JP2016149808A - 電子機器及び表示制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アプリ画面の継続使用に要する操作負担を軽減した電子機器等を提供する。
【解決手段】電子機器は、無操作時間の経過または消灯操作の受付けに応じて、表示部の消灯を制御するプロセッサを有する。電子機器は、前記消灯後に、前記表示部の点灯操作を受付ける操作部を備えている。プロセッサは、前記消灯の際に前記表示部が特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していた場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作に応じて前記アプリケーション画面を前記表示部に表示する。更に、プロセッサは、前記消灯の際に前記表示部が前記特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していなかった場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作に応じてロック解除画面を前記表示部に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器及び表示制御プログラムに関する。
近年、携帯電子機器では、手書きの軌跡による認証の仕組みが開示されている。例えば、携帯電子機器では、表示部の画面消灯操作を検出した場合や、無操作の時間が所定時間以上継続した場合、表示部の画面を消灯する。
携帯電子機器では、例えば、表示部にアプリ画面の画面表示中に、無操作の時間が所定時間以上継続すると、表示部の画面を消灯する。その後、携帯電子機器は、表示部の画面を再点灯してアプリ画面を再表示するための利用者の復帰操作を検出すると、アプリ画面上の情報参照や操作受付を不可とする操作ロック状態の認証画面を画面表示する。その結果、利用者は、携帯電子機器が操作ロック状態に移行することで、携帯電子機器に対する誤操作や第三者の無断操作を抑止できる。
更に、携帯電子機器では、認証画面上の認証操作に応じて利用者を認証した場合、操作ロック状態を解除してアプリ画面を再表示する。その結果、利用者は、携帯電子機器のアプリ画面上の情報参照や操作受付が可能となる。
特開2010−266997号公報
しかしながら、携帯電子機器では、例えば、地図アプリのアプリ画面を表示中に無操作の時間が所定時間以上継続した場合、表示部を消灯後、利用者の復帰操作に応じて認証画面を表示する。そして、携帯電子機器の利用者は、表示部の画面消灯後にアプリ画面を継続使用すべく、アプリ画面を再表示させる場合、その都度、認証画面上の認証操作、すなわち操作ロック状態を解除する操作を要する。
一つの側面では、アプリ画面の継続使用に要する操作負担を軽減した電子機器及び表示制御プログラムを提供することを目的とする。
一つの案では、電子機器は、無操作時間の経過または消灯操作の受付けに応じて、表示部の消灯を制御するプロセッサを有する。電子機器は、前記消灯後に、前記表示部の点灯操作を受付ける操作部を備えている。前記プロセッサは、前記消灯の際に前記表示部が特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していた場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作に応じて前記アプリケーション画面を前記表示部に表示する。前記プロセッサは、前記消灯の際に前記表示部が前記特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していなかった場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作に応じてロック解除画面を前記表示部に表示する。
開示の態様では、アプリ画面の継続使用に要する操作負担を軽減できる。
図1は、実施例1の携帯端末の一例を示す説明図である。 図2は、アプリテーブルの一例を示す説明図である。 図3は、画面位置テーブルの一例を示す説明図である。 図4は、操作定義テーブルの一例を示す説明図である。 図5は、アプリ一覧画面の一例を示す説明図である。 図6は、表示部に画面表示する操作画面の動作遷移の一例を示す説明図である。 図7は、画面位置テーブルの動作遷移の一例を示す説明図である。 図8は、アプリ設定処理に関わるプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、画面制御処理に関わるプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図10は、操作制御処理に関わるプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図11は、画面制御処理に関わる携帯端末内の処理動作の一例を示す動作シーケンスである。 図12は、操作制御処理に関わる携帯端末内の処理動作の一例を示す動作シーケンスである。 図13は、実施例2の携帯端末内の操作定義テーブルの一例を示す説明図である。 図14は、実施例2の操作制御処理に関わるプロセッサの処理動作の一例を示すフローチャートである。 図15は、操作制御プログラムを実行する情報処理装置を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する電子機器及び表示制御プログラムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の携帯端末1の一例を示す説明図である。図1に示す携帯端末1は、例えば、スマートフォン等の携帯電話機である。携帯端末1は、アンテナ11と、無線部12と、スピーカ13と、マイク14と、オーディオ入出力部15と、表示部16と、タッチ入力部17と、キー操作部18とを有する。更に、携帯端末1は、記憶部19と、プロセッサ20とを有する。記憶部19は、RAM(Random Access Memory)21と、ROM(Read Only Memory)22とを有する。
