JP5611550B2 - 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム - Google Patents

携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5611550B2
JP5611550B2 JP2009164643A JP2009164643A JP5611550B2 JP 5611550 B2 JP5611550 B2 JP 5611550B2 JP 2009164643 A JP2009164643 A JP 2009164643A JP 2009164643 A JP2009164643 A JP 2009164643A JP 5611550 B2 JP5611550 B2 JP 5611550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
input
housing
mobile phone
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009164643A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011023795A (ja
Inventor
樹利 杉山
樹利 杉山
山縣 裕巳
裕巳 山縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2009164643A priority Critical patent/JP5611550B2/ja
Priority to CN2010800024078A priority patent/CN102132546A/zh
Priority to US13/058,110 priority patent/US20110143819A1/en
Priority to PCT/JP2010/061256 priority patent/WO2011007679A1/ja
Priority to BRPI1004350A priority patent/BRPI1004350A2/pt
Priority to EP10799738A priority patent/EP2299660A4/en
Publication of JP2011023795A publication Critical patent/JP2011023795A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5611550B2 publication Critical patent/JP5611550B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0235Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0241Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call
    • H04M1/0245Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call using open/close detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/66Substation equipment, e.g. for use by subscribers with means for preventing unauthorised or fraudulent calling
    • H04M1/667Preventing unauthorised calls from a telephone set
    • H04M1/67Preventing unauthorised calls from a telephone set by electronic means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/22Details of telephonic subscriber devices including a touch pad, a touch sensor or a touch detector

Description

本発明は、タッチパネル等を備えたスライド型の携帯電話機に関するものである。
従来、タッチパネルやキー等の操作部を有する2つの筐体が、互いにスライド可能に重ね合わされたスライド型の携帯電話機が使用されている。このようなスライド型の携帯電話機では、タッチパネル等を備えた上方の筐体(第1筐体)を下方の筐体(第2筐体)に対してスライドさせてずらすことで、第2筐体の操作部が露出する構造になっている。そして、多くの場合、着呼を受けた際の操作として、第1筐体をスライドさせることで着呼に対して応答し、通話を開始する操作が採用されている。
ここで、本発明の先行技術として、以下のものがある。
特許文献1には、筐体を折りたたみ可能な携帯電話機において、着呼があった際に折りたたんである携帯電話機の筐体を開けることによって、着信に応答できるようにする発明が開示されている。
また、特許文献2には、筐体を伸縮状態(非スライド状態)から伸張状態(スライド状態)にした場合、着信拒否すべき相手であればオンフック状態を維持し、使用者に通話選択の判断機会を与えることが可能な通信端末装置が開示されている。
また、特許文献3には、2つの筐体によるスライド式携帯通信端末において、スライド中に各筐体の合わせ面におけるキーが不測に押されてしまったとき、誤動作しないようにする携帯端末が開示されている。
特開平1 − 80145号公報(1989年3月27日公開) 特開2003−101614号公報(2003年4月 4日公開) 特開2005−051417号公報(2005年2月24日公開) 特開2008−085968号公報(2008年4月10日公開)
従来のタッチパネルを備えたスライド型の携帯電話機では、それほど大型のタッチパネルは搭載されていなかった。そのため、第1筐体をスライドさせる際にも、タッチパネルに触れることなく第1筐体を指で押してスライドさせることができた。その結果、スライド操作によって着呼に応答する場合に、ユーザが意図しないでタッチパネルに触れてしまい、誤操作してしまうという問題は生じなかった。
