JP5202859B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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この発明は、着信時に消音報知を行うマナーモード設定機能を備えた携帯端末装置及びプログラムに関する。
従来、携帯電話装置においてはその多機能化に伴って通話機能のほかに、音響出力機能として、例えば、ラジオ放送受信機能、テレビ放送受信機能、インターネット接続機能、音楽再生機能などを備えたものが普及してきており、公共施設内に居るときや交通機関の乗車内において、着信時に消音報知を行うマナーモードに設定されていれば、テレビ音声などの音響出力を本体スピーカからイヤホンに切替えるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−309642号公報
しかしながら、上述した先行技術では、ラジオ放送、テレビ放送などの音響出力先として、マナーモードの設定時にはイヤホンに切替え、マナーモードの解除時には本体スピーカに切替えるようにしているため、音響出力先はマナーモードの設定・解除に応じてものとなり、そのモード切替えタイミングが困難となるほか、イヤホンの着脱とその保管に手間を要することになる。例えば、電車の乗車時に設定したマナーモードを下車時に解除すると、その後も騒音の影響が少ないイヤホンで聴こうとしても、音響出力先が本体スピーカに切替わってしまうなどの問題があった。
この発明の課題は、マナーモードの切替えと音響出力先の選択との連携を適切に制御できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、着信時に消音報知を行うマナーモード設定機能を備えた携帯端末装置であって、前記マナーモードが設定されている状態からその解除への切替え時に、イヤホンが接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホンが選択されているか否かを判別する判別手段と、この判別手段による判別結果に基づいて音響出力先を切替え選択する切替え手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記切替え手段は、前記判別結果に基づいて音響出力先を選択する場合に、イヤホンが接続され、かつ、イヤホンが音響出力先として選択されていなければ、イヤホンを音響出力先として切替え選択する(請求項3記載の発明)。
前記切替え手段は、前記判別結果に基づいて音響出力先を選択する場合に、イヤホンが接続され、かつ、イヤホンが音響出力先として選択されていれば、継続してイヤホンを音響出力先として選択する(請求項4記載の発明)。
交通機関へ入場する時及び前記交通機関から退場する時に利用される非接触無線通信機能を有し、前記切替え手段は、この非接触無線通信機能を利用して前記交通機関へ入場する時及び前記交通機関から退場する時に、前記マナーモードの設定、解除の切替えを行う(請求項5記載の発明)。
また、前記切替え手段は、前記非接触無線通信機能を利用して前記交通機関へ入場する時に、該入場時の前記マナーモードの設定を待避し、前記交通機関から退場する時に、前記判別手段による判別結果と待避した前記マナーモードの設定とに基づいて音響出力先を切替え選択する(請求項6記載の発明)。
請求項2記載の発明(第2の発明)は、着信時に消音報知を行うマナーモード設定機能を備えた携帯端末装置であって、前記マナーモードが解除されている状態からその設定への切替え時に、イヤホンが接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホンが選択されているか否かを判別する判別手段と、この判別手段による判別結果に基づいて音響出力先を切替え選択する切替え手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに、上述した請求項2記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項記載の発明)。
その他、請求項2記載の発明においても、上述した請求項3〜記載の発明を適用するようにしてもよい。
第1の発明は、マナーモードが設定されている状態からその解除への切替えと音響出力先の選択との連携を適切に制御することができ、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
第2の発明は、マナーモードが解除されている状態からその設定への切替えと音響出力先の選択との連携を適切に制御することができ、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の外観図である。
この携帯電話装置は、例えば、2つの筐体(操作部筐体1、表示部筐体2)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、地上波デジタルテレビ放送などを受信するテレビ放送受信機能、テレ放送などを録画・録音して再生する録画/再生機能、電子マネー支払い機能と電子乗車券機能を構成する非接触型ICカード機能を備えている。