無線部12は、アンテナ11経由で無線信号を送受信する。オーディオ入出力部15は、マイク14で収音した音声にオーディオ処理を施すと共に、無線部12経由で受信した無線信号内の音声信号にオーディオ処理を施してスピーカ13から音響出力する。表示部16は、アプリケーション(以下、単にアプリと称する)画面等の各種情報を画面表示する出力インタフェースである。タッチ入力部17は、表示部16の画面上のタッチ操作を検出する入力インタフェースである。キー操作部18は、携帯端末1のキー操作を検出する入力インタフェースである。
RAM21は、各種情報を記憶するメモリ領域である。RAM21には、アプリテーブル31と、画面位置テーブル32と、操作定義テーブル33とが格納されている。ROM22には、操作制御プログラム等の各種プログラムが格納されている。プロセッサ20は、携帯端末1全体を制御する。そして、プロセッサ20は、ROM22に格納された操作制御プログラムを読み出し、読み出された操作制御プログラムに基づき各種機能のプロセスを実行するものである。
図2は、アプリテーブル31の一例を示す説明図である。図2に示すアプリテーブル31は、アプリID31A及び参照フラグ31Bを対応付けて管理する。アプリID31Aは、アプリを識別する識別情報である。参照フラグ31Bは、操作ロック状態でもアプリ画面上の情報を参照できるアプリであるか否かを示す識別情報である。操作ロック状態とは、例えば、表示部16の最前面ウインドウに操作ロック解除のアプリ画面(認証画面)を画面表示することで、操作ロック解除のアプリ画面上のロック解除操作(認証操作)以外の操作受付や情報参照を不可とした状態である。尚、プロセッサ20は、例えば、消灯操作を検出した場合や、無操作の時間が所定時間以上継続した場合に、操作ロック状態に遷移する。
プロセッサ20は、アプリテーブル31を参照し、アプリテーブル31内の参照フラグ31Bが「参照可能」の場合、操作ロック状態でもアプリ画面上の情報を参照できるアプリと判定する。また、プロセッサ20は、アプリテーブル31を参照し、アプリテーブル31内の参照フラグ31Bが「不可」の場合、操作ロック状態のアプリ、アプリ画面上の情報を参照できないアプリと判定する。プロセッサ20は、例えば、アプリID31Aが地図アプリの場合、地図アプリの参照フラグ31Bが「参照可能」と判定する。また、プロセッサ20は、アプリID31Aがネットショップのアプリの場合、ネットショップの参照フラグ31Bが「不可」と判定する。
図3は、画面位置テーブル32の一例を示す説明図である。図3に示す画面位置テーブル32は、表示部16の画面位置32A及びアプリID32Bを対応付けて管理する。画面位置32Aは、表示部16内の最前面ウインドウ又はバックグランドウインドウの画面位置である。尚、最前面ウインドウは、表示部16の最前面の画面ウインドウに相当する。また、バックグランドウインドウは、表示部16の表示画面の内、最前面背後の画面ウインドウである。
プロセッサ20は、図3の画面位置テーブル32を参照し、表示部16の最前面ウインドウに地図アプリのアプリ画面を画面表示し、表示部16のバックグランドウインドウに画面ロック解除のアプリ画面を画面表示した状態と認識する。尚、プロセッサ20は、例えば、最前面ウインドウに画面ロック解除のアプリ画面を画面表示した場合、画面ロック解除のロック解除操作以外の操作受付や地図アプリのアプリ画面上の情報参照が不可となる操作ロック状態に移行する。
図4は、操作定義テーブル33の一例を示す説明図である。図4に示す操作定義テーブル33は、操作内容33A及び操作フラグ33Bを対応付けて管理する。操作定義テーブル33は、操作ロック状態で操作が受付可能又は受付不可の操作内容を定義したものである。操作内容33Aは、操作内容を識別するものである。操作内容33Aには、例えば、タッチパネル操作、キー操作、画面遷移、ファイル参照、外部接続や通信等がある。タッチパネル操作は、タッチ入力部17の入力操作に相当し、例えば、地図アプリのアプリ画面上のスクロール操作や、拡大や縮小操作等である。キー操作は、キー操作部18の入力操作である。画面遷移は、画面を切替える操作である。ファイル参照は、他のファイルを参照する操作である。外部接続は、他の外部機器との接続操作である。通信は、例えば、無線部12を使用しての通信操作である。操作フラグ33Bは、操作内容33A毎に、操作ロック状態での操作が受付可能の場合の「操作可」や、操作ロック状態での操作が受付不可の場合の「操作不可」を識別する識別情報である。
プロセッサ20は、図4の操作定義テーブル33を参照し、例えば、操作内容33Aが「タッチパネル操作」の場合、操作フラグ33Bが「操作可」と判定し、その操作を受付可能と判定する。また、プロセッサ20は、操作定義テーブル33を参照し、例えば、操作内容33Aが「キー操作」の場合、操作フラグ33Bが「操作不可」と判定し、その操作を受付不可と判定する。
図5は、アプリ一覧表示の一例を示す説明図である。プロセッサ20は、携帯端末1内の現在使用可能なアプリの一覧をアプリ一覧表示として表示部16に画面表示する。アプリ一覧は、アプリ名16A毎に、操作ロック状態でのアプリ画面上の情報の参照可否を設定するチェック欄16Bを有する。利用者は、表示部16に画面表示中のアプリ一覧を見て、チェック欄16Bのチェック有無に応じて操作ロック状態での情報の参照可否のアプリをアプリテーブル31内に設定登録する。
