作者の意志と異なるオブジェクトをも簡単に選択
してしまい、操作ミスとなってしまうという問題点を有
している。
【0011】さらにこの技術はオブジェクトに対してク
リック等の単一の実行指示操作を行うものに限定されて
おり、オブジェクトに対する実行指示操作が複数存在す
る場合、例えば、右クリック操作なのか、あるいはダブ
ルクリック操作なのかをユーザに選択させることについ
ては考慮されていない。
リック等の単一の実行指示操作を行うものに限定されて
おり、オブジェクトに対する実行指示操作が複数存在す
る場合、例えば、右クリック操作なのか、あるいはダブ
ルクリック操作なのかをユーザに選択させることについ
ては考慮されていない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、オブジェクトに対する実行指示
操作が複数存在する場合に対応することができない点で
ある。
点は、従来の技術では、オブジェクトに対する実行指示
操作が複数存在する場合に対応することができない点で
ある。
【0013】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、マウスのクリックボタン等を押すことなく、且
つ簡単な操作でオブジェクトに対する複数の実行指示を
選択して入力することを可能としたポインティングデバ
イス制御システムと制御方法およびその処理プログラム
を記録した記録媒体を提供することである。
解決し、マウスのクリックボタン等を押すことなく、且
つ簡単な操作でオブジェクトに対する複数の実行指示を
選択して入力することを可能としたポインティングデバ
イス制御システムと制御方法およびその処理プログラム
を記録した記録媒体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のポインティングデバイス制御システムと制
御方法は、画面に表示された1つのオブジェクト例えば
アイコン上にポインティングデバイスのカーソルがある
場合、直ちにあるいは所定時間経過後に、このアイコン
に対する複数の実行指示操作の種別(左クリック、右ク
リック、ダブルクリック)を表わす操作オブジェクトを
表示し、さらにこの操作オブジェクト内のいずれかの操
作種別にポインティングデバイスのカーソルが位置付け
られた場合、直ちにあるいは所定時間経過後に、当該種
別の操作、例えば「ダブルクリック」を、そのアイコン
に対して実行する。
め、本発明のポインティングデバイス制御システムと制
御方法は、画面に表示された1つのオブジェクト例えば
アイコン上にポインティングデバイスのカーソルがある
場合、直ちにあるいは所定時間経過後に、このアイコン
に対する複数の実行指示操作の種別(左クリック、右ク
リック、ダブルクリック)を表わす操作オブジェクトを
表示し、さらにこの操作オブジェクト内のいずれかの操
作種別にポインティングデバイスのカーソルが位置付け
られた場合、直ちにあるいは所定時間経過後に、当該種
別の操作、例えば「ダブルクリック」を、そのアイコン
に対して実行する。
【0015】また、操作オブジェクト周辺の予め定めら
れた領域にポインティングデバイスのカーソルが存在す
る間は、その操作オブジェクトを表示させておき、操作
者が、アイコンから複数の操作オブジェクトのいずれか
にカーソルを移動させる際のカーソルの位置ズレや、操
作の遅れを許容できるようにする。
れた領域にポインティングデバイスのカーソルが存在す
る間は、その操作オブジェクトを表示させておき、操作
者が、アイコンから複数の操作オブジェクトのいずれか
にカーソルを移動させる際のカーソルの位置ズレや、操
作の遅れを許容できるようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明のポインティ
ングデバイス制御システムの本発明に係る構成の一実施
例を示すブロック図である。
面により詳細に説明する。図1は、本発明のポインティ
ングデバイス制御システムの本発明に係る構成の一実施
例を示すブロック図である。
【0017】本図1において、101はCRT(Cathod
e Ray Tube)等からなる表示装置(図中、「ディスプレ
イ」と記載)、102はCPU(Central Processing Un
it)や主メモリを具備して蓄積プログラム方式によるコ
ンピュータ処理を行う処理装置、103はマウスやトラ
ックボール等からなるポインティングデバイス、104
は入力装置としてのキーボード、105はCD−ROM
(Compact Disc - Read Only Memory)ドライブ、10
6はCD−ROMである。
e Ray Tube)等からなる表示装置(図中、「ディスプレ
イ」と記載)、102はCPU(Central Processing Un
it)や主メモリを具備して蓄積プログラム方式によるコ
ンピュータ処理を行う処理装置、103はマウスやトラ
ックボール等からなるポインティングデバイス、104
は入力装置としてのキーボード、105はCD−ROM
(Compact Disc - Read Only Memory)ドライブ、10
6はCD−ROMである。
【0018】処理装置102は、例えばパーソナルコン
ピュータであり、カーソル位置検出部107、時間測定
