JP2010252361A - 放送に対する視聴者フィードバックを収集し、かつ提供するための方法および装置 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、放送に対する視聴者フィードバックを収集し、かつ提供するための方法および装置である。
【解決手段】本発明の一態様によれば、格付けは、サーバ・システム（１７０）によって放送に対して生成される。格付けは、少なくとも一部が放送に対する視聴者フィードバック（１２０）に基づいており、潜在的後続視聴者（１８０）がその放送に関心を持つ可能性を示している。次いで、潜在的後続視聴者（１８０）がこの放送に関心を持つかどうかを予測することができるように、この格付けに対するアクセスが提供される。本発明の別の態様によれば、格付けがサーバ・システムから娯楽システム（１００）に提供され、その放送は、サーバ・システムによって生成された格付けに基づいて、視聴するために娯楽システムで選択される。一実施形態において、視聴者フィードバック（１２０）は、フィードバックの質問表（１１５）に応答して、娯楽システムで受信される。
【選択図】 図１

Description

本発明は、放送システムの分野に関する。より詳細には、本発明は、放送に対する視聴者フィードバックを収集し、かつ提供する技術に関する。

テレビジョン、ラジオ、およびインターネットの番組の分量および種類は、近年、著しく増加してきている。例えば、デジタル・ケーブル・システムや衛星アンテナ・システムは、今や、１日２４時間、数百という番組のチャネルを提供している。同様に、インターネットでは、無数のオンライン対話型イベントへアクセスできる。通常のアンテナであっても、多くの市場の放送波には、数十ものテレビジョンやラジオのチャネルのすべてが詰め込まれている。視聴、聴取および対話型オプションの全てのオプションをソートすることは、時間が掛かり、苛立たしいものである。

番組ガイドは便利だが、大部分の番組ガイドは、単に、時間帯およびチャネルによって番組を列挙するにすぎない。無料チャネル、様々なカテゴリーの有料チャネル、ペイ・パー・ビュー・チャネル、オンデマンド視聴チャネルなどを含んでいる数百のチャネルがあるので、番組ガイドは、非常に長くかつ複雑になる可能性がある。視聴者は、所与の時間帯に対する放送のリストを読み、かつ実際にどの番組が視聴者に利用可能かを解読するのに相当の時間を掛けることがある。

大抵、視聴者は、自分が容認できる放送を見つけるまで、いくつかのチャネル、または場合によっては非常に多くのチャネルを単に切り替えることを選択することがある。視聴者は、関心を失うと、無目的に関心のあるものを探しながらさらにいくつかのチャネルを切り替えることがある。一方、広告主、テレビジョンのプロデューサ、および他の番組プロバイダは、彼らの放送を、可能な限り最も受け入れる聴衆に届けたいと希望する。無目的にチャネルを切り替える、選択できるチャネルが数百もある視聴者は、魅力的な放送や広告を簡単に見落としてしまい勝ちである。したがって、視聴者と番組プロバイダの両者ともに、特定の視聴者が関心を持ちそうな放送を識別できることを希望する。

特定の視聴者が放送に関心を持つ可能性がどれだけあるかを予測する１つの方法は、以前の視聴者、特に同様の特性を有する以前の視聴者からのフィードバックを検討することである。例えば、２５歳から３５歳までの女性視聴者の８５％が、ある放送を高く推奨する場合、後の２５歳から３５歳までの女性視聴者のかなりの部分が、同様にその放送を楽しむ可能性がある。多年にわたり、番組プロバイダは、可能な限り最も幅広い聴衆を惹きつける放送を作成し、または特定の聴衆を目標とするために、視聴者の嗜好を予測する試みとして、フォーカス・グループ、意識調査、ニールセン視聴率などを使用してきた。しかし、これらの方法には、それぞれに限界がある。例えば、それらは、視聴者が、自分が最も関心を持ちそうな放送を見つけるのにはほとんど役立たない。したがって、視聴者および番組プロバイダの両者ともに、視聴者の特性に基づいて、番組に対する視聴者フィードバックを収集し、かつ提供するための、改善された方法および装置を必要とする。

本発明は、放送に対する視聴者フィードバックを収集し、かつ提供するための改善された方法および装置を提供する。本発明の一態様によれば、サーバ・システムによって放送に対して格付けが生成される。この格付けは、少なくとも一部が、放送に対する視聴者フィードバックに基づくものであり、その格付けは、潜在的後続視聴者が放送に関心を持つ可能性を示すものである。次いで、潜在的後続視聴者がその放送に関心を持つかどうかについて予測を行うことができるように、その格付けへのアクセスが提供される。

本発明のもう１つの態様によれば、格付けは、サーバ・システムから娯楽システムに提供され、サーバ・システムによって生成された格付けに基づいて、娯楽システムで、視聴するために放送を選択することができる。一実施態様において、視聴者のフィードバックは、フィードバックの質問表に応答して、娯楽システムで受信される。

本発明の一実施形態を示す図である。 フィードバックを収集し、かつ提供する一実施形態を説明する図である。 フィードバックを収集し、かつ提供する他の実施態様を説明する図である。 ニュース・レビューの質問表の一実施形態を示す図である。 ニュース・レビューの質問表に基づく出力形式の一実施形態を示す図である。 映画レビューの質問表の一実施形態を示す図である。 映画レビューの質問表に基づく出力形式の一実施形態を示す図である。 娯楽システム１００のハードウェア・システムの一実施形態を示す図である。 システム・コントローラ１１０のハードウェア・システムの一実施形態を示す図である。

図１に、本発明の一実施形態を示す。本発明は、放送に対する視聴者フィードバックを収集し、少なくとも一部がその視聴者フィードバックに基づくものであり、また、ある実施形態では、視聴者の特性に基づいて、放送に対する格付けを生成する。この格付けは、潜在的後続視聴者が、同様の放送またはシリーズの他の放送に関心を持つ可能性を示すものである。格付け情報は、複数の視聴者から収集され、潜在的後続視聴者および番組プロバイダに利用可能とすることができる。放送は、視聴者の特性に基づいて、いくつかのカテゴリー化された格付けを有することができる。例えば、一実施形態では、放送の格付けは、回答した４歳から６歳まで５２７９人の子供の９３％がその放送を楽しみ、再度の視聴を希望しており、回答した２５歳から３５歳まで２４９７人の成人の２３％が、その放送を楽しみ、それを子供に推奨しており、回答した７５歳以上の成人２３８人の６％が、その放送を楽しみ、それを子供に推奨している、などを示すことができる。

