JP2010254290A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】ステアリングコラムのチルト・テレスコ調整による位置決め後の固定状態時における剛性を高め、ガタツキを抑え、ステアリングの操作感覚を向上させステアリング装置とすること。
【構成】固定ブラケット1と、アウターコラム2と、アーム部Aと、インナーコラム6と、ステアリングシャフト100と、締付具5とからなり、前記アウターコラム2は、抱持本体部21と、離間部211と、締付部22とから構成され、前記アーム部Aは、前記抱持本体部21の軸方向前方側で且つ軸方向外方に向かって略二股状に延出する二股腕状部3と、該二股腕状部3の間に形成された連結部4とからなること。インナーコラム6は前記アウターコラム2に抱持されると共にステアリングシャフト100は連結部4に軸支されること。締付部22の両締付板状片221は固定ブラケット1の両固定側部11内に配置されると共に締付具5を介して締付自在に連結されること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステアリングコラムのチルト・テレスコ調整による位置決め後の固定状態時における剛性を高め、そのガタツキを抑え、ステアリングの操作感覚を向上させることができるステアリング装置に関する。
一般にチルト・テレスコ調整機構を備えたステアリング装置が種々存在している。この種のステアリング装置の一般的な構造の1つに、車体側に装着される固定ブラケット、ステアリングシャフトを回転自在に支持するインナーコラムと、インナーコラムを軸方向に摺動可能に支持するステアリング支持体と、固定ブラケットを締め付けることにより前記ステアリング支持体を介して前記インナーコラムを締め付ける締付け手段から成る構造としたものが存在する。
特に、チルト・テレスコ調整において、それぞれの適正位置を決定後、装置を適正位置で固定した時における剛性を良好にすることは重要である。そのために、ハンドルに曲げ荷重、即ち上下方向にハンドルをこじる力が働く場合に、そのガタツキを抑えることに工夫が凝らされているものが存在する。この種の従来技術として、特許文献1(特開2001−347953)及び特許文献2(再公表特許WO2004−085225)が開示されている。
特開2001−347953 再公表特許WO2004−085225
特許文献1について説明する。なお、説明の便宜上主要な部材には仮の符号を付しておく。アッパー側のインナーコラムaがロアー側のアウターコラムbに軸方向に摺動可能に包持され、対向側板部を締付けることにより、アウターコラムbを介してインナーコラムaを締付ける構造である。ステアリングシャフトは、車両前後方向に互いに摺動可能に嵌合されるアッパーシャフト、ロアーシャフトから構成され、アッパーシャフト、ロアーシャフトは、それぞれインナーコラムa、アウターコラムbに回転可能に軸支される。
ロアー側のアウターコラムbの外側には、一対のクランプ部材がアッパー側のインナーコラムaを包持するように設けられており、一対のクランプ部材を設けた箇所には軸方向のすり割りcが設けられているが、その他の箇所にはすり割りcは設けられず、筒状に形成されている。そして、締付ボルトにより、これら一対のクランプ部材を互いに近接させ、すり割りcの幅を狭めることで、アッパー側のインナーコラムaをこれら一対のクランプ部材により包持して締め付けるように構成している。したがって、特許文献1では、アッパー側のインナーコラムaをロアー側のアウターコラムbにより直接締め付けていることから両コラムの車体側固定ブラケット及び車体に対する剛性を高くすることができる。
しかし、特許文献1では、すり割りcが形成されているアウターコラムbの軸方向に沿ってその一方側、すなわちアウターコラムbの軸端部側では軸方向外部に開口するように開放された構造であり、またアウターコラムbの軸方向中央側ではすり割りcの行き止まり状に閉じた端部である。そのため、クランプ部材によりインナーコラムaを締め付ける押圧力p,p,…は、該インナーコラムaの軸方向にて締付ボルトの位置から離れるにしたがって、次第に弱くなり、すり割りcが行き止まり状に閉じた端部である軸方向中央側では、その押圧力p,p,…はほとんど生じていない。そのためインナーコラムaの軸方向に沿って、押圧力には偏りが生じることになる〔図11(A)参照〕。
また、ステアリングシャフトがテレスコ摺動するためには、アウターコラムbとインナーコラムaとの間において、相互に摺動が行われ易くするために、ある程度の隙間が必要である。その結果、ステアリングコラムのチルト・テレスコ位置の固定時においても、前記隙間部分にガタツキが生じ、アウターコラムbによるインナーコラムa及びステアリングシャフトの保持力が低くなり、車体に対するステアリングコラムの剛性が低下する不具合が生じるおそれがある。
次に、特許文献2について説明すると、車体側アッパーブラケットに支持されるアウタージャケットdにより、インナーコラムが軸方向に移動可能に支持され、締付手段により、アウタージャケットdを介してインナーコラムが締付けられることによりステアリングシャフトが調整位置に固定されるチルト・テレスコステアリング装置であり、そのアウタージャケットdに、その軸方向全長に沿ってスリットが設けられている。ステアリングシャフトは、車両前後方向に自在継手を介してアッパーステアリングシャフト、ロアステアリングシャフトから構成され、アッパーステアリングシャフトは、インナーコラムに回転可能に軸支される。アウタージャケットdは、ステアリング軸方向に延在しており、車両後方の側部の後端にてインナーコラムを外周側から支持するクランプ部を一体に形成している。
前記スリットは、そのインナーコラムの軸方向に沿って、両端が開放された形状、すなわち2つ割り形状であるため、スリットの一部が閉じた形状を有する構造、例えば特許文献1(特開2001-347953)よりは、クランプ部のインナーコラムを締付ける力の偏りを抑えられる。また、アウタージャケットdはステアリングシャフトを支持せず、インナーコラムのみを支持し、且つチルト・テレスコの締付け時には、アウタージャケットdとインナーコラムとの間に隙間の無い状態で面接触し、インナーコラムを押圧支持して固定するため、アウタージャケットdに対するインナーコラムの締付け力はより強くなる。
しかし、特許文献2では、アウタージャケットdのスリットが軸方向に沿って一端側から他端側まで形成され、アウタージャケットdの周方向で連続する箇所が全く存在しない構造となっている。そのために、前述した特許文献1のようにスリットの軸方向の一端が閉じていることにより周方向に連続する円筒形状部分が存在するアウターコラムの場合よりも特許文献2におけるアウタージャケットd自体の剛性は低下する。
なお、アッパーステアリングシャフトとロアステアリングシャフト間の自在継手を、車体に対して略前後方向に移動させてステアリングコラムの前後移動を行う構造を自在継手移動タイプのテレスコ構造と称し、前記自在継手の車体との位置を変えずに、ステアリングシャフトの伸縮によりステアリングコラムの前後移動を行う構造をステアリングコラム移動タイプのテレスコ構造と称する。特許文献2は、前者の自在継手移動タイプであり、アウタージャケットdに軸受支持部が存在しないことから、操作感覚改善のために、後者のステアリングコラム移動タイプに変更する場合には別部品の追加が必要で、部品数,組付工数の増加によるコスト増加の不具合が生じる。
そのため、ステアリングコラムeのチルト・テレスコ位置の固定時にアウタージャケットdの剛性低下によるステアリングコラムeのガタツキが生じ、車体に対するステアリングコラムeの剛性が低下するという不具合が生じるおそれがある〔図11(B)参照〕。そこで、本発明の目的(技術的課題)は、チルト・テレスコ調整機構を備えたステアリング装置において、ステアリングコラムのチルト・テレスコの位置の固定時の剛性を高めて、そのガタツキを抑えることでステアリングの操作感覚を向上させることにある。
そこで、発明者は上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、幅方向両側に固定側部を有する固定ブラケットと、該固定ブラケットに揺動自在に装着されるアウターコラムと、アーム部と、インナーコラムと、前記アーム部及び前記インナーコラムに回動自在に装着されるステアリングシャフトと、締付具とからなり、前記アウターコラムは、略中空円筒状に形成された抱持本体部と、該抱持本体部の軸方向に沿って形成された離間部と、該離間部の幅方向両側位置に形成された2つの締付板状片からなる締付部とから構成され、前記アーム部は、前記抱持本体部の軸方向前方側で且つ軸方向外方に向かって略二股状に延出する二股腕状部と、該二股腕状部の間に形成された連結部とからなり、前記インナーコラムは前記アウターコラムに抱持されると共に前記ステアリングシャフトは前記連結部に軸支され、前記締付部の両締付板状片は前記固定ブラケットの両固定側部内に配置されると共に前記締付具を介して締付自在に連結されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項2の発明を、請求項1において、前記アーム部の二股腕状部にはチルト回動中心となる枢支部が設けられ、前記連結部には前記抱持本体部と同一軸芯となるように軸受部が設けられ、前記アウターコラムと前記二股腕状部及び前記連結部との間には開放空隙部が設けられ、前記ステアリングシャフトは、前記インナーコラムに回転自在に支持されるアッパーシャフトと前記連結部に回転自在に支持されるロアーシャフトとから構成され且つ軸方向に相互に摺動自在となるように嵌合接合され、前記開放空隙部に前記アッパーシャフトの軸方向前方端部と前記ロアーシャフトの嵌合箇所が位置して設けられ、前記開放空隙部箇所にて前記インナーコラムの軸方向前方端部が軸方向に移動自在となるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項3の発明を、請求項1又は請求項2において、前記離間部は、前記抱持本体部の軸方向全体に亘って形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項4の発明を、請求項1又は請求項2において、前記離間部は、前記抱持本体部の軸方向一端側より他端側に一部を残して形成されると共に、該抱持本体部の軸方向他端部には周方向に内壁面が連続する円周支持部が形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項5の発明を、請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記二股腕状部は、前記アウターコラムの軸方向端部から軸方向外方に向かって次第に間隔が広がるように形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項6の発明を、請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記インナーコラムの直径方向下部には、前記離間部内に挿入され且つ摺動自在となる回り止部材が固着されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項7の発明を、請求項1,2,3,4,5又は6のいずれか1項の記載において、前記締付部には、前記締付具の締付軸用の貫通孔が形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。請求項8の発明を、請求項1,2,3,4,5,6又は7のいずれか1項の記載において、前記締付部の下端面には、前記締付軸用の案内溝部が形成されてなるステアリング装置としたことにより、上記課題を解決した。
請求項1の発明では、アウターコラムの抱持本体部にてインナーコラムを抱持し、該インナーコラムとアーム部の連結部によってステアリングシャフトを軸支しているので、軸方向に沿ってより安定した支持が行われ、ステアリングホィールに曲げ荷重が作用した場合でも、ステアリングシャフトを強固に保持することができ、ステアリングの操作感覚を向上させることができる。
また、アーム部においては、前記アウターコラムの軸方向端部より該アウターコラムの軸方向外方に向かって突出する二股腕状部が形成され、該二股腕状部の間に該二股腕状部と一体的に形成された連結部を有しているので、略水平直径方向の剛性が高められ、前記二股腕状部の軸方向に離間された部分を補強することができる。すなわち、前記アウターコラムは、前記二股腕状部及び該二股腕状部間に一体的に形成された連結部により、略トラス状の骨組構造体を構成することとなり、アウターコラムと二股腕状部及び連結部を相互い補強して剛性を高めることができ、ステアリング装置の剛性を高めることができる。従って、ステアリングコラムのチルト・テレスコの位置の固定時の剛性を高め、そのガタツキを抑えることでステアリングの操作感覚が向上する。
請求項2の発明では、前記アウターコラムと前記二股腕状部及び連結部の間に開放空隙部が形成され、該開放空隙部箇所にて前記インナーコラムが軸方向に移動自在となる構成としたことで、アッパーシャフトの軸方向前端部における開口部が、ロアーシャフトに沿って軸芯位置での摺動動作ができ、ロアーシャフトとアッパーシャフトとの軸芯ズレの影響を受け難くなり、摺動性の悪化を防ぐことができる。また、インナーコラムに対する摺動部の長さを短くすることができ、加工部位が減り、コストを削減することができる。また、ステアリング装置を軽量化することができる。
請求項3の発明では、アウターコラムには、抱持本体部の軸方向全体に亘って離間部が形成されているので、アウターコラムによってインナーコラムを締め付けて固定するときに、前記離間部に沿ってアウターコラムの水平直径方向両側よりインナーコラムの外周を締め付ける押圧力が軸方向に沿って略等しくすることができる。したがって、アウターコラムの軸方向に沿った締付力の偏りを抑えると共に、その締付力を軸方向に沿って均一なものとすることができる。
すなわち、前述したように、軸方向に沿って全体に離間する離間部が形成されたことで、該離間部の幅方向(アウターコラムの水平直径方向)両側における両締付板状片が偏ることなく、相互に平行に近接することができる。これによって、アウターコラムのインナーコラムに対する固定が軸方向の前方側から後方側の全範囲に亘って均一となり、より一層安定して固定でき、その締付力もより一層強化することができる。
請求項4の発明では、前記離間部は、前記抱持本体部の軸方向一端側より他端側に一部を残して形成されると共に、該抱持本体部の軸方向前方端部箇所には周方向に内壁面が連続する円周支持部が形成された構成により、アウターコラムにおける抱持本体部のインナーコラムに対する摺動支持における剛性を高めることができ、且つインナーコラムの開放空隙部に位置する部分は、前記円周支持部と前記腕状部と前記連結部によって、環状枠体によって支持されることとなり、インナーコラムの開放空隙部領域内での歪変形を防止し、インナーコラムの摺動性を向上させ、ステアリング装置全体の剛性を向上させることができる。
請求項5の発明では、前記二股腕状部は、前記アウターコラムの軸方向端部から軸方向外方に向かって次第に間隔が広がるように形成された構造によって、ステアリング支持体は前記アウターコラムと、2本の二股腕状部と、連結部とによって、略台形状の骨組構造を構成し、より一層強固なる構造にすることができる。請求項6の発明では、テレスコ調整時におけるインナーコラムが軸周方向に不要に回転することを防止できる。これによりガタがなくテレスコ調整が行える。請求項7の発明では、締付部の両締付板状片には、締付軸用の貫通孔が形成されたことにより、締付具のボルトが貫通することになり、組み付けにより主要な構成部材を締付具によってまとめることができる。また、請求項8の発明では、前記締付部の下端面には、前記締付軸用の案内溝部が形成されることによりアウターコラムを小型化でき、且つ軽量化させることができる。
(A)は本発明の縦断側面図、(B)は(A)のXa−Xa矢視断面図、(C)は(A)のXb−Xb矢視断面図である。 (A)は本発明の側面図、(B)は(A)のYa−Ya矢視断面図、(C)はステアリング支持体にインナーコラムが装着された状態の斜視図である。 (A)はステアリング支持体の縦断側面図、(B)は(A)のXd−Xd矢視断面図、(C)は(A)のXe−Xe矢視断面図、(D)は(A)のYb−Yb矢視断面図、(E)は(A)のYc−Yc矢視断面図、(F)はステアリング支持体の前方側より見た斜視図、(G)はステアリング支持体の後方側より見た斜視図。 (A)はステアリング支持体の別の実施形態の縦断側面図、(B)は別の実施形態のステアリング支持体を固定ブラケットに装着した実施形態の一部断面にした正面図である。 (A)は本発明におけるステアリング支持体によってインナーコラム及びステアリングシャフトを締め付けた状態を示す作用図、(B)はステアリング支持体の剛性構造を示す略示図である。 (A)は本発明によってテレスコ調整を示す一部断面にした側面図、(B)は本発明によってチルト調整を示す側面図である。 (A)は連結部とサークリップとの斜視図、(B)は連結部にサークリップを装着した状態の要部縦断側面図である。 (A)は円周支持部を備えたステアリング支持体を有する本発明の縦断側面図、(B)は(A)のYd−Yd矢視断面図、(C)は(A)のXf−Xf矢視図である。 (A)は円周支持部を備えたステアリング支持体の縦断側面図、(B)は(A)のXg−Xg矢視断面図、(C)は(A)のXh−Xh矢視断面図、(D)は(A)のYe−Ye矢視断面図、(E)は(A)のYf−Yf矢視断面図である。 (A)は円周支持部を備えたステアリング支持体を有する本発明の要部拡大縦断側面図、(B)は(A)のXi−Xi矢視図である。 (A)は従来技術を示す略示図、(B)はさらに別の従来技術を示す略示図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、本発明の主要な構成は、図1,図2に示すように、固定ブラケット1と、該固定ブラケット1に揺動自在に装着されるアウターコラム2と、アーム部Aと、締付具5と、インナーコラム6と、ステアリングシャフト100とから構成されるものである。まず、固定ブラケット1は、幅方向両側に形成された固定側部11,11と取付頂部12とから構成されている。両固定側部11,11には、略上下方向又は縦方向に長孔とした調整孔13,13が形成されている〔図2(A)参照〕。前記取付頂部12は、車内の所定位置にカプセル部材を介して装着され、衝突時における衝撃エネルギーを吸収可能にしている。
前記アーム部Aは、図2(C)及び図3に示すように、二股腕状部3と、連結部4とから構成されている。さらに前記アウターコラム2は、抱持本体部21と締付部22とから構成されている。前記抱持本体部21は、図3に示すように、内部を中空形状とした略円筒状に形成され、具体的にはその内部は中空形状に形成された抱持内周側面部21aを有しており、後述するインナーコラム6を抱持する役目をなす部分である。前記抱持本体部21は、インナーコラム6の外径よりも僅かに大きく形成されている。また、抱持本体部21は、インナーコラム6の軸方向の略中間箇所を適宜軸方向において支持することができる長さとなるように形成され、抱持本体部21の軸方向の前方端部及び後方端部から、前記インナーコラム6がそれぞれ突出するようになっている。前記抱持本体部21の直径方向下部側には、離間部211が形成されている〔図3(C),(D),(F)参照〕。ここで、前後方向とは、本ステアリング装置を自動車に装着した状態で、自動車の前後方向を基準とした方向である。
該離間部211は、前記抱持本体部21が軸方向前方側から後方側に沿って全体又は一部が離間した部分であり〔図3(A),(F)参照〕、その形状は抱持本体部21の軸方向に沿って延在するスリット形状に形成されたものである。前記離間部211は、幅方向両側の縁部分が離間端縁211a, 211aとなっている。両離間端縁211a, 211aは、軸方向に沿って平坦面状であり、相互に近接することによって、前記抱持内周側面部21aの直径が小さくなり、前記抱持本体部21内に収納装着されたインナーコラム6を締め付けてロック(固定)することができる。前記離間部211の間隔、すなわち両離間端縁211a, 211aは、平行(略平行も含む)であり、したがってその間隔は、軸方向に沿って等間隔(略等間隔も含む)である。
アウターコラム2には構造によって2つの実施形態が存在し、その第1実施形態では、図1乃至図5に示すように、前記離間部211が前記抱持本体部21の軸方向全体に亘って形成されたものである。すなわち、前記抱持内周側面部21aの軸方向全体に亘って離間部211が形成されるものであり、抱持内周側面部21aの軸方向のいずれの箇所においても直径方向に拡開することができるものである。次に前記アウターコラム2の第2実施形態では、図8乃至図10に示すように、前記離間部211が前記抱持本体部21の軸方向一端側より他端側に亘って一部を残して形成される。
そして、該抱持本体部21の軸方向他端部には、周方向に内壁面が連続する円周支持部212が存在する。該円周支持部212には、離間する部位が存在しない、無端の円筒状又は環状とした構成である。該円周支持部212は、前記抱持本体部21の前方側端部箇所に形成される。また、円周支持部212に対してインナーコラム6はその軸方向に沿って円滑に摺動することができるように構成されるものであり、具体的には、円周支持部212の内径は、インナーコラム6の外径よりも僅かに大きく形成されている。
前記アウターコラム2の下部には、図3(A),(D),(F),(G)に示すように、締付部22が一体形成されている。該締付部22は、2つの略直方体状の締付板状片221,221によって構成されたものである。両締付板状片221,221は、左右対称の形状であり、前記離間部211の両離間端縁211a, 211aの位置にそれぞれ一体的に形成されている。
締付部22のそれぞれの締付板状片221,221は、前記両離間端縁211a,211aの直下の位置から前記抱持本体部21の水平直径方向の両端の位置までの幅方向寸法を有するものであり、且つ前記抱持本体部21の水平直径方向の両端から下方に向かって垂直に延在するように形成されたもので、さらに前記締付板状片221は、前記アウターコラム2の軸方向に沿う側面側より見て、長方形又は正方形等の方形状に形成されている。
前記締付部22(両締付板状片221,221)の総合的な幅方向寸法は、前記抱持本体部21の外周の直径と略同一寸法である。また、締付部22の幅方向寸法が抱持本体部21の外周直径よりも僅かに大きく形成されることもある。両締付板状片221,221の外方側の面を外側面221aと称する。該外側面221aは、平坦面であり、締付部22の両締付板状片221,221が前記固定ブラケット1の両固定側部11,11にて挟持された状態で、該固定側部11と、前記締付板状片221の外側面221aとは面接触(略面接触も含まれる)とすることができる構成となっている。
前記両締付板状片221,221には、前記アウターコラム2の軸方向に直交する方向で且つ抱持本体部21の水平直径方向に対して平行となる方向に沿って締付用貫通孔222,222が形成されている。前記抱持本体部21の軸方向前方側には、図3(B),(C),(F),(G)に示すように、アーム部Aが形成されている。該アーム部Aは、前述したように、二股腕状部3及び連結部4とから構成される。具体的には前記抱持本体部21の軸方向前方側から、2本の二股腕状部3が形成されている。
前記アーム部Aにおいて、二股腕状部3は、前記抱持本体部21の水平直径方向両側の位置を付け根部分として形成され、且つ二股腕状部3は、前記アウターコラム2の軸方向端部より該アウターコラム2の軸方向前方側外方に向かって延在形成されたものである〔図3(A),(B),(C)参照〕。また、二股腕状部3は、2本の腕状片30,30から構成される。両腕状片30,30は、前記アウターコラム2の軸方向の前方側外方に向かうと共に左右対称に形成されており、両腕状片30,30の間隔が前方側に行くほど次第に拡がるように形成されている。
二股腕状部3のそれぞれの腕状片30,30は、相互に次第に間隔が広がる中間腕状片31,31と、該中間腕状片31,31の外端からさらに前記抱持本体部21の軸方向に沿って、相互に平行となる終端腕状片32,32とから構成される。前記中間腕状片31と前記終端腕状片32とは、一体的に連続形成されている。前記終端腕状片32,32には、枢支用貫通孔33,33が形成されており、チルト用のロアブラケット9に枢支自在に連結され、支持される部位である。前記二股腕状部3は、前記アーム部Aを上方又は平面的に見て左右対称に形成されている。
前記二股腕状部3の両腕状片30,30間には、連結部4が形成されている。該連結部4は、特に前記両腕状片30,30の両終端腕状片32,32の間で、且つ両終端腕状片32,32の間隔の中心に位置して形成される。両終端腕状片32,32の間隔の中心位置は、前記抱持本体部21の直径中心を通過する軸芯線Laが通過するものである。前記連結部4は、略リング状の収納部41の水平直径に沿って接続片42,42が形成され、該接続片42,42と前記二股腕状部3の両終端腕状片32,32に一体形成されている〔図3(B),(C),(F),(G)参照〕。
前記収納部41には、円形の貫通孔が形成されその内周側面41aは、扁平円筒形状の空隙として形成されたものであり、該内周側面41aに軸受8が収納固定される。該軸受8は、ステアリングシャフト100のロアー部分を回転自在に軸支する役目をなす。また、前記収納部41には、外周側面41bから内周側面41aに向かって上下方向に貫通する挿通孔41cが形成されている〔図3(C)参照〕。
該挿通孔41cは、前記収納部41に4個形成されており、いずれの挿通孔41cも収納部41の内周側面41aを貫通している。具体的には、挿通孔41cは、収納部41の円形の内周側面41aの直径中心Pを通過する垂線Lvの両側に位置して4箇所に形成される。挿通孔41cには、二股で且つ波形に屈曲形成されたピン部71,71を有するサークリップ7の前記両ピン部71,71が挿通されるようになっており、両ピン部71,71によって、軸受8が内周側面41aに軸方向に脱落しないように固定される〔図3(E),図7等参照〕。さらに前記アウターコラム2の抱持本体部21の前方側端部と前記アーム部Aの二股腕状部3と、前記連結部4との間には開放空隙部Sが設けられている。
前記アウターコラム2の締付板状片221には、締付用貫通孔222が形成されず、前記締付板状片221の下面側に案内溝223のみが形成される実施形態も存在する(図4参照)。前記案内溝223は、前記締付板状片221の下端面に断面略半円形状の溝が幅方向に沿って形成されたものであり、この実施形態で締付具5のボルト51は、前記案内溝223を通過するのみの構成となる。この実施形態では締付板状片221は、小型化されることとなり、ステアリング装置の軽量化を実現することができる。
また、前記インナーコラム6の外周で且つ直径方向の下部には、回り止部材61が固着される実施形態が存在する〔図1(A),(C),図2(B)参照〕。該回り止部材61は、断面略門形状とした略長方形状の板状部材であり、その長手方向を前記インナーコラム6の軸方向に一致させて固着される。その固着手段としては、ビス等の固着具を使用したり、溶接等が使用される。またインナーコラム6の一部が切除されて、その切除部に前記回り止部材61の一部が外部に露出するようにしてビス等の固着具を介して装着されることもある。
前記インナーコラム6は、アウターコラム2の抱持本体部21に収納装着されるときに、前記回り止部材61が前記離間部211内に収まるようにして装着される。したがって、前記回り止部材61の幅方向の寸法は、締付具5によって締付状態とし、前記離間部211の両離間端縁211a,211aが最も近接した間隔よりも小さく形成されている。前記回り止部材61がインナーコラム6に固着されたことにより、テレスコ調整等でインナーコラム6がアウターコラム2を摺動するときに、前記離間部211内で、インナーコラム6の軸周方向に空転しないように規制され、インナーコラム6がアウターコラム2に対して軸周方向に不要に回転することを防止できる。
ステアリングシャフト100は、ロアーシャフト100aとアッパーシャフト100bとから構成される〔図8(A),図10(A)参照〕。ロアーシャフト100aとアッパーシャフト100bとは、軸方向に沿って相互に摺動自在となるように嵌合接合され、ステアリングシャフト100はその軸方向長さが伸縮する構造となっている。具体的にはスプラインにより摺動自在となるように接合されたものである。そしてステアリングシャフト100のアッパーシャフト100bが、前記インナーコラム6の軸方向両端部に軸受を介して装着され、該インナーコラム6に対してアッパーシャフト100bが軸周方向に回動自在となるように構成される。また、ロアーシャフト100aは、前記連結部4に軸受を介して回動自在に支持される。
アッパーシャフト100bの軸方向前方側端部は、前記インナーコラム6の軸方向前方側端部と略同一位置か、又は僅かに突出した状態である〔図10(A)参照〕。前記インナーコラム6の軸方向前方端部は、前記抱持本体部21の前方側端部より突出しており、該抱持本体部21の前方側端部と前記二股腕状部3と前記連結部4との間の開放空隙部S内をテレスコ調整のときに軸方向に移動するものであり、インナーコラム6の軸方向移動と共に、アッパーシャフト100bも軸方向移動を行い、且つアッパーシャフト100bの軸方向前方側端部は前記ロアーシャフト100aと摺動し、前記開放空隙部S内を移動することになる〔図10(B)参照〕。
また、第2実施形態のアウターコラム2にインナーコラム6が装着される場合には、該インナーコラム6が抱持本体部21に支持されると共に、円周支持部212箇所にて前記インナーコラム6の周方向に連続的に支持されることになる〔図8(B)参照〕。特に前記円周支持部212は、抱持本体部21の軸方向前方側端部に形成されるものであり、インナーコラム6は、その軸方向前方側付近が外周全体に亘って支持されることになる。また、前記円周支持部212によって、開放空隙部Sの軸方向後方側で前記インナーコラム6が支持されることになり、前記開放空隙部S内におけるインナーコラム6の支持剛性が向上する。
次に、本発明の主な構成部材の組み付けについて説明する。前記固定ブラケット1の両固定側部11,11との間に前記アウターコラム2の締付部22の両締付板状片221,221が挟持され、両固定側部11,11の調整孔13,13と、両締付板状片221,221に形成された両締付用貫通孔222,222に締付具5のボルト51が貫通し、ロックレバー部53及び締付カム54と共にナット52によって装着される。前記締付カム54は、前記ロックレバー部53の回動操作により、前記ボルト51の軸方向において厚さが変化する。
そして、前記ロックレバー部53の回動操作により、締付具5全体に締付力が生じて、前記固定ブラケット1の両固定側部11,11が相互に狭まるように押圧され、両固定側部11,11によって、前記締付部22の両締付板状片221,221が押圧され、両締付板状片221,221が締め付けられることによって、前記アウターコラム2の抱持本体部21の離間部211の間隔が狭まり、アウターコラム2に装着されたインナーコラム6が軸方向にロック(固定)される。このとき、アウターコラム2の抱持内周側面部21aと、インナーコラム6の外周側面とは面接触状態であり、インナーコラム6との摩擦力を大きくすることで、インナーコラムを軸方向に固定する。
さらに、締付具5の締付の解除を行うと、前記両固定側部11,11の間隔が開き、同時に両締付板状片221,221の間隔も開くことになり、アウターコラム2のインナーコラム6のロックが次第に弱くなりインナーコラム6の軸方向への移動が行えるようになり、テレスコ調整が可能となり、同時にアウターコラム2は、前記固定ブラケット1の両固定側部11,11の調整孔13,13に対して前記締付具5のボルト51と共に上下動してチルト調整を行うこともできる。
本発明では、前記アウターコラム2の抱持本体部21には、その軸方向に沿って略全体に亘って離間する離間部211が形成されているので、抱持本体部21によってインナーコラム6の外周を締め付けて固定するときに、前記離間部211の軸方向に沿って抱持本体部21の水平直径方向両側よりインナーコラム6の外周を締め付ける押圧力p,p,…を軸方向に沿って略等しく均一にすることができる〔図5(A)参照〕。したがって、抱持本体部21の軸方向に沿った締付力の偏りを抑えることができる。
また、離間部211の幅方向(抱持本体部21の水平直径方向と同一方向)両側における離間端縁211a, 211a及び両締付板状片221,221が偏りながら近接することなく、相互に平行に近接することができる。これによって、アウターコラム2のインナーコラム6に対する固定をより一層、安定したものにでき、その締付力もより一層強化することができる。
さらに、前記アウターコラム2の軸方向端部よりアーム部Aが形成され、該アーム部Aには前記アウターコラム2の軸方向外方に向かって突出する2本の二股腕状部3が形成され、該二股腕状部3の間に二股腕状部3と一体的に形成された連結部4を有しているので、離間部211の軸方向全長に亘たる離間された部分の強度を補強することができる。つまり、前記アウターコラム2に一体的に連結された左右両側の二股腕状部3と、二股腕状部3間に一体的に形成された連結部4により、図5(B)に示すように、略トラス状の骨組構造体を構成することとなり、これによって十分に補強することができ、ステアリング装置全体の剛性を高めることができる。
従って、ステアリングコラムのチルト・テレスコの位置の固定時の剛性を高めることでステアリングの操作感覚が向上する。また、アウターコラム2の抱持本体部21と、アーム部Aの連結部4とによって、インナーコラム6及びステアリングシャフト100が支持されることとなり、インナーコラム6及びステアリングシャフト100は軸方向に沿ってより安定した支持が行われる〔図5(A)参照〕。
また、抱持本体部21の軸方向前方端部箇所に周方向に内壁面が連続する円周支持部212を形成することで、アウターコラム2によるインナーコラム6の支持剛性が向上し、ステアリングホィールの操作感覚を向上させることができる。さらに、前記開放空隙部Sにおいて、軸方向前方側の連結部4と軸方向後方側の抱持本体部21とでステアリングシャフト100が回動支持されているので、ステアリングシャフト100は、軸方向に沿って安定した支持がされ、テレスコ調整を滑らかに行うことができる。
1…固定ブラケット、11…固定側部、2…アウターコラム、21…抱持本体部、
211…離間部、212…円周支持部、22…締付部、221…締付板状片、
223…案内溝、A…アーム部、3…二股腕状部、4…連結部、5…締付具、
6…インナーコラム、61…回り止部材、S…開放空隙部。

Claims (8)

  1. 幅方向両側に固定側部を有する固定ブラケットと、該固定ブラケットに揺動自在に装着されるアウターコラムと、アーム部と、インナーコラムと、前記アーム部及び前記インナーコラムに回動自在に装着されるステアリングシャフトと、締付具とからなり、前記アウターコラムは、略中空円筒状に形成された抱持本体部と、該抱持本体部の軸方向に沿って形成された離間部と、該離間部の幅方向両側位置に形成された2つの締付板状片からなる締付部とから構成され、前記アーム部は、前記抱持本体部の軸方向前方側で且つ軸方向外方に向かって略二股状に延出する二股腕状部と、該二股腕状部の間に形成された連結部とからなり、前記インナーコラムは前記アウターコラムに抱持されると共に前記ステアリングシャフトは前記連結部に軸支され、前記締付部の両締付板状片は前記固定ブラケットの両固定側部内に配置されると共に前記締付具を介して締付自在に連結されてなることを特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1において、前記アーム部の二股腕状部にはチルト回動中心となる枢支部が設けられ、前記連結部には前記抱持本体部と同一軸芯となるように軸受部が設けられ、前記アウターコラムと前記二股腕状部及び前記連結部との間には開放空隙部が設けられ、前記ステアリングシャフトは、前記インナーコラムに回転自在に支持されるアッパーシャフトと前記連結部に回転自在に支持されるロアーシャフトとから構成され且つ軸方向に相互に摺動自在となるように嵌合接合され、前記開放空隙部に前記アッパーシャフトの軸方向前方端部と前記ロアーシャフトの嵌合箇所が位置して設けられ、前記開放空隙部箇所にて前記インナーコラムの軸方向前方端部が軸方向に移動自在となることを特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記離間部は、前記抱持本体部の軸方向全体に亘って形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項1又は請求項2において、前記離間部は、前記抱持本体部の軸方向一端側より他端側に一部を残して形成されると共に、該抱持本体部の軸方向他端部には周方向に内壁面が連続する円周支持部が形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項1,2,3又は4のいずれか1項の記載において、前記二股腕状部は、前記アウターコラムの軸方向端部から軸方向外方に向かって次第に間隔が広がるように形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
  6. 請求項1,2,3,4又は5のいずれか1項の記載において、前記インナーコラムの直径方向下部には、前記離間部内に挿入され且つ摺動自在となる回り止部材が固着されてなることを特徴とするステアリング装置。
  7. 請求項1,2,3,4,5又は6のいずれか1項の記載において、前記締付部には、前記締付具用の締付用貫通孔が形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
  8. 請求項1,2,3,4,5,6又は7のいずれか1項の記載において、前記締付部の下端面には、前記締付具用の案内溝が形成されてなることを特徴とするステアリング装置。
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