JP4569908B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、デジタルテレビ放送を受信して出力するテレビ機能付き携帯電話装置が普及してきている。デジタルテレビ放送では、映像・音声のみならず、データ放送部分も重畳されているので、必要に応じてデータ放送部分も表示させることができるが、小さな携帯画面で映像部分とデータ放送部分とを同時に表示させると、画面全体が煩雑化して非常に見ずらくなる。また、メニュー切り替えなどによって映像部分のみを表示させたり、データ放送部分のみを表示させことも可能であるが、その何れか一方を表示させたら他方を見ることができなくなる。
このようなテレビ機能付き携帯電話装置には、従来、据置型のテレビ受像機(外部受信装置)をリモート・コントロールするテレビリモコン機能を備えたものも知られている(特許文献1参照)。また、テレビリモコン機能で外部受信装置のチャンネルを選択した際に、リモコン機能で外部受信装置の電源をオフした際に、そのときの外部受信装置側のチャンネルを携帯電話装置側(携帯側)で受信して表示するようにしたものが知られている(特許文献2参照)。
特開2004−228639号公報 特開2005−39496号公報
しかしながら、上述した先行技術(特許文献1)にあっては、携帯側で視聴中のチャンネル情報を外部受信装置に送信することによって携帯側で視聴していた放送内容をそのまま外部受信装置側でも視聴可能となるが、携帯電話装置をリモコンとして機能させるだけであった。同様に、特許文献2にあっても、外部受信装置側のチャンネルを携帯側で受信することによって外部受信装置側で視聴していた放送内容をそのまま携帯側でも視聴可能となるが、携帯電話装置をリモコンとして機能させるだけであった。
この発明の課題は、外部受信装置をリモート・コントロールするほか、この外部受信装置でテレビ放送を視聴しながらそのデータ放送内容を手元で確認できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置であって、テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する指定手段と、前記リモコンモード下においてチャンネル選択指示があった際に、その選択チャンネルを前記外部受信装置に対して送信出力するほか、この選択チャンネルのデータ放送内容を前記放送受信機能から取得して当該携帯端末側で出力する出力制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は、前記リモコンモード下においてチャンネル選択指示があった際に、前記放送受信機能でテレビ放送を現在受信中か否かを判別する判別手段を設け、前記出力制御手段は、放送受信中にチャンネル選択指示があった際に、その選択チャンネルのデータ放送内容の出力に切り替えるようにしてもよい(請求項2記載の発明)。
請求項3記載の発明(第2の発明)は、データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置であって、テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する指定手段と、前記リモコンモード下でのリモコン指示操作に応じた指示信号を前記外部受信装置に送信した際に、前記放送受信機能の出力モードをデータ放送表示モードに切り替える切替手段と、前記データ放送表示モードにおいて前記放送受信機能からデータ放送内容を取得して当該携帯端末側で出力する出力制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項3記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
なお、上述した請求項3記載の発明は、前記リモコン指示操作に応じた指示信号を前記外部受信装置に送信した際に、前記放送受信機能の出力モードを退避しておき、前記リモコンモードが解除された際に、前記放送受信機能の出力モードを前記退避されている元の出力モードに戻し、その出力モードにしたがった放送受信内容を当該携帯端末側で出力するようにしてもよい(請求項4記載の発明)。また、前記外部受信装置に対してリモコン指示操作に応じた指示信号を送信した場合に、前記放送受信機能によって現在受信中か否かを判別する判別手段を設け、前記出力制御手段は、放送受信中にリモコン指示操作が行われた際に、受信中のチャンネルを前記外部受信装置に対して送信してチャンネル切り替えを指示するようにしてもよい(請求項5記載の発明)。
請求項6記載の発明(第3の発明)は、データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置であって、テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する指定手段と、前記放送受信機能の起動時に、外部受信装置側のチャンネルを前記リモコンモードでのリモコン指示操作によって選択済みであるかを判別する判別手段と、この判別手段によってチャンネル選択済みであることが判別された場合には、それと同一のチャンネルを選択したのち、この選択チャンネルのデータ放送内容を前記放送受信機能から取得して当該携帯端末側で出力する出力制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項6記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)。
なお、上述した請求項6記載の発明は、前記判別手段によって外部受信装置側のチャンネルが選択済みでないと判別された際に、所定のチャンネルの放送受信内容を当該携帯端末側で出力するようにしてもよい(請求項7記載の発明)。
第1の発明は、放送受信機能に対するチャンネル選択と外部受信装置に対するチャンネル選択を兼ねることができるほか、外部受信装置で放送内容を視聴しつつ、手元の携帯端末で同一チャンネルのデータ放送内容を確認することができる。
第2の発明は、外部受信装置で放送内容の視聴開始に伴い、手元の携帯端末でそのデータ放送内容を確認することができる。
第3の発明は、放送受信機能に対するチャンネル選択と外部受信装置に対するチャンネル選択を兼ねることができるほか、外部受信装置で放送内容を視聴しつつ、手元の携帯端末で同一チャンネルのデータ放送内容を確認することができる。