図6は、表示部16に画面表示する操作画面の動作遷移の一例を示す説明図である。図6(A)は、例えば、地図アプリのアプリ画面である。利用者は、アプリ画面を視認してアプリ画面上の情報を参照できる。図6(B)は、消灯コマンドに応じて表示部16を消灯した画面OFF状態(消灯状態)の画面である。図6(C)は、復帰操作に応じて地図アプリの操作制限中のアプリ画面である。尚、復帰操作とは、画面OFF状態から画面ON状態に移行するための再点灯操作である。操作制限中のアプリ画面とは、操作ロック状態での操作制限のあるアプリのアプリ画面である。プロセッサ20は、表示部16の最前面ウインドウに操作制限中のアプリ画面を画面表示し、バックグランドウインドウに画面ロック解除のアプリ画面を画面表示している。尚、図6(C)のアプリ画面の上段には、操作制限中のアプリ画面を示すステータス情報がある。利用者は、ステータス情報を見て、操作制限中のアプリ画面であることを認識できる。図6(D)は、画面ロック解除のアプリ画面である。プロセッサ20は、表示部16の最前面ウインドウに画面ロック解除のアプリ画面を画面表示する。プロセッサ20は、画面ロック解除のロック解除操作が受付可能な状態である。
プロセッサ20は、図6(A)に示す通り、地図アプリのアプリ画面を表示部16の最前面ウインドウに画面表示する。プロセッサ20は、図6(B)に示す通り、消灯コマンドに応じて、表示部16を消灯してOFF画面とする。尚、消灯コマンドは、例えば、無操作の時間が所定時間以上継続した場合や、画面消灯操作を検出した場合に起動するコマンドである。プロセッサ20は、図6(C)に示す通り、地図アプリのアプリ画面を最前面ウインドウに画面表示すると共に、画面ロック解除のアプリ画面をバックグランドウインドウに画面表示する。この際、最前面ウインドウの上段に、ステータス情報を画面表示する。その結果、利用者は、ステータス情報を視認して、操作制限中のアプリ画面を認識できる。
プロセッサ20は、操作制限中のアプリ画面上で受付可能な操作を検出した場合、当該操作内容に基づくコマンドを実行する。また、プロセッサ20は、操作制限中のアプリ画面上で受付不可の操作を検出した場合、図6(D)に示す通り、画面ロック解除のアプリ画面を最前面ウインドウに画面表示すると共に、地図表示のアプリ画面をバックグランドウインドウに画面表示する。プロセッサ20は、最前面ウインドウに画面ロック解除のアプリ画面を画面表示したので、ロック解除操作以外の操作受付や地図アプリのアプリ画面上の情報参照が不可の状態となる。
図7は、画面位置テーブル32の動作遷移の一例を示す説明図である。図7(A)に示す画面位置テーブル32には、図6(A)の状態の場合、画面位置32Aの「最前面」に地図アプリのアプリID32Bが登録される。また、バックグランドウインドウのアプリがない場合、画面位置32Aの「バックグランド」にはアプリID32Bが未登録となる。更に、図7(B)に示す画面位置テーブル32には、図6(C)の状態の場合、「最前面」に地図アプリのアプリID32Bが登録され、「バックグランド」に画面ロック解除のアプリID32Bが登録される。更に、図7(C)に示す画面位置テーブル32には、図6(D)の状態の場合、「最前面」に画面ロック解除のアプリID32Bが登録され、「バックグランド」に地図アプリのアプリID32Bが登録される。
次に実施例1の携帯端末1の動作について説明する。図8は、アプリ設定処理に関わるプロセッサ20の処理動作の一例を示すフローチャートである。図8に示すアプリ設定処理は、利用者の設定操作に応じて、アプリテーブル31内のアプリ31A毎の参照フラグ31Bを設定登録する処理である。
図8においてプロセッサ20は、アプリ設定コマンドを検出したか否かを判定する(ステップS11)。尚、アプリ設定コマンドは、利用者側の所定操作に応じて起動するものである。プロセッサ20は、アプリ設定コマンドを検出した場合(ステップS11肯定)、図5に示すアプリ一覧を表示部16に画面表示する(ステップS12)。尚、利用者は、アプリ一覧を視認して携帯端末1内の全てのアプリを認識できる。プロセッサ20は、画面表示中のアプリ一覧の内、情報参照対象のアプリを選択する操作を検出したか否かを判定する(ステップS13)。尚、アプリの選択操作は、例えば、アプリ一覧内のアプリ名16Aの内、操作ロック状態でもアプリ画面上の情報が参照可能な情報参照対象のアプリのアプリ名16Aに対応したチェック欄16Bのチェック操作に相当する。
プロセッサ20は、情報参照対象のアプリを選択する操作を検出した場合(ステップS13肯定)、アプリテーブル31内に選択アプリのアプリID31A及び参照フラグ31Bを設定登録する(ステップS14)。その結果、利用者は、情報参照対象のアプリを簡単に登録できる。
プロセッサ20は、アプリID31A及び参照フラグ31Bをアプリテーブル31内に設定登録した後、アプリ設定の終了コマンドを検出したか否かを判定する(ステップS15)。尚、アプリ設定の終了コマンドは、利用者の終了操作に応じて起動する。プロセッサ20は、アプリ設定の終了コマンドを検出した場合(ステップS15肯定)、図8に示す処理動作を終了する。
また、プロセッサ20は、アプリ設定コマンドを検出しなかった場合(ステップS11否定)、図8に示す処理動作を終了する。また、プロセッサ20は、アプリの選択操作を検出しなかった場合(ステップS13否定)、アプリの選択操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS13に移行する。また、プロセッサ20は、アプリ設定の終了コマンドを検出しなかった場合(ステップS15否定)、アプリ一覧を画面表示すべく、ステップS12に移行する。
図8に示すアプリ設定処理のプロセッサ20は、アプリ一覧を画面表示し、選択操作に応じて、操作ロック状態でも情報参照可能なアプリを設定登録する。その結果、利用者は、携帯端末1内のアプリの内、操作ロック状態でも情報参照可能なアプリを自由に設定登録できる。
図9は、画面制御処理に関わるプロセッサ20の処理動作の一例を示すフローチャートである。図9に示す画面制御処理は、現在のアプリ画面の画面表示中に消灯コマンドに応じて画面消灯する際に、現在のアプリが情報参照可能であるか否かの判定結果に基づきアプリ画面を切替制御する処理である。