図1(A)は、表示部側筐体1と操作部側筐体2とを重ね合わせた状態(装置本体を折り畳んで閉じた状態)を示し、また、図1(B)は、装置本体を折り畳んだ図1(A)の状態から表示部側筐体1を開いた状態を示している。ここで、操作部筐体2の一側部には、イヤホン3を抜き差しするジャック部4が設けられ、また、表示部筐体1の背面部には、本体スピーカ5が設けられている。イヤホン3は耳内に挿入して装着するタイプに限らず、ヘッドホーンタイプなどであってもよい。本体スピーカ5は、大音響出力が可能なサウンドスピーカである。
図2は、携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、二次電池を備えた電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する。この記憶部13は、ROM、RAMを有する構成で、そのプログラム領域には、後述する図5及び図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、そのデータ領域には、「マナーモード」の設定/解除に応じてセット/リセットされる「マナーモードフラグ」などが設けられている。
無線通信部14は、アンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部15を介して受話スピーカ16から音声出力させる。そして、無線通信部14は、送話マイク17から入力された音声データを音響制御部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから送信出力させる。この音響制御部15は、受話スピーカ16、送話マイク17を制御するほか、イヤホン3、本体スピーカ5を制御可能なもので、音響制御部15には、ジャック部4を介してイヤホン3が抜き差し自在に接続されたり、本体スピーカ5が接続されており、イヤホン3と本体スピーカ5とを音響出力先として切替え選択して、イヤホン3の出力をON(オン)させたり、本体スピーカ5の出力をオンさせたりするようにしている。
一方、電子メール機能あるいはインターネット接続機能によって無線通信部14を介して受信取得した表示データは、高品位表示が可能なLCD(液晶表示装置)などの表示部18に与えられて表示出力される。操作部19は、各種の操作キー、ポインティングデバイスなどを有し、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、中央制御部11は、操作部19からの操作入力信号に応じた処理を実行する。中央制御部11は、マナーモード切替えキーMKが操作されることにより「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替えが指示された際には「マナーモードフラグ」をリセットし、「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替えが指示された際には「マナーモードフラグ」をセットする。
テレビ放送受信部20は、携帯電話などの携帯受信機向けの地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、テレビ映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能である。テレビ放送受信部20は、TVアンテナに接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。テレビ映像データ及び文字データは、表示部18から表示出力され、また、テレビ音声データは、イヤホン3あるいは本体スピーカ5から出力される。録画/再生部21は、テレビ放送などを逐次録画すると共に、この録画内容を読み出して再生表示させるもので、中央制御部11は、その録画開始/終了及び再生開始/終了を制御する。
非接触型ICカード機能部22は、交通機関利用時にはその入退場を規制する乗車券機能として利用可能なものであり、メモリ部、コイルアンテナ部などを有し、受信電波によって電磁誘導されるコイルアンテナ部からの起電力に基づいて起動状態となる。この非接触型ICカード機能部22は、交通機関の駅改札口を通過する際に、その自動改札装置(リーダ・ライタ)との間で交信を行うことによって自動改札処理(入退場処理)が行われる。ここで、中央制御部11は、改札の入退場に応じて「マナーモード」の設定/解除を行う。すなわち、改札入場時には「マナーモード」に設定し、改札退場時には「マナーモード」を解除するようにしている。報知部23は、上述の本体スピーカ5のほか、LED(発光ダイオード)、振動モータを備え、電話・メール着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時にも駆動される。
図3は、テレビ放送出力開始時における音響出力先を説明するための図である。
すなわち、中央制御部11は、テレビ放送出力開始時にイヤホン3が接続されていれば、イヤホン3の出力を“ON”させ、イヤホン3が接続されていなければ、「マナーモードフラグ」のセット/リセット(設定/解除)に応じて本体スピーカ5を選択して“ON/OFF”させるようにしている。
図4は、「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替えが指示された場合あるいは「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替えが指示された場合における音響出力先を説明するための図である。