部108、クリック種別表示部109、クリック信号発
信部110、クリック種別表示時間設定部111、制御
部112等の各機能を具備している。
ピュータであり、カーソル位置検出部107、時間測定
部108、クリック種別表示部109、クリック信号発
信部110、クリック種別表示時間設定部111、制御
部112等の各機能を具備している。
【0019】カーソル位置検出部107は、ポインティ
ングデバイス103のカーソルの表示装置101上での
位置を検出し、時間測定部108は、カーソルがアイコ
ン(操作対象オブジェクト)上に位置する時間を計測/
測定する。クリック種別表示部109は、時間測定部1
08により測定された時間が予め設定された時間を経過
した場合に、アイコンに対して実行可能な操作(クリッ
ク)の種別が表された操作オブジェクトを表示装置10
1に表示する。
ングデバイス103のカーソルの表示装置101上での
位置を検出し、時間測定部108は、カーソルがアイコ
ン(操作対象オブジェクト)上に位置する時間を計測/
測定する。クリック種別表示部109は、時間測定部1
08により測定された時間が予め設定された時間を経過
した場合に、アイコンに対して実行可能な操作(クリッ
ク)の種別が表された操作オブジェクトを表示装置10
1に表示する。
【0020】クリック信号発信部110は、表示された
操作オブジェクト内の操作種別(ここではクリック種
別)のいずれかの箇所にカーソルが位置した場合に、そ
の位置するクリック種別に対応するクリック信号を出力
する。クリック種別表示時間設定部111は、キーボー
ド等を介してのユーザからの指示操作に基づき、操作オ
ブジェクトを表示装置101に表示させるための制御に
用いる情報、すなわち、カーソルが操作対象オブジェク
ト上に位置する時間を予め設定する。そして、制御部1
12は、上記各機能を制御する。
操作オブジェクト内の操作種別(ここではクリック種
別)のいずれかの箇所にカーソルが位置した場合に、そ
の位置するクリック種別に対応するクリック信号を出力
する。クリック種別表示時間設定部111は、キーボー
ド等を介してのユーザからの指示操作に基づき、操作オ
ブジェクトを表示装置101に表示させるための制御に
用いる情報、すなわち、カーソルが操作対象オブジェク
ト上に位置する時間を予め設定する。そして、制御部1
12は、上記各機能を制御する。
【0021】このような構成により、本例のポインティ
ングデバイス制御システムでは、表示装置101の画面
上に、次の図2に示すようにして、操作対象オブジェク
トとしてのアイコンとポインティングデバイスのカーソ
ル等を表示する。
ングデバイス制御システムでは、表示装置101の画面
上に、次の図2に示すようにして、操作対象オブジェク
トとしてのアイコンとポインティングデバイスのカーソ
ル等を表示する。
【0022】図2は、図1のポインティングデバイス制
御システムにおける表示装置での第1の表示画面例を示
す説明図である。本例では、ポインティングデバイスの
カーソル206が、複数のアイコン201〜205から
離れた位置に表示されている。この状態から、次の図3
で示すように、カーソル206が、任意のアイコン20
1〜205の領域上に移動すると、図1のカーソル位置
検出部107が、その旨を検出し、時間測定部108が
起動する。
御システムにおける表示装置での第1の表示画面例を示
す説明図である。本例では、ポインティングデバイスの
カーソル206が、複数のアイコン201〜205から
離れた位置に表示されている。この状態から、次の図3
で示すように、カーソル206が、任意のアイコン20
1〜205の領域上に移動すると、図1のカーソル位置
検出部107が、その旨を検出し、時間測定部108が
起動する。
【0023】図3は、図1のポインティングデバイス制
御システムにおける表示装置での第2の表示画面例を示
す説明図である。本例では、カーソル206が、操作対
象のアイコン205上の領域に位置しており、この状態
が連続する時間を、図1の時間測定部108が測定す
る。
御システムにおける表示装置での第2の表示画面例を示
す説明図である。本例では、カーソル206が、操作対
象のアイコン205上の領域に位置しており、この状態
が連続する時間を、図1の時間測定部108が測定す
る。
【0024】そして、所定の時間を経過した場合、図1
のクリック種別表示部109が起動し、そのアイコン2
05近傍に、そのアイコン205に対する複数の操作の
内容を表わす操作オブジェクトとしてのボタン302〜
304からなる操作メニュー301を表示する。本例で
の実行操作はクリックであり、その一般的なクリック種
別としては、シングルクリック(以下単に、「クリッ
ク」と略す)とダブルクリックがある。
のクリック種別表示部109が起動し、そのアイコン2
05近傍に、そのアイコン205に対する複数の操作の
内容を表わす操作オブジェクトとしてのボタン302〜
304からなる操作メニュー301を表示する。本例で
の実行操作はクリックであり、その一般的なクリック種
別としては、シングルクリック(以下単に、「クリッ
ク」と略す)とダブルクリックがある。
【0025】クリックとは、例えばマウスの左側のボタ
ンを一回押す動作、また、ダブルクリックはマウスの左
側のボタンを2度連続して押す動作である。さらに、マ