しかしながら、近時タッチパネルが大型化してきた。そして、このような大型のタッチパネルを搭載したスライド型の携帯電話機では、第1筐体をスライドさせる際に、タッチパネルを指で押してスライドさせることが想定されている。その結果、スライド操作によって携帯電話機の着呼に応答する場合に、ユーザは単にスライドさせる意図でタッチパネルに触れるため、このときのタッチによって誤入力が生じないようにする必要がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、タッチパネル等を用いたスライド型の携帯電話機において、ユーザがタッチパネル等をスライドさせる際に誤入力を防ぐことができる携帯電話機を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の携帯電話機は、第1操作部を備えた第1筐体が第2筐体に対してスライド可能に接続された携帯電話機であって、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしていない非スライド状態から、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出手段と、前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出手段と、電話網を介して他の電話機と通信する電話網通信手段と、前記電話網通信手段が他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出手段が前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出手段が前記入力状態を検出したとき、前記第1操作部からの操作入力を無効化する制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の制御方法は、第1操作部を備えた第1筐体が第2筐体に対してスライド可能に接続された携帯電話機の制御方法であって、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしていない非スライド状態から、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出ステップと、前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出ステップとを含み、さらに、電話網を介して他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出ステップにて前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出ステップにて前記入力状態を検出したとき、前記第1操作部からの操作入力を無効化する無効化ステップを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、電話網を介して他の電話機からの着呼を受けた際に、筐体がスライド状態にあるか否か、および、第1操作部に操作入力が行われている入力状態にあるか否かを検出し、第1操作部からの操作入力を無効化する。これによって、スライド構造を備えた携帯電話機において着信に対して応答する際に、ユーザが第1操作部を押さえて筐体をスライドさせることによる、第1操作部からの誤入力を防止することができる。
ここで、従来、タッチパネルを搭載したスライド型の携帯電話機では、筐体をスライドさせておらず、第1筐体が押し上げられていない状態(非スライド状態)では、タッチパネルからの操作入力を無効にしている。そして、筐体をスライドさせた、第1筐体が押し上げられている状態(スライド状態)になった場合に、タッチパネルからの操作入力を有効にしている。このようなスライド型の携帯電話機では、従来はタッチパネルの面積が小さかったため、タッチパネルを備えた第1筐体をスライドさせる際に、ユーザはタッチパネル以外の筐体部分を指で押すことで筐体をスライド状態にすることができた。
しかしながら、タッチパネルの面積を広げることによって、筐体の大部分もしくは全部を覆うように構成した場合、ユーザはタッチパネル部分を指で押さえることによって筐体をスライドさせることになる。そのため、上記従来のスライド型の携帯電話機における操作無効化技術を適用した場合には、筐体をスライドさせて、第1筐体が押し上げられた状態になったとき、タッチパネルへの操作入力が有効になってしまうので、ユーザによる筐体のスライド操作で、意図せぬ誤入力が起こってしまう。
これを防止するために、本発明では、電話網を介して他の電話機から着呼を受けた際に、スライド状態への遷移を検出した場合、入力状態を検出したとき、第1操作部からの操作入力を無効化することで、第1操作部から誤入力が入力されてしまうことを防止している。
上記の携帯電話機では、前記制御手段は、前記第1操作部からの操作入力を無効化した後に、さらに、前記入力状態検出手段が前記入力状態を検出しなくなった場合、前記電話網通信手段に前記着呼に応答する処理を実行させることを特徴としている。
上記の構成によれば、他の電話機からの着呼を受けた際に、スライド状態への遷移を検出した場合、入力状態を検出したとき、すなわち、ユーザが第1操作部を指で押さえて筐体をスライドさせた状態から、ユーザが第1操作部から指を離した場合に、着呼に応答する処理、具体的には、オフフック状態にして通話を開始するなどの処理を実行する。これによって、ユーザが筐体をスライドさせる際に第1操作部のどのような位置を触っても、第1操作部から指を離した時点で、着呼に応答する処理を確実に行うことができる。
上記の携帯電話機では、前記制御手段は、前記第1操作部からの操作入力を無効化した後に、さらに、前記スライド状態検出手段が前記スライド状態を検出しなくなった場合、前記電話網通信手段に前記着呼に対して着信拒否を行う処理を実行させることを特徴としている。
上記の構成によれば、第1操作部からの操作入力を無効化した後に、スライド状態から非スライド状態への遷移を検出した場合に、着信拒否を行う。すなわち、ユーザが第1操作部を指で押さえて筐体をスライドさせた状態から、ユーザが第1操作部を指で押さえて筐体を再び非スライド状態(スライド状態が検出されない状態)に戻した場合、現在、着呼を受けている相手から通話の着信拒否を行う処理を実行する。
これによって、ユーザが筐体をスライドさせる際に第1操作部のどのような位置を触っても、触れている間の第1操作部に対する入力を無効化しておき、筐体を元に戻した時点で、着呼に対して着信拒否する処理を確実に行うことができる。したがって、ユーザは電話番号の表示や着信音によって着信相手を確認したうえで、着呼に対して応答するか否かを筐体をスライドさせた状態のままで考慮した上で、着信拒否の処理を実行することができる。それゆえ、着信拒否を単純な操作で実行すると共に、筐体をスライドしていない通常の状態に戻すことができる。
なお、筐体の「非スライド状態」への変化による着信拒否を行う処理としては、留守番電話に切り換えたり、着信拒否用のメッセージを流したり、所定のメールを送信する処理などを行ってもよい。着呼した相手からの通話に応答せず、通話以外のその他の機能を実行する構成であれば、どのような処理であってもよい。また、着呼した通信相手の電話番号を自動的に着信拒否する電話番号のリストに追加してもよい。