以下で詳述するように、図１の娯楽システム１００は、幅広い種類のオーディオ、ビデオ、および対話型メディア・システムを表わしている。システム・コントローラ１１０の制御下において、娯楽システム１００は、質問表１１５を提供し、視聴者フィードバック１２０を受信することによって、放送に関する視聴者フィードバックを視聴者１３０から収集する。放送には、ニュース・セグメント、ホーム・コメディ、映画、ドキュメンタリー、商業広告、オンライン対話型イベントなどを含んでいる幅広い番組が含まれている。

娯楽システム１００は、通信媒体１５０を介して、番組ガイドサーバ１７０に視聴者フィードバックを送信する。番組ガイド・サーバ１７０は、次いで、少なくとも一部はフィードバックに基づいて、放送に対する格付けを生成する。格付けは、さらに、追加の視聴者１８０からのフィードバックにも基づくことができる。格付けは、潜在的後続視聴者が放送に関心を持つ可能性を示す。格付けは、複数の放送に関して生成し、かつ番組ガイド・サーバ１７０に格納することができ、そこで格付けを、潜在的後続視聴者および番組サービス・プロバイダ１６０に対して、通信媒体１５０を介して、アクセス可能にすることができる。

通信媒体１５０は、ケーブル、光ファイバ、衛星伝送、電話回線、ラジオ周波数伝送、およびインターネットなどを介したネットワーク通信を含んでいる幅広い種類の媒体を表わしている。通信は、また、デジタルおよび／またはアナログであってよい。

図２に、本発明の一実施形態を説明する。まず、ステップ２１０で、システム・コントローラ１１０は、視聴者１３０に、フィードバック質問表を提供する。一実施形態において、質問表１３０は、放送中のいつでも、または放送直後に、視聴者１３０から要求があったとき提供される。例えば、視聴者１３０は、特に放送を楽しみ、または嫌った場合、自発的に、時間を取ってフィードバックを提示することができる。あるいは、視聴者１３０に、フィードバックを提出するようプロンプト指示することができ、その結果、視聴者１３０は、フィードバックを提出し、またはフィードバックの提出を確実に拒絶することができる。

実施形態によっては、番組サービス・プロバイダ１６０および／または番組ガイド・サーバ１７０は、視聴者１３０にフィードバックの提出を奨励するためにインセンティブを提示することができる。例えば、番組ガイド・サーバ１７０がより多くのフィードバックを受信すればするほど、格付けはより正確になる可能性があり、また番組サービス・プロバイダ１６０と潜在的後続視聴者にとって、その格付けはより有益になる可能性がある。インセンティブは、各フィードバックの回答に対して、サービス料金の小額の値引きにすることができる。別法として、フィードバックが必要とされ、また希望されている度合いに基づいて、フィードバックのインセンティブを特定の放送に対してだけ提供することもできる。新しい放送に関しては、広範に配信する前に格付けを得るために、その放送をテスト聴衆に提供することができる。その場合、テスト聴衆の視聴者に対してフィードバックを要求することも、または追加のインセンティブを提示することもできる。

ステップ２２０において、システム・コントローラ１１０は、質問表１１５に応答した視聴者フィードバック１２０を受信する。質問表１１５と、したがって視聴者フィードバック１２０は、図４および６を参照して後述するように、複数の異なる形式をとることができる。例えば、質問表１１５は、放送に関する特定情報を収集するように特別に設計することも、または「この放送が気に入りましたか」というような単一の包括的な質問にすることも可能である。

ステップ２３０において、システム・コントローラ１１０は、通信媒体１５０を介して、番組ガイド・サーバ１７０にフィードバックを提供することができる。図４および６を参照して後述するように、放送に対するフィードバックと共に特性情報を収集することも可能である。例えば、特定の特性情報を収集するために、質問表１１５に特定の質問を追加することができる。

別の実施形態いおいて、視聴者の特性は、システム・コントローラ１１０または番組ガイド・サーバ１７０にも格納することができる。例えば、視聴者１３０を自動的に識別するために、顔認識ソフトウェアを使用するなど、様々な手段を使用することができる。あるいは、質問表１１５は、視聴者１３０に識別番号などの何らかの形式の視聴者識別に関してプロンプト指示することができ、その識別番号を、無記名の視聴者特性ファイルを検索するために使用することができる。視聴者特性ファイルは、年齢、性別、人物状況、家族の大きさ、地理的位置、教育レベル、収入レベルなどの情報を格納することができる。視聴者特性ファイルは、娯楽システム１００のハードウェアの機能や、チャネルの嗜好、視聴時間、訪れたインターネットのウェブサイトのタイプなどを含んでいる、視聴者１３０の視聴習慣など、番組サービス・プロバイダ１６０に有用となり得る情報を格納することもできる。長い間に、視聴習慣が変化したり、視聴者が年をとったり、娯楽システム１００への構成要素の追加または削除がなされたり、スポーツ・シーズンが始まったり終わったりするにつれ、視聴者特性ファイルを更新することができる。視聴者特性ファイルが遠隔からアクセス可能な場合、特性ファイルは、視聴者に関して、例えば視聴者の家庭、仕事場、隣人の住居、ホテルなど、いくつかの異なる娯楽システムで使用することができる。

ステップ２４０において、番組ガイド・サーバ１７０は、少なくとも一部が、視聴者フィードバック１２０に基づいて放送の格付けを生成する。格付けは、また、視聴者に関する特性情報にも基づく。図５および７を参照して後述するように、格付けは、複数の異なる形式で使用することができる。例えば、視聴者の異なるカテゴリーに関して、別個の格付けを生成することができる。