以下、図1〜図10を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置としてテレビ(TV)受信機能付きの携帯電話装置に適用した場合で、図1は、このTV受信機能付き携帯電話装置1が据置型のTV受像機(外部受信装置)2を赤外線通信によってリモート・コントロールする場合の状態図である。
携帯電話装置1は、2つの筐体(操作部筐体1A、表示部筐体1B)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、TV受信機能、TVリモコン機能を備えている。
TV受信機能は、データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信するもので、データ放送を受信することによって番組に関する各種の情報を入手したり、投票などにも視聴者が自由に参加することが可能となっている。TVリモコン機能は、外部受信装置2を赤外線通信によってリモート・コントロールするもので、2つの筐体を開いた状態において、操作部筐体1A上の所定キーを操作することによって外部受信装置2に対してリモコン指示信号(電源ON/OFF信号あるいはチャンネル信号など)を送信する構成となっている。なお、2つの筐体を開いた状態において、外部受信装置2側に指向する表示部筐体1Bの上端部には赤外線発光部R1が配置され、また、外部受信装置2の前面部には、赤外線受光部R2が配置されている。また、操作部筐体1A上には、TV受信機能を起動させるTVキーK1、TVリモコン機能を起動させるリモコンキーK2、上下左右のカーソルキー(方向キー)K3、それらの中心部に配置されている決定キーK4、ダイヤルキーK5などが設けられている。
また、表示部筐体1Bには、携帯表示部MDのほか、機能名表示部FDが設けられている。携帯表示部MDは、文字、映像などを高品位に表示するもので、TV受信機能の動作時にはTV画面として使用され、TVリモコン機能の動作時にはリモコン画面として使用される。機能名表示部FDは、携帯表示部MDがTV画面/リモコン画面として使用される場合に、左右のカーソルキーK3の機能名を表示したり、決定キーK4の機能名を表示する。なお、TV受信機能の動作時及びTVリモコン機能の動作時に左右のカーソルキーK3は、チャンネル選択キーとして機能し、また、TVリモコン機能の動作時に決定キーK4は、外部受信装置2の電源オン/オフキーとして機能する。
図2は、TV受信機能付き携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
CPU11は、記憶部12内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部12は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図6〜図10に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。外部記録メディア13は、着脱自在な可搬型メモリで、録画コンテンツなど、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、SDカード、ICカードなどによって構成されている。メモリ14は、ワーク領域を有する内部メモリであり、必要に応じてメモリ14内の各種のデータは、記憶部12にセーブされる。
電話通信部15は、無線部を構成するアンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部16を介して受話スピーカ17から音声出力させる。また、電話通信部15は、送話マイク18から入力された音声データを音響制御部16から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから発信出力させる。一方、インターネット接続機能などによって電話通信部15を介して受信取得した映像コンテンツは、表示制御部19を介して携帯表示部MDに与えられて表示出力される。
キー操作部20は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、このキー操作部20には、上述したTVキーK1、リモコンキーK2、上下左右のカーソルキーK3、決定キーK4、ダイヤルキーK5などが設けられており、CPU11は、キー操作部20からのキー入力信号に応じた処理を実行する。TV放送受信部21は、データ放送が多重化された地上波デジタルTV放送を受信するもので、TV映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能である。
すなわち、TV放送受信部21は、TVアンテナに接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データに分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有するもので、TV映像データ及び文字データなどは、携帯表示部MDから表示出力され、また、TV音声データは、サウンドスピーカ22から出力される。リモコン用赤外線通信部23は、外部受信装置2をリモート・コントロールするもので、リモコン指示信号として、電源ON/OFF信号、チャンネル信号、音量調整信号などを赤外線送信する。
図3は、各種のチャンネル情報と各種の動作モードを説明するための図である。
メモリ14には、現在の選択チャンネルを示す「携帯TVチャンネル」、「リモコンチャンネル」と、リモコンモードとしての「リモコンモード(0)」、「リモコンモード(1)」と、TV受信機能の出力モード(TV出力モード)としての「映像・音声モード」、「データ放送モード」が記憶保持されている。「携帯TVチャンネル」は、前回選択したTV受信機能側のチャンネル情報であり、チャンネル切り替え操作に応じてその値は更新される。「リモコンチャンネル」は、外部受信装置2側のチャンネル情報であり、リモコン操作によって外部受信装置2の電源オンさせた際には、予め設定されているデフォルトチャンネルがセットされる。なお、ユーザ操作によってデフォルトチャンネルを任意に変更可能としてもよい。
