JP6113616B2 - 携帯端末、および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末に関する。
近年、ワイヤレス技術の進展に伴い携帯電話およびスマートフォン等の様々な無線機器が身近な存在となり、コミュニケーションツールとして広く普及している。その一方で、無線機器から出力される電波が人体に悪影響を及ぼす可能性があることが、懸念されている。そこで従来、無線機器が人体に近接しているときに無線信号を出力するときの電波強度を制限することによって、人体に対する電波の照射量を低減させる工夫がなされている。例えば特許文献1には、ユーザの把持を検知するグリップセンサを備え、ユーザの把持が検知された場合に、上記電波強度を制限する携帯端末が開示されている。また、特許文献2には、物体の近接を検知する近接センサを備え、物体の近接が検知された場合と検知されていない場合とで、整合回路を切り替えることにより、上記電波強度を制限する携帯端末が開示されている。
特開2012−170071号公報(2012年9月6日公開) 特開2012−239108号公報(2012年12月6日公開)
ここで、上記電波強度を制限すると、基地局との接続性が悪くなるため、電波強度の制限は、必要最低限とすることが好ましい。しかしながら、上記特許文献1および2に開示された技術では、上記電波強度を制限する必要のない場合でも、上記電波強度を制限してしまうという問題がある。具体的には、上記特許文献1に開示された技術では、ユーザが携帯端末を把持している場合に、上記電波強度を制限する。そのため、例えば、人体において電波が悪影響を及ぼす可能性のある場所(例えば胴体など)から携帯端末が離れている状態で、ユーザが携帯端末機を把持していても、上記電波強度は制限されてしまう。また、上記特許文献2に開示された技術では、物体が近傍にある場合に上記電波強度を制限する。そのため、携帯端末が人体の近傍に無い場合でも、携帯端末が近傍にある物体を検知すると、上記電波強度を制限する処理を行ってしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができる携帯端末を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る携帯端末は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末であって、自端末の向きを検知する第1のセンサと、自端末における少なくとも1面に少なくとも1つ備えられ、自端末が人体に接触または近接していることを検知する第2のセンサと、上記第1のセンサによる検知結果に応じて、自端末における地面に最も近い面を特定する特定手段と、上記特定手段が特定した面が、上記第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、自端末が上記人体に接触または近接していることを検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る携帯端末の制御方法は、外部機器に無線信号を出力する携帯端末の制御方法であって、自端末の向きを検知する第1のセンサによる検知結果に応じて、自端末における地面に最も近い面を特定する特定ステップと、上記特定ステップにて特定した面が、自端末における少なくとも1面に少なくとも1つ備えられ、自端末が人体に接触または近接していることを検知する第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、自端末が上記人体に接触または近接していることを検知したとき、上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限ステップと、を含む。
本発明の一態様によれば、本発明に係る携帯端末は、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができるという効果を奏する。
実施形態1に係るタブレット端末の要部構成を示すブロック図である。 実施形態1に係るタブレット端末の外観を示す模式図である。 センサの検知結果から想定される状況と電波強度との関係を示す表、および、センサの検知結果から想定されるタブレット端末の向きを示す模式図である。 実施形態1に係るタブレット端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態1に係るタブレット端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態2に係るタブレット端末の外観を示す模式図である。 実施形態2に係るタブレット端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態3に係るタブレット端末の要部構成を示すブロック図である。 実施形態3に係るタブレット端末の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について、図1〜図5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本実施形態では、本発明をタブレット端末1に適用した例を説明する。なお、適用例は、タブレット端末に限定されず、外部機器に無線信号を出力することが可能な携帯端末であれば本発明を適用可能である。また、説明の便宜上、各実施形態に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、適宜その説明を省略する。さらに、各図面に記載した構成の形状、並びに、長さ、大きさおよび幅などの寸法は、実際の形状や寸法を反映させたものではなく、図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更している。
(タブレット端末1の外観構成)
次に、図2を参照して、タブレット端末1の外観構成について説明する。図2は、タブレット端末1の外観を示す模式図である。図2の(a)に示すように、本実施形態に係るタブレット端末1は、筐体の少なくとも1つの面に、表示部20を備えている。なお、以降、表示部20を備える面を、タブレット端末1の「正面」と呼称する。また、以降、上記正面の各辺と隣接する4つの面を、タブレット端末1の「側面」と呼称する。さらに、以降、上記正面の反対側の面をタブレット端末1の「背面」と呼称する。図2の(b)および(c)に示すように、本実施形態に係るタブレット端末1は、4つの上記側面のうち、2面に人感センサ12aおよび人感センサ12bを備えている。なお、以降、タブレット端末1の側面に設けられる人感センサを総称して、「人感センサ12」と呼称する場合がある。
具体的には、人感センサ12aは、図面の下方向をタブレット端末1の下方向と定義したとき、図2の(a)における下側の側面に設けられている。また、人感センサ12bは、図2の(a)における左側の側面に設けられている。また、図2の(d)に示すように、人感センサ12aおよび人感センサ12bは、側面から背面にわたって設けられている。なお、人感センサ12の数および配置は、上記の例に限定されるものではない。例えば、人感センサ12は、タブレット端末1の1面のみに設けられていてもよいし、全ての側面、および背面に設けられていてもよい。また、タブレット端末1は、例えば、側面と背面とで別の人感センサ12を備えていてもよいし、タブレット端末1は、例えば、正面に人感センサ12を備えていてもよい。
また、人感センサ12は、側面から背面にわたって設けられる例に限定されず、自端末における複数の面のうち少なくとも2面にわたって備えられていればよい。例えば、タブレット端末1において、1辺を共有する2面(例えばある側面および正面、またはある側面および背面)にわたって人感センサ12が設けられていてもよいし、対向する2面(例えば正面および背面)および当該2面と隣接する面(ある側面)の合計3面にわたって備えられていてもよい。なお、3面にわたって備えられる場合は、ある側面、背面(または正面)、および別の側面の3面にわたって備えられていてもよい。
以上より、人感センサ12の数および配置は、タブレット端末の機能、目的、および外観構成などに基づいて、適宜選択される事項である。例えば、人感センサ12のうちの1つを、無線アンテナの位置に最も近接する面に備えてもよい。
(タブレット端末1の機能概要)
次に、図2および図3を参照して、タブレット端末1の機能概要について説明する。図3は、センサの検知結果から想定される状況と電波強度との関係を示す表、および、センサの検知結果から想定されるタブレット端末の向きを示す模式図である。ここでは、ユーザがタブレット端末1をユーザ自身の大腿部の上にて支持し、使用する場合を例に挙げて説明する。この例の場合、ユーザがタブレット端末1をユーザの手で把持する場合と比べて、タブレット端末1は、ユーザの胴体により近い位置にてユーザと接触することとなる。そのため、タブレット端末1から出力される電波が人体に悪影響を及ぼす可能性があり、タブレット端末1から無線信号を出力するときの電波強度を制限する必要がある。
そこで、本実施形態に係るタブレット端末1は、図2に示すように、人感センサ12が、タブレット端末の側面のうちの2面から、背面にわたって設けられている。ここで、上記側面のうちの2面と背面とは、ユーザがタブレット端末1を大腿部にて支持して使用する場合に、下面となる可能性が高い面である。なお、「下面」とは、「タブレット端末における地面に最も近い面」を示す言葉である。例えば、図3の(b)に示すように、背面を下面として(以降、水平と称する)使用する場合、人感センサ12aおよび人感センサ12bがユーザの大腿部に接触することとなる。また、図3の(c)に示すように、正面の短辺と隣接する側面のうち、人感センサ12aが設けられた面を下面として(以降、縦向きと称する)使用する場合、人感センサ12aがユーザの大腿部に接触することとなる。さらに、図3の(d)に示すように、正面の長辺と隣接する側面のうち、人感センサ12bが設けられた面を下面として(以降、横向きと称する)使用する場合、人感センサ12bがユーザの大腿部に接触することとなる。つまり、本実施形態に係るタブレット端末1は、人感センサ12が、タブレット端末の側面のうちの2面から、背面にわたって設けられている。具体的には、側面のうち互いに直交する2面から、背面にわたって設けられている。これにより、上述する水平、縦向き、および横向きのそれぞれの状態において、異なる人感センサ12、または複数の人感センサ12が設けられている面が、下面となるような構成となっている。
また、本実施形態に係るタブレット端末1は、後述する加速度センサ11によって自端末の向きを特定することで、自端末における下面を特定することができる。以上より、図3の(a)に示すように、加速度センサ11の検知結果によって、タブレット端末1の向きが特定され、さらに、タブレット端末1の下面が特定される。上述したように、特定された下面に応じて、異なる人感センサ12、または複数の人感センサ12が設けられているため、下面が特定されることで、人感センサ12が特定される。そして、特定された人感センサ12が、人体に接触または近接していることを検知した場合、この状況は、タブレット端末1が人体(ユーザの大腿部)と接触している状況、換言すれば、上記電波強度を制限する必要がある状況であると考えられる。タブレット端末1は、この場合に、後述する制限設定に基づいて上記電波強度を制限する。なお、図3の(a)に示すように、特定された下面に応じて、異なる制限設定を使用してもよい。
一方、図3の(a)に示すように、特定された下面の人感センサ12が、人体に接触または近接していることを検知していない場合は、タブレット端末1は人体の近くにないと考えられるため、上記電波強度は、制限されていない通常の電波強度となる。
以上により、本実施形態に係るタブレット端末1は、上記電波強度を制限すべき状況と、制限すべきでない状況とを正確に判定することができ、上記電波強度を制限すべき状況にて、適切に上記電波強度を制限することができる。
(タブレット端末1の構成)
次に、図1を参照して、タブレット端末1の要部構成について説明する。図1は、タブレット端末1の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、タブレット端末1は少なくとも、加速度センサ11(第1のセンサ)、人感センサ12(第2のセンサ、温度センサ)、判定部13(特定手段)、出力制限部14(出力制限手段)、記憶部15、無線通信部16(無線出力手段)、検波部17、およびアンテナ18を備えている。
加速度センサ11は、タブレット端末1の向きおよび傾きを検知するセンサである。加速度センサ11としては、タブレット端末などに一般的に搭載されている、既存の加速度センサを用いることができる。具体的には、加速度センサ11は、タブレット端末1に対する重力の方向から、タブレット端末1の向きおよび傾きを検知し、判定部13に出力する。
本発明における人感センサ12は、人体の接触または近接を検知するセンサを指すものである。具体的には、人感センサ12は、自センサ周辺の温度を検知する温度センサであってもよく、この場合、検知した温度を判定部13に出力する。なお、本実施形態の説明においては、人感センサ12は、温度センサとして説明するが、これに限定されず、例えば、赤外線、超音波、または可視光などを利用して人体の接触または近接を検知するセンサであってもよい。あるいは、静電式、電界式、または圧力式のタッチセンサであってもよい。さらに、人感センサ12は、タブレット端末1の少なくとも1面に、少なくとも1つ設けられる。本実施形態では、上述したように、4つの側面のうちの2面から背面にわたって、合計2つの人感センサ12が設けられている。
判定部13は、加速度センサ11および人感センサ12の検知結果を判定するものである。具体的には、判定部13は、加速度センサ11から出力されたタブレット端末1の向きおよび傾きを示す検知結果に基づいて、タブレット端末1における地面に最も近い面(下面)を特定する。さらに具体的には、記憶部15に記憶されたテーブル(不図示)から、タブレット端末1の向きおよび傾きを示す情報と対応付けられた、タブレット端末の面(下面)を一義的に特定する情報、および、当該面に設けられている人感センサ12を一義的に特定する情報を読み出す。これにより、下面と特定した面に、人感センサ12が設けられているか否かを特定することができ、また、人感センサ12が設けられている場合は、当該人感センサ12を特定することができる。そして、判定部13は、下面と特定した面に、人感センサ12が設けられている場合には、当該人感センサ12が検知した自センサ周辺の温度が、人体に接触または近接していることを示す温度であるかを特定する。具体的には、記憶部15に記憶された、人体に接触または近接していることを示す温度範囲の情報を参照して、検知した温度が上記温度範囲に含まれているか否かを特定する。そして、判定部13は、検知した温度が上記温度範囲に含まれている場合には、タブレット端末1から出力される無線信号の電波強度を制限すべきと判定する。また、判定部13は、上記電波強度を制限すべきと判定した場合、上記電波強度を制限する命令を、出力制限部14に通知する。なお、特定された下面に応じて異なる制限設定を使用する場合は、特定した下面の情報、または、特定した人感センサ12の情報を、上記命令とともに通知してもよい。
出力制限部14は、判定部13からの通知を受けて、タブレット端末1から出力される無線信号の電波強度を制限するものである。具体的には、判定部13から上記電波強度を制限する命令が通知されると、出力制限部14は、記憶部15から後述する制限設定を読み出し、当該制限設定に基づいて上記電波強度を制限する。さらに具体的には、出力制限部14は、検波部17から通知される上記電波強度の値を監視し、無線信号を送信するための最大電力(最大送信電力)が、制限設定に基づく設定値を超えないように、無線通信部16を制御する。なお、出力制限部14は、無線通信部16が備える電波強度制御回路(不図示)の電圧値と上記電波強度の値との対応付けに基づいて、上記電圧値が制限設定に基づく設定値以上にならないように、上記電波強度制御回路を制御してもよい。また、特定された下面に応じて異なる制限設定を使用する場合は、判定部13から通知された、特定された下面の情報、または、特定された人感センサ12の情報に対応付けられた制限設定を、記憶部15から読み出してもよい。
記憶部15は、タブレット端末1の向きおよび傾きを示す情報と対応付けられた、タブレット端末の面(下面)の情報、当該面に設けられている人感センサ12の情報、人体に接触または近接していることを示す温度範囲の情報、および、タブレット端末1が無線信号を出力するときの電波強度を制限する場合の設定を記憶しているものである。上記電波強度を制限する場合の設定とは、具体的には、上記電波強度を制限する場合の最大送信電力(制限設定)である。なお、上記制限設定は、異なる複数の設定であってもよく、その場合は、記憶部15は、下面を一義的に特定する情報、または、人感センサ12を一義的に特定する情報と、上記制限設定とをそれぞれ対応付けて記憶していてもよい。また、異なる複数の設定は、アンテナ18の位置および無線信号の出力方向に応じて、最大送信電力の値が異なるものであってもよい。すなわち、アンテナ18に近い面、または、無線信号が出力される面と対応付けられている制限設定は、他の制限設定と比べて、さらに最大送信電力が制限されていてもよい。記憶部15は、例えば、ハードウェアとしてのメモリそのものであればよい。また、メモリ内の一部の記憶領域であってもよく、あるいは、記憶部に形成された、閾値を格納するためのデータベースであってもよい。
無線通信部16は、アンテナ18を通じて外部機器に無線信号を出力(送信)したり、または、外部機器から送信された無線信号を、アンテナ18を通じて受信したりするものである。無線通信部16が無線信号を出力する場合、上述したように、当該出力の電波強度は出力制限部14によって制御される。例えば、無線通信部16は、出力制限部14によって、無線信号を出力するときの最大送信電力が、制限設定に基づく設定値を超えないように制御される。無線通信部16は、無線通信に関わる各種ハードウェアの集合体として実現されてもよく、ハードウェアと、当該ハードウェアの少なくとも一部を制御するソフトウェアとの組み合わせであってもよい。
検波部17は、無線通信部16が出力する無線信号の電波強度の値を測定するものである。検波部17は、測定した電波強度の値を、出力制限部14に出力する。検波部17は、検波回路といったハードウェアとして実現されてもよく、ハードウェアと、当該ハードウェアの少なくとも一部を制御するソフトウェアとの組み合わせであってもよい。
(タブレット端末1の処理の流れ)
次に、図4および図5を参照して、タブレット端末1における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図4および図5は、タブレット端末1における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図4および図5は、起動後のタブレット端末1における処理について説明している。
まず、加速度センサ11から出力された検知結果から、判定部13が、タブレット端末1が水平であると特定したとき(S1:特定ステップでYES)、判定部13はさらに、タブレット端末1の下面が背面であることを特定し、特定した面に人感センサ12aおよび人感センサ12bが設けられていることを特定する。そして、判定部13は、人感センサ12aおよび人感センサ12bが検知したそれぞれのセンサの周辺温度の値が、所定の範囲(人体に接触または近接していることを示す温度範囲)内であるか否かを特定する(S2)。上記周辺温度の値が所定の範囲内である場合(S2でYES)、判定部13は、無線通信部16が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべきと判定する(S3)。そして、判定部13は、上記電波強度を制限する命令を、出力制限部14に通知する。
続いて、出力制限部14は、上記電波強度を制限するための設定を読み出す(S4)。具体的には、出力制限部14は、記憶部15から制限設定を読み出す。そして、出力制限部14は、読み出した設定に基づいて上記電波強度を制限する(S5:出力制限ステップ)。具体的には、出力制限部14は、検波部17から供給される、上記電波強度の値を監視する。そして、無線信号を送信するための最大電力(最大送信電力)が、制限設定に基づく設定値を超えないように、無線通信部16を制御する。以上で、電波強度制限処理は終了する。
一方、人感センサ12aおよび人感センサ12bが検知したそれぞれのセンサの周辺温度の値が、所定の範囲内でない場合(S2でNO)、判定部13は、現在の上記電波強度を維持すべきと判定する(S6)。換言すれば、判定部13は、上記電波強度は通常のままでよいと判定し、電波強度制限処理を終了する。
また、加速度センサ11から出力された検知結果から、判定部13が、タブレット端末1が縦向きであると特定したとき(S7:特定ステップでYES)、判定部13はさらに、タブレット端末1の下面が、図2の(a)における下側の側面であることを特定し、特定した面に人感センサ12aが設けられていることを特定する。そして、判定部13は、人感センサ12aが検知した自センサの周辺温度の値が、上記所定の範囲内であるか否かを特定する(S8)。以降のS9〜S12の処理は、図4のS3〜S6の処理と同様であるため、その説明を省略する。
一方、加速度センサ11から出力された検知結果から、判定部13が、タブレット端末1が横向きであると特定したとき(S13:特定ステップ)、判定部13はさらに、タブレット端末1の下面が、図2の(a)における左側の側面であることを特定し、特定した面に人感センサ12bが設けられていることを特定する。そして、判定部13は、人感センサ12bが検知した自センサの周辺温度の値が、上記所定の範囲内であるか否かを特定する。以降のS12およびS14〜S17の処理は、図4のS6およびS2〜S5とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
なお、図4および図5には図示していないが、上記電波強度が制限された状態で、人感センサ12から出力される温度の値が、上記所定の範囲外となった場合、判定部13は、上記電波強度の制限を解除する命令を出力制限部14に通知してもよい。このとき、出力制限部14は、出力制限を解除し、上記電波強度を通常に戻す。
(作用効果)
以上より、本実施形態に係るタブレット端末1は、自端末の向きを検知する加速度センサ11を備えている。また、タブレット端末1の側面のうち、互いに直交する2面から背面にわたって、合計2つの人感センサ12aおよび人感センサ12bを備えている。これにより、加速度センサ11の検知結果から、判定部13が、タブレット端末1の下面および当該下面に設けられた人感センサ12を特定する。そして、判定部13は、特定した人感センサ12の周辺温度が、人体に接触または近接していることを示す温度であるかを特定する。よって、ユーザが使用するタブレット端末1の向きがいずれの状態であっても、タブレット端末1がユーザの大腿部などに接触しているか否かを特定することができる。ここで、タブレット端末1がユーザの大腿部などに接触している場合、タブレット端末1が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべき状態にあるということである。すなわち、本実施形態に係るタブレット端末1は、上記電波強度を制限すべき状態を正確に特定することができる。そして、判定部13は、上記の状態を特定したとき、上記電波強度を制限する命令を出力制限部14に通知し、出力制限部14は、上記電波強度を制限する。以上より、本実施形態に係るタブレット端末1は、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができるという効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6および図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図6は、本実施形態に係るタブレット端末1’の外観を示す模式図である。本実施形態に係るタブレット端末1’は、図6の(a)および(b)に示すように、実施形態1に係るタブレット端末1と異なり、タブレット端末1’の面のうち、1面のみに人感センサ12を備える構成である。
人感センサ12を備える面は、タブレット端末の機能、目的、および外観構成などに基づいて、適宜選択されればよい。例えば、図6の(b)のように、タブレット端末1’の側面に人感センサ12を設けてもよいし、図6の(c)のように、タブレット端末1’の背面に人感センサ12を設けてもよい。さらに言えば、タブレット端末1’は、アンテナ18の最も近傍の面に、人感センサ12を設けてもよく、図6の(a)に示すように、アンテナ18から出力される無線信号の方向に起因して、無線信号の電波強度の値が最も大きくなる面に人感センサ12を設けてもよい。
(タブレット端末1’の処理の流れ)
次に、図7を参照して、タブレット端末1’における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図7は、タブレット端末1’における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図7は、起動後のタブレット端末1’における処理について説明している。
まず、加速度センサ11から出力された検知結果から、判定部13が、タブレット端末1’の向きを特定する。さらに、判定部13は、特定した向きからタブレット端末1’の下面を特定し、特定した下面に人感センサ12が設けられているか否かを特定する(S21:特定ステップ)。特定した下面に人感センサ12が設けられている場合(S21でYES)、判定部13はさらに、人感センサ12が検知したそれぞれのセンサの周辺温度の値が、所定の範囲(人体に接触または近接していることを示す温度範囲)内であるか否かを特定する(S22)。
以降のS23〜S25の処理は、図4におけるS3〜S5の処理と同様であるため、その説明を省略する。
一方、判定部13が特定した下面に、人感センサ12が設けられていない場合(S21でNO)、または、人感センサ12が検知した自センサの周辺温度の値が、所定の範囲内でない場合(S22でNO)、判定部13は、現在の上記電波強度を維持すべきと判定する(S26)。換言すれば、判定部13は、上記電波強度は通常のままでよいと判定し、電波強度制限処理を終了する。
なお、図7には図示していないが、上記電波強度が制限された状態で、新たに下面と特定された面に人感センサ12が無い場合、または、人感センサ12から出力される温度の値が、上記所定の範囲外となった場合、判定部13は、上記電波強度の制限を解除する命令を出力制限部14に通知してもよい。このとき、出力制限部14は、出力制限を解除し、上記電波強度を通常に戻す。
(作用効果)
以上より、本実施形態に係るタブレット端末1’は、自端末の向きを検知する加速度センサ11を備えている。また、タブレット端末1’の1面に、人感センサ12を備えている。この1面とは、例えば、アンテナ18の位置に最も近接する面、または、無線信号の電波強度の値が最も大きくなる面である。ここで、無線信号には指向性があるため、タブレット端末の面のうち、アンテナ18から遠い面については、上記電波強度の値が小さくなる可能性が高い。つまり、アンテナ18から遠い面をユーザの大腿部などに接触させている場合は、電波強度を制限しなくてもよい可能性が高い。以上より、本実施形態に係るタブレット端末1’は、自端末が上記電波強度を制限すべき向き(人感センサ12が設けられた面が下面となる向き)であり、かつ、ユーザの大腿部などに接触しているという状態を特定し、上記電波強度を制限する。よって、タブレット端末1’の向きが上記電波強度を制限すべき向きでない場合は、上記電波強度が制限されないため、基地局との接続性が悪くならない。そのため、利便性の低下を抑えることができる。また、タブレット端末に設ける人感センサ12が少なくて済むため、タブレット端末の生産コストの削減を図ることができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図8および図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図8は、本実施形態に係るタブレット端末2の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態に係るタブレット端末2は、実施形態1においてタブレット端末1が人感センサ12として温度センサを用いていたのに代えて、タッチセンサ22を用いている場合を示す。なお、本実施形態に係るタブレット端末2は、実施形態2に係るタブレット端末1’のように、1面のみにタッチセンサ22を備えているものとして説明する。しかしながら、本実施形態に係るタブレット端末2は、この例に限定されるものではない。例えば、実施形態1に係るタブレット端末1のように、側面のうちの2面から背面にわたって、合計2つのタッチセンサ22が設けられていてもよいし、または、4つの側面すべてにタッチセンサ22が設けられていてもよい。つまり、本実施形態におけるタブレット端末2は、タッチセンサ22が設けられる位置について、タブレット端末1’の例に限定されない。
タッチセンサ22は、ユーザの大腿部などの物体の接触または近接を検知するセンサである。また、タッチセンサ22は、検知結果を判定部13に出力する。例えば、タッチセンサ22は、静電容量センサ、電界センサ、または圧力センサであってもよい。これにより、実装面積(または体積)、コスト、消費電力の観点に基づいて、センサの選択肢を増やすことができる。
判定部13は、実施形態1にて説明した機能に加えて、タッチセンサ22から出力された検知結果が一定、すなわち、経時変化しない場合は、机などの物と接触していると判定し、経時変化している場合に、人体に接触していると判定してもよい。
(タブレット端末2の処理の流れ)
次に、図9を参照して、タブレット端末2における処理(電波強度制限処理)の流れについて説明する。図9は、タブレット端末2における処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9は、起動後のタブレット端末2における処理について説明している。
まず、加速度センサ11から出力された検知結果から、判定部13が、タブレット端末2の向きを特定する。さらに、判定部13は、特定した向きからタブレット端末2の下面を特定し、特定した下面にタッチセンサ22が設けられているか否かを特定する(S31:特定ステップ)。特定した下面にタッチセンサ22が設けられている場合(S31でYES)、判定部13はさらに、タッチセンサ22が接触を検知したか否かを特定する(S32)。タッチセンサ22が接触を検知した場合(S32でYES)、判定部13は、無線通信部16が無線信号を出力するときの電波強度を制限すべきと判定する(S33)。
以降のS34およびS35の処理は、図4のS4およびS5の処理と同様であるため、その説明を省略する。
一方、判定部13が特定した下面に、タッチセンサ22が設けられていない場合(S31でNO)、または、タッチセンサ22が接触を検知していない場合(S32でNO)、判定部13は、現在の上記電波強度を維持すべきと判定する(S36)。換言すれば、判定部13は、上記電波強度は通常のままでよいと判定し、電波強度制限処理を終了する。
なお、図9には図示していないが、上記電波強度が制限された状態で、新たに下面と特定された面にタッチセンサ22が無い場合、または、タッチセンサ22が物体との接触を検知しなくなった場合、判定部13は、上記電波強度の制限を解除する命令を出力制限部14に通知してもよい。このとき、出力制限部14は、出力制限を解除し、上記電波強度を通常に戻す。
(作用効果)
以上より、本実施形態に係るタブレット端末2は、実施形態1に係るタブレット端末1が備える人感センサ12に代えて、タッチセンサ22を備えている。これにより、実装面積(または体積)、コスト、消費電力の観点に基づいて、センサの選択肢を増やすことができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
タブレット端末1〜3およびタブレット端末1’の制御ブロック(特に判定部13および出力制限部14)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、タブレット端末1〜3およびタブレット端末1’は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る携帯端末(タブレット端末1〜3およびタブレット端末1’)は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段(無線通信部16)を備える携帯端末であって、自端末の向きを検知する第1のセンサ(加速度センサ11)と、自端末における少なくとも1面に少なくとも1つ備えられ、自端末が人体に接触または近接していることを検知する第2のセンサ(人感センサ12、タッチセンサ22)と、上記第1のセンサによる検知結果に応じて、自端末における地面に最も近い面を特定する特定手段(判定部13)と、上記特定手段が特定した面が、上記第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、自端末が上記人体に接触または近接していることを検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限手段(出力制限部14)と、を備える。
上記の構成によれば、上記第1のセンサは、自端末の向きを検知する。これにより、携帯端末における地面に最も近い面が特定される。また、上記第2のセンサは、自端末における少なくとも1面に、少なくとも1つ備えられている。そして、携帯端末における地面に最も近い面として特定された面が、上記第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、携帯端末が人体に接触または近接していることを検知したとき、無線信号を出力するときの電波強度を制限する。
これにより、例えば、タブレット端末などの、ユーザの大腿部などで支持して使用する状況が想定される携帯端末において、携帯端末における地面に最も近い面、すなわち、ユーザの大腿部などと接触または近接する面(下面)を特定し、特定した面と大腿部との接触または近接が検知された場合に、電波強度を制限することができる。一方、上記の構成によれば、上記地面に最も近い面と特定された面が、ユーザの大腿部などと接触していないときは(例えば、ユーザが携帯端末の側面を手で支持して使用している場合)、電波強度を制限しない。これは、携帯端末とユーザの胴体との距離が遠いため、電波強度を制限する必要がないためである。つまり、上記の構成によれば、携帯端末とユーザの胴体とが近い状態を正確に特定し、当該状態であるときに電波強度を制限することができる。以上により、電波強度を制限すべき状況を正確に特定し、当該状況において電波強度を制限することができる。
本発明の態様2に係る携帯端末は、上記態様1において、上記第2のセンサは、異なる複数の面に備えられるとともに、上記異なる複数の面それぞれに、少なくとも1つ備えられてもよい。
上記の構成によれば、第2のセンサは、異なる複数の面に備えられるとともに、異なる複数の面それぞれに、少なくとも1つ備えられる。これにより、ユーザが携帯端末の向きを変更することで下面となる面が変更されると、変更前と異なる第2のセンサが備えられた面が下面となる。よって、ユーザが使用状況に応じて携帯端末の向きを変更しても、電波強度を制限すべき状況を正確に特定することができる。
本発明の態様3に係る携帯端末は、上記態様1または2において、上記第2のセンサは、自端末における複数の面のうち少なくとも2面にわたって備えられてもよい。
上記の構成によれば、第2のセンサは、携帯端末の面のうち、少なくとも2面に備えられることとなる。例えば、携帯端末のある側面と背面(または正面)にわたって第2のセンサが備えられていれば、当該2面を自端末における地面に最も近い面(下面)とする2つの向きの携帯端末において、ユーザの大腿部などとの接触または近接を検知することができる。また、例えば、ある側面、背面(または正面)、および別の側面にわたって第2のセンサが備えられていれば、当該3面を下面とする3つの向きの携帯端末において、ユーザの大腿部などとの接触または近接を検知することができる。なお、第2のセンサが備えられる面は上記の例に限定されるものではない。例えば、第2のセンサが3面にわたって備えられる場合、正面、側面、および背面にわたって第2のセンサが備えられてもよい。以上より、第2のセンサを、自端末における複数の面のうち少なくとも2面にわたって備えることで、より多くの電波強度を制限すべき状況を特定することができる。
本発明の態様4に係る携帯端末は、上記態様1〜3において、無線アンテナ(アンテナ18)をさらに備え、上記第2のセンサの少なくとも1つは、上記無線アンテナの位置に最も近接する面に備えられてもよい。
上記の構成によれば、第2のセンサの少なくとも1つは、無線アンテナの位置に最も近接する面に備えられる。ここで、無線信号には指向性があるため、電波強度を制限すべき携帯端末が、無線アンテナの位置に最も近接する面を下面とする向きである場合に、他の向きである場合と比べて、当該面からの無線信号の出力が大きくなる可能性がある。よって、無線信号の出力が大きくなる面を下面とする状況を正確に特定することで、電波強度を制限すべき状況を確実に特定し、当該状況において電波強度を制限することができる。
本発明の態様5に係る携帯端末は、上記態様1〜4において、上記第2のセンサの少なくとも1つは、表示部を有する面の反対側の面である背面に備えられていてもよい。
本発明の態様6に係る携帯端末は、上記態様1〜5において、上記第2のセンサは、上記第2のセンサの周囲の温度を検知する温度センサ、または、上記第2のセンサに物体が接触または近接したことを検知するタッチセンサのいずれかであってもよい。
本発明の態様7に係る携帯端末の制御方法は、外部機器に無線信号を出力する携帯端末の制御方法であって、自端末の向きを検知する第1のセンサによる検知結果に応じて、自端末における地面に最も近い面を特定する特定ステップ(S1、S7、S13、S21、S31およびS41)と、上記特定ステップにて特定した面が、自端末における少なくとも1面に少なくとも1つ備えられ、自端末が人体に接触または近接していることを検知する第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、自端末が上記人体に接触または近接していることを検知したとき、上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限ステップ(S5、S11、S17、S25,S35およびS45)と、を含む。
上記の構成による作用効果は、上述した態様1と同様である。
本発明は、外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末に利用することができ、特に、タブレット端末などの比較的大きな携帯端末に好適である。
1〜3、1’ タブレット端末(携帯端末)
11 加速度センサ(第1のセンサ)
12 人感センサ(第2のセンサ、温度センサ)
13 判定部(特定手段)
14 出力制限部(出力制限手段)
16 無線通信部(無線出力手段)
18 アンテナ(無線アンテナ)
20 表示部
22 タッチセンサ(第2のセンサ)

Claims (5)

  1. 外部機器に無線信号を出力する無線出力手段を備える携帯端末であって、
    自端末の向きを検知する第1のセンサと、
    自端末における少なくとも1面に少なくとも1つ備えられ、自端末が人体に接触または近接していることを検知する第2のセンサと、
    上記第1のセンサによる検知結果に応じて、自端末における地面に最も近い面を特定する特定手段と、
    上記特定手段が特定した面が、上記第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、自端末が上記人体に接触または近接していることを検知したとき、上記無線出力手段が上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限手段と、を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 上記第2のセンサは、自端末における複数の面のうち少なくとも2面にわたって備えられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 無線アンテナをさらに備え、
    上記第2のセンサの少なくとも1つは、上記無線アンテナの位置に最も近接する面に備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 上記第2のセンサは、上記第2のセンサの周囲の温度を検知する温度センサ、
    または、上記第2のセンサに物体が接触または近接したことを検知するタッチセンサのいずれかであることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 外部機器に無線信号を出力する携帯端末の制御方法であって、
    自端末の向きを検知する第1のセンサによる検知結果に応じて、自端末における地面に最も近い面を特定する特定ステップと、
    上記特定ステップにて特定した面が、自端末における少なくとも1面に少なくとも1つ備えられ、自端末が人体に接触または近接していることを検知する第2のセンサが備えられている面であり、かつ、当該第2のセンサが、自端末が上記人体に接触または近接していることを検知したとき、上記無線信号を出力するときの電波強度を制限する出力制限ステップと、を含むことを特徴とする携帯端末の制御方法。
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