JP2015061296A - 携帯端末、および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限する。
【解決手段】使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられた近接センサ(11)が、自端末が物体に近接していることを検知し、近接センサ(11)と異なる位置に備えられたグリップセンサ(12)が、ユーザの手による把持を検知したとき、無線通信部(16)が無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限部(14)を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末に関する。
近年、ワイヤレス技術の進展に伴い、携帯電話およびスマートフォン等の様々な無線機器が身近な存在となり、コミュニケーションツールとして広く普及している。その一方で、無線機器から出力される電波が人体に悪影響を及ぼす可能性があることが、懸念されている。そこで従来、無線機器が人体に近接しているときに無線信号を出力するときの電波強度を制限することによって、人体に対する電波の照射量を低減させる工夫がなされている。例えば特許文献1には、ユーザの把持を検知するグリップセンサを備え、ユーザの把持が検知された場合に、上記電波強度を制限する携帯端末が開示されている。また、特許文献2には、物体の近接を検知する近接センサを備え、物体の近接が検知された場合と検知されていない場合とで、整合回路を切り替えることにより、上記電波強度を制限する携帯端末が開示されている。
特開2012−170071号公報(2012年9月6日公開) 特開2012−239108号公報(2012年12月6日公開)
ここで、上記電波強度を制限すると、基地局との接続性が悪くなるため、上記電波強度の制限は、必要最低限とすることが好ましい。しかしながら、上記特許文献1および2に開示された技術では、上記電波強度を制限する必要のない場合でも、上記電波強度を制限してしまうという問題がある。具体的には、上記特許文献1に開示された技術では、ユーザが携帯端末を把持している場合に、上記電波強度を制限する。そのため、例えば、人体において電波が悪影響を及ぼす可能性のある場所(例えば頭部など)から携帯端末が離れている状態で、ユーザが携帯端末機を把持していても、上記電波強度は制限されてしまう。また、上記特許文献2に開示された技術では、物体が近傍にある場合に上記電波強度を制限する。そのため、携帯端末が人体の近傍に無い場合でも、携帯端末が近傍にある物体を検知すると、上記電波強度を制限する処理を行ってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができる携帯端末を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る携帯端末は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末であって、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられ、自端末が物体に接触または近接していることを検知する第1のセンサと、上記第1のセンサと異なる位置に備えられた、ユーザの手による把持を検知する第2のセンサと、上記第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る携帯端末の制御方法は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末の制御方法であって、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられ、自端末が物体に接触または近接していることを検知する第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第1のセンサと異なる位置に備えられた、ユーザの手による把持を検知する第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限ステップを含む。
本発明の一態様によれば、本発明に係る携帯端末は、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができるという効果を奏する。
実施形態1に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るスマートフォンの外観を示す模式図である。 センサの検知結果から想定される状況と電波強度との関係を示す表である。 実施形態1に係るスマートフォンの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 実施形態2に係るスマートフォンの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係るスマートフォンの要部構成を示すブロック図である。 実施形態3に係るスマートフォンの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態3の変形例に係るスマートフォンの外観を示す模式図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1〜図4に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、本発明をスマートフォン1に適用した例を説明する。なお、適用例はスマートフォンに限定されず、外部機器に無線信号を出力することが可能な携帯端末であれば本発明を適用可能である。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。さらに、各図面に記載した構成の形状、並びに、長さ、大きさおよび幅などの寸法は、実際の形状や寸法を反映させたものではなく、図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更している。