「リモコンモード(0)」は、外部受信装置2に対して何もリモコン指示を与えていないリモコン未指示状態を示し、リモコンキーK2の操作によってリモコンモードに切り替えてから外部受信装置2側の電源をオンするまでの間の状態(リモコン待機状態)を示している。「リモコンモード(1)」は、外部受信装置2に対してリモコン指示済みの状態を示し、リモコン操作によって外部受信装置2側の電源をオンさせたのちの状態を示している。なお、「リモコンモード(0)」、「リモコンモード(1)」を総称して「リモコンモード」と呼称する。「映像・音声モード」は、携帯電話側でTV映像と共にその音声を出力する通常の出力モードを示し、「データ放送モード」は、外部受信装置2側で出力中のTV映像・音声に対して、携帯電話装置1側では、そのデータ放送内容を表示する特殊な出力モードを示している。
図4は、TVキーK1、リモコンキーK2、決定キーK4の操作に応じて順次変遷する携帯画面を示した図である。
なお、携帯画面とは表示部筐体1B上の携帯表示部MDのほか、機能名表示部FDを含むものとする。図4(A)は、TVキーK1の操作によってTV放送受信部21を起動させた場合の携帯画面を示している。この場合、携帯表示部MDには「携帯TVチャンネル」で示される現チャンネルの放送内容が映像表示され、その上端側のガイダンス表示部MDGにはTV出力モードにセットされたことを示す「TV」と、「携帯TVチャンネル」の内容(図示の例では6CH)が表示されている。
また、機能名表示部FDには、携帯TV用のチャンネル選択キーとして機能する左右のカーソルキーK3の機能名を示す「+CH」、「−CH」が表示される。「+CH」は、右カーソルキーの機能としてチャンネルをプラス方向(順方向)に順次選択するキーであることを示し、「−CH」は、左カーソルキーの機能としてチャンネルをマイナス方向(逆方向)に順次選択するキーであることを示している。
図4(B)は、TV放送受信部21の駆動中(携帯TV受信中)において、リモコンキーK2の操作によってTVリモコン機能を起動させた場合の携帯画面を示している。この場合、ガイダンス表示部MDGには、上述した「TV」、「6CH」のほか、リモコンモードにセットされたことを示す「リモコン」が表示される。また、機能名表示部FDの表示内容は、上述のTV出力モードからリモコンモードに切り替わり、リモコン用の機能を示す「−CH」、「電源ON」、「+CH」が表示される。
「+CH」は、右カーソルキーの機能として外部受信装置2側のチャンネルを順方向に順次選択するキーであることを示し、「−CH」は、左カーソルキーの機能として外部受信装置2側のチャンネルを逆方向に順次選択するキーであることを示している。また、「電源ON」は、決定キーK4の機能として外部受信装置2側の電源をオンするキーであることを示している。図4(B)は、リモコンキーK2を操作したのち、外部受信装置2に対して何のリモコン指示も与えていない未リモコン指示状態(外部受信装置2側の電源をオンしていない状態)の携帯画面を示し、このリモコン未指定状態が上述した「リモコンモード(0)」となる。
携帯TV受信中に決定キーK4の操作で外部受信装置2側の電源をオンさせると、CPU11は、「携帯TVチャンネル」で示される現在のチャンネル情報を赤外線送信してその放送内容を外部受信装置2側に受信出力させる。この場合、携帯表示部MDには、「携帯TVチャンネル」で示される現チャンネルの映像表示に代わって、そのデータ放送内容が表示され、また、そのガイダンス表示部MDGには、上述した「TV」、「6CH」、「リモコン」が表示される。
また、機能名表示部FDには、上述の「リモコンモード(0)」から「リモコンモード(1)」に切り替わることによって「−CH」、「電源OFF」、「+CH」が表示される。「電源OFF」は、決定キーK4の機能として外部受信装置2側の電源をオフするキーであることを示している。図4(C)は、リモコンモードにおいて外部受信装置2に対してリモコン指示を与えたのちのリモコン指示済み状態を示し、この状態が上述した「リモコンモード(1)」となる。
図4(D)は、図4(C)に示す状態において、リモコン操作によって外部受信装置2側のチャンネルを切り替えた場合の携帯画面を示している。CPU11は、左右カーソルキーを操作して任意のチャンネルを選択すると、新たなチャンネル情報を赤外線送信して外部受信装置2側のチャンネルの切り替えを指示する。この場合、携帯表示部MDには、新たに選択されたチャンネルのデータ放送内容が表示され、また、そのガイダンス表示部MDGには、新たなチャンネル情報が表示される。なお、この図4(D)に示す状態において、決定キーK4を操作して外部受信装置2側の電源をオフすると、リモコンモードが解除されて図4(A)の状態に戻される。
図5は、TV放送受信部21の非駆動状態(携帯TVオフ状態)でリモコンキーK2、決定キーK4、TVキーK1の操作に応じて順次変遷する携帯画面を示した図である。
図5(A)は、リモコンキーK2の操作によってTVリモコン機能を起動させた場合の携帯画面を示している。この場合、携帯表示部MDにはリモコン待機中である旨のメッセージなどが表示されるほか、そのガイダンス表示部MDGには、上述した「リモコン」が表示される。また、機能名表示部FDは、「リモコンモード(0)」の表示内容となり、「−CH」、「電源ON」、「+CH」が表示される。
図5(B)は、決定キーK4の操作で外部受信装置2側の電源をオンした場合の携帯画面を示している。このようにリモコン操作で外部受信装置2側の電源をオンすると、予め設定されているデフォルトチャンネルが「リモコンチャンネル」にセットされると共に、このチャンネル情報(図示の例では8CH)を外部受信装置2に赤外線送信してその放送内容を外部受信装置2側に出力させる。この場合、携帯表示部MDには、予め設定されているデフォルトチャンネルが「リモコンチャンネル」にセットされて案内表示される。また、機能名表示部FDは、「リモコンモード(1)」の表示内容となり、「−CH」、「電源OFF」、「+CH」が表示される。
