JP2010271979A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機を閉じた状態でも、表示する画像情報に適した操作がタッチスクリーン上で可能であり、またユーザの意図していないタッチスクリーンの操作を防ぐ携帯端末を提供する。
【解決手段】タッチスクリーンに、ある画像が表示されると、主制御部20はその画像情報から表示モードを決定し、記憶されたテーブルを参照して、表示モードに対応する操作ボタンのパターンを呼び出し、「初期表示」の3つの操作ボタンをタッチスクリーンに表示する。操作ボタン4つ以上ある場合、スクロール操作により他の操作ボタンを表示させる。携帯電話機に着呼があると、タッチスクリーン制御部はタッチ操作をロックし、スクロール操作のみ有効とする。ユーザが表示された矢印の方向に従ってスクロール操作すると、スクロール操作を検知して、タッチスクリーン全体をロック解除し、タッチ操作を有効にする。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話等の携帯端末に係り、特にタッチパネルを備えた携帯端末に関する。
従来、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末において、その表示部にタッチパネルを搭載したものが知られている。このようなタッチパネルは、圧力変化や静電容量変化によって形成されるタッチセンサと表示部とを組み合わせており、例えば操作を要求するメニュー画面においてメニュー項目が表示された画面を直接タッチすることによって、タッチされた位置に該当する項目が選択されるようになっている。また、ユーザがタッチパネル上において指やタッチペンなどの物体を移動させ、物体の移動に合わせてスクロールする方法も知られている
携帯電話機の形状が回転2軸式やスライド式の場合、図9に示すように携帯電話機を閉じるとタッチパネルが外側前面に出て、操作キーのすべて、あるいは一部が隠れる。タッチパネルにも一部の操作ボタンが表示されるが、現在表示されている画面情報に適応した操作ボタンが表示されているとは限らず、携帯電話機を閉じた状態での操作は限られてしまう。
特許文献1では、表示画面より大きなサイズのキーボード画像の一部を表示し、ユーザが画面をスクロールすることでキーボード画像を移動させ、所望のキーを入力する技術が開示されている。
特開2003−316502号公報
携帯電話機を閉じている場合、例えば、アドレス帳の検索やメールの閲覧等、単純な操作を行おうとすると、タッチパネル上に対応する最適な操作ボタンが表示されていないことが多い。そのため、携帯電話機をその都度開き、操作キーから操作しなければならず、煩雑である。
また携帯電話機には、バッグ等に入れた場合のタッチパネルの誤動作を防ぐために、キーロック機能が備えられている。ただし、音声着信時においては、ユーザが直ぐに応答できるよう、キーロックを自動解除してタッチパネルのどの位置を押下しても音声着信ができる「エニーキーアンサー機能」を有する携帯電話機が多い。この時、携帯電話機がバッグ等に入っていると、タッチパネルに物が触れて誤って応答してしまい、誤動作を招く可能性がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたもので、携帯電話機を閉じた状態でも、表示する画像情報に適した操作がタッチスクリーン上で可能であり、またユーザの意図していないタッチスクリーンの操作を防ぐ携帯端末を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末は、画像情報を表示する第1の表示領域と、操作キーを表示する第2の表示領域の少なくとも2つの表示領域を有する表示部と、前記表示部へ接触することにより入力を行う接触入力部と、前記接触入力部での入力を検知する接触検知部と、前記表示部で表示される前記画像情報の種類と、対応する前記操作キーのパターンとのテーブルを格納するテーブル記憶部と、前記テーブル記憶部で格納されている前記テーブルから、前記第1の表示領域に表示された前記画像情報の種類に対応する前記操作キーのパターンを読み出し、前記第2の表示領域に表示させる制御部と、を有し、前記第2の表示領域は、所定数の前記操作キーを表示し、制御部が読み出した前記操作キーのパターン全てを、ユーザのスクロール操作により所定数毎に表示する、ことを特徴とする。
本発明に係る携帯端末によれば、携帯電話機を閉じた状態でも、表示する画像情報に適した操作がタッチスクリーン上で可能であり、またユーザの意図していないタッチスクリーンの操作を防ぐ携帯端末を提供することができる。