(スマートフォン1の外観構成)
次に、図2を参照して、スマートフォン1の外観構成について説明する。図2は、スマートフォン1の外観を示す模式図である。図2の(a)に示すように、本実施形態に係るスマートフォン1は、筐体の少なくとも1つの面に、表示部20を備えている。なお、以降、表示部20を備える面を、スマートフォン1の「正面」と呼称し、上記正面の反対側の面をスマートフォン1の「背面」と呼称する。本実施形態に係るスマートフォン1は、上記正面に近接センサ11を備えている。また、図2の(a)に示すように、近接センサ11は、スピーカ30の近傍に設けられている。なお、上記スピーカ30は、ユーザが通話時に耳に接触または近接させ、通話相手の音声を聞き取るために使用するものであり、「レシーバ」と呼称される場合もある。これにより、ユーザがスマートフォン1を使用して通話する場合に、スマートフォン1において最もユーザの頭部に接近する位置に、近接センサ11が設けられることとなる。よって、スマートフォン1がユーザの頭部に接近していることを正確に特定することができる。なお、近接センサ11の位置はスピーカ30の近傍に限定されるものではない。
また、以降、上記正面の長辺と隣接する2つの面を、スマートフォン1の「側面」と呼称する。図2の(b)および(c)に示すように、本実施形態に係るスマートフォン1は、上記側面に、それぞれ1つずつのグリップセンサ12を備えている。なお、図2の(b)および(c)に示すように、グリップセンサ12は、図面の下方向をスマートフォン1の下方向と定義したとき、側面の下半分に備えられているが、この例に限定されるものではない。例えば、上記側面の全体にグリップセンサ12が備えられていてもよいし、上記側面から上記背面にわたって備えられていてもよい。また、グリップセンサの数は、上記各側面に1つずつに限定されず、上記各側面に複数備えられていてもよい。
以上より、近接センサ11は、グリップセンサ12と異なる位置に設けられているといえる。具体的には、近接センサ11は、ユーザの手がスマートフォン1を把持したときに、当該ユーザの手を検知しないような位置に設けられている。これにより、ユーザの手を検知することがないので、近接センサ11の誤検知を防ぐことができる。
(スマートフォン1の機能概要)
次に、図2および図3を参照して、スマートフォン1の機能概要について説明する。図3は、センサの検知結果から想定される状況と電波強度との関係を示す表である。ここでは、ユーザがスマートフォン1を使用して通話する場合を例に挙げて説明する。ユーザは、スマートフォンを使用して通話する場合、一般的には、スマートフォンを把持し、図2に示すスピーカ30の近傍をユーザ自身の耳に接触(または近接)させる。このとき、ユーザの頭部とスマートフォンとは接近することとなる。ここで、例えば日本においては、無線設備規則第14条の2によれば、無線設備から発射される電波の人体頭部における比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)を、2.0w/kg以下とする必要がある。なお、SARとは、任意の生体組織10gに平均時間6分間に吸収されるエネルギー量である。つまり、スマートフォンにおいて、通話時といった、無線信号を出力するときの電波強度は、上記SARが2.0w/kg以下となるように制限される必要がある。
そこで、本実施形態に係るスマートフォン1は、近接センサ11が物体の近接を検知し、かつ、グリップセンサ12がユーザの手による把持を検知したとき、上記電波強度を制限する。図2に示すように、近接センサ11は、通話時(使用時)にユーザの頭部に接触または最も近接する位置、具体的には、スマートフォン1の正面に設けられたスピーカ30の近傍に設けられている。そのため、近接センサ11が物体の近接を検知し、かつ、グリップセンサ12がユーザの手による把持を検知した場合、ユーザがスマートフォン1を使用して通話している可能性が高い。これはすなわち、図3に示すように、スマートフォン1がユーザの頭部(耳)に接触または近接している状況、換言すれば、上記電波強度を制限する必要がある状況であると考えられる。スマートフォン1は、この場合に、後述する制限設定に基づいて上記電波強度を制限する。
一方、図3に示すように、近接センサ11が物体の近接を検知していない場合、または、グリップセンサ12がユーザの把持を検知していない場合は、ユーザがスマートフォン1を使用して通話していない、換言すれば、スマートフォン1がユーザの側頭部に接触または近接している状況ではないと考えられる。そのため、スマートフォン1が無線信号を出力するときの電波強度は、制限されていない通常の電波強度となる。
以上により、本実施形態に係るスマートフォン1は、上記電波強度を制限すべき状況と、制限すべきでない状況とを、正確に判定することができ、上記電波強度を制限すべき状況にて、適切に上記電波強度を制限することができる。
(スマートフォン1の構成)
次に、図1を参照して、スマートフォン1の要部構成について説明する。図1は、スマートフォン1の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、スマートフォン1は少なくとも、近接センサ11(第1のセンサ)、グリップセンサ12(第2のセンサ)、判定部13、出力制限部14(出力制限手段)、記憶部15、無線通信部16(無線出力手段)、検波部17、およびアンテナ18を備えている。
