JP5109547B2 - 携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法並びにプログラム - Google Patents

携帯端末装置及び携帯端末装置の制御方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、音声通話機能、テレビ電話機能、カメラ機能などといった様々な機能を搭載した携帯電話機などの携帯端末装置に関し、特に、機能を起動する方法の改良に関する。
近年、携帯電話機においては機能の多様化が進んでおり、音声通話機能や電子メール機能以外にも、テレビ電話機能、カメラ機能、ブラウザ機能、放送受信機能(テレビ機能等)など様々な機能が搭載されるようになってきている。これに伴い、ユーザがメニュー選択画面から所望の機能を選択する際の操作が煩雑化している。このような状況において、機能選択時の操作を簡易化するための技術が求められている。
この種の従来の技術の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている携帯電話機は、第1ユニットと、第1ユニットに対してスライド可能に係合された第2ユニットと、スライド可能範囲の途中で第2ユニットを係止する係止手段と、第2ユニットが係止された位置を検出する位置検出手段と、ユーザからの指示に従って係止位置に応じた機能設定を行う機能設定手段と、位置検出手段によって検出された係止位置に応じて、機能設定手段によって設定された機能を起動する機能制御手段とを備えている。
このような構成を有する携帯電話機は、次のように動作する。機能設定手段は、ユーザによって機能設定処理の実行が要求されると、係止位置において起動可能な機能の一覧(例えば、撮影機能、近距離無線通信機能、電子メール機能など)をユーザに提示する。ユーザは、提示された一覧の中から、上記係止位置において起動させる機能を1つ選択する。これにより、機能設定手段は、上記係止位置において起動する機能として、ユーザによって選択された機能(例えば、撮影機能)を設定する。
その後、ユーザが第2ユニットを上記係止位置までスライドすると、そのことが位置検出手段によって検出される。これにより、機能制御手段は、上記係止位置に対応付けて設定されている機能(この例では撮影機能)を起動する。
特開2005−277468号公報
上記した特許文献1に記載されている携帯電話機によれば、ユーザが第2ユニットを或る係止位置までスライドすることにより、上記係止位置に対してユーザが設定した機能が自動的に起動されるので、スライド操作という簡単な操作を行うだけで、ユーザが希望する機能(設定した機能)を自動的に起動することが可能になる。
しかしながら、特許文献1に記載されている携帯電話機は、第2ユニットが或る係止位置で係止したとき、ユーザによって上記係止位置に対して予め設定されている機能を起動するようにしているため、ユーザが機能設定手段を用いて上記係止位置において起動させる機能を再設定しない限り、上記係止位置において起動させる機能を変えることができなかった。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、ユーザの使用状況の変化に応じて係止位置において起動する機能を自動的に変更することができる携帯端末装置を提供することにある。
本発明にかかる第1の携帯端末装置は、
複数のユニットが相対位置を変更可能に接続されると共に複数の係止位置で係止可能にされた携帯端末装置において、
前記ユニット間の係止位置を検出する係止位置検出部と、
前記係止位置における機能の利用履歴が登録された利用履歴記憶部と、
該利用履歴記憶部に登録されている機能の利用履歴の内の、前記係止位置検出部で検出された係止位置に対応する機能の利用履歴に基づいて起動する機能を決定する制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる第1の携帯端末装置の制御方法は、
複数のユニットが相対位置を変更可能に接続されると共に複数の係止位置で係止可能にされた携帯端末装置の制御方法であって、
係止位置検出部が、前記ユニット間の係止位置を検出する第1のステップと、
制御部が、利用履歴記憶部に登録されている、前記複数の係止位置それぞれにおける機能の利用履歴の内の、前記第1のステップで検出された係止位置に対応する機能の利用履歴に基づいて起動する機能を決定する第2のステップとを含むことを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、