なお、上記携帯電話機は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記携帯電話機をコンピュータにて実現させる携帯電話機の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の携帯電話機は、第1操作部を備えた第1筐体が第2筐体に対してスライド可能に接続された携帯電話機であって、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしていない非スライド状態から、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出手段と、前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出手段と、電話網を介して他の電話機と通信する電話網通信手段と、前記電話網通信手段が他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出手段が前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出手段が前記入力状態を検出したとき、前記第1操作部からの操作入力を無効化する制御手段とを備えている。
また、本発明の制御方法は、第1操作部を備えた第1筐体が第2筐体に対してスライド可能に接続された携帯電話機の制御方法であって、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしていない非スライド状態から、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出ステップと、前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出ステップとを含み、さらに、電話網を介して他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出ステップにて前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出ステップにて前記入力状態を検出したとき、前記第1操作部からの操作入力を無効化する無効化ステップを含んでいる。
上記の構成によれば、スライド構造を備えた携帯電話機において着信に対して応答する際に、ユーザがタッチパネルで構成された第1操作部を押さえて筐体をスライドさせることで、第1操作部から誤入力が入力されてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
本願発明の一実施形態を示すものであり、携帯電話機の主要部を示す機能ブロック図である。 上記携帯電話機のハードウェア構成の一例を示す概略図である。 上記携帯電話機の外観を示す図であり、図3(a)は非スライド状態(待受モード)における外観を示す図であり、図3(b)はスライド状態(通話モード)における外観を示す図であり、(c)は非スライド状態(待受モード)における側面図である。 上記携帯電話機で着呼があった場合に行う処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図1から図4に基づいて説明すると、以下のとおりである。なお、以下の説明では、図3のように、タッチパネルで構成された第1操作部が、第1筐体における表面の大部分もしくは全部を覆うように構成した場合の例を示すが、これに限るものではない。タッチパネルが第1筐体の一部しか覆っていない場合であっても、第1筐体を指で押さえてスライドさせる操作を行う際にタッチパネルに触れてしまい、誤入力が入力される可能性があるならば、本発明は有効である。また、本実施形態では、第1操作部はタッチパネルで構成されたものとして説明するが、第1筐体に設けられる入力デバイスは、スライド操作の際にユーザが触れて意図しない操作入力となる可能性があるものであればよく、タッチパネルの代わりに、例えばキーやダイアルが設けられていてもよい。
まず、図1〜図3を参照して、本実施形態の携帯電話機10の基本的な構成について説明する。図1は、携帯電話機10の主要部を示す機能ブロック図である。図2は、携帯電話機10のハードウェア構成の一例を示す概略図である。図3は、携帯電話機10の外観を示す図である。
図1に示すように、携帯電話機10は、第1筐体12および第2筐体14が、スライド接続部16を介してスライド可能に接続されている構成となっている。
第1筐体12は、表示部20および第1操作部22を備えている。第2筐体14は、第2操作部24、音声入出力部26、状態検出部(状態検出手段)28、制御部(制御手段)30、記憶部40、および電話網通信部(電話網通信手段)50を備えている。状態検出部28は、さらに、スライド状態検出部(スライド状態検出手段)27、および入力状態検出部(入力状態検出手段)29を備えている。制御部30は、さらに、CPU32、RAM34、およびROM36を内部に備えている(図2)。
なお、第1筐体12および第2筐体14内の各機能ブロックの配置は一例であり、音声入出力部26、状態検出部28、制御部30、記憶部40、および電話網通信部50は、第1筐体および第2筐体の少なくともいずれか一方に配置されていればよい。
図1および図2に示すように、表示部20は、液晶素子や有機EL(Elector Luminescence )などで構成された表示パネルで構成され、制御部30からの指示に基づいて各種画像やデータなどの表示を行う。第1操作部22は、表示部20全体を覆うように配置された、表示部20の表示内容を透視可能なタッチパネルなどの操作入力デバイスで構成されており、状態検出部28を介してユーザからの操作入力を制御部30に入力する。なお、表示部20および第1操作部22は、入出力デバイスとして一体となって構成されていてもよい。
スライド接続部16は、第1筐体12および第2筐体14をスライド可能に接続する接続器具である。スライド接続部16は、金属やプラスチックなどのレールの組み合わせで構成され、第1筐体12を第2筐体14に対してずれた状態(以下、「スライド状態」と呼ぶ)で保持する機能を持っている。
なお、以下の説明では、図3(a)および図3(b)に示すように、通話のための操作入力を行う第2操作部24を備える側の短辺を携帯電話機10の下側、反対側の短辺を上側と定義し、第1筐体12が上側にずれた状態をスライド状態と定義している。つまり、図3(a)の状態は、非スライド状態であり、同図(b)の状態がスライド状態である。
なお、図3(a)の状態から、図3(b)の状態となるまでの中間状態(非スライド状態から、少しでもスライドされた状態)も含めてスライド状態と定義してもよい。
また、第1筐体12が第2筐体14に対してずれた状態であることを検知するために、上部および下部の対応する箇所に図示しない磁石および磁気センサが設けられている。なお、磁石および磁気センサを用いるかわりに、スイッチや接点、および、その他の各種センサを用いてもよい。