(A)は本発明の一実施形態に係る携帯電話機の開いた状態の斜視図、(B)は携帯電話機の閉じた状態の斜視図。 本発明の一実施形態に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図。 同上の一実施形態に係る画像情報の種類(表示モード)と対応する操作ボタンのテーブルの一例を示す図。 同上の一実施形態に係る領域A、Bに分割したタッチスクリーンの表示例であり、(A)は領域Bの操作ボタンが3つの場合の表示例を示す図、(B)は領域Bをスクロールする場合の概念図、(C)は領域Bの操作ボタンが4つ以上の場合の操作ボタンの概念図。 同上の一実施形態に係る携帯電話機の(A)「待受けモード」での表示画面、(B)「発信モード」での表示画面、(C)「通常モード」での表示画面を示す図。 同上の一実施形態に係る、領域Bでの操作ボタン表示の動作を示すフローチャート。 同上の一実施形態に係る、領域Bの操作ボタンのスクロール表示順の例であり、(A)は機能ボタンと数字ボタンとが上下2段、(B)は機能ボタンと数字ボタンがそれぞれ複数の段組、(C)は機能ボタンが2段と数字ボタン1段、でのスクロール表示順の例を示す図。 同上の実施形態における、携帯電話機の着呼があった場合の動作を示すフローチャート。 回転2軸式およびスライド式の携帯電話機の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末を適用した携帯電話機1の斜視図であり、(A)は開いた状態を示し、(B)は閉じた状態を示す。携帯電話機1は、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とが、閉じた状態で、相互に一面を覆うように積層されることにより形成されている。これらの上筐体10及び下筐体11は、所定方向(図1のX方向)に相互に所定長さだけスライド可能なように結合されていて、上筐体10を下筐体11に対してスライドさせることにより、閉じた状態から開いた状態に、あるいは開いた状態から閉じた状態に変形される。
上筐体10の外面(下筐体11に対面しない側の面)には、データを表示するとともに接触によりデータを入力するタッチスクリーン12(表示部、接触入力部、接触検知部)、音声を出力するためのレシーバ13、音声を集音するためのマイクロフォン14が設けられている。これらのタッチスクリーン12、レシーバ13、マイクロフォン14は、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出されるように設けられている。よって、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても、ユーザはタッチスクリーン12の画面を視認したり、携帯電話機1を用いて通話を行ったりすることができる。
下筐体11の内面(上筐体10に対面する側の面)には、ユーザが押下することにより指示を入力するための複数の操作キー15が設けられている。携帯電話機1が閉じた状態のとき、これらの操作キー15は、上筐体10により覆われていて外部に露出されていない。上筐体10を下筐体11に対してスライドさせて携帯電話機1を開いた状態に変形させたとき、操作キー15は外部に露出されるので、ユーザは操作キー15を介して指示を入力することができる。
タッチスクリーン12は、データを表示するとともに、接触によってデータが入力される機能を有する。タッチスクリーン12は、文字や画像等からなる表示データを表示する表示機能、及び、ユーザが指や専用のペンで画面に触れた際にこの接触の位置を検知することにより指示を入力する入力機能の双方の機能を備えたディスプレイである。
タッチスクリーン12は、例えばディスプレイの上に、表面に接触を検知するための素子が複数配置され、さらにその上に透明なスクリーンが積層されることにより形成されている。タッチスクリーン12上での接触を感知する方法は、圧力の変化を感知する感圧式であっても、静電気による電気信号を感知する静電式であっても、その他の方法であっても良い。
図2は、携帯電話機1の概略構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、主制御部20(制御部)、電源回路部21、タッチスクリーン制御部22(接触入力部、接触検知部)、タイマ23、テーブル記憶部24、音声制御部25、通信制御部26、記憶部27、情報記憶媒体28が相互に通信可能に接続されて構成されている。
電源回路部21は、電力供給源(バッテリ等)を備え、所定の操作キーを介した入力に基づいて携帯電話機1の電源のON/OFF状態を切り替え、電源がON状態の場合に電力供給源から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
タッチスクリーン制御部22はタッチスクリーン12に対する入力インタフェースおよび表示インタフェースを備えている。タッチスクリーン12が物体の接触を検知すると、タッチスクリーン制御部22はタッチスクリーン12を点灯し、その接触があった位置座標を取得して主制御部20に伝送する。また、タッチスクリーン12に接触していた物体が離れると、タッチスクリーン制御部22は接触時に取得した位置座標を消去する。また、例えばユーザの指がタッチスクリーン12に接触したまま任意の方向へなぞると、タッチスクリーン制御部22はなぞった始点と終点の接触位置座標を取得し主制御部20に伝送する。