すなわち、中央制御部11は、“マナーON”は、「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替えが指示された場合であり、この“マナーON”時にイヤホン3が接続され、かつ、それが“ON中”であれば、そのままイヤホン3の出力の“ON”を継続するが、イヤホン3の出力が“OFF中”であれば、イヤホン3の出力を“ON”させ、また、イヤホン3が接続されていなければ、本体スピーカ5の出力を“OFF”させるようにしている。
一方、“マナーOFF”は、「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替えが指示された場合であり、中央制御部11は、この“マナーOFF”時にイヤホン3が接続され、かつ、それが“ON中”であれば、そのままイヤホン3の出力“ON”を継続するが、“OFF中”であれば、イヤホン3の出力を“ON”させ、また、イヤホン3が接続されていなければ、本体スピーカ5の出力を“ON”させるようにしている。
次に、この実施例における携帯電話装置の動作概念を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5及び図6は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作のうち実施例の特徴部分を示したフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、無線通信部14を作動させて現在位置を登録する待受処理を行ったのち(ステップS1)、電話/メールの着信有無をチェックしたり(ステップS2)、何らかの操作有無をチェックしたり(ステップS3)、非接触型ICカード機能部22と自動改札装置との間での交信有無をチェックしながら(ステップS4)、上述の待受状態となる(ステップS1)。
この待受状態において、着信有りを検出すると(ステップS2でYES)、「マナーモードフラグ」を参照して「マナーモード」に設定されているかをチェックする(ステップS5)。その結果、「マナーモード」が解除されていれば、本体スピーカ5を駆動して着信音を発生させるが(ステップS6)、「マナーモード」が設定されていれば(ステップS5でYES)、報知部23を構成する振動モータを駆動してバイブレーション報知を行ったのち(ステップS7)、回線接続が確立されてからそれが遮断されるまで通話処理を実行する(ステップS8)。
また、待受状態において、何らかの操作が行われ(ステップS3でYES)、それがテレビ起動操作でなければ(ステップS9でNO)、マナーモード切替えキーMKが操作されたかをチェックし(ステップS10)、それ以外の操作であれば、その操作対応の処理として、例えば、電話発信処理、メール作成処理、録画再生処理などを実行したのち(ステップS11)、上述の待受状態に戻る(ステップS1)。
また、マナーモード切替えキーMKが操作されたときには(ステップS10でYES)、「マナーモードフラグ」を参照して、「マナーモード」の設定中であるかを調べ(ステップS12)、「マナーモード」が解除されていれば(ステップS12でNO)、「マナーモード」への設定切替えを行うが(ステップS13)、「マナーモード」が設定されていれば(ステップS12でYES)、「マナーモード」の解除切替えを行う(ステップS14)。
一方、非接触型ICカード機能部22と自動改札装置との間での交信を検出した場合には(ステップS4でYES)、その受信内容に基づいて改札入場かを調べ(ステップS15)、改札入場であれば、乗車券入場処理を実行する(ステップS16)。そして、現在のマナーモード状態を退避したのち(ステップS17)、「マナーモードフラグ」をセットして「マナーモード」に設定する(ステップS18)。また、改札退場であれば(ステップS15でNO)、乗車券精算処理を実行する(ステップS19)。そして、上述のように改札入場時に退避しておいたマナーモード状態を読み出し(ステップS20)、それがマナーモード解除であれば(ステップS21でYES)、「マナーモードフラグ」をリセットする(ステップS22)。
他方、テレビ起動操作が行われた場合には(ステップS8でYES)、図6のフローに移り、テレビ放送の受信出力を開始する。すなわち、テレビ放送受信部20を駆動してテレビ放送を受信し、そのテレビ映像を表示部18から表示させたのち(ステップS23)、テレビ放送の出力開始時にイヤホン3が接続されているかを調べる(ステップS24)。いま、テレビ放送の出力開始時にイヤホン3が接続されていれば、音響出力先としてイヤホン3を選択するためにイヤホン3の出力を“ON”させる(ステップS25)。これによってテレビ音声はイヤホン3から出力される。
また、テレビ放送の出力開始時にイヤホン3が接続されていなければ(ステップS24でNO)、「マナーモードフラグ」のセット/リセット(設定/解除)に応じて本体スピーカ5を選択して“ON/OFF”させる(ステップS26〜28)。すなわち、「マナーモード」が設定中であれば(ステップS26でYES)、消音報知を行うために本体スピーカ5を“OFF”させるが(ステップS27)、「マナーモード」が解除されていれば(ステップS26でNO)、音響出力先として本体スピーカ5を選択して“ON”させる(ステップS28)。これによってテレビ音声は、「マナーモード」の解除時に本体スピーカ5から出力される。