図9においてプロセッサ20は、アプリを起動した後(ステップS21)、アプリ画面を表示部16の最前面ウインドウに画面表示する(ステップS22)。プロセッサ20は、最前面ウインドウにアプリ画面を画面表示した後、画面位置テーブル32内の画面位置32Aの「最前面」に起動中のアプリを識別するアプリID32Bを設定登録する(ステップS23)。プロセッサ20は、消灯コマンドを検出したか否かを判定する(ステップS24)。
プロセッサ20は、消灯コマンドを検出した場合(ステップS24肯定)、画面位置テーブル32内の「最前面」のアプリID32Bを取得する(ステップS25)。更に、プロセッサ20は、アプリテーブル31を参照し、「最前面」のアプリID31Aに対応した参照フラグ31Bを取得する(ステップS26)。
プロセッサ20は、「最前面」のアプリID31Aに対応した参照フラグ31Bを取得し、取得された参照フラグ31Bに基づき、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能であるか否かを判定する(ステップS27)。プロセッサ20は、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能な場合(ステップS27肯定)、表示部16を画面消灯し(ステップS28)、図9に示す処理動作を終了する。尚、プロセッサ20は、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能な場合、画面位置テーブル32内の「最前面」に該当アプリのアプリIDを登録すると共に、「バックグランド」に画面ロック解除のアプリIDを登録する。
プロセッサ20は、消灯コマンドを検出しなかった場合(ステップS24否定)、消灯コマンドを検出したか否かを判定すべく、ステップS24に移行する。
また、プロセッサ20は、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能でない場合(ステップS27否定)、画面ロック解除のアプリ画面を最前面ウインドウに設定し(ステップS29)、表示部16を画面消灯すべく、ステップS28に移行する。尚、プロセッサ20は、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能でない場合、画面位置テーブル32内の「最前面」に画面ロック解除のアプリIDを登録すると共に、「バックグランド」に該当アプリのアプリIDを登録する。
図9に示す画面制御処理のプロセッサ20は、消灯コマンドに応じて現在の該当アプリの参照フラグを参照し、アプリ画面上の情報が参照可能な場合、該当アプリのアプリIDを「最前面」に設定し、表示部16を画面消灯する。
また、プロセッサ20は、アプリ画面上の情報が参照可能でない場合、画面ロック解除のアプリIDを「最前面」に設定し、表示部16を画面消灯する。
図10は、操作制御処理に関わるプロセッサ20の処理動作の一例を示すフローチャートである。図10に示す操作制御処理は、操作ロック状態での表示部16の画面消灯中の再点灯に応じて携帯端末1の操作受付を制限する処理である。
図10においてプロセッサ20は、操作ロック状態での表示部16の画面消灯中に点灯コマンドを検出したか否かを判定する(ステップS41)。プロセッサ20は、点灯コマンドを検出した場合(ステップS41肯定)、画面位置テーブル32内の「最前面」にアプリID32Bを取得する(ステップS42)。プロセッサ20は、画面位置テーブル32内の「最前面」のアプリID32Bが画面ロック解除であるか否かを判定する(ステップS43)。
プロセッサ20は、画面位置テーブル32内の「最前面」のアプリIDが画面ロック解除でない場合(ステップS43否定)、アプリテーブル31内の該当アプリID31Aに対応した参照フラグ31Bを取得する(ステップS44)。プロセッサ20は、アプリテーブル31内の該当アプリID31Aに対応した参照フラグ31Bを取得した場合、取得した参照フラグ31Bに基づき、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能であるか否かを判定する(ステップS45)。
プロセッサ20は、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能の場合(ステップS45肯定)、新たな操作を検出したか否かを判定する(ステップS46)。プロセッサ20は、新たな操作を検出した場合(ステップS46肯定)、操作定義テーブル33内の検出操作の操作内容33Aに対応した操作フラグ33Bを取得する(ステップS47)。プロセッサ20は、取得された操作フラグ33Bに基づき該当操作が受付可能であるか否かを判定する(ステップS48)。
プロセッサ20は、該当操作が受付可能である場合(ステップS48肯定)、該当操作を実行し(ステップS49)、新たな操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS46に移行する。その結果、プロセッサ20は、操作定義テーブル33を参照し、操作制限中の地図アプリのアプリ画面上のタッチパネル操作、例えば、スクロール操作や拡大縮小操作等を受付ける。
プロセッサ20は、点灯コマンドを検出しなかった場合(ステップS41否定)、図10に示す処理動作を終了する。また、プロセッサ20は、画面位置テーブル32内の「最前面」のアプリID32Bが画面ロック解除である場合(ステップS43肯定)、図10に示す処理動作を終了する。その結果、プロセッサ20は、画面ロック解除のアプリ画面上のロック解除操作の入力待ちとなる。また、プロセッサ20は、参照フラグ31Bに基づき該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能でない場合(ステップS45否定)、図10に示す処理動作を終了する。