またタッチスクリーン制御部22は、タッチスクリーン12の表示領域を、座標により画像情報を表示する領域(領域Aとする)と操作ボタンを表示する領域(領域Bとする)の2つに分け(図4等参照)、検知した位置座標から、どの領域に接触したかを判別する。
またタッチスクリーン制御部22は、主制御部20の制御に基づいて、文書データや画像データ等をタッチスクリーン12に表示する。
タイマ23は、タッチスクリーン12への接触を検知すると起動し計時する。
操作キー15での入力あるいはタッチスクリーン12での接触入力が行われた時、タッチスクリーン12にデータを表示する時、または通信が行われる時に、タッチスクリーン制御部22はタッチスクリーン12の照明を点灯させる。また、操作キー15やタッチスクリーン12からの入力が無く、通信も行われずに、タイマ23がある所定時間を経過すると、タッチスクリーン制御部22はタッチスクリーン12の照明を消灯させ、タッチスクリーン12からの入力操作を無効にし、次に操作キー15からの入力があるまで携帯電話機1の機能をスリープさせる。
音声制御部25は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン14で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部25は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部20の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、レシーバ13から音声として出力する。
通信制御部26は、主制御部20の制御に基づいて、基地局からアンテナ26aを介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部20の指示により、音声制御部25に伝送されてレシーバ13から出力されたり、タッチスクリーン制御部22に伝送されてタッチスクリーン12に表示されたり、または記憶部27に記録されたりする。また通信制御部26は、主制御部20の制御に基づいて、マイクロフォン14で集音された音声データや、タッチスクリーン12を介して入力されたデータや記憶部27に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行い、基地局に対してアンテナ26aを介して送信する。
記憶部27は、主制御部20や通信制御部26などのワーク領域となるもので、その機能はRAM(Random Access Memory)などにより実現できる。
情報記憶媒体28(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、ハードディスク、或いはメモリ(ROM:Read Only Memory)などにより実現できる。情報記憶媒体28は、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)、複数のアプリケーション等が記憶される。
主制御部20は、CPU(Central Processing Unit)を具備し、携帯電話機1の総括的な制御を行うとともに、その他の様々な演算処理や制御処理などを行う。主制御部20の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。主制御部20は、情報記憶媒体28に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。
テーブル記憶部24は、タッチスクリーン12の領域Aに表示される画像情報の種類(以後「表示モード」と呼ぶ)と、タッチスクリーン12の領域Bに表示される、表示モードに対応する操作ボタンのテーブルを格納している。図3にテーブルの一例を示す。図3において、例えば領域Aに表示される表示モードが「通常モード」の場合、領域Bに表示される操作ボタンは、「クリア/メモ」、「メール」、「Web」、「発信」、「終話」、「クイック」である。なお、図3で示した表示モード以外の画像情報の種類が領域Aに表示される場合、主制御部20は、タッチスクリーン12の領域Bに「通常モード」に対応した操作ボタンを表示させる。
図4にタッチスクリーン12における表示例を示す。タッチスクリーン12の上部の画像情報表示領域を領域A、下部の操作ボタン表示領域を領域Bとする。主制御部20は、タッチスクリーン12の領域Aで表示されている画像情報から表示モードを決定し、その表示モードに対応した操作ボタンのパターンを、テーブル記憶部24に格納された図3に示すテーブルを参照して呼び出す。ここで、対応する操作ボタンが4つ以上の表示モードもあるが、図4(A)に示すように、タッチスクリーン12の領域Bには、領域Bの表示スペースやボタンの押しやすさの関係上、表示モードに対応する操作ボタンすべてが表示される訳ではなく、例えば3つまでしか表示されない。
