JPH06274294A - 情報処理方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続されるプリンタで給紙可能な複数の用紙
サイズの設定状態を確認して設定を変更できるととも
に、種々のデータ処理を効率よく行える。 【構成】 接続されたプリンタのプリントモードの設定
状態を画面に表示し、該表示された複数の給紙位置候補
の中から任意の給紙位置を選択し、該選択された給紙位
置を画面に表示し、該給紙位置表示中に入力される用紙
サイズ選択指示に基づいて用紙サイズ選択用の画面を表
示し、該表示された用紙サイズの候補の中から所望の用
紙サイズを選択し、既に選択された給紙位置の用紙サイ
ズを選択された用紙サイズに変更し、該変更された用紙
サイズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新のプリ
ントモードとして記憶媒体に順次更新可能に登録する構
成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、入力されたデータを処
理してプリンタから出力する情報処理方法およびその装
置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、情報処理装置、例えばホストコン
ピュータで起動される種々のアプリケーションプログラ
ムに基づいて種々のデータ編集がなされ、編集後のデー
タが、インタフェースを介して接続されるプリンタ又は
ネットワークプリンタ等から印刷される。

【０００３】この場合において、プリンタとホストとの
プリントモード設定は、印刷したい用紙サイズを指定す
るのに、コンピュータに接続されているプリンタ本体を
制御するためのプログラム（プリンタドライバ）のプリ
ントモード設定機能を利用している。

【０００４】そして、ユーザが任意の用紙サイズを指定
するのには、プリンタドライバが提供するプリントモー
ド設定画面に用意された用紙サイズのリストから、利用
したい（プリンタ本体に準備されている）用紙サイズを
１つだけ選択することことによって設定を行っていた。

【０００５】また、ホスト側でのデータ処理において、
種々のアプリケーション起動に伴い種々のデータフォー
マットのデータ所望のフォーマットに変換しながらデー
タ処理を行う場合がある。

【０００６】この場合において、データフォーマット変
換方式は、元のデータフォーマットを把握した上で変換
要求に合ったデータフォーマット変換ツールを選択して
起動させる。その後、変換ツール（変換プログラム）の
指示に合わせて元のデータファイル名，変換後のデータ
ファイル名，変換したいデータフォーマット等を入力す
ることでデータフォーマットの変換を行っていた。

【０００７】さらに、ホスト側でのデータ編集処理、特
にドキュメント編集処理において、表示される文書量は
表示装置の画面サイズとその表示解像度により制限を受
ける。

【０００８】従って、ドキュメント編集中に同じドキュ
メント中の別の箇所を参照しようとするとき、一般的に
は現在編集中のドキュメントを表示している画面の表示
領域を移動させて目的の箇所を探して参照していた。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置に
おけるプリント制御方法は上記のようになされているの
で、例えばプリントモード設定方法において、一度に単
一の用紙サイズしか扱わない場合、つまりプリンタ自体
が１サイズの用紙しか給紙できないか、印刷しようとし
ている原稿が１サイズだけで構成されているようなとき
は、コンピュータ側のプリントモード設定も用紙サイズ
が１つだけ選択できれば十分であった。

【００１０】ところが、複数の用紙サイズを扱う場合、
つまりプリンタ自体に複数の用紙サイズを給紙する機構
があり、その中から原稿によって用紙サイズを使い分け
たい時においては対応することができないという問題点
があった。

【００１１】また、プリンタ本体が複数の給紙機構を持
つ場合には、それぞれの給紙口にいかなるサイズの用紙
が準備されているか不定になるため、コンピュータ側で
プリンタ本体の状態が検出できないときには、ユーザが
明示的にコンピュータ側のプリントモードを設定する煩
雑な操作負担を強いてしまう等の問題点があった。

【００１２】さらに、従来のデータフォーマット変換方
式では、１つのデータファイルを変換するだけの時は良
いが、多数のデータファイルを変換したい時には、上述
の手順を何度も繰り返さなければならない問題点があっ
た。