近接センサ11は、スマートフォン1の近傍にある物体の存在(物体の近接)を検知するセンサである。例えば、近接センサ11は、周囲の物体までの距離を測定する測距センサであってもよい。具体的には、近接センサ11は、ユーザの頭部が、電波の影響を無視できない程度にスマートフォン1に接近していることを検知できればよい。ここで、「ユーザの頭部が、電波の影響を無視できない程度にスマートフォン1に接近している」とは、例えば、スマートフォン1とユーザの側頭部(耳)との距離が、約2cm以内であることを示すとする。この場合、近接センサ11は、自センサから2cm以内の距離にある物体を検知することができればよい。また、近接センサ11は、検知結果を判定部13に出力する。
上述したように、近接センサ11は、グリップセンサ12に接触しているユーザの手を検知しないように、グリップセンサ12と異なる位置に設けられる。また、上述したように、近接センサ11は、通話時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に設けられる。さらに言えば、スマートフォン1を使用した通話時において、ユーザは、スピーカ30周辺を最もユーザの頭部に接近させると考えられるため、近接センサ11は、スピーカ30の近傍に設けられることが好ましい。
グリップセンサ12は、ユーザの手などの物体の接触を検知するセンサである。また、グリップセンサ12は、検知結果を判定部13に出力する。例えば、グリップセンサ12は、静電容量センサ、または圧力センサであってもよく、接触を検知できるセンサであれば、検出方式の種類を限定するものではない。これにより、実装面積(または体積)、コスト、消費電力の観点に基づいて、センサの選択肢を増やすことができる。また、図2では、グリップセンサ12は、スマートフォン1の両側面に設けられている場合を例示しているが、グリップセンサ12はユーザがスマートフォン1を把持したことを検知することができればよく、図2の例に限定されない。例えば、グリップセンサ12は、側面のどちらか一方のみに設けられていてもよい。
判定部13は、近接センサ11およびグリップセンサ12の検知結果を判定するものである。具体的には、判定部13は、近接センサ11から物体を検知したことを示す検知結果を、また、グリップセンサ12からユーザの手によって把持されていることを示す検知結果を出力されたとき、スマートフォン1から出力される無線信号の電波強度を制限すべきと判定する。
出力制限部14は、判定部13からの通知を受けて、スマートフォン1から出力される無線信号の電波強度を制限するものである。具体的には、判定部13から上記電波強度を制限する命令が通知されると、出力制限部14は、記憶部15から後述する制限設定を読み出し、当該制限設定に基づいて上記電波強度を制限する。さらに具体的には、出力制限部14は、検波部17から通知される上記電波強度の値を監視し、無線信号を送信するための最大電力(最大送信電力)が、制限設定に基づく設定値を超えないように、無線通信部16を制御する。なお、出力制限部14は、無線通信部16が備える電波強度制御回路(不図示)の電圧値と上記電波強度の値との対応付けに基づいて、上記電圧値が制限設定に基づく設定値以上にならないように、上記電波強度制御回路を制御してもよい。
記憶部15は、スマートフォン1が無線信号を出力するときの電波強度を制限する場合の設定を記憶しているものである。具体的には、記憶部15は、上記電波強度を制限する場合の最大送信電力の設定(制限設定)を記憶している。上記制限設定は、例えば日本においては、SARが2.0W/kgを超えないような、最大送信電力の設定であってもよい。記憶部15は、例えば、ハードウェアとしてのメモリそのものであればよい。または、メモリ内の一部の記憶領域であってもよく、あるいは、記憶部に形成された、閾値を格納するためのデータベースであってもよい。
無線通信部16は、アンテナ18を通じて外部機器に無線信号を出力(送信)したり、または、外部機器から送信された無線信号を、アンテナ18を通じて受信したりするものである。無線通信部16が無線信号を出力する場合、上述したように、当該出力の電波強度は出力制限部14によって制御される。例えば、無線通信部16は、出力制限部14によって、無線信号を出力するときの最大送信電力が、制限設定に基づく設定値を超えないように制御される。無線通信部16は、無線通信に関わる各種ハードウェアの集合体として実現されてもよく、ハードウェアと、当該ハードウェアの少なくとも一部を制御するソフトウェアとの組み合わせであってもよい。
検波部17は、無線通信部16が出力する無線信号の電波強度の値を測定するものである。検波部17は、測定した電波強度の値を、出力制限部14に出力する。検波部17は、検波回路といったハードウェアとして実現されてもよく、ハードウェアと、当該ハードウェアの少なくとも一部を制御するソフトウェアとの組み合わせであってもよい。
(スマートフォン1の処理の流れ)
次に、図4を参照して、スマートフォン1における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図4は、スマートフォン1における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図4は、起動後のスマートフォン1における処理について説明している。
まず、近接センサ11から物体の近接を示す検知結果が出力され(S1でYES)、かつ、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力された場合(S2でYES)、判定部13は、無線通信部16が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべきと判定する(S3)。そして、判定部13は、上記電波強度を制限する命令を、出力制限部14に通知する。