ウスの右側のボタンを一度押す動作も頻繁に行われる。
従って、本例では、以上3種類のクリック種別(左クリ
ック、右クリック、ダブルクリック)を操作オブジェク
トとする。
ンを一回押す動作、また、ダブルクリックはマウスの左
側のボタンを2度連続して押す動作である。さらに、マ
ウスの右側のボタンを一度押す動作も頻繁に行われる。
従って、本例では、以上3種類のクリック種別(左クリ
ック、右クリック、ダブルクリック)を操作オブジェク
トとする。
【0026】そして本例に示す画面で、クリック(左ク
リック)、ダブルクリック、右ボタンクリックの各操作
を実行する場合、ユーザは、次の図4で示すように、カ
ーソル206を所望のボタン302〜304上に移動さ
せるだけで良く、従来のマウス等に設けられた物理的な
ボタンのクリック操作は不要である。
リック)、ダブルクリック、右ボタンクリックの各操作
を実行する場合、ユーザは、次の図4で示すように、カ
ーソル206を所望のボタン302〜304上に移動さ
せるだけで良く、従来のマウス等に設けられた物理的な
ボタンのクリック操作は不要である。
【0027】図4は、図1のポインティングデバイス制
御システムにおける表示装置での第3の表示画面例を示
す説明図である。本例は、ユーザが「ダブルクリック」
を選択したことを示している。すなわち、カーソル20
6が、ダブルクリックに対応付けられたボタン303上
に置かれると、直ちに図1のクリック信号発信部110
が起動し、「ダブルクリック」の実行を指示する信号が
制御部112に送出され、制御部112は、例えば、ア
イコン205に対応付けられたプログラムを立ち上げ
る。
御システムにおける表示装置での第3の表示画面例を示
す説明図である。本例は、ユーザが「ダブルクリック」
を選択したことを示している。すなわち、カーソル20
6が、ダブルクリックに対応付けられたボタン303上
に置かれると、直ちに図1のクリック信号発信部110
が起動し、「ダブルクリック」の実行を指示する信号が
制御部112に送出され、制御部112は、例えば、ア
イコン205に対応付けられたプログラムを立ち上げ
る。
【0028】さらに本例では、操作オブジェクトとして
のボタン302〜304からなる操作メニュー301の
周辺には領域301aが予め定められており、図1のカ
ーソル位置検出部107でカーソル206がこの領域3
01a内を移動中であることを検出している間は、操作
メニュー301の表示を継続する。これにより、ユーザ
によるカーソルの移動操作に対して、ある程度の余裕を
持たせることができる。
のボタン302〜304からなる操作メニュー301の
周辺には領域301aが予め定められており、図1のカ
ーソル位置検出部107でカーソル206がこの領域3
01a内を移動中であることを検出している間は、操作
メニュー301の表示を継続する。これにより、ユーザ
によるカーソルの移動操作に対して、ある程度の余裕を
持たせることができる。
【0029】尚、図1のクリック信号発信部110は、
カーソル206が、ダブルクリックに対応付けられたボ
タン303上に置かれた状態が予め定められた時間経過
した場合に、「ダブルクリック」の実行を指示する信号
を制御部112に送出することとしても良い。これによ
り、ユーザの意図しない誤った操作オブジェクトの選択
を回避することができる。
カーソル206が、ダブルクリックに対応付けられたボ
タン303上に置かれた状態が予め定められた時間経過
した場合に、「ダブルクリック」の実行を指示する信号
を制御部112に送出することとしても良い。これによ
り、ユーザの意図しない誤った操作オブジェクトの選択
を回避することができる。
【0030】以下、このようなポインティングデバイス
制御システムの動作説明を、図5を用いて説明する。図
5は、本発明のポインティングデバイス制御方法の一実
施例を示すフローチャートとである。本例は、図1にお
けるポインティングデバイス制御システムの動作を示す
ものであり、図2〜図4の画面例に基づき説明する。
制御システムの動作説明を、図5を用いて説明する。図
5は、本発明のポインティングデバイス制御方法の一実
施例を示すフローチャートとである。本例は、図1にお
けるポインティングデバイス制御システムの動作を示す
ものであり、図2〜図4の画面例に基づき説明する。
【0031】まず、図1のカーソル位置検出部107に
より、カーソル206が操作対象となるアイコン201
〜205上にあるか否かを常に監視する(ステップ50
1)。カーソル206がアイコン201〜205と重な
った場合、時間測定部108を動作させ時間測定(計
測)を開始する(ステップ502)。
より、カーソル206が操作対象となるアイコン201
〜205上にあるか否かを常に監視する(ステップ50
1)。カーソル206がアイコン201〜205と重な
った場合、時間測定部108を動作させ時間測定(計
測)を開始する(ステップ502)。
【0032】ここで、事前にユーザにより図1のクリッ
ク種別表示時間設定部111を介して定義されたクリッ
ク種別の表示時間(一定時間X)内に、ポインティング
デバイス103の動作によりカーソル206の表示状態
が図2に示すようにアイコン201〜205上から離れ
た場合(ステップ503,504)、時間測定を中止し