第2操作部24は、第2筐体14に配置された入力デバイスで、0〜9の数字キーや、#、*などの記号キー、着信、切断、メール、十字キーなどの機能ボタンなどで構成されている。また、第2操作部24は、図3(b)に示すように、タッチパネルなどで構成された第1操作部22が配置される第1筐体12を図面の上方向にスライドしてずらした状態(スライド状態)において、第1筐体12の下から露出する構成となっている。
ここで、一般のスライド型携帯電話では、第1筐体12の端に力をかけて第1筐体12をスライドさせることが多い。
しかし、タッチパネルで構成された第1操作部22が第1筐体12上の大きな部分を占める場合、筐体同士をスライドさせるためにタッチパネルを触ることが自然である。そして、携帯電話機10では、ユーザは通話の発信を行う際や他の機能の操作を行う際に、タッチパネル以外の数字キーなどの入力デバイスを用いる場合には、筐体をずらして第2操作部24を露出させる。このとき、携帯電話機10は、第1操作部22のタッチパネルが大型であるため、ユーザは第1筐体12をスライドさせる際に第1操作部22のタッチパネルに触れる必要がある。
ここで、携帯電話機10は、第1筐体12をスライドさせる際に、タッチパネルによる入力機能が有効になる(以下、「入力状態」と呼ぶ)。このため、着呼があったときに、通話を開始する操作を行うために、第1筐体12をスライドさせる際にも「入力状態」となる。
そして、本実施形態の携帯電話機10は、このときに誤入力が発生しないように、後述のように、タッチパネルからの操作入力を無効化する。これにより、着呼があった際の「入力状態」による誤入力を防止している。
音声入出力部26は、マイクやスピーカなどで構成された音声入出力用デバイスであり、携帯電話機10の裏側面や、ユーザが携帯電話機を顔に近づけた際に口や耳にあたる場所に配置されている。なお、音声入出力部26は、外部の音声入出力デバイスに接続するためのコネクタやインタフェースであってもよい。
状態検出部28は、スライド接続部16や第1操作部22の状態を検出して、制御部30に対して入力する。具体的には、スライド状態検出部27は、第1筐体12および第2筐体14が互いにスライドして、第1筐体12が第2筐体14上において上向きに押し上げられている状態(つまりスライド状態)であるか否かを検出する。
入力状態検出部29は、第1操作部22からの操作入力が行われているか否かを検出する。スライド状態の場合には、状態検出部28は、第1操作部22からの操作入力を制御部30に出力する。一方、第1筐体12および第2筐体14が互いにスライドしておらず、第1筐体12が第2筐体14上において上向きに押し上げられていない状態(つまり非スライド状態)の場合には、状態検出部28は、第1操作部22からの操作入力を基本的に受け付けず無効化している。
なお、非スライド状態であっても、所定のボタンを押した場合に第1操作部22からの操作入力を有効にする機能を持たせてもよい。
制御部30は、携帯電話機10の各部の機能を制御する制御ユニットであり、内部にCPU32、RAM34、およびROM36などを備えている(図2)。制御部30は、第1操作部22、第2操作部24、音声入出力部26、および状態検出部28の入力を受けて各部を制御し、表示部20に画面を表示させ、記憶部40にデータを保存し、電話網通信部50を介して他の端末に対して電話通信を行う。
記憶部40は、例えば半導体メモリや磁気記憶ユニットなどで構成された記憶装置であり、制御プログラムや電話帳などのデータ、着信拒否相手の情報などを記憶している。
次に、図3を参照して、本実施形態の携帯電話機10のスライド構造について説明する。図3は、携帯電話機10の外観の一例を示す図であり、図3(a)は、上述のように、非スライド状態の携帯電話機10の外観を示している。携帯電話機10は、非スライド状態においては、待受モードと呼ばれる動作状態となる。一方、図3(b)は、スライド状態の携帯電話機10の外観を示している。携帯電話機10は、非スライド状態においては、通話モードと呼ばれる動作状態となる。なお、図3(c)は、非スライド状態(待受モード)の携帯電話機10の側面図である。
なお、本実施形態において、待受モードとは、着信待受状態でそのままでは通話できない状態を指し、通話モードとは、電話回線網を通じて通話が可能な状態を指すものと定義する。待受モードでは、基本的に各操作部からの操作入力は無効な状態とし、表示部20に何も表示せず、アラームや着信音などは携帯電話機10の背後に配置されたスピーカから音声を出力する状態である。通話モードは、通話用の状態で、通話やメール送信などの携帯電話機10の各種機能が使用可能な状態であり、表示部20に表示が行われ、各操作部からの操作入力が有効な状態である。
図3(c)の側面図に示すように、携帯電話機10は、第2筐体14の上に第1筐体12が載せられ、図示しないスライド接続部16(第1筐体12または第2筐体14の内部に搭載)を介して、同図の左右方向(図3(a)および図3(b)の上下方向)にスライド可能に接続されている。第1筐体12の上には、さらに、タッチパネルで構成された第1操作部22が載せられている。
図3(a)および図3(b)に示すように、タッチパネルで構成された第1操作部22は第1筐体12の面積の大半を占め、第1筐体12をスライドさせる際には、タッチパネルで構成された第1操作部22に指を押し当てて操作する。
なお、本実施形態では、第1筐体12のスライド移動範囲は、第2筐体14をはみ出さない範囲内で上下するものとしている。また、第1筐体12がスライドしてずれた下側には、第2筐体14の第2操作部24が配置されており、第1筐体12を上にスライドさせることによって、第2操作部24がユーザから操作可能な状態に露出する構成となっている。
また、図3(b)では、第2操作部24として、通話に関する基本的な機能を実現する(着信、切断、保留、電源キーなど)の最小限のキーのみで構成し、数字キーやその他の機能はタッチパネルで構成された第1操作部22から入力させる構成としているが、これに限るものではない。第2操作部24に、数字キーや、記号キー、各種機能キーなどを搭載してもよい。
なお、携帯電話機10は、スライド型のものであればよく、図3(a)〜(c)の例に限られない。例えば、第1筐体12は、第2筐体14からはみ出す位置までスライドするようになっていてもよい。この場合には、スライドすることによって、携帯電話機10が外観上伸張した状態となる。また、第1筐体12と第2筐体14は、上記特許文献4に記載されているような、1つ以上の回転板を用いて、円弧軌道で互いにスライドする構造であってもよい。
次に、図4を参照して、携帯電話機10で行われる処理の流れについて説明する。図4は、携帯電話機10で着呼があった場合に行う処理の流れを示すフローチャートである。
一連の処理は、電話網通信部50を介して他の電話機から着呼を受けた状態から開始される(S100)。処理が開始されると、S101において、状態検出部28は、携帯電話機10が非スライド状態(待受モード)であるか、スライド状態(通話モード)であるかを判断する。通話モードの場合、処理はS102へ進む。待受モードの場合、処理はS103へ進む。