続いて、出力制限部14は、上記電波強度を制限するための設定を読み出す(S4)。具体的には、出力制限部14は、記憶部15から制限設定を読み出す。そして、出力制限部14は、読み出した設定に基づいて上記電波強度を制限する(S5:出力制限ステップ)。具体的には、出力制限部14は、検波部17から供給される、上記電波強度の値を監視する。そして、無線信号を送信するための最大電力(最大送信電力)が、制限設定に基づく設定値を超えないように、無線通信部16を制御する。以上で、電波強度制限処理は終了する。
一方、近接センサ11から物体の近接を示す検知結果が出力されない場合(S1でNO)、または、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力されない場合(S2でNO)、判定部13は、現在の上記電波強度を維持すべきと判定する(S6)。換言すれば、判定部13は、上記電波強度は通常のままでよいと判定し、電波強度制限処理を終了する。
なお、図4には図示していないが、上記電波強度が制限された状態で、近接センサ11が物体の近接を検知しなくなった場合、または、グリップセンサ12が、ユーザの手による把持(物体の接触)を検知しなくなった場合、判定部13は、上記電波強度の制限を解除する命令を、出力制限部14に通知してもよい。このとき、出力制限部14は、出力制限を解除し、上記電波強度を通常に戻す。
(作用効果)
以上より、本実施形態に係るスマートフォン1は、スピーカ30の近傍に近接センサ11を備えている。また、スマートフォン1の各側面にグリップセンサ12を備えている。これにより、ユーザがスマートフォン1を使用して通話する場合、近接センサ11は、ユーザの頭部(耳)への接触および近接を検知することができる。また、グリップセンサ12は、ユーザの手によるスマートフォン1の把持を検知することができる。このように、スマートフォン1を使用した通話時に、ユーザの頭部への接触または近接と、ユーザの手による把持の両方を検知することができる。これにより、判定部13は、ユーザがスマートフォン1を使用して通話を行っているという状況を正確に特定することができる。これはすなわち、スマートフォン1がユーザの頭部の近傍で無線信号を出力しているために、スマートフォン1が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべき状態にあることを、判定部13が正確に特定することができるということである。そして、判定部13は、上記の状態を特定したとき、上記電波強度を制限する命令を出力制限部14に通知し、出力制限部14は、上記電波強度を制限する。以上より、本実施形態に係るスマートフォン1は、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができるという効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図5および図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図5は、本実施形態に係るスマートフォン2の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係るスマートフォン2は、実施形態1に係るスマートフォン1が備えている近接センサ11に代えて、接触センサ21を備えている。
接触センサ21は、物体の接触を検知するセンサである。具体的には、接触センサ21は、スマートフォン2における、通話時にユーザの頭部に接触する面(スピーカ30の近傍)に設けられ、例えば、スマートフォン2とユーザの耳との接触を検知する。接触を検知する方法としては、例えば、接触センサ21として圧力センサを用いた場合には、スマートフォン2とユーザの耳との接触を、圧力の変化として検知すればよい。また、接触センサ21として静電センサを用いた場合には、スマートフォン2とユーザの耳との接触を静電容量の変化として検知すればよい。さらに、接触センサ21は、検知結果を判定部13に出力する。なお、接触センサ21は、グリップセンサ12と同じものを使用してもよい。
(スマートフォン2の処理の流れ)
次に、図6を参照して、スマートフォン2における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図6は、スマートフォン2における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6は、起動後のスマートフォン2における処理について説明している。
接触センサ21から物体の接触を示す検知結果が出力され(S11でYES)、かつ、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力された場合(S12でYES)、判定部13は、無線通信部16が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべきと判定する(S13)。そして、判定部13は、上記電波強度を制限する命令を、出力制限部14に通知する。
以降のS14およびS15の処理は、図4におけるS4およびS5の処理と同様であるため、その説明を省略する。
なお、接触センサ21から物体の接触を示す検知結果が出力されない場合(S11でNO)、または、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力されない場合(S12でNO)、判定部13は、上記電波強度を維持すべきと判定する(S16)。換言すれば、判定部13は、上記電波強度は通常のままでよいと判定し、電波強度制限処理を終了する。
なお、図6には図示していないが、上記電波強度が制限された状態で、接触センサ21が物体の接触を検知しなくなった場合、または、グリップセンサ12が、ユーザの手による把持(物体の接触)を検知しなくなった場合、判定部13は、上記電波強度の制限を解除する命令を、出力制限部14に通知してもよい。このとき、出力制限部14は、出力制限を解除し、上記電波強度を通常に戻す。
(作用効果)
以上より、本実施形態に係るスマートフォン2は、スピーカ30の近傍に接触センサ21を備えている。ユーザがスマートフォン2を使用して通話する場合、スマートフォン2と耳とを接触させて通話する可能性が高いため、接触センサ21は、スピーカ30の近傍での、スマートフォン2とユーザの頭部(耳)との接触を検知することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図7〜図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図7は、本実施形態に係るスマートフォン3の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係るスマートフォン3は、実施形態1に係るスマートフォン1が備えている近接センサ11に代えて、調光センサ31を備えている。
調光センサ31は、自センサの周囲の明るさを検知するセンサである。具体的には、調光センサ31は、スマートフォン3における、通話時にユーザの頭部に接触(または近接)する面(スピーカ30の近傍)に設けられ、スピーカ30の近傍の明るさを検知する。また、調光センサ31は、検知結果を判定部13に出力する。例えば、調光センサ31は、スピーカ30の近傍の明るさを常時測定し、判定部13に当該測定結果(検知結果)を出力するものであってもよい。以降、調光センサ31は、自センサの近傍の明るさを常時測定するものとして説明する。
(スマートフォン3の処理の流れ)
次に、図8を参照して、スマートフォン3における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図8は、スマートフォン3における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図8は、起動後のスマートフォン3における処理について説明している。
調光センサ31から出力される、周囲の明るさの最新の測定結果が、直前の測定結果に比べて暗くなり(S21でYES)、かつ、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力された場合(S22でYES)、判定部13は、無線通信部16が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべきと判定する(S23)。そして、判定部13は、上記電波強度を制限する命令を、出力制限部14に通知する。なお、「周囲の明るさの最新の測定結果が、直前の測定結果に比べて暗くなる」とは、例えば、周囲の明るさの最新の測定結果の値から直前の測定結果の値を引いたときの値が、予め定められた負の値以下であることを示す。また、判定部13が行う処理は、上記の例に限定されるものではない。例えば、調光センサ31から出力される、上記最新の測定結果が、予め定められた閾値以下となった場合、かつ、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力された場合に、上記電波強度を制限すべきと判定してもよい。
以降のS24およびS25の処理は、図4におけるS4およびS5の処理と同様であるため、その説明を省略する。
なお、調光センサ31から出力される、周囲の明るさの最新の測定結果の値から直前の測定結果の値を引いたときの値が、上記予め定められた負の値より大きい場合(S21でNO)、または、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力されない場合(S22でNO)、判定部13は、上記電波強度を維持すべきと判定する(S26)。換言すれば、判定部13は、上記電波強度は通常のままでよいと判定し、電波強度制限処理を終了する。
なお、図8には図示していないが、上記電波強度が制限された状態で、調光センサ31から出力される、周囲の明るさの最新の測定結果が、直前の測定結果に比べて明るくなった場合、または、グリップセンサ12が、ユーザの手による把持(物体の接触)を検知しなくなった場合、判定部13は、上記電波強度の制限を解除する命令を、出力制限部14に通知してもよい。このとき、出力制限部14は、出力制限を解除し、上記電波強度を通常に戻す。なお、「周囲の明るさの最新の測定結果が、直前の測定結果に比べて明るくなる」とは、例えば、周囲の明るさの最新の測定結果の値から直前の測定結果の値を引いたときの値が、予め定められた正の値以上であることを示す。
(作用効果)
以上より、本実施形態に係るスマートフォン3は、スピーカ30の近傍に調光センサ31を備えている。ユーザがスマートフォン3を使用して通話する場合、スマートフォンと耳とを接触(または近接)させるため、スピーカ30の周囲の明るさは、他の位置に比べて暗くなる。つまり、調光センサ31による測定結果(検知結果)によって、スピーカ30の近傍が暗くなったことが特定されることで、スピーカ30の近傍での、スマートフォン2とユーザの頭部(耳)との接触(または近接)を特定することができる。
また、一般に、スマートフォンにおいては、表示部(例えば液晶ディスプレイ)における消費電流削減を目的として、スマートフォンの正面(表示部を備える面)に調光センサを配置していることが多い。よって、本発明を実現するために、新たに調光センサ31を設置する必要はない。つまり、調光センサ31をスピーカ30の近傍に設置することで、表示部における消費電流削減と、電波強度の制限とを実現することができる。これにより、スマートフォン3にかかるコストを抑えることができる。
〔実施形態3の変形例〕
次に、実施形態3の変形例について、図9を参照して説明する。図9は、スマートフォン3’の外観を示す模式図である。図9の(a)に示すように、スマートフォン3’は、スピーカ30の近傍に調光センサ31aが設けられている。また、図9の(b)に示すように、スマートフォン3’の背面には、調光センサ31bが設けられている。なお、調光センサ31aおよび31bは、実施形態3にて説明した調光センサ31と同じものであってもよい。
判定部13は、調光センサ31aおよび調光センサ31bから供給される、調光センサの周囲の明るさの測定結果(検知結果)を比較して、調光センサ31aの測定結果の値が、調光センサ31bの測定結果の値より小さい場合、かつ、グリップセンサ12からユーザの手による把持(物体の接触)を示す検知結果が出力された場合に、無線通信部16が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべきと判定する。
上記の構成によれば、ユーザがスマートフォン3’を使用して通話している場合、調光センサ31aはユーザの耳に接触または近接しているため、自センサの周囲は暗くなる。一方、調光センサ31bの周囲は、調光センサ31aの周囲と比べて明るいことが多い。よって、調光センサ31aの周囲が調光センサ31bの周囲より暗いことを特定することで、スピーカ30の近傍での、スマートフォン2とユーザの頭部(耳)との接触(または近接)を特定することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
スマートフォン1〜3およびスマートフォン3’の制御ブロック(特に判定部13および出力制限部14)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、スマートフォン1〜3およびスマートフォン3’は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る携帯端末(スマートフォン1〜3およびスマートフォン3’)は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段(無線通信部16)を備える携帯端末であって、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられ、自端末が物体に接触または近接していることを検知する第1のセンサ(近接センサ11、接触センサ21および調光センサ31)と、上記第1のセンサと異なる位置に備えられた、ユーザの手による把持を検知する第2のセンサ(グリップセンサ12)と、上記第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限手段(出力制限部14)と、を備える。
上記の構成によれば、上記第1のセンサは、ユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられており、上記第2のセンサは、上記第1のセンサと異なる位置に備えられている。そして、上記第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、無線信号を出力するときの電波強度を制限する。
これにより、ユーザが上記携帯端末を使用して通話する場合、第1のセンサは、ユーザの頭部への接触または近接を検知することができる。また、第2のセンサはユーザの手による携帯端末の把持を検知することができる。このように、上記携帯端末を使用した通話時に、ユーザの頭部への接触または近接と、ユーザの手による把持の両方を検知することができる。これにより、ユーザが携帯端末を使用して通話を行っているという状況を正確に特定することができる。これはすなわち、携帯端末がユーザの頭部の近傍で無線信号を出力しているために、携帯端末が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべき状態にあることを正確に特定することができるということである。以上により、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができる。
本発明の態様2に係る携帯端末は、上記態様1において、上記第1のセンサは、自端末における、上記使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面を上記面の短辺と平行な軸により等分したとき、地面から遠い側の領域に備えられていてもよい。
上記の構成によれば、第1のセンサは、自端末における、上記使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面(正面)を上記面の短辺と平行な軸により等分したとき、地面から遠い側の領域(上半分)に備えられている。一般的に、ユーザが携帯端末を使用して通話するとき、上記正面の上半分となる領域を頭部(耳)に接触または近接させることが多い。よって、ユーザが携帯端末を使用して通話するとき、携帯端末の中でユーザの頭部と接触または最も近接する位置により近い位置に、第1のセンサが備えられることとなる。よって、電波強度を制限すべき状況をより正確に特定することができる。
本発明の態様3に係る携帯端末は、上記態様1または2において、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に設けられたスピーカをさらに備え、上記第1のセンサは、自端末における、上記スピーカの近傍に備えられていてもよい。