プロセッサ20は、新たな操作を検出しなかった場合(ステップS46否定)、新たな操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS46に移行する。プロセッサ20は、操作フラグに基づき該当操作が受付可能でない場合(ステップS48否定)、画面ロック解除のアプリ画面を最前面ウインドウに設定し(ステップS50)、図10に示す処理動作を終了する。尚、プロセッサ20は、画面位置テーブル32内の「最前面」に画面ロック解除のアプリID32Bを登録すると共に、「バックグランド」に該当アプリのアプリID32Bを登録する。
図10に示す操作制御処理のプロセッサ20は、操作ロック状態での画面消灯中の再点灯を検出し、最前面のアプリ画面が画面ロック解除以外のアプリ画面の場合、当該アプリの参照フラグを取得する。そして、プロセッサ20は、参照フラグに基づき、現在のアプリ画面上の情報が参照可能な場合に、新たな操作を検出すると、操作内容に対応した操作フラグを参照する。そして、プロセッサ20は、操作内容に対応した操作フラグに基づき操作受付を制限する。その結果、利用者は、操作ロック状態でもアプリ画面上の情報を参照できる。更に、利用者は、操作ロック状態でもアプリ画面上の「操作可」の操作のみを操作できる。
プロセッサ20は、操作ロック状態で操作制限中のアプリ画面を画面表示中に「操作可」の操作を検出した場合、「操作可」の操作を受け付ける。その結果、利用者は、操作ロック状態でもアプリ画面上での「操作可」の操作を実行できる。
プロセッサ20は、操作ロック状態で操作制限中のアプリ画面を画面表示中に「操作不可」の操作を検出した場合、操作不可の操作を受け付けることなく、画面ロック解除のアプリ画面を最前面ウインドウに画面表示する。その結果、利用者は、画面ロック解除のアプリ画面で操作ロック状態に移行することで第三者の無断操作を抑止できる。
図11は、画面制御処理に関わる携帯端末1内の処理動作の一例を示す動作シーケンスである。図11に示すキー制御機能20A、画面ロック機能20B、アプリ制御機能20C、画面ロック解除機能20Dは、プロセッサ20内で実行する機能である。キー制御機能20Aは、キー操作部18内の画面消灯キーの入力操作を検出すると(ステップS61)、消灯コマンドを起動し、画面ロック制御の起動を画面ロック機能20Bに指示する(ステップS62)。画面ロック機能20Bは、画面ロック制御の起動指示に応じて、画面ロック解除及び画面表示可否確認をアプリ制御機能20Cに指示する(ステップS63)。
アプリ制御機能20Cは、画面表示可否確認を検出すると、画面位置テーブル32を参照し、画面位置テーブル32内の「最前面」に対応するアプリID32Bを確認する(ステップS64)。アプリ制御機能20Cは、アプリID32Bを確認した場合、アプリテーブル31を参照し、アプリテーブル31内のアプリID31Aの該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能であるか否かを判定する(ステップS65)。プロセッサ20は、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能な場合(ステップS65肯定)、表示部16に現在表示中の該当アプリのアプリ画面を維持したまま、表示部16を画面消灯する(ステップS66)。
また、画面ロック解除機能20Dは、該当アプリのアプリ画面上の情報が参照可能でない場合(ステップS65否定)、画面ロック解除のアプリ画面を表示部16の最前面ウインドウに画面表示すべく、表示部16に指示する(ステップS67)。尚、この際、画面ロック解除機能20Dは、画面位置テーブル32内の「最前面」に画面ロック解除のアプリID32Bを登録すると共に、「バックグランド」に直近まで「最前面」に登録されたアプリID32Bを登録する。そして、表示部16は、最前面ウインドウに画面ロック解除のアプリ画面を画面表示する(ステップS68)。そして、プロセッサ20は、表示部16を画面消灯すべく、ステップS66に移行する。
図12は、操作制御処理に関わる携帯端末1内の処理動作の一例を示す動作シーケンスである。キー制御機能20Aは、キー操作部18内の画面点灯キーの入力操作を検出すると(ステップS71)、点灯コマンドを起動し、表示部16を点灯表示する(ステップS72)。画面ロック機能20Bは、表示部16の画面点灯後、画面位置テーブル32及びアプリテーブル31を参照する。画面ロック機能20Bは、「最前面」のアプリ画面のアプリIDが「参照可能」である場合(ステップS73肯定)、最前面ウインドウに表示中のアプリ画面上の操作制限中の表示依頼を表示部16に指示する(ステップS74)。表示部16は、操作制限中の表示依頼を検出すると、アプリ画面の制限中のステータス情報を画面表示する(ステップS75)。
キー制御機能20Aは、キー入力を検出した場合(ステップS76)、キー操作に対応した操作内容を画面ロック機能20Bに通知する(ステップS77)。画面ロック機能20Bは、操作定義テーブル33を参照し、該当キー操作の操作内容33Aに対応した操作フラグ33Bを参照する(ステップS78)。画面ロック機能20Bは、該当キー操作の操作内容33Aに対応した操作フラグ33Bが「操作可」であるか否かを判定する(ステップS79)。画面ロック機能20Bは、該当キー操作の操作内容33Aに対応した操作フラグ33Bが「操作可」の場合(ステップS79肯定)、該当キー操作を受付ける。
また、画面ロック機能20Bは、該当キー操作の操作内容33Aに対応した操作フラグ33Bが「不可」の場合(ステップS79否定)、画面ロック解除のアプリ画面の起動要求を画面ロック解除機能20Dに通知する(ステップS80)。画面ロック解除機能20Dは、起動要求を検出すると、画面ロック解除のアプリ画面を表示部16の最前面ウインドウへの画面表示を依頼する(ステップS81)。表示部16は、表示依頼に応じて、画面ロック解除のアプリ画面を最前面ウインドウに画面表示する(ステップS82)。尚、画面ロック解除機能20Dは、画面位置テーブル32内の「最前面」に画面ロック解除のアプリID32B、「バックグランド」にアプリ画面のアプリID32Bを登録する。