このようにしてテレビ放送の出力を開始したのちにおいては、マナーモード切替えキーMKが操作されたか、つまり、「マナーモードフラグ」の変更有無をチェックし(ステップS29)、マナーモード切替えキーMKが操作されなければ、テレビ受信出力の終了を指示するテレビ終了操作が行われたかをチェックする(ステップS30)。ここで、テレビ終了操作に応答して上述の待受状態に戻るが(ステップS1)、マナーモード切替えキーMKが操作されたときには(ステップS29でYES)、「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替えが指示された場合かを調べる(ステップS31)。
ここで、「マナーモード」の解除から設定への切替え指示であれば(ステップS31でYES)、イヤホン3の接続有無をチェックする(ステップS32)。その結果、イヤホン3が接続されている状態において、イヤホン3の出力が“ON中”であれば(ステップS33でYES)、そのままイヤホン3の出力の“ON”を継続するが、イヤホン3が“OFF中”であれば(ステップS33でNO)、音響出力先としてイヤホン3に切替え選択するためにイヤホン3の出力を“ON”する切替え選択を行う(ステップS35)。また、イヤホン3が接続されていなければ(ステップS32でNO)、着信時に消音報知とするために、本体スピーカ5の出力を“OFF”する切替え選択を行う(ステップS34)。その後、上述のステップS29に戻り、操作待ちとなる。
一方、「マナーモード」が設定からその解除への切替え指示であれば(ステップS31でNO)、イヤホン3の接続有無をチェックする(ステップS36)。その結果、イヤホン3が接続されている状態において、イヤホン3の出力が“ON中”であれば(ステップS37でYES)、そのままイヤホン3の出力の“ON”を継続するが、イヤホン3が“OFF中”であれば(ステップS37でNO)、音響出力先としてイヤホン3に切替え選択するためにイヤホン3の出力を“ON”する切替え選択を行う(ステップS38)。また、イヤホン3が接続されていなければ(ステップS36でNO)、音響出力先として本体スピーカ5に切替え選択するために本体スピーカ5の出力を“ON”する切替え選択を行う(ステップS39)。その後、上述のステップS29に戻り、操作待ちとなる。
以上のように、この実施例において中央制御部11は、「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替え時に、イヤホン3が接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホン3が選択されているか否かを判別し、その判別結果に基づいて音響出力先としてイヤホン3又は本体スピーカ5を切替え選択するようにしたので、「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替えと音響出力先の選択との連携を適切に制御することができ、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
同様に、「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替え時に、中央制御部11は、イヤホン3が接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホン3が選択されているか否かを判別し、その判別結果に基づいて音響出力先としてイヤホン3又は本体スピーカ5を切替え選択するようにしたので、「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替えと音響出力先の選択との連携を適切に制御することができ、ユーザの負担を軽減することが可能となる。
ここで、中央制御部11は、「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替え時に、あるいは「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替え時において、上述の判別結果に基づいて音響出力先を選択する場合に、イヤホンが3接続され、かつ、イヤホン3が音響出力先として選択されていなければ、イヤホン3を音響出力先として切替え選択し、また、イヤホン3が接続され、かつ、イヤホン3が音響出力先として選択されていれば、継続してイヤホン3を音響出力先として選択することができる。従って、例えば、テレビ音声を「マナーモード」においてイヤホン3で聴いているときに、「マナーモード」を解除したとしても、突然、本体スピーカ5の出力に切替わってしまうことはなく、テレビ音声を引き続きイヤホン3で聴くことができる。
また、中央制御部11は、改札の入退場に応じて「マナーモード」の設定/解除を行う。すなわち、改札入場時には「マナーモード」に設定し、改札退場時には「マナーモード」を解除することができるので、モード切替えの自動化に連携して音響出力先を選択することができる。