そこで、主制御部20は、呼び出した操作ボタンのうち、図3に示す「初期表示」の枠で囲まれている3つの操作ボタンを領域Bに最初に表示させる。他の選択可能な操作ボタンは領域Bに表示されず隠れて見えない状態になっており、図4(B)、(C)に示すように、ユーザが領域Bを左右にスクロールすることで表示される。ユーザが例えば右から左に1回スクロールする毎に、操作ボタンが例えば図3に表記された並び順に3つずつ表示される。例えば、表示モードが「待受けモード」の時、現在領域Bに表示されている操作ボタンが初期表示の「アドレス帳」、「メニュー」、「アプリ」であったとして、ユーザが領域Bを右から左に1回スクロールすると、領域Bには図3に表記される操作ボタンの並び順で、「アプリ」の右隣である、「クリア/メモ」、「メール」、「Web」の操作ボタンが表示される。ユーザがさらに領域Bを右から左に1回スクロールすると、「発信」、「終話」、「クイック」の操作ボタンが表示される。
また、他の操作ボタンが存在してスクロール可能であることをユーザに判るようにするために、図4(B)のaのように、領域Bの左または右に操作ボタンの一部が表示されてもよい。また、ユーザが領域Bを左右どちらか一方向にスクロールし続けた時、領域Bでの操作ボタン表示は、「初期表示」の操作ボタンに戻って繰り返し表示ができる繰り返し連続表示でもよいし、操作ボタンの表示順が図3のように一行に並んでいるとして、「初期表示」における操作ボタンが表示された時は左端なので左から右へのスクロールはできず、右端の操作ボタンが表示された時は右から左へのスクロールができない、という一行表示でもよい。
図5に、図3のテーブルに対応したタッチスクリーン12の表示例を示す。領域Aの画像情報表示が待受画面の時(図5の(A))、表示モードは図3の「待受けモード」であるので、領域Bは待受けモードにおける初期表示の操作ボタン「アドレス帳」、「メニュー」、「アプリ」が表示される。領域Bを左右にスクロールすると、「待受けモード」に対応した他の操作ボタンが順に表示される。
図5(A)の画像情報表示のときに、領域Bの「アドレス帳」ボタンを押下すると、領域Aはアドレス帳表示に遷移する(図5の(B))。このとき対応する表示モードは図3の「発信モード」であるので、領域Bは発信モードにおける初期表示の操作ボタン「クリア/メモ」、「発信」、「終話」が表示される。領域Bを左右にスクロールすると、「発信モード」に対応した他の操作ボタンが順に表示される。
図5(B)の画像情報表示のときに、領域Bの「発信」ボタンを押下すると、領域Aは発信の画像表示になる(図5の(C))。このときの領域Aの画像情報の種類は図3に示す表示モードに対応しないので、領域Bは「通常モード」に対応した操作ボタンが表示される。
図6に上記の動作におけるフローチャートを示す。携帯電話機1において、タッチスクリーン12の領域Aに、ある画像が表示されると、主制御部20はその画像情報から表示モードを決定する(ステップS11)。次に主制御部20は、テーブル記憶部24に格納された図3に示すテーブルを参照して、領域Aに表示された表示モードに対応する操作ボタンのパターンを呼び出す(ステップS13)。次に、主制御部20は、ステップS13で呼び出された操作ボタンのうち、図3に示す「初期表示」の3つの操作ボタンをタッチスクリーン12の領域Bに表示する(ステップS15)。ステップS11で表示された表示モードに対応する操作ボタンのパターンが4つ以上ある場合(ステップS17で「Yes」)、主制御部20は、領域Bにおけるスクロール操作により、呼び出した他の操作ボタンを領域Bに表示させる(ステップS19)。
領域Bに表示される操作ボタンは、携帯電話機を開いて操作キー15からでも入力ができるものであるが、少々の操作のために携帯電話機を開いて操作するのが煩わしいときに、携帯電話機を閉じた状態でも、タッチスクリーン12に操作キー15と同じ機能をもつ操作ボタンが表示され、タッチ操作が可能である。
また、領域Bに表示される操作ボタンは、図7のように機能ボタンと数字ボタンとが段組状になってテーブル記憶部24に格納され、左右スクロールだけでなく上下スクロールでも切り替えを行い表示されるようにしてもよい。図7(A)は1段目に機能ボタン、2段目に数字ボタンを割り当て、ユーザは1段目で機能を左右スクロールで選択した後に上下スクロールで2段目を表示させて、数字を選択することができる。図7(B)は、機能ボタンと数字ボタンをそれぞれ上下スクロールで切り替えるようにし、機能ボタンと数字ボタンとは左右スクロールで切り替える。ユーザは例えば所望の機能ボタンの行で左右スクロールを行って数字ボタンを表示させ、選択することができる。図7(C)は、1段目に「クリア/メモ」、「メール」、「Web」の3つの操作ボタン、2段目に「アドレス」、「OK」、「アプリ」の3つの操作ボタン、3段目に数字ボタンと「クリア/メモ」、「発信」、「終話」の操作ボタンを割り当て、ユーザは上下スクロールで選択することができる。図7より、左右スクロールだけでなく、上下にもスクロールすることで、操作ボタンをさらに選択することができる。