S102において、携帯電話機10の制御部30は、通話モードの現在の設定に従って、ユーザからのタッチパネル(第1操作部22)やキー(第2操作部24)を利用した着信および通話の処理や着信拒否の処理などを実行する。
S103において、携帯電話機10の制御部30は、状態検出部28で検出される筐体の状態の検出結果に基づいて、現在の待受モードからの状態遷移を監視する。状態が変化しない場合(S103で「変化なし」)、処理はS103に戻って状態遷移の監視を繰り返す。状態が通話モードへ遷移した場合、つまりスライド状態への遷移が検出された場合、処理はS104へ進む(S103で「通話モードへの移行」)。
「通話モードへの移行」したときには、制御部30は、着信相手の電話番号等を表示部20に表示させてもよい。これにより、ユーザは、着信相手を知ることができる。また、S100で着呼を受けた状態で、制御部30は、図示していないサブディスプレイに着信相手の電話番号等を表示させてもよい。
S104において、携帯電話機10の状態検出部28は、第1操作部22のタッチパネルへの入力状態の確認を行う。第1操作部22のタッチパネルへの操作入力がなかった場合(S104で「なし」)、処理はS105へ進む。第1操作部22への操作入力があった場合(S104で「あり」)、処理はS106へ進む。
S105において、携帯電話機10の制御部30は、S103で通話モードへの移行、言い換えれば、非スライド状態からスライド状態への遷移を検出しているので、電話網通信部50に着呼に応答する処理を実行させる。すなわち、従来と同様に着信に対して応答する通話処理を行う。この処理は、着呼があった際に筐体をスライドさせることで、着呼に対して通話を開始する従来の携帯電話機で行われていた処理と同様である。
S106において、携帯電話機10の状態検出部28は、S104で確認したタッチ入力情報をキャンセルする。つまり、状態検出部28は、スライド接続部16からの入力が「スライド状態」に遷移したことを検出した場合(S103で「通話モードに移行」)に、第1操作部22からの操作入力を検出したとき(S104で「あり」)に、当該第1操作部22からの操作入力を無効にする処理を行う。
これは、着呼時における第1操作部22に対する入力が、ユーザが意図した操作入力ではなく、スライド状態にするための操作である可能性が高いためである。筐体同士をスライドさせる場合、ユーザは第1操作部22のタッチパネルの押さえ易い部分(例えばタッチパネルの端部や中央部付近)を指で押さえて力を加え、指とタッチパネル表面との摩擦で筐体をスライドさせる。
このとき、筐体が「スライド状態」に移行することにより、タッチパネルからの操作入力が有効になる。このため、第1操作部22は、ユーザが筐体をスライドさせるために指で触れたタッチパネルの部分からの入力を操作入力として受け取ってしまう。
そこで、携帯電話機10では、筐体が「非スライド状態」から「スライド状態」に変化した場合に、第1操作部22のタッチパネルに対して操作入力が行われている「入力状態」であることが検出されたときには、ユーザによって一度指が離されるまで(S107)、第1操作部22に対する操作入力を無効にしている。上記構成によって、ユーザによるスライドのためのタッチパネルへの操作入力を誤入力として受け取ることなく、着信処理を行うことができる。
S107において、状態検出部28は、第1操作部22のタッチパネルへの操作入力がある「入力状態」であるか、操作入力がある状態から操作入力が無い「非入力状態」に変化したかを検出する。操作入力がある場合(S107で「あり(変化なし)」)、処理はS108へ進む。操作入力が「非入力状態」に変化した場合(S107で「タッチ入力の喪失(指がタッチ面から離れる)」)、処理はS105に進み、着信処理を行う。
S108において、状態検出部28は、携帯電話機10の筐体の状態が変化したか否かを検出する。携帯電話機10の筐体の状態が通話モードである「スライド状態」から変化がない場合(S108で「変化なし」)、処理はS107に戻り、第1操作部22のタッチパネルへのタッチ状態を確認する処理を行う。携帯電話機10の筐体の状態が通話モードである「スライド状態」から、待受モードである「非スライド状態」に変化した場合(S108で「待受モードへの移行」)、処理はS109へ進む。
S109において、携帯電話機10の制御部30は、電話網通信部50に、着信した通話に対して着信拒否する処理を行わせる。なお、筐体の「非スライド状態」への変化による着信拒否を行う処理としては、留守番電話に切り換えたり、着信拒否用のメッセージを流したり、所定のメールを送信する処理などを行ってもよい。すなわち、着呼した相手からの通話に応答せず、通話以外のその他の機能を実行する構成であれば、どのような処理であってもよい。また、着呼した通信相手の電話番号を自動的に着信拒否する電話番号のリストに追加してもよい。
上記の手順を繰り返すことによって、携帯電話機10は、着呼に対して応答する一連の処理を実行する。これによって、スライド構造を備えた携帯電話機10が着信に対して応答する際に、ユーザが第1操作部22のタッチパネルを押さえて第1筐体12をスライドさせることで、第1操作部22から誤入力が入力されてしまうことを防止することができる。
なお、本実施形態では、携帯電話機10として、図3(a)や図3(b)に示すように、タッチパネルで構成された第1操作部22を備えた第1筐体12を、第2筐体14に対して上下方向にスライドさせる構成として説明したが、これに限るものではない。第1筐体12を、左右のいずれか一方、または、両方にスライドさせる構成であってもよい。
また、本実施形態では、第2操作部24として、通話に関する少数のキーのみを備える構成としたが、これに限るものではない。第2操作部24として、いわゆるQWERTYキーボードとよばれるフルキーボードを適用してもよい。QWERTYキーボードは、横長であるから、この場合には、上述のように、第1筐体12を第2筐体14に対して左右にスライドさせる構成とすることが望ましい。さらに、第1筐体12を第2筐体14に対して上下にスライドさせるとともに、左右にもスライドできる構成として、第2筐体14の下側部分(上向きのスライドで露出する部分)に通話に関する少数のキーを備え、第2筐体14の右側または左側部分(左右のスライドで露出する部分)に横向きにQWERTYキーボードを備える構成としてもよい。
以上のように、本実施形態の携帯電話機10は、タッチパネルによる第1操作部22を備えた第1筐体12が第2筐体14に対してスライド可能に接続された携帯電話機10であって、第2筐体14に対して第1筐体12がスライドしていない非スライド状態から、第2筐体14に対して第1筐体12がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出部27と、第1操作部22のタッチパネルにおいて操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出部29と、電話網通信部50が他の電話機からの着呼を受けた際に、スライド状態検出部27が前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、入力状態検出部29が前記入力状態を検出したとき、第1操作部22からの操作入力を無効化する制御部30とを備えている。