【００１３】また、元のデータフォーマットあるいは変
換したいデータフォーマットが複数になったりすると、
データフォーマット変換ツールを選択し直さなければな
らなくなり、変換に要する手順が複雑となって、データ
フォーマット変換するために非常に手間がかかってしま
う等の問題点があった。

【００１４】さらに、従来のドキュメント編集方式で
は、編集中の箇所から大きく離れた箇所を参照したとき
に、再び元の編集中の箇所に画面表示を戻そうとしても
すぐにはできず画面表示を移動させながら捜し出さなけ
ればならないという問題点があった。

【００１５】また、参照した箇所のドキュメント内容を
引用しようとするときなどに、同時に参照箇所と編集箇
所とを表示できないため、まず、参照箇所を探し出して
その内容をあらかじめオペレータが覚えているか、ある
いはコピー機能があればそれを利用してメモリに記憶さ
せ、それから再び編集中の箇所を探し出して、そこに引
用内容を反映させるといった手順をふまなければならな
い。

【００１６】このように、従来のような方式では、編集
中に別の箇所を参照使用とすると非常に手間がかかり、
編集効率が悪いという問題点があった。

【００１７】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、接続されるプリンタのモード情報をモ
ニタすることにより、接続されるプリンタで給紙可能な
複数の用紙サイズの設定状態を確認して設定を変更でき
るとともに、種々のデータ処理を効率よく行える情報処
理方法およびその装置を提供することを目的とする。

【００１８】

【課題を解決するための手段】本発明に係る第１の情報
処理方法は、接続されたプリンタのプリントモードの設
定状態を画面に表示し、該表示された複数の給紙位置候
補の中から任意の給紙位置を選択し、該選択された給紙
位置を画面に表示し、該給紙位置表示中に入力される用
紙サイズ選択指示に基づいて用紙サイズ選択用の画面を
表示し、該表示された用紙サイズの候補の中から所望の
用紙サイズを選択し、既に選択された給紙位置の用紙サ
イズを選択された用紙サイズに変更し、該変更された用
紙サイズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新のプ
リントモードとして記憶媒体に順次更新可能に登録す
る。

【００１９】本発明に係る第２の情報処理方法は、デー
タフォーマットを変換する複数のデータファイルを有す
る記憶媒体上のディレクトリを指定し、該指定されたデ
ィレクトリのデータファイルを所望のデータフォーマッ
トに変換するための変換形式をファイル拡張子で指定
し、該指定されたファイル拡張子と指定されたディレク
トリ上の全てのデータファイルの拡張子とを比較し、該
比較の結果不一致となる全てのデータファイルを指定さ
れたファイル拡張子に基づくデータファイルに順次変換
する。

【００２０】本発明に係る第３の情報処理方法は、文書
編集中に、所望の参照文書をイメージで文書編集画面上
に並行表示し、該画面表示された所望の参照文書のイメ
ージを指示し、該指示に基づいて参照文書を前記文書編
集画面と並行して表示可能な参照画面領域を導出し、該
導出された参照画面領域に指示された文書のイメージの
文書データを表示する。

【００２１】本発明に係る情報処理装置は、接続された
プリンタのプリントモードの設定状態を画面に表示する
するとともに、表示された複数の給紙位置候補の中から
選択された給紙位置を画面に表示するモード表示手段
と、このモード表示手段により表示された給紙位置の用
紙サイズを設定変更可能な用紙サイズ候補を表示する用
紙サイズ表示手段と、この用紙サイズ表示手段により表
示された用紙サイズ中から所望の用紙サイズを指示する
指示手段と、この指示手段による指示に基づい既に選択
された給紙位置の用紙サイズを選択された用紙サイズに
変更し、該変更された用紙サイズを含む選択可能な複数
の用紙サイズを最新のプリントモードとして記憶媒体に
順次更新可能に登録するプリントモード登録手段とを有
するものである。