図5(C)は、図5(B)に示す状態において、リモコン操作によって外部受信装置2側のチャンネルを切り替えた場合の携帯画面を示している。CPU11は、左右カーソルキーを操作して任意のチャンネルを選択すると、新たなチャンネル情報を赤外線送信して外部受信装置2に対してチャンネルの切り替えを指示する。この場合、携帯表示部MDには、新たに選択されたチャンネル情報が案内表示される。なお、図5(B)あるいは(C)に示す状態において、決定キーK4を操作して外部受信装置2側の電源をオフすると、「リモコンモード」が解除される。
図5(D)は、「リモコンモード(1)」の状態でTVキーK1を操作した場合の携帯画面を示している。TVキーK1の操作に応答してTV放送受信部21を駆動させ、「リモコンチャンネル」に基づいて外部受信装置2で視聴している同一のチャンネルを選局し、そのデータ放送内容を取得して表示させる。この場合、ガイダンス表示部MDGには、「TV」、「8CH」、「リモコン」が表示される。また、機能名表示部FDには、「−CH」、「電源OFF」、「+CH」が表示される。なお、図5(D)に示す状態において、決定キーK4を操作して外部受信装置2側の電源をオフすると、「リモコンモード」が解除される。
次に、この実施例における携帯電話装置1の動作概念を図6〜図10に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図6〜図10は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置1の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU11は、電話通信部15を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示出力させながら電話/メールの待受状態となる(ステップS1)。この状態において、電話/メール着信有りを検出すると(ステップS2でYES)、着信メロディなどを発生出力させる着信報知を行うと共に、電話あるいはメールの着信処理を実行する(ステップS3)。また、待受状態において、何らかの操作が行われると(ステップS4でYES)、それはTVキーK1であるかをチェックする(ステップS5)。
ここで、以下の動作を次の順序で説明するものとする。すなわち、(A)‥‥TVリモコン機能がオフされている場合における携帯TV受信中の動作、(B)‥‥TVリモコン機能の起動時における動作、(C)‥‥「リモコンモード(0)」下での動作、(D)‥‥「リモコンモード(1)」下での動作を順次説明する。
TVリモコン機能がオフされている場合における携帯TV受信中の動作について説明する。
先ず、TVキーK1が操作されると(ステップS5でYES)、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが(ステップS6)、いま、TVリモコン機能がオフされ、リモコンモード(1)」がセットされていない状態でTVキーK1が操作された場合であるから(ステップS6でNO)、TV放送受信部21を駆動させると共に、前回選択されていた「携帯TVチャンネル」を読み出し、このチャンネルのTV放送受信を開始する(ステップS7)。
そして、TV出力モードとして「映像・音声モード」を選択したのち、放送受信内容を携帯表示部MDから表示出力させる(ステップS8)。これによって携帯画面は、例えば、図4(A)に示す状態となり、携帯表示部MDにはTV映像が表示され、ガイダンス表示部MDGには、「TV」のほか、現在のチャンネルとして「6CH」が表示され、機能名表示部FDには、携帯TVモード用の「−CH」、「+CH」が表示される。
また、TVキーK1以外のキーとして、リモコンキーK2が操作されたか(図7のステップS11)、左右カーソルキーK3が操作されたか(ステップS15)、決定キーK4が操作されたか(ステップS16)、TV出力モード切替キー(図示せず)が操作されたかを判別し(ステップS17)、その他のキーが操作されたときには(ステップS17でNO)、操作キー対応の処理として、電話発信処理、メール作成・送信処理などを実行する(ステップS22)。
また、TV出力モード切替キーが操作されたときには(ステップS17でYES)、携帯TV受信中(TV放送受信部21の動作中)であることを条件に(ステップS18)、現在のセットモードは「映像・音声モード」であるかを調べ(ステップS19)、「映像・音声モード」であれば、「データ放送モード」に切り替え(ステップS21)、「データ放送モード」であれば(ステップS19でNO)、「映像・音声モード」に切り替える(ステップS20)。
また、チャンネルを変更するために左右カーソルキーK3が操作されたときには(図7のステップS15でYES)、図8のフローに移り、携帯TV受信中かをチェックする(ステップS23)。なお、携帯TVオフ状態で左右カーソルキーK3が操作されたときには、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが(ステップS33)、この場合、TVリモコン機能のオフ状態では、「リモコンモード(1)」がセットされていないので、ステップS37に移り、操作されたカーソルキーに対応する処理として、カーソル移動処理などを行う。例えば、図5(A)に示す状態において、左右カーソルキーK3が操作されたとしても、当該操作は無効キーとして処理される。
携帯TV受信中の左右カーソルキーK3の操作であれば、ステップS24に移り、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが、TVリモコン機能がオフされている状態では、「リモコンモード(1)」がセットされていないので、ステップS30に移り、左右カーソルキーK3の操作に応答して「携帯TVチャンネル」の内容を「+1」/「−1」させてその値を更新させる。これによって変更された新たなチャンネルのTV放送受信を開始したのち(ステップS31)、「映像・音声モード」のままの状態で、新たなチャンネルの放送受信内容を携帯表示部MDから表示出力させる(ステップS32)。
また、決定キーK4が操作されたときには(図7のステップS16でYES)、図9のフローに移り、携帯TV受信中かをチェックする(ステップS38)。なお、携帯TVオフ状態であれば、「リモコンモード」のセット有無をチェックし(図10のステップS55)、「リモコンモード」でなければ、決定キーK4の操作に応じて選択メニュー確定処理などを行う(ステップS68)。いま、携帯TV受信中であるので(図9のステップS38でYES)、「リモコンモード」のセット有無をチェックするが(ステップS39)、TVリモコン機能のオフ状態では、「リモコンモード(1)」がセットされていないので、TV放送受信部21の動作を停止させて携帯TVの受信を終了させる(ステップS49)。