また、本実施形態の制御方法は、第1操作部22を備えた第1筐体12が第2筐体14に対してスライド可能に接続された携帯電話機10の制御方法であって、第2筐体14に対して第1筐体12がスライドしていない非スライド状態から、第2筐体14に対して第1筐体12がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出ステップと、第1操作部22において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出ステップとを含み、さらに、電話網を介して他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出ステップにて前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出ステップにて前記入力状態を検出したとき、第1操作部22からの操作入力を無効化する無効化ステップを含んでいる。
上記の構成によれば、電話網を介して他の電話機からの着呼を受けた際に、筐体のスライド状態、および、タッチパネルの入力状態を検出し、スライド状態への遷移を検出した場合、入力状態を検出したとき、第1操作部22のタッチパネルからの操作入力を無効化している。これによって、スライド構造を備えた携帯電話機10において着信に対して応答する際に、ユーザが第1操作部22のタッチパネルを押さえて筐体をスライドさせることによる、第1操作部22からの誤入力を防止することができる。
上記の携帯電話機10では、制御部30は、第1操作部22のタッチパネルからの操作入力を無効化した後に、さらに、入力状態検出部29が前記入力状態を検出しなくなった場合、電話網通信部50に前記着呼に応答する処理を実行させている。
上記の構成によれば、他の電話機からの着呼を受けた際に、スライド状態への遷移を検出した場合、入力状態を検出したとき、すなわち、ユーザがタッチパネルを指で押さえて筐体をスライドさせた状態から、ユーザがタッチパネルから指を離した場合に、着呼に応答する処理、具体的には、オフフック状態にして通話を開始するなどの処理を実行する。これによって、ユーザが筐体をスライドさせる際にタッチパネルのどのような位置を触っても、タッチパネルから指を離した時点で、着呼に応答する処理を確実に行うことができる。
上記の携帯電話機10では、制御部30は、第1操作部22のタッチパネルからの操作入力を無効化した後に、さらに、スライド状態検出部27が前記スライド状態を検出しなくなった場合、電話網通信部50に前記着呼に対して着信拒否を行う処理を実行させている。
上記の構成によれば、スライド状態への遷移を検出した場合、入力状態を検出したとき、すなわち、ユーザがタッチパネルを指で押さえて筐体をスライドさせた状態(スライド状態)から、前記スライド状態が検出されない状態、すなわち、ユーザがタッチパネルを指で押さえたまま筐体を再びスライドさせていない状態(非スライド状態)に戻した場合、着呼を受けている通話の着信拒否を行う処理を実行する。
これによって、ユーザが筐体をスライドさせる際にタッチパネルのどのような位置を触っても、触れている間のタッチパネルに対する入力を無効化しておき、筐体を元に戻した時点で、着呼に対して着信拒否する処理を確実に行うことができる。したがって、ユーザは電話番号の表示や着信音によって着信相手を確認したうえで、着呼に対して応答するか否かを携帯電話機10をスライドさせた状態のままで考慮した上で、着信拒否の処理を実行することができる。それゆえ、着信拒否を単純な操作で実行すると共に、携帯電話機10をスライドしていない通常の状態(非スライド状態)に戻すことができる。
なお、筐体の「非スライド状態」への変化による着信拒否を行う処理としては、留守番電話に切り換えたり、着信拒否用のメッセージを流したり、所定のメールを送信する処理などを行ってもよい。着呼した相手からの通話に応答せず、通話以外のその他の機能を実行する構成であれば、どのような処理であってもよい。また、着呼した通信相手の電話番号を自動的に着信拒否する電話番号のリストに追加してもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態に開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、携帯電話機10の各ブロック、特に、状態検出部28および制御部30は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、携帯電話機10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯電話機10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記データ携帯電話機10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、携帯電話機10を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、タッチパネルがスライドする構造を備えた携帯電話機において着信に対して応答する際に誤入力が入力されてしまうことを防止することができるので、スライド型の携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、通信装置、ノートPC(Personal Computer)、およびその他の電子機器に好適に利用することができる。
10 携帯電話機
12 第1筐体
14 第2筐体
20 表示部
22 第1操作部
24 第2操作部
26 音声入出力部
27 スライド状態検出部(スライド状態検出手段)
28 状態検出部(状態検出手段)
29 入力状態検出部(入力状態検出手段)
30 制御部(制御手段)
32 CPU
34 RAM
36 ROM
40 記憶部
50 電話網通信部(電話網通信手段)

Claims (4)

  1. 第1操作部を備えた第1筐体が第2筐体に対してスライド可能に接続された携帯電話機であって、
    前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしていない非スライド状態から、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出手段と、
    前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出手段と、
    電話網を介して他の電話機と通信する電話網通信手段と、