ステップ２５０において、番組ガイド・サーバ１７０は、潜在的後続視聴者および番組プロバイダ１６０に対して格付けを提供する。一実施形態において、格付けは、番組情報と一緒に潜在的後続視聴者にダウンロードされる。例えば、番組ガイド・サーバ１７０の一実施形態は、視聴者に対して番組ガイドを定期的に提供し、いくつかの番組またはすべての番組に関する格付けが、番組ガイドと共に提供される。この場合、視聴者１３０および追加視聴者１８０を含んでいる潜在的後続視聴者によって使用される様々な娯楽システムは、格付け情報を使用して、様々な操作を実行することができる。同様に、格付け情報は、定期的に、番組サービス・プロバイダ１６０にダウンロードすることができる。さらに、番組サービス・プロバイダ１６０も、格付け情報を使用して、様々な操作を実行することが可能である。

別の実施形態において、格付け情報は、番組ガイド・サーバ１７０に集中的に格納される。この場合、番組ガイド・サーバ１７０は、格付け情報を使用して様々な操作を実行し、潜在的後続視聴者および／または番組サービス・プロバイダ１６０に対して、その操作の結果を提供するだけである。格付け情報は、リアルタイムでも提供することができる。例えば、視聴者の画面は、例えば、格付けが、視聴者集団の他の視聴者によって提供されたフィードバックから生成されるたびに反復して更新されるフィードバック・メータを含めることができる。この場合、視聴者は、自分が見ている番組に対して他の視聴者がどのように応答したかを見ることができる。

図３に、潜在的後続視聴者に対して格付けを提供する一実施形態を示す。この方法は、番組ガイド・サーバ１７０によって集中的に実行することも、または潜在的後続視聴者の様々な娯楽システムによって局所的に実行することも可能である。例示した実施形態において、潜在的視聴者は、番組ガイド・サーバ１７０によって提供される番組ガイドを参照する。ステップ３１０で、視聴者特性情報が受信される。視聴者は、この情報を、メニュー選択、音声コマンドなどを含んでいる複数の異なる方法によって提供することができる。あるいは、この情報は、局所的にまたは遠隔に格納されている視聴者特性ファイルに格納することができる。視聴者特性ファイルを、例えば顔認識に基づいて自動的に選択することも、または視聴者に何らかの形式の識別を入力するようプロンプト指示することも可能である。視聴者特性情報は、取り出されたデータとユーザの提供したデータの組合わせであってもよい。例えば、視聴者は、ドラマまたはホーム・コメディをみたい気分になることがある。この場合、視聴者は、自分の嗜好を入力することができ、その視聴者の好みのドラマとホーム・コメディのリストならびに他の特性情報を含んでいるファイルを取り出すことができる。

ステップ３２０において、システム・コントローラまたは番組ガイド・サーバ１７０はそれぞれに、放送分類データと視聴者特性の比較に基づいて、放送のリストを組み立てる。図７を参照して後述する放送分類データは、チャネルおよび時間帯、タイトル、概要、保護者の付き添い警告などを含めることができる。例えば、特性情報は、特定ユーザに対して、特定の娯楽システムで利用可能な番組資源またはチャネルのリストを含めることができる。この場合、放送リストには、利用可能な放送だけを含めることができる。例えば、視聴者の娯楽システムが衛星放送を受信しない場合、衛星放送はリストから除外される。

リストの組立ては、多数の追加特性に基づくことができる。一実施形態において、何人かの同時に視聴している視聴者に関して視聴者特性ファイルを自動的に取り出し、自動的にその特性を相互参照するために顔認識ユーティリティを使用することができる。例えば、室内の視聴者の中に子供がいる場合、子供に関する特性ファイルは、子供に適さない成人向けの内容を有する放送を締め出すように、システム・コントローラに命令することができる。

しかし、一実施形態においては、たとえ視聴者がすべての放送にアクセスできなくても、現行で放送中の放送、まもなく放送される放送、現在、ペイ・パー・ビューまたはオンデマンドで視聴可能な放送などのすべての放送が列挙される。例えば、アクセス不可能な放送は、アクセス可能な放送とは異なる活字で列挙することができる。この状況において、視聴者がそれらのチャネルで自分が何を見ることができないかを知るならば、将来、より多くの番組資源へのアクセス手段を購入するよう彼らに奨励することができる。

次いでステップ３３０では、リストに列挙された各放送を、視聴者特性と格付けに従ってランク付けすることができる。格付けのカテゴリーは、非常に詳細にわたってもよい。例えば、潜在的視聴者と特性上、同じドラマやホーム・コメディを楽しむ視聴者に限定することが可能である。カテゴリーにおいて最高の格付けを持つ番組が最高にランク付けされる。どの格付けカテゴリーを使用するかを識別するために、多数の追加的な視聴者特性を使用することも可能である。例えば、格付けカテゴリーには、４５歳から５５歳までの視聴者、ヨーロッパ都市部の視聴者、インターネットでロールプレイ・ゲームを行う視聴者、等々を含めることができる。視聴者特性カテゴリーに対する可能性は、事実上、無限である。

複数の同時に見ている視聴者に関する視聴者特性を相互参照することも可能である。格付けを結合するために、様々な蓄積技術を使用することができる。例えば、一実施形態において、視聴者の特性が複数の格付けカテゴリーと一致する場合、格付けの重み付けされた平均値を、特定の放送に対して使用することができる。一例として、視聴者特性が３つのカテゴリーに一致するとする。カテゴリーＡでは、５００件の応答の５０％が、特定の放送に対して肯定的であった。カテゴリーＢでは、２０００件の応答の７５％が肯定的であった。カテゴリーＣでは、２００件の応答の９０％が肯定的であった。この特定の格付けカテゴリーの集合について、その放送に関する重み付けされた平均値は、７１．４８１％の肯定である。

しかし、同時に見ている二人の視聴者が、カテゴリーＡおよびＣだけを共通に持つ場合がある。この場合、特定の放送に対して両方の視聴者に共に重み付けされた平均値は、６１．４２９％である。同時に見ている視聴者が格付けカテゴリーを共通に持たない場合、放送は、各視聴者に対して別個に格付けされ列挙されるか、または別個に格付けされるが、異なる活字で一緒に列挙することができる。

一旦、すべての放送が格付けされると、放送の格付けされたリストを、ステップ３４０で提供することができる。リストの最初の放送は、視聴者が最も関心を持つ可能性のある放送であることを意味する。したがって、視聴者は、膨大な番組の選択肢の配列を通してソートする必要はない。

同様に、番組サービス・プロバイダ１６０は、どの放送が特定の対象である聴衆を惹きつけるかを予測するための情報をより多く有する。一実施形態において、番組サービス・プロバイダ１６０は、無記名の視聴者特性情報へのアクセス権を有する。この場合、番組サービス・プロバイダは、その放送が高く格付けされている視聴者を、広告の放送の直接的な対象とすることができる。例えば、視聴者が番組ガイドをダウンロードすると、そのガイドは、特定の視聴者を惹きつける可能性のある放送の、テーラーメードのリストを含めることができる。特定の娯楽システムを使用する各視聴者に対しては、別個のリストを提供することができる。

図４に、質問表の一実施形態を示す。例示の実施形態において、質問表は、ニュース・セグメントに関して特定のタイプの情報を収集するように設計されている。ここで、ニュース・セグメントは、合衆国大統領による国民への演説の部分である。一実施形態において、テスト聴衆にフィードバックを促すために、テスト聴衆に対して、放送の終了時に自動的に質問表を提供することができる。あるいは、放送の視聴者が、自発的にフィードバックを提供することができる。この場合、視聴者は、システム・コントローラ１１０を中断するリモート・コントロールのボタン、またはキーボードを押すか、または音声コマンドを発行することができる。

これに応答して、システム・コントローラ１１０は、放送を識別する。一実施形態において、現行で視聴されている放送が識別される。あるいは、視聴者に、最近視聴した放送のリストからその放送を識別するようプロンプト指示することによって、放送を識別することができる。次いで、システム・コントローラ１１０は、存在するならば特定の質問表を、またはその放送に関する包括的な質問表を取り出すために、記憶媒体にアクセスすることができる。記憶媒体は、番組ガイド・サーバ１７０から番組ガイドと共にダウンロードされた数百もの質問表を局所的に格納することができる。あるいは、フィードバックへの要求が受信された時に、システム・コントローラ１１０は、質問表をダウンロードするために、番組ガイド・サーバ１７０にアクセスすることができる。

例示の実施形態において、特定の質問表は、視聴者が、自分が正しい放送に対するフィードバックを提供していることを確認できるように、放送概要を含んでいる。質問表は、また、フィードバック質問に加え、特性情報を収集するための質問も含んでいる。一旦、質問表がすべて記入され、提出されると、その情報は、番組ガイド・サーバ１７０に送信することができる。追加の特性情報を、例えば視聴者特性ファイルから送信することもできる。特定の実施形態においては、番組ガイド・サーバ１７０に送信する前に、複数の回答を複数の放送に関して格納することができる。

図５に、番組サービス・プロバイダが使用することのできる出力形式の一実施形態を示す。格付けは、番組プロバイダにとって重要な特定の特性に従ってカテゴリー化される。例えば、その結果は、政略的な番組プロバイダが、その番組をより広範な聴衆に対して配信すべきかどうかを決定し、配信すべき場合は、視聴者特性に基づいて、どの聴衆をその放送の対象とすべきかを決定するのに役立つ場合がある。

フィードバックは、また、その放送が再放送される前、またはより広範な聴衆に視聴可能にする前に、放送内容に変更を加えるために使用することもできる。一実施形態において、生放送中に、フィードバックを視聴者から収集することができる。その場合、その放送内容のプレゼンタまたはライタに対して、その格付けが読みやすいよう格付けを棒グラフなどの形式で表示することが可能である。次いで、このフィードバックに基づいて、プレゼンタまたはライタは、内容に中間変更を加えることを選択することができる。

図６に、映画レビュー質問表の一実施形態を示す。質問表には、タイトル、ジャンル、概要情報が含まれ、これらはすべて、番組ガイドからとることができ、包括的な映画レビュー質問表に含めることができる。例示の質問表は、しかし、この特定の映画に関する特定の質問を含んでいる。例えば、番組プロバイダは、視聴者が同じ登場人物の出てくる他の映画に関心があるのかどうかを知ることを希望し、また親に対する質問とは異なる質問を子供に提示している。

図６の質問表から生成された格付けを使用した１つの出力形式を図７に示す。画面上部に、視聴者はいくつかの特性を示す。ここで、視聴者は、教育的な内容を持つ、アニメーションによる子供向けの話に関心を持っている。視聴者は１０歳である。視聴者特性ファイルから追加的な特性情報を供給することが可能である。画面下部に、現行で視聴可能な放送の中からの検索結果を列挙する。このリストには、各放送のタイトルおよび概要ならびに格付け情報が含まれる。視聴者特性に基づいて、リストの最初の放送は、その視聴者が最も関心を持つ可能性のあるものを意味する。

別の実施形態において、質問表および出力画面は、ポップアップ・ウィンドウ、全画面表示、サイド・バー表示などで表示することができる。質問表および出力画面は、放送識別番号、プロデューサ、ディストリビュータ、放送の長さ、保護者の指導警告などの、放送分類データの多くの追加的な形式を含めてもよい。放送識別情報は、番組ガイドと共にダウンロードすることも、または番組ガイド・サーバ１７０から個別に取り出すことも可能である。

図８に、図１の例示的娯楽システム１００のシステム構成要素のブロック図を示す。システム１００は、テレビジョン／表示装置８０２、ビデオ記録／再生装置８０６、デジタル・ビデオ・ディスク（ＤＶＤ：デジタル・バーサタイル・ディスクとも呼ばれる）記録／再生装置８１４、オーディオ／ビデオ・チューナおよび／または増幅器８１０、オーディオ再生／記録装置８２２、およびコンパクト・ディスク（ＣＤ）プレーヤ８１２を含んでおり、すべては共通の入力／出力（Ｉ／Ｏ）バス８０８に結合されている。共通のＩ／Ｏバス８０８の使用は、図面の例示を簡約化するためだけのものであって、入力信号および出力信号を経路指定するいくつかの代替手段が有益に使用され得ることが理解されよう。例えば、オーディオ入出力は適切な数の独立したオーディオ「パッチ」ケーブルによって経路指定することができ、ビデオ信号は独立した同軸ケーブルによって経路指定することができ、制御信号は２線式シリアル回線に沿って経路指定するか、または赤外線（ＩＲ）通信信号またはラジオ周波数（ＲＦ）通信信号を介して経路指定することができる。さらなる例によって、オーディオ信号、ビデオ信号および／または制御信号は、また、ユニバーサル・シリアル・バス規格、改定１．０（１９９６年１月１５日）または、１９９５年１２月１２日に認可された高性能シリアル・バスＩＥＥＥ規格１３９４、ＩＥＥＥ ｓｔｄ． １３９４−１９９５、ドラフト８．０ｖ３に従って、１つまたは複数のバスに沿って経路指定されることができる。

さらに、システム１００は、スピーカ・システム８１６、マイクロフォン８１８、ビデオ・カメラ８２０、および無線入出力制御デバイス８３２を含んでいる。一実施形態において、無線入出力制御装置８３２は、ＩＲ信号を介してシステム１００の構成要素と通信する娯楽システムの遠隔制御ユニットである。別の実施態様において、無線入出力制御デバイス８３２は、ＩＲ信号またはＲＦ信号を介してシステム１００の構成要素と通信する無線キーボードおよび／またはカーソル制御デバイスであってよい。さらに別の実施形態において、無線入出力制御デバイス８３２は、ユーザがシステム１００の表示装置上でカーソルの位置を合わせることを可能にするトラックボールまたは他のカーソル制御機構の追加機能を備える、外見上は典型的な娯楽システムの遠隔制御装置に類似したＩＲまたはＲＦの遠隔制御デバイスであってよい。

システム１００の中心は、前述の本発明の機能に組み込まれたシステム・コントローラ１１０であり、システム構成要素に関連付けられた様々な機能を制御するように構成されている。上述の通り、システム・コントローラ１１０は、必要に応じて、Ｉ／Ｏバス８０８を介してシステム構成要素の各々に結合されている。一実施形態において、Ｉ／Ｏバス８０８に加えて、またはＩ／Ｏバス８０８の代わりに、システム・コントローラ１１０はＩＲ信号またはＲＦ信号８０８’によってシステム構成要素と通信することができる無線通信送信機（またはトランシーバ）と共に構成することができる。制御媒体とは無関係に、システム・コントローラ１１０は、システム１００の娯楽システム構成要素の各々を制御するように構成される。ただし、構成要素の各々は、個々に無線Ｉ／Ｏデバイス８３２によって制御可能であることが理解されよう。

システム・コントローラ１１０は、幅広い種類の資源から利用可能な娯楽番組情報を取り出し、格納する。システム１００の動作中、システム・コントローラ１１０は、システム１００のオペレーティング・パラメータを動的に構成し、前述の本発明の機能のような、システム１００をユーザが享受することをさらに高める追加の付加価値機能を提示する。一実施形態において、システム・コントローラ１１０は、以下に詳述する、本発明の教示に組み込まれるコンピュータ・システムであってよい。別の実施形態において、システム・コントローラ１１０は、必須の処理電力が与えられている「セット・トップ」ボックスであることができ、本発明の教示に組み込まれている。特定の実施形態とは無関係に、システム・コントローラ１１０は、本発明のような有益な結果を達成するために、娯楽システムとコンピューティング・プラットフォームの世界を統合するように設計された「収束システム」と呼ぶこともできる。

本発明は、図面に示し、説明に基づいて例示的実施形態によって説明されているが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、また様々な代替の実施形態によって実施することができることを、当業者なら理解するだろう。したがって、本発明の画期的な機能は、図８に示すシステム以上に複雑なシステムによっても、またはそれ以上に複雑でないシステムによっても、実施することができる。例えば、システム１００にデバイスを追加してもよく、また装置（例：ビデオ・カメラ８２０、マイクロフォン８１８、ＤＶＤ記録／再生装置８１４など）を取り外してもよい。

図８に示すように、システム１００は、様々な種類の資源からオーディオ／ビデオ番組入力を受信するように構成することもできる。一実施形態において、システム１００は、以下の資源のいずれかまたはすべてから番組入力を受信することができる。すなわち、ケーブル放送８２４、衛星放送８２６（例：衛星放送受信アンテナを介して）、放送網の超短波（ＶＨＦ）または極超短波（ＵＨＦ）ラジオ周波数通信８３４（例：空中アンテナ）、および／または電話／コンピュータ・ネットワーク・インタフェース８２８である。さらに、ケーブル放送入力８２４、衛星放送入力８２６、およびＶＨＦ／ＵＨＦ入力８３４は、アナログ番組および／またはデジタル番組を含めることができることが、当業者には理解されよう。さらに、オーディオ／ビデオ番組は、システム１００の再生デバイス（例：ＤＶＤ記録／再生装置８１４）を介して、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ、または他のデジタルまたはアナログ記憶装置から受信することができる。インターネット、娯楽ネットワーク、または他のネットワークは、例えばインタフェース８２８を介して、オーディオ／ビデオ番組を提供することも可能である。

番組入力に加え、システム１００は、いくつものデバイスを制御するように構成することのできる、複数の汎用制御出力８３０を伴って構成することもできる。一実施形態においては、例えば、システム・コントローラ８０４が映画を表示するようにシステム１００を構成している場合、システム・コントローラ８０４は、また、視聴環境をさらに高めるために、室内の照明を所定のレベルまで暗くすることができる。コンピューティング・デバイスに、照明、サーモスタットの設定、および他の家庭電化製品などを（家庭内の電気配線などを介して）制御できるようにする制御回路が当業では知られており、これ以上の詳述は避ける。

前述のような本発明に組み込まれた教示を除き、システム・コントローラ１１０は、当業で知られている幅広いカテゴリーのコンピューティング・デバイスを表わすことを意図している。そのようなコンピューティング・デバイスの一例としては、カリフォルニア州、サンタ・クララのインテル社で製造され、市販されているＰｅｎｔｉｕｍ（登録商標）プロセッサ、Ｐｅｎｔｉｕｍ（登録商標）Ｐｒｏプロセッサ、またはＰｅｎｔｉｕｍ（登録商標）ＩＩプロセッサなどの高性能マイクロプロセッサを備えるデスクトップ・コンピュータ・システムである。そのようなコンピューティング・デバイスのもう１つの例としては、ニュージャージ州、パーク・リッジのＳｏｎｙ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ社、テネシー州、ノックスビルのＰｈｉｌｉｐｓ Ｃｏｎｓｕｍｅｒ Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ社から市販されているＷｅｂＴＶ（商標）インターネット端末などのインターネット「家電」デバイスである。システム・コントローラ１１０の覆いのサイズおよびデザインは、システム１００に外見的により適合するように変更できることが理解されよう。

また、図８に示す複数の娯楽システム構成要素は、有益に組み合せることができることも理解されよう。一例として、システム・コントローラ１１０は、テレビジョン／表示装置８０２、ＤＶＤ記録／再生装置８１４、またはオーディオ／ビデオ・チューナおよび増幅器８１０に統合することができる。

図９に、本発明で使用するのに適したコンピューティング・デバイスの一実施形態を示す。一実施態様によれば、図１のシステム・コントローラ１１０は、図９のコンピューティング・デバイス９００である。図９に例示の実施形態において、デバイス９００は、示されているように、相互に結合されているプロセッサ９０２およびキャッシュ・メモリ９０４を含んでいる。さらに、デバイス９００は、高性能入力／出力（Ｉ／Ｏ）バス９０６および標準Ｉ／Ｏバス９０８を含んでいる。ホスト・ブリッジ９１０は、プロセッサ９０２と高性能Ｉ／Ｏバス９０６を結合し、Ｉ／Ｏバス・ブリッジ９１２は、２つのバス９０６と９０８を相互に結合している。バス９０６には、ネットワーク／通信インタフェース９２４とシステム・メモリ９１４が結合されている。バス９０８には、大容量記憶装置９２０、キーボードとポインティング・デバイス９２２、およびＩ／Ｏポート９２６が結合されている。これらの要素は、限定はしないが、集合的に、カリフォルニア州、サンタ・クララのインテル社で製造されているＰｅｎｔｉｕｍ（登録商標）プロセッサ、Ｐｅｎｔｉｕｍ（登録商標）Ｐｒｏプロセッサ、またはＰｅｎｔｉｕｍ（登録商標）ＩＩプロセッサに準拠する汎用コンピュータ・システムを含んでいる、幅広いハードウェア・システムのカテゴリを示すことを意味する。

一実施形態において、高性能Ｉ／Ｏバス９０６には、さらに、様々な電子装置が結合される。例示のように、デバイス９００が様々な番組入力チャネルに「同調」できるようにするために、高性能Ｉ／Ｏバス９０６には、アナログ・チューナ／デジタル衛星／ケーブル・デバイス９２８も結合されている。

これらの要素９０２〜９２８は、当業界で知られている従来からの機能を実行する。具体的には、デバイス９００と、イーサネット（登録商標）、トークン・リング、インターネットなど幅広い範囲の従来のネットワークとの間に通信を実現するためにネットワーク／通信インタフェース９２４が使用されている。インタフェース９２４の回路は、デバイス９００が結合されているネットワークのタイプによって異なることが理解されよう。

大容量記憶装置９２０は、前述の機能を実施するためにデータおよびプログラミング命令を永続的に記憶するために使用されており、システム・メモリ９１４は、プロセッサ９０２によって実行される際に、データおよびプログラミング命令を一時的に記憶するために使用されている。Ｉ／Ｏポート９２６は、デバイス９００に結合できる追加の周辺デバイスの間に通信を実現するために使用される、１つまたは複数のシリアルおよび／またはパラレル通信ポートである。

デバイス９００の様々な構成要素は、再構成可能であることが理解されよう。例えば、キャッシュ９０４は、プロセッサ９０２のオンチップであってもよい。あるいは、キャッシュ９０４とプロセッサ９０２は、「プロセッサ・モジュール」として共にパッケージ化することができる。その場合、プロセッサ９０２は、「プロセッサ・コア」と呼ばれる。さらに、本発明の特定の態様は、前記構成要素のすべてを要求せず、また含まない場合がある。例えば、大容量記憶装置９２０、キーボードとポインティング・デバイス９２２、および／またはネットワーク／通信インタフェース９２４は、デバイス９００に含まれなくてもよい。さらに、標準Ｉ／Ｏバス９０８に結合しているように図示された周辺装置は、高性能Ｉ／Ｏバス９０６に結合してもよく、また、実施態様によっては、単一バスに結合されているデバイス９００の構成要素と共に単一バスだけが存在する場合もある。さらに、追加のプロセッサ、記憶装置、バス、またはメモリなどの追加の構成要素をデバイス９００に含めてもよい。

一実施形態において、本発明は、図９のデバイス９００によって実行される一続きのソフトウェア・ルーチンとして実施される。これらのソフトウェア・ルーチンは、図９のプロセッサ９０２などのハードウェア・システムにおいて、プロセッサによって実行される、複数のまたは一続きの命令を含んでいる。最初、大容量記憶装置９２０などの記憶装置に、一続きの命令が格納される。一続きの命令は、ディスケット、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、ＤＶＤ、レーザ・ディスク、ＲＯＭ、フラッシュ・メモリなどの従来型記憶媒体のどれを使用しても格納できることが理解されよう。一続きの命令は、局所的に格納する必要はなく、ネットワーク上のサーバなどの遠隔記憶装置から、ネットワーク／通信インタフェース９２４を介して受信できることが理解されよう。命令は、大容量記憶装置９２０などの記憶装置からメモリ９１４にコピーされ、次いで、プロセッサ９０２によってアクセスされ、実行される。一実施態様において、これらのソフトウェア・ルーチンは、Ｃ＋＋プログラミング言語で書かれている。しかし、これらのルーチンは、幅広い種類のプログラミング言語のどれでも実施することができる。

別の実施形態において、本発明は、別個のハードウェアまたはファームウェアにおいて実施される。例えば、１つまたは複数の特定用途向けＩＣ（ＡＳＩＣ）に本発明の機能をプログラムすることができる。別の例として、本発明は、図９のハードウェア・システム９００に挿入するための１つまたは複数の追加の回路基板のＡＳＩＣに実装することもできる。

一実施形態において、ハードウェア・システム９００は、システム・メモリ９１４、大容量記憶装置９２０、または番組ガイド・サーバ１７０から、ネットワーク／通信インタフェース９２４を介して、質問表を取り出すための制御回路を含んでいる。プロセッサ９０２またはデジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）のような他の形式のハードウェア・デバイス、あるいは１つまたは複数のＡＳＩＣは、制御回路を備えることができる。質問表は、フィードバック要求に応答して取り出される。前述のように、フィードバック要求は、例えば特定の放送の終了時に自動的に生成することも、または視聴者からの要求によって生成することもできる。質問表は、Ｉ／Ｏポート９２６を介し、テレビジョン／表示装置８０２に表示される視聴者インタフェースを使用して、視聴者１３０に提供することができる。ユーザ・インタフェースは、スピーカ・システム８１６を介して提供することもでき、視聴者入力は、テレビジョン／表示装置８０２のカーソル制御装置、無線Ｉ／Ｏデバイス８３２などのキー・パッド、またはマイクロフォン８１８を介した音声認識から受信することができる。

前記説明から、複数の別の実施形態が可能であることを当業者なら理解するだろう。例えば、番組ガイド・サーバ１７０は、複数の異なる地域または娯楽システムの各々に対する異なるサーバに分散されたアプリケーションであってよい。別の実施形態において、番組ガイド・サーバ１７０は、番組サービス・プロバイダ１６０と結合することもできる。

特定の実施形態において、格付けは、常に一般に利用可能なわけではなく、それは放送のタイプによって異なる。例えば、商業広告に対する格付けは、その広告を放送した番組プロバイダにだけ利用可能である場合がある。さらに、番組プロバイダは、特定の格付けを利用不可能にするよう要求することができる。例えば、格付けが非常に悪い場合、悪い格付けを伴うよりは、格付けを伴わずに番組を放送する方がよい場合がある。

放送に対するフィードバックを収集し、かつ提供する方法および装置に付いて説明した。上記説明から、当業者なら、本発明への多くの変更形態および修正形態を理解し、また、特定の実施形態は、限定することを意図するためではなく、例示のために示され、説明されていることを理解するだろう。したがって、特定の実施形態の詳細を参照することは請求の範囲を限定することを意図するものではない。

Claims (34)

1. 娯楽システムを介して、意識調査を提供するサーバ・システムに通信される視聴者の要求に応答して、前記意識調査をテレビに表示し、前記視聴者が前記意識調査にアクセスするステップと、
   娯楽システムを介して通信された意識調査に対する前記視聴者のフィードバックを、あるサーバ・システムのおいて受信するステップと、
   使用可能なビデオのサーバ・システムから、視聴者に番組ガイドを提供するステップと、
   から構成され、前記ビデオは前記意識調査に応答して前記視聴者によって提供された情報に基づくことを特徴とする方法。
2. 前記視聴者のフィードバックは追加の視聴者特性情報を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記視聴者特性情報は、視聴者の娯楽システムのハードウェア機能を含むことを特徴とする請求項２記載の方法。
4. サーバ・コンピュータ・システムが、ネットワークへのアクセスを要求するステップと、
   第１視聴者からの要求に応答して、前記サーバ・コンピュータ・システムが前記第１視聴者の嗜好を識別する特性情報を受信するステップと、
   広告主のプラットフォーム・コンピュータ・システムがネットワークへのアクセスを要求するステップと、
   前記サーバ・コンピュータ・システムが、前記広告主のプラットフォームコンピュータ・システムに対し前記第１視聴者に関する特性情報にアクセスすることを許可するステップと、
   前記広告主のプラットフォーム・コンピュータ・システムが、前記第１視聴者からの特性情報の一部に基づいて第２視聴者のコンピュータにコンテンツを送信するステップと、
   から構成されることを特徴とする方法。
5. 前記特性情報は前記第１視聴者からの入力に基づいて収集された情報であることを特徴とする請求項４記載の方法。
6. 前記第１視聴者からの視聴者特性情報の提示要求に応答して受信された前記視聴者特性情報は、前記第１視聴者によって要求されたフィードバックを含むことを特徴とする請求項４記載の方法。
7. 前記サーバ・コンピュータ・システムは、前記第１視聴者に対しフィードバックを要求するステップをさらに含み、前記フィードバックには、提供するための、前記第１視聴者からの要求に応答して受信された前記特性情報が含まれることを特徴とする請求項４記載の方法。
8. 前記特性情報は、前記第１視聴者に関する視聴習慣、テレビチャネルの嗜好、訪れたインターネットのウェブサイトのタイプ、提供された格付けのうち少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項４記載の方法。
9. 前記格付けには前記第１視聴者から提供されたフィードバックを含むことを特徴とする請求項４記載の方法。
10. 前記フィードバックには、ある質問表に対する前記第１視聴者からの回答が含まれることを特徴とする請求項４記載の方法。
11. コンピュータに実装される方法であって、この方法は、
    前記アイテムを格付けするために前記潜在的後続視聴者からの要求を受信するステップと、
    潜在的後続視聴者に対しコンピュータから、購入可能なアイテムを含むアイテムの表示を提供するステップと、
    前記潜在的後続視聴者のアイテムの格付けを受信するステップと、
    前記潜在的後続視聴者の格付けの一部に基づいて前記潜在的後続視聴者にいくつかのアイテムを奨めるステップと、
    前記受信した前記潜在的後続視聴者のアイテムの格付けの少なくとも一部に基づいて、複数の潜在的後続視聴者に向けられた前記アイテムに関心を持つ可能性を示すレビューを生成するステップと、
    任意の潜在的後続視聴者に対し、前記アイテムの表示と共に前記アイテムのレビューを提供するステップと、
    から構成されることを特徴とする方法。
12. 前記潜在的後続視聴者から前記アイテムの配信要求を受信するステップと、
    前記潜在的後続視聴者に対し前記要求されたアイテムを配信するための要求を発行するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項１１記載の方法。
13. 前記アイテムは映画、音楽、インターネットアクセス可能なコンテンツのうち、少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１１記載の方法。
14. コンピュータに実装される方法であって、この方法は、
    第１視聴者に表示用のコンピュータのプログラムを提示するステップと、
    前記第１視聴者からの要求に応答して、前記プログラムの格付けを受信し、前記格付けを提供するステップと、
    前記第１視聴者の格付けの一部に基づいて、前記第１視聴者にいくつかのプログラムを提案するステップと、
    いくつかのプログラムを含むプログラムリストを提供するステップと、
    から構成され、
    前記リストの上部には前記第１視聴者がより関心を持ちそうなプログラムが記載されることを特徴とする請求項１１記載の方法。
15. 前記格付けには、肯定的格付けと、非肯定的格付けが含まれることを特徴とする請求項１４記載の方法。
16. 第２視聴者に第２プログラムを提示するステップと、
    前記第２視聴者から前記第２プログラムの格付けを受信するステップと、
    前記プログラムと前記第２プログラムの両格付けの一部に基づいて、前記第２視聴者にいくつかのプログラムを提案するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項１４記載の方法。
17. 前記第１視聴者に第２プログラムを提示するステップと、
    前記第１視聴者から前記第２プログラムの格付けを受信するステップと、
    前記プログラムと前記第２プログラムの両格付けの一部に基づいて、前記第１視聴者にプログラムを提案するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項１４記載の方法。
18. 前記プログラムを提示するステップは、ネットワークを介して前記コンピュータに放送を送信するサーバ（１）と前記コンピュータの記憶媒体に前記放送を送信して前記記憶媒体に前記プログラムを提示させるサーバ（２）のうちの少なくとも１つから前記プログラムを受信するステップを含むことを特徴とする請求項１４記載の方法。
19. コンピュータに実装された方法であって、その方法は、
    第１視聴者の端末が、１つまたは複数のネットワークに接続されたサーバ、或いは前記第１視聴者の端末のメモリにからある１つのプログラムを受信するステップと、
    前記端末が、再生装置からの前記プログラムを表示するステップと、
    前記端末が前記第１視聴者から要求を受信して、前記プログラムの格付けを提供するステップと、
    前記端末が前記第１視聴者からの要求に応答して前記プログラムの格付けを送信し、前記格付けを提供するステップと、
    前記端末が、前記提供された格付けの一部に基づくプログラムの提案リストを前記第１視聴者に向けて表示するステップと、
    から構成されることを特徴とする方法。
20. 前記格付けには、肯定的格付けと、非肯定的格付けが含まれることを特徴とする請求項１９記載の方法。
21. 前記端末が第２プログラムを受信するステップと、
    前記端末が前記第１視聴者からの前記第２プログラムの格付けを送信するステップと、
    をさらに有し、
    前記プログラム提案リストは、前記プログラムと前記第２のプログラムの格付けに一部基づいていることを特徴とする請求項１９記載の方法。
22. 前記端末が、前記第１視聴者にとって最も関心がありそうなプログラムを前記提案リストの一番上に表示しているいくつかのプログラムリストを表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１９記載の方法。
23. コンピュータに実装された方法であって、その方法は、
    第１コンピュータから個人に関する情報を受信するステップと、
    前記第１コンピュータの表示装置にお奨めコンテンツリストを提供するステップと、
    視認可能な前記お奨めコンテンツを前記個人に関する情報に関連付けるステップと、
    第１視聴者からの要求に応答して前記視認可能なお奨めコンテンツに対するフィードバックを受信し、フィードバックを提供するステップと、
    前記関連付けられた視認可能なコンテンツの一部に基づき、第２のお奨めコンテンツリストを表示装置に提供するステップと、
    から成ることを特徴とする方法。
24. 前記個人に関する情報は個人を識別する情報を含むことを特徴とする請求項２３記載の方法。
25. フィードバックを提供するため、第１視聴者からの要求に応答して前記視認可能なお奨めコンテンツに対するフィードバックは、前記第１視聴者が視聴するコンテンツを選択することを含むことを特徴とする請求項２３記載の方法。
26. 前記視認可能なお奨めコンテンツと前記フィードバックの一部に基づいて、購入可能なコンテンツを奨めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項２３記載の方法。
27. コンピュータに実装された方法であって、その方法は、
    第１視聴者のコンピュータにビデオを提供し、前記第１視聴者に表示するステップと、
    前記第１視聴者の要求に応答して前記ビデオの格付け情報を受信し、格付け情報を提供するステップと、
    前記受信した格付け情報の少なくとも一部に基づいて前記ビデオの総合的な格付けを生成するステップと、
    第２視聴者のコンピュータに前記ビデオを提示するステップと、
    前記第２視聴者のコンピュータに前記ビデオの総合的な格付けを提供するステップと、
    から成ることを特徴とする方法。
28. 前記総合的な格付けは複数の視聴者からの格付けの平均的格付けであることを特徴とする請求項２７記載の方法。
29. 前記第１視聴者からの格付け情報の一部に基づき前記第１視聴者にいくつかのビデオを奨めるステップをさらに含むことを特徴とする請求項２７記載の方法。
30. コンピュータからのビデオを第１視聴者に提示して、前記第１視聴者に表示するステップは、サーバ・コンピュータからプログラムを提示するステップを含むことを特徴とする請求項２７記載の方法。
31. 歌配信システムが、第１視聴者のコンピュータからの要求に応答し、ある歌に対するフィードバックを受信し、そのフィードバックを提供するステップと、
    前記歌配信システムが、前記第１視聴者からの前記フィードバックの一部に基づき、前記第１視聴者のコンピュータに奨めるいくつかの歌を決定するステップと、
    前記歌配信システムが前記第１視聴者のコンピュータに奨める音楽を識別して、１つのリストに表示するステップと、
    から成ることを特徴とする方法。
32. 前記フィードバックは歌の選択を含むことを特徴とする請求項３１記載の方法。
33. 前記歌配信システムが前記第１視聴者のコンピュータの前記リストから選択されたある歌についての要求を受信するステップと、
    前記歌配信システムが前記第１視聴者のコンピュータに前記要求された歌を送信するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項３１記載の方法。
34. 前記お奨めの歌は、前記第１視聴者以外の少なくとも一人の視聴者からのフィードバックの一部に基づいていることを特徴とする請求項３１記載の方法。

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