次に、TVリモコン機能の起動時における動作について説明する。
先ず、リモコンキーK2が操作されたときには(図7のステップS11でYES)、「リモコンモード(0)」にセットしたのち(ステップS12)、携帯画面にリモコンモードを示す「リモコン」を案内表示させる(ステップS13)。そして、機能名表示部FDの表示内容は、リモコンモードとなり、「−CH」、「電源ON」、「+CH」が表示され、決定キーK4は電源オンキーとして機能することが明示される(ステップS14)。この場合、携帯TV受信中にリモコンキーK2が操作された際、携帯画面の内容は、例えば、図4(B)に示す状態となる。また、携帯TVオフ状態でリモコンキーK2が操作された際にも、上述の動作が実行される結果(図7のステップS11〜S14)、携帯画面の内容は、例えば、図5(A)に示す状態となる。
次に、「リモコンモード(0)」下における動作を左右カーソルキーK3が操作された場合、決定キーK4が操作された場合に分けてそれぞれ説明する。
いま、携帯TV受信中に左右カーソルキーK3が操作されたときには、図8のステップS24に移り、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが、いま、リモコンキーK2の操作後では「リモコンモード(0)」にセットされており、外部受信装置2に対して何もリモコン指示を与えていないリモコン未指示状態にあるので、上述した場合と同様、ステップS30〜S32が実行され、携帯TV側のチャンネル変更が行われる。
また、外部受信装置2の電源をオンさせるために決定キーK4が操作されると、携帯TV受信中かを調べるが(図9のステップS38)、いま、図4(B)に示すように携帯TV受信中であれば、ステップS39に移り、「リモコンモード」のセット有無をチェックすると共に、「リモコンモード」であれば、「リモコンモード(0)」かをチェックする(ステップS40)。いま、リモコンキーK2の操作後には、リモコン未指示状態を示す「リモコンモード(0)」にセットされているので、ステップS41に移り、「リモコンモード(0)」から「リモコンモード(1)」に切り替える。そして、リモコン用赤外線通信部23を駆動させ、電源ON信号を赤外線送信させたのち(ステップS42)、外部受信装置2からの応答待ち状態となる(ステップS43)。なお、外部受信装置2側では、携帯電話装置1からの電源ON信号を受信すると、それに応答して電源オン処理を実行し、準備完了通知を返信するようにしている。
外部受信装置2から準備完了応答を受け取ると(ステップS43でYES)、現在受信中の「携帯TVチャンネル」を読み出し、このチャンネル信号を赤外線送信する(ステップS44)。なお、外部受信装置2側では、携帯電話装置1からチャンネル信号を受信すると、それに応答してチャンネル設定処理を実行し、チャンネル完了通知を返信する。ここで、外部受信装置2からチャンネル完了通知を受け取ると(ステップS45でYES)、現在のTV出力モードを退避記憶させたのち(ステップS46)、新たなTV出力モードとして「データ放送モード」を選択すると共に、TV放送受信部21から「携帯TVチャンネル」のデータ放送内容を取得し、携帯表示部MDから表示させる(ステップS47)。そして、機能名表示部FDの表示内容は、「リモコンモード(1)」となり、「−CH」、「電源OFF」、「+CH」が表示され、決定キーK4は電源オフキーとして機能することが明示される(ステップS48)。
これによって携帯画面の内容は、例えば、図4(C)に示す状態となる。このように「リモコンモード(0)」下での決定キーK4の操作で外部受信装置2に対して電源ON信号を送信した際に、TV出力モードは「データ放送モード」に切り替えられる。この場合、決定キーK4の操作時に携帯TV受信中か否かを判別し、受信中であれば、この受信中のチャンネルは赤外線送信される。
一方、携帯TVオフ状態で決定キーK4が操作されたときには(図9のステップS38でNO)、図10のステップS55に移り、「リモコンモード」のセット有無をチェックするが、リモコンキーK2の操作後にはリモコン未指示状態を示す「リモコンモード(0)」にセットされているので(ステップS56でYES)、「リモコンモード(0)」から「リモコンモード(1)」に切り替える(ステップS57)。そして、電源ON信号を赤外線送信させたのち(ステップS58)、外部受信装置2から準備完了応答を受け取ると(ステップS59でYES)、予めデフォルトチャンネルとして設定されている「リモコンチャンネル」を読み出し、このチャンネル信号を赤外線送信する(ステップS60)。
ここで、外部受信装置2からチャンネル完了通知を受け取ると(ステップS61でYES)、この「リモコンチャンネル」を携帯表示部MDから案内表示させると共に(ステップS62)、機能名表示部FDの表示内容は、「リモコンモード(1)」となり、「−CH」、「電源OFF」、「+CH」が表示され、決定キーK4は電源オフキーとして機能することが明示される(ステップS63)。これによって携帯画面の内容は、例えば、図5(B)に示す状態となる。
なお、「リモコンモード(0)」においてTVキーK1が操作された場合には、図6のステップS7に移り、上述した場合と同様、TV放送受信部21を駆動させると共に前回選択されていた「携帯TVチャンネル」を読み出し、このチャンネルのTV放送受信を開始する(ステップS7)。そして、TV出力モードとして「映像・音声モード」を選択したのち、放送受信内容を携帯表示部MDから表示出力させる(ステップS8)。
次に、「リモコンモード(1)」下における動作を左右カーソルキーK3が操作された場合、TVキーK1が操作された場合、決定キーK4が操作された場合に分けてそれぞれ説明する。