複数の係止位置それぞれにおける機能の利用履歴が登録された履歴記憶部を有し、複数のユニットが相対位置を変更可能に接続されると共に前記複数の係止位置で係止可能にされた携帯端末装置を構成するコンピュータを、
前記複数のユニット間の係止位置を検出する係止位置検出部、
前記履歴記憶部に登録されている機能の利用履歴の内の、前記係止位置検出部で検出された係止位置に対応する機能の利用履歴に基づいて起動する機能を決定する制御部として機能させる。
本発明によれば、ユーザの携帯端末装置の利用状況の変化に応じて、係止位置において起動させる機能を自動的に変更することが可能になる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔本発明の第1の実施例〕
図1及び図2を参照すると、本発明の第1の実施例の携帯端末装置1は、通信機能(通話、メール送受信、インターネット接続)、カメラ機能、テレビ機能などを備え、表示部107を有する第1ユニット10と、操作部108を有する第2ユニット20とがスライド可能に接続されたスライド型の携帯電話機である。
本実施例の携帯端末装置1は、第1、第2のユニット10、20と、無線通信部101と、放送受信部102と、カメラ部103と、音声処理部104と、送話部として機能するマイクロフォン(マイク)105と、受話部として機能するスピーカ106と、表示部107と、操作部108と、状態検出部109と、スライドセンサ110、111と、スピーカ部112と、記憶部113と、制御部114とを備えている。
無線通信部101は、アンテナを介して図示しない無線基地局との間で無線により情報を送受信するものであり、第1ユニット10内に設けられている。
放送受信部102は、アンテナを介して受信した放送局(地上局、衛星など)からの放送信号を復調することにより映像データ、音声データ、情報データ等を生成するものであり、第1ユニット10内に設けられている。
カメラ部103は、第2ユニット20の前面側上部に設けられたテレビ電話用のカメラ103aと、第2ユニットの背面上部に設けられた撮影用のカメラ103bとから構成されている。
音声処理部104は、マイク105およびスピーカ106を介して入出力された音声信号の処理を行う。
表示部107は、画像、図形、文字、機能などを表示する表示機能と、圧力や静電容量などによりユーザの入力操作を関知するスイッチ機能とを兼ね備えたタッチパネル(タッチスクリーン)から構成される。
操作部108は、第2ユニット20の前面上部に設けられたゲーム用のコントロールキー108aと、第2ユニット20の前面下部に設けられたテンキー108bと、第2ユニット20の側面に設けられたシャッタキー108cとから構成されている。
第1ユニット10と第2ユニット20は、図示を省略したスライド機構により、上下方向にスライド可能になっている。また、第2ユニット20は、図示を省略した係止機構により、第1ユニット10に対して図2(a)〜(f)に示す各位置において係止可能になっている。なお、以下の説明では、図2(a)〜(f)に示した位置を係止位置1〜係止位置6と呼ぶ。
スライドセンサ110、111は、第2ユニット20の係止位置に応じた検出信号を出力する。スライドセンサ110は、第2ユニット20が係止位置1〜係止位置3で係止された場合、係止位置に応じた検出信号を出力する。また、スライドセンサ111は、第2ユニット20が係止位置4〜係止位置6で係止された場合、係止位置に応じた検出信号を出力する。このようなスライドセンサ110、111は、例えば、第2ユニット20の所定位置に組み込まれた磁石と、第1ユニット10の各係止位置近傍に配置されたホール素子との組み合わせや、第2ユニット20の所定部分に設けられた凸部と、第1ユニット10の各係止位置に対応した位置に設けられた押下スイッチとの組み合わせ等により実現できる。
状態検出部109は、スライドセンサ110、111からの検出信号に基づいて、第2ユニット20の係止位置を示す係止位置情報を出力する。この係止位置情報は、スライドセンサ110、111から出力される検出信号が変化する毎に出力される。
スピーカ部112は、楽音や報知音などの鳴動出力を行う。
記憶部113には、電話帳情報、送受信メール情報、発着呼情報、コンテンツ情報、アプリケーションプログラム情報、及び携帯無線端末の諸設定等が格納される。更に、本実施例の記憶部113には、履歴テーブルT1と、起動機能テーブルT2とが格納されている。