次に、本実施形態の携帯電話機1における、着呼があった場合の動作について、図8を参照して説明する。
携帯電話機1は待受け状態であり、タッチスクリーン12は画面全体でタッチ操作が有効である(ステップS101)。通信制御部26で着呼を受けると(ステップS103で「Yes」)、タッチスクリーン制御部22はタッチスクリーン12の領域Aについてタッチ操作をロックし、領域Bをスクロール操作のみ有効とする(ステップS105)。同時に主制御部20は、領域Bに、図3での「着信モード」に対応した操作ボタンの初期表示である、矢印ボタンを表示させる(ステップS106)。
次に、ユーザが領域Bを矢印ボタンの矢印の方向にスクロール操作すると(ステップS107で「Yes」)、タッチスクリーン制御部22は、領域Bでのスクロール操作を検知して、タッチスクリーン12全体をロック解除し、タッチ操作を有効にする(ステップS109)。主制御部20は、領域Bに「クリア/メモ」、「発信」、「終話」の操作ボタンを表示させる。
これにより、携帯電話機を例えばバッグ等に入れていて着信があったときに、領域Aのタッチスクリーンはロックされて、領域Bでのスクロール操作のみを有効とするので、携帯電話機をバッグから取り出す際に誤ってディスプレイを押下しても応答操作とならず、誤動作を防ぐことができる。
以上により、本発明のタッチスクリーンを有する携帯電話機は、操作キーを用いなくても、タッチスクリーン上に画像情報に対応した操作ボタンが表示されるため、携帯電話機を開いて操作キーを出す煩雑さを解消し、簡単かつ適切な操作をタッチスクリーン上で行うことができる。また、操作ボタンの表示領域をスクロールすることにより、表示しきれない操作ボタンも表示することができ、限られた表示領域内でも複数の操作が可能となる。
また、音声着呼の際に、タッチスクリーンの領域Bのみスクロールだけの操作を有効にし、他の領域は操作をロックして、応答の際に領域Bをスクロールしてロック解除を行う。これにより、携帯電話機がバッグ等に入っている場合の誤動作を防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上記実施形態における携帯電話機の代わりに、無線通信機能を備えた携帯型パーソナル・コンピュータ又はPDA(Personal Digital Assistance)、携帯音楽プレイヤー、携帯ビデオカメラ、携帯ゲーム機等に本発明を適用してもよい。
1…携帯電話機、12…タッチスクリーン、13…レシーバ、14…マイクロフォン、15…操作キー、20…主制御部、21…電源回路部、22…タッチスクリーン制御部、23…タイマ、24…テーブル記憶部、25…音声制御部、26…通信制御部、26a…アンテナ、27…記憶部、28…情報記憶媒体。

Claims (4)

  1. 画像情報を表示する第1の表示領域と、操作キーを表示する第2の表示領域の少なくとも2つの表示領域を有する表示部と、
    前記表示部へ接触することにより入力を行う接触入力部と、
    前記接触入力部での入力を検知する接触検知部と、
    前記表示部で表示される前記画像情報の種類と、対応する前記操作キーのパターンとのテーブルを格納するテーブル記憶部と、
    前記テーブル記憶部で格納されている前記テーブルから、前記第1の表示領域に表示された前記画像情報の種類に対応する前記操作キーのパターンを読み出し、前記第2の表示領域に表示させる制御部と、
    を有し、
    前記第2の表示領域は、所定数の前記操作キーを表示し、制御部が読み出した前記操作キーのパターン全てを、ユーザのスクロール操作により所定数毎に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記接触検知部は、着呼があった場合、前記表示部の第1の表示領域における入力を検知せず、前記第2の表示領域におけるスクロール操作のみを検知する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記制御部は、前記第1の表示領域に表示された画像情報の種類に対応する前記操作キーのパターンのうち、あらかじめ決められた前記操作キーを初期表示の操作キーとして、前記第2の表示領域に最初に表示する、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記第2の表示領域は、上下左右のスクロール操作により前記操作キーを表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
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