上記の構成によれば、第1のセンサは、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に設けられたスピーカの近傍に備えられる。一般的に、ユーザが携帯端末を使用するとき(通話するとき)、ユーザは、スピーカが設けられた位置に自身の頭部(耳)を接触または近接させることが多い。よって、ユーザが携帯端末を使用するとき(通話するとき)、携帯端末の中でユーザの頭部と接触または最も近接する位置と第1のセンサの位置とが、ほぼ一致することとなる。以上より、電波強度を制限すべき状況をさらに正確に特定することができる。
本発明の態様4に係る携帯端末は、上記態様1〜3において、上記第2のセンサは、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面の長辺と隣接する2面のうち、少なくとも1面に備えられていてもよい。
上記の構成によれば、第2のセンサは、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面の長辺と隣接する2面のうち、少なくとも1面に備えられる。これにより、ユーザが携帯端末を把持したとき、ユーザの手が接触する可能性が高い位置に第2のセンサが備えられる。よって、ユーザによるスマートフォン1の把持を正確に検知することができる。
本発明の態様5に係る携帯端末は、上記態様1〜4において、上記第1のセンサは、自端末が物体に接触または近接していることを検知する近接センサ11であってもよい。
本発明の態様6に係る携帯端末は、上記態様1〜4において、上記第1のセンサは、自端末が物体に接触していることを検知する接触センサ21であってもよい。
本発明の態様7に係る携帯端末は、上記態様1〜4において、上記第1のセンサは、自センサの周囲の明るさを検知する調光センサ31であってもよい。
本発明の態様8に係る携帯端末は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末の制御方法であって、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられ、自端末が物体に接触または近接していることを検知する第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第1のセンサと異なる位置に備えられた、ユーザの手による把持を検知する第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限ステップ(S5)を含む。
上記の構成による作用効果は、上述した態様1と同様である。
本発明は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末に利用することができ、特に、スマートフォンなどの通話機能を有する携帯端末に好適である。
1〜3、3’ スマートフォン(携帯端末)
11 近接センサ(第1のセンサ)
12 グリップセンサ(第2のセンサ)
14 出力制限部(出力制限手段)
16 無線通信部(無線出力手段)
21 接触センサ(第1のセンサ)
30 スピーカ
31 調光センサ(第1のセンサ)
S5 出力制限ステップ

Claims (5)

  1. 外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末であって、
    自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられ、自端末が物体に接触または近接していることを検知する第1のセンサと、
    上記第1のセンサと異なる位置に備えられた、ユーザの手による把持を検知する第2のセンサと、
    上記第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限手段と、を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 上記第1のセンサは、自端末における、上記使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面を上記面の短辺と平行な軸により等分したとき、地面から遠い側の領域に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に設けられたスピーカをさらに備え、
    上記第1のセンサは、自端末における、上記スピーカの近傍に備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 上記第2のセンサは、自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面の長辺と隣接する2面のうち、少なくとも1面に備えられていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末の制御方法であって、
    自端末における、使用時にユーザの頭部に接触または最も近接する面に備えられ、自端末が物体に接触または近接していることを検知する第1のセンサが、自端末が物体に接触または近接していることを検知し、かつ上記第1のセンサと異なる位置に備えられた、ユーザの手による把持を検知する第2のセンサが、ユーザの手による把持を検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限ステップを含むことを特徴とする携帯端末の制御方法。
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