    前記電話網通信手段が他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出手段が前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出手段が前記入力状態を検出したとき、前記第1操作部からの操作入力を無効化する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記第1操作部からの操作入力を無効化した後に、さらに、前記入力状態検出手段が前記入力状態を検出しなくなった場合、前記電話網通信手段に前記着呼に応答する処理を実行させることを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記制御手段は、前記第1操作部からの操作入力を無効化した後に、さらに、前記スライド状態検出手段が前記スライド状態を検出しなくなった場合、前記電話網通信手段に前記着呼に対して着信拒否を行う処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 第1操作部を備えた第1筐体が第2筐体に対してスライド可能に接続された携帯電話機の制御方法であって、
    前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしていない非スライド状態から、前記第2筐体に対して前記第1筐体がスライドしたスライド状態への遷移を検出するスライド状態検出ステップと、
    前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出する入力状態検出ステップと、
    電話網を介して他の電話機からの着呼を受けた際に、前記スライド状態検出ステップにて前記非スライド状態から前記スライド状態への遷移を検出した場合、前記入力状態検出ステップにて前記入力状態を検出したとき、前記第1操作部からの操作入力を無効化する無効化ステップと、
    前記無効化ステップにて、前記第1操作部からの操作入力を無効化した後に、さらに、前記第1操作部において操作入力が行われている入力状態を検出しなくなった場合、前記着呼に応答する処理を実行するステップと、を含むことを特徴とする制御方法。
  4. 請求項1または2に記載の携帯電話機を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
JP2009164643A 2009-07-13 2009-07-13 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP5611550B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009164643A JP5611550B2 (ja) 2009-07-13 2009-07-13 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム
CN2010800024078A CN102132546A (zh) 2009-07-13 2010-07-01 便携式电话机、便携式电话机的控制方法以及程序
US13/058,110 US20110143819A1 (en) 2009-07-13 2010-07-01 Mobile phone, method for controlling same, and program
PCT/JP2010/061256 WO2011007679A1 (ja) 2009-07-13 2010-07-01 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム
BRPI1004350A BRPI1004350A2 (pt) 2009-07-13 2010-07-01 telefone móvel, metodo para controle do mesmo e programa
EP10799738A EP2299660A4 (en) 2009-07-13 2010-07-01 MOBILE PHONE, METHOD FOR CONTROLLING A MOBILE PHONE AND A PROGRAM

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009164643A JP5611550B2 (ja) 2009-07-13 2009-07-13 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011023795A JP2011023795A (ja) 2011-02-03
JP5611550B2 true JP5611550B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=43449289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009164643A Expired - Fee Related JP5611550B2 (ja) 2009-07-13 2009-07-13 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20110143819A1 (ja)
EP (1) EP2299660A4 (ja)
JP (1) JP5611550B2 (ja)
CN (1) CN102132546A (ja)
BR (1) BRPI1004350A2 (ja)
WO (1) WO2011007679A1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9313306B2 (en) 2010-12-27 2016-04-12 Rohm Co., Ltd. Mobile telephone cartilage conduction unit for making contact with the ear cartilage
KR101824822B1 (ko) 2010-12-27 2018-02-01 로무 가부시키가이샤 송수화 유닛 및 수화 유닛
JP2012168618A (ja) 2011-02-10 2012-09-06 Kyocera Corp 電子機器
JP5783352B2 (ja) 2011-02-25 2015-09-24 株式会社ファインウェル 会話システム、会話システム用指輪、携帯電話用指輪、指輪型携帯電話、及び、音声聴取方法
JPWO2012169109A1 (ja) 2011-06-08 2015-02-23 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 電子装置、動作制御方法、及びプログラム
JP2013021378A (ja) * 2011-06-17 2013-01-31 Sony Corp 制御装置、制御方法、プログラム、入力信号受信装置、操作入力装置、及び入力システム
TWI666910B (zh) 2012-01-20 2019-07-21 日商精良股份有限公司 mobile phone