【００２２】

【作用】本発明の第１の情報処理方法によれば、接続さ
れたプリンタのプリントモードの設定状態を画面に表示
し、該表示された複数の給紙位置候補の中から任意の給
紙位置を選択し、該選択された給紙位置を画面に表示
し、該給紙位置表示中に入力される用紙サイズ選択指示
に基づいて用紙サイズ選択用の画面を表示し、該表示さ
れた用紙サイズの候補の中から所望の用紙サイズを選択
し、既に選択された給紙位置の用紙サイズを選択された
用紙サイズに変更し、該変更された用紙サイズを含む選
択可能な複数の用紙サイズを最新のプリントモードとし
て記憶媒体に順次更新可能に登録するので、複数の用紙
サイズを給紙することができる機構を備えたプリンタを
利用する場合にも、ホスト側から任意の給紙位置に任意
の給紙サイズを選択設定することが可能となる。

【００２３】本発明の第２の情報処理方法によれば、デ
ータフォーマットを変換する複数のデータファイルを有
する記憶媒体上のディレクトリを指定し、該指定された
ディレクトリのデータファイルを所望のデータフォーマ
ットに変換するための変換形式をファイル拡張子で指定
し、該指定されたファイル拡張子と指定されたディレク
トリ上の全てのデータファイルの拡張子とを比較し、該
比較の結果不一致となる全てのデータファイルを指定さ
れたファイル拡張子に基づくデータファイルに順次変換
するので、ディレクトリ上のデータファイルを一括し
て、かつ連続的に所望のデータフォーマットに変換する
ことが可能となる。

【００２４】本発明の第３の情報処理方法によれば、文
書編集中に、所望の参照文書をイメージで文書編集画面
上に並行表示し、該画面表示された所望の参照文書のイ
メージを指示し、該指示に基づいて参照文書を前記文書
編集画面と並行して表示可能な参照画面領域を導出し、
該導出された参照画面領域に指示された文書のイメージ
の文書データを表示するので、表示中の文書データを保
持しながら、所望の参照文書の検索と表示を同時に行う
ことが可能となる。

【００２５】本発明に係る情報処理装置は、モード表示
手段が接続されたプリンタのプリントモードの設定状態
を画面に表示するするとともに、表示された複数の給紙
位置候補の中から選択された給紙位置を画面に表示する
し、用紙サイズ表示手段が該表示された給紙位置の用紙
サイズを設定変更可能な用紙サイズ候補を表示した状態
で指示手段により、該表示された用紙サイズ中から所望
の用紙サイズを指示されると、該指示に基づいプリント
モード登録手段が既に選択された給紙位置の用紙サイズ
を選択された用紙サイズに変更し、該変更された用紙サ
イズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新のプリン
トモードとして記憶媒体に順次更新可能に登録するの
で、複数の用紙サイズを給紙することができる機構を備
えたプリンタを利用する場合にも、ホスト側から任意の
給紙位置に任意の給紙サイズを選択設定することが可能
となる。

【００２６】

【実施例】

＜第１実施例＞図１は第１の情報処理装置の構成の一例
を説明するブロック図である。

【００２７】図において、１は中央処理装置（ＣＰＵ）
で、ＣＰＵバスを介して記憶装置（ＲＯＭ）２，記憶装
置（ＲＡＭ）３，表示装置４，入力装置５，通信装置６
等が接続されている。なお、入力装置５は、各種プリン
トモード設定に必要な入力指示を行うとともに、通常の
文字情報入力を行えるように構成されている。７は通信
装置で、上記通信装置６と所定のプロトコルで通信し、
記録装置（プリンタ）８に印刷情報を受信するととも
に、プリンタ状態情報を通信装置６を介して中央処理装
置１に送出する。２５ａはキーボード、２５ｂはポイン
ティングバイスである。