(ステップ509)、初期状態(ステップ501)に戻
る。
ク種別表示時間設定部111を介して定義されたクリッ
ク種別の表示時間(一定時間X)内に、ポインティング
デバイス103の動作によりカーソル206の表示状態
が図2に示すようにアイコン201〜205上から離れ
た場合(ステップ503,504)、時間測定を中止し
(ステップ509)、初期状態(ステップ501)に戻
る。
【0033】また、ステップ503,504において、
カーソル206がアイコン205と重なった状態で、一
定時間Xを経過した場合、図1のクリック種別表示部1
09により、図3に示すようにアイコン205の近傍に
操作オブジェクトとしてのボタン302〜304からな
る操作メニュー301を表示する(ステップ505)。
その後、表示された操作メニュー301内のいずれかの
ボタン302〜304上にカーソル206があるかどう
かを判定する(ステップ506)。
カーソル206がアイコン205と重なった状態で、一
定時間Xを経過した場合、図1のクリック種別表示部1
09により、図3に示すようにアイコン205の近傍に
操作オブジェクトとしてのボタン302〜304からな
る操作メニュー301を表示する(ステップ505)。
その後、表示された操作メニュー301内のいずれかの
ボタン302〜304上にカーソル206があるかどう
かを判定する(ステップ506)。
【0034】図4に示すように、操作メニュー301内
のボタン303上にカーソル206がある場合は、カー
ソル206が位置するボタン303のクリック種別(ダ
ブルクリック)に応じた信号を図1のクリック信号発信
部110により出力し(ステップ508)、時間計測
(測定)を解除し(ステップ509)、初期状態のステッ
プ501に戻る。
のボタン303上にカーソル206がある場合は、カー
ソル206が位置するボタン303のクリック種別(ダ
ブルクリック)に応じた信号を図1のクリック信号発信
部110により出力し(ステップ508)、時間計測
(測定)を解除し(ステップ509)、初期状態のステッ
プ501に戻る。
【0035】しかし、ステップ506において、表示さ
れた操作メニュー301内のいずれのボタン302〜3
04上にもカーソル206がない場合、対象のアイコン
201〜205上、または操作オブジェクト301の領
域におけるボタン302〜304以外の領域上にカーソ
ル206があるかどうかを判定する(ステップ507)
れた操作メニュー301内のいずれのボタン302〜3
04上にもカーソル206がない場合、対象のアイコン
201〜205上、または操作オブジェクト301の領
域におけるボタン302〜304以外の領域上にカーソ
ル206があるかどうかを判定する(ステップ507)
【0036】無い場合は初期状態(ステップ501)に
戻り、有る場合には、ユーザがどのボタン302〜30
4を選択するかどうか思考中であると考えられるため、
ステップ506へ戻りユーザからの入力を待つ。
戻り、有る場合には、ユーザがどのボタン302〜30
4を選択するかどうか思考中であると考えられるため、
ステップ506へ戻りユーザからの入力を待つ。
【0037】なお、この図5に示した処理を行うプログ
ラムを図1におけるCD−ROM106に記録してお
き、CD−ROMドライブ105により処理装置102
にインストールすることにより時間測定部108、カー
ソル位置検出部107、クリック種別表示部109、ク
リック信号発生部110、クリック種別表示時間設定部
111、制御部112等を作成しても同様の効果が得ら
れる。
ラムを図1におけるCD−ROM106に記録してお
き、CD−ROMドライブ105により処理装置102
にインストールすることにより時間測定部108、カー
ソル位置検出部107、クリック種別表示部109、ク
リック信号発生部110、クリック種別表示時間設定部
111、制御部112等を作成しても同様の効果が得ら
れる。
【0038】以上、図1〜図5を用いて説明したよう
に、本例のポインティングデバイス制御システムとポイ
ンティングデバイス制御方法では、ユーザが操作対象の
アイコン(オブジェクト)をポインティングデバイスで
指定して所望の操作を実行する場合、そのアイコン上に
カーソルを重ねることにより操作種別が表示され、さら
に、表示された操作種別にカーソルを重ねるだけで、操
作対象のアイコンに対する所望の操作の実行を指示入力
することができる。
に、本例のポインティングデバイス制御システムとポイ
ンティングデバイス制御方法では、ユーザが操作対象の
アイコン(オブジェクト)をポインティングデバイスで
指定して所望の操作を実行する場合、そのアイコン上に
カーソルを重ねることにより操作種別が表示され、さら
に、表示された操作種別にカーソルを重ねるだけで、操
作対象のアイコンに対する所望の操作の実行を指示入力
することができる。
【0039】従って、マウス等における物理的なボタン
のクリック動作が不要となる。これにより、ポインティ
ングデバイスを用いた操作の操作性および利便性を向上
でき、コンピュータ操作の不得手な利用者でも、コンピ
ュータシステムの操作を容易に行うことができる。
のクリック動作が不要となる。これにより、ポインティ
ングデバイスを用いた操作の操作性および利便性を向上
でき、コンピュータ操作の不得手な利用者でも、コンピ