なお、上述した実施例においては、テレビ放送受信部20によって受信したテレビ音声を出力する場合を説明したが、テレビ放送の受信出力に限らず、ラジオ放送の受信出力、インターネット接続機能によるコンテンツ出力、音楽再生機能による再生出力の場合であっても同様に適用可能である。
その他、上述したようにイヤホン3は、耳内に挿入して装着するタイプに限らず、ヘッドホーンタイプなどであってもよく、また、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用した携帯電話装置の外観図で、(A)は、装置本体を折り畳んで閉じた状態を示し、(B)は、装置本体を開いた状態を示した図。 携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 テレビ放送出力開始時における音響出力先を説明するための図。 「マナーモード」が設定されている状態からその解除への切替えが指示された場合あるいは「マナーモード」が解除されている状態からその設定への切替えが指示された場合における音響出力先を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作のうち実施例の特徴部分を示したフローチャート。 図5に続くフローチャート。
符号の説明
3 イヤホン
4 ジャック部
5 本体スピーカ
11 中央制御部
13 記憶部
14 無線通信部
15 音響制御部
18 表示部
19 操作部
20 テレビ放送受信部
22 非接触型ICカード機能
23 報知部
MK マナーモード切替えキー

Claims (8)

  1. 着信時に消音報知を行うマナーモード設定機能を備えた携帯端末装置であって、
    前記マナーモードが設定されている状態からその解除への切替え時に、イヤホンが接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホンが選択されているか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段による判別結果に基づいて音響出力先を切替え選択する切替え手段と、
    具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 着信時に消音報知を行うマナーモード設定機能を備えた携帯端末装置であって、
    前記マナーモードが解除されている状態からその設定への切替え時に、イヤホンが接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホンが選択されているか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段による判別結果に基づいて音響出力先を切替え選択する切替え手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 前記切替え手段は、前記判別結果に基づいて音響出力先を選択する場合に、イヤホンが接続され、かつ、イヤホンが音響出力先として選択されていなければ、イヤホンを音響出力先として切替え選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 前記切替え手段は、前記判別結果に基づいて音響出力先を選択する場合に、イヤホンが接続され、かつ、イヤホンが音響出力先として選択されていれば、継続してイヤホンを音響出力先として選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の携帯端末装置。
  5. 交通機関へ入場する時及び前記交通機関から退場する時に利用される非接触無線通信機能を有し、
    前記切替え手段は、この非接触無線通信機能を利用して前記交通機関へ入場する時及び前記交通機関から退場する時に、前記マナーモードの設定、解除の切替えを行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の携帯端末装置。
  6. 前記切替え手段は、
    前記非接触無線通信機能を利用して前記交通機関へ入場する時に、該入場時の前記マナーモードの設定を待避し、前記交通機関から退場する時に、前記判別手段による判別結果と待避した前記マナーモードの設定とに基づいて音響出力先を切替え選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項5記載の携帯端末装置。
  7. コンピュータに、
    前記マナーモードが設定されている状態からその解除への切替え時に、イヤホンが接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホンが選択されているか否かを判別する機能と、
    前記判別結果に基づいて音響出力先を切替え選択する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、
    前記マナーモードが解除されている状態からその設定への切替え時に、イヤホンが接続されているか否かを判別するほか、音響出力先としてイヤホンが選択されているか否かを判別する機能と、
    前記判別結果に基づいて音響出力先を切替え選択する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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