【００２８】このように構成された第１の情報処理装置
において、モード表示手段（本実施例ではＣＰＵ１の機
能処理による）が接続されたプリンタのプリントモード
の設定状態を画面（表示装置４の画面）に表示するする
とともに、表示された複数の給紙位置候補の中から選択
された給紙位置を画面に表示するし、用紙サイズ表示手
段（本実施例ではＣＰＵ１の機能処理による）が該表示
された給紙位置の用紙サイズを設定変更可能な用紙サイ
ズ候補を表示した状態で指示手段（ポインティングデバ
イス２５ｂ）により、該表示された用紙サイズ中から所
望の用紙サイズを指示されると、該指示に基づいプリン
トモード登録手段（本実施例ではＣＰＵ１の機能処理に
よる）が既に選択された給紙位置の用紙サイズを選択さ
れた用紙サイズに変更し、該変更された用紙サイズを含
む選択可能な複数の用紙サイズを最新のプリントモード
として記憶媒体に順次更新可能に登録するので、複数の
用紙サイズを給紙することができる機構を備えたプリン
タを利用する場合にも、ホスト側から任意の給紙位置に
任意の給紙サイズを選択設定することが可能となる。

【００２９】図２は、図１に示した表示装置４に表示さ
れるプリンタ設定指示画面の一例を示す模式図であり、
（ａ）はプリントモード設定画面を示し、（ｂ）は用紙
サイズ選択画面を示し、（ｃ）はプリントモード設定画
面を示す。

【００３０】これらの図において、ＣＢはクローズボッ
クスで、例えば図示しないカーソルで、この箇所を指示
し、入力装置５としてのポインティングデバイス（マウ
ス）でクリックすると画面が閉じる。Ｆはイメージ表示
されるプリンタモデルで、接続されたプリンタ８のシス
テム機能を表示する。なお、本実施例ではオプションソ
ータが接続され、かつ複数のカセットに異なるサイズ、
例えばＡ３，Ａ４，Ｂ５が図示されるカセット装着位置
にセットされている状態を示してる。

【００３１】Ｂ１〜Ｂ３はそれぞれボタンで、これらの
ボタンＢ１〜Ｂ３を指示することにより、登録／取消／
選択等の指示をＣＰＵ１に通知する。Ｋはスクロールバ
ーで、利用可能な用紙サイズ候補を検索する際にカーソ
ルで指示する。

【００３２】以下、図３に示すフローチャートを参照し
ながら本発明の第１の情報処理方法について説明する。

【００３３】図３は本発明の第１の情報処理方法の一例
を説明するフローチャートである。なお、（１）〜
（８）は各ステップを示す。また、各ステップは、処理
の実現に必要なプログラムが記憶装置２から読み出さ
れ、これをＣＰＵ１が実行する。さらに、本実施例にお
ける画面への表示は全て表示装置４に行われるととも
に、ユーザからの設定操作は全て入力装置５によって行
われる。

【００３４】まず、図２の（ａ）に示すように、本実施
例によるプリントモード設定処理をを開始すると、プリ
ンタによる印刷処理を行うために必要な各種プリントモ
ードの設定画面が、記憶装置３から読み出された最新の
プリントモード設定状態を設定状態表示ステップにより
表示装置４上に表示する（１）。次いで、ユーザは表示
装置４上に表示された設定画面の中から給紙位置選択ス
テップにより利用したい給紙位置を入力装置５で指定す
ることで選択する（２）。ここで、選択された給紙位置
は、給紙位置表示ステップにより、プリントモードの設
定状態が表示されている中に反映される。この時、選択
された給紙位置は他の給紙位置と区別するために強調表
示する（３）。

【００３５】次いで、選択操作判定ステップにより、直
前に行われたユーザによる給紙位置選択動作が、入力装
置５としてマウスを利用した場合は、給紙位置選択時に
ボタンを何回クリックしたかで判定を行い、１クリック
は給紙位置のみの選択、２クリック（ダブルクリック）
は給紙位置と用紙サイズの選択と判定する（４）。ここ
で、後者を用紙サイズ選択モードとする。