この「リモコンモード(1)」においてはリモコン操作で指示したチャンネルの放送内容が外部受信装置2側で受信出力されている。この状態において、携帯電話装置1側でチャンネルを変更するために左右カーソルキーK3が操作されると、図8のステップS23に移り、携帯TV受信中であるかを調べる。ここで、TV受信中であれば、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが(ステップS24)、いま、「リモコンモード(1)」にセットされているので、ステップS25に移り、左右カーソルキーK3の操作に応答して「携帯TVチャンネル」の内容を「+1」/「−1」させてその値を更新させる。
そして、この新たな「携帯TVチャンネル」を示す選択チャンネル信号を赤外線送信したのち(ステップS26)、外部受信装置2からチャンネル完了通知を受け取ると(ステップS27でYES)、この新たな「携帯TVチャンネル」のTV放送受信を開始する(ステップS28)。そして、TV出力モードとして「データ放送モード」を選択すると共に、TV放送受信部21から新たな「携帯TVチャンネル」のデータ放送内容を取得し、携帯表示部MDから表示出力させる(ステップS29)。
これによって携帯画面の内容は、例えば、図4(D)に示す状態となり、携帯表示部MDには、新たなチャンネルのデータ放送内容が表示され、また、ガイダンス表示部MDGには、新たなチャンネル情報が表示される。以下、携帯TV受信中に左右カーソルキーK3が操作される毎に、上述の動作が繰り返される。すなわち、「リモコンモード(1)」下で左右のカーソルキーK3が操作されると、携帯TV受信中か否かを判別し、受信中にチャンネル選択指示があった場合には、選択チャンネルを赤外線送信するほか、その選択チャンネルのデータ放送内容を携帯表示部MDに切り替え表示させる。
また、携帯TVオフ状態において外部受信装置2側のチャンネルを変更するために、左右カーソルキーK3が操作されると、図8のステップS33に移り、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが、いま、「リモコンモード(1)」にセットされているので、ステップS34に移り、左右カーソルキーK3の操作に応答して「リモコンチャンネル」の値を更新させる。そして、この新たな「リモコンチャンネル」を赤外線送信したのち(ステップS35)、この新たな「リモコンチャンネル」を携帯表示部MDから案内表示させる(ステップS36)。これによって携帯画面の内容は、例えば、図5(B)の状態から図5(C)に示す状態に変更される。
一方、図5(B)あるいは(C)に示す状態において、TVキーK1が操作されると(図6のステップS5でYES)、「リモコンモード(1)」のセット有無をチェックするが(ステップS6)、いま、「リモコンモード(1)」にセットされているので、「リモコンモード(1)」で選択されたチャンネル(リモコンチャンネル)を読み出し、この「リモコンチャンネル」のTV放送受信を開始したのち(ステップS9)、TV出力モードとして「データ放送モード」を選択すると共に、TV放送受信部21から「リモコンチャンネル」のデータ放送内容を取得し、携帯表示部MDから表示出力させる(ステップS10)。
すなわち、TV放送受信部21の起動時(TVキーK1の操作時)には、外部受信装置2側のチャンネルをリモコン指示操作によって選択済みである否かを「リモコンモード(1)」のセット有無に基づいて判別し、「リモコンモード(1)」にセットされていれば、それと同一のチャンネルのデータ放送内容を携帯表示部MDから出力させる。なお、「リモコンモード(1)」にセットされている状態では、外部受信装置2側の電源をオン時にデフォルトチャンネルが選択済みとなっているか、左右カーソルキーK3の操作によって任意のチャンネルが選択済みとなっている。
これによって携帯画面の内容は、例えば、図5(D)に示す状態となり、携帯表示部MDには、リモコンチャンネルのデータ放送内容が表示され、また、ガイダンス表示部MDGには、そのチャンネル情報が表示される。なお、図5(D)に示すような携帯TV受信中において、チャンネル変更のために左右カーソルキーK3が操作されたときには、上述した場合と同様に、図8のステップS25〜S29が実行され結果、携帯表示部MDには、新たなチャンネルのデータ放送内容が表示される。
一方、図4(C)あるいは(D)に示す状態において、決定キーK4が操作されると、つまり、携帯TV受信中での「リモコンモード(1)」において、決定キーK4が操作されると、図9のステップS50に移り、電源OFF信号を赤外線送信する。この場合、外部受信装置2側では、携帯電話装置1からの電源OFF信号を受信すると、それに応答して電源オフ処理を実行し、オフ完了通知を返信する。ここで、外部受信装置2からのオフ完了応答を受け取ると(ステップS51でYES)、「リモコンモード」をリセットすると共に(ステップS52)、上述のステップS46で退避しておいたTV出力モード(例えば、映像・音声モード)に復帰させ、携帯表示部MDの表示内容を当該出力モードに応じた内容に切り替えるほか(ステップS53)、リモコンモード表示を消去し、機能名表示部FDの内容をTVモード表示に切り替える(ステップS54)。これによって携帯画面の内容は、例えば、図4(A)に示す状態に戻される。
このように決定キーK4の操作で電源ON信号を送信した際には、そのときのTV出力モードを退避しておき(ステップS46)、その後の決定キーK4の再操作で電源OFF信号を送信してリモコンモードを解除した際には、TV出力モードを退避されている元の出力モードに戻し、その出力モードにしたがった放送受信内容を携帯表示部MDから出力させる(ステップS53)。
また、図5(B)あるいは(C)に示す状態において、つまり、携帯TVオフ状態での「リモコンモード(1)」において、決定キーK4が操作されると、図10のステップS64に移り、電源OFF信号を赤外線送信する。そして、外部受信装置2からの応答を受け取ると(ステップS65でYES)、「リモコンモード」をリセットすると共に(ステップS66)、リモコンモード表示を消去する(ステップS67)。
また、図5(D)に示す状態において、つまり、携帯TV受信中での「リモコンモード(1)」において、決定キーK4が操作されると、図9のステップS50に移り、電源OFF信号を赤外線送信したのち、外部受信装置2からの応答を受け取ると(ステップS51でYES)、「リモコンモード」をリセットすると共に(ステップS52)、上述のステップS46で退避しておいたTV出力モードに復帰させ、携帯表示部MDの表示内容を当該出力モードに応じた内容に切り替える(ステップS53)。そして、リモコンモード表示を消去し、機能名表示部FDの内容をTVモード表示に切り替える(ステップS54)。これによって携帯画面の内容は、例えば、図4(A)に示す状態に戻される。