履歴テーブルT1には、係止位置2〜係止位置6における機能の利用履歴として、ユーザがその係止位置において前回利用した機能の種別が登録されている。図3(a)は履歴テーブルT1の内容例を示す図であり、この例は、係止位置4においては前回テレビ機能を利用し、係止位置6においては前回メール機能を利用したことを示している。また、この例は、係止位置2、係止位置3、係止位置5においては、機能を利用したことがないことを示している。なお、本実施例では、係止位置1においては、常に、待ち受け機能を起動するようにしているので、履歴テーブルT1には、係止位置1に対応する領域は設けられていない。
起動機能テーブルT2には、履歴テーブルT1に利用履歴が登録されていない場合に起動する機能の種別が格納されている。図3(b)は、起動機能テーブルT2の内容例を示す図であり、この例は、係止位置1においては待ち受け機能を、係止位置2においてはテレビ電話機能を、係止位置3においてはゲーム機能を、係止位置4においてはテレビ機能を、係止位置5においてはカメラ機能を、係止位置6においては音声通話機能を起動することを示している。
制御部114は、電話機能、メール機能、インターネット(web)接続機能、カメラ機能、テレビ機能、コンテンツ再生機能、その他の端末の有する機能や各部の制御を行う。
〔第1の実施例の動作の説明〕
次に、本実施例の動作について詳細に説明する。
ユーザが、第2ユニット20を第1ユニット10に対してスライドさせると、スライドセンサ110、111から出力される検出信号が変化する。状態検出部109では、検出信号に基づいて第2ユニット20の係止位置を示す係止位置情報を生成して出力する。
制御部114は、状態検出部109から出力される係止位置情報が変化すると、第2ユニット20がスライドされたと判定する(図4のステップS41がYES)。その後、一定時間、状態検出部109から出力される係止位置情報が変化しないことを条件にして、上記係止位置情報によって示される係止位置に第2ユニット20が係止したと判定する(ステップS42がYES)。なお、ステップS41において第2ユニット20がスライドされたと判定した後、ユーザによって特定キーが操作されたことを条件にして、上記係止位置情報によって示される係止位置に第2ユニット20が係止したと判定するようにしても良い。
その後、制御部114は、履歴テーブルT1から第2ユニット20の係止位置(ステップS42で判定した係止位置)に対応する起動機能種別を入力する(ステップS43)。
そして、履歴テーブルT1に第2ユニット20の係止位置に対応した起動機能種別が登録されている場合(ステップS44がYES)は、入力した起動機能種別の機能を起動する(ステップS47)。これに対して、起動機能種別が登録されていない場合(ステップS44がNO)は、起動機能テーブルT2から第2ユニット20の係止位置に対応した起動機能種別を入力し(ステップS45)、更に、履歴テーブルT1を更新し(ステップS46)、その後、ステップS45で入力した起動機能種別の機能を起動する(ステップS47)。なお、ステップS46では、履歴テーブルT1に設けられている係止位置2〜係止位置6に対応する領域の内の、ステップS42で判定した係止位置と対応する領域に、ステップS45で入力した起動機能種別を上書きする処理を行う。
今、例えば、履歴テーブルT1、起動機能テーブルT2の内容がそれぞれ図3(a)、(b)に示すものであり、ステップS42において、第2ユニット20が係止位置6に係止したと判定したとすると、制御部114は、履歴テーブルT1から起動機能種別「メール」を入力し(ステップS43)、メール機能を起動することになる(ステップS44がYES、S47)。
また、例えば、履歴テーブルT1、起動機能テーブルT2の内容がそれぞれ図3(a)、(b)に示すものであり、ステップS42において、第2ユニット20が係止位置3で係止したと判定したとすると、制御部114は履歴テーブルT1から起動機能の入力を試みるが(ステップS43)、履歴テーブルT1の係止位置3に対応する領域には、起動機能種別が登録されていないので(ステップS44がNO)、起動機能テーブルT2から係止位置3に対応する起動機能種別「ゲーム」を入力し(ステップS45)、更に、履歴テーブルT1の係止位置3に対応する領域に起動機能種別「ゲーム」を上書きし(ステップS46)、その後、ゲーム機能を起動することになる(ステップS47)。