【００３６】そして、給紙位置のみの選択と判定された
場合には、ステップ（８）以降に進み、用紙サイズ選択
モードと判定された場合は、用紙サイズ候補表示ステッ
プにより表示装置４上に選択可能な用紙サイズの候補
を、図２の（ｂ）に示すように表示する（５）。次い
で、用紙サイズ選択ステップによりユーザは、選択して
いる給紙位置で使用したい用紙サイズを表示されている
用紙サイズ候補の中から１つだけ選択する（６）。選択
指示が終了すると表示装置４上から用紙サイズ選択用の
画面は消えて、直前のプリントモードの設定状態表示画
面に戻る。ここで、選択された用紙サイズは、図２の
（ｃ）に示されるように用紙サイズ表示ステップにより
表示装置４上のプリントモードの設定状態表示に反映さ
れる。選択されている給紙位置とそこに選択された用紙
サイズの関係を解かりやすくするため、用紙サイズの表
示は給紙位置と組み合せて行う（７）。

【００３７】次いで、設定状態登録ステップにより、こ
こまでに選択された給紙位置と用紙サイズについて最新
の設定状態は、以降の印刷動作時に利用できるように記
憶装置３に登録更新され（８）、処理を終了する。

【００３８】このように、本発明に係る第１の情報処理
方法によれば、接続されたプリンタのプリントモードの
設定状態を画面に表示し、該表示された複数の給紙位置
候補の中から任意の給紙位置を選択し、該選択された給
紙位置を画面に表示し、該給紙位置表示中に入力される
用紙サイズ選択指示に基づいて用紙サイズ選択用の画面
を表示し、該表示された用紙サイズの候補の中から所望
の用紙サイズを選択し、既に選択された給紙位置の用紙
サイズを選択された用紙サイズに変更し、該変更された
用紙サイズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新の
プリントモードとして記憶媒体に順次更新可能に登録す
るので、複数の用紙サイズを給紙することができる機構
を備えたプリンタを利用する場合にも、ホスト側から任
意の給紙位置に任意の給紙サイズを選択設定することが
可能となる。 ＜第２実施例＞図４は本発明の第２の情報処理装置の構
成の一例を説明する図であり、図１と同一のものには同
一の符号を付してある。

【００３９】この図において、Ｗ１はデータフォーマッ
ト変換対象のデータファイル一覧で、例えばデータファ
イル名と変換候補を示す拡張子を入力するためのアイコ
ンが表示される場合を示す。本実施例では、アイコン中
のカーソル指示に対応してキーボード２５ａより変換方
式を示す拡張子、例えばＴＩＦＦ，ＧＩＦ等を入力す
る。アイコンの下部には、変換前のデータフォーマット
を示す拡張子がデータファイル名とともに表示される。

【００４０】Ｗ２はデータ変換ディレクトリ設定ウイン
ドウで、このウインドウＷ２にウインドウＷ１に表示さ
れた所望のデータファイルアイコンをポインティングデ
バイス２５ｂでドラッグして移動させることにより、デ
ータフォーマット変換処理が起動される構成となってい
る。

【００４１】なお、本実施例では、ウインドウＷ２に
は、変換候補となるデータファイルをキーボード２５ａ
により設定しておく。以下、図５に示すフローチャート
を参照しながら本発明の第２の情報処理方法について説
明する。

【００４２】図５は本発明の第２の情報処理方法の一例
を説明するフローチャートであり、（１）〜（５）は各
ステップを示し、各ステップはＲＯＭ２に記憶されてお
り、これを読み出してＣＰＵ１が実行する構成となって
いる。

【００４３】まず、図４に示すように、表示装置４に出
力される画面を見ながら変換したいデータファイルのフ
ァイル拡張子をキーボード２５ａを操作して、変換した
いフォーマットを表すファイル拡張子に変更するための
データフォーマット変換ディレクトリの設定を行う
（１）。次いで、データファイルをポインティングデバ
イス２５ｂをつかってドラッグし、データフォーマット
変換の対象となっているディレクトリに移動させる。こ
のディレクトリはあらかじめディレクトリ設定処理とキ
ーボード２５ａにより設定されているものとする。