JP6133555B2 (ja) * 2012-06-29 2017-05-24 株式会社ファインウェル 携帯電話
KR20180061399A (ko) 2012-06-29 2018-06-07 로무 가부시키가이샤 스테레오 이어폰
CN103685689B (zh) * 2012-09-10 2017-09-15 腾讯科技(深圳)有限公司 一种来电界面操作方法和移动终端
KR101877652B1 (ko) 2013-08-23 2018-07-12 로무 가부시키가이샤 휴대 전화
KR101926586B1 (ko) 2013-10-24 2018-12-10 파인웰 씨오., 엘티디 팔찌형 송수화 장치, 팔찌형 통지 장치
JP6551919B2 (ja) 2014-08-20 2019-07-31 株式会社ファインウェル 見守りシステム、見守り検知装置および見守り通報装置
CN107113481B (zh) 2014-12-18 2019-06-28 株式会社精好 利用电磁型振动单元的软骨传导接听装置及电磁型振动单元
KR102056550B1 (ko) 2015-07-15 2019-12-16 파인웰 씨오., 엘티디 로봇 및 로봇 시스템
JP6551929B2 (ja) 2015-09-16 2019-07-31 株式会社ファインウェル 受話機能を有する腕時計
US10778824B2 (en) 2016-01-19 2020-09-15 Finewell Co., Ltd. Pen-type handset
JP2020053948A (ja) 2018-09-28 2020-04-02 株式会社ファインウェル 聴取装置
CN109257468A (zh) * 2018-10-25 2019-01-22 联想(北京)有限公司 一种处理方法及终端设备

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6480145A (en) 1987-09-22 1989-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd Portable telephone set
JP3353889B1 (ja) 2001-09-19 2002-12-03 株式会社ヘリオス 通信端末装置、自動回線接続方法、情報記憶媒体およびプログラム
JP2003179678A (ja) * 2001-10-03 2003-06-27 Nec Corp 携帯電話機
US7305236B2 (en) * 2002-05-17 2007-12-04 General Motors Corporation Method of cellular connectivity reporting
CN2595103Y (zh) * 2003-01-03 2003-12-24 北京恒基伟业电子产品有限公司 盖上设置有按键的手机
JP4588301B2 (ja) 2003-07-31 2010-12-01 京セラ株式会社 携帯端末
EP1758345B1 (en) * 2005-08-26 2016-12-28 Microsoft Technology Licensing, LLC Mobile telecommunication handset having touch pad
JP4499078B2 (ja) 2006-08-31 2010-07-07 株式会社ストロベリーコーポレーション スライド装置並びにスライド装置を用いた電子機器
US8681952B2 (en) * 2007-06-18 2014-03-25 Ingenio Llc Systems and methods to selectively provide telephonic connections
JP5109547B2 (ja) * 2007-09-19 2012-12-26 日本電気株式会社 携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法並びにプログラム
US8032193B2 (en) * 2008-07-18 2011-10-04 Nokia Corporation Electronic device with movable housing parts
JP5083178B2 (ja) * 2008-11-10 2012-11-28 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011007679A1 (ja) 2011-01-20
CN102132546A (zh) 2011-07-20
BRPI1004350A2 (pt) 2016-03-15
EP2299660A1 (en) 2011-03-23
EP2299660A4 (en) 2012-03-07
JP2011023795A (ja) 2011-02-03
US20110143819A1 (en) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5611550B2 (ja) 携帯電話機、携帯電話機の制御方法、およびプログラム
US10999442B2 (en) Portable multifunction device, method, and graphical user interface for conference calling
EP1758345B1 (en) Mobile telecommunication handset having touch pad
US20060044283A1 (en) Information processing apparatus and display control program
US8082523B2 (en) Portable electronic device with graphical user interface supporting application switching
JP4919531B2 (ja) タッチ・センス・スクリーンを備える通信デバイス
US20120011436A1 (en) Devices and Methods of a User Interface for a Small Display Screen
JP5972827B2 (ja) 携帯電子機器、制御方法及び制御プログラム
JP5968567B1 (ja) 携帯電話
JP2010271979A (ja) 携帯端末
JP2006279664A (ja) 携帯情報端末
JP2004297648A (ja) 携帯電話機並びにそのメニュー表示をコンピュータに実行させるプログラム
JP5924264B2 (ja) 携帯電話機及びその表示制御方法
JP2017139519A (ja) 携帯電話
JP2012238267A (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5611550

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees