JP2004297648A - 携帯電話機並びにそのメニュー表示をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

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Takeshi Senfuku
剛 泉福
Daisuke Iizawa
大介 飯澤
Tomoteru Tsukada
智輝 束田
Takeyo Ito
健世 伊藤
Takenori Kawamata
武典 川又
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Abstract

【課題】状況に応じたメニューを表示すること。
【解決手段】複数の動作モードを有する携帯電話機であって、通信回路を備えた筐体1と、前記筐体に設けられ、文字又は画像を表示する表示手段6と、前記筐体に設けられ、ユーザによる接触を検出する接触検出手段と、前記検出手段の検出信号に基づき、ユーザが前記筐体に触れた場合に現在の動作モードに従って、前記表示手段に前記動作モードと関連付けられたメニューを表示させる制御手段と、を備えた。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の動作モードを持つ携帯電話機並びにそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機においては、待機中にメールや電話の着信があった場合、メールの受信及び電話の着信があったことの両者をアイコン等でディスプレイに表示していた。近年特に普及している2つ折り筐体の携帯電話機では、この表示は筐体背面にあるサブディスプレイに表示され、ユーザが受信メールや電話の着信に対して何らかの操作を行おうとした場合、まず、閉じた筐体を開きボタンが操作できる状態にする必要があった。そして、メールの機能が割り当てられたボタン又は着信履歴の参照機能が割り当てられたボタンを押下し、メニューを呼び出し、メールの参照や電話の着信履歴を参照する。また、専用ボタンがない場合には、ユーザは多種の機能を選択するメニューからいくつかの階層に分かれたメニューを順次選択し、該当する機能を呼び出していた。
また、特開2001−127866号公報には、タッチセンサを持ち、着信中にユーザが筐体を触った場合には着信音量を低下し、待ち受け状態の場合にはバックライト点灯を行う携帯電話機が開示されている(特許文献1)
【0003】
【特許文献1】
特開2001−127866号公報(図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の携帯電話機では、複数の階層のメニューをたどって該当する機能を選択する必要があり、多数のボタン操作が必要であり目的に応じたメニューをすぐに呼び出したい場合などに非常に不便であった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、状況に応じた適応的なインタフェースを提供する携帯電話機並びにそのプログラムを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる携帯電話機は、複数の動作モードを有する携帯電話機であって、通信回路を備えた筐体と、前記筐体に設けられ、文字又は画像を表示する表示手段と、前記筐体に設けられ、ユーザによる接触を検出する接触検出手段と、前記検出手段の検出信号に基づいて接触ありと判断した場合、予め用意された複数のメニューから現在の動作モードと関連付けられたメニューを選択し、選択したメニューを前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたものである。
【0006】
また、この発明にかかるプログラムは、複数の動作モードを有する携帯電話機のメニュー表示をコンピュータに実行させるプログラムであって、タッチセンサの検知信号に基づいて、接触の有無を検出する接触検出ステップと、制御装置が前記接触検出ステップの検出結果に基づいてユーザが前記携帯電話機に接触した場合、記憶装置に記憶された複数のメニューデータから現在の動作モードに応じたメニューデータを読み出し、前記携帯電話機の表示装置が前記制御装置により選択されたメニューを自動的に表示する表示ステップと、を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
*ハードウェア構成
以下にこの実施の形態のハードウェア構成を説明する。
まず、この実施の形態の携帯電話機を図1に示す。二つ折り携帯電話機の下部筐体1bは、携帯電話機の上部筐体1aとヒンジ2により接続され、上部及び下部筐体1a〜bは、ヒンジ2を中心に回動自在に開閉できる構造になっている。
また、下部筐体1bは、キーボード3を有し、数字又は文字の入力を受け付ける数字キー5、及び、複数の機能が選択的に割り付けられるファンクションキー9〜10を備える。なお、このキーボード3ではファンクションキーの一例として、一般にソフトキーと呼ばれるキー9と複数の方向の入力を受け付けるセレクタキー10、セレクタキーの中心に設けられた決定キーとを使用している。なお、数字キー5下方にあるいくつかのキーをファンクションキーとして、複数の機能が割り付けられるようにしてもよい。
【0008】
上部筐体1aは、携帯電話機内部で生成した文字、グラフィック情報、又はネットワークを介して外部から取得した情報等を表示する主表示装置6を前面部に有する。主表示装置6aとしては、例えば、液晶表示デバイスやEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等、文字やグラフィック情報を表示できるものであればどのようなものを使用してもよい。また、上部筐体1a裏面には、副表示装置6bを備え、筐体折り畳み時の着信情報等を表示できるようになっている。
さらに、通話相手の音声を出力するスピーカ7は上部筐体1aの前面上部に位置し、通話者の音声を電気信号に変換するマイク8は下部筐体1bの前面下部に設けられている。
【0009】
図2は、この実施の形態の情報端末の詳細を示す機能ブロック図である。それぞれのブロックについては、公知の回路や素子を使用することができる。
MPU21(Micro Processing Unit)は、各デバイスの動作を制御する機能を持ち、バスを介してビデオ回路22、I/O(Input and Output)コントローラ23、メモリ29、送受信回路26、音声デコーダ/エンコーダ28に接続されている。MPU21は携帯電話機の動作を制御する制御装置の一例であり、他の制御手段やプロセッサを使用することもできる。ビデオ回路22は、図示しないビデオメモリを備え、主表示装置6aや副表示装置6bを電気的に駆動する。主・副表示装置6a、6bは、ビデオ回路22からの制御信号に従って文字、静止画像、動画などの映像を表示する。
【0010】
I/Oコントローラ23は、各種デバイスから入力信号をMPU21へ送信し、またMPU21から各種デバイスへの出力信号を送信する入出力処理を行うコントローラである。このコントローラに接続されたカメラ11は、動画又は静止画を撮影する装置であり、撮影した画像データはメモリ29に記憶される。なお、カメラ11は、I/Oコントローラ23を介さずに直接メモリ29にデータを書きこむように構成してもよい。入力デバイス24は、ユーザからのデータ入力を受け付けるデバイスであり、キーボード3上の数字キー5、ソフトキー9と複数の方向の入力を受け付けるセレクタキー10等の入力手段である。開閉センサ25は、筐体の開閉を検出するセンサであり、例えば、筐体を閉じると下部筐体1bから突出した突起が上部筐体1aに押下され、オン状態となるスイッチである。
【0011】
送受信回路26は、アンテナ27を介した音声やデータの通信を行う回路である。アンテナ27は、この実施の形態では、下部筐体1b内に内蔵されているが、筐体外部に設けてもよい。送受信回路26は様々な種類の回路が知られており、既に広く普及しているPDC(Personal Degital Cellular)、GSM(Global System for Mobile Communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、或いは、次世代の通信方式、W−CDMA(Wide−band Code Division Multiple Access)、cdma2000方式等の通信方式用の送受信回路を使用することができる。音声デコーダ/エンコーダ28は、マイク8により取得された音声信号を符号化するエンコーダと、送受信回路26で受信した符号化されたデータを音声信号にデコードするデコーダとを有する回路である。音声の符号化方式としては、CELP(Code Exited Linear Prediction)方式の符号化方式が広く知られている。音声デコーダ/エンコーダ28でデコードされた音声信号は、スピーカ7を介して再生される。なお、スピーカ7は、音声信号に限らず、図示しないシンセサイザ回路で生成された電気信号によって音楽、効果音を再生することができる。メモリ29は各種プログラム及びデータを記憶する。メモリの種類(揮発性メモリ、不揮発性メモリ等)は、データの種類に応じて適切なものを使用する。なお、このメモリ29には、図5〜図7の(c)に示すような動作モードに対応した複数のメニューデータが記憶されている。メニューデータは、公知のデータ構造でかまわないが、例えば、表示する文字、対応するプログラムのアドレスを各選択肢毎に持つ。
【0012】
タッチセンサ30は、ユーザが筐体に触れたか否かを検知するセンサであり、ユーザの指の位置を検出し座標値を出力する、いわゆるトラックパッドに用いられるような静電容量式のセンサを用いることができる。図3は、このタッチセンサ30の筐体内での配置を示しており、この実施の形態では上部筐体1aと下部筐体1bの両方に設けられている。上部筐体1aに内蔵されているタッチセンサ30は、主表示装置6aの設けられている表面の反対面側(裏面側)に内蔵され、折り畳み時等にユーザによる接触を検知する機能を持つ。一方、下部筐体1bに内臓されたタッチセンサ30は、シート状のセンサをキーボードのある表面とその側面に沿うように折り曲げられ、表面と側面の両方の接触を検知できるようになっている。筐体表面の対面領域に設けられたタッチセンサ30の部分は、主に筐体が開かれているときに、ポインティングデバイスとしてユーザのタッチ位置を計測し、座標値を特定するために使用される。一方、側面はそれに加えて筐体を閉じている状態でのユーザの接触検知や側面ボタンの押下の検知、また、ポインティングデバイスとしての機能を持つ。
【0013】
次に、図4のフローチャートを用いて動作モードに応じたメニュー表示の処理について説明する。
図4はMPU21が各動作モードを実行するアプリケーションから、ユーザの接触に対応した処理の実行のために呼び出される処理ルーチンである。この携帯電話機では、MPU21の実行している処理に応じた複数の実行モードを持っている。例えば、送受信回路26が基地局から電話の呼を受け付けた場合、送受信回路26が割り込み信号を出力し、MPU21が電話の着信処理を開始する。このとき、呼の種類が、MPU21は、音声通話である場合には音声電話着信モードに対応付けられたアプリケーションの実行を開始する。一方、テレビ電話の呼では、テレビ電話着信モードとなりテレビ電話のアプリケーションが実行され、また、メールの着信ではメール着信モードとなりMPU21はメールのアプリケーションプログラムを実行する。これらの着信動作については、現在広く使用されている携帯電話でも各着信があった旨を表示したり着信履歴を記録したりしており、同様の処理で実現可能である。
【0014】
着信動作が実行され各動作モードの実行が開始されると、MPU21は、図4の処理をメニュー表示処理として呼び出す(コールする)。まず、タッチセンサ30が導電膜上の電界変化を測定し、接触があったか否かを検出する。MPU21は、タッチセンサ30からの電界パターンの信号若しくはタッチセンサ30のコントローラによって生成された接触有無の信号を検出する(ステップS1)。
【0015】
続いて、MPU21は、タッチセンサ30からの信号に基づいて、ユーザが筐体に触れたか否かを判定する。例えば、信号が予め定められた電界強度範囲となった場合に接触と判断してもよいし、タッチセンサ30のコントローラが接触有無の信号を生成する場合には、その信号のオンオフに基づいて判断することもできる。なお、タッチセンサ30からの信号は、I/Oコントローラ23から読み出してもよいし、信号がメモリ29上の特定アドレスに記憶される場合には、このアドレスからデータを読み取ってもよい。
【0016】
ステップS2において、接触がないと判断された場合には、MPU21は呼び出し元のアプリケーションに戻る処理を実行する。
一方、接触があったと判断された場合には、MPU21は現在の動作モードを検出する(ステップS3)。メモリ29上には、現在の動作モードを示すデータが記憶されており、各動作モードを実行するアプリケーションの開始時にMPU21によってセットされる。MPU21は、この記憶された動作モードのデータを読み出し調べることによって動作モードを検出できる。
【0017】
なお、接触があったと判断された場合には、MPU21は、通常ロック状態となっているキーロックを解除するようにしてもよい。具体的には、キーロックは、入力デバイスをコントロールするプログラムがキー入力があった場合に、当該キー入力を有効にするか否かを示すフラグを参照し、有効/無効を判断することにより行われる。キーロックの解除は、MPU21がフラグをキーロック解除を示すフラグに書きかえることによって実行される。
【0018】
*メール着信モード
ここで、メール着信モードであると判断されると、MPU21は、メモリ29にアクセスし、着信履歴データから未読メール件数などメニューと同時に表示するデータを取得する(ステップS4)。
【0019】
次に、MPU21はメール着信用にメモリ29に記憶されたメニューデータを読み出し、このメニューデータに基づいて表示用の文字又は画像データをビデオ回路22に送信し、ビデオ回路22が副表示装置6bにメニューを表示する(ステップS5)。図5はメール着信モード時の動作を示す図であり、図5(a)は、着信時の動作で図4のルーチンの呼び出し元のアプリケーションにより、着信音の出力及び副表示装置6bにメールの着信を示す画像を表示している。ここで、ユーザが(b)に示すように筐体に持つと、このステップS5で、(c)に示すようなメニューが表示される。
【0020】
メニューが表示されると、MPU21は選択肢の選択入力を受け付ける(ステップS6)。選択は、タッチセンサ30によって検知された接触点の情報に基づき、メニューのフォーカスを移動することによって実行される。例えば、図5(c)に示すように、選択肢1「最新のメニューを読む」が仮選択された選択肢であり、この選択肢が他の選択肢とは異なる色で示される(この仮選択をフォーカスという)。ここで、ユーザが上部筐体1aの裏面又は下部筐体1bの側面に設けられたタッチセンサ30を指でなぞると、トラックパッド等既知のタッチセンサ30が検出する座標値に従って、MPU21はフォーカスの移動を行うようにビデオ回路22を制御する。なお、このとき、MPU21は、タッチセンサ30ではなく、筐体側面又は背面に設けられたキーの入力信号に基づいて、フォーカスの移動や選択肢の決定を行ってもよい。
各選択肢の選択は、ユーザがトラックパッドでよく使われるようなタップ動作や上部筐体1a裏面や下部筐体1b側面に設けられたボタンを押すことによって、MPU21がタップ動作やボタンの押下を検出し、選択肢の選択が確定する。
ここで、MPU21は開閉センサ25の検出信号を検出し、(特に選択肢の選択が確定していない状態で)筐体が開かれたことを検知した場合には、副表示装置6bに表示されていたメニューと同等のメニューを主表示装置6aに表示し、キー等の入力デバイスから選択肢の選択を受け付けることもできる。
【0021】
次に、MPU21は、ステップS6で選択された選択肢に対応した処理を実行する。例えば以下のような動作を行う。
1.最新のメールを読む
この選択肢が選択されると、MPU21は最新のメールの本文を副表示装置6a又は主表示装置6bに表示する。
2.未読のタイトル表示
この選択肢では、MPU21は、メモリ29に記録されたメールのデータから未読のメールを抽出し、それらのタイトルを表示装置に表示する。
3.開封済みにする
この選択肢では、MPU21は、着信したメールについて、メモリ29上のメールデータのうち既読か未読かを示すフラグデータを既読に書きかえる。これにより、ユーザは不要と思ったメールを簡単に既読にすることができ、メールの整理が簡単に行える。
4.後にする
この選択肢を選んだ場合、MPU21は特別な処理は行わず、通常の待ちうけモードに戻る。
【0022】
*テレビ電話着信モード
ステップS3で、テレビ電話着信モードであると判断されると、MPU21は図6(c)に示すようなテレビ電話着信モードに対応したメニューを表示し(ステップS8)、ユーザからメニューの選択を受け付ける(ステップS9)。そして、選択された選択肢に従って、以下のような処理を行う。
1.通常通話
音声とカメラで撮影された映像を用いた通常のテレビ電話機能であり、この選択肢が選択されると、MPU21はテレビ電話の通話プログラムを実行する。
2.代理応答通話
通常通話と異なり、画像はカメラで撮影した画像の代わりに、メモリ29等に記憶されたアニメーションやMPU21が生成した画像をユーザの音声とともに通話相手に送る通話モードである。ユーザが自分の顔等を相手に送りたくない場合に使用される。
3.応答保留
この選択肢が選択されると、応答保留状態となり、MPU21は予めセットされたオプション設定に従って、伝言の記録や、応答できないことを相手に伝えるメッセージの出力等を行う。
【0023】
*電話着信モード(不在着信時)
音声のみの通常の電話着信を受けた場合には、他のモードと同様に、MPU21は、メニューと同時に表示するデータを着信履歴等から読み出し(ステップS11)、電話着信モードに対応したメニューをメモリ29から読み出して、図7(c)のように表示装置に表示する(ステップS12)。
また、選択肢の選択を受け付けると(ステップS13)、MPU21は選択された選択肢に対応したプログラムを実行する。
電話着信モードでのメニューは、例えば以下のようなものがある。
1.メモを再生
この選択肢が選択されると、MPU21は音声デコーダを制御しメモリ29に記憶された相手の音声をスピーカを用いて再生させる。ここで、不在のため呼が切れてしまった場合でも、MPU21は他の着信があった場合等、次のモードに移るまでは電話受信モードを維持するため、後でこの選択肢を選択すれば簡単に伝言メモを再生することができる。
2.すぐ電話をする
この選択肢は、不在着信で電話に出れらなかった場合に、おり返し電話する際に使用される。MPU21は、メモリ29に記憶された着信履歴から相手の電話番号を読み出し、ダイヤラープログラムを実行して、相手に電話をかける。
3.何もしない
この選択肢が選択されると、MPU21は、実行を呼び出し元のアプリケーションの処理に戻す。
【0024】
なお、ステップS7、S10、S14において、各選択肢の実行が終了すると、MPU21は、メモリ29に記憶された動作モードのデータを書き換え、各動作モードを解除して、動作モードを通常の待ち受け状態に戻す。
【0025】
以上の処理が終了すると、MPU21は実行を呼び出し元のプログラムに戻し、各モードにおける動作の実行を続ける。この際、通常は図4に示された処理が、頻繁に繰り返し呼び出され、ユーザによる接触が行われたかが監視される。
【0026】
なお、メニューを表示できるソフトウェアは公知の技術を用いて作成できる。そのようなソフトウェアは、メニューの階層構造を定義したオブジェクトや、各選択肢と実行時に呼び出すプログラムのジャンプ先を定義したデータを持たせることにより、上述のような動作を実現できる。
【0027】
以上のように、この実施の形態では、着信動作によって動作モードが切り替わり、そのときの状態に応じたメニューを素早く表示するため、触るだけで状況に合わせた必要なメニューを呼び出すことができるため、非常に迅速で使い易いインタフェースを提供することができる。
また、上部筐体と下部筐体とをヒンジを介して回動自在に接続した折り畳み型の筐体では、いちいち筐体を開かずに図5に示すようにメニューの操作が行える。特に、折り畳み時に表面に現れる部分のセンサ又はボタンを用いて、メニューの選択が行えるため、必要な機能を素早く実行することができる。
【0028】
実施の形態2
なお、メール表示の処理は、図4に示された処理のみならず、各動作モードのアプリケーションに組み込まれるように構成されてもよい。例えば、図8に示すようにすることができる。この図8において、図4と同一の符号は同一又は相当の部分を表している。この処理では、ステップS20、S21、S22に示されるように、MPU21が着信動作や着信を知らせる画面を表示する処理がステップS3の動作モード検出後に実行される。その後、ステップS2のタッチセンサ30による接触の検知が行われ、以下、実施の形態1と同様にメニュー表示処理が実行される。
【0029】
なお、この発明の各構成は上述実施の形態1〜2によって限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形を行うことができる。
例えば、この発明は、いわゆる二つ折りの筐体以外にもストレートタイプの筐体の情報端末にも使用することができる。また、無線通信を用いて複数の筐体間を接続する場合には、筐体は1つである必要はなく、セパレートタイプの情報端末とすることもできる。
また、タッチセンサはタッチセンサ4に限らず圧力センサ等、接触を検出できる多種多様のセンサを用いることができる。
【0030】
センサの配置位置は、設計に応じて変更することができる。例えば、下部筐体1bの裏面側に設けてもよい。特に、下部筐体1bの筐体の裏面及び側面に沿うように、シート上のセンサを折り曲げて構成すれば、下部筐体1bの裏面まで容易にタッチセンサ30による接触検知や座標入力が行える。さらに、表面、側面、及び裏面に沿うように、シートを折り曲げてもよい。
また、接触検知手段は、図3に示したような一枚のシートである必要はなく、接触を検知できるものであればどのようなものを用いてもよい。
【0031】
動作モードは、上述の実施の形態で説明したものに限らず、多種多様な動作モードが考えられる。例えば、ネットワークを通じて通信回路(赤外線通信、無線LAN:Local Area Network, ブルートゥース(商標)等の近距離無線や有線通信を含む)が受信した信号の種類に基づいて動作モードを切り替えることもできるし、内蔵された回路の出力信号に基づいて、動作モードを切り替えることもできる。例えば、内蔵されたタイマーにより、複数の時間帯をそれぞれことなる動作モードとすることもできるし、バッテリの残り残量に基づいて動作モードを切り替えることもできる。また、スキャナ、バーコードリーダにより、信号の入力を受けた場合に、それぞれの機器に対応したメニューを表示ようにしてもよい。
【0032】
上述の説明において、各図の同一符号は同一又は相当の部分を表している。
【0033】
【発明の効果】
この発明によれば、必要なメニューを素早く表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1における携帯電話機の斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1における情報端末の機能ブロック図である。
【図3】この発明の実施の形態1におけるタッチセンサを示す携帯電話機の部分透過図である。
【図4】この発明の実施の形態1におけるメニュー表示処理のフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態1におけるメール着信後の動作例を説明する図である。
【図6】この発明の実施の形態1におけるテレビ電話後の動作例を説明する図である。
【図7】この発明の実施の形態1における電話着信後の動作例を説明する図である。
【図8】この発明の実施の形態2におけるメニュー表示処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1a 上部筐体、 1b 下部筐体、 2 ヒンジ、 5 キー、 6a 主表示装置、 6b 副表示装置、 7 スピーカ、 8 マイク、 9 ソフトキー、 10 セレクタキー、 21 MPU、 22 ビデオ回路、 23 I/Oコントローラ、 24 入力デバイス、 25 開閉センサ、 26 送受信回路、 27 アンテナ、 28 音声デコーダ/エンコーダ、 29 メモリ、 30 タッチセンサ

Claims (7)

  1. 複数の動作モードを有する携帯電話機であって、
    通信回路を備えた筐体と、
    前記筐体に設けられ、文字又は画像を表示する表示手段と、
    前記筐体に設けられ、ユーザによる接触を検出する接触検出手段と、
    前記検出手段の検出信号に基づいて接触ありと判断した場合、予め用意された複数のメニューから現在の動作モードと関連付けられたメニューを選択し、選択したメニューを前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 前記複数の動作モードは、電子メールの着信動作と電話の着信動作であり、前記制御手段は、現在の動作モードが前記電子メールの着信状態である場合には電子メールにかかる第1のメニューを表示し、電話の着信状態である場合には、電話機能にかかる第2のメニューを表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記制御手段は、前記表示手段に前記メニューを表示した場合に、前記携帯電話機のキーロックを解除して、メニューの選択を受け付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電話機。
  4. 前記接触検出手段は、接触点の座標を検知するタッチセンサであり、
    前記制御手段は、前記タッチセンサの座標信号に基づいて、前記メニューのフォーカスを移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の携帯電話機。
  5. 前記接触検出手段は、シート状のタッチセンサを筐体前面又は背面から側面に沿うように折り曲げて構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の携帯電話機。
  6. 複数の動作モードを有する携帯電話機のメニュー表示をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    タッチセンサの検知信号に基づいて、接触の有無を検出する接触検出ステップと、
    制御装置が前記接触検出ステップの検出結果に基づいてユーザが前記携帯電話機に接触した場合、記憶装置に記憶された複数のメニューデータから現在の動作モードに応じたメニューデータを読み出し、前記携帯電話機の表示装置が前記制御装置により選択されたメニューを自動的に表示する表示ステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  7. 前記複数の動作モードは、電子メールの着信動作と電話の着信動作であり、前記表示ステップは、動作モードが前記電子メールの着信動作である場合には電子メールにかかる第1のメニューを表示し、電話の着信動作である場合には、電話機能にかかる第2のメニューを表示することを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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