以上のように、この実施例において携帯電話装置1は、リモコンモード下でチャンネル選択を指示する左右のカーソルキーK3が操作された際に、その選択チャンネルを外部受信装置2に対して赤外線送信するほか、この選択チャンネルのデータ放送内容を携帯表示部MDから表示出力するようにしたので、TV放送受信部21に対するチャンネル選択と外部受信装置2に対するチャンネル選択を兼ねることができるほか、外部受信装置2で放送内容を視聴しつつ、手元の携帯表示部MDで同一チャンネルのデータ放送内容を確認することができる。
この場合、リモコンモード下においてチャンネル選択指示があった際に、携帯TV受信中か否かを判別し、受信中にチャンネル選択指示があった場合には、その選択チャンネルのデータ放送内容を携帯表示部MDに切り替え表示することにより、リモコン操作によるチャンネル選択に連動して携帯表示部MDの内容を当該選択チャンネルのデータ放送内容に切り替えることができ、携帯電話装置1側と外部受信装置2側のチャンネルを整合させるための操作が不要となり、操作性の高いものとなる。
携帯電話装置1は、リモコンモード下での決定キーK4の操作で外部受信装置2に対して電源ON信号を送信した際に、TV出力モードを「データ放送モード」に切り替えるようにしたので、外部受信装置2で放送内容の視聴開始に伴い、手元の携帯表示部MDでそのデータ放送内容を確認することができる。
この場合、決定キーK4の操作で電源ON信号を送信した際に、そのときのTV出力モードを退避しておき、その後の決定キーK4の再操作で電源OFF信号を送信してリモコンモードを解除した際に、TV出力モードを退避されている元の出力モードに戻し、その出力モードにしたがった放送受信内容を携帯表示部MDから出力することにより、リモコンモードの解除後は、引き続いて元の放送内容を視聴することができる。
決定キーK4の操作で電源ON信号を送信した際に、携帯TV受信中か否かを判別し、携帯TV受信中にリモコン指示操作で外部受信装置2の起動が指示された際には、受信中のチャンネルを外部受信装置2に赤外線送信してチャンネル切り替えを指示することにより、携帯電話装置1側と外部受信装置2側のチャンネルを整合させるための操作が不要となり、操作性の高いものとなる。
携帯電話装置1は、TV放送受信部21の起動時(TVキーK1操作時)に、外部受信装置2側のチャンネルをリモコン指示操作によって選択済みであれば、この選択済みチャンネルと同一のチャンネルのデータ放送内容を携帯表示部MDから出力するようにしたので、TV放送受信部21に対するチャンネル選択と外部受信装置2に対するチャンネル選択を兼ねることができるほか、外部受信装置2で放送内容を視聴しつつ、手元の携帯電話装置1で同一チャンネルのデータ放送内容を確認することができる。
TV放送受信部21の起動時(TVキーK1操作時)に、外部受信装置2側のチャンネルを選択済みでなければ、前回選択チャンネルの放送受信内容を携帯表示部MDから出力させることができる。
なお、上述した実施例においては、リモコンモード下での決定キーK4の操作で外部受信装置2に対して電源ON信号を送信した際に、TV出力モードを「データ放送モード」に切り替えるようにしたが、チャンネル信号を送信した際に、TV出力モードを「データ放送モード」に切り替えるようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、TV放送受信部21の起動時に、外部受信装置2側のチャンネルを選択済みでなければ、前回選択チャンネルの放送受信内容を携帯表示部MDから出力させるようにしたが、デフォルトチャンネルの放送受信内容を携帯表示部MDから出力させるようにしてもよい。
上述した実施例においては、携帯画面にデータ放送内容を表示出力するようにしたが、データ放送内容を音声にて読み上げるようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、外部受信装置2として、据置型のTV受像機を示したが、TV受信機能付きのPC(パーソナルコンピュータ)などであってもよい。更に、外部受信装置2としては他のTV受信機能付き携帯電話装置であってもよい。
また、上述した実施例においては、外部受信装置2に対するリモコン指示信号を赤外線通信によって送信するようにしたが、Bluetooth通信方式によって送信するようにしてもよい。
また、リモコン機能は、TV用に限らず、例えば、空調機、オーディオ機器なども含めて遠隔制御するようにしてもよい。
その他、TV受信機能付きの携帯電話装置に限らず、例えば、TV受信機能付きのPDA・電子カメラ・電子腕時計・音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用したTV受信機能付き携帯電話装置1が外部受信装置2を赤外線通信によってリモート・コントロールする場合の状態図。 TV受信機能付き携帯電話装置1の基本的な構成要素を示したブロック図。 各種のチャンネル情報と各種の動作モードを説明するための図。 (A)は、TVキーK1の操作でTV放送受信部21を起動させた場合、(B)は、リモコンキーK2操作後の未リモコン指示状態、(C)は、携帯TV受信中に決定キーK4の操作で外部受信装置2側の電源をオンさせた場合、(D)は、(C)の状態でリモコン操作によって外部受信装置2側のチャンネルを切り替えた場合の携帯画面を示した図。 (A)は、リモコンキーK2の操作でTVリモコン機能を起動させた場合、(B)は、決定キーK4の操作で外部受信装置2側の電源をオンした場合、(C)は、(B)の状態でリモコン操作によって外部受信装置2側のチャンネルを切り替えた場合、(D)は、「リモコンモード(1)」の状態でTVキーK1を操作した場合の携帯画面を示した図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図6に続く、フローチャート。 図6に続く、フローチャート。 図6に続く、フローチャート。 図9に続く、フローチャート。
符号の説明
1 携帯電話装置
1A 操作部筐体
1B 表示部筐体
2 外部受信装置
11 CPU