実施例1のプロセッサ20は、アプリテーブル31を参照し、消灯コマンドに応じて、現在アプリに対応した参照フラグ31Bを取得する。更に、プロセッサ20は、取得された参照フラグ31Bに基づき、最前面ウインドウに現在のアプリ画面の代わりに操作ロック解除のアプリ画面を画面表示するか否かを判定する。そして、プロセッサ20は、判定結果に基づき、最前面ウインドウの画面を切替えて制御する。その結果、利用者は、参照可のアプリの場合、操作ロック状態でもアプリ画面上の情報を参照できる。そして、操作ロック状態でも、操作ロック解除の操作を要することなく、アプリ画面の継続使用に要する操作負担を軽減できる。
プロセッサ20は、最前面ウインドウにアプリ画面が画面表示されると判定された場合、最前面ウインドウにアプリ画面を画面表示させながら、操作定義テーブル33内の操作フラグに基づき、携帯端末1に対する操作を制限する。その結果、利用者は、操作ロック状態でも、アプリ画面上の情報を参照しながら、一部の操作を行うことができる。
プロセッサ20は、操作定義テーブル33内の操作フラグに基づく操作制限中に許可操作以外の操作を検出した場合に、最前面ウインドウに操作ロック解除のアプリ画面を画面表示させる。その結果、第三者による無断操作等を抑止することでセキュリティを高めることができる。
プロセッサ20は、携帯端末1の操作内容毎の制限内容を管理する操作定義テーブル33に基づき、携帯端末1に対する操作受付を制限する。その結果、携帯端末1は、操作定義テーブル33の内容を参照し、操作ロック状態での携帯端末1に対する操作受付を制限できる。
利用者は、アプリ画面上の情報を参照中に画面消灯による操作ロック状態に遷移したとしても、その後の再点灯で操作ロック状態を維持したまま、操作ロック状態の解除操作を実行しなくても、操作ロック状態前のアプリ画面を参照できる。
尚、上記実施例1では、操作定義テーブル33を携帯端末1内の操作内容毎に「操作可」又は「操作不可」を対応付けて管理したが、アプリ単位の操作内容毎に「操作可」又は「操作不可」を対応付けて管理しても良い。そこで、この場合の実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。尚、実施例1の携帯端末1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図13は、実施例2の携帯端末1内の操作定義テーブル33の一例を示す説明図である。図13に示す操作定義テーブル40は、アプリ41単位で操作内容42毎に操作フラグ43を対応付けて管理する。アプリ41としては、例えば、地図、ブラウザ、音楽、レシピ、絵描きやゲーム等のアプリがある。操作内容42としては、例えば、タッチパネル操作、キー操作、画面遷移、ファイル参照、外部接続及び通信等がある。操作フラグ43は、操作ロック状態での「操作可」又は「操作不可」を識別する識別子である。
プロセッサ20は、図13の操作定義テーブル40を参照し、例えば、アプリ41が「地図」の場合、タッチパネル操作の操作フラグ43が「操作可」、キー操作、画面遷移、ファイル参照、外部接続及び通信の操作フラグ43が「操作不可」であると認識する。
また、プロセッサ20は、例えば、アプリ41が「ゲーム」の場合、タッチパネル操作、キー操作及び画面遷移の操作フラグ43が「操作可」、ファイル参照、外部接続及び通信の操作フラグ43が「操作不可」であると認識する。
プロセッサ20は、操作ロック状態での操作制限中のアプリ画面に対して操作を検出した場合、操作定義テーブル40を参照し、操作制限中のアプリ41に対応した該当操作内容42の操作フラグ43を参照する。プロセッサ20は、該当内容42の操作フラグ43を参照し、該当操作内容42の操作フラグ43が「操作可」であるか否かを判定する。
次に実施例2の携帯端末1の動作について説明する。図14は、実施例2の操作制御処理に関わるプロセッサ20の処理動作の一例を示すフローチャートである。図14に示す操作制御処理は、操作ロック状態での表示部16の画面消灯中の再点灯に応じて携帯端末1の操作受付を制限する際に、アプリ毎に操作内容に対応した操作受付を制限する処理である。
図14においてプロセッサ20は、ステップS41〜46の処理動作を実行する。プロセッサ20は、操作制限中に操作を検出した場合(ステップS46肯定)、図13の操作定義テーブル40を参照し、操作定義テーブル40内の該当アプリ41内の操作内容42に対応した操作フラグ43を取得する(ステップS47A)。そして、プロセッサ20は、操作フラグ43に基づき該当操作内容42が「操作可」であるか否かを判定すべく、ステップS48に移行する。
プロセッサ20は、例えば、地図アプリで操作制限中に「タッチパネル操作」を検出した場合、図13の操作定義テーブル40を参照する。プロセッサ20は、ステップS47Aにて地図アプリ及びタッチパネル操作に対応した操作フラグ43が「操作可」の場合(ステップS48肯定)、該当操作を実行すべく、ステップS49に移行する。
また、プロセッサ20は、例えば、地図アプリで操作制限中に「外部接続」を検出した場合、図13の操作定義テーブル40を参照する。プロセッサ20は、ステップS47Aにて地図アプリ及び外部接続に対応した操作フラグ43が「操作不可」の場合(ステップS48否定)、画面ロック解除を表示部16の最前面ウインドウに画面表示すべく、ステップS50に移行する。
図14に示す操作制御処理のプロセッサ20は、操作ロック状態での画面消灯中の再点灯を検出し、最前面のアプリ画面が画面ロック解除以外のアプリ画面の場合、当該アプリの参照フラグを取得する。そして、プロセッサ20は、参照フラグに基づき、現在のアプリ画面上の情報が参照可能な場合に、新たな操作を検出すると、現在のアプリの操作内容に対応した操作フラグを参照する。そして、プロセッサ20は、操作内容に対応した操作フラグに基づき操作の受付を制限する。その結果、利用者は、操作ロック状態でもアプリ画面上の情報を参照できる。更に、利用者は、操作ロック状態でもアプリ画面上の「操作可」の操作のみを受け付ける。また、アプリ単位で操作内容毎の操作フラグを設定しているため、アプリ毎にバリエーションに富んだ操作受付の制限が可能となる。
プロセッサ20は、操作ロック状態で操作制限中のアプリ画面を画面表示中に「操作可」の操作を検出した場合、「操作可」の操作を受け付ける。その結果、利用者は、操作ロック状態でもアプリ画面上での「操作可」の操作を実行できる。
プロセッサ20は、操作ロック状態で操作制限中のアプリ画面を画面表示中に「操作不可」の操作を検出した場合、「操作不可」の操作を受け付けることなく、画面ロック解除のアプリ画面を最前面ウインドウに画面表示する。その結果、利用者は、携帯端末1が画面ロック解除のアプリ画面で操作ロック状態に移行することで、第三者による無断操作等を抑止してセキュリティ効果を高める。
実施例2のプロセッサ20は、携帯端末1のアプリ単位の操作内容毎の制限内容を管理する操作定義テーブル40の内容に基づき、携帯端末1に対する操作の受付を制限する。その結果、携帯端末1は、操作定義テーブル40の内容を参照し、操作ロック状態でのアプリ単位での携帯端末1に対する操作の受付を制限できる。
尚、上記各実施例では、スマートフォン等の携帯端末1を例示したが、例えば、携帯電話機、携帯用ゲーム端末、タブレット端末や、通信機能を備えていない携帯端末等であっても良い。
また、上記実施例の操作定義テーブル33及び操作定義テーブル40の内容は利用者の設定操作に応じて自由に設定登録できるようにしても良い。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを情報処理装置で実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行する情報処理装置の一例を説明する。図15は、操作制御プログラムを実行する情報処理装置を示す説明図である。
図15に示す操作制御プログラムを実行する情報処理装置100では、ROM110、RAM120、プロセッサ130、操作部140及び表示部150を有する。
そして、ROM110には、上記実施例と同様の機能を発揮する操作制御プログラムが予め記憶されている。尚、ROM110ではなく、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に操作制御プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、CD−ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。操作制御プログラムとしては、図15に示すように、参照プログラム110A、判定プログラム110B及び制御プログラム110Cである。尚、プログラム110A、110B及び110Cについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、プロセッサ130は、これらのプログラム110A、110B及び110CをROM110から読み出し、これら読み出された各プログラムを実行する。そして、プロセッサ130は、図15に示すように、各プログラム110A、110B及び110Cを、参照プロセス130A、判定プロセス130B及び制御プロセス130Cとして機能する。RAM120は、アプリ毎に、表示部150の最前面ウインドウに認証画面を画面表示するか否かを示す識別情報を管理する。
プロセッサ130は、アプリ毎に、表示部150の最前面ウインドウに認証画面を画面表示するか否かを示す識別情報を管理するRAM120を参照し、所定コマンドに応じて、現在のアプリに対応した識別情報をRAM120から取得する。更に、プロセッサ130は、取得された識別情報に基づき、最前面ウインドウに認証画面を画面表示するか否かを判定する。更に、プロセッサ130は、判定結果に基づき、最前面ウインドウの画面を切替えて制御する。その結果、アプリが最前面ウインドウに認証画面を画面表示しない場合、操作ロック状態でもアプリ画面を最前面ウインドウに画面表示する。そして、操作ロック状態でも、操作ロック状態を解除するロック解除操作を要しないため、アプリ画面の継続使用に要する操作負担を軽減できる。
以上、本実施例を含む実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)携帯電子機器のプロセッサに、
アプリケーション毎に、表示部の最前面ウインドウに認証画面を画面表示させるか否かを示す識別情報を管理する記憶部を参照し、所定コマンドに応じて、現在のアプリケーションに対応した識別情報を前記記憶部から取得し、
取得された識別情報に基づき、前記最前面ウインドウに前記認証画面を画面表示するか否かを判定し、
この判定結果に基づき、前記最前面ウインドウの画面を切替えて制御する
各処理を実行させることを特徴とする操作制御プログラム。
(付記2)前記プロセッサに、
前記最前面ウインドウに前記認証画面を画面表示しないと判定された場合に、前記最前面ウインドウに前記アプリケーション画面を画面表示させながら、前記携帯電子機器に対する操作を所定条件に基づき制限する
処理を実行させることを特徴とする付記1に記載の操作制御プログラム。
(付記3)前記プロセッサに、
前記所定条件に基づく操作制限中に許可操作以外の操作を検出した場合に、前記最前面ウインドウに前記認証画面を画面表示させる
処理を実行させることを特徴とする付記2に記載の操作制御プログラム。
(付記4)前記プロセッサに、
前記携帯電子機器の操作内容毎の制限内容を管理する前記所定条件に基づき、前記携帯電子機器に対する操作を制限する
処理を実行させることを特徴とする付記2又は3に記載の操作制御プログラム。
(付記5)前記プロセッサに、
前記携帯電子機器のアプリ単位の操作内容毎の制限内容を管理する前記所定条件に基づき、前記携帯電子機器に対する操作を制限する
処理を実行させることを特徴とする付記2又は3に記載の操作制御プログラム。
(付記6)プロセッサを有する携帯電子機器であって、
前記プロセッサは、
アプリケーション毎に、表示部の最前面ウインドウに認証画面を画面表示させるか否かを示す識別情報を管理する記憶部を参照し、所定コマンドに応じて、現在のアプリケーションに対応した識別情報を前記記憶部から取得し、
取得された識別情報に基づき、前記最前面ウインドウに前記認証画面を画面表示するか否かを判定し、
この判定結果に基づき、前記最前面ウインドウの画面を切替えて制御する
各処理を実行することを特徴とする携帯電子機器。
(付記7)携帯電子機器の操作制御方法であって、
前記携帯電子機器は、
アプリケーション毎に、表示部の最前面ウインドウに認証画面を画面表示させるか否かを示す識別情報を管理する記憶部を参照し、所定コマンドに応じて、現在のアプリケーションに対応した識別情報を前記記憶部から取得し、
取得された識別情報に基づき、前記最前面ウインドウに前記認証画面を画面表示するか否かを判定し、
この判定結果に基づき、前記最前面ウインドウの画面を切替えて制御する
各処理を実行することを特徴とする操作制御方法。
(付記8)プロセッサとメモリとを有する情報処理装置であって、
前記プロセッサは、
アプリケーション毎に、表示部の最前面ウインドウに認証画面を画面表示させるか否かを示す識別情報を管理する前記メモリを参照し、所定コマンドに応じて、現在のアプリケーションに対応した識別情報を前記メモリから取得し、
取得された識別情報に基づき、前記最前面ウインドウに前記認証画面を画面表示するか否かを判定し、
この判定結果に基づき、前記最前面ウインドウの画面を切替えて制御する
各処理を実行することを特徴とする情報処理装置。
1 携帯端末
16 表示部
20 プロセッサ
31 アプリテーブル
32 画面位置テーブル
33 操作定義テーブル
40 操作定義テーブル

Claims (6)

  1. 無操作時間の経過または消灯操作の受付けに応じて、表示部の消灯を制御するプロセッサを有する電子機器において、
    前記消灯後に、前記表示部の点灯操作を受付ける操作部を備え、
    前記プロセッサは、
    前記消灯の際に前記表示部が特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していた場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作に応じて前記アプリケーション画面を前記表示部に表示し、
    前記消灯の際に前記表示部が前記特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していなかった場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作に応じてロック解除画面を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記プロセッサは、
    前記点灯操作に応じて表示された前記アプリケーション画面に対して受け付けた操作が、スクロール操作、拡大操作または縮小操作の場合には、前記操作に応じた処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記プロセッサは、
    前記点灯操作に応じて表示された前記アプリケーション画面に対して受け付けた操作が、スクロール操作、拡大操作及び縮小操作と異なる操作の場合には、ロック解除画面を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 無操作時間の経過または消灯操作の受付けに応じて、表示部の消灯を制御するコンピュータの表示制御プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記消灯後に、前記表示部の点灯操作を受付け、
    前記消灯の際に前記表示部が特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していた場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作によって前記アプリケーション画面を前記表示部に表示させ、
    前記消灯の際に前記表示部が前記特定のアプリケーションのアプリケーション画面を表示していなかった場合には、前記操作部が受け付けた点灯操作によってロック解除画面を前記表示部に表示させる
    処理を実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記点灯操作に応じて表示された前記アプリケーション画面に対して受け付けた操作が、スクロール操作、拡大操作または縮小操作の場合には、前記操作に応じた処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載の表示制御プログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記点灯操作に応じて表示された前記アプリケーション画面に対して受け付けた操作が、スクロール操作、拡大操作及び縮小操作と異なる操作の場合には、ロック解除画面を前記表示部に表示する処理を実行させることを特徴とする請求項4又は5に記載の表示制御プログラム。
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