JP2013243511A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 筐体の側面のハードウェアキーを廃止すると共に操作性を向上した携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 本発明による携帯端末装置100は、筐体102と、筐体102の正面に位置するタッチパネルディスプレイ104と、筐体102の側面に位置する側面タッチパネル120と、側面タッチパネル120への接触パターンに応じてユーザが筐体102を左手で把持しているか右手で把持しているかを判定し、タッチパネルディスプレイ104の表示を左手用または右手用に切り替える制御部122と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】 本発明による携帯端末装置100は、筐体102と、筐体102の正面に位置するタッチパネルディスプレイ104と、筐体102の側面に位置する側面タッチパネル120と、側面タッチパネル120への接触パターンに応じてユーザが筐体102を左手で把持しているか右手で把持しているかを判定し、タッチパネルディスプレイ104の表示を左手用または右手用に切り替える制御部122と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、携帯電話やPHS等の携帯端末装置に関する。
情報化技術の発展に伴い、昨今、急速にスマートフォンが普及している。スマートフォンには、一般に、その筐体の正面にタッチパネルディスプレイが搭載されている。また特許文献1に例示されるように、一般に、その筐体の側面にはハードウェアキー(操作ボタン)が搭載されている。これに対して、特許文献2に例示されるように、従来から筐体の側面にタッチパネルを備える構成が提案されている。
スマートフォンの筐体の側面にハードウェアキーを搭載する場合には、ソフトウェアキーとは違いそのキー配置に物理的な制限を生じる。そのため、当該スマートフォンをユーザが把持する手によっては、ハードウェアキーを操作しづらくなるおそれがある。また筐体の側面にハードウェアキーを搭載する場合には、そのキーを搭載するためのスペースを必要とし、筐体の内部に通じる隙間ができやすくなり、筐体の上下の噛み合わせ部分の構造やそこに使用するパッキンの構造が複雑になりやすい。これにより、防水や静電気に対する耐性が低くなる可能性がある。
また、スマートフォンの場合、筐体を片手で把持して親指でタッチパネルディスプレイをタッチする態様が想定される。しかし、このような場合、タッチパネルディスプレイの全てのエリアを親指で操作するのは困難である。すなわち、親指の届くエリア、届きにくいエリアが生じるため、親指の届くエリアにアイコン等の操作対象を持ってくる構成が望まれる。
また、そもそもタッチパネルディスプレイに表示されるアイコン等の操作対象にタッチしてアプリケーションを起動するのは面倒なので、直感的な操作で(複数回の操作を要さず)ユーザが所望するアプリケーションを起動可能な構成が望まれる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、筐体の側面のハードウェアキーを廃止すると共に操作性を向上した携帯端末装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明にかかる携帯端末装置の代表的な構成は、筐体と、筐体の正面に位置するタッチパネルディスプレイと、筐体の側面に位置する側面タッチパネルと、側面タッチパネルへの接触パターンに応じてユーザが筐体を左手で把持しているか右手で把持しているかを判定し、タッチパネルディスプレイの表示を左手用または右手用に切り替える制御部と、を備えることを特徴とする。
筐体の姿勢を検知する加速度センサをさらに備え、制御部は、筐体の姿勢に応じてタッチパネルディスプレイの表示を縦表示または横表示に切り替えると共に、少なくともタッチパネルディスプレイが縦表示の場合に左手用または右手用への切替を実行するとよい。
上記課題を解決するために本発明にかかる携帯端末装置の他の代表的な構成は、筐体と、筐体の正面に位置するタッチパネルディスプレイと、筐体の側面に位置する側面タッチパネルと、側面タッチパネルへの特定の接触パターンをアプリケーションと関連付けて記憶するアプリ起動型記憶部と、特定の接触パターンを検知した場合、その接触パターンに関連付けられたアプリケーションを起動する制御部と、を備えることを特徴とする。
加速度を検知する加速度センサをさらに備え、制御部は、特定の接触パターンを検知しかつ加速度センサが反応した場合に、その接触パターンに関連付けられたアプリケーションを起動するとよい。
制御部は、起動するアプリケーションによって側面タッチパネルに設けるソフトウェアキーを変更するとよい。
本発明によれば、筐体の側面のハードウェアキーを廃止すると共に操作性を向上した携帯端末装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
[基本構成]
図1は、本実施形態にかかる携帯端末装置100の外観図である。図1(a)が携帯端末装置100の外観図であり、図1(b)が比較例としての携帯端末装置200の外観図である。図2は、携帯端末装置100の筐体102の側面の模式図である。図2(a)が携帯端末装置100の筐体102の側面の模式図であり、図2(b)が比較例としての携帯端末装置200の筐体202の側面の模式図である。なお、携帯端末装置100、200は共に、携帯電話やPHS(スマートフォン)等である。
図1は、本実施形態にかかる携帯端末装置100の外観図である。図1(a)が携帯端末装置100の外観図であり、図1(b)が比較例としての携帯端末装置200の外観図である。図2は、携帯端末装置100の筐体102の側面の模式図である。図2(a)が携帯端末装置100の筐体102の側面の模式図であり、図2(b)が比較例としての携帯端末装置200の筐体202の側面の模式図である。なお、携帯端末装置100、200は共に、携帯電話やPHS(スマートフォン)等である。
図1(b)に示すように、比較例にかかる携帯端末装置200は、その筐体202の正面に位置するタッチパネルディスプレイ204を備える。携帯端末装置200では、構造的なハードウェアキーとして、タッチパネルディスプレイ204の下方にMENUキー206、HOMEキー208、BACKキー210を備える。また筐体202の側面に電源キー212、音量UPキー214、音量DOWNキー216を備える。
このような物理的なMENUキー206、HOMEキー208、BACKキー210、電源キー212、音量UPキー214、音量DOWNキー216は、ソフトウェアキーとは違いそのキー配置に物理的な制限を生じる。すなわち、ソフトウェアキーのようにそのキー配置を自由に設定することができない。そのため、携帯端末装置200をユーザが把持する手によっては、これらを操作しづらくなるおそれがある。
図2(b)に示すように、携帯端末装置200では、これらのキーを搭載するためのスペースを必要とする。さらに筐体202の内部に通じる隙間ができやすくなり、筐体202の上部を構成する上筐体202aと筐体202の下部を構成する下筐体202bとの噛み合わせ部分の構造やそこに使用するパッキン218(破線で図示する)の構造が複雑になりやすい。したがって、防水や静電気に対する耐性が低くなる可能性がある。
一方、図1(a)に示すように、本実施形態にかかる携帯端末装置100は、その筐体102の正面に位置するタッチパネルディスプレイ104と、その筐体102の側面に位置する側面タッチパネル120とを備える。携帯端末装置100では、ソフトウェアキーとして、MENUキー106、HOMEキー108、BACKキー110、電源キー112、音量UPキー114、音量DOWNキー116が側面タッチパネル120に設けられる。
ソフトウェアキーは、そのキー配置を自由に設定(レイアウト)することができる。したがって、現状のキー配置が操作しづらい場合には、操作しやすいようにそのキー配置を変更することができる。また、ソフトウェアキーとして側面タッチパネル120に、ユーザが指定するアプリケーションを起動するショートカットキー(例えばカメラキー等)を設定することも可能である。したがって、操作性(使い勝手)の向上を図ることができる。その上、携帯端末装置100では、比較例の構成のように筐体102の正面にハードウェアキーを配置しないため、タッチパネルディスプレイ104を拡大することができる。
図1(b)に示すように、携帯端末装置100では、ハードウェアキーをソフトウェアキーに変更する事により、比較例の構成に比してキーを搭載するためのスペースも必要としない。さらに筐体102の内部に通じる隙間もできにくく、筐体102の上部を構成する上筐体102aと筐体102の下部を構成する下筐体102bとの噛み合わせ部分の構造やそこに使用するパッキン118(破線で図示する)の構造も簡略化できる。したがって、防水や静電気に対する耐性を高くすることができる。筐体102の噛み合わせ部分の構造やパッキン118の構造の簡略化により、コストの低減も図られる。
図3は、携帯端末装置100の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように、携帯端末装置100は、中央処理装置(いわゆるCPU)を含んで構成される制御部122と、RAMやROM、フラッシュメモリ等で構成される記憶部124とを備える。制御部122は、記憶部124に記憶されたプログラムを実行し当該端末を制御、管理する。記憶部124は、プログラムや各種データ等を記憶する。本実施形態では、記憶部124はアプリ起動型記憶部124aを含む。
携帯端末装置100は、上記のようにタッチパネルディスプレイ104と側面タッチパネル120とを備える。タッチパネルディスプレイ104は、タッチパネルとディスプレイとを組み合わせて構成される。側面タッチパネル120は、筐体102の側面のほぼ全部(右側の側面、上側の側面、左側の側面、下側の側面)にわたって設けられる。なお、側面タッチパネル120は、筐体102の側面の一部にだけ設けられるものとしてもよい。
携帯端末装置100は、マイク等の音声認識手段で構成される音声入力部126とスピーカ等の音声出力手段で構成される音声出力部128とを備える。音声入力部126は、通話時に入力されたユーザの音声を携帯端末装置100内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部220は、受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力したり、着信音や操作音、アラーム音等を出力したりする。
携帯端末装置100は、加速度を検知することで筐体102の姿勢を検知する加速度センサ130を備える。かかる加速度センサ130が検知する筐体102の姿勢に応じて、制御部122はタッチパネルディスプレイ104の表示を縦表示または横表示に切り替える。縦表示とは画像を筐体102の長手方向に表示することであり、横表示とは画像を筐体102の短手方向に表示することである。携帯端末装置100は、被写体を撮像可能なカメラ132(カメラモジュール)を備える。カメラ132は、レンズや撮像素子等で構成される。
携帯端末装置100は、LTEやCDMA、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の所定の無線通信方式を通じて基地局136との無線通信を確立し、通信相手との音声通信(通話)やWebサーバとのデータ通信を実行する無線通信部134を備える。携帯端末装置100は、放送局140からの地上デジタルテレビジョン放送を受信して、テレビ番組を視聴可能にする放送受信部138を備える。
[把持手検出]
図4は、携帯端末装置100の筐体102を左手で把持する場合、右手で把持する場合を例示する図である。図4(a)が左手で把持する場合を例示する図であり、図4(b)が右手で把持する場合を例示する図である。図4(a)(b)に示すように、携帯端末装置100では、筐体102を左手または右手で把持して親指でタッチパネルディスプレイ104をタッチする態様が想定される。
図4は、携帯端末装置100の筐体102を左手で把持する場合、右手で把持する場合を例示する図である。図4(a)が左手で把持する場合を例示する図であり、図4(b)が右手で把持する場合を例示する図である。図4(a)(b)に示すように、携帯端末装置100では、筐体102を左手または右手で把持して親指でタッチパネルディスプレイ104をタッチする態様が想定される。
しかしこのような場合、図4(a)にて左手の親指の届くエリア142(円弧の内側の領域として表す)を、図4(b)にて右手の親指の届くエリア144(円弧の内側の領域として表す)を例示するように、タッチパネルディスプレイ104の全てのエリアを親指で操作するのは困難である。そこで、本実施形態では、制御部122が側面タッチパネル120への接触パターンに応じてユーザが筐体102を左手で把持しているか右手で把持しているかを判定する。
左手で把持しているのか、右手で把持しているのかの判定は、例えば左側の側面の側面タッチパネル120、右側の側面の側面タッチパネル120への接点の数に基いて行う。図4(a)(b)にて、把持手側の側面に親指との接点146があり、反把持手側の側面に中指、薬指、小指との接点150、152、154があるように、接点数の多い方が反把持手側と考えられるからである。なお、ここでは筐体102の上側の側面に人差し指との接点148があるが、人差し指との接点148が反把持手側の側面にくる場合も十分に考えられる。
また把持手の判定は、側面タッチパネル120への接触位置に基いて行ってもよい。図4(a)(b)にて、親指との接点146に対して中指との接点150が上方にある(高い位置にある)ように、上方にある側が反把持手側と考えられるからである。また把持手の判定は、側面タッチパネル120への接触面積に基いて行ってもよい。たとえ把持手側の側面に手のひらが接触しようとも、反把持手側の側面の方が接触面積が大きいと考えられるからである。なお、予めユーザが左手で把持する場合、右手で把持する場合の側面タッチパネル120への接触位置等を記憶部124に登録して(記憶させて)おき、その登録した接触位置等と一致した場合に把持手を判定するとしてもよい。
把持手を判定すると制御部122は、その把持手に応じてタッチパネルディスプレイ104の表示を左手用または右手用に切り替える。具体的には、図4(a)に例示する左手の場合、親指の届くエリア142にアイコン等の操作対象を持ってきたり、QWERTYキーやテンキーをそのエリアに配置したりする。図4(b)に例示する右手の場合、親指の届くエリア144にアイコン等の操作対象を持ってきたり、QWERTYキーやテンキーをそのエリアに配置したりする。これにより、アイコンやキー等の操作対象を親指の届くエリア142、144に優先的に配置することができ、操作性の向上を図ることができる。
なお、制御部122は、少なくともタッチパネルディスプレイ104が縦表示の場合に上述した左手用または右手用への表示の切替を実行するとよい。これはタッチパネルディスプレイ104が横表示の場合には、片手でタッチパネルディスプレイを操作する態様が想定しにくいためである。したがって、このような構成とすれば、より一層の操作性の向上を図ることができる。
[アプリケーションのジェスチャー起動]
図5は、携帯端末装置100のアプリケーションの起動について例示する図である。図5(a)がカメラアプリケーションの起動を例示する図であり、図5(b)がゲームアプリケーションの起動を例示する図であり、図5(c)が地デジアプリケーションの起動を例示する図である。図5(a)(b)(c)に例示するように、携帯端末装置100では、ユーザが特定のユニークな持ち方をすると、アプリケーションを自動で起動する。
図5は、携帯端末装置100のアプリケーションの起動について例示する図である。図5(a)がカメラアプリケーションの起動を例示する図であり、図5(b)がゲームアプリケーションの起動を例示する図であり、図5(c)が地デジアプリケーションの起動を例示する図である。図5(a)(b)(c)に例示するように、携帯端末装置100では、ユーザが特定のユニークな持ち方をすると、アプリケーションを自動で起動する。
具体的には、その特定のユニークな持ち方すなわち側面タッチパネル120への特定の接触パターンを、アプリケーションと関連付けて予めアプリ起動型記憶部124aに記憶しておく。そして、制御部122がその特定の接触パターンを検知した場合に、接触パターンに関連付けられたアプリケーションを起動する。かかる特定の接触パターンは、ユーザが自由に設定(アプリ起動型記憶部124aに記憶)することができる。
図5(a)の例では、カメラ撮影をする際の持ち方、すなわち筐体102を横にしてその側面(上側の側面、下側の側面)を両手の親指と人差し指で挟むような持ち方をしたときの側面タッチパネル120への接触パターンを予めアプリ起動型記憶部124aに記憶しておく。そして、制御部122がその接触パターンに属する側面タッチパネル120への接触、すなわち4つの接点156、158、160、162を検知した場合に、カメラアプリケーションを起動する。
図5(b)の例では、ゲームをする際の持ち方、すなわち筐体102を横にしてその上側の角(左側の角、右側の角)を覆うと共に正面のタッチパネルディスプレイ104に親指を置くような持ち方をしたときの側面タッチパネル120およびタッチパネルディスプレイ104への接触パターンを予めアプリ起動型記憶部124aに記憶しておく。そして、制御部122がその接触パターンに属する側面タッチパネル120およびタッチパネルディスプレイ104への接触、すなわち側面タッチパネル120への4つの接点164、166、168、170およびタッチパネルディスプレイ104への2つの接点172、174を検知した場合に、ゲームアプリケーションを起動する。すなわち、ここでは側面タッチパネル120だけでなくタッチパネルディスプレイ104への接触も踏まえてアプリケーション起動を判断する。なお、制御部122は、接点168、170については単に接しているか否かだけではなく、その接触面積も考慮してアプリケーションの起動を判断するとよい。
図5(c)の例では、地デジを見る際の持ち方をしたときの側面タッチパネル120への接触パターンを予めアプリ起動型記憶部124aに記憶しておく。そして、制御部122がその接触パターンに属する側面タッチパネル120への接触、すなわち4つの接点176、178、180、182を検知した場合に、地デジアプリケーションを起動する。しかしこの例では、地デジを見る際の持ち方が上述したカメラ撮影をする際の持ち方と類似している。したがって、双方をアプリ起動型記憶部124aに記憶しておくと、その持ち方をした場合に誤ったアプリケーションが起動するおそれがある。そのため、このような場合には制御部122が4つの接点176、178、180、182に加えて、地デジ用アンテナ184が伸びているのを検知した場合に地デジアプリケーションを起動するようにするとよい。
上述したアプリケーション起動方法によれば、直感的な操作でユーザが所望するアプリケーションを起動可能である。したがって、タッチパネルディスプレイ104に表示されるアイコン等の操作対象にタッチする必要がなく、複数回の操作を要することもない。これより、操作性の向上を図ることができる。
なお誤ってアプリケーションを起動することを防ぐために、上述した特定の接触パターンを制御部122が検知するのに加えて、当該携帯端末装置100を軽く振り加速度センサ130を反応させることをアプリケーションの起動に要するようにしてもよい。これにより、誤ったアプリケーションの起動を低減することができる。なお、アプリケーション起動の条件を他のセンサ等と組み合わせて設定してもよい。
[ソフトウェアキーの変更]
図6は、携帯端末装置100の各アプリケーション実行時の側面タッチパネル120のソフトウェアキーを例示する図である。図6(a)がカメラアプリケーション実行時のそのソフトウェアキーを例示する図であり、図6(b)がゲームアプリケーション実行時のそのソフトウェアキーを例示する図であり、図6(c)がWebブラウザ実行時のそのソフトウェアキーを例示する図である。図7は、携帯端末装置100の待受け時の側面タッチパネル120のソフトウェアキーを例示する図である。
図6は、携帯端末装置100の各アプリケーション実行時の側面タッチパネル120のソフトウェアキーを例示する図である。図6(a)がカメラアプリケーション実行時のそのソフトウェアキーを例示する図であり、図6(b)がゲームアプリケーション実行時のそのソフトウェアキーを例示する図であり、図6(c)がWebブラウザ実行時のそのソフトウェアキーを例示する図である。図7は、携帯端末装置100の待受け時の側面タッチパネル120のソフトウェアキーを例示する図である。
図6(a)から(c)、図7に例示するように、本実施形態では側面タッチパネル120を採用しているため、制御部122が起動するアプリケーションによって側面タッチパネル120に設けるソフトウェアキーを変更することができる。これにより、操作性の向上を図ることができる。
図6(a)の例では、制御部122がカメラアプリケーションを起動する場合に、側面タッチパネル120にシャッターキー186およびズームIN/OUTキー188が設けられる。シャッターキー186は、タップされることでシャッターが切られる。ズームIN/OUTキー188は、例えば左にフリックされるとズームINし、右にフリックされるとズームOUTする。ズームIN/OUTキー188をフリック入力でなく、タップによりズームINまたはズームOUTするようにしてもよい。
図6(b)の例では、制御部122がゲームアプリケーションを起動する場合に、側面タッチパネル120にゲームで使用される2つのゲームキー190、192が設けられる。また図6(c)の例では、制御部122がWebブラウザを起動する場合に、側面タッチパネル120にタブ切替キー194、ページスクロールキー196が設けられる。タブ切替キー194は、タップされることでタブを切り替える。タブ切替キー194が手前にフリックされると手前のタブに切り替え、奥にフリックされると奥のタブに切り替えるとしてもよい。ページスクロールキー196は、上にフリックされると上向きにWebページをスクロールし、下にフリックされると下向きにWebページをスクロールする。
図7の例では、携帯端末装置100の待受け時に、側面タッチパネル120にロック解除キー198、電源キー112が設けられる。電源キー112は、タップされることで電源をON、OFFする。ロック解除キー198は、タップやフリックされることで画面のロックを解除する。
図1(a)と図7とを比較して理解されるように、図7の待受け時には、音量UPキー114、音量DOWNキー116等が配置されない。これは制御部122が起動するアプリケーションによって側面タッチパネル120に設けるソフトウェアキーを変更するため、音量UPキー114、音量DOWNキー116等は音声通信(通話)のアプリケーションが起動した場合に側面タッチパネル120配置すればよく、待受け時には不要なためである。このように、制御部122が起動するアプリケーションによって側面タッチパネル120に設けるソフトウェアキーを変更することで、さらなる操作性の向上を図ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、携帯電話やPHS等の携帯端末装置に利用可能である。
100、200…携帯端末装置、102、202…筐体、102a、202a…上筐体、102b、202b…下筐体、104、204…タッチパネルディスプレイ、106、206…MENUキー、108、208…HOMEキー、110、210…BACKキー、112、212…電源キー、114、214…音量UPキー、116、216…音量DOWNキー、118、218…パッキン、120…側面タッチパネル、122…制御部、124…記憶部、124a…アプリ起動型記憶部、126…音声入力部、128…音声出力部、130…加速度センサ、132…カメラ、134…無線通信部、136…基地局、138…放送受信部、140…放送局、142、144…親指の届くエリア、146…親指との接点、148…人差し指との接点、150…中指との接点、152…薬指との接点、154…小指との接点、156、158、160、162…接点、164、166、168、170、172、174…接点、176、178、180、182…接点、184…地デジ用アンテナ、186…シャッターキー、188…ズームIN/OUTキー、190、192…ゲームキー、194…タブ切替キー、196…ページスクロールキー、198…ロック解除キー
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体の正面に位置するタッチパネルディスプレイと、
前記筐体の側面に位置する側面タッチパネルと、
前記側面タッチパネルへの接触パターンに応じてユーザが前記筐体を左手で把持しているか右手で把持しているかを判定し、前記タッチパネルディスプレイの表示を左手用または右手用に切り替える制御部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 前記筐体の姿勢を検知する加速度センサをさらに備え、
前記制御部は、前記筐体の姿勢に応じて前記タッチパネルディスプレイの表示を縦表示または横表示に切り替えると共に、少なくとも該タッチパネルディスプレイが該縦表示の場合に前記左手用または右手用への切替を実行することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。 - 筐体と、
前記筐体の正面に位置するタッチパネルディスプレイと、
前記筐体の側面に位置する側面タッチパネルと、
前記側面タッチパネルへの特定の接触パターンをアプリケーションと関連付けて記憶するアプリ起動型記憶部と、
前記特定の接触パターンを検知した場合、該接触パターンに関連付けられたアプリケーションを起動する制御部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。 - 加速度を検知する加速度センサをさらに備え、
前記制御部は、前記特定の接触パターンを検知しかつ前記加速度センサが反応した場合に、該接触パターンに関連付けられたアプリケーションを起動することを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。 - 前記制御部は、起動するアプリケーションによって前記側面タッチパネルに設けるソフトウェアキーを変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017535895A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-11-30 | 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. | 移動端末制御方法および移動端末 |
CN107483680A (zh) * | 2017-10-08 | 2017-12-15 | 梁天柱 | 一种具有握姿触发功能的手机拍摄系统 |
JP2018519716A (ja) * | 2016-06-06 | 2018-07-19 | 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. | 携帯端末のロック解除装置および携帯端末 |
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