制御部114では、上記した処理以外にも、図5のフローチャートに示す処理を行っている。制御部114は、ユーザによって起動する機能が指示されると(ステップS51がYES)、指示された機能を起動する(ステップS52)。その後、制御部114は、状態検出部109から出力されている係止位置情報に基づいて、第2ユニット20の係止位置を認識し(ステップS53)、更に、履歴テーブルT1を更新する(ステップS54)。なお、ステップS54では、履歴テーブルT1に設けられている係止位置2〜係止位置6に対応する領域の内の、ステップS53で認識した係止位置に対応する領域に、ユーザによって起動指示された機能の種別を上書きする処理を行う。
なお、上述した説明では、係止位置2〜係止位置6における機能の利用履歴として、ユーザがその係止位置において前回利用した機能の種別が登録された図3(a)に示す履歴テーブルT1を用いたが、その代わりに、図6に示すように、係止位置2〜係止位置6における各機能の利用回数が登録された履歴テーブルT1aを使用するようにしても構わない。図6に示した履歴テーブルT1aは、例えば、係止位置4においてはゲーム機能が5回利用され、係止位置6においてはメール機能が10回、音声通話機能が1回利用されたことを示している。
但し、履歴テーブルT1の代わりに図6に示す履歴テーブルT1aを使用するようにした場合には、図4のステップS43、S46および図5のステップS54で行う処理を次のように変更することが必要になる。
・ステップS43で行う処理
履歴テーブルT1aから係止位置において最も利用回数が多い機能の種別を入力する。例えば、履歴テーブルT1aの内容が図6に示すものであり、ステップS42で判定した係止位置が係止位置6であるとすると、利用回数が最も多い機能の種別として、「メール機能」を入力することになる。
・ステップS46で行う処理
履歴テーブルT1aに登録されている各機能の各係止位置での利用回数の内の、ステップS43で判定した係止位置と、ステップS45で入力した起動機能種別によって特定される利用回数をインクリメント(例えば、+1)する。例えば、履歴テーブルT1aの内容が図6に示すものであり、ステップS43で判定した係止位置が係止位置6で、且つ、ステップS45で入力した起動機能種別が「メール」である場合には、履歴テーブルT1aの係止位置6に対応付けて登録されている「メール」の利用回数を「10回」から「11回」に変更することになる。
・ステップS54で行う処理
履歴テーブルT1aに登録されている各機能の各係止位置での利用回数の内の、ステップS53で認識した係止位置と、ユーザによって起動することが指定された機能の種別とによって特定される利用回数をインクリメント(例えば、+1)する。
〔第1の実施例の効果〕
本実施例によれば、ユーザの携帯端末装置1の利用状況の変化に応じて、係止位置において起動させる機能を自動的に変更することが可能になる。その理由は、各係止位置における機能の利用履歴が登録された履歴テーブルT1、T1aを備え、状態検出部109によって検出したユニットの係止位置と履歴テーブルT1、T1aに登録された機能の利用履歴とに基づいて、起動する機能を決定するようにしているからである。ここで、機能の利用履歴としては、前回起動された機能や、各機能の起動頻度を利用でき、前回起動された機能を利用履歴とした場合には、前回起動された機能を起動することができ、各機能の起動頻度を機能の利用履歴とした場合は、最も頻繁に利用されている機能を起動することが可能になる。
〔本発明の第2の実施例〕
次に、本発明の第2の実施例にかかる携帯端末装置について説明する。図7は本実施例にかかる携帯端末装置1aの構成例を示すブロック図である。本実施例の携帯端末装置1aと図1に示した第1の実施例の携帯端末装置1との相違点は、姿勢センサ115が追加されている点、振動部116が追加されている点、操作部108の代わりに操作部117を備えている点、および制御部114の代わりに制御部114aを備えている点である。
姿勢センサ115は、携帯端末装置1aの姿勢を検出するセンサであり、例えば、3軸加速度センサにより構成される。3軸加速度センサは、感応軸方向に関して、運動加速度成分から重力加速度成分を差し引いた成分を測定する慣性センサである。姿勢センサ115は、第1ユニット10と第2ユニット20との内の何れか一方に収納されている。
振動部116は、制御部114aの制御に従って第1、第2ユニット10、20を振動させる。
操作部117は、その内部にテンキー108bを点灯させるLED等の照光部を備えている点が、操作部108と相違している。