12 記憶部
21 TV放送受信部
23 リモコン用赤外線通信部
R1 赤外線発光部
R2 赤外線受光部
MD 携帯表示部
FD 機能名表示部
K1 TVキー
K2 リモコンキー
K3 カーソルキー
K4 決定キー

Claims (10)

  1. データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置であって、
    テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する指定手段と、
    前記リモコンモード下においてチャンネル選択指示があった際に、その選択チャンネルを前記外部受信装置に対して送信出力するほか、この選択チャンネルのデータ放送内容を前記放送受信機能から取得して当該携帯端末側で出力する出力制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記リモコンモード下においてチャンネル選択指示があった際に、前記放送受信機能でテレビ放送を現在受信中か否かを判別する判別手段を設け、
    前記出力制御手段は、放送受信中にチャンネル選択指示があった際に、その選択チャンネルのデータ放送内容の出力に切り替える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置であって、
    テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する指定手段と、
    前記リモコンモード下でのリモコン指示操作に応じた指示信号を前記外部受信装置に送信した際に、前記放送受信機能の出力モードをデータ放送表示モードに切り替える切替手段と、
    前記データ放送表示モードにおいて前記放送受信機能からデータ放送内容を取得して当該携帯端末側で出力する出力制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 前記リモコン指示操作に応じた指示信号を前記外部受信装置に送信した際に、前記放送受信機能の出力モードを退避しておき、前記リモコンモードが解除された際に、前記放送受信機能の出力モードを前記退避されている元の出力モードに戻し、その出力モードにしたがった放送受信内容を当該携帯端末側で出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
  5. 前記外部受信装置に対してリモコン指示操作に応じた指示信号を送信した場合に、前記放送受信機能によって現在受信中か否かを判別する判別手段を設け、
    前記出力制御手段は、放送受信中にリモコン指示操作が行われた際に、受信中のチャンネルを前記外部受信装置に対して送信してチャンネル切り替えを指示する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の携帯端末装置。
  6. データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する放送受信機能を有した携帯端末装置であって、
    テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する指定手段と、
    前記放送受信機能の起動時に、外部受信装置側のチャンネルを前記リモコンモードでのリモコン指示操作によって選択済みであるかを判別する判別手段と、
    この判別手段によってチャンネル選択済みであることが判別された場合には、それと同一のチャンネルを選択したのち、この選択チャンネルのデータ放送内容を前記放送受信機能から取得して当該携帯端末側で出力する出力制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 前記判別手段によって外部受信装置側のチャンネルが選択済みでないと判別された際に、所定のチャンネルの放送受信内容を携帯端末側で出力する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の携帯端末装置。
  8. コンピュータに対して、
    データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する機能と、
    テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する機能と、
    前記リモコンモード下においてチャンネル選択指示があった際に、その選択チャンネルを前記外部受信装置に対して送信出力するほか、この選択チャンネルのデータ放送内容を取得して携帯端末側で出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに対して、
    データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する機能と、
    テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する機能と、
    前記リモコンモード下においてリモコン指示操作に応じた指示信号を前記外部受信装置に送信した際に、出力モードをデータ放送表示モードに切り替える機能と、
    前記データ放送表示モードにおいてデータ放送内容を取得して携帯端末側で出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  10. コンピュータに対して、
    データ放送が多重化されたデジタルテレビ放送を受信して出力する機能と、
    テレビ放送を受信して出力する外部受信装置をリモート・コントロールするリモコンモードを指定する機能と、
    放送受信の起動時に、外部受信装置側のチャンネルを前記リモコンモードでのリモコン指示操作によって選択済みであるかを判別する機能と、
    チャンネル選択済みであることが判別された場合には、それと同一のチャンネルを選択したのち、この選択チャンネルのデータ放送内容を取得して当該携帯端末側で出力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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