【００４４】次いで、データファイル検出ステップにお
いて、記憶装置３内に設定されたデータフォーマット変
換ディレクトリにデータファイルが存在することが検出
されたかどうかを判定し（２）、データファイルが検出
された時は、続いてデータフォーマット判別ステップに
よりデータファイル内のデータフォーマットが、既存の
どのタイプのデータフォーマットであるかどうかを判別
する（３）。次いで、判別されたデータフォーマットと
データファイルのファイル拡張子によってファイル拡張
子によって表されるデータフォーマットとが一致するか
をデータフォーマット比較ステップで判定し（４）、デ
ータフォーマットが一致した時は、他のデータファイル
へ処理を移し、一致しなかったときは、続くデータフォ
ーマット変換ステップにより、ファイル拡張子で表され
るデータフォーマットへと変換を開始し（５）、データ
変換ディレクトリに設定されたディレクトリのデータフ
ァイルを連続的にフォーマット変換処理する。

【００４５】このように、第２の情報処理方法によれ
ば、データフォーマットを変換する複数のデータファイ
ルを有する記憶媒体上のディレクトリを指定し、該指定
されたディレクトリのデータファイルを所望のデータフ
ォーマットに変換するための変換形式をファイル拡張子
で指定し、該指定されたファイル拡張子と指定されたデ
ィレクトリ上の全てのデータファイルの拡張子とを比較
し、該比較の結果不一致となる全てのデータファイルを
指定されたファイル拡張子に基づくデータファイルに順
次変換するので、ディレクトリ上のデータファイルを一
括して、かつ連続的に所望のデータフォーマットに変換
することが可能となる。

【００４６】なお、本実施例では、グラフィカルユーザ
インタフェース（ＧＵＩ）環境下でのデータフォーマッ
ト変換を実行する場合について説明したが、本発明はこ
のような環境下での処理に限らず、例えば画面表示され
るプランプト状態から、コマンドを入力して上記同様の
データファイルの設定等を行う構成であっても適用でき
る。 ＜第３実施例＞図６は本発明の第３の情報処理装置にお
ける編集画面状態を示す図であり、（ａ）は編集用ウイ
ンドウ画面状態を示し、（ｂ）はマルチ編集ウインドウ
画面状態を示し、ウインドウＷＷ，ＷＷ２をマルチ表示
している。ＯＶはオーバビュー領域を示す。ＭＫはマウ
スカーソルで、図１に示したポインティングデバイス２
５ｂの移動指示に従って画面上を指示する。

【００４７】以下、図７に示すフローチャートを参照し
ながら文字編集処理動作について説明する。

【００４８】図７は本発明の第３の情報処理方法の手順
を示すフローチャートである。なお、（１）〜（６）は
各ステップを示す。また、各ステップで示す手順はＲＯ
Ｍ２に記憶されており、この手順を読み出してＣＰＵ１
が実行する構成となっている。

【００４９】まず、オーバビュー表示ステップにおい
て、図６の（ａ）に示すように、表示装置４に編集中の
ドキュメントが表示されている領域に隣接する領域にオ
ーバビュー領域ＯＶへドキュメントの概略をイメージ
で、例えば複数ページ分表示する（１）。

【００５０】次いで、ポインティング検出ステップにお
いて、通常のドキュメント編集操作が行われている最中
に前記オーバビュー表示領域ＯＶ内の任意の位置が、ポ
インティングデバイス２５ｂで指示されているかどうか
を判定し（２）、ＮＯならば処理を終了し、ＹＥＳなら
ば、ポインティング位置判定ステップにおいて、ポイン
ティング検出ステップによって検出されたオーバビュー
表示領域内の位置（座標）がドキュメント上において有
効であるかどうかを判定する（３）。なお、本実施例で
は、オーバビュー表示領域０Ｖにイメージで描かれたド
キュメント全体図（複数ページも可能）のいずれかのド
キュメント内を指示しているかどうかで判定する。

【００５１】続いて、ポインティング位置変換ステップ
において、ポインティング位置判定ステップにより有効
とされたポインティング位置を該当するドキュメント上
の相当する位置に変換する（４）。次いで、参照用表示
領域検出ステップにより、表示装置４に表示されている
編集中のドキュメント表示領域と重ならないように参照
用の表示領域を確保するために、表示装置４の全表示領
域中から一定サイズ以上確保できる領域を検出する
（５）。編集領域と重ならない領域が得られないとき
は、現在編集中のドキュメント内での位置を考慮した上
で編集に極力支障のない位置にオーバーラップする参照
用表示領域を確保する。

【００５２】そして、最後に、参照内容表示ステップに
おいて、参照用表示領域検出ステップで検出された参照
用の表示領域に、ポインティング位置変換ステップで変
換されたドキュメント上の位置の内容を表示する
（６）。

【００５３】このように、第３の情報処理方法によれ
ば、文書編集中に、所望の参照文書をイメージで文書編
集画面上に並行表示し、該画面表示された所望の参照文
書のイメージを指示し、該指示に基づいて参照文書を前
記文書編集画面と並行して表示可能な参照画面領域を導
出し、該導出された参照画面領域に指示された文書のイ
メージの文書データを表示するので、表示中の文書デー
タを保持しながら、所望の参照文書の検索と表示を同時
に行うことが可能となる。

【００５４】なお、参照内容が表示装置４上に表示され
た後は、再びドキュメント編集を行っていた表示領域内
に制御が復帰し編集作業が続行される。また、この処理
により開かれた参照用表示領域は、編集作業の途中で不
用になった時点でいつでも閉じることができる。

【００５５】また、上記実施例においては、マルチウイ
ンドウ環境で情報処理を行う装置に本発明を適用する場
合について説明したが、本発明は、これだけに限られる
ものではなく、シングルウインドウでの操作環境で情報
処理を行う装置上で起動するドキュメント編集ソフトあ
るいはワードプロセッサ装置にも本発明を適用すること
ができる。

【００５６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の第１の情
報処理方法によれば、接続されたプリンタのプリントモ
ードの設定状態を画面に表示し、該表示された複数の給
紙位置候補の中から任意の給紙位置を選択し、該選択さ
れた給紙位置を画面に表示し、該給紙位置表示中に入力
される用紙サイズ選択指示に基づいて用紙サイズ選択用
の画面を表示し、該表示された用紙サイズの候補の中か
ら所望の用紙サイズを選択し、既に選択された給紙位置
の用紙サイズを選択された用紙サイズに変更し、該変更
された用紙サイズを含む選択可能な複数の用紙サイズを
最新のプリントモードとして記憶媒体に順次更新可能に
登録するので、複数の用紙サイズを給紙することができ
る機構を備えたプリンタを利用する場合にも、ホスト側
から任意の給紙位置に任意の給紙サイズを選択設定する
ことができる。

【００５７】本発明の第２の情報処理方法によれば、デ
ータフォーマットを変換する複数のデータファイルを有
する記憶媒体上のディレクトリを指定し、該指定された
ディレクトリのデータファイルを所望のデータフォーマ
ットに変換するための変換形式をファイル拡張子で指定
し、該指定されたファイル拡張子と指定されたディレク
トリ上の全てのデータファイルの拡張子とを比較し、該
比較の結果不一致となる全てのデータファイルを指定さ
れたファイル拡張子に基づくデータファイルに順次変換
するので、ディレクトリ上のデータファイルを一括し
て、かつ連続的に所望のデータフォーマットに変換する
ことができる。

【００５８】本発明の第３の情報処理方法によれば、文
書編集中に、所望の参照文書をイメージで文書編集画面
上に並行表示し、該画面表示された所望の参照文書のイ
メージを指示し、該指示に基づいて参照文書を前記文書
編集画面と並行して表示可能な参照画面領域を導出し、
該導出された参照画面領域に指示された文書のイメージ
の文書データを表示するので、表示中の文書データを保
持しながら、所望の参照文書の検索と表示を同時に行う
ことができる。

【００５９】本発明に係る情報処理装置によれば、モー
ド表示手段が接続されたプリンタのプリントモードの設
定状態を画面に表示するするとともに、表示された複数
の給紙位置候補の中から選択された給紙位置を画面に表
示するし、用紙サイズ表示手段が該表示された給紙位置
の用紙サイズを設定変更可能な用紙サイズ候補を表示し
た状態で指示手段により、該表示された用紙サイズ中か
ら所望の用紙サイズを指示されると、該指示に基づいプ
リントモード登録手段が既に選択された給紙位置の用紙
サイズを選択された用紙サイズに変更し、該変更された
用紙サイズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新の
プリントモードとして記憶媒体に順次更新可能に登録す
るので、複数の用紙サイズを給紙することができる機構
を備えたプリンタを利用する場合にも、ホスト側から任
意の給紙位置に任意の給紙サイズを選択設定することが
できる等の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の情報処理装置の構成を説明する
ブロック図である。

【図２】図１に示した表示装置に表示されるプリンタ設
定指示画面の一例を示す模式図である。

【図３】本発明の第１の情報処理方法の一例を説明する
フローチャートである。

【図４】本発明の第２の情報処理装置の構成の一例を説
明する図である。

【図５】本発明の第２の情報処理方法の一例を説明する
フローチャートである。

【図６】本発明の第３の情報処理装置における編集画面
状態を示す図である。

【図７】本発明に第３の情報処理方法の一例を手順を示
すフローチャートである。

【符号の説明】

１ ＣＰＵ ２ 記憶装置 ３ 記憶装置 ４ 表示装置 ５ 入力装置 ６ 通信装置 ７ 通信装置 ８ プリンタ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 接続されたプリンタのプリントモードの
   設定状態を画面に表示し、該表示された複数の給紙位置
   候補の中から任意の給紙位置を選択し、該選択された給
   紙位置を画面に表示し、該給紙位置表示中に入力される
   用紙サイズ選択指示に基づいて用紙サイズ選択用の画面
   を表示し、該表示された用紙サイズの候補の中から所望
   の用紙サイズを選択し、既に選択された給紙位置の用紙
   サイズを選択された用紙サイズに変更し、該変更された
   用紙サイズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新の
   プリントモードとして記憶媒体に順次更新可能に登録す
   ることを特徴とする情報処理方法。
2. 【請求項２】 データフォーマットを変換する複数のデ
   ータファイルを有する記憶媒体上のディレクトリを指定
   し、該指定されたディレクトリのデータファイルを所望
   のデータフォーマットに変換するための変換形式をファ
   イル拡張子で指定し、該指定されたファイル拡張子と指
   定されたディレクトリ上の全てのデータファイルの拡張
   子とを比較し、該比較の結果不一致となる全てのデータ
   ファイルを指定されたファイル拡張子に基づくデータフ
   ァイルに順次変換することを特徴とする情報処理方法。
3. 【請求項３】 文書編集中に、所望の参照文書をイメー
   ジで文書編集画面上に並行表示し、該画面表示された所
   望の参照文書のイメージを指示し、該指示に基づいて参
   照文書を前記文書編集画面と並行して表示可能な参照画
   面領域を導出し、該導出された参照画面領域に指示され
   た文書のイメージの文書データを表示することを特徴と
   する情報処理方法。
4. 【請求項４】 接続されたプリンタのプリントモードの
   設定状態を画面に表示するするとともに、表示された複
   数の給紙位置候補の中から選択された給紙位置を画面に
   表示するモード表示手段と、このモード表示手段により
   表示された給紙位置の用紙サイズを設定変更可能な用紙
   サイズ候補を表示する用紙サイズ表示手段と、この用紙
   サイズ表示手段により表示された用紙サイズ中から所望
   の用紙サイズを指示する指示手段と、この指示手段によ
   る指示に基づい既に選択された給紙位置の用紙サイズを
   選択された用紙サイズに変更し、該変更された用紙サイ
   ズを含む選択可能な複数の用紙サイズを最新のプリント
   モードとして記憶媒体に順次更新可能に登録するプリン
   トモード登録手段とを有することを特徴とする情報処理
   装置。