制御部114aは、制御部114が備えている機能に加え、起動した機能において利用可能なキー(アサインされたキー)を点灯する機能や、ユーザによって誤った操作入力が行われた場合、振動部116を振動させる機能や、携帯端末装置1aの姿勢に応じて第2ユニット20の係止位置に対応した機能を起動させるか否かを制御する機能を備えている。
〔第2の実施例の動作の説明〕
次に、本実施例の動作について説明する。
制御部114aは、第2ユニット20がスライドされ、係止位置1〜係止位置6の何れかにおいて係止されたことを検出すると(図8のステップS81、S82が共にYES)、姿勢センサ115の検出結果に基づいて、携帯端末装置1aの姿勢が、使用時に取り得る姿勢になっているか否かを判定する(ステップS83)。例えば、携帯端末装置1aの長軸方向の地面に対する傾きが所定角度未満であれば(携帯端末装置1aが寝ている状態であれば)、使用時に取り得る姿勢になっていないと判定し、所定角度以上であれば、使用時に取り得る姿勢になっていると判定する。
そして、使用時に取り得る姿勢になっていると判定した場合(ステップS83がYES)は、前述した図4のステップS43〜S47と同様の処理を行って所定の機能を起動した後(ステップS84)、操作部117内に設けられている照光部を制御することにより、上記起動した機能において利用可能なキーを点灯させる(ステップS85)。
これに対して、使用時に取り得る姿勢になっていないと判定した場合(ステップS83がNO)は、機能の起動処理は行わず、処理終了となる。このように、携帯端末装置1aの姿勢が使用時に取り得る姿勢になっていない場合は、ユニットがスライドしても機能の起動処理を行わないようにしているので、例えば、鞄などに収納されている状態で、第1、第2ユニット10、20がスライドしても誤動作を防ぐことが可能になる。
更に、本実施例の制御部114aは、図9のフローチャートに示す処理も行っている。制御部114aは、操作部117に設けられているキーが押下されると、そのキーが現在起動されている機能において利用可能なキーであるか否かを判定する(ステップS91)。そして、利用可能なキーであると判定した場合(ステップS91がYES)は、入力操作に応じた処理(例えば、チャンネル切り替え、音量調整など)を行い(ステップS92)、利用可能なキーではないと判定した場合(ステップS91がNO)は、振動部116を振動させることにより、ユーザに対して誤操作である旨を報知する(ステップS93)。
〔第2の実施例の効果〕
本実施例は、携帯端末装置1aの姿勢も考慮して起動する機能を決定するようにしているので、誤動作を防止することが可能になるという効果を得ることができる。
〔その他の実施例〕
上述した各実施例では、スライド型の携帯電話機に本発明を適用したが、これに限定されるものではなく、第1ユニットと第2ユニットとが開閉自在に接続された折り畳み型の携帯端末装置や、第1ユニットと第2ユニットが回動構造により結合され、第1ユニットが第2ユニットに対して回転するリボルバー型の携帯端末装置にも適用することができる。
また、上述した各実施例では、ユニット数が2個の携帯電話機に本発明を適用したが、ユニット数が3個以上の携帯端末装置にも適用できる。
また、本発明の携帯端末装置は、その有する機能をハードウェア的に実現できることは勿論、コンピュータとプログラムとで実現することもできる。プログラムは、磁気ディスク、半導体メモリなどのコンピュータ可読記録媒体に記録されて提供され、コンピュータの立ち上げ時などにコンピュータに読み取られ、そのコンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュータを前述した各実施例の携帯端末装置として機能させ、前述した処理を行わせる。
本発明は、第1ユニットと第2ユニットとが相対位置を変更可能に接続され、且つ複数の係止位置で係止可能にされたスライド型、折り畳み型、リボルバー型の携帯電話機などの携帯端末装置に適用すると好適である。
本発明の第1の実施例にかかる携帯端末装置1の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例にかかる携帯端末装置1の平面図および側面図である。 履歴テーブルT1および起動機能テーブルT2の内容例を示す図である。 ユニットのスライド時の制御部114の処理例を示すフローチャートである。 ユーザによって起動する機能が指示されたときの制御部114の処理例を示すフローチャートである。 履歴テーブルT1aの内容例を示す図である。 本発明の第2の実施例にかかる携帯端末装置1aの構成例を示すブロック図である。 ユニットのスライド時の制御部114aの処理例を示すフローチャートである。 キー押下時の制御部114aの処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a…携帯端末装置
10…第1ユニット
20…第2ユニット
101…無線通信部
102…放送受信部
103…カメラ部
103a、103b…カメラ
104…音声処理部
105…マイク
106…スピーカ
107…表示部
108、117…操作部
109…状態検出部
110、111…スライドセンサ
112…スピーカ部
113…記憶部
114、114a…制御部
115…姿勢センサ
116…振動部
T1、T1a…履歴テーブル
T2…起動機能テーブル

Claims (6)

  1. 複数のユニットが相対位置を変更可能に接続されると共に複数の係止位置で係止可能にされた携帯端末装置において、
    前記ユニット間の係止位置を検出する係止位置検出部と、
    前記係止位置における機能の利用履歴が登録された利用履歴記憶部と、
    御部と、
    自携帯端末装置の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、且つ、
    前記制御部が、前記姿勢検出部の検出結果に基づいて、自携帯端末装置の姿勢が使用時に取り得る姿勢になっているか否かを判定し、使用時に取り得る姿勢になっている場合には、前記利用履歴記憶部に登録されている機能の利用履歴の内の、前記係止位置検出部で検出された係止位置に対応する機能の利用履歴に基づいて決定した機能を起動し、使用時に取り得る姿勢になっていない場合には、機能の起動処理を行わないことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1記載の携帯端末装置において、
    前記制御部は、自携帯端末装置の姿勢が使用時に取り得る姿勢になっているか否かを、自携帯端末装置の長軸方向の地面に対する傾きが所定値以上であるか否かに基づいて判定することを特徴とする携帯端末装置。
  3. 複数のユニットが相対位置を変更可能に接続されると共に複数の係止位置で係止可能にされた携帯端末装置の制御方法であって、
    係止位置検出部が、前記ユニット間の係止位置を検出する第1のステップと、
    制御部が実行する第2のステップと、
    姿勢検出部が、自携帯端末装置の姿勢を検出する第3のステップを含み、且つ、
    前記第2のステップでは、前記姿勢検出部の検出結果に基づいて、自携帯端末装置の姿勢が使用時に取り得る姿勢になっているか否かを判定し、使用時に取り得る姿勢になっている場合には、前記利用履歴記憶部に登録されている機能の利用履歴の内の、前記係止位置検出部で検出された係止位置に対応する機能の利用履歴に基づいて決定した機能を起動し、使用時に取り得る姿勢になっていない場合には、機能の起動処理を行わないことを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  4. 請求項3記載の携帯端末装置の制御方法において、
    前記制御部は、自携帯端末装置の姿勢が使用時に取り得る姿勢になっているか否かを、自携帯端末装置の長軸方向の地面に対する傾きが所定値以上であるか否かに基づいて判定することを特徴とする携帯端末装置の制御方法。
  5. 複数の係止位置それぞれにおける機能の利用履歴が登録された履歴記憶部を有し、複数のユニットが相対位置を変更可能に接続されると共に前記複数の係止位置で係止可能にされた携帯端末装置を構成するコンピュータを、
    前記複数のユニット間の係止位置を検出する係止位置検出部、
    部、
    携帯端末装置の姿勢を検出する姿勢検出部として機能させ、且つ、
    前記制御部が、前記姿勢検出部の検出結果に基づいて、自携帯端末装置の姿勢が使用時に取り得る姿勢になっているか否かを判定し、使用時に取り得る姿勢になっている場合には、前記利用履歴記憶部に登録されている機能の利用履歴の内の、前記係止位置検出部で検出された係止位置に対応する機能の利用履歴に基づいて決定した機能を起動し、使用時に取り得る姿勢になっていない場合には、機能の起動処理を行わないことを特徴とするプログラム。
  6. 請求項5記載のプログラムにおいて、
    前記制御部は、自携帯端末装置の姿勢が使用時に取り得る姿勢になっているか否かを、自携帯端末装置の長軸方向の地面に対する傾きが所定値以上であるか否かに基づいて判定することを特徴とするプログラム。
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