ュータシステムの操作を容易に行うことができる。
【0040】さらに、マウスやトラックボール等に付属
するクリックボタンが不要となるので、本例の技術を小
型携帯端末等に適用することにより、その更なる小型化
と操作性および利便性の向上を図ることができる。
するクリックボタンが不要となるので、本例の技術を小
型携帯端末等に適用することにより、その更なる小型化
と操作性および利便性の向上を図ることができる。
【0041】尚、本発明は、図1〜図5を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、
図2〜図4におけるアイコン201〜205を操作対象
のオブジェクトとみなしているが、画面上のアイコン2
01〜205以外の領域、例えば通常、壁紙と呼ばれて
いる部分もある種のオブジェクトと考えることもでき
る。この場合、当該壁紙の領域にカーソルが存在する場
合にも、操作オブジェクトを表示させることもできる。
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、
図2〜図4におけるアイコン201〜205を操作対象
のオブジェクトとみなしているが、画面上のアイコン2
01〜205以外の領域、例えば通常、壁紙と呼ばれて
いる部分もある種のオブジェクトと考えることもでき
る。この場合、当該壁紙の領域にカーソルが存在する場
合にも、操作オブジェクトを表示させることもできる。
【0042】さらに、通常、操作対象のオブジェクト
(アイコン)の種類により操作種別が異なるので、操作
対象のオブジェクト毎に操作可能な種別をテーブルとし
て処理装置102に記憶させておき、操作種別を表示さ
せる際に、操作可能な種別のみ表示させることもでき
る。
(アイコン)の種類により操作種別が異なるので、操作
対象のオブジェクト毎に操作可能な種別をテーブルとし
て処理装置102に記憶させておき、操作種別を表示さ
せる際に、操作可能な種別のみ表示させることもでき
る。
【0043】また、図5のフローチャートにおいて、ス
テップ506の後、図4で説明したように、カーソル2
06がボタン303上に置かれた状態が予め定められた
時間経過した場合に、ステップ508で、そのクリック
種別の操作(ダブルクリック)の実行を指示する信号を
送出することとしても良い。
テップ506の後、図4で説明したように、カーソル2
06がボタン303上に置かれた状態が予め定められた
時間経過した場合に、ステップ508で、そのクリック
種別の操作(ダブルクリック)の実行を指示する信号を
送出することとしても良い。
【0044】また、図1のクリック種別表示時間設定部
111による設定時間を「0」とすることにより、カー
ソル206がアイコン201〜205上に位置した場
合、直ちに、操作オブジェクトとしてのボタン302〜
304からなる操作メニュー301を表示することでも
良い。
111による設定時間を「0」とすることにより、カー
ソル206がアイコン201〜205上に位置した場
合、直ちに、操作オブジェクトとしてのボタン302〜
304からなる操作メニュー301を表示することでも
良い。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、マウスのクリックボタ
ン等を押すことなく、簡単な操作で、アイコン等のオブ
ジェクトに対する、ダブルクリックや左・右クリック等
の複数の操作を実行でき、コンピュータの操作性や利便
性の向上を図ることが可能である。
ン等を押すことなく、簡単な操作で、アイコン等のオブ
ジェクトに対する、ダブルクリックや左・右クリック等
の複数の操作を実行でき、コンピュータの操作性や利便
性の向上を図ることが可能である。
【図1】本発明のポインティングデバイス制御システム
の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。
の本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のポインティングデバイス制御システムに
おける表示装置での第1の表示画面例を示す説明図であ
る。
おける表示装置での第1の表示画面例を示す説明図であ
る。
【図3】図1のポインティングデバイス制御システムに
おける表示装置での第2の表示画面例を示す説明図であ
る。
おける表示装置での第2の表示画面例を示す説明図であ
る。
【図4】図1のポインティングデバイス制御システムに
おける表示装置での第3の表示画面例を示す説明図であ
る。
おける表示装置での第3の表示画面例を示す説明図であ
る。
【図5】本発明のポインティングデバイス制御方法の一
実施例を示すフローチャートである。
実施例を示すフローチャートである。
101…表示装置(ディスプレイ)、102…処理装
置、103…ポインティングデバイス、104…キーボ
ード、105…CD−ROMドライブ、106…CD−
ROM、107…カーソル位置検出部、108…時間測
定部、109…クリック種別表示部、110…クリック
信号発信部、111…クリック種別表示時間設定部、1
12…制御部、201〜205…アイコン、206…カ
ーソル、301…操作メニュー、301a…領域、30
2〜304…ボタン。
置、103…ポインティングデバイス、104…キーボ
ード、105…CD−ROMドライブ、106…CD−
ROM、107…カーソル位置検出部、108…時間測
定部、109…クリック種別表示部、110…クリック
信号発信部、111…クリック種別表示時間設定部、1
12…制御部、201〜205…アイコン、206…カ
ーソル、301…操作メニュー、301a…領域、30
2〜304…ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二郷 正樹 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号 株式 会社日立情報システムズ内 Fターム(参考) 5E501 AA02 BA05 CB09 CB10 EA05 EA33 EB01 EB05 FA05 FA22 FA43
Claims (9)
- 【請求項1】表示装置の画面に表示された操作対象オブ
ジェクトに対して、ポインティングデバイスを用いて操
作を行うコンピュータにおけるポインティングデバイス
制御システムであって、前記ポインティングデバイスの
カーソルの位置を検出する検出手段と、該検出手段で前
記カーソルが前記操作対象オブジェクト上に存在するこ
とを検出した場合、該操作対象オブジェクトに対して実
行される操作を表わす操作オブジェクトを表示する表示
手段と、前記検出手段で前記カーソルが前記表示手段で
表示された前記操作オブジェクト上に存在することを検
出した場合、該操作オブジェクトに基づく操作実行を指
示する情報を送出する発信手段とを有し、該発信手段か
らの情報に基づき上記操作対象オブジェクトに対する操
作を実行することを特徴とするポインティングデバイス
制御システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載のポインティングデバイ
ス制御システムにおいて、前記検出手段で前記カーソル
が前記操作対象オブジェクト上に存在することを検出し
た場合、前記カーソルが前記操作対象オブジェクト上に
連続して存在する時間を計測する時間測定手段を有し、
該時間測定手段で計測した時間が予め定められた時間に
なった場合に前記表示手段による前記操作オブジェクト
の表示を行うことを特徴とするポインティングデバイス
制御システム。 - 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
かに記載のポインティングデバイス制御システムにおい
て、前記検出手段で前記カーソルが前記操作オブジェク
ト上に存在することを検出した場合、前記カーソルが前
記操作オブジェクト上に連続して存在する時間を計測す
る第2の時間測定手段を有し、該第2の時間測定手段で
計測した時間が予め定められた時間になった場合に、前
記発信手段から前記操作実行を指示する情報を送出する
ことを特徴とするポインティングデバイス制御システ
ム。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
のポインティングデバイス制御システムにおいて、前記
表示手段は、前記検出手段で前記カーソルが前記操作オ
ブジェクトの周辺の予め定められた領域に存在すること
を検出している間、前記操作オブジェクトを表示させて
おく手段を有することを特徴とするポインティングデバ
イス制御システム。 - 【請求項5】 表示装置の画面に表示された操作対象オ
ブジェクトに対して、ポインティングデバイスを用いて
操作を行うコンピュータにおけるポインティングデバイ
ス制御方法であって、前記ポインティングデバイスのカ
ーソルが前記操作対象オブジェクト上に存在することを
検出した場合、該操作対象オブジェクトに対して実行さ
れる操作を表わす操作オブジェクトを表示するステップ
と、前記カーソルが前記操作オブジェクト上に存在する
ことを検出した場合、該操作オブジェクトに基づく操作
実行を指示する情報を送出するステップと、前記情報に
基づき上記操作対象オブジェクトに対する操作を実行す
るステップとを有することを特徴とするポインティング
デバイス制御方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載のポインティングデバイ
ス制御方法において、前記カーソルが前記操作対象オブ
ジェクト上に存在することを検出した場合、前記カーソ
ルが前記操作対象オブジェクト上に連続して存在する時
間を計測するステップと、該ステップで計測した時間が
予め定められた時間になった場合に前記操作オブジェク
トの表示を行うステップとを有することを特徴とするポ
インティングデバイス制御方法。 - 【請求項7】 請求項5、もしくは、請求項6のいずれ
かに記載のポインティングデバイス制御方法において、
前記カーソルが前記操作オブジェクト上に存在すること
を検出した場合、前記カーソルが前記操作オブジェクト
上に連続して存在する時間を計測するステップと、該ス
テップで計測した時間が予め定められた時間になった場
合に、前記操作オブジェクトに基づく操作実行を指示す
る情報を送出するステップとを有することを特徴とする
ポインティングデバイス制御方法。 - 【請求項8】 請求項5から請求項7のいずれかに記載
のポインティングデバイス制御方法において、前記カー
ソルが前記操作オブジェクトの周辺の予め定められた領
域に存在することを検出している間、該操作オブジェク
トを表示させておくステップを有することを特徴とする
ポインティングデバイス制御方法。 - 【請求項9】 コンピュータが読み取り可能なプログラ
ムおよびデータを記録する記録媒体であって、請求項5
から請求項8のいずれかに記載の各ステップの処理をコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したこ
とを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4787499A JP2000242385A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | ポインティングデバイス制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4787499A JP2000242385A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | ポインティングデバイス制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000242385A true JP2000242385A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12787539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4787499A Pending JP2000242385A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | ポインティングデバイス制御システムと制御方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000242385A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008010278A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Panasonic Corporation | dispositif de commande de SAISIE |
JP2010271982A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 携帯端末装置及びプログラム |
JP2012037978A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
JP2017041213A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | ヤマハ株式会社 | 合成音声編集装置 |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP4787499A patent/JP2000242385A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008010278A1 (fr) * | 2006-07-20 | 2008-01-24 | Panasonic Corporation | dispositif de commande de SAISIE |
JP4768023B2 (ja) * | 2006-07-20 | 2011-09-07 | パナソニック株式会社 | 入力制御装置 |
US8276100B2 (en) | 2006-07-20 | 2012-09-25 | Panasonic Corporation | Input control device |
JP2010271982A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Nec Casio Mobile Communications Ltd | 携帯端末装置及びプログラム |
JP2012037978A (ja) * | 2010-08-04 | 2012-02-23 | Sony Corp | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
US8954888B2 (en) | 2010-08-04 | 2015-02-10 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method and program associated with a graphical user interface with proximity sensor triggered menu options |
JP2017041213A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | ヤマハ株式会社 | 合成音声編集装